JPS642016Y2 - - Google Patents

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JPS642016Y2
JPS642016Y2 JP6104283U JP6104283U JPS642016Y2 JP S642016 Y2 JPS642016 Y2 JP S642016Y2 JP 6104283 U JP6104283 U JP 6104283U JP 6104283 U JP6104283 U JP 6104283U JP S642016 Y2 JPS642016 Y2 JP S642016Y2
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JP
Japan
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baseboard
wall panel
groove
connector
opening
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JP6104283U
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JPS59167217U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、組立式冷蔵庫、クリーンルームな
どに用いられる壁パネルの連結装置に関する。
従来の技術とその問題点 この種の連結装置としては、第7図に示すよう
に、天井ボード1に横断面下向きコ形の笠木2が
設けられるとともに、床3に角筒状幅木4が設け
られ、笠木2によつて壁パネル5の上縁が両面か
ら挟持され、壁パネル5下面に形成された嵌合溝
6に幅木4がはめ合わされることにより、壁パネ
ル5の下縁が支持されるようになされたものが知
られている。このような連結装置の問題点は、地
震などによる振動や、クリーンルームの場合に
は、部屋の内部圧力により、天井ボードが浮き上
がつてしまい、壁パネルが幅木から外れることで
ある。
この考案の目的は、上記問題点を解決し、壁パ
ネルが幅木から外れないようにした壁パネルの連
結装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案による壁パネルの連結装置は、幅木
と、幅木の長さ方向に連なつて幅木に移動自在に
受けられた複数の壁パネルと、幅木と壁パネルを
連結している連結具とを備えており、幅木にこれ
の長さ方向にのびかつ上方を開口した凹溝が形成
されるとともに、凹溝の開口部に少くとも一対の
内向き突縁が形成され、壁パネルの合せ面に連結
具収容凹所および凹所内に開口しかつ隣り合う壁
パネル同志で対向する嵌合孔が形成され、連結具
は、上下の横部材および中間縦部材を有し、縦部
材を凹溝の開口部に挿通させた状態で上横部材が
壁パネルの嵌合孔に着脱自在にはめ込まれるとと
もに、下横部材が凹溝の内向き突縁に係合されて
いるものである。
実施例 以下、この考案の実施例について第1図から第
6図を参照して説明する。
壁パネルの連結装置は、第1図および第2図に
示すように断面略正方形状の角筒状幅木11と、
幅木11の長さ方向に連なる複数の壁パネル12
と、幅木11と壁パネル12を連結している連結
具13とを備えている。
幅木11は図示しないアンカーボルトなどによ
つて床に固定されている。幅木11にはこれの長
さ方向にのびかつ上方を開口した凹溝14が形成
されるとともに、凹溝14の開口部に2対の内向
き突縁15,16が上下に形成されている。
壁パネル12の下面には幅木11の上部がはめ
込まれた下向き開口の嵌合溝17が同下面の長さ
方向に形成されている。嵌合溝17は、その底が
幅木11の上面で受けられており、かつ壁パネル
12が幅木11に案内されて長さ方向に自在に移
動できるように、その幅が幅木11の幅よりも若
干大きくつくられている。壁パネル12の合せ面
には凹所18および凹所18内に開口しかつ隣り
合う壁パネル12同志で対向する嵌合孔19が形
成されている。凹所18は、横断面コ字状の輪郭
をなしかつ合せ面の幅方向中央部をその長さ方向
にのびており、その両端部は上下に開放してい
る。隣り合う壁パネル12が合わされることによ
り、互いに向きあう2つの凹所18が水平断面方
形の輪郭をなす中空部を形成する。この中空部
は、これに壁パネル12の幅方向の位置ずれを防
止するための角筒状連結枠20がはめ入れられる
とともに、連結具13を収容するための空間とな
る。
連結具13は、金属または樹脂などで一体につ
くられたもので、上下の横部材21,22および
中間縦部材23を有している。上横部材21は、
壁パネル12の嵌合孔19にゆるく挿通される直
径を有する棒状である。下横部材22は、幅が凹
溝14の開口部の幅より小さく、長さが凹溝14
の幅よりわずかに小さい細長い板状である。両横
部材21,22は、平面から見て直交するように
それぞれの長さの中程で角柱状縦部材23によつ
て連結されている。また、縦部材23は凹溝14
の開口部にゆるく挿通される大きさである。
壁パネルの連結はつぎのように行なう。いま、
1つの壁パネル12が幅木12に案内されて所定
位置に運ばれてきたものとする。まず連結具13
を、その下横部材23が幅木11の長さ方向にそ
う方向に向けて開口部から凹溝14に挿入し、上
下の内向き突縁15,16の間に差し入れられる
ように縦部材23の軸を中心にほぼ90度回転させ
る。これにより、下横部材22は、上内向き突縁
15に係合されて凹溝14から抜け出すことが阻
止され、下内向き突縁16に支持されて下方に落
下することが阻止される。ついで連結具13を凹
溝14にそつて壁パネル12に向つて移動させ、
上横部材21の一端を壁パネル12の嵌合孔19
にはめ込む。そして他の壁パネル12を幅木11
にそつて移動させ、こうして運ばれてきた壁パネ
ル12の嵌合孔19に上横部材12の他端をはめ
込む。このときに、連結具13を上横部材21の
一端が嵌合孔19にはめ込まれた状態で壁パネル
12に粘着テープ(図示しない)などによつて仮
止めをしておけば、上横部材22の他端を他の壁
パネル12の嵌合孔19にはめ込み易くなる。ま
た2つの壁パネル12が合わされた後には、上述
の中空部に連結枠20がはめ入れられる。
