JP2517666Y2 - カセット蓋・カセット蓋ホルダーの取付構造 - Google Patents

カセット蓋・カセット蓋ホルダーの取付構造

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JP2517666Y2
JP2517666Y2 JP11227091U JP11227091U JP2517666Y2 JP 2517666 Y2 JP2517666 Y2 JP 2517666Y2 JP 11227091 U JP11227091 U JP 11227091U JP 11227091 U JP11227091 U JP 11227091U JP 2517666 Y2 JP2517666 Y2 JP 2517666Y2
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cassette lid
cassette
lid holder
holder
chassis
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幸俊 森本
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Toa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カセット蓋を取り付け
るカセット蓋ホルダーを、カセットユニットのシャーシ
に固定する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カセット蓋を取り付けたカセット
蓋ホルダーをカセットユニットに取り付ける場合は、図
8に示すように、カセット蓋ホルダー10の軸用孔12
に、カセット蓋14の軸16をたわませて挿入した後、
カセット蓋ホルダー10をカセットユニット18のシャ
ーシ開口20の周縁部にネジ22により固定していた。
24はスプリングで、図9に示すように、カセット蓋1
4をストッパ26方向に常に付勢して、カセット蓋ホル
ダー10の開口を閉としている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の図8に示す従来
構造は、つぎのような問題点を有している。 (1) カセット蓋ホルダー10にカセット蓋14を取
り付ける際、カセット蓋14の軸16部分をカセット蓋
ホルダー10の両横の孔12に差し込むのに、カセット
蓋14をたわませたり、カセット蓋の中央部のスプリン
グ24をカセット蓋を閉状態にするために押さえたりし
なければならず、作業がし難い。 (2) 前面からネジ止めをしなければならず、作業性
が悪い。本考案は上記の諸点に鑑みなされたもので、カ
セット蓋をカセット蓋ホルダーに、カセット蓋をたわま
せたりすることなく、簡単に挿入することができ、しか
も、カセット蓋ホルダーをカセットユニットのシャーシ
にネジを用いることなく固定できるようにした構造を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案のカセット蓋・カセット蓋ホルダーの取付
構造は、図1〜図7に示すように、カセット蓋を取り付
けたカセット蓋ホルダーを、カセットユニットのシャー
シに固定する構造において、カセット蓋ホルダー10の
側面外面の少なくとも一方にカセットユニット18のシ
ャーシ開口20周縁部挿入用の縦溝30を設け、該縦溝
30に略直交するようにカセット蓋ホルダー10の側面
内面にカセット蓋14の軸16を挿入するための横溝3
2を設け、縦溝30と横溝32との交差部にカセット蓋
14の軸16を受けるための軸受部34を形成したこと
を特徴としている。上記の構造において、図2、図4、
図5に示すように、カセットユニット18のシャーシ開
口20の下側のシャーシに係合用孔38を設け、係合用
孔38に嵌め込まれる係合用突起40をカセット蓋ホル
ダー10の下面に設けるのが望ましい。また、図6及び
図7に示すように、軸受部34の下側の縦溝30内に、
係合用突起42を形成するとともに、カセットユニット
18のシャーシ開口20周縁部の上部を開口内方向に突
出させて、これらの突出部44が係合用突起42に係合
するように構成するのが望ましい。
【0005】
【作用】図1〜図5において、カセット蓋ホルダー10
の横溝32内に、カセット蓋14の軸16を蓋14をた
わませることなくそのまま挿入し、軸受部34に支持さ
せる。ついで、この状態のカセット蓋ホルダー10の縦
溝30に、カセットユニット18のシャーシ開口20の
周縁部を挿入することにより、カセット蓋ホルダー10
をカセットユニット18に取り付ける。さらに、カセッ
ト蓋ホルダー10下面の係合用突起40をシャーシの係
合用孔38に嵌め込んでワンタッチでロックする。この
とき、縦溝30内に嵌め込まれたシャーシ開口20の周
縁部が、カセット蓋14の軸16の抜け止めとなる。ま
た、図6及び図7において、カセット蓋ホルダー10の
縦溝30に、カセットユニット18のシャーシ開口20
の周縁部を挿入することにより、カセット蓋ホルダー1
0をカセットユニット18に取り付けると、シャーシ開
口周縁部の突出部44が、縦溝30内の係合用突起42
に係合して、カセット蓋ホルダー10はカセットユニッ
ト18にワンタッチでロックされる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本考案の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。 実施例1 図1〜図5は、本考案の構造の一実施例を示し、カセッ
ト蓋ホルダー10の下側でロックする構造を示してい
る。図1〜図3に示すように、カセット蓋ホルダー10
