JP2571483Y2 - カバー - Google Patents

カバー

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JP2571483Y2
JP2571483Y2 JP1991101525U JP10152591U JP2571483Y2 JP 2571483 Y2 JP2571483 Y2 JP 2571483Y2 JP 1991101525 U JP1991101525 U JP 1991101525U JP 10152591 U JP10152591 U JP 10152591U JP 2571483 Y2 JP2571483 Y2 JP 2571483Y2
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JP
Japan
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cover
engaging portion
insertion opening
engaging
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Prior art date
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JP1991101525U
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JPH0550926U (ja
Inventor
弘之 佐原
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばリレー挿着
部、コネクタ挿着部等の電気接続箱等に被せるカバーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカバーとしては、例えば
実開昭64−30624号公報に記載された図6および
図7に示すようなものがある。
【0003】すなわち、このカバー1は収容部材3の開
口部4に被せて閉鎖するものであって、前記カバー1の
開口側側面に係合部5が設けられている。収容部材3の
側面には、係合部5に嵌入する弾性レバーで構成された
係止部7が設けられている。前記係止部7には爪9が、
係合部5には係合突部11が設けられ、図7に示すよう
にカバー1を収容部材3に被せた状態で前記係合部5、
係止部7によりロックされるようになっている。
【0004】そして、カバー1を取外すときには、係合
部5の差込開口13に、例えばドライバー等の工具15
の先端を差し込み、係止部7を収容部材3の側面方向へ
撓ませ、爪9、係合突部11のロックを解除するように
している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のカバー1にあっては、例えばカバー1の収
容空間が狭い場合や、自動車のエンジンルームに配置さ
れている場合等で、カバー1と収容部材3との係合部
5、係止部7が見えにくいときには、差込開口13へ工
具先端を手さぐりで差し込まなければならず、これによ
り作業が煩雑で長時間を要してしまうものとなる。
【0006】そこでこの考案は、容易に取外しができる
カバーの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の考案はカバー本体の開口側側面に取付相
手側の係止部に係合する係合部を設け、該係合部に所定
の工具先端を差し込み可能な差込開口を設け、前記カバ
ー本体側面に、該カバー本体側面の反開口側端部から前
記係合部の差込開口に渡るガイドリブを設けたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の考案によれば、カバー本体の係合部
を相手側の係止部に係止させた取付状態からカバー本体
を取外す場合に、所定の工具先端をカバー本体の側面に
設けられたガイドの上端部に差し込み、このガイドに沿
って工具先端をカバー本体の高さ方向下方へ向けて移動
させることにより容易に係合部へ導くことができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づき説明
する。なお、図6、図7と略同一の構成部分は同符号を
もって説明する。
【0010】図1はこの考案の一実施例に係るカバーの
斜視図を示すもので、この実施例に係るカバー1は図1
及び図3に示すように、例えば自動車のエンジンルーム
等に配置される電気接続箱3の各種リレー21a,21
b,21c,21dの部分に被着させるものであり、各
リレー21a〜21dは図1に示すリレー装着部31
a,31b,31c,31dに装着されているものであ
る。
【0011】以下、前記カバー1の装着構造について述
べる。
【0012】図1及び図3のように、前記カバー1に係
るカバー本体2の開口側には、相手側である電気接続箱
3の上面3箇所に設けられた係止部7の爪9に係合する
係合部5が設けられている。
【0013】前記係合部5は、図1及び図2のように前
部壁5aおよび左右側部壁5b,5cからなる枠構成で
あり、係合部5の上端には、係合部5内に臨みカバー本
体2の高さ方向(図1の上下方向)に指向して所定の工
具先端を差し込み可能な差込開口13が設けられてい
る。また、係合部5の前部壁5aの内面には、前記爪9
と係脱自在に係合する係合突部11が設けられている。
