JPH0617321U - 電気配線用ボックスの補助支持具 - Google Patents

電気配線用ボックスの補助支持具

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JPH0617321U
JPH0617321U JP982892U JP982892U JPH0617321U JP H0617321 U JPH0617321 U JP H0617321U JP 982892 U JP982892 U JP 982892U JP 982892 U JP982892 U JP 982892U JP H0617321 U JPH0617321 U JP H0617321U
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wiring box
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孝次 広野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気配線用ボックスを容易に取り付けることが
できる電気配線用ボックスの補助支持具を得る。 【構成】建物に形成された配線用孔22に挿入される電
気配線用ボックス1の底側に係止される係止部13を備
えると共に、配線用孔22の縁に引掛け可能に形成され
た鈎部14を備えている。そして、係止部13と鈎部1
4とを拡開状態で連接する弾性を有する可撓部18を有
し、可撓部18の弾性変形で配線用孔22の大小にかか
わらず、電気配線用ボックス1を支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の壁面や床面等に形成された配線用孔に挿入される電気配線用 ボックスを、配線用孔内に支持する電気配線用ボックスの補助支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建物での電気配線は、配線が露出しないようにするために、例えば 、壁の内側を通している。そして、室内に配線を引き込む場合には、図6に示す ように、壁50に形成した配線用孔52に電気配線用ボックス54を挿入してい る、そして、この電気配線用ボックス54を介して室内に導きだしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした従来のものでは、配線用孔52の大きさは、電気配線 用ボックス54に一致したものでなければならず、配線用孔52が小さいと電気 配線用ボックス54を挿入できない。また、電気配線用ボックス54は、図示し ないビス等により建物に固定されるが、そのビス等で止める作業が煩わしく、更 に、配線用孔52に挿入されるので、配線用孔52の位置が僅かずれている場合 でも、電気配線用ボックス54の位置を調整することはできないという問題があ った。
【0004】 そこで本考案は上記の課題を解決することを目的とし、電気配線用ボックスを 容易に取り付けることができる電気配線用ボックスの補助支持具を提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本考案は課題を解決するための手段として次の構成 を取った。即ち、 建物に形成された配線用孔に挿入される電気配線用ボックスの底側に係止され る係止部と、 前記配線用孔の縁に引掛け可能に形成された鈎部と 前記係止部と前記鈎部とを拡開状態で連接する弾性を有する可撓部と、 を備えたことを特徴とする電気配線用ボックスの補助支持具に構成がそれであ る。
【0006】
【作用】
前記構成を有する電気配線用ボックスの補助支持具は、係止部が電気配線用ボ ックスの底側に係止し、可撓部をたわませて、配線用孔に電気配線用ボックスを 挿入する。そして、可撓部の弾性により配線用孔内で拡開し、鈎部が配線用孔の 縁に引っ掛かり、配線用孔に電気配線用ボックスを支持する。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例である電気配線用ボックスの補助支持具の斜視図であ る。1は電気配線用ボックスであり、この電気配線用ボックス1は、有底の筒状 で、その側面には、図示しない配線を通すための孔2が穿設されている。
【0008】 4は、補助支持具で、この補助支持具4は、電気配線用ボックス1の外周に嵌 合するリング部6を備え、このリング部6からは、径方向に、中心側に向かって 突き出された縁部8が形成されている。 また、リング部6の一部が切り欠かれ、軸方向に沿って突出され、かつ弓なり に反った板ばね部10が、2個対称の位置に設けられている。そして、この板ば ね部10のほぼ中央に突起12が、中心に向って突き出されている。この板ばね 部10と突起12とは、リング部6に電気配線用ボックス1を挿着したときに、 突起12を介して、板ばね部10が押されて弾性変形し、突起12により電気配 線用ボックス1がリング部6から抜けでないように構成されている。
【0009】 尚、本実施例では、リング部6、縁部8、板ばね部10、突起12により係止 部13を形成している。 更に、補助支持具4は、略直角に曲がった鈎部14を備えている。この鈎部1 4は略直角に曲がったL形部材が2つ1組で、その中程が接続されて一体とされ 、その鈎部14が2個、対称の位置に設けられている。しかも、本実施例では、 両鈎部14の中程からそれぞれ円周方向に弾性片16が2個づつ突出されている 。
【0010】 そして、この両鈎部14と前記リング部6の外周とが、可撓部18により連接 されて一体とされている。可撓部18は弾性を有し、本実施例では、両鈎部14 がリング部6にほぼ「逆ハの字」状になるように拡開状態で連接されている。 次に、本実施例の電気配線用ボックス1の補助支持具4の作動について説明す る。
【0011】 まず、建物の壁面に取り付ける場合は、図2に示すように、壁20に配線用孔 22を補助支持具4よりも一回り大きく形成する。但し、その大きさの寸法精度 は必要とせず、概略の大きさでよい。 そして、電気配線用ボックス1の底側を、補助支持具4のリング部6に、縁部 8に当たるまで板ばね部10をたわませながら挿着し、板ばね部10の弾性によ り、突起12を電気配線用ボックス1の側面に押し付けて、電気配線用ボックス 1と係止部13とを係止する。