の両側外面又は片側外面には、カセットユニット18の
シャーシ開口20周縁部挿入用の縦溝30が設けられ、
縦溝30に略直交する方向に、カセット蓋ホルダー10
の両側内面又は片側内面にカセット蓋14の軸16を挿
入するための横溝32が設けられている。縦溝30と横
溝32との交差部には、カセット蓋14の軸16を受け
るための軸受部34が形成されている。36は軸16が
通るための開口である。カセットユニット18のシャー
シ開口20の下側のシャーシには、係合用孔38が設け
られ、図4及び図5に示すように、これらの係合用孔3
8に嵌め込まれる係合用突起40が、カセット蓋ホルダ
ー10の下面に設けられている。
【0007】実施例2 図6及び図7は、本考案の他の実施例を示し、カセット
蓋ホルダー10の横側でロックする構造を示している。
本実施例は、軸受部34の下側の縦溝30内に、下方か
ら上方に行くにつれて厚みが大きくなるように形成され
た係合用突起42が設けられ、カセットユニット18の
シャーシ開口20周縁部の上部を開口内方向に突出させ
て、これらの突出部44が、縦溝30内にシャーシ開口
20周縁部を挿入した時に、係合用突起42に係合する
ように構成されている。他の構成は実施例1の場合と同
様である。本考案の取付構造においては、実施例1にお
けるロック構造もしくは実施例2におけるロック構造を
単独で用いたり、又は実施例1におけるロック構造及び
実施例2におけるロック構造を組み合わせて用いる。な
お、カセット蓋の取付及び抜止めのみを目的とする場合
には、上記のロック構造を設けないことがある。
【0008】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) カセット蓋をカセット蓋ホルダーに取り付ける
際に、従来のようにカセット蓋をたわませることなく、
簡単に挿入することができる。 (2) カセット蓋ホルダーをカセットユニットのシャ
ーシに固定するのに、ネジ止めが不要になる。 (3) 従来の構造におけるネジ孔の遊びによる誤差が
なくなるので、カセットユニットのシャーシに対して、
カセット蓋ホルダーの位置決めができ、組立精度が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカセット蓋・カセット蓋ホルダーの取
付構造の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す取付構造において、カセット蓋を取
り外した状態を示す分解斜視図である。
【図3】図2におけるカセット蓋ホルダーの要部の拡大
斜視図である。
【図4】図2に示す構造において、カセット蓋ホルダー
をカセットユニットに取り付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】図4における取付部の断面図である。
【図6】本考案のカセット蓋・カセット蓋ホルダーの取
付構造の他の実施例におけるカセット蓋ホルダーの要部
の拡大斜視図である。
【図7】図6に示すカセット蓋ホルダーをカセットユニ
ットに取り付けた状態を示す取付部の断面図である。
【図8】従来のカセット蓋・カセット蓋ホルダーの取付
構造の一例を示す分解斜視図である。
【図9】図8におけるカセット蓋取付部の拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
10 カセット蓋ホルダー 14 カセット蓋 16 軸 18 カセットユニット 20 シャーシ開口 30 縦溝 32 横溝 34 軸受部 38 係合用孔 40 係合用突起 42 係合用突起 44 突出部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット蓋を取り付けたカセット蓋ホル
    ダーを、カセットユニットのシャーシに固定する構造に
    おいて、 カセット蓋ホルダー(10)の側面外面の少なくとも一
    方にカセットユニット(18)のシャーシ開口(20)
    周縁部挿入用の縦溝(30)を設け、該縦溝(30)に
    略直交するようにカセット蓋ホルダー(10)の側面内
    面にカセット蓋(14)の軸(16)を挿入するための
    横溝(32)を設け、 縦溝(30)と横溝(32)との交差部にカセット蓋
    (14)の軸(16)を受けるための軸受部(34)を
    形成したことを特徴とするカセット蓋・カセット蓋ホル
    ダーの取付構造。
  2. 【請求項2】 カセットユニット(18)のシャーシ開
    口(20)の下側のシャーシに係合用孔(38)を設
    け、係合用孔(38)に嵌め込まれる係合用突起(4
    0)をカセット蓋ホルダー(10)の下面に設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のカセット蓋・カセット蓋ホ
    ルダーの取付構造。
  3. 【請求項3】 軸受部(34)の下側の縦溝(30)内
    に、係合用突起(42)を形成するとともに、カセット
    ユニット(18)のシャーシ開口(20)周縁部の上部
    を開口内方向に突出させて、これらの突出部(44)が
    係合用突起(42)に係合するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のカセット蓋・カセット蓋ホルダーの
    取付構造。
JP11227091U 1991-12-24 1991-12-24 カセット蓋・カセット蓋ホルダーの取付構造 Expired - Lifetime JP2517666Y2 (ja)

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