JP3002438B2 - ユニットルームの壁パネル連結構造 - Google Patents

ユニットルームの壁パネル連結構造

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JP3002438B2 JP9294689A JP29468997A JP3002438B2 JP 3002438 B2 JP3002438 B2 JP 3002438B2 JP 9294689 A JP9294689 A JP 9294689A JP 29468997 A JP29468997 A JP 29468997A JP 3002438 B2 JP3002438 B2 JP 3002438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットのよ
うなユニットルームの壁を構成するための壁パネルの連
結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から浴室ユニットのようなユニット
ルームの壁を構成するに当たっては、床パンの端部の立
ち上がり部の上端部に設けた壁パネル載置部に壁パネル
を載置し、隣接する壁パネル同士を連結具により連結す
ることで壁を構成するようにしていた。
【0003】壁パネルの連結に当たっては、壁パネル同
士を直線状に連結する場合と、壁パネル同士を直角に連
結する場合とがあり、従来にあっては、直線状に連結す
るには直線連結特有の連結構造で連結してあり、また、
直角に連結するには直角連結特有の連結構造で連結して
あり、両者で共通する部材はなく、部品点数が増し、連
結もしにくいという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、壁パネルの縦
枠部に取付ける連結部材を直線状の連結、直角状の連結
のいずれの場合にも共用できて部品点数を削減でき、ま
た、壁パネル同士の直線状の連結、直角状の連結のいず
れの場合にも簡単に連結ができ、また、連結強度が強い
ユニットルームの壁パネル連結構造を提供することを課
題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のユニットルームの壁パネル連結構造は、隣接
する壁パネル1裏面の側端部の縦枠部2にそれぞれ係合
突起3を有する連結部材4を取付け、中間連結部材6の
両側端部にそれぞれ係合突起3が嵌まり込んで係合する
係合溝5を設け、係合突起3に壁パネル1を直線状に連
結するための中間連結部材6の係合溝5に係合するため
の直線用係合部7と、壁パネル1を直角に連結するため
の中間連結部材6の係合溝5に係合するための直角用係
合部8とを設けて成ることを特徴とするものである。こ
のような構成とすることで、壁パネル1同士を直線状に
接続する場合には中間連結部材6として直線用中間連結
部材6aを用いて連結するのであるが、この場合、壁パ
ネル1の裏面の側端部の縦枠部2に取付けた連結部材4
の係合突起3の直線用係合部7を直線用中間連結部材6
aに設けた係合溝5に係合することで直線状の連結がで
きるものであり、また、壁パネル1同士を直角状に接続
する場合には中間連結部材6として直角用中間連結部材
6bを用いて連結するのであるが、この場合、壁パネル
1の裏面の側端部の縦枠部2に取付けた連結部材4の係
合突起3の直角用係合部8を直角用中間連結部材6bに
設けた係合溝5に係合することで直線状の連結ができる
ものである。
【0006】また、左右両側に係合溝5を有する中間連
結部材6の係合溝部5分の形状が平面視で左右方向の中
心線に対して線対称で且つ前後方向の中心線に対して線
対称であることが好ましい。このような構成とすること
で、中間連結部材6を180°回転して使用しても隣接
する壁パネル1の縦枠部2に取付ける連結部材6に連結
することができ、中間連結部材6の向きを合わせる手間
が省け、特にコーナ用中間連結部材6において有効であ
る。
【0007】また、壁パネル1の裏面の側端部の縦枠部
2に凹溝部9を形成し、中間連結部材6に凸部10を設
けてこの凸部10を凹溝部9に嵌め込むことが好まし
い。このような構成とすることで、中間連結部材6が縦
枠部2に取付けた連結部材4に係合部7と係合溝5との
係合で連結されるだけでなく、縦枠部2に対して直接凸
部10と凹溝部9との嵌め込みで連結されることになっ
て、中間連結部材6による連結強度が向上し、縦枠部
2、連結部材4、中間連結部材6の3者相互の結合によ
