JPH075839U - 照明ユニット付サンバイザ - Google Patents

照明ユニット付サンバイザ

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JPH075839U
JPH075839U JP035993U JP3599393U JPH075839U JP H075839 U JPH075839 U JP H075839U JP 035993 U JP035993 U JP 035993U JP 3599393 U JP3599393 U JP 3599393U JP H075839 U JPH075839 U JP H075839U
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JP
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printed wiring
wiring board
sun visor
lighting unit
unit
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Application number
JP035993U
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English (en)
Inventor
博昭 森
Original Assignee
河西工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント配線基板を備えた照明ユニットを装
備した照明ユニット付サンバイザにおいて、プリント配
線基板取付時のガタ吸収を簡単かつ廉価に行なうことを
目的とする。 【構成】 プリント配線基板60に弾性突起64を一体
に設け、この弾性突起64を化粧用ミラー52の裏面に
弾接するようにプリント配線基板60をユニットベース
51裏面に固着することにより、従来の緩衝パッドを廃
止して、プリント配線基板60のガタ吸収を弾性突起6
4により行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、照明ユニットを装備した照明ユニット付サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、車両用サンバイザに化粧用ミラー等を付設し、商品価値を高めたミラー 付サンバイザが一部採用されており、特に、高級車種に多用される傾向にある。 図7は、化粧用ミラーの夜間使用時、この化粧用ミラーを照光する照明具を付 設したサンバイザを示すもので、サンバイザ本体1は、回動用シャフト2を介し て車体側に回動自在に支承されており、このサンバイザ本体1の表面側に化粧用 ミラー3ならびに照明具4を備えた照明ユニット5が装着されている。
【0003】 上記サンバイザ本体1は、半割りシェル状の樹脂芯材同士を接合して構成され ており、図8に示すように、一方側の分割芯材1aに照明ユニット5がビス止め 固定されているとともに、照明ランプ4の配線構造は、プリント配線基板6が照 明ユニット5の裏面側に固定されており、回動用シャフト2内を挿通したハーネ ス7が、プリント配線基板6の端子6aに固着されており、プリント配線基板6 の印刷配線6bにより、照明用ランプ4に電流を供給するという構成である。
【0004】 さらに、プリント配線基板6と化粧用ミラー3との間に寸法誤差,取付誤差を 吸収する若干のクリアランスが設定されているため、走行中の振動等により化粧 用ミラー3とプリント配線基板6との間でガタツキ音等の低級音が発生しないよ うに、両者間にポリウレタンフォームシート等の緩衝パッド8が介挿されている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の照明ユニット付サンバイザは、照明用ランプ4の配線構造 として、プリント配線基板6を使用するとともに、プリント配線基板6と化粧用 ミラー3との間に緩衝パッド8を介挿するという構成であり、部品点数が増大す るとともに、緩衝パッド8を化粧用ミラー4裏面に貼着する構成も必要となり、 部品点数,加工工数が増えるため、コストアップを招来するという問題点が指摘 されている。
【0006】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、プリント配線基板を設 置した照明ユニットを備えた照明ユニット付サンバイザにおいて、従来の緩衝パ ッドを廃止しても、化粧用ミラーとプリント配線基板との間に生じる低級音の発 生がなく、構成を簡素化し、加工コストを引き下げるようにした照明ユニット付 サンバイザを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、車両の天井側に回動自在に支承される サンバイザ本体と、このサンバイザ本体に装着される照明ユニットとからなる照 明ユニット付サンバイザにおいて、前記照明ユニットは、ユニットベースの表面 中央部に化粧用ミラーが設置され、その両側に照明用ランプ,照光用レンズを装 備するとともに、ユニットベース裏面にプリント配線基板が装着され、上記プリ ント配線基板に一体形成した弾性突起を化粧用ミラー裏面に弾接させたことを特 徴とする。
【0008】
【作用】
以上の構成から明らかなように、プリント配線基板の表面側に一体に設けた弾 性突起により、化粧用ミラー裏面とプリント配線基板とは弾接状態であるため、 走行中の振動等により両者間にガタツキ音等の低級音が発生することがない。
【0009】 また、プリント配線基板,照明ユニットの寸法誤差,取付誤差により化粧用ミ ラーとプリント配線基板との間のクリアランスが変動しても、弾性突起の弾性変 形により、このクリアランスの差異を有効に吸収することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案による照明ユニット付サンバイザにおける実施例について、添付 図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】 図1は本考案による照明ユニット付サンバイザを示す斜視図、図2は本考案に よる照明ユニット付サンバイザにおける照明ユニットの構成を示す説明図、図3 は照明ユニットにプリント配線基板を取付ける状態を示す説明図、図4ないし図 6はプリント配線基板の別実施例を示す各要部断面図である。
【0012】 図1において、本考案による照明ユニット付サンバイザ10は、日除け機能を もつサンバイザ本体20と、このサンバイザ本体20に装着される照明ユニット 50とから大略構成されている。
