JPH0454930Y2 - - Google Patents

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JPH0454930Y2
JPH0454930Y2 JP10071686U JP10071686U JPH0454930Y2 JP H0454930 Y2 JPH0454930 Y2 JP H0454930Y2 JP 10071686 U JP10071686 U JP 10071686U JP 10071686 U JP10071686 U JP 10071686U JP H0454930 Y2 JPH0454930 Y2 JP H0454930Y2
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JP
Japan
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opening edge
lid member
container
housing member
protrusion
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JP10071686U
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JPS637655U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、例えば自動車に設備されるリレーあ
るいはヒユーズ等の電子部品を収納するために使
用される容器の構造に関するものである。
〔考案の背景〕
従来のこの種の容器の構造として、例えば第4
図に示すようなものがある(実開昭56−136432号
参照)。この容器1は、例えばリレーやヒユーズ
等の電子部品2を収容するための合成樹脂製の収
容部材3と、この収容部材3の上側開口縁4に当
接される下側開口縁5を有して、その収容部材3
上に被着される合成樹脂製の蓋部材6とを有し、
さらに上記の収容部材3の外側面には蓋部材6と
の係止爪7を突設し、また上記の蓋部材6には、
その下側開口縁5より下方へ突設されて、上記係
止爪7と係止し得る係止舌片8を設けて、この蓋
部材6を収容部材3上に被せた後、係止舌片8を
係止爪7に係止させることにより蓋部材6が収容
部材3の開口部に着脱可能に被着されるものであ
る。
しかしながら、このような従来構造の容器1に
あつては、収容部材3上に蓋部材6を被せ、さら
に係止爪7と係止舌片8を係止させて蓋部材6を
収容部材3に被着させたとき、蓋部材6の開口縁
5と収容部材3の開口縁4との間に隙間Aが生じ
る。この隙間Aが生じないように設計することが
望まれているが、この隙間Aが零となるように設
計すれば、係止爪7と係止舌片8との係合性が悪
くなり、また非常に高い寸法精度が要求されコス
トの高いものとなる。
そして上記の間隙Aが生じれば、容器1の振動
等によつて、蓋部材6の開口縁5と収容部材3の
開口縁4とが衝突し合つてガタツキ音(異音)が
発生し、さらにはその振動によつて係止爪7と係
止舌片8との係止が解除されてしまう等の問題点
があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、収容部材3の開口縁に蓋部材6の
開口縁を当接して閉塞する容器において、その双
方開口縁のいずれか一方に他方の開口縁部の肉厚
方向に弾性的に当接される傾斜面を形成した三角
形状の突起を設けて、それら部材の肉厚方向の可
撓弾性を利用して、上記のガタツキ音の発生を抑
制することができる容器を提供することにある。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基いて詳細に説明するが、本実施例における構
造と従来例で示した構造との同一部分は、従来例
で引用した符号を付してその同一構造物の説明は
省略する。
即ち本実施例は、従来例と比較して収容部材3
の開口縁4上の適所に突起9を設けることが異
り、この突起9により本考案の目的を達成せしめ
るものである。この突起9の形状は、図示のよう
に収容部材3の外側方向に向く面を、上単が尖端
となる傾斜面10に形成した断面三角形状であ
る。
このような突起9を収容部材3の開口縁4上の
適所に設け、この収容部材3上に蓋部材6を位置
させると共に係止爪7を係止舌片8を係止させれ
ば、このとき突起9の傾斜面10が蓋部材6の開
口縁5における内側角部11と当接されるため
に、その蓋部材6及び収容部材3の開口縁部は、
その肉厚方向に弾圧的に押圧されることとなつて
(第3図参照)、蓋部材6と収容部材3相互間での
ガタツキが防止できるものである。
このように本実施例によれば、収容部材3の開
口縁に、傾斜面10を有する突起9を突設すると
いうきわめて簡単な構造により、収容部材3と蓋
部材6との係合時におけるガタツキを解消するこ
とができる効果がある。なお上記の実施例では、
ガタツキ防止用の突起9を収容部材3の開口縁4
に突設したが、これに限られるものではなく、蓋
部材6の開口縁5に突設させるようにしてもよ
い。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、収容部材3の開口縁4
上に被さる蓋部材6に、上記収容部材3の開口縁
4と接合する開口縁5を設けると共に、互いに係
止する係止部7,8を前記収容部材3、蓋部材6
に設けて、この両部材3と6を結合する容器にお
いて、上記開口縁4又は5のいずれか一方の開口
縁適所に、他方の開口縁と当接する傾斜面10を
外側に向けて形成した突起9を設けたことを特徴
とする容器である。
〔考案の効果〕
従つてこの容器構造によれば、収容部材3上に
蓋部材6を被せ、さらに、両係止部の係止により
収容部材3と蓋部材6を被着するとき、突起9の
傾斜面10が他方部材の内側角部11に当接され
て、両部材の開口縁部がその肉厚方向に弾圧的に
押圧されるために、その両部材の相互間でのガタ
ツキの発生がなくなるといつた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる容器の実施例を示した
分解斜視図、第2図はその断面図、第3図は要部
断面図、第4図は従来例の断面図説明図である。 9……突起、10……傾斜面、11……内側角
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収容部材3の開口縁4上に被さる蓋部材6に、
    上記収容部材3の開口縁4と接合する開口縁5を
    設けると共に、互いに係止する係止部7,8を前
    記収容部材3、蓋部材6に設けて、この両部材3
    と6を結合する容器において、上記開口縁4又は
    5のいずれか一方の開口縁適所に、他方の開口縁
    と当接する傾斜面10を外側に向けて形成した突
    起9を設けたことを特徴とする容器。
JP10071686U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0454930Y2 (ja)

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JP10071686U JPH0454930Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JP10071686U JPH0454930Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JPS637655U JPS637655U (ja) 1988-01-19
JPH0454930Y2 true JPH0454930Y2 (ja) 1992-12-24

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JP10071686U Expired JPH0454930Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2648540B2 (ja) * 1991-11-29 1997-09-03 矢崎総業株式会社 ロック機構
JP2006228964A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Fujitsu Ten Ltd 固定構造
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JP6107560B2 (ja) * 2013-09-18 2017-04-05 株式会社デンソー 車載装置

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JPS637655U (ja) 1988-01-19

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