り、連結部分全体の強度が向上するものである。
【0008】また、壁パネル1の裏面の側端部の縦枠部
2の内側面部に取付け手段により取付けられる連結部材
4に壁パネル1の裏面に沿って当たり部11を連出し、
この当たり部11を壁パネル1の裏面に当接することが
好ましい。このような構成とすることで、壁パネル1の
表面側からの外力が連結部分に作用する際、外力に対し
て縦枠部2の内側面部への連結部材4の取付け手段によ
る取付け部分と、当たり部11とで分散して支持でき
て、連結部材4の縦枠部2の内側面部への取付け部分の
みに集中してかかるのを防止でき、これにより連結部材
4の縦枠部2の内側面部への取付け部分が外れたり、破
損したりするのを防止することができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。図6に示すように床パン19
(図9に示す実施形態においては洗い場側床パン部19
aと浴槽取付け枠部19bとで床パン19が構成してあ
る)の外端部に設けた壁パネル載置部21に壁パネル1
を建て込み、隣接する壁パネル1同士を後述の連結部材
4と中間連結部材6とで連結して壁を構成し、更に、該
壁の上に天井パネル20を載せて連結することで浴室ユ
ニットを構成するようになっている。壁パネル1は枠体
17の前面部に面板18を取着して構成してある。枠体
17の縦枠部2は鋼板を折り曲げ加工して構成したもの
で、背面側が上下方向にわたって開口していて凹溝部9
となっている。
【0010】壁パネル1の裏面の側端部の縦枠部2に連
結部材4が取付けてある。この連結部材4は取付け片1
2の後端部から側方に向けて後面当たり片13を突設
し、後面当たり片13の先端部から後方に向けて後ろ向
き片14を突設し、後ろ向き片14の先端部から側方に
向けて突片15を突設し、この突片15の先端部に係合
突起3を設けてあり、更に、取付け片12の前端部から
後面当たり片13と反対方向に当たり部11を突設して
構成してある。
【0011】係合突起3の幅は突片15の幅よりも大き
く係合突起3の突片15からの突出基部の両側部3a、
3bがそれぞれ直線用係合部7となっており、また、係
合突部3の突出先端部の後方側の隅部を切欠して切欠部
3cが設けてあって、係合突部3の突出先端部の切欠部
3cよりも手前側の部位3dと、係合突起3の突片15
からの突出基部の両側部3a、3bのうちの一方の側部
3aとが直角用係合部8となっている。
【0012】また、後ろ向き片14の先端部から当たり
部11の先端部にかけて補強リブ16が設けてある。上
記の構成の連結部材4は取付け片12部分を壁パネル1
裏面の端部の縦枠部2の内側面部に任意の取付け手段に
より取付けられるものである。添付図面に示す実施形態
においては、取付け片12に係止フック22を突設し、
この係止フック22を縦枠部2の側面部に形成した孔2
4に弾性的に嵌め込んで係止することで取付けてある
が、必ずしも上記取付けにのみ限定されず、他の任意の
取付け手段が採用できるものである。取付け片12を縦
枠部2の内側面部に取付けた状態で、当たり部11が壁
パネル1の面板18の背面に当接し、また、後面当たり
片14が縦枠部2の後面に当接する(この場合、後面当
たり片14は凹溝部9の開口を塞がないように縦枠部2
の後面の側端部に当接する)ものである。
【0013】中間連結部材6は左右両側端部にそれぞれ
係合突起3が嵌まり込んで係合する係合溝5を設けてあ
る。ここで、中間連結部材6としては、壁パネル1同士
を直線状に連結するための直線用中間連結部材6aと、
壁パネル1同士を直角状に連結するための直角用連結部
材6bとがある。直線用中間連結部材6aは図4に示す
ようなもので、左右両側端部に設けた係合溝5は入口が
狭く奥が広い溝であり、奥の溝部分は平面視四角形状を
していて入口が四角形の1辺部に形成された構造となっ
ている。また、左右両端部の前後両側からそれぞれ凸部
10が前方と後方とに向けて突出している。そして、こ
の直線用中間連結部材6aの左右両側に設けた係合溝5
及び凸部10の形状は左右方向の中心線(図4において
Aで示す)に対して線対称で且つ前後方向の中心線(図
4においてBで示す)に対して線対称である。また、こ
の実施形態においては、両側の係合溝5の入口の開口方
向は左右方向を向いており、凸部10の突出方向は前後
方向を向いていて、係合溝5の入口の開口方向と凸部1
0の突出方向とは直角の関係となるようになっている。
また、係合溝5の上下方向の開口端部は差込みガイド用
