JP2722366B2 - 衛生室ユニット - Google Patents

衛生室ユニット

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JP2722366B2
JP2722366B2 JP4328898A JP32889892A JP2722366B2 JP 2722366 B2 JP2722366 B2 JP 2722366B2 JP 4328898 A JP4328898 A JP 4328898A JP 32889892 A JP32889892 A JP 32889892A JP 2722366 B2 JP2722366 B2 JP 2722366B2
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順也 金子
克巳 岩井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバスルームユニット等
の衛生室ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来バ
スルームユニット等の衛生室ユニットは、壁パネル同士
をジョイント部材にて次々と接続し、また壁パネルと天
井パネルとをジョイント部材にて接続し、箱組みするこ
とによって室形に組み立てられるようになっている。
【0003】図13は壁パネルとしてタイルパネルを用
いた場合の例を示したもので、各壁パネル(タイルパネ
ル)200には裏面周縁に沿ってパネルフレーム202
が取り付けられており、これらパネルフレーム202同
士をボルト204にて連結することにより、またはコー
ナー部においてはく字形のジョイント板206及びボル
ト204にて連結することにより、衛生室ユニットが構
築される。しかしながら従来の衛生室ユニットにあって
は、壁パネル同士の接続のために多大な手間,時間を要
するといった問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、壁パネル固定用の支持フレームを設けるとと
もに該壁パネルに係止凸部を設け、該係止凸部を該支持
フレームに対し、該支持フレームに係止されるフレーム
係止部と該壁パネルの係止凸部に係止されるパネル係止
爪とを有する固定クリップにて固定したことを特徴とす
る(請求項1)。
【0005】本願の別の発明は、請求項1の衛生室ユニ
ットにおいて、前記壁パネルの係止凸部を、隣接する壁
パネルの対応する端部に設けた係止凹部に対して相じゃ
くり嵌合させるようにし、前記固定クリップの係止爪を
それら係止凸部と係止凹部との間に介在させ且つそれら
係止凸部及び係止凹部に係合させて、該相じゃくり嵌合
部を該固定クリップにて前記支持フレームに固定したこ
とを特徴とする(請求項2)。
【0006】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、壁パネルを支持フレームに対して固定クリップによ
り固定するようにしたものであり、本発明においては固
定クリップのフレーム係止部を支持フレームに、またパ
ネル係止爪を壁パネルの係止凸部に係止することで、容
易に壁パネルを取り付けることができる。
【0007】 請求項2の発明は、隣接する壁パネル同士
を相じゃくり嵌合させるようになし、そしてこの相じゃ
くり嵌合部に固定クリップを介在させて、この固定クリ
ップにて同嵌合部を支持フレームに固定するようにした
ものである。本発明によれば、一対の壁パネルの対応端
部を互いに相じゃくり嵌合するだけで各壁パネルを接続
することができると同時に、同接続部を固定クリップに
て支持フレームに強固に固定することができる。
【0008】 本発明は、特に前述のようなジョイント用
のパネルフレームを裏面側に有しないセメント板の如き
壁パネルを用いた場合に適用して効果が大きい。
【0009】 セメント板は、それ自身剛性と強度とを有
しているために、かかるセメント板からなる壁パネルの
場合、裏面にパネルフレームを設けることなく、セメン
ト板単体で壁パネルとして使用可能であるが、このよう
にすると従来の衛生室ユニットの場合、壁パネルの接合
が困難となる。
【0010】 しかるに本発明によれば、このようなセメ
ント板等からなる単体の壁パネルを、単に相じゃくり嵌
合するだけで壁パネル同士の接合ができ、同時に接合部
を支持フレームに強固に固定することができる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例に係る衛生室ユニッ
トを示したもので、図中10は衛生室の床を構成する防
水パンで、4つのコーナー部においてこの防水パン10
上に金属製の剛性の主縦フレーム(支持フレーム)12
(そのうちの1つは12aで示されている)が立設され
ている。
【0012】 各主縦フレーム12のそれぞれの上端部は
金属製の剛性の主横フレーム(溝形フレーム)14にて
互いに連結・固定されており、これら主縦フレーム1
2,主横フレーム14にて骨格フレームが構築されてい
る。
【0013】 また各主縦フレーム12,12間及び主横
フレーム14と防水パン10との間の中間高さ部位に
は、中間縦フレーム16及び中間横フレーム(支持フレ
