JPH066532Y2 - パネルの嵌合機構 - Google Patents

パネルの嵌合機構

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JPH066532Y2
JPH066532Y2 JP7738589U JP7738589U JPH066532Y2 JP H066532 Y2 JPH066532 Y2 JP H066532Y2 JP 7738589 U JP7738589 U JP 7738589U JP 7738589 U JP7738589 U JP 7738589U JP H066532 Y2 JPH066532 Y2 JP H066532Y2
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JP
Japan
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panel
fitting
claw
fitted
case
Prior art date
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JP7738589U
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JPH0317670U (ja
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郁夫 榊原
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、インターホン等の筐体へのパネルの嵌合機構
に係わり、特に左右どちらからでも嵌合及び取外し可能
なパネルの嵌合機構に関する。
[従来の技術] 従来から、インターホン等の筐体へパネルを取り付ける
には、第5図に示すようなパネルの嵌合機構が利用され
ている。このパネルの嵌合機構は、ケース11とパネル
12からなり、嵌合方向Xに沿って嵌合させる。ケース
11は鉤13、ガイド14、固定穴15を有している。
パネル12は、第6図に示すように、爪16、爪17、
固定爪18を有している。
鉤13は爪17と係止し、ガイド14は爪16と嵌合
し、固定穴15は固定爪18と嵌合するよう形成されて
いる。
このような構成のパネルの嵌合機構によりパネルをケー
スに設置する場合には、まず、嵌合方向Xに沿ってパネ
ル12をケース11に合わせる。鉤13が爪17と、ガ
イド14が爪16と、固定穴15が固定爪18にそれぞ
れ嵌合するようにパネル12を移動する。
固定穴15にパネル12の固定爪18が挿入されること
により、固定爪18の先端部の突起がケース11の固定
穴15に引掛かり、パネル12はケース11にしっかり
と固定される。
ケース11とパネル12を嵌合させた状態の断面を第7
図、第8図に示す。
逆に、ケース11からパネル12を取り外す場合には、
パネル12の中央部、即ち固定爪18の上部を軽く押し
込みながらパネル12を外側へ引っ張る。固定穴15に
引っ掛かっていた固定爪18の先端部の突起は、押圧に
より穴に引っ掛からずに引き抜かれる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来のパネルの嵌合機構は以上のように
構成されているので、嵌合方向、あるいは取外し方向は
一定の方向に限定されている。そのため、インターホン
機器のように多くの類似機器を壁面に並べて取り付けた
場合、配置によっては隣接する機器同志が干渉してパネ
ルの嵌合が困難となることがある。また、機器の取り付
け順序も決められてしまうという施工上の難点がある。
[考案の目的] 本考案は以上の難点を解決するためになされたもので、
左右両方向からの嵌合を可能とすることにより施工性に
優れたパネルの嵌合機構を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 以上の目的を達成するため、本考案によるパネルの嵌合
機構は、嵌合部及び前記嵌合部に嵌合されるパネルを有
するパネルの嵌合機構において、前記嵌合部又は前記パ
ネルのいずれか一方は嵌合方向に突出部を有する爪と、
前記嵌合方向に直角に設けたガイド穴と、嵌合時の位置
決めをする位置決め穴とを有し、他方は前記嵌合方向に
突出部を有し前記爪と係止する鉤と、前記ガイド穴に嵌
合するガイドリブと、前記嵌合方向に直角に形成され前
記位置決め穴に嵌合して位置決めをする弾力性突起部と
を設けてなるものである。
[考案の実施例] 以下、本考案のパネルの嵌合機構をケースに適用した実
施例を図面に沿って詳述する。本考案のパネルの嵌合機
構は、第1図に示すように、嵌合部としてのケース1、
嵌合部に嵌合されるパネル2からなる。
ケース1は爪3、ガイド穴4、位置決め穴5を有してい
る。パネル2は、第2図に示すように、鉤6、ガイドリ
ブ7、弾力性突起部8を有している。爪3は嵌合方向X
に突出部を有するよう形成され、ガイド穴4及び位置決
め穴5は嵌合方向Xに直角に形成されている。ガイド穴
4は左右方向(±Y方向)に長く形成され、少なくとも
ガイドリブ7を嵌合させた状態でパネル2を左右方向
(±Y方向)に移動して、爪3と鉤6の係止、離脱が可
能な長さを有する。
パネル2の鉤6は第2図に示すように嵌合方向Xに突出
部を有し、ガイドリブ7及び弾力性突起部8は嵌合方向
Xに直角に形成されている。
第1図のケース1の爪3、ガイド穴4、位置決め穴5、
第2図のパネル2の爪6、ガイドリブ7、弾力性突起部
8は必要に応じて個数を増減してもよい。
[考案の作用] このような構成を有するパネルの嵌合機構において、パ
ネル2をケース1に嵌合させるには、パネル2をケース
1に対して中心から右(+Y方向)へ、あるいは左(−
Y方向)へ少しずらせた状態で、パネル2に設けられた
ガイドリブ7をケース1のガイド穴4に嵌合させたまま
で、パネル2が密着するまでケース1に押し込む。
この時、パネル2は右(+Y方向)又は左(−Y方向)
にずれているので、ケース1の爪3はパネル2の鉤6と
干渉することはない。このままの状態で、パネル2がケ
