JP2001055043A - 自動車用ドアアームレストにおけるパワーウインドフィニッシャ取付け構造 - Google Patents

自動車用ドアアームレストにおけるパワーウインドフィニッシャ取付け構造

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JP2001055043A
JP2001055043A JP11232948A JP23294899A JP2001055043A JP 2001055043 A JP2001055043 A JP 2001055043A JP 11232948 A JP11232948 A JP 11232948A JP 23294899 A JP23294899 A JP 23294899A JP 2001055043 A JP2001055043 A JP 2001055043A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーウインドフィニッシャとアームレスト
のカバーとの間に隙間が発生しないようにした。 【解決手段】 パワーウインドフィニッシャの裏面に中
空リブ状の突起片27を形成すると共に、アームレスト
20に突出片27が嵌合する嵌合孔28を形成して、嵌
合孔28と突出片27との嵌合により、アームレスト2
0に対してパワーウインドフィニッシャ21を位置決め
固定して、突出片27が、嵌合孔28におけるアームレ
スト20の内側側壁28aに当接し、クリップ片25の
付勢力によりパワーウインドフィニッシャ21に付加さ
れる反力に抗して、パワーウインドフィニッシャ21が
アームレスト20のカバー22に対して離れることに形
成される隙間の発生を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアにお
けるドアトリムのアームレストに装着されるパワーウイ
ンドフィニッシャ取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、自動車ドアの内側に
設けられるドアトリム1は、一般に、不図示のドア内側
を美装するドアトリム本体10にアームレスト20、ポ
ケット部30或いはスピーカーグリル40等を装備して
構成されている。
【0003】そして、アームレスト20は、従来、図1
0に示すように、その棚部20aにパワーウインドフィ
ニッシャ21を装着して、カバー22と共に、アームレ
スト20の上面を美装して構成している。
【0004】そして、パワーウインドフィニッシャ21
の裏面の一方側(通常車体前方側)に先端に外方に折曲
した折曲部23aを有する係止片23を形成すると共
に、他方側(通常車体後方側)に取付ボス24を設けて
あり、取付ボス24の先端に略C形状を呈してバネ性を
有するクリップ片25を取着している。
【0005】又、アームレスト20の棚部20aには、
係止片23およびクリップ片25に対応して、係合孔2
6を形成しており、係合孔26の一方側壁26aに係止
片23の折曲部23aを係合し、次に、クリップ片25
を係合孔26の一方側壁26aに対向する他方側壁26
bに弾接係合させて、パワーウインドフィニッシャ21
をアームレスト20に装着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成する
従来の自動車用ドアアームレストにおけるパワーウイン
ドフィニッシャ取付け構造においては、パワーウインド
フィニッシャ21の一方側は、外方に折曲された折曲部
23aを有する係止片により係合して、他方側は、バネ
製を有するクリップ片25により弾接係合しているため
に、クリップ片25が係合孔26の他方側壁26b側に
バネ力を持って弾着することになって、その反力によっ
て、パワーウインドフィニッシャ21が図10の矢印方
向(車体前方)に付勢され、カバー22との間に隙間S
が発生してしまい、見栄えを悪くすると共に、ごみ等が
入り込んでしまうことが考えられる。
【0007】本発明は、かかる点に鑑み、パワーウイン
ドフィニッシャとアームレストのカバーとの間に隙間が
発生しないように、パワーウインドフィニッシャをアー
ムレストの棚部に確実に装着固定できるようにした自動
車用ドアアームレストにおけるパワーウインドフィニッ
シャ取付け構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドアトリムに取付けたアームレストの棚
部に装着されるパワーウインドフィニッシャの裏面に係
止片を突設すると共に、該係止片に離間する位置におけ
る前記パワーウインドフィニッシャの裏面に形成した取
付ボスにクリップ片を取付け、また、前記アームレスト
に、前記係止片に係合すると共に前記クリップ片が係着
する係合孔を形成して、該係合孔と、前記係止片との係
合及びクリップ片との係着により前記アームレストに前
記パワーウインドフィニッシャを取付けるようにした自
動車用ドアアームレストにおけるパワーウインドフィニ
ッシャ取付け構造において、前記パワーウインドフィニ
ッシャの裏面に、前記取付ボスにおける前記係止片方向
とは逆側外方に位置するように突起片を形成すると共
に、前記アームレストに前記突出片が嵌合する嵌合孔を
形成して、該嵌合孔と前記突出片との嵌合により、アー
ムレストにパワーウインドフィニッシャを位置決めした
ことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、突出片は、嵌合孔に嵌合
した際、嵌合孔におけるアームレストの内側側壁に当接
させることによってアームレストに対して、パワーウイ
ンドフィニッシャを位置決めし、クリップ片の付勢力に
よりパワーウインドフィニッシャに付加される反力に抗
することになって、パワーウインドフィニッシャがアー
ムレストのカバーに対して離れることにより形成される
隙間の発生を抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明における一の実施の
形態について図を用いて説明する。なお、従来と同様な