ーム)18がそれぞれ配設されている。各中間縦フレー
ム16及び中間横フレーム18は、それぞれの端部が主
横フレーム14,防水パン10,主縦フレーム12に固
定されている。
【0014】 20は衛生室ユニットの側壁を構成する壁
パネルで、21は天井パネルである。壁パネル20は、
ここでは中実のセメント板が用いられている。セメント
板から成る壁パネル20は、室の四周辺の各辺と同じ長
さとされており、且つ上下方向に所定の幅を有してい
る。
【0015】 これら壁パネル20には、図2に示してい
るように各上端,下端にそれぞれ凸条部22及び対応す
る凹条部24が形成されていて、それらが相接する部分
において互いに嵌合されている。即ち各壁パネル20
は、上下端部において後述する固定クリップ68を介し
て(図3参照)相じゃくり嵌合されている。
【0016】 凹条部24の上側面26は傾斜面とされて
おり、凹条部24と凸条部22との嵌合が外れないよう
にされている。尚壁パネル20のうち最上段に位置する
ものは、図3,図4に示しているように上端部が本体部
分と同じ厚みとされており、凸条部22は形成されてい
ない。
【0017】 防水パン10は、図8に示しているように
周辺部にパネル載置面を形成するフランジ部28と、フ
ランジ部28の周端縁より立ち上がる水切用の立上り部
30とを有しており、それらフランジ部28と立上り部
30とにL字状の固定金具32が取り付けられている。
【0018】 L字状の固定金具32は、立上り部30の
内面に固定される固定片34と、前記主縦フレーム12
の前後幅と同程度の幅を有する上向きの凹溝36と、室
内側に向かって斜め上方に延びる係止片38とを有して
おり、固定片34においてビス40により防水パン立上
り部30に止め付けられている。
【0019】 前記主縦フレーム12は、図4に示してい
るように主横フレーム14及び中間横フレーム18と結
合される一対のフレーム固定部42と、これらフレーム
固定部42より一定距離室内側においてフレーム固定部
42と平行方向に延びるパネル固定部44と、これらを
連結するく字形状の連結部46とから成っている。
【0020】 この主縦フレーム12は、図3及び図8に
示しているように下端部が前記L字状の固定金具32の
凹溝36内に差し込まれた上、ビス47にて固定金具3
2に結合され、この固定金具32を介して防水パン10
上に固定されている。尚この固定金具32は、防水パン
10に沿って連続的に延びる長尺状のものであっても良
いし、部分的に配置される短尺状のものであっても良
い。このL字状の固定金具32の凹溝36内には、上記
主縦フレーム12の他に中間縦フレーム16の下端部も
嵌め込固定される。
【0021】 他方前記主横フレーム14は、図4に示し
ているように下方に垂下するフレーム固定部48を有し
ており、このフレーム固定部48が主縦フレーム12の
対応するフレーム固定部42に対してボルト50により
固定されている。
【0022】 この主横フレーム14は、主縦フレーム1
2のパネル固定部44より室内側且つ上方側において水
平方向に連続的に延びる下向きの凹溝52と、凹溝52
より室内側に延出する断面矩形状の延出部54とを有し
ており、その凹溝52内に最上段の壁パネル20aの上
端部が下から上向きに嵌め込まれて固定されている。
【0023】 この最上段の壁パネル20aの上端部は、
図3及び図6に示すようにこれら凹溝52と延出部54
とによって隠蔽されており、本例では凹溝52の前面壁
52a及び延出部54が化粧材を兼ねている。
【0024】 主横フレーム14は、更に、パネル載置部
56とそのパネル載置部56の後端において下方に折れ
曲がる折曲り部58を備えており、パネル載置部56上
に天井パネル21が載置されている。
【0025】 天井パネル21は周端縁に上方への折曲り
部60を有しており、この天井パネル21の折曲り部6
0と主横フレーム14の下方への折曲り部58とが、弾
性結合クリップ62にて互いに結合されている。
【0026】 弾性結合クリップ62は、一対の弾性係合
爪63,64を有しており、各弾性爪63,64が天井
パネル21及び主横フレーム14の各折曲り部60,5
8にそれぞれ弾性係合している。
【0027】 前述のように各壁パネル20は上下に積み
上げられており、このうち最下段の壁パネル20は、図
3に示しているように防水パン10のフランジ部28上
に載置されるとともに、L字状の固定金具32の係止片
38と凹条部24との係合により、前方への脱落が防止
されている。具体的には、凹条部24の傾斜上側面26
と、傾斜係止片38との係合作用により前方への脱落が
防止されている。
【0028】 一方壁パネル20の上下端部は、前記凸条
部22と凹条部24との、固定クリップ68を介しての
相じゃくり嵌合に基づいて互いに接続され、且つ前記主
縦フレーム12に固定されている。尚それら相じゃくり
嵌合部にはシール材69が介在させられており、同部分
が液密にシールされている。
【0029】 固定クリップ68は、図4に示しているよ
うにフレーム係止部となる板状の基部70と、これより
前方に延び出すパネル係止爪71とからなっており、更
にパネル係止爪71は、アーム72とその先端において
下方に立下がる掛止片74とからなっている。そして基