ース1の中心に収まるように右(+Y方向)又は左(−
Y方向)へ移動させると、鉤6と爪3は完全に係止する
ようになる。同時に、パネル2に設けられた弾力性突起
部8の先端の突起がクリック感とともにケース1の位置
決め穴5に嵌合し、位置決めが完了する。
ケース1とパネル2とを嵌合させた状態において、第1
図のA−A断面を第3図に示す。また、第2図のB−B
断面を第4図に示す。
爪3と鉤6とは係止しているので、嵌合方向Xと直角の
方向の外力が働いてもパネル2とケース1とは離脱する
ことなく嵌合状態を維持することができる。
又、ガイドリブ7とガイド穴4とは嵌合しているので、
嵌合方向Xの外力が働いてもパネル2とケース1とは離
脱することはない。
逆に、パネル2をケース1から取り外す場合には、パネ
ル2を右(+Y方向)又は左(−Y方向)にずらすこと
により、まず、弾力性突起部8の先端の突起が離脱し、
次に爪3と鉤6の係止が外れてパネル2を容易に取り外
すことができる。
なお、本実施例では弾力性突起部8として第2図に示す
形状の弾力性突起部を用いたが、この形状に限定される
ものではなく、先端に嵌合のための小さな突起を有し、
嵌合方向Xと直角方向に弾性的に伸縮し、かつ嵌合方向
Xに沿ってパネル2にかかる外力に対し十分な強度を有
する構造であれば、まったく同様の効果を奏する。ま
た、本実施例では、嵌合部としてのケース1は爪3、ガ
イド穴4、位置決め穴5を有し、パネル2は、第2図に
示すように、鉤6、ガイドリブ7、弾力性突起部8を具
備した構成としたが、逆にパネル2に爪3、ガイド穴
4、位置決め穴5を設け、ケース1に鉤6、ガイドリブ
7、弾力性突起部8を設けた構成としても同様の効果を
奏するものである。
[考案の効果] 以上の実施例より明らかなように、本考案のパネルの嵌
合機構は、嵌合部及び嵌合部に嵌合されるパネルを有す
るパネルの嵌合機構において、嵌合部又はパネルのいず
れか一方は嵌合方向に突出部を有する爪と、嵌合方向に
直角に設けたガイド穴と、嵌合時の位置決めをする位置
決め穴とを有し、他方は嵌合方向に突出部を有し爪と係
止する鉤と、ガイド穴に嵌合するガイドリブと、嵌合方
向に直角に形成され位置決め穴に嵌合して位置決めをす
る弾力性突起部とを設けた構成であるので、左右どちら
からでも嵌合及び取外し可能で、他の機器と隣接して設
置される機器に適用した場合でも取り付け方向が互いに
干渉することがなく、機器の取り付け順序の制限がなく
なるため施工が容易になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるパネルの嵌合機構の構成を示す斜
視図、第2図は同じくパネルを裏面から見た斜視図、第
3図は嵌合状態を示す第1図のA−A線における断面
図、第4図は同じく嵌合状態を示す第2図のB−B線に
おける断面図、第5図は従来のパネルの嵌合機構の構成
を示す斜視図、第6図は同じくパネルを裏面から見た斜
視図、第7図は嵌合状態を示す第5図のA−A線におけ
る断面図、第8図は同じく嵌合状態を示す第5図のB−
B線における断面図である。 1……嵌合部(ケース) 2……パネル 3……爪 4……ガイド穴 5……位置決め穴 6……鉤 7……ガイドリブ 8……弾力性突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】嵌合部(1)及び前記嵌合部(1)に嵌合
    されるパネル(2)を有するパネルの嵌合機構におい
    て、前記嵌合部(1)又は前記パネル(2)のいずれか
    一方は嵌合方向に突出部を有する爪(3)と、前記嵌合
    方向に直角に設けたガイド穴(4)と、嵌合時の位置決
    めをする位置決め穴(5)とを有し、他方は前記嵌合方
    向に突出部を有し前記爪(3)と係止する鉤(6)と、
    前記ガイド穴(4)に嵌合するガイドリブ(7)と、前
    記嵌合方向に直角に形成され前記位置決め穴(5)に嵌
    合して位置決めをする弾力性突起部(8)とを具備する
    ことを特徴とするパネルの嵌合機構。
JP7738589U 1989-06-30 1989-06-30 パネルの嵌合機構 Expired - Lifetime JPH066532Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7738589U JPH066532Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 パネルの嵌合機構

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JP7738589U JPH066532Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 パネルの嵌合機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0317670U JPH0317670U (ja) 1991-02-21
JPH066532Y2 true JPH066532Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=31619722

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JP7738589U Expired - Lifetime JPH066532Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 パネルの嵌合機構

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JP5962448B2 (ja) * 2012-11-12 2016-08-03 豊田合成株式会社 収納ボックス

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JPH0317670U (ja) 1991-02-21

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