JP2534085Y2 - ドアインサイドハンドルの取付構造 - Google Patents

ドアインサイドハンドルの取付構造

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JP2534085Y2
JP2534085Y2 JP1991032190U JP3219091U JP2534085Y2 JP 2534085 Y2 JP2534085 Y2 JP 2534085Y2 JP 1991032190 U JP1991032190 U JP 1991032190U JP 3219091 U JP3219091 U JP 3219091U JP 2534085 Y2 JP2534085 Y2 JP 2534085Y2
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JP
Japan
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door
handle
bezel
trim
pin
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JP1991032190U
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計夫 二村
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は,自動車における,ロッ
ク解除用のドアインサイドハンドルの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】自動車のドアには,ドアロックを解除する
ためのドアインサイドハンドルが設けてある。即ち,図
4に示すごとく,ドアの一部を構成する車室側のドアト
リム8と,ドアインナパネル85との間には,ドアイン
サイドハンドルの本体が配設されている(図示略,図1
参照)。そして,該ドアインサイドハンドルの取手部8
61は,ドアトリム8の取付穴81を貫通して,ドアト
リム8における車室側のベゼル9の凹部93に配置され
ている。
【0003】換言すれば,取手部861の基体部は,ベ
ゼル9の挿通穴92,ドアトリム8の取付穴81を経
て,ドアトリム8とドアインナパネル85との間に設け
たハンドルベース(図示略,図1参照)に,回動可能に
連結されている。該ハンドルベースはドアインナパネル
に固定されている。ところで,ベゼル9はハンドルベー
スに位置決めのうえ固定され,一方,ドアトリム8はハ
ンドルベースから離れたドア周縁付近においてドアイン
ナパネル85に位置決めのうえ固定されているため,ベ
ゼル9とドアトリム8との間に取付寸法のバラツキを生
ずることがある。そこで,従来は,この寸法のバラツキ
よって見栄えが悪化するのを防止するため,図4に示
すごとく,ベゼル9の前方(車室側)に取付穴81の縁
部を覆う幅2mm程度のツバ部91を設け,これによ
り,上記バラツキを吸収していた。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,かかる従来の
方法では,ベゼル9のツバ部91の幅を,上記バラツキ
を考慮した大きいものとしなければならない。そのた
め,ドアトリム8の室内側,特にベゼル9付近の見栄え
が悪い。また,ベゼル9をドアトリム8と別途作製する
必要があると共に,ベゼル9をドアトリム8に固定する
手段及び工程が必要となる。本考案は,かかる従来の問
題点に鑑み,ベゼルとドアトリムの間に取り付け寸法の
バラツキが生ぜず,ドアトリムの室内側の見栄えが向上
し,構造簡単なドアインサイドハンドルの取付構造を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】本考案は,ドアインサイドハンドル
が設けられるハンドルベースの裏側の面に凸状の基準ピ
ンを形成するとともにハンドルベースの表側の面に上記
基準ピンの位置に凹状部を形成し,ドアトリムとベゼル
とを一体に成形するとともにベゼルに上記凹状部に対向
するトリム基準ピンを形成し,上記ハンドルベースの基
準ピンをドアインナパネルに形成した基準穴に挿入し,
トリム基準ピンを上記凹状部に挿入して,上記ドアトリ
ムとハンドルベースとをそれぞれドアインナパネルに取
り付けたことを特徴とするドアインサイドハンドルの取
付構造にある。上記ハンドルベースは,ドアインナパネ
ルとドアトリムとの間に配設され,その基準ピンをドア
インナパネルの基準穴に対して挿入することにより,ド
アインナパネルに位置決め固定される。また,該基準ピ
ンは,その裏側に,ドアトリムのトリム基準ピンを挿入
するための凹状部を有する。また,ベゼルは,ドアトリ
ムと共に一体成形されており,かつドアインサイドハン
ドルの取手部を挿入するための挿通穴を有する。また,
上記トリム基準ピンは,ベゼルの裏面側(ドアインナパ
ネル側)に突設されている。該トリム基準ピンも,ドア
トリム,ベゼルと共に一体成形されている
【0006】
【作用及び効果】本考案においては,上記のごとく,
ゼルとドアトリムとは一体に成形されているため,これ
らの間の取付寸法のバラツキを生ずることがない。
た,ベゼルの別途作製,取付工程も必要としない。
た,ハンドルベースとベゼルドアトリムとはドアイ
ンサイドパネルに形成された基準穴により位置決めされ
るため,3つの部材の位置決めは容易かつ正確になさ
れ,ハンドルベースに設けられるドアインサイドハンド
ルとベゼルとの間に取り付け寸法のバラツキを生ずるこ
とがないそして,ベゼルはドアトリムと一体成形さ
れているので,従来のごとくツバ部は不要となりベゼル
回りの見栄えも良くなる。したがって,本考案によれ
ば,ベゼルとドアトリム間およびドアインサイドハンド
ルとベゼル間の取付寸法のバラツキがなくドアトリム
の室内側の見栄えが向上し,構造簡単なドアインサイド
ハンドルの取付構造を提供することができる。