傾斜部31となっており、係合溝5と連結部材4の係合
突起3との係合(上下方向からの挿入による係合)が差
込みガイド用傾斜部31をガイドとしてスムーズに行え
るようになっている。なお、一方又は両方の係合溝5の
上端部には落下防止用の蓋片28を設けてもよい。
【0014】直角用中間連結部材6bは図5に示すよう
なもので、中央片部25の左右両側端部にそれぞれ係合
溝5が設けてあり、この左右両側端部に設けた係合溝5
は入口が狭く奥が広い溝であり、奥の溝部分は平面視四
角形状をしていて入口が四角形の角部に形成された構造
となっている。また、左右両端部の前後両側からそれぞ
れ凸部10が突出している。そして、この直角用中間連
結部材6b及び凸部10の左右両端部に設けた係合溝5
部分の形状は左右方向の中心線(図5においてAで示
す)に対して線対称で且つ前後方向の中心線(図5にお
いてBで示す)に対して線対称である。この実施形態に
おいては、両側の係合溝5の開口方向は左右方向を向い
ており、各凸部10の突出方向は上記直角用中間連結部
材6bは左右方向の中心線Aに対して45°傾いた方向
を向いている。また、係合溝5の上下方向の開口端部は
差込みガイド用傾斜部31となっており、係合溝5と連
結部材4の係合突起3との係合(上下方向からの挿入に
よる係合)が差込みガイド用傾斜部31をガイドとして
スムーズに行えるようになっている。なお、一方又は両
方の係合溝5の上端部には落下防止用の蓋片28を設け
てもよい。
【0015】しかして、連結部材4を縦枠部2に取付け
た状態で壁パネル1同士を建て込むと共に中間連結部材
6を用いて両連結部材4を連結することで壁パネル1同
士を連結するのであるが、連結に当たっては以下のよう
にして行う。壁パネル1同士を直線状に連結するには、
図1に示すように、隣接する壁パネル1同士を直線状に
建て込むと共に、直線用中間連結部材6aの両側端部の
係合溝5にそれぞれ直線状に隣接する壁パネル1の縦枠
部2に取付けた連結部材4の係合突起3を嵌め込んで直
線状に隣接する壁パネル1同士を連結するものである。
この時、係合突起3に設けた符号3a、3bにより構成
される直線用係合部7が直線用中間連結部材6aの係合
溝5の奥の溝部の入口側の両端部に係合するものであ
る。この場合、更に、直線用中間連結部材6aに設けた
凸部10がそれぞれ隣接する壁パネル1の縦枠部2の背
面側に開口する凹溝部9に嵌め込まれるものである。こ
のように、直線用中間連結部材6aが縦枠部2に取付け
た連結部材4に係合部7と係合溝5との係合で連結され
るだけでなく、縦枠部2に対して直接凸部10と凹溝部
9との嵌め込みで連結されることで、直線用中間連結部
材6aによる連結強度が向上し、縦枠部2、連結部材
4、直線用中間連結部材6aの3者相互の結合により、
連結部分全体の強度が向上することになる。また、直線
用中間連結部材6aの左右両側に設けた係合溝5及び凸
部10の形状は左右方向の中心線Aに対して線対称で且
つ前後方向の中心線Bに対して線対称であるので、直線
用中間連結部材6aを平面視で180°回転しても上記
と同様に、係合部7と係合溝5とが係合し、凸部10と
凹溝部9とが嵌め込まれることになって、直線用中間連
結部材6aによる連結時における方向性が無くなり、連
結作業が容易となる。また、連結部材4の当たり部11
が壁パネル1の面板18の裏面に当接しているので、壁
パネル1の表面側からの外力が連結部分に作用する際、
外力に対して縦枠部2の内側面部への連結部材4の取付
け手段による取付け部分と、当たり部11とで分散して
支持できて、連結部材4の縦枠部2の内側面部への取付
け部分のみに応力が集中してかかるのを防止でき、これ
により連結部材4の縦枠部2の内側面部への取付け部分
が外れたり、破損したりするのを防止することができる
ことになる。
【0016】一方、壁パネル1同士を直角状に連結する
には、図2に示すように、隣接する壁パネル1同士を直
角に建て込むと共に、直角用中間連結部材6bの両側端
部の係合溝5にそれぞれ直角に隣接する壁パネル1の縦
枠部2に取付けた連結部材4の係合突起3を嵌め込んで
直角に隣接する壁パネル1同士を連結するものである。
この時、係合突起3に設けた符号3a、3dにより構成
される直角用係合部8が直角用中間連結部材6bの係合
溝5の奥の溝部の入口側の両端部に係合するものであ
る。この場合、更に、直角用中間連結部材6bに設けた
凸部10がそれぞれ隣接する壁パネル1の縦枠部2の背
面側に開口する凹溝部9に嵌め込まれるものである。こ
