JPS6119924Y2 - - Google Patents

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JPS6119924Y2
JPS6119924Y2 JP11546080U JP11546080U JPS6119924Y2 JP S6119924 Y2 JPS6119924 Y2 JP S6119924Y2 JP 11546080 U JP11546080 U JP 11546080U JP 11546080 U JP11546080 U JP 11546080U JP S6119924 Y2 JPS6119924 Y2 JP S6119924Y2
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JP
Japan
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side window
window glass
molding
seal rubber
channel
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JP11546080U
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JPS5737611U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車に関し、特にハツチバツチ型
或はバン型自動車において、ルーフのドリツプチ
ヤンネル後端から落下した雨水を車体後部にはめ
殺しに設けられたサイドウインドウのガラスの外
側を通して下方に導くようにした自動車の水排出
構造に関する。
従来、例えばNISSANサービス周報昭和54年1
月第375号(S−29)サニーE−WHB310型車の
紹介P44頁に示されるもの、あるいは第1〜3図
に示すようにバン型自動車Aにおいては、ルーフ
1の両サイドにドリツプチヤンネル2が設けら
れ、これには装飾用のドリツプモール4が取付け
られている。
また、サイドウインドウガラス(もしくはクオ
ーターウインドウガラス)3の周囲には、モール
デイング5が嵌められ、且つ同サイドウインドウ
ガラスの車体後方寄り端縁3aの内側にはウエザ
ーストリツプ6が密着している。
ウエザーストリツプ6は、リヤフエンダー7と
リヤピラーインナー8からなるボツクス構造の下
端接合部に嵌められている。
また、サイドウインドウガラス3の車体後方寄
り端縁3aの外側には、これを被覆する装飾用の
フイニツシヤ9が設けられている。フイニツシヤ
9は、タッピングスクリユー等(図示せず)によ
り数個所で車体に固定される。
前記ループのドリツプチヤンネル2から落下し
た雨水Rは、このフイニツシヤ9を越えてサイド
ウインドウガラス3に達する。なお、バツクドア
10の側縁はフイニツシヤ9と近接する。また、
Lはリヤコンビランプ、Bはバンパである。
しかし、このような従来の排水構造では特定の
水路がなく、サイドウインドウガラス3上を雨水
が大量に流れるので外観品質が悪く、またサイド
ウインドウガラス3とウエザーストリツプ6との
間で水洩れが発生し、車室内に水が浸入する原因
ともなつている。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、ルーフのドリツプチヤンネルか
らサイドウインドウガラスの外側を通して雨水を
導くことができる新たな雨水路を提供することを
目的とする。
以下、第4図〜第8図に示す実施例により本考
案を詳細に説明する。
第4〜7図は本考案によるドリツプチヤンネル
の一実施例を示し、サイドウインドウガラス3の
周囲には従来と同様モールデイング5が嵌めら
れ、同サイドウインドウガラスの車体後方寄り端
縁3aの内側には、やはり従来と同様ウエザース
トリツプ6が密着している。
このようなサイドウインドウガラスの取付構造
において、本考案によると、サイドウインドウガ
ラスの端縁3a上に位置するモールデイング5と
車体との間に、両者の間隙を塞ぐ弾性シール部材
としてのシールラバー11が取付けられる。
シールラバー11は、モールデイング5のみ或
いは車体(たとえばリヤフエンダ7)のみで保持
してもよいが、この実施例ではモールデイング5
の先端をシールラバーと嵌合させると同時に、グ
ロメツト12を具えたタツピングスクリユー13
により同シールラバーをリヤフエンダ7に固定
し、両方で保持するようにしている。
また、モールデイング5とシールラバー11と
で、水路となる凹溝14を形成するように、モー
ルデイング5のシールラバーと接触する部分には
凹部5aを形成している。
ルーフのドリツプチヤンネル2後端から落下さ
れた雨水は、第5図で示されるシールラバー11
の一部切欠11aより落下し、凹溝14に入り、
第6図で示されるようなシールラバー11で形成
される閉塞状態の通路内を通つて、サイドウイン
ドウガラス3の端縁3aに沿いつつ同サイドウイ
ンドウガラスの下端まで導かれる。
また、シールラバー11は凹溝14の開口部を
被覆して外観を良くすること、および雨水の閉塞
通路とするために、その延長部11bがモールデ
イング5の隆起部に接している。
ここで、第5図断面で示される雨水路となる凹
溝14の車両前方側は、雨水の逆流を防ぐ閉止部
材で塞ぐようにしてもよく、或いはサイドウイン
ドウガラス3の車両前方側の端部から流出できる
ようにしてもよい。
さらにシールラバー11は、バツクドア10の
側縁とモールデイング5間の間隙を塞ぎ、車体の
風切り音の発生を防止する役目もする。
次に第8図は本考案の他の実施例で、シールラ
バー11をモールデイング5のみで保持すると共
に、シールラバー11の延長部11bにより雨水
路15を形成したものである。この例によると、
サイドウインドウガラス3の隙間からの水洩れが
より厳重に防止される。
以上の説明から明らかなように、本考案による
とサイドウインドウガラス用のモールデイングと
弾性シール部材とにより、ルーフのドリツプチヤ
ンネルから落下した雨水をサイドウインドウガラ
スの外側を通してその下端まで導く水路を形成す
るようにしたので、雨水がルーフからサイドウイ
ンドウガラス上に直接落下することがなく、外観
品質が向上すると共に、水洩れ等のおそれが充分
に回避され、さらにバツクドアと、モールデイン
グとの間で生じる風切音の発生を防止する効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の雨水排除構造を持つたバン型
自動車の後部の概略側面図、第2図は第1図の
−線に沿う拡大断面図、第3図は、第1図のバ
ン型車を斜め後方から見て一部を破断した概略斜
視図、第4図は、本考案によるドリツプチヤンネ
ルを設けたバン型自動車のサイドウインドウガラ
ス周辺の要部立面図、第5図は第4図の−線
に沿う拡大断面図、第6図は、第4図の−線
に沿う拡大断面図、第7図は、第4図の−線
に沿う拡大断面図、第8図は本考案の他の実施例
に係る第6図と同部位の断面図である。 1……ルーフ、2……ルーフのドリツプチヤン
ネル、3……サイドウインドウガラス、5……モ
ールデイング、6……ウエザーストリツプ、10
……バツクドア、11……シールラバー(弾性シ
ール部材)、14,15……凹溝(水路)、R……
雨水。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車における車体後部にはめ殺しに設けられ
    たサイドウインドウガラスの車体後方寄り端縁に
    嵌めたモールデイングと車体との間に、弾性を有
    するシール部材を取付け、これらモールデイング
    とシール部材とで、ルーフのドリツプチヤンネル
    の後端から落下した雨水をサイドウインドウの後
    部下端まで導く水路を形成したことを特徴とする
    自動車の水排出構造。
JP11546080U 1980-08-14 1980-08-14 Expired JPS6119924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11546080U JPS6119924Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11546080U JPS6119924Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5737611U JPS5737611U (ja) 1982-02-27
JPS6119924Y2 true JPS6119924Y2 (ja) 1986-06-16

Family

ID=29476383

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JP11546080U Expired JPS6119924Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14

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JPS5737611U (ja) 1982-02-27

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