JP2002084620A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JP2002084620A
JP2002084620A JP2000273298A JP2000273298A JP2002084620A JP 2002084620 A JP2002084620 A JP 2002084620A JP 2000273298 A JP2000273298 A JP 2000273298A JP 2000273298 A JP2000273298 A JP 2000273298A JP 2002084620 A JP2002084620 A JP 2002084620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
junction box
main body
opening
box according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000273298A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Ito
聖司 伊藤
Satoshi Uematsu
聡 植松
Tsukasa Yasuda
宰 保田
Kazuhiro Watanabe
和広 渡辺
Susumu Nakatsugawa
進 中津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2000273298A priority Critical patent/JP2002084620A/ja
Priority to EP20010307644 priority patent/EP1187284B1/en
Priority to DE60143376T priority patent/DE60143376D1/de
Publication of JP2002084620A publication Critical patent/JP2002084620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/08Distribution boxes; Connection or junction boxes
    • H02G3/10Distribution boxes; Connection or junction boxes for surface mounting on a wall

Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭小部位に配置されても良好なメンテナンス
性が得られる電気接続箱を提供する。 【解決手段】 電気接続箱10は、電気回路を内蔵した本
体20を収容可能な枠状の第1部材31と、第1部材の貫通
方向一端側を閉鎖する第2部材32とを有し、第2部材32
がエンジンルーム11に固定される。本体20は第1部材31
の貫通方向に沿って脱着可能であり、貫通方向に対して
交差する方向に沿って第1部材31が第2部材32に脱着可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に係り、
特に自動車内のスペースを有効利用できる電気接続箱に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車に搭載される電気接続
箱は、電気回路を内蔵した本体を有している。本体は、
ワイヤーハーネス等が接続可能な接続部や、ヒューズ等
の電子部品が取り付けられる取付部が設けられていて、
接続部および取付部が所定のカバー部材に覆われてい
る。このような電気接続箱は、例えばエンジンルームに
おける内壁等の被固定面に本体が固定され、本体からカ
バー部材を取り外すことにより保守・点検等が行われ
る。そして、近年では、エンジンルームの有効利用が進
められていて、従来では看過されていたデッドスペー
ス、例えばヘッドライトの下部とホイールアーチの上部
との間に電気接続箱を配置することが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した場所に従来の
電気接続箱を配置する場合、自動車を製造する工場にお
いて、あらかじめヘッドライトを車体に取り付ける前
に、エンジンルームの上方から該当個所に向かう下向き
作業により、電気接続箱を配置できる。
【0004】ところが、一般に、自動車のヘッドライト
は、車体に取り付けられた後、調整された光軸を維持す
るため、できるだけ取り付けられた状態が望ましい。こ
のため、前述した場所に配置された電気接続箱は、保守
・点検等にあたって、ヘッドライトを車体から取り外す
ことなく、ヘッドライトの下部とホイールアーチの上部
との間から本体を水平方向に引き出せる構造や、あるい
は本体の保守・点検個所が水平方向に露出する構造が必
要となる。
【0005】本発明は、前述した要望を満たすためにな
