JPH0646178Y2 - 設備ダクト - Google Patents

設備ダクト

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JPH0646178Y2
JPH0646178Y2 JP1987035374U JP3537487U JPH0646178Y2 JP H0646178 Y2 JPH0646178 Y2 JP H0646178Y2 JP 1987035374 U JP1987035374 U JP 1987035374U JP 3537487 U JP3537487 U JP 3537487U JP H0646178 Y2 JPH0646178 Y2 JP H0646178Y2
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JP
Japan
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mounting member
engaging
section
duct
horizontal
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JP1987035374U
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JPS63143014U (ja
Inventor
みほ 福田
Original Assignee
日動電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調用あるいは電話用を始めとする電気配線
を、ビル等の構築物のコーナー部に添わせて装備させる
際に、前記電気配線を収納して外部から隠蔽するように
した設備ダクトに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の設備ダクトのうち、構築物の高所のコーナー部に
設置する作業が比較的容易に行えるものとして、実開昭
58-137735号公報に開示されたものがある。このもの
は、第4図に示すように、断面L字型の長尺な取付部材
102と断面略L字型の長尺な外面部材101とを有し、これ
を組み立てるには、まず、壁材111と天井材112が交差す
る高所のコーナー部に長尺の取付部材102を添着する。
つぎに、取付部材102の下端部に形成した円溝107に、長
尺な外面部材101の一方の先端部に形成した円頭隆状103
を斜めに押し込んで係合させる。そして、この状態から
外面部材101を起して、外面部材101の他方の先端部に形
成した円頭隆状104を、取付部材102の上部に形成した深
溝109に押し込み、取付部材102に形成した挟持板108の
弾性力により、円頭隆状104を、取付部材102の水平部10
2aと挟持板108に形成した係合凹条106に係止保持させる
のである。
[考案が解決しようとする問題点] 第4図に示す従来のものでは、取付部材102を構築物の
コーナー部に添着するのに際し、取付部材102が長くて
重くかつ構築物のコーナー部が背の届かない高所の場
合、取付部材102を2人以上で支持しないと、取付部材1
02を高所のコーナー部に添着することができない。
また、高所のコーナー部に添着した取付部材102の長い
円溝107に、外面部材101の長い円頭隆状103を押し込み
係合させるには、2人以上で外面部材101を水平に支持
しながらでないと、その長い取付部材102の円溝107に、
長い外面部材101の円頭隆状103を押し込み係合させるこ
とができない。
また、長い取付部材102の円溝107に、外面部材101の円
頭隆状103が係合されてない部分がある状態で、外面部
材101の円頭隆状104を、取付部材102の深溝109に押し込
み装着してしまうと、再度、外面部材101の円頭隆状104
を取付部材102の深溝109から外してからでないと、その
係合されていない円頭隆状103の部分を取付部材102の円
溝107に係合させることができず、このような修正作業
が比較的多く発生する。
本考案は、上記従来のもののような問題が生じず、1人
でも容易に高所のコーナー部にダクトを設けることがで
きる設備ダクトを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の設備ダクトは、上記目的を達成するために、つ
ぎのように構成したものである。すなわち、 構築物のコーナー部に添着するための断面略L字型部分
を有し、その断面略L字型部分の水平部と鉛直部の各先
端部に突起状の係合部を形成した短尺な複数の取付部材
と、 これら取付部材が構築物のコーナー部に添着された状態
