JP3733757B2 - ミラーハウジングのカバー取付構造 - Google Patents

ミラーハウジングのカバー取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ミラーハウジングのカバー取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体には、リヤビューミラーやサイドアンダーミラー等が取付けられている。この種のものは、カップ型のミラーハウジングの表面開口でミラーを保持しており、このミラーハウジング自体は、ピボット軸により車体に固定されている。ミラーハウジングの背面部には、縁部から中心部に向けて凹部が形成されており、該凹部内に前記ピボット軸が取付けられている。この凹部には、カバーが取付けられ、このカバーによりピボット軸の取付部を覆い隠している。
【0003】
ミラーハウジングの凹部内における中心部側の壁面には、切欠部が形成され、該切欠部内におけるミラーハウジングの内面に左右一対の爪部が互いに離間した状態で突設されている。そして、カバーの先端には、所定幅で離間した左右一対の弾性爪が形成されており、該弾性爪を前記切欠部から挿入して内部の爪部に係合させている。爪部及び弾性爪を左右一対設け、それぞれを左右方向で離間させているのは、カバーを確実に取付けるための係合力を得るためであり、1本では十分な係合力が得られず、またカバーの取付状態が安定しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、カバーの先端に左右一対の弾性爪を離間した状態で形成し、該弾性爪を凹部の切欠部内に形成した左右一対の爪部に係合させる構造になっているため、どうしてもカバーが大型化することになり、ミラーハウジングのデザイン的自由度が制約される。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に着目したものであって、ミラーハウジングに取付けられるカバーの小型化を図ることができるミラーハウジングのカバー取付構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、表面開口にミラーを保持するカップ型のミラーハウジングの背面部に、ピボット軸を取付けるための凹部をミラーハウジングの縁部から中心部に向けて形成し、且つ該凹部の中心部側の壁面に切欠部を形成し、該切欠部内におけるミラーハウジングの内面に爪部を突設し、凹部を覆うカバーをピボット軸に沿った方向で取付けて、該カバーの先端に形成したフック部を前記爪部に係合させるミラーハウジングのカバー取付構造であって、前記カバーのフック部が、左右一対の支持片の先端同士を係合片で連結したコ字形で、該係合片がミラーハウジングの内面の爪部に係合する。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、カバーのフック部がコ字形で、左右一対の支持片の先端同士を係合片で連結した構造のため、従来のように独立した2本の弾性爪を形成する場合に比べて、フック部の幅(左右の支持片間の幅)を小さくしても、係合片の全てが爪部に対する係合代となるため、係合力が増加する。従って、フック部の幅を小さくできる分、カバーの小型化を図ることができ、ミラーハウジングのデザイン的自由度が向上する。
【0008】
請求項2記載の発明は、凹部からミラーハウジングの外側へ向けて受部を延設すると共に、該受部の両端部と、カバーの基端側における両端部に、それぞれピボット軸に沿った取付方向で互いに係合する溝部と差込片を形成した。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、ミラーハウジングの凹部から延設した受部の両端部と、カバーの基端側における両端部に、それぞれピボット軸に沿った取付方向で互いに係合する係合溝と差込片を形成したため、カバーをピボット軸に沿った方向にスライドさせるだけで、カバーの基端側の取付けも行える。
【0010】
請求項3記載の発明は、凹部の底面にピボット軸の球状部の一方面側を摺動自在に支持する球面部を形成すると共に、凹部の底面部に前記球状部の他方面側を摺動自在に支持する球面部が形成されたブラケットを取付けた。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、凹部の底面に形成した球面部と、ブラケットの球面部とで、ピボット軸の先端の球状部を摺動自在に支持したため、ミラーハウジングの向きを、ピボット軸の先端の球状部を中心にして自由に変えることができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、ミラーハウジングの内面に形成された爪部が、2つに分割されている。
【0013】
請求項4記載の発明によれば、爪部が2つに分割されているため、ミラーハウジングの表面側にヒケが生じにくくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図6は、この発明の第1実施形態を示す図である。この実施形態は、自動車のフロントフェンダに取付けられるサイドアンダーミラー1を例に説明する。このサイドアンダーミラー1は、円形カップ型をしたミラーハウジング2の表面開口3にミラー4を保持している。
【0016】
ミラーハウジング2の背面部5には、その縁部から中心部に向けて凹部6が形成されている。この凹部6の中心部側の壁面には切欠部7が形成されている。そして、この切欠部7の内部におけるミラーハウジング2の背面部5の内面には、断面三角形状の爪部8が突設されている。
【0017】
そして、凹部6の底面には、ミラーハウジング2を車体に対して支持するピボット軸9の先端に形成された球状部10の一方面側を受け入れる球面部11が形成されている。また、凹部6の底面には、金属製のブラケット12が取付けられている。このブラケット12にも、前記球状部10の他方面側を受け入れる球面部13が形成されており、これらの球面部11、13間でピボット軸9の球状部10を摺動自在に支持している。従って、ミラーハウジング2は、ピボット軸9の球状部10を中心に自由に向きを変えることが出来る。尚、ブラケット12の球面部12の内側には、球状部10との摩擦を低減させるための樹脂層14が設けられている。
【0018】
また、ブラケット12は、ネジ15により、凹部6の底面に取付けられているが、該ネジ15の先端は、凹部6の裏側に2本のネジ16により固定された金属プレート17に螺合している。
【0019】
そして、凹部6からミラーハウジング2の外側に向けて、受部18が形成されている。この受部18の左右両側には、左右両側へ開口した溝部19が各々形成されている。
【0020】
一方、符号20は、カバーで、前記ピボット軸9が取付けられた凹部6を覆い隠すためのものである。このカバー20の先端には、いったん下方へ延びた後に先端側へ曲折したフック部21が一体形成されている。このフック部21は、左右一対の支持片22の先端同士を係合片23にて連結したコ字形状をしている。また、カバー20の基端における両側には、前記受部18の溝部19内に係合可能な差込片24が形成されている。
【0021】
従って、このカバー20を凹部6にセットし、ピボット軸9に沿った方向にスライドさせれば、カバー20の先端のフック部21が切欠部7内に挿入されて、該切欠部7内の爪部8に、フック部21の係合片23が係合すると共に、カバー20の基端側では、差込片24が受部18の溝部19に係合する。従って、カバー20の反取付方向への抜けが防止されると共に、凹部6からの浮き上がりも防止される。特に、フック部21の係合片23が爪部8に密着係合(ガタのないゼロタッチ係合)させることにより、カバー20の完全な取付け状態が得られる。
【0022】
この実施形態によれば、カバー20のフック部21がコ字形をしており、左右一対の支持片22の先端同士を係合片23で連結した構造のため、従来のように独立した2本の弾性爪を形成する場合に比べて、フック部21の幅W(左右の支持片22間の幅)を小さくしても係合片23の全てを爪部8に対する係合代となるため、係合力が増加する。従って、フック部21の幅Wを小さくできる分、カバー20の小型を図ることができ、ミラーハウジング2のデザイン的自由度が向上する。
【0023】
図7は、この発明の第2実施形態を示す図である。この実施形態では、爪部25を2つに分割して形成した。このようにすることにより、爪部25の全体幅はそのままで、爪部25の間に隙間が設けられているため、爪部25を先の第1実施形態にように一体物として形成する場合に比べて、ミラーハウジングの表面側にヒケが生じにくくなる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、カバーのフック部がコ字形で、左右一対の支持片の先端同士を係合片で連結した構造のため、従来のように独立した2本の弾性爪を形成する場合に比べて、フック部の幅(左右の支持片間の幅)を小さくしても、係合片の全てが爪部に対する係合代となるため、係合力が増加する。従って、フック部の幅を小さくできる分、カバーの小型化を図ることができ、ミラーハウジングのデザイン的自由度が向上する。
【0025】
請求項2記載の発明によれば、ミラーハウジングの凹部から延設した受部の両端部と、カバーの基端側における両端部に、それぞれピボット軸に沿った取付方向で互いに係合する係合溝と差込片を形成したため、カバーをピボット軸に沿った方向にスライドさせるだけで、カバーの基端側の取付けも行える。
【0026】
請求項3記載の発明によれば、凹部の底面に形成した球面部と、ブラケットの球面部とで、ピボット軸の先端の球状部を摺動自在に支持したため、ミラーハウジングの向きを、ピボット軸の先端の球状部を中心にして自由に変えることができる。
【0027】
請求項4記載の発明によれば、爪部が2つに分割されているため、ミラーハウジングの表面側にヒケが生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るサイドアンダーミラーを示す正面図。
【図2】サイドアンダーミラーの背面図。
【図3】ミラーハウジングとカバーを示す斜視図。
【図4】爪部を示す拡大斜視図。
【図5】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図6】図5中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図7】第2実施形態に係る爪部を示す拡大斜視図。
【符号の説明】
2 ミラーハウジング
3 表面開口
4 ミラー
5 背面部
6 凹部
7 切欠部
8、25 爪部
9 ピボット軸
10 球状部
11、13 球面部
18 受部
19 溝部
20 カバー
21 フック部
22 支持片
23 係合片
24 差込片

