JPH0728762U - 防滴用樋を設けたサイドミラー - Google Patents
防滴用樋を設けたサイドミラーInfo
- Publication number
- JPH0728762U JPH0728762U JP6699493U JP6699493U JPH0728762U JP H0728762 U JPH0728762 U JP H0728762U JP 6699493 U JP6699493 U JP 6699493U JP 6699493 U JP6699493 U JP 6699493U JP H0728762 U JPH0728762 U JP H0728762U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- water droplets
- mirror
- mirror surface
- view
- Prior art date
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- Pending
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 自動車が雨中に走行する場合サイドミラーの
鏡面に水滴が付着して視野が見えにくくなるのを防ぎ、
良好な視野を保ち安全運転を可能にする。 【構成】 サイドミラーに空気取り入れ口１を設け、自
動車の走行による風圧により空気を鏡面３に吹き付け、
空気に混入した水滴を水滴受樋２にて分離する機構を有
するサイドミラー。
鏡面に水滴が付着して視野が見えにくくなるのを防ぎ、
良好な視野を保ち安全運転を可能にする。 【構成】 サイドミラーに空気取り入れ口１を設け、自
動車の走行による風圧により空気を鏡面３に吹き付け、
空気に混入した水滴を水滴受樋２にて分離する機構を有
するサイドミラー。
Description
【０００１】
本考案は自動車が雨中に走行する場合サイドミラーに水滴が吹き込み、水滴が 付着して視野が見えにくくなるのを防ぎ、良好な視野を保ち安全運転を可能にす るとに関するものである。
【０００２】
自動車の雨中走行は水滴の付着により視野が悪く危険の多いものである。 正面ウィンドガラスはワイパーにより視野が確保されているが、サイドミラーは 適切な除去方法が無く、有効な防滴対策が無い状態である。
【０００３】
従来の自動車用サイドミラーは降雨中に走行する場合降雨による水滴が巻き込 み鏡面に付着して視野が見えなくなっています。 ウインドワイパーの小型のものを取付けたり、風の取り入れ口を設けて水滴を吹 き飛ばす方法や、超音波電動で降り落す方法等が考えられているが、経済的な面 効率の面から広く一般に使用されていない現状である。
【０００４】 本考案は自動車の走行による風圧を利用してサイドミラーの鏡面に空気を吹き 付け水滴を除去するが、空気取り入れ口より空気と雨滴が同時に吹き込まれるた め水滴と空気を分離して空気のみを鏡面に吹き付け、水滴を除去することにある 。
【０００５】
上記の目的を達成するために本考案はミラーの表面に走行中に受ける風圧を水 滴と空気に分離して空気のみを吹き付け、ミラー面の水滴を除去のため空気の吹 き付け口近くの上下又は左右に一対の水滴受け樋を設けることにある。
【０００６】 上記空気の取り入れ口にはジェツトエンジンの吸入口の様に常時開けておくか 、空気抵抗を考え降雨中でない時には閉鎖してもよい。 開閉する場合手動式、電磁式、モーターによる電動式等が用いられる。
【０００７】
上記の様に構成された防滴機構を設けたサイドミラーは降雨中に走行する場合 、走行により空気取り入れ口に空気と雨滴が同時に混入し、空気は開口部分が狭 くなるため風圧、風流が速くなり、ノズル部分から鏡の表面に吹き付けられて、 表面に付着している水滴やゴミ等を吹き飛ばす。 空気と同時に侵入した水滴は自重の慣性により上下の壁面に付着し壁面を這って 水滴の受樋にたまり、樋を通じて排出される。
【０００８】 実施例について図面を参照して説明すると図６は本考案のサイドミラーの 断面図を示す。 空気取り入れ口１より侵入した風雨はＡ方向からＢ方向に流れて空気は鏡面３に 向けて矢印Ｃの通り吹き付ける。一方水滴は受樋２を通って矢印Ｄ方向に排出さ れる。 図３は空気取り入れ口に開閉カバー４を取り付けた状態を示す斜視図であり、図 ４は取り入れ口を閉鎖した状態を示し、図５は取り入れ口を開いた状態を示す斜 視図である。 走行中は空気抵抗を少なくするため、第４図の様に空気取り入れ口を閉鎖し、降 雨中は第５図の様に開ける
【０００９】
本考案は上述の通り構成されているので次の記載する効果を有する。 自動車の走行中に特別な動力を必要とせずに風圧を利用し風雨を取り入れ口より 取り入れる。空気の通過部分を吹き付け口に向かって細くし風速を上げ、吹き付 け口より鏡面へ空気のみを吹き付ける。空気中に混入した水滴は慣性に従って内 壁へ突き当たり壁を伝わって樋の中に入り両サイドに排出されるから鏡面は空気 のみを吹き付けることになる。従って鏡面に付着している水滴は吹き飛ばされ、 水滴が侵入してこないから雨中走行にも鏡面は良好な視野を確保することが出来 る。
【図１】一般のサイドミラーの斜視図である。
【図２】考案のサイドミラーの空気の流れを示す斜視図
である。
である。
【図３】空気取り入れ口の開閉可能なサイドミラーの斜
視図である。
視図である。
【図４】図３の空気取り入れ口を閉じた斜視図である。
【図５】図３の空気取り入れ口を開いた斜視図である。
【図６】本考案の空気の流れを示す断面図である。
【図７】空気取り入れ口を閉じた図
【図８】空気取り入れ口を開けた図
Ａ、Ｂ、Ｃ空気の流れ １ 空気取り入れ口 ２ 水滴受樋 ３ 鏡面 ４ 開閉カバー
Claims (1)
- 【請求項１】 サイドミラーの一方に空気取り入れ口を
設け、自動車の走行による風圧により空気を鏡面に吹き
付けるが、空気に混入した水滴を分離する１段又は数段
の水滴受樋を空気の通路に設け、空気のみ鏡面に吹き付
ける機構を有するサイドミラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6699493U JPH0728762U (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 防滴用樋を設けたサイドミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6699493U JPH0728762U (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 防滴用樋を設けたサイドミラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728762U true JPH0728762U (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=13332075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6699493U Pending JPH0728762U (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 防滴用樋を設けたサイドミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728762U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013184695A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Norimasa Sasaki | ドアミラー |
| JP2015071349A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 典政 佐々木 | ドアミラー |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP6699493U patent/JPH0728762U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013184695A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Norimasa Sasaki | ドアミラー |
| JP2015071349A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 典政 佐々木 | ドアミラー |
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