のように、直角用中間連結部材6bが縦枠部2に取付け
た連結部材4に係合部7と係合溝5との係合で連結され
るだけでなく、縦枠部2に対して直接凸部10と凹溝部
9との嵌め込みで連結されることで、直角用中間連結部
材6bによる連結強度が向上し、縦枠部2、連結部材
4、直角用中間連結部材6bの3者相互の結合により、
連結部分全体の強度が向上することになる。また、直角
用中間連結部材6bの左右両側に設けた係合溝5及び凸
部10の形状は左右方向の中心線Aに対して線対称で且
つ前後方向の中心線Bに対して線対称であるので、直角
用中間連結部材6bを平面視で180°回転しても上記
と同様に、係合部7と係合溝5とが係合し、凸部10と
凹溝部9とが嵌め込まれることになって、直角用中間連
結部材6bによる連結時における方向性が無くなり、連
結作業が容易となる。また、連結部材4の当たり部11
が壁パネル1の面板18の裏面に当接しているので、壁
パネル1の表面側からの外力が連結部分に作用する際、
外力に対して縦枠部2の内側面部への連結部材4の取付
け手段による取付け部分と、当たり部11とで分散して
支持できて、連結部材4の縦枠部2の内側面部への取付
け部分のみに応力が集中してかかるのを防止でき、これ
により連結部材4の縦枠部2の内側面部への取付け部分
が外れたり、破損したりするのを防止することができる
ことになる。
【0017】そして、上記のように直線状に連結する場
合、直角に連結する場合のいずれにおいても、一方又は
両方の係合溝5の上端部に落下防止用の蓋片28を設け
ることで、蓋片28が係合突起3の上端部に当たって、
中間連結部材6が連結部材4から下方にずり落ちて落下
するのが防止されるようになっている。上記のようにし
て隣接する壁パネル1同士を連結するのであるが、壁パ
ネル1の連結を解除して取り外す場合には、隣接する壁
パネル1の目地間に表面側(つまり浴室内)から薄板状
の金尺のような治具を差し込んで治具を中間連結部材6
の下方に位置させ、この状態で治具を上方にスライドさ
せることで、中間連結部材6を上方向に移動させ、中間
連結部材6と両側の連結部材4との係合を解除して中間
連結部材6を脱離させ、これにより、壁パネル1同士の
連結を解除して取り外すことができるものである。な
お、この場合、連結部材4の係合突起3は壁パネル1の
側端部より内側に位置し、いずれも隣接する壁パネル1
を取り外す際に隣りの壁パネル1に取付けた連結部材4
に邪魔されることなくスムーズに表面側に取り外せるよ
うにしておく。
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、隣接する壁パネル裏面の側端部の縦枠部にそれぞれ
係合突起を有する連結部材を取付け、中間連結部材の両
側端部にそれぞれ係合突起が嵌まり込んで係合する係合
溝を設け、係合突起に壁パネルを直線状に連結するため
の中間連結部材の係合溝に係合するための直線用係合部
と、壁パネルを直角に連結するための中間連結部材の係
合溝に係合するための直角用係合部とを設けてあるの
で、壁パネル同士を直線状に連結する場合も、直角に連
結する場合もいずれも、壁パネルの縦枠部に取付ける連
結部材として同じ連結部材を共用して用いることがで
き、この結果、部品点数が少なくなり、コストダウンが
図れると共に、連結に当たっても共通の連結部材を壁パ
ネルの縦枠部に取付けるだけで、これを直線状の連結の
場合も、直角状の連結の場合にも用いることができて、
連結作業が簡略化できるものである。
【0019】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、左右両側に係合
溝を有する中間連結部材の係合溝部分の形状が平面視で
左右方向の中心線に対して線対称で且つ前後方向の中心
線に対して線対称であるから、中間連結部材を180°
回転して使用しても隣接する壁パネルの縦枠部に取付け
る連結部材に連結することができ、連結に当たって、中
間連結部材の向きを合わせる手間が省けて連結作業がよ
り簡略化でき、特にコーナ用中間連結部材において有効
となるものである。
【0020】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、壁
パネルの裏面の側端部の縦枠部に凹溝部を形成し、中間
連結部材に凸部を設けてこの凸部を凹溝部に嵌め込んで
あるので、中間連結部材が縦枠部に取付けた連結部材に
係合部と係合溝との係合で連結されるだけでなく、縦枠
部に対して直接凸部と凹溝部との嵌め込みで連結される