【0007】
【実施例】本考案の実施例にかかるドアインサイドハン
ドルの取付構造につき,図1〜図3を用いて説明する。
本例における取付構造は,ドアインナパネル3の基準穴
35に,ハンドルベース2に設けた凸状の基準ピン25
を挿入し,また該基準ピン25の裏側に設けた凹状部2
51には,ドアトリム1におけるトリム基準ピン15を
挿入してなる。また,上記ドアトリム1は,一体成形に
より形成したベゼル11を有する。
【0008】上記基準穴35は,ハンドルベース2を配
設する位置に相応して設けてある。また,ハンドルベー
ス2は,図1に示すごとく,本体21と,その両側に設
けた側片23及び24とからなる。側片23には上記基
準ピン25が一体成形により設けてある。該基準ピン2
5は,図2に示すごとく,その裏側(トリム側)に凹状
部251を有する。また両側片23,24は,ドアイン
ナパネル3に固定するためのビス穴231,241を有
する(図1〜図3)。また,ハンドルベース2の本体2
1は,その上部にハンドル86を回動可能に軸着するた
めのピン穴22を,また下方にも同様のピン穴(図示
略)を有する。また,ピン穴22の前部にはピン穴用突
起部222を有する。また,ハンドル86は,取手部8
61と,基部860に設けた軸穴862とを有する。
【0009】次に,ドアトリム1は,ドアインナパネル
3側へ突出したベゼル11を有する。該ベゼル11は,
ハンドル86の取手部861を挿通するための挿通穴1
2を有する。また,該挿通穴12の上下には,ハンドル
ベース2の上記ピン穴用突起222を嵌合させるため
の,弧状凹部121を有する。また,ベゼル11の先端
下部には,トリム基準ピン15を一体的に有する。
【0010】次に,上記ドアインサイドハンドルの各部
品を組付けるに当たっては,図1に示すごとく,まずハ
ンドルベース2の本体21の内側(ハンドルベース2の
後方)に,上記ハンドル86の基部860を入れる。そ
して,本体21の上下のピン穴22と,ハンドル86の
軸穴862の間に,軸ピン(図示略)を挿入し,固定す
る。また,ハンドル86にロック解除機構のロッドを連
結する(図示略)。次に,ドアインナパネル3の基準穴
35に,図2に示すごとく,ハンドル86を装着したハ
ンドルベース2の基準ピン25を挿入する。そして,ハ
ンドルベース2のビス穴231,241にビス31を挿
入して,ハンドルベース2をドアインナパネル3に固定
する(図3)。
【0011】次いで,ハンドルベース2に装着したハン
ドル86の取手部861を起こした状態になして,該取
手部861を前記ベゼル11における挿通穴12に入れ
る。そして,ドアトリム1の前記トリム基準ピン15
を,ハンドルベース2の基準ピン25の凹状部251に
挿入する。その後,取手部861をベゼル11の内部へ
倒す。以上により,図3に示すごとく,ドアインサイド
ハンドルの取付けが終了する。なお,図2,図3には,
ドアインサイドハンドルの図示は省略してある。
【0012】上記のごとく,本例のドアインサイドハン
ドルの取付構造は,ドアインナパネル3の基準穴35に
対して,上記ハンドルベース2の基準ピン25,凹状部
251,ドアトリム1のトリム基準ピン15が順次挿入
されている。そのため,これらの間の取付寸法のバラツ
キを生ずることがない。また,ベゼル11は,ドアトリ
ム1と一体成形されているので,従来のごとく,ツバ部
が不要となり,また別体のベゼルをドアトリム1に取付
ける必要もない。また,そのため,ベゼル回りの見栄え
も良く,ベゼルの別途作製,取付工程も必要とせず,構
造簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における,ドアインサイドハンドルの取
付構造の展開斜視図。
【図2】実施例における取付工程の断面図。
【図3】実施例における取付完了時の断面図。
【図4】従来における,ドアインサイドハンドルの取付
構造。
【符号の説明】
1...ドアトリム, 11...ベゼル, 12...挿通穴, 15...トリム基準ピン, 2...ハンドルベース, 25...基準ピン, 251...凹状部, 3...ドアインナパネル, 35...基準穴,

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアインサイドハンドルが設けられるハ
    ンドルベースの裏側の面に凸状の基準ピンを形成すると
    ともにハンドルベースの表側の面に上記基準ピンの位置
    に凹状部を形成し,ドアトリムとベゼルとを一体に成形
    するとともにベゼルに上記凹状部に対向するトリム基準
    ピンを形成し,上記ハンドルベースの基準ピンをドアイ
    ンナパネルに形成した基準穴に挿入し,トリム基準ピン
    を上記凹状部に挿入して,上記ドアトリムとハンドルベ
    ースとをそれぞれドアインナパネルに取り付けたことを
    特徴とするドアインサイドハンドルの取付構造。
JP1991032190U 1991-04-10 1991-04-10 ドアインサイドハンドルの取付構造 Expired - Lifetime JP2534085Y2 (ja)

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JPH04119573U JPH04119573U (ja) 1992-10-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH067197Y2 (ja) * 1986-01-20 1994-02-23 三菱自動車工業株式会社 ドアインサイドハンドル構造

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JPH04119573U (ja) 1992-10-26

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