JPH074990Y2 - 車両のサイドプロテクタモール製造 - Google Patents

車両のサイドプロテクタモール製造

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JPH074990Y2
JPH074990Y2 JP13241887U JP13241887U JPH074990Y2 JP H074990 Y2 JPH074990 Y2 JP H074990Y2 JP 13241887 U JP13241887 U JP 13241887U JP 13241887 U JP13241887 U JP 13241887U JP H074990 Y2 JPH074990 Y2 JP H074990Y2
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JP
Japan
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molding
side protector
lip
protector molding
water
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JP13241887U
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博 木村
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の側面に前後方向に沿って取り付けられ
るサイドプロテクタモールの構造に関する。
(従来の技術) 車両の側面には、第5図に示すように、ドア1,2が回動
自在に取り付けられている。そして、車両によってはこ
れらドア1,2や車体3の側面に、これらの損傷保護や装
飾等の目的でサイドプロテクタモール4を前後に亙って
取り付けたものがある。これらモール4の構造は同じで
あるから、前方のドア1に取り付けられるモール4につ
いて第6図および第7図を参照しながら説明する。
すなわち、上記ドア1におけるアウタパネル1aの外側面
には、前後全長に亙りモール用凹溝5が形成されてお
り、この凹溝5には図示しない係止孔が例えば前後方向
3か所に等間隔に設けられている。一方、上記サイドプ
ロテクタモール4はステンレス等から断面形状がコ字状
に形成されており、その上縁および下縁内側には凹状フ
ランジ部6,7が全長に亙って設けられている。また、こ
のモール4の内側には、上記凹溝5の係止孔と対向して
例えば3つの係止体8が取り付けられている。この係止
体8は、その上下端を上記上下のフランジ部6,7の内側
に係合し、かつその背面とモール4の内面との間に接着
剤を塗布し、さらに上下のフランジ部6,7の4か所を第
7図に示すようにかしめてモール4に固定される。ま
た、この係止体8には係止クリップ9が設けられてお
り、したがって上記各係止孔に各クリップ9を嵌め込ん
で係合することにより、上記モール4はドア1の凹溝5
に固定される。
ところで、上記モール4の上端および下端には、ゴム等
の弾力性を有する材料からなるウェザストリップ10,11
が全長に亙って取り付けられている。したがって、降雨
時や洗車の際にドア1の外側面に沿って流れ落ちる水w
は、上記上端のウェザストリップ10によってモール4の
内側に入るのを防止される。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記上下端のウェザストリップ10,11は
ドア1のアウタパネル1aに圧接させているにすぎないた
め、完全な防水構造ではない。また、これらウェザスト
リップ10,11が経時変形し、上記アウタパネル1aとの間
に隙間ができる。したがって、雨が長時間降った時や豪
雨時などは、水wが上端のウェザストリップ10とドア1
との間隙を通ってサイドプロテクタモール4の内側に浸
入し、ついで下縁の凹状フランジ部7における上面開口
部7aからこのフランジ部7内に流下してここに溜る。こ
のように、フランジ部7内に水wが溜った状態でドア1
を開閉したり、車両を発進,制動させると、上記水wが
溢れて下端のウェザストリップ11から流出することがあ
り、特に洗車後においては汚れた水wがドア1に沿って
流れ落ち、ドア1を汚すという問題があった。
また、冬場においては上記フランジ部7内の水wが凍結
することがあり、このように水wが凍結するとフランジ
部7の内側で膨張し、これによって係止クリップ9が係
止孔から外れ、ひいてはモール4全体が脱落する虞れが
あった。
さらに、モール4が金属製の場合には発錆を生じさせる
欠点もある。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、サイドプロテクタモールにおける下縁
の凹状フランジ部内に水が入るのを防止できる車両のサ
イドプロテクタモール構造を提供することにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、サイドプロテクタモールの内面に、凹状フラ
ンジ部の上面開口部を覆ってサイドプロテクタモールの
内側に浸入する水をサイドプロテクタモール外に導くリ