【0013】 さらに詳しくは、図2に示すように、サンバイザ本体20は、樹脂成形体から なるシェル状の分割芯材30,40を接合してなり、各分割芯材30,40は、 その表面側をクロス等の表皮材31,41により被覆してなり、さらに、各分割 芯材30,40の内面に対応して形成された係止片32,42を係合することに より、軽量でかつ剛性の優れたサンバイザ本体20が形成される。
【0014】 そして、このサンバイザ本体20は、回動用シャフト21に回動自在に支承さ れており、サンバイザ本体20の一部を構成する分割芯材30の内面側に照明ユ ニット50が、図2に示すように固定されている。
【0015】 上記照明ユニット50は、樹脂成形体からなるユニットベース51の表面中央 部に化粧用ミラー52が設置されているとともに、その両側に照明用ランプ53 ,照光用レンズ54が配設され、化粧用ミラー52および照光用レンズ54を覆 うように、開閉リッド体55が開閉可能に設けられている。
【0016】 この照明用ユニット50を分割芯材30に固定するには、ユニットベース51 の周囲4辺に固定用ボス部56が一体に設けられており、分割芯材30に対応し て形成されているボス33を固定用ボス部56内に嵌合してビス34をねじ込む ことにより、照明ユニット50がサンバイザ本体20の分割芯材30の内面側に 堅固に固定されている。
【0017】 ところで、本考案の特徴は、照明ユニット50の照明用ランプ53に電流を供 給するプリント配線基板60の構成に特徴がある。
【0018】 すなわち、図3に示すように、プリント配線基板60は、端子61a〜61e がハンダ付け等により形成されているとともに、各端子61a〜61e間が印刷 配線62により接続されているとともに、照明ユニット50に取付けるための取 付孔63が左右それぞれ4箇所に開設されており、また、化粧用ミラー52の裏 面に弾接する弾性突起64が上下各2箇所ずつに一体形成されている。
【0019】 したがって、このプリント配線基板60を照明ユニット50の裏面側に固着す るには、プリント配線基板60の取付孔63内にユニットベース51裏面に設け た基板取付用ボス部57を挿入して、基板取付用ボス部57の先端を熱カシメ固 定することにより、プリント配線基板60がユニットベース51裏面に堅固に固 定されるとともに、プリント配線基板60の一面側に形成した弾性突起64が化 粧用ミラー52の裏面に弾接するという構成である。
【0020】 したがって、走行中の振動等があっても、プリント配線基板60は、ユニット ベース51の裏面に弾性突起64を介して弾接固定されているため、ガタツキ音 等の低級音が発生することがない。
【0021】 また、従来のように別途緩衝パッド等を設定する必要がなく、部品点数の低減 ,加工コストの削減等から、コストダウンも期待できる。
【0022】 図4ないし図6は、プリント配線基板60に一体形成する弾性突起64の変形 例を示すもので、図4に示すように、ストレート形状に設定してもよく、また、 図5に示すように、略半円形状に設定してもよい。
【0023】 さらに、図6に示すように、弾性突起64の先端に不織布テープ65を貼着す れば、低級音の防止により一層効果がある。
【0024】 このように、図4ないし図6に示すように、弾性突起64の形状を相違させて 弾性吸収力をより向上させる構成とするか、不織布テープ65を貼着して、緩衝 性をより向上させる等のバリエーションを適宜付加してもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による照明ユニット付サンバイザは、プリント配線 基板に弾性突起を一体形成することにより、従来の緩衝パッドを廃止しても、化 粧用ミラーとプリント配線基板との間にガタツキ音等の低級音が発生することが ないため、部品点数の削減,取付工数の低減を図ることができ、大幅なコストダ ウンを招来することができるという効果を有する。
【0026】 さらに、プリント配線基板に一体形成される弾性突起により、化粧用ミラー裏 面とプリント配線基板との間のクリアランスの誤差を吸収することができるため 、従来のように緩衝パッドの厚み設定に考慮を払う必要がなく、照明ユニットな らびにプリント配線基板の寸法誤差,取付誤差等を弾性突起により有効に吸収す ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による照明ユニット付サンバイザを示す
外観図。
【図2】図1に示す照明ユニット付サンバイザにおける
照明ユニットの内部構成を示す分解斜視図。
【図3】図1に示す照明ユニット付サンバイザにおける
プリント配線基板の取付構造を示す説明図。
【図4】本考案による照明ユニット付サンバイザにおけ
るプリント配線基板の変形例を示す要部断面図。
【図5】本考案による照明ユニット付サンバイザにおけ
るプリント配線基板の変形例を示す要部断面図。
【図6】本考案による照明ユニット付サンバイザにおけ
るプリント配線基板の変形例を示す要部断面図。
【図7】従来の照明ユニット付サンバイザを示す外観
図。
【図8】従来の照明ユニット付サンバイザにおける照明
ユニットの構成を示す説明図。
【符号の説明】
10 照明ユニット付サンバイザ 20 サンバイザ本体 30,40 分割芯材 21 回動用シャフト 50 照明ユニット 51 ユニットベース 52 化粧用ミラー 53 照明用ランプ 54 照光用レンズ 57 基板取付用ボス部 60 プリント配線基板 64 弾性突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の天井側に回動自在に支承されるサ
    ンバイザ本体(20)と、このサンバイザ本体(20)
    に装着される照明ユニット(50)とからなる照明ユニ
    ット付サンバイザにおいて、 前記照明ユニット(50)は、ユニットベース(51)
    の表面中央部に化粧用ミラー(52)が設置され、その
    両側に照明用ランプ(53),照光用レンズ(54)を
    装備するとともに、ユニットベース(51)裏面にプリ
    ント配線基板(60)が装着され、上記プリント配線基
    板(60)に一体形成した弾性突起(64)を化粧用ミ
    ラー(52)裏面に弾接させたことを特徴とする照明ユ
    ニット付サンバイザ。
JP035993U 1993-06-30 1993-06-30 照明ユニット付サンバイザ Withdrawn JPH075839U (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 19980729