において、それら取付部材を覆いかつ前記コーナー部と
の間に空間を形成する断面略L字型の長尺部を有し、そ
の長尺部の水平部の先端部に前記取付部材の鉛直部の係
合部に上方から引っ掛けて係合させる係合片を形成し、
かつ、長尺部の鉛直部の先端部に、長尺部の水平部の係
合片を取付部材の鉛直部の係合部に引っ掛けて係合させ
た状態から取付部材の水平部の係合部に向け押し込んで
取付部材の水平部の係合部に係合させる先窄り状の係止
爪部を先端部に有した弾性変形可能な係合片を形成した
ダクト本体とを具備するものである。
[作用] 本考案によれば、取付部材を複数の短尺なものとしたた
め、構築物の高所のコーナー部でも1人で容易に添着す
ることができる。
また、高所のコーナー部に所定間隔で添着した複数の取
付部材に、ダクト本体を取付ける場合、ダクト本体の水
平部の長手方向一方側の係合片を、高所のコーナー部に
添着した一方側の取付部材の鉛直部の係合部に上方から
引っ掛けて係合させる。ついで、ダクト本体の長手方向
一方側を、前記一方側の取付部材の鉛直部の係合部に支
持させた状態で、ダクト本体の全体を持ち上げ、ダクト
本体の水平部の長手方向他方側の係合片を、高所のコー
ナー部に添着した他方側の取付部材の鉛直部の係合部に
引っ掛けて係合させる。つぎに、ダクト本体を長手方向
中央上部から長手方向端部側に向けて順次に押圧すれ
ば、順次に、ダクト本体の鉛直部の先端部に形成した係
合片が、弾性変形しながら、取付部材の水平部の係合部
に向け押し込まれ、ダクト本体の係合片の係止爪部が取
付部材の水平部の係合部に係合されて、ダクト本体が複
数の取付部材に取り付くのである。したがって、1人で
も長尺のダクト本体を、容易かつ誤りなく、高所のコー
ナー部に添着した取付部材に取付けることができるので
ある。
〔実施例〕
以下、本考案を図示した実施例に基づいて説明する。
第1図は実施例の設備ダクトの斜視図、第2図は第1図
の設備ダクトのコーナー部Cへの装着状態をを示し、図
において、1は取付部材、2はダクト本体である。
取付部材1は鋼板あるいは樹脂板等によりなり、当該設
備ダクトの被取付部である構築物のコーナー部Cに添着
されるべく、このコーナー部Cの水平面Hに取着される
水平部11と、立ち上がり面Rに取着される鉛直部12とで
形成される、断面略L字型部分を有している。また、こ
の取付部材1は当該設備ダクトを取り付けるために必要
な要所部分にそれぞれ固着されるものであるために短尺
に形成されている。
前記水平部11及び鉛直部12の各先端には、各部に対して
略45°の角度をなした突起状の係合部11a,12aがそれぞ
れ曲成されており、且つこれら係合部11a,12aは前述し
たように鋼板あるいは樹脂板等で形成されることにより
弾性変形が可能である。11b,12bは水平部11及び鉛直部1
2をそれぞれ前記水平面H及び立ち上がり面Rに取着す
るために穿設された縦長の取付穴である。また、鉛直部
12にはその上下方向中央部に、前記水平部11と平行な仕
切板13が固設されている。尚、水平部11と鉛直部12の交
差部は、構築物のコーナー部Cが必ずしも直角に交わっ
ているとは限らないため、水平部11及び鉛直部12が必ず
水平面H及び立ち上がり面Rに密着するように、傾斜部
14を介して交わっている。
ダクト本体2は、前記構築物のコーナー部Cとの間に断
面矩形の空間Eを形成しうるよう、水平部21と鉛直部22
とで断面L字型で且つ長尺に形成されている。そして、
これら水平部21及び鉛直部22の端辺をコーナー部Cの水
平面H及び鉛直面Rに当接または近接させたとき、前記
取付部材1はこのダクト本体2とコーナー部Cとで形成
される空間E内に収納される。
前記水平部21及び鉛直部22の各先端部の内面には、先窄
り状の係止爪部21a1,22a1を先端部に有した弾性変形可
能な係合片21a,22aが全長にわたって一体的に設けられ
ている。これら係止爪部21a1,22a1は、断面フック状に
形設されており、各々が前記取付部材1に形設した係合
部11a,12aと係合する。
以上のように構成された設備ダクトは、例えば複数の取
付部材1…を高所のコーナー部Cに所定間隔あけて添着
する。
つぎに、ダクト本体2の長手方向一方側の係合片21a
を、コーナー部Cに添着した一方側の取付部材1の係合
部12aに上方から引っ掛けて係合させる。ついで、ダク
ト本体2の長手方向一方側を、前記一方側の取付部材1
の係合部12aに支持させた状態で、ダクト本体2の全体
を持ち上げ、ダクト本体2の長手方向他方側の係合片21
aを、コーナー部Cに添着した他方側の取付部材1の係
合部12aに引っ掛けて係合させる。
つぎに、ダクト本体2を長手方向中央上部から長手方向