されたものであり、その目的は狭小部位に配置されても
良好なメンテナンス性が得られる電気接続箱を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、請求項1に記載したように、電気回
路を内蔵した本体が支持部材を介して被固定面に固定さ
れる電気接続箱であって、前記支持部材が、前記本体を
収容可能な枠状の第1部材と、前記第1部材に取り付け
られる第2部材とを有し、前記第1部材および前記第2
部材のうちの一方が前記被固定部に固定されているとと
もに、前記第1部材の貫通方向に沿って前記本体が前記
第1部材に対して脱着可能とされ、かつ、前記第1部材
および前記第2部材が前記貫通方向に対して交差する方
向に沿って脱着可能であることを特徴としている。
【0007】ここで、本体としては、例えばワイヤーハ
ーネス等が接続可能な接続部や、ヒューズ等の電子部品
が取り付けられる取付部等が同一面に設けられていても
よく、あるいは互いに離れる方向を向く一対の面に設け
られていてもよい。そして、この本体は、接続部および
取付部が同一面に設けられている場合、接続部および取
付部が第2部材に向くように第1部材に収容されてもよ
く、あるいは接続部および取付部が第2部材から離れる
方向を向くように第1部材に収容されてもよい。
【0008】このような電気接続箱においては、支持部
材が第1部材および第2部材により構成されているた
め、例えば第1部材を車体等の被固定面に固定しておけ
ば、第1部材から第2部材を取り外すことにより支持部
材から露出した本体に対して保守・点検等が行え、第2
部材を被固定面に固定しておけば本体を配置個所から引
き出して保守・点検等が行えることになる。すなわち、
このように構成された電気接続箱においては、例えば自
動車のエンジンルーム内におけるヘッドライトの下部と
ホイールアーチの上部との間に配置されても、良好なメ
ンテナンス性が得られることになり、これにより前述し
た目的を達成できることになる。
【0009】また、このような電気接続箱においては、
支持部材が第1部材および第2部材により構成されてい
るため、これらの第1部材および第2部材の形状,寸法
等を車種に対応して適宜選択すれば、本体に特殊な加工
等が必要なく、これにより本体の設置形態に汎用性が得
られることになる。特に、この電気接続箱においては、
第1部材および第2部材の形状,寸法等を車種に対応し
て適宜選択すれば、様々な場所に設置できることにな
る。
【0010】さらに、本発明においては、請求項2に記
載したように、前記第2部材が前記第1部材の貫通方向
一端側を閉鎖可能であるため、例えば本体の接続部等が
第2部材に対向するように配置される場合、本体に対す
る良好な防水性が得られることになる。
【0011】また、本発明においては、請求項3記載し
たように、前記第2部材が前記被固定部に固定されてい
るため、第2部材から第1部材を取り外せば本体を配置
個所から引き出し可能となり、これにより第1部材を被
固定面に固定した場合に比較して良好なメンテナンス性
が得られることになる。
【0012】さらに、本発明は、請求項4に記載したよ
うに、前記第1部材に対して前記本体を係合するため
に、前記第1部材および前記本体のうちの一方に設けら
れた係合部と、前記第1部材および前記本体のうちの他
方に設けられて前記係合部に係合可能な爪部とを有して
いることを特徴としている。
【0013】これらの係合部および爪部としては、それ
ぞれ第1部材の外側面および本体の外側面に形成するこ
とにより外部露出するように設けておいてもよいが、そ
れぞれ第1部材の内側面および本体の外側面に形成する
ことにより、係合状態が隠蔽されるように設けておいて
もよい。また、これらの係合部および爪部としては、非
可逆的に相互係合する構造であってもよく、あるいは第
1部材に対して本体が適宜着脱可能な構造でもよい。
【0014】このような電気接続箱においては、第1部
材および本体が係合部および爪部により相互固定される
ため、係合部あるいは爪部の形態,数,位置等をあらか
じめ規定しておくことにより、様々な構造を有する多種
類の第1部材および本体を組み合わせ可能となり、これ
により良好な汎用性が得られることになる。
【0015】そして、本発明は、請求項5に記載したよ
うに、前記爪部が前記第1部材の外側面から貫通方向に
沿って延びているとともに、その先端が前記本体の周部
よりも前記貫通方向に沿って突出していることを特徴と
している。このように構成された電気接続箱において
は、第1部材に設けられた爪部の先端が本体の周部より
も突出しているため、相互固定された第1部材および本
体を分離させるにあたって、爪部を撓ませるために、作
業者が指や工具等を爪部の先端に係合させ易く、これに
より良好な作業性が得られることになる。
【0016】また、本発明は、請求項6に記載したよう
に、前記爪部を囲むように設けられた壁部を有し、前記
壁部が前記爪部の撓み角度を規制可能であることを特徴
としている。このような電気接続箱においては、爪部が
