JPH072832Y2 - 玄関根太受金物 - Google Patents

玄関根太受金物

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Publication number
JPH072832Y2
JPH072832Y2 JP1990049458U JP4945890U JPH072832Y2 JP H072832 Y2 JPH072832 Y2 JP H072832Y2 JP 1990049458 U JP1990049458 U JP 1990049458U JP 4945890 U JP4945890 U JP 4945890U JP H072832 Y2 JPH072832 Y2 JP H072832Y2
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JP
Japan
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joist
entrance
piece
receiving
mounting piece
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990049458U
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English (en)
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JPH048616U (ja
Inventor
浩之 宮川
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
Application filed by ナショナル住宅産業株式会社 filed Critical ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、大引に固定する玄関根太受金物に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、玄関根太を直接大引に固定するのが困難であった
ので、第6図および第7図に示すような玄関根太受金物
50を大引51に固定していた。この玄関根太受金物50は、
大引51の上面の一角部に対応するようにL字形に形成さ
れた取付片52の垂直部に、玄関根太(図示せず)を受け
る受部53を設けたものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように構成された玄関根太受金物
50を大引51に載せた状態では、取付片52と大引51に引っ
掛かり部がなく、重量が大きい受部53側に重心があるた
め、玄関根太受金物50が下に落ちて仮止めができず、作
業が困難になるという問題点があった。
また、玄関根太受金物50が落ちないようにするため、取
付片52の水平部を大引51に1個1個釘止めしていたが、
作業能率が低下していた。また、第8図に示すように、
玄関根太と連続状に根太54が配置される構成において
は、根太54の端部が取付片52の水平部の上に配置される
が、この水平部の位置には取付片52を大引51に固定する
釘があるため、この位置に根太の端部を固定する釘をさ
らに打つことは困難であった。
したがって、この考案の目的は、大引に容易に仮止めが
でき、かつ取付片の水平部の上から根太を釘止めできる
玄関根太受金物を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の玄関根太受金物は、大引の上面と一方の側面
に沿う水平部と垂直部を有する取付片と、前記垂直部の
両側から前記水平部と反対側へ延設した対向する両側壁
とこれらの両側壁の下端の間に設けた底板を有し玄関根
太の端部を受ける受部とを備えた玄関根太受金物におい
て、前記取付片の水平部を延設して、前記大引の他方の
側面に沿う垂下片を形成し、かつ取付片の垂直部に固着
具挿通穴を設け、前記受部の底板を対向する前記両側壁
の間の略中央部で分割したことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
この考案の構成によれば、玄関根太受金物が落ちようと
すると、取付片の水平部を延設して形成した垂下片が、
この垂下片に対応する大引の角部に係止するため、玄関
根太受金物を仮止めができる。また、玄関根太と連続状
に根太が配置される構成においては、根太の端部が取付
片の水平部の上に配置されるが、取付片の垂直部に設け
た固着具挿通穴に釘等の固着具を打って大引に固定する
ようにしたので、従来のように取付片の水平部の位置に
釘等の固着具はなく、根太の端部を取付片の水平部を介
して大引に釘止めすることが容易にできる。また、受部
の底板を対向する両側壁の間の略中央部で分割したの
で、両側壁の間隔を玄関根太の端部の太さに応じた間隔
にすることが容易にできる。このため、一種類の玄関根
太受金物で太さが異なる多種の玄関根太に対応でき、玄
関根太受金物の種類が少なくてすむ。また、これに伴い
玄関根太を受部に隙間なく確実に嵌合でき、安定した支
持強度が得られる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一使用状態を示したものである。大
引1はリップ溝形であって、その両端部は柱12に支持さ
れている。一対の大引1,1間には玄関根太2…が略平行
に並設してある。玄関根太2と大引1の接合部には玄関
根太受金物3が取付けられている。この玄関根太受金物
3は、第2図ないし第4図に示すように、大引1の上面
と一方の側面(ウエブ)に沿う水平部と垂直部を有する
略L字形に形成された取付片4を有し、この取付片4の
垂直部に玄関根太2を受ける受部5が形成してある。上
記取付片4の水平部は大引1の他方の側面を形成するリ
ップ13側に延設され、その先端部にリップ13に沿う垂下
片6が形成されている。取付片4の垂直部には、釘等の
固着具14を挿通できる固着具挿通穴7,7が設けてある。
また、受部5は、穴8を有する側壁9と底板10を有す
る。この実施例では、取付片4と受部5を一体に形成し
てある。すなわち、取付片4の垂直部の両側縁を水平部