上述のように、壁パネル12は連結具13によ
つて幅木11にしつかりと連結されるとともに、
隣り合う壁パネル12同志もまた連結され、振
動、圧力などが加わつても幅木11からはずれる
ことがない。
つぎに第3図から第6図を参照して変形例につ
いて説明する。以下の変形例における上記実施例
に対応する各構成要素について、便宜上同一の符
号を付して示す。
第3図および第4図に、幅木および壁パネルの
変形例が示されている。第3図に示す変形例で
は、幅木11の凹溝14に壁パネル12がゆるく
はめ合わされるように、凹溝14の幅が壁パネル
12の幅より若干大きく形成され、かつ上下の内
向き突縁15,16が凹溝14の深さ方向ほぼ中
央部に位置するように形成されており、壁パネル
12の下縁が凹溝14にはめ込まれて挟持されて
いる。また壁パネル12の下面には上記実施例の
嵌合溝17が形成されていない。第4図に示す変
形例では、第3図の変形例とほぼ同様の幅木11
および壁パネル12を備えているが、幅木11の
凹溝14には一対の内向き突縁15が形成されて
いるのみである。
第5図および第6図に、連結具の変形例が示さ
れている。第5図および第6図の変形例による連
結具は、ともに上記実施例とほぼ同様な上下の横
部材21,22および中間縦部材23を有してい
る。ただし第5図に示す連結具の縦部材23には
引張コイルね24が、第6図に示す連結具の縦部
材23には弾性質樹脂25がそれぞれ一体に設け
られている。このように、連結具の縦部材24の
一部にばね24、弾性質樹脂25のような弾性体
を設けることにより、壁パネルに外力が加わつた
ときに連結具に作用する力が弱められる。
考案の効果 この考案によれば、幅木と、幅木の長さ方向に
連なるように幅木に受けられた複数の壁パネルと
は、壁パネルの嵌合孔にはめ込まれた上横部材
と、幅木の内向き突縁に係合された下横部材とを
有する連結具によつて連結されているので、振
動、圧力などが付加されたとしても、壁パネルが
幅木からはずれることがない。
また上記突縁は、幅木の長さ方向にのびかつ上
方を開口した凹溝の開口部に形成されており、連
結具は中間縦部材を凹溝の開口部に挿通させてい
るので、連結具が幅木に対して固定されていない
ことと、上横部材が嵌合孔に対して着脱自在であ
ることにより、幅木に移動自在に受けられた壁パ
ネルを幅木に対して任意の位置で連結固定するこ
とができる。
さらに嵌合孔は、壁パネルの合せ面に形成され
た連結具収容凹所内に開口しかつ隣り合う壁パネ
ル同志で対向するように形成されているので、連
結具の上横部材を嵌合孔にはめ込むことによる取
付作業が簡単で、しかも連結具の凹溝外に突出し
た部分が凹所内にあつて、外から見えないから、
壁パネルの連結部の外観がきれいである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図はこの考案の実施例を示し、
第1図は部分断面を含む分解斜視図、第2図は第
1図の−線にそう断面図、第3図および第4
図は幅木および壁パネルの変形例を示すそれぞれ
第2図相当の断面図、第5図および第6図は連結
具の変形例を示す斜視図である。第7図は従来例
を示す横断面図である。 11……幅木、12……壁パネル、13……連
結具、14……凹溝、15……突縁、18……凹
所、19……嵌合孔、21,22……横部材、2
3……縦部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅木11と、幅木11の長さ方向に連なつて幅
    木11に移動自在に受けられた複数の壁パネル1
    2と、幅木11と壁パネル12を連結している連
    結具13とを備えており、幅木11にこれの長さ
    方向にのびかつ上方を開口した凹溝14が形成さ
    れるとともに、凹溝14の開口部に少くとも一対
    の内向き突縁15が形成され、壁パネル12の合
    せ面に連結具収容凹所18および凹所18内に開
    口しかつ隣り合う壁パネル12同志で対向する嵌
    合孔19が形成され、連結具13は、上下の横部
    材21,22およ中間縦部材23を有し、縦部材
    23を凹溝14の開口部に挿通させた状態で上横
    部材21が壁パネル12の嵌合孔19に着脱自在
    にはめ込まれるとともに、下横部材22が凹溝1
    4の内向き突縁15に係合されている、壁パネル
    の連結装置。
JP6104283U 1983-04-22 1983-04-22 壁パネルの連結装置 Granted JPS59167217U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104283U JPS59167217U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 壁パネルの連結装置

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JP6104283U JPS59167217U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 壁パネルの連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59167217U JPS59167217U (ja) 1984-11-09
JPS642016Y2 true JPS642016Y2 (ja) 1989-01-18

Family

ID=30191262

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6104283U Granted JPS59167217U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 壁パネルの連結装置

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JP (1) JPS59167217U (ja)

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JPS59167217U (ja) 1984-11-09

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