JP2564962Y2 - 電気配線用ボックスの補助支持具 - Google Patents

電気配線用ボックスの補助支持具

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JP2564962Y2
JP2564962Y2 JP1992009828U JP982892U JP2564962Y2 JP 2564962 Y2 JP2564962 Y2 JP 2564962Y2 JP 1992009828 U JP1992009828 U JP 1992009828U JP 982892 U JP982892 U JP 982892U JP 2564962 Y2 JP2564962 Y2 JP 2564962Y2
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electric wiring
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孝次 広野
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孝次 広野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の壁面や床面等に
形成された配線用孔に挿入される電気配線用ボックス
を、配線用孔内に支持する電気配線用ボックスの補助支
持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物での電気配線は、配線が
露出しないようにするために、例えば、壁の内側を通し
ている。そして、室内に配線を引き込む場合には、図6
に示すように、壁50に形成した配線用孔52に電気配
線用ボックス54を挿入している、そして、この電気配
線用ボックス54を介して室内に導きだしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、配線用孔52の大きさは、電気配線
用ボックス54に一致したものでなければならず、配線
用孔52が小さいと電気配線用ボックス54を挿入でき
ない。また、電気配線用ボックス54は、図示しないビ
ス等により建物に固定されるが、そのビス等で止める作
業が煩わしく、更に、配線用孔52に挿入されるので、
配線用孔52の位置が僅かずれている場合でも、電気配
線用ボックス54の位置を調整することはできないとい
う問題があった。
【0004】そこで本考案は上記の課題を解決すること
を目的とし、電気配線用ボックスを容易に取り付けるこ
とができる電気配線用ボックスの補助支持具を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本考案は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、建物に形成された配線用孔に挿入され
る電気配線用ボックスの底側に係止される係止部と、前
記配線用孔の縁に引掛け可能に略直角に形成されると共
に前記縁から前記電気配線用ボックスの底側に向かって
延出された一対の鈎部と、前記係止部と前記鈎部とを拡
開状態で前記電気配線用ボックスの底側で連接する弾性
を有する可撓部と、を備えたことを特徴とする電気配線
用ボックスの補助支持具構成がそれである。
【0006】
【作用】前記構成を有する電気配線用ボックスの補助支
持具は、係止部が電気配線用ボックスの底側に係止し、
可撓部をたわませて、配線用孔に電気配線用ボックスを
挿入する。そして、可撓部の弾性により配線用孔内で拡
開し、鈎部が配線用孔の縁に引っ掛かり、配線用孔に電
気配線用ボックスを支持する。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本考案の一実施例である電気配線用ボ
ックスの補助支持具の斜視図である。1は電気配線用ボ
ックスであり、この電気配線用ボックス1は、有底の筒
状で、その側面には、図示しない配線を通すための孔2
が穿設されている。
【0008】4は、補助支持具で、この補助支持具4
は、電気配線用ボックス1の外周に嵌合するリング部6
を備え、このリング部6からは、径方向に、中心側に向
かって突き出された縁部8が形成されている。また、リ
ング部6の一部が切り欠かれ、軸方向に沿って突出さ
れ、かつ弓なりに反った板ばね部10が、2個対称の位
置に設けられている。そして、この板ばね部10のほぼ
中央に突起12が、中心に向って突き出されている。こ
の板ばね部10と突起12とは、リング部6に電気配線
用ボックス1を挿着したときに、突起12を介して、板
ばね部10が押されて弾性変形し、突起12により電気
配線用ボックス1がリング部6から抜けでないように構
成されている。
【0009】尚、本実施例では、リング部6、縁部8、
板ばね部10、突起12により係止部13を形成してい
る。更に、補助支持具4は、略直角に曲がった鈎部14
を備えている。この鈎部14は略直角に曲がったL形部
材が2つ1組で、その中程が接続されて一体とされ、そ
の鈎部14が2個、対称の位置に設けられている。しか
も、本実施例では、両鈎部14の中程からそれぞれ円周
方向に弾性片16が2個づつ突出されている。
【0010】そして、図1、図2に示すように、電気配
線用ボックス1の底側に向かって延出された両鈎部14
と前記リング部6の外周とが、可撓部18により連接さ
れて一体とされている。可撓部18は弾性を有し、本実