部70の横方向への突出状の袖部が主縦フレーム12の
パネル固定部44の裏面に係合し、パネル係止爪71が
壁パネル20の凹状部24内に入り込んでパネル上端部
の突条部22を抱き込むように保持している。
【0030】 パネル係止爪71は、図3に示しているよ
うにアーム72において上段側の壁パネル20の下端の
凹条部24に対しても係合しており、このアーム72の
前方斜め上方への傾斜面と、凹条部24における同方向
への傾斜上側面26との係合作用により、上段側の壁パ
ネル20下端部の前方への離脱が防止されている。
【0031】 前記中間縦フレーム16は、図5に示して
いるようにフレーム固定部76とパネル固定部78とを
有しており、このフレーム固定部76の上端部及び中間
部がボルトにより上記主横フレーム14及び中間横フレ
ーム18にそれぞれ固定されている。
【0032】 一方パネル固定部78には前記固定クリッ
プ68の基部70が係合しており、かかる固定クリップ
68を介して壁パネル20の上端縁部を保持している。
【0033】 尚図5に示しているように主縦フレームの
うちの一つ12aはドア枠固定用に構成されている。こ
の主縦フレーム12aには一つのフレーム固定部42と
パネル固定部44及びドア枠固定部79とが設けられて
おり、そのドア枠固定部79に対してドア枠80がビス
等にて固定されている。
【0034】 同図中82はドア枠固定用の中間縦フレー
ムであって、この中間縦フレーム82は全体として横断
面L字状のもので、フレーム固定部42とパネル固定部
44及びドア枠固定部83とが設けられている。
【0035】 本例の衛生室ユニットの場合、防水パン1
0のフランジ部28上にL字状の固定金具32を取り付
けた上、コーナー部において主縦フレーム12を立設し
て下端部を固定金具32にて防水パン10に固定し、ま
た上端部を主横フレーム14で連結して骨格フレームを
形成し、そしてその骨格フレームに対して各壁パネル2
0を順次に積み上げつつ固定した上、天井パネル21を
取り付けることで衛生室ユニットを構築できる。
【0036】 而して最上段の壁パネル20aの上端部の
固定は、図7に示しているようにこの上端部を主横フレ
ーム14の下向きの凹溝52内に嵌め込むようにして固
定することができる。
【0037】 図9ないし図12は本発明の他の実施例を
示している。先ず図9において、84は防水パン10の
4つのコーナー部において立設された金属製の剛性の主
縦フレームであり、それらの上端部が金属製の剛性の主
横フレーム(支持フレーム)86にて連結されることに
より骨格フレームが構成されている。この骨格フレーム
は上下方向中間部及び下端部において中間横フレーム
(支持フレーム)90及び下端横フレーム(支持フレー
ム)88にて補強されている。
【0038】 92は衛生室の側壁を構成する壁パネルで
あって、中実のセメント板から成っている。但しこの例
では壁パネル92は縦長のもので、横方向に並べられて
側壁が構成されている。
【0039】 各壁パネル92には、図10に示している
ように左右端部に凸条部22及び対応する凹条部24が
形成され、それらが後述する固定クリップ108(図1
1参照)を介して相じゃくり嵌合されている。
【0040】 主縦フレーム84は、図12に示している
ようにフレーム固定部94と連結部96とを有する、全
体としてW形状のもので、図11に示しているように下
端部がビス98にて防水パン10の立上り部30に固定
されている。
【0041】 また上端部が主横フレーム86の対応する
フレーム固定部100に対して、ボルト101にて固定
されている。主横フレーム86は、凹溝102と、凹溝
102の開口縁に沿って溝内方側に折れ曲がる折曲り部
104と、パネル載置部106とを備えて成り、そのパ
ネル載置部106上に天井パネル21が載置されてい
る。
【0042】 載置された天井パネル21は、主横フレー
ム86及び天井パネル21に形成された折曲り部58,
60に弾性係合する弾性結合クリップ62にて主横フレ
ーム86に固定されている。
【0043】 主横フレーム86の折曲り部104には、
固定クリップ108のフレーム係止部となる基部70、
具体的には基部70における上下に突出する袖部が係合
している。この固定クリップ108は、図12に示すよ
うに板状の基部70から前方(室内方向)に延び出すア
ーム72と、アーム72先端より折れ曲がる掛止片74
とから成るパネル係止爪71を有している。
【0044】 アーム72と掛止片74とは壁パネル92
凹条部22内に入り込んでおり、その掛止片74が壁
パネル92の凸条部22に係止してこれを保持してい
る。
【0045】 アーム72は、前記実施例と同様傾斜形状
とされており、その傾斜面を凹条部22の傾斜側面27
(図10参照)に当接・係合させることによって、壁パ
ネル92の端縁部の離脱を防止している。尚最も左端側
及び右端側の各壁パネル92は、それらの左端部及び右
端部が裏面側から主横フレーム86に対してねじ止めさ
れている。
【0046】 前記中間横フレーム90及び下端横フレー
ム88は、図11に示しているようにいずれもC型チャ
ンネル材から成っている。これら中間及び下端横フレー
ム90,88は、水平方向に連続的に延びる横向き(室