ップを全長に亙って設けたことを特徴とする。
(作用) このような構成によれば、ドアの外側面を伝わってサイ
ドプロテクタモールの内側に浸入した水は、リップに誘
導されてサイドプロテクタモール外に排出される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図にもとづ
き説明するに、基本的構成は第5図ないし第7図に示し
た従来例と同様であるので説明を省略する。
図において、サイドプロテクタモール4の内面には、塩
化ビニル樹脂よりなるリップ21が接着剤等によってモー
ル4の全長に亙り突出して取り付けられている。このリ
ップ21は、モール4の下縁に設けられた凹状フランジ部
7の上面開口部7aを覆っており、リップ21の先端部21a
は上記フランジ部7の先端部7bに重合されている。した
がって、リップ21は凹溝5に向って下り勾配に傾斜して
いる。
また、上記リップ21には、ドア1に設けられた係止孔と
対向して前後方向3か所に凹状切欠部22が設けられてい
る。一方、係止体8には、上記切欠部22と係合する開口
23が設けられている。なお、上記リップ21の切欠部22に
は、係止体8の下端係合部8aと重合する重合部21bが設
けられている。したがって係止体8は、その開口23をリ
ップ21の切欠部22に係合して取り付けることにより、モ
ール4に対し前後方向に位置決めされる。
このような構成によれば、第1図に示すように、ドア1
の外側面に付着した水wが上端のウェザストリップ10を
通ってモール4の内側に浸入しても、この水wはモール
4の内面に設けられたリップ21に誘導され、さらに傾斜
に沿ってモール4の下端に流下する。ついでこの水w
は、下端のウェザストリップ11を通ってモール4の外部
へ排出される。また、第4図に示すように、係止体8の
背面側を流れ落ちる水wは、リップ21の重合部21bに案
内され、係止体8の開口23を通ってモール4の下端に流
下する。
したがって、モール4における下縁の凹状フランジ部7
内に水wが溜ることを防止できるので、発錆を防げるの
は勿論のこと、ドア1の開閉時や車両の発進,制動の際
にモール4の下端から水wが溢れ出すことを防止でき
る。また、冬場における上記凹状フランジ部7内に溜っ
た水wの凍結による係止クリップ9の外れ、ひいてはモ
ール4全体の脱落を防止することができる。
加えて、係止体8をモール4に対して前後方向に位置決
めすることができるから、モール4をドア1に対して前
後方向所定の位置に容易かつ確実に位置決め固定するこ
とができる。また、係止体8を前後方向に位置決めしな
がらモール4へ取り付ける作業を必要としないので、作
業性を向上することができる。
なお、本考案は上記一実施例に限定されず、例えばサイ
ドプロテクタモールは樹脂製であってもよい。この場
合、押出し成形によりサイドプロテクタモールとリップ
とを一体に成形することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、サイドプロテクタ
モールの内面に、このモールの下縁内側に形成された凹
状フランジ部の上面開口部を覆うリップを設け、上記モ
ールの内側に浸入する水を上記リップによってモールの
外部に排出する構成としたので、上記フランジ部に水が
溜るのが防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示し、第1図
は要部の縦断側面図、第2図はサイドプロテクタモール
を内側から見た斜視図、第3図は第2図中III−III線に
沿う縦断側面図、第4図は第2図中IV−IV線に沿う縦断
側面図である。第5図ないし第7図は従来例を示し、第
5図は自動車の側面図、第6図は要部の縦断側面図、第
7図はサイドプロテクタモールを内側から見た斜視図で
ある。 4…サイドプロテクタモール、7…凹状フランジ部、7a
…上面開口部、8…係止体、21…リップ、22…切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の側面に前後方向に沿って取り付けら
    れたサイドプロテクタモールと、このサイドプロテクタ
    モールの下縁内側に全長に亙って形成された凹状フラン
    ジ部と、上記サイドプロテクタモールの内面に全長に亙
    って設けられ、上記凹状フランジ部の上面開口部を覆っ
    てサイドプロテクタモールの内側に浸入する水をサイド
    プロテクタモール外に導くリップと、このリップに設け
    られ、上記サイドプロテクタモールを上記車両に固定す
    る係止体に係合してこの係止体を位置決めする切欠部と
    を具備したことを特徴とする車両のサイドプロテクタモ
    ール構造。
JP13241887U 1987-08-31 1987-08-31 車両のサイドプロテクタモール製造 Expired - Lifetime JPH074990Y2 (ja)

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JPS6436253U JPS6436253U (ja) 1989-03-06
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