【0012】 それを配線用孔22に、電気配線用ボックス1の底側から、補助支持具4と共 に、可撓部18を弾性変形させながら、配線用孔22の縁に鈎部14が引っ掛か るまで挿入する。すると、可撓部18の弾性により、外に広がろうとし、配線用 孔22の内周面に強く押し当てる。
【0013】 このとき、弾性片16も弾性変形により内周面に強く押し当てられる。よって 、電気配線用ボックス1は、配線用孔22に係合される。この際、配線用孔22 の大きさが、大きかったり、あるいは小さかったりしても、可撓部18がそれに 応じて弾性変形するので、配線用孔22の大小にかかわらず、配線用孔22に電 気配線用ボックス1を容易に支持できる。
【0014】 その後、図示しない配線等の作業を行う。その際、電気配線用ボックス1は、 可撓部18がたわむので、電気配線用ボックス1を配線用孔22内で動かすこと も可能であり、配線の際の位置ずれを修正でき、配線作業が容易になる。 次に、図3によって、前述した実施例とは異なる第2実施例の電気配線用ボッ クスの補助支持具について説明する。尚、前述した実施例と同じ部材については 、同一番号を伏して詳細な説明を省略する。
【0015】 図3に示すように、補助支持具30は、平坦部32を備え、平坦部32には、 係止突起34が3個突出されている。この係止突起34は、電気配線用ボックス 1の底に形成された3個の小孔36に容易に外れないように嵌着可能に形成され ている。尚、平坦部32と係止突起34とにより係止部38を形成している。
【0016】 そして、前述したと同様に、鈎部14と平坦部32とが可撓部18により拡開 状態で連接されている。 この補助支持具30は、2個を1組として用い、図4に示すように、電気配線 用ボックス1の底に対称の位置に形成された2組の小孔36にそれぞれ係止突起 34を嵌着する。そして、前述したと同様に、電気配線用ボックス1を補助支持 具30と共に、配線用孔に、その縁に補助支持具30の鈎部14が引っ掛かるま で挿入する。すると、可撓部18の弾性により、電気配線用ボックス1が配線用 孔に係合される。
【0017】 この第2実施例の場合も、配線用孔の大きさは、その精度を必要とせず、また 、配線用孔の中で、可撓部18がたわみ、配線に応じて移動できる。また、前述 した電気配線用ボックス1は丸型であったが、これに限らず、図5に示すように 、四角の電気配線用ボックス40でも、係止部38の係止突起34を係止するこ とにより、同様に配線用孔に係合できる。
【0018】 以上本考案はこの様な実施例に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の電気配線用ボックスの補助支持具は、可撓部が弾 性変形するので、配線用孔の大小にかかわらず、配線用孔に電気配線用ボックス を容易に支持できると共に、配線の際の位置ずれも修正でき、配線作業が容易に なるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての電気配線用ボックス
の補助支持具の斜視図である。
【図2】本実施例の電気配線用ボックスの補助支持具で
配線用孔に支持した状態の断面図である。
【図3】本考案の第2実施例としての電気配線用ボック
スの補助支持具の斜視図である。
【図4】本第2実施例の電気配線用ボックスの補助支持
具を丸型の電気配線用ボックスに係止した状態の上面図
である。
【図5】本第2実施例の電気配線用ボックスの補助支持
具を角型の電気配線用ボックスに係止した状態の上面図
である。
【図6】従来の電気配線用ボックスを配線用孔に取り付
けた状態の一部断面斜視図である。
【符号の説明】
1,40…電気配線用ボックス 4,30…補助支持具 13,38…係止部 14…鈎部 18…可撓部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に形成された配線用孔に挿入される
    電気配線用ボックスの底側に係止される係止部と、 前記配線用孔の縁に引掛け可能に形成された鈎部と前記
    係止部と前記鈎部とを拡開状態で連接する弾性を有する
    可撓部と、 を備えたことを特徴とする電気配線用ボックスの補助支
    持具。
JP1992009828U 1992-02-28 1992-02-28 電気配線用ボックスの補助支持具 Expired - Lifetime JP2564962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992009828U JP2564962Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 電気配線用ボックスの補助支持具

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JP1992009828U JP2564962Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 電気配線用ボックスの補助支持具

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JPH0617321U true JPH0617321U (ja) 1994-03-04
JP2564962Y2 JP2564962Y2 (ja) 1998-03-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100396425B1 (ko) * 2001-04-06 2003-09-03 주식회사 동서종합기계 원형 전선관박스
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PL423468A1 (pl) * 2017-11-15 2019-05-20 Urban Patryk Pierścień centrujący do osadzania puszek elektrycznych fi 60 w ścianach murowanych bądź z cegły

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