施例では、両鈎部14がリング部6にほぼ「逆ハの字」
状になるように拡開状態で連接されている。次に、本実
施例の電気配線用ボックス1の補助支持具4の作動につ
いて説明する。
【0011】まず、建物の壁面に取り付ける場合は、図
2に示すように、壁20に配線用孔22を補助支持具4
よりも一回り大きく形成する。但し、その大きさの寸法
精度は必要とせず、概略の大きさでよい。そして、電気
配線用ボックス1の底側を、補助支持具4のリング部6
に、縁部8に当たるまで板ばね部10をたわませながら
挿着し、板ばね部10の弾性により、突起12を電気配
線用ボックス1の側面に押し付けて、電気配線用ボック
ス1と係止部13とを係止する。
【0012】それを配線用孔22に、電気配線用ボック
ス1の底側から、補助支持具4と共に、可撓部18を弾
性変形させながら、配線用孔22の縁に鈎部14が引っ
掛かるまで挿入する。すると、可撓部18の弾性によ
り、外に広がろうとし、配線用孔22の内周面に強く押
し当てる。
【0013】このとき、弾性片16も弾性変形により内
周面に強く押し当てられる。よって、電気配線用ボック
ス1は、配線用孔22に係合される。この際、配線用孔
22の大きさが、大きかったり、あるいは小さかったり
しても、可撓部18がそれに応じて弾性変形するので、
配線用孔22の大小にかかわらず、配線用孔22に電気
配線用ボックス1を容易に支持できる。
【0014】その後、図示しない配線等の作業を行う。
その際、電気配線用ボックス1は、可撓部18がたわむ
ので、電気配線用ボックス1を配線用孔22内で動かす
ことも可能であり、配線の際の位置ずれを修正でき、配
線作業が容易になる。次に、図3によって、前述した実
施例とは異なる第2実施例の電気配線用ボックスの補助
支持具について説明する。尚、前述した実施例と同じ部
材については、同一番号を伏して詳細な説明を省略す
る。
【0015】図3に示すように、補助支持具30は、平
坦部32を備え、平坦部32には、係止突起34が3個
突出されている。この係止突起34は、電気配線用ボッ
クス1の底に形成された3個の小孔36に容易に外れな
いように嵌着可能に形成されている。尚、平坦部32と
係止突起34とにより係止部38を形成している。
【0016】そして、前述したと同様に、鈎部14と平
坦部32とが可撓部18により拡開状態で連接されてい
る。この補助支持具30は、2個を1組として用い、図
4に示すように、電気配線用ボックス1の底に対称の位
置に形成された2組の小孔36にそれぞれ係止突起34
を嵌着する。そして、前述したと同様に、電気配線用ボ
ックス1を補助支持具30と共に、配線用孔に、その縁
に補助支持具30の鈎部14が引っ掛かるまで挿入す
る。すると、可撓部18の弾性により、電気配線用ボッ
クス1が配線用孔に係合される。
【0017】この第2実施例の場合も、配線用孔の大き
さは、その精度を必要とせず、また、配線用孔の中で、
可撓部18がたわみ、配線に応じて移動できる。また、
前述した電気配線用ボックス1は丸型であったが、これ
に限らず、図5に示すように、四角の電気配線用ボック
ス40でも、係止部38の係止突起34を係止すること
により、同様に配線用孔に係合できる。
【0018】以上本考案はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0019】
【考案の効果】以上詳述したように本考案の電気配線用
ボックスの補助支持具は、可撓部が弾性変形するので、
配線用孔の大小にかかわらず、配線用孔に電気配線用ボ
ックスを容易に支持できると共に、配線の際の位置ずれ
も修正でき、配線作業が容易になるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての電気配線用ボックス
の補助支持具の斜視図である。
【図2】本実施例の電気配線用ボックスの補助支持具で
配線用孔に支持した状態の断面図である。
【図3】本考案の第2実施例としての電気配線用ボック
スの補助支持具の斜視図である。
【図4】本第2実施例の電気配線用ボックスの補助支持
具を丸型の電気配線用ボックスに係止した状態の上面図
である。
【図5】本第2実施例の電気配線用ボックスの補助支持
具を角型の電気配線用ボックスに係止した状態の上面図
である。
【図6】従来の電気配線用ボックスを配線用孔に取り付
けた状態の一部断面斜視図である。
【符号の説明】
1,40…電気配線用ボックス 4,30…補助支持具 13,38…係止部 14…鈎部 18…可撓部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に形成された配線用孔に挿入される
    電気配線用ボックスの底側に係止される係止部と、 前記配線用孔の縁に引掛け可能に略直角に形成されると
    共に前記縁から前記電気配線用ボックスの底側に向かっ
    て延出された一対の鈎部と、 前記係止部と前記鈎部とを拡開状態で前記電気配線用ボ
    ックスの底側で連接する弾性を有する可撓部と、 を備えたことを特徴とする電気配線用ボックスの補助支
    持具。
JP1992009828U 1992-02-28 1992-02-28 電気配線用ボックスの補助支持具 Expired - Lifetime JP2564962Y2 (ja)

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