【0014】一方、この考案の一実施例では、カバー本
体2の側面において、カバー本体2の高さ方向上端部か
ら差込開口13に渡る左右一対のガイドとしてガイドリ
ブ17が係合部5の左右側部壁5b,5cに連設されて
いる。
【0015】カバー本体2を取付ける場合は、カバー本
体2を電気接続箱3の各リレー21a〜21d上に被
せ、各係合部5を各係止部7に対向させ、そのまま押し
込めると、電気接続箱3の係止部7がカバー本体2の係
合部5内へ相対的に嵌入され、爪9が係合突部11を係
止し、図2、及び図3に示すようにカバー本体2が電気
接続箱3に固定される。
【0016】つぎに、図2、及び図3に示す状態からカ
バー本体2を取外す場合には、所定の工具、例えばドラ
イバ15の先端をガイドリブ17の上端部に当接させ、
このガイドリブ17に沿って図2矢印のように下方へ移
動させて差込開口13へ差し込ませ、係止部7をカバー
本体2の側面方向へ撓ませ、爪9による係合突部11の
係止を解除すればよい。
【0017】従って、カバー本体2の高さ方向上端部の
ガイドリブ17を探すことにより差込開口13の位置が
わかるため、手が入らないような場所や、見にくい場所
でも工具先端を差込開口13へ容易に差し込むことがで
き、カバー本体2の取外しを短時間で容易に行うことが
できる。
【0018】図4はこの考案の他の実施例を示すもので
ある。
【0019】図1および図2と同様の構成要素には同符
号を付し重複した説明は省略する。
【0020】この実施例は、カバー本体2の高さ方向上
端部から差込開口13に渡る一対のガイドとしてのガイ
ドリブ19を、差込開口13からカバー本体2の高さ方
向上端部に向けて末広がり状に形成したものである。
【0021】この実施例によれば、一対のガイドリブ1
9の上端部が末広がり状に広くなっているため、差込開
口13への工具先端の差し込みをより容易に行うことが
できる。
【0022】図5はこの考案のさらに他の実施例を示す
ものである。
【0023】図1、図2と同様の構成要素には同符号を
付し重複した説明は省略する。
【0024】この実施例は、カバー本体2の高さ方向上
端部に工具先端を差し込む差込開口21を設けたもので
ある。
【0025】すなわち、カバー本体2の高さ方向上端部
に案内板23を設け、この案内板23に一対のガイドリ
ブ17の上端部に臨む差込開口21が設けられている。
【0026】従って、カバー本体2の高さ方向上端部
で、工具先端を差込開口21に差し込み、ガイドリブ1
7に沿って下方へ移動させることにより係合部5へ差し
込むことができるため、工具先端の差し込みをより容易
に行うことができる。
【0027】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、この考
案の構成によれば係止部による係合部の係止を外すため
の工具先端の差し込みをガイドリブに沿って容易に行う
ことができ、手の入りにくい場所や、見にくい場所での
作業でもカバーの取外しを容易に行うことができる。ま
た、ガイドリブは、カバー本体側面の反開口側端部から
係合部の差込開口に渡っているため、ガイドリブにより
カバー本体側面を開口側の係合部から反開口側の端部に
渡って補強することができ、係合部と開口側端部との間
で、カバー本体側面が変形するのを抑制し、係合部を係
止部に確実に係合させ、カバーの外れを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図である。
【図2】図1のII−II線矢視における係止状態の断面図
である。
【図3】一実施例に係るカバー本体を電気接続箱へ取付
けた状態を示す平面図である。
【図4】他の実施例の斜視図である。
【図5】さらに他の実施例の斜視図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【図7】図6のVII −VII 線矢視における係止状態の断
面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 カバー本体 5 係合部 7 係止部 13 差込開口 15 ドライバ(工具) 17 ガイドリブ(ガイド) 19 ガイドリブ(ガイド) 21 差込開口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー本体の開口側側面に取付相手側の
    係止部に係合する係合部を設け、該係合部に所定の工具
    先端を差し込み可能な差込開口を設け、前記カバー本体
    側面に、該カバー本体側面の反開口側端部から前記係合
    部の差込開口に渡るガイドリブを設けたことを特徴とす
    るカバー。
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JPH0550926U JPH0550926U (ja) 1993-07-02
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JP2000151129A (ja) * 1998-11-18 2000-05-30 Yazaki Corp ケースの固定構造
JP2002084620A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Yazaki Corp 電気接続箱

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