と反対側へ延設するとともに、延設した部分の下端を下
方に延設した形状に予め加工しておき曲げ加工すること
により側壁9,9および底板10が形成される。これによ
り、底板10が対向する両側壁9,9の間の略中央部で分割
される。なお、取付片4と受部5を別々に形成して溶接
等により固着してもよい。
そして、施工時において、玄関根太受金物3の取付片4
を大引1に嵌合させる。このとき、垂下片6が大引1の
上面のリップ13側の角部に係止するため玄関根太受金物
3を仮止めができる。また、玄関根太2と連続状に根太
11が配置される構成においては、根太11の端部が取付片
4の水平部の上に配置されるが、第5図に示すように、
取付片4の垂直部に設けた固着具挿通穴7に釘等の固着
具を打って大引1に固定するようにしたので、従来のよ
うに取付片4の水平部の位置に釘等の固着具はなく、根
太11の端部を取付片4の水平部を介して大引に釘止めす
ることが容易にできる。また、受部5の底板10を対向す
る両側壁9,9の間の略中央部で分割したので、両側壁9,9
の間隔を玄関根太2の端部の太さに応じた間隔にするこ
とが容易にできる。このため、一種類の玄関根太受金物
3で太さが異なる多種の玄関根太2に対応でき、玄関根
太受金物3の種類が少なくてすむ。また、これに伴い玄
関根太を受部5に隙間なく確実に嵌合でき、安定した支
持強度が得られる。
なお、大引1が溝形や角筒形であってもこの玄関根太受
金物3を使用できる。
〔考案の効果〕
この考案の玄関根太受金物によれば、取付片の水平部を
延設して形成した垂下片が、この垂下片に対応する大引
の角部に係止するため、玄関根太受金物を仮止めができ
る。このため、玄関根太受金物を固定する際に1個1個
釘止めして取付ける必要がないので施工性が向上する。
また、玄関根太と連続状に根太が配置される構成におい
ては、根太の端部が取付片の水平部の上に配置される
が、取付片の垂直部に設けた固着具挿通穴に釘等の固着
具を打って大引に固定するようにしたので、従来のよう
に取付片の水平部の位置に釘等の固着具はなく、根太の
端部を取付片の水平部を介して大引に釘止めすることが
容易にできる。また、受部の底板を対向する両側壁の間
の略中央部で分割したので、両側壁の間隔を玄関根太の
端部の太さに応じた間隔にすることが容易にできる。こ
のため、一種類の玄関根太受金物で太さが異なる多種の
玄関根太に対応でき、玄関根太受金物の種類が少なくて
すむ。また、これに伴い玄関根太を受部に隙間なく確実
に嵌合でき、安定した支持強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の玄関根太受金物の一使用
例を示す斜視図、第2図は玄関根太受金物の側面図、第
3図はその正面図、第4図はその平面図、第5図は玄関
根太受金物の取付状態を示す断面側面図、第6図は従来
例の玄関根太受金物の取付状態を示す斜視図、第7図は
その断面側面図、第8図は従来例の問題点を示した簡略
図である。 1……大引、2……玄関根太、3……玄関根太受金物、
4……取付片、5……受部、6……垂下片、7……固着
具挿通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】大引の上面と一方の側面に沿う水平部と垂
    直部を有する取付片と、前記垂直部の両側から前記水平
    部と反対側へ延設した対向する両側壁とこれらの両側壁
    の下端の間に設けた底板を有し玄関根太の端部を受ける
    受部とを備えた玄関根太受金物において、 前記取付片の水平部を延設して、前記大引の他方の側面
    に沿う垂下片を形成し、かつ取付片の垂直部に固着具挿
    通穴を設け、前記受部の底板を対向する前記両側壁の間
    の略中央部で分割したことを特徴とする玄関根太受金
    物。
JP1990049458U 1990-05-11 1990-05-11 玄関根太受金物 Expired - Lifetime JPH072832Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990049458U JPH072832Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 玄関根太受金物

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JP1990049458U JPH072832Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 玄関根太受金物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH048616U JPH048616U (ja) 1992-01-27
JPH072832Y2 true JPH072832Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31567169

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990049458U Expired - Lifetime JPH072832Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 玄関根太受金物

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0665597U (ja) * 1993-02-23 1994-09-16 ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 シャッターケーシングの取付装置

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JPS54177013U (ja) * 1978-05-31 1979-12-14

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JPH048616U (ja) 1992-01-27

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