構成を有する場合には、同一の符号を付して説明する。
【0011】図1において、自動車ドアの内側に設けら
れるドアトリム1は、前述したように一般に、不図示の
ドア内側を美装するドアトリム本体10にアームレスト
20、ポケット部30或いはスピーカーグリル40等を
装備して構成されている。
【0012】そして、図2乃至図4に示すように、アー
ムレスト20は、その上面部を構成する棚部20aに、
パワーウインドフィニッシャ21を装着して、カバー2
2と共に、アームレスト20の上面を美装して構成して
いる。
【0013】そして、パワーウインドフィニッシャ21
の裏面の一方側(通常車体前方側)に先端に外方に折曲
した折曲部23aを有する係止片23を形成すると共
に、他方側(通常車体後方側)に取付ボス24を設けて
あり、取付ボス24の先端に略C形状を呈してバネ性を
有するクリップ片25を取着している。
【0014】又、アームレスト20の棚部20aには、
係止片23およびクリップ片25に対応して、係合孔2
6を形成しており、係合孔26の一方側壁26aに係止
片23の折曲部23aを係合し、次に、クリップ片25
を係合孔26の一方側壁26aに対向する他方側壁26
bに弾接係合させて、パワーウインドフィニッシャ21
をアームレスト20に装着している。
【0015】本実施の形態では、更に、パワーウインド
フィニッシャ21の裏面に、取付ボス24における係止
片23方向とは逆方向外方に位置するように、中空ボス
状の突出片27が突設されており、又、アームレスト2
0の棚部20a側には突出片27が嵌合する嵌合孔28
が形成されている。
【0016】そして、突出片27は、嵌合孔28に嵌合
した際、嵌合孔28におけるアームレスト20の内側側
壁28aに当接して、アームレスト20に対して、パワ
ーウインドフィニッシャ21を位置決め固定している。
この結果、クリップ片25の付勢力によりパワーウイン
ドフィニッシャ21に付加される図4の矢印方向の反力
に抗することになって、パワーウインドフィニッシャ2
1がアームレスト20のカバー22に対して離れること
により形成される隙間の発生を抑えることができる。
【0017】図5乃至図9は、本発明における他の実施
の形態を示しており、上記一の実施の形態に対し、図5
及び図6に示すものは、突出片27を一対設けた点が異
なり、また、図7乃至図9に示すものは、中空ボス状の
突出片に代えて、リブ状の突出片27に代えたものであ
る。
【0018】なお、図7乃至図9に示す突出片27は、
その先端内側が面取りされてテーパ部27aに形成され
ており、このテーパ部27aによって、嵌合孔28への
初期嵌合がスムーズに行われるように意図している。
【0019】
【発明の効果】本発明は、パワーウインドフィニッシャ
の裏面に設けた突出片が、嵌合孔に嵌合させた際、該嵌
合孔におけるアームレストの内側側壁に当接することに
よってアームレストに対して、パワーウインドフィニッ
シャを位置決めし、クリップ片の付勢力によりパワーウ
インドフィニッシャに付加される反力に抗することにな
って、パワーウインドフィニッシャがアームレストのカ
バーに対して離れることにより形成される隙間の発生を
抑えることができ、この部位の見栄え向上に寄与すると
共に、ごみ等が溜まる隙間をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なドアトリムを示す斜視図である。
【図2】図1におけるアームレストを拡大して示す斜視
図である。
【図3】本発明による一実施の形態を示すアームレスト
を分解して示す一部斜視図である。
【図4】同じく、本発明の一実施の形態を示す図2にお
けるB−B断面図である。
【図5】本発明による他の実施の形態を示すアームレス
トを分解して示す一部斜視図である。
【図6】同じく、本発明の他の実施の形態を示す図2に
おけるB−B断面図である。
【図7】本発明による更に他の実施の形態を示すアーム
レストを分解して示す一部斜視図である。
【図8】同じく、本発明における更に他の実施の形態を
示す図2におけるB−B断面図である。
【図9】同じく、本発明における更に他の実施の形態を
示す図8におけるC−C断面図である。
【図10】従来の上部アームレストの図1のA−A断面
図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム 20 アームレスト 21 パワーウインドフィニッシャ 22 カバー 23 係止片 23a 折曲部 24 取付ボス 25 クリップ片 26 係合孔 26a 一方側壁 26b 他方側壁 27 突出片 28 嵌合孔 28a 内側側壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリムに取付けたアームレストの棚
    部に装着されるパワーウインドフィニッシャの裏面に係
    止片を突設すると共に、該係止片に離間する位置におけ
    る前記パワーウインドフィニッシャの裏面に形成した取
    付ボスにクリップ片を取付け、また、前記アームレスト
    に、前記係止片に係合すると共に前記クリップ片が係着
    する係合孔を形成して、該係合孔と、前記係止片との係
    合及びクリップ片との係着により前記アームレストに前
    記パワーウインドフィニッシャを取付けるようにした自
    動車用ドアアームレストにおけるパワーウインドフィニ
    ッシャ取付け構造において、 前記パワーウインドフィニッシャの裏面に、前記取付ボ
    スにおける前記係止片方向とは逆側外方に位置するよう
    に突起片を形成すると共に、前記アームレストに前記突
    出片が嵌合する嵌合孔を形成して、該嵌合孔と前記突出
    片との嵌合により、アームレストにパワーウインドフィ
    ニッシャを位置決めしたことを特徴とする自動車用ドア
    アームレストにおけるパワーウインドフィニッシャ取付
    け構造。
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