端部側に向けて順次に押圧すれば、順次に、第3図に示
すように、ダクト本体2の鉛直部22の先端部に形成した
係合片22aと取付部材1の係合部11aが、互いに弾性変形
して、ダクト本体2の係合片22aが取付部材1の係合部1
1aに押し込まれ、ダクト本体2の係合片22aの係止爪部2
2a1が取付部材1の係合部11aに係合されて、第2図に示
すように設備ダクトとして完成されるものである。尚、
上記配線Aは、仕切板13によって所定のグループ別に配
される。
このように、上記設備ダクトは、取付部材1をコーナー
部の必要な数箇所に取着すれば、配線を収容したダクト
本体2をこの取付部材1に係合させるだけで装備でき、
しかも仕切板13によって内部を仕切っているために配線
のグループ分けができ、組み立てに際する作業性が極め
て良い。また、取付部材1とダクト本体2は、ダクト本
体2の内面側において係合するから、ダクト本体2の取
付状態が外観上に露呈せず、見栄えも良い。
尚、本考案が上記実施例に限定されないのは勿論であっ
て、例えば仕切板は必ずしも装備されていなくてもよい
し、逆にダクト本体とコーナー部間に形成される空間を
さらに多くの部分に分割できるように複数の仕切板を設
けるようにしてもよい。また、取付部材側にフック状の
係合片を設け、ダクト本体側に端辺を曲成した係合部を
設けるようにするなど、係合機構を種々に設計変更する
ことも可能である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による設備ダク
トによれば、高所のコーナー部への取付部材の添着、お
よび、コーナー部に添着された取付部材へのダクト本体
の取付けを1人で容易にかつ誤りなく行うことができ、
しかも、取付部材が複数の短尺なものであるから、従来
の長尺な取付部材と比べて、材料費も安くつき経済的に
なるなど、実用上大なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による設備ダクトの一部を省略した斜視
図、第2図は同じくコーナー部への装着状態を示す断面
図、第3図はダクト本体を取付部材に係合させる過程を
示す説明図、第4図は従来の設備ダクトの断面図であ
る。 1……取付部材、2……ダクト本体 11a,12a……係合部、21a,21b……係合片
フロントページの続き (56)参考文献 実願昭57−35073(実開昭58−137735号) の願書に添付した明細書及び図面の内容を 撮影したマイクロフィルム(JP,U) 実願昭46−19647(実開昭47−22499号) の願書に添付した明細書及び図面の内容を 撮影したマイクロフィルム(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】構築物のコーナー部(C)に添着するため
    の断面略L字型部分を有し、その断面略L字型部分の水
    平部(11)と鉛直部(12)の各先端部に突起状の係合部
    (11a,12a)を形成した短尺な複数の取付部材(1…)
    と、 これら取付部材(1…)が構築物のコーナー部(C)に
    添着された状態において、それら取付部材(1…)を覆
    いかつ前記コーナー部(C)との間に空間(E)を形成
    する断面略L字型の長尺部(2A)を有し、その長尺部
    (2A)の水平部(21)の先端部に前記取付部材(1)の
    鉛直部(12)の係合部(12a)に上方から引っ掛けて係
    合させる係合片(21a)を形成し、かつ、長尺部(2A)
    の鉛直部(22)の先端部に、長尺部(2A)の水平部(2
    1)の係合片(21a)を取付部材(1)の鉛直部(12)の
    係合部(12a)に引っ掛けて係合させた状態から取付部
    材(1)の水平部(11)の係合部(11a)に向け押し込
    んで取付部材(1)の水平部(11)の係合部(11a)に
    係合させる先窄り状の係止爪部(22a1)を先端部に有し
    た弾性変形可能な係合片(22a)を形成したダクト本体
    (2)とを具備する設備ダクト。
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JPS63143014U JPS63143014U (ja) 1988-09-20
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JPS58137735U (ja) * 1982-03-15 1983-09-16 竹野株式会社 内装補助材

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