ことになって、中間連結部材による連結強度が向上し、
縦枠部、連結部材、中間連結部材の3者相互の結合によ
り、連結部分全体の強度が向上し、これにより、連結部
分において壁パネルが撓んだり、連結部材、中間連結部
材が破損したりするのを防止することができるものであ
る。
【0021】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、壁パネルの裏面の側端部の縦枠部の内側面部
に取付け手段により取付けられる連結部材に壁パネルの
裏面に沿って当たり部を連出し、この当たり部を壁パネ
ルの裏面に当接してあるので、壁パネルの表面側からの
外力が連結部分に作用する際、外力に対して縦枠部の内
側面部への連結部材4の取付け手段による取付け部分
と、当たり部とで分散して支持できて、連結部材の縦枠
部の内側面部への取付け部分のみに応力が集中してかか
るのを防止でき、これにより連結部材の縦枠部の内側面
部への取付け部分が外れたり、破損したりするのを防止
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の隣接する壁パネル同士を直線状に連結
している状態の断面図である。
【図2】同上の隣接する壁パネル同士を直角状に連結し
ている状態の断面図である。
【図3】同上に用いる連結部材を示し、(a)は平面図
であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図であ
る。
【図4】同上に用いる直線用中間連結部材を示し、
(a)は下面図であり、(b)は右側面図であり、
(c)は左側面図であり、(d)は断面図である。
【図5】同上に用いる直角用中間連結部材を示し、
(a)は下面図であり、(b)は右側面図であり、
(c)は左側面図であり、(d)は断面図である。
【図6】同上の浴室ユニットの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 縦枠部 3 係合突起 4 連結部材 5 係合溝 6 中間連結部材 6a 直線用中間連結部材 6b 直角用中間連結部材 7 直線用係合部 8 直角用係合部 9 凹溝部 10 凸部 11 当たり部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 史朗 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 稲荷 孝彦 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/343 E04B 2/72 E04H 1/12 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する壁パネル裏面の側端部の縦枠部
    にそれぞれ係合突起を有する連結部材を取付け、中間連
    結部材の両側端部にそれぞれ係合突起が嵌まり込んで係
    合する係合溝を設け、係合突起に壁パネルを直線状に連
    結するための中間連結部材の係合溝に係合するための直
    線用係合部と、壁パネルを直角に連結するための中間連
    結部材の係合溝に係合するための直角用係合部とを設け
    て成ることを特徴とするユニットルームの壁パネル連結
    構造。
  2. 【請求項2】 左右両側に係合溝を有する中間連結部材
    の係合溝部分の形状が平面視で左右方向の中心線に対し
    て線対称で且つ前後方向の中心線に対して線対称である
    ことを特徴とする請求項1記載のユニットルームの壁パ
    ネル連結構造。
  3. 【請求項3】 壁パネルの裏面の側端部の縦枠部に凹溝
    部を形成し、中間連結部材に凸部を設けてこの凸部を凹
    溝部に嵌め込んで成ることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のユニットルームの壁パネル連結構造。
  4. 【請求項4】 壁パネルの裏面の側端部の縦枠部の内側
    面部に取付け手段により取付けられる連結部材に壁パネ
    ルの裏面に沿って当たり部を連出し、この当たり部を壁
    パネルの裏面に当接して成ることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載のユニットルームの壁パ
    ネル連結構造。
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