内側向き)の凹溝102と、凹溝102の開口縁で内側
に折れ曲がる折曲り部104とを有しており、それら折
曲り部104に固定クリップ108の板状の基部70が
係合している。そしてこれら固定クリップ108のアー
ム72及び掛止片74が、上下中間高さ部位及び下端部
位において壁パネル92の左右方向端縁部を保持してい
る。
【0047】 尚、図12に示しているように主縦フレー
ムの1つ84aはドア枠固定用として構成されている。
この主縦フレーム84aは、フレーム固定部94と連結
部110とドア枠固定部112とから成り、そのドア枠
固定部112がドア枠80に固定されている。
【0048】 同図において114はドア枠固定用の中間
縦フレームであって、フレーム固定部94とドア枠固定
部116とを有し、それぞれが対応する部材に固定され
ている。
【0049】 上記いずれの実施例においても、各壁パネ
ル20,92の対応端部を固定クリップ68,108を
介して相じゃくり嵌合するだけでそれらを接続すること
ができ、且つ同時に接続部を剛性の支持フレームに対し
て強固に固定することができ、衛生室ユニットの箱組み
組立作業を容易に行なうことができる。しかも固定クリ
ップ68,108は外部(室内側)から隠れた状態とな
って美観も良好である。
【0050】 以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上記実施例では壁パネルと
して裏面側にジョイント用のパネルフレームを有しない
セメント板を用いているが、他の形態,種類の壁パネル
を用いた衛生室ユニットにも本発明の適用は可能である
し、本発明の支持フレームを上例とは異なった形態、例
えば衛生室ユニットの骨格フレームを構成しない形態で
設けることも可能である。
【0051】 更に水平方向に連続した下向きの凹溝を有
する溝形フレームを、衛生室の中間高さ部分に横設し
て、この凹溝内にそれより下側に配置される壁パネルの
上端部を嵌め込んで固定するといったことも場合により
可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲に
おいて、当業者の知識に基づき種々変更を加えた形態で
構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である衛生室ユニットの全体
図である。
【図2】同じ衛生室ユニットにおける壁パネルの図であ
る。
【図3】同じ衛生室ユニットにおける要部縦断面図であ
る。
【図4】図3の要部を分解して示す分解斜視図である。
【図5】同じ衛生室ユニットにおける要部平断面図であ
る。
【図6】同じ衛生室ユニットにおける最上段の壁パネル
上端部の固定状態を示す斜視図である。
【図7】その最上段の壁パネルの取付方法を示す説明図
である。
【図8】固定具による主縦フレーム,中間縦フレーム及
び最下段壁パネル下端部の固定構造を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例である衛生室ユニットの全
体図である。
【図10】図9に示す衛生室ユニットの壁パネルの図で
ある。
【図11】図9に示す衛生室ユニットの要部縦断面図で
ある。
【図12】図9に示す衛生室ユニットの要部平断面図で
ある。
【図13】本発明の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
12 主縦フレーム(支持フレーム) 16 中間縦フレーム(支持フレーム) 86 主横フレーム(支持フレーム) 88 下端横フレーム(支持フレーム) 90 中間横フレーム(支持フレーム) 14 主横フレーム(溝形フレーム) 20,92 壁パネル 22 凸条部 24 凹条部 52 凹溝 68,108 固定クリップ 70 基部 71 パネル係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 良平 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社 イナックス内 (56)参考文献 実開 平1−170705(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネル固定用の支持フレームを設ける
    とともに該壁パネルに係止凸部を設け、該係止凸部を該
    支持フレームに対し、該支持フレームに係止されるフレ
    ーム係止部と該壁パネルの係止凸部に係止されるパネル
    係止爪とを有する固定クリップにて固定して成る衛生室
    ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1の衛生室ユニットにおいて、前
    記壁パネルの係止凸部を、隣接する壁パネルの対応する
    端部に設けた係止凹部に対して相じゃくり嵌合させるよ
    うにし、前記固定クリップの係止爪をそれら係止凸部と
    係止凹部との間に介在させ且つそれら係止凸部及び係止
    凹部に係合させて、該相じゃくり嵌合部を該固定クリッ
    プにて前記支持フレームに固定して成る衛生室ユニッ
    ト。
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