Claims (4)

  1. 表面開口にミラーを保持するカップ型のミラーハウジングの背面部に、ピボット軸を取付けるための凹部をミラーハウジングの縁部から中心部に向けて形成し、且つ該凹部の中心部側の壁面に切欠部を形成し、該切欠部内におけるミラーハウジングの内面に爪部を突設し、凹部を覆うカバーをピボット軸に沿った方向で取付けて、該カバーの先端に形成したフック部を前記爪部に係合させるミラーハウジングのカバー取付構造であって、
    前記カバーのフック部が、左右一対の支持片の先端同士を係合片で連結したコ字形で、該係合片がミラーハウジングの内面の爪部に係合することを特徴とするミラーハウジングのカバー取付構造。
  2. 請求項1記載のミラーハウジングのカバー取付構造であって、
    凹部からミラーハウジングの外側へ向けて受部を延設すると共に、該受部の両端部と、カバーの基端側における両端部に、それぞれピボット軸に沿った取付方向で互いに係合する溝部と差込片を形成したことを特徴とするミラーハウジングのカバー取付構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載のミラーハウジングのカバー取付構造であって、
    凹部の底面に、ピボット軸の球状部の一方面側を摺動自在に支持する球面部を形成すると共に、凹部の底面部に前記球状部の他方面側を摺動自在に支持する球面部が形成されたブラケットを取付けたことを特徴とするミラーハウジングのカバー取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のミラーハウジングのカバー取付構造であって、
    ミラーハウジングの内面に形成された爪部が、2つに分割されていることを特徴とするミラーハウジングのカバー取付構造。
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