壁部に囲まれているため、爪部に破損等が生じる虞れ
や、あるいは意図せず爪部が撓んで係合部から外れる虞
れを少なくできることになる。また、この電気接続箱に
おいては、壁部が爪部の撓み角度を規制するため、相互
固定された第1部材および本体を分離させるにあたっ
て、爪部に加えられた過度な撓みにより爪部が破損する
虞れも回避できることになる。
【0017】次に、本発明は、請求項7に記載したよう
に、前記第1部材および前記第2部材を相対的な脱着方
向に沿って摺動案内するための案内手段を有し、前記案
内手段が、前記第1部材に設けられて前記脱着方向に沿
う一対の第1案内レールと、前記第2部材に設けられて
前記各第1案内レールにそれぞれ係合可能な一対の第2
案内レールとを備えていることを特徴としている。
【0018】ここで、第1案内レールおよび第2案内レ
ールとしては、例えば第1部材が第2部材内に収容され
ている場合、それぞれ第1部材の外側面および第2部材
の内側面に設けておけばよく、あるいは第1部材が第2
部材内に収容されていない場合、第1部材の貫通方向端
部に第1レールを設けておくとともに、第2部材の所定
位置に第2レールを設けておく構造等を採用してもよ
い。そして、これらの第1案内レールおよび第2案内レ
ールとしては、互いに凹凸係合可能なリブ状および溝状
であってもよく、あるいは断面略T字状,断面略L字状
に係合する構造であってもよい。
【0019】このように構成された電気接続箱において
は、第1部材および第2部材が第1案内レールおよび第
2案内レールにより相対的に案内されるため、第1部材
および第2部材の脱着作業を容易に行えるとともに、第
1部材および第2部材の相対位置を確実に維持できるこ
とになる。
【0020】また、本発明は、請求項8に記載したよう
に、前記第1部材が前記第2部材内に収容されていると
ともに、前記第1部材における互いに離れる方向を向く
一対の外側面にそれぞれ前記各第1案内レールが設けら
れ、かつ、前記第2部材における前記各第1案内レール
に対向する一対の内側面にぞれぞれ前記各第2案内レー
ルが設けられていることを特徴としている。
【0021】このような電気接続箱においては、第1部
材の外側面および第2部材の内側面間に第1案内レール
および第2案内レールが設けられているため、例えば被
固定面に固定された第2部材から第1部材が貫通方向に
沿って脱落する虞れがなく、支持部材の配置形態に関わ
らず第1部材および第2部材の相互固定状態を確実に維
持できることになる。
【0022】さらに、本発明は、請求項9に記載したよ
うに、前記第1案内レールおよび前記第2案内レールの
うちの一方における断面形状が略T字状であるととも
に、前記第1案内レールおよび前記第2案内レールのう
ちの他方が略T溝状とされ、前記第1案内レールおよび
前記第2案内レールのうちの一方が他方に収容案内され
ることを特徴としている。このように構成された電気接
続箱においては、第1案内レールおよび第2案内レール
が略ラビリンス状に相互係合するため、第1部材および
第2部材間に良好な防水性,防塵性が得られることにな
る。
【0023】そして、本発明は、請求項10に記載したよ
うに、前記第1案内レールおよび前記第2案内レールの
うちの一方における係合方向始端部の幅寸法が係合方向
終端部の幅寸法よりも小さく設定されていることを特徴
としている。
【0024】このように構成された電気接続箱において
は、断面略T字状に形成された第1案内レールおよび第
2案内レールのうちの一方が係合方向に沿った先細り形
状であるため、換言すれば第1案内レールおよび第2案
内レールのうちの他方における係合方向始端部の開口幅
寸法に対して寸法差が生じていることになる。すなわ
ち、この電気接続箱においては、第1案内レールおよび
第2案内レールの係合方向始端部の幅寸法および開口幅
寸法間に寸法差が生じていない場合に比較して、第1案
内レールおよび第2案内レールの係合開始を容易に行え
ることになる。
【0025】また、本発明は、請求項11に記載したよう
に、前記第1案内レールおよび前記第2案内レールのう
ちの他方における係合方向始端部の開口幅寸法が係合方
向終端部の開口幅寸法よりも大きく設定されていること
を特徴としている。
【0026】このように構成された電気接続箱において
は、略T溝状に形成された第1案内レールおよび第2案
内レールのうちの他方が係合方向始端部に向かって拡開
しているため、換言すれば第1案内レールおよび第2案
内レールのうちの一方における係合方向始端部の幅寸法
に対して寸法差が生じていることになる。従って、この
電気接続箱においては、第1案内レールおよび第2案内
レールの係合方向始端部の幅寸法および開口幅寸法間に
寸法差が生じていない場合に比較して、第1案内レール
および第2案内レールの係合開始を容易に行えることに
なる。
【0027】さらに、本発明は、請求項12に記載したよ
うに、前記第1案内レールおよび前記第2案内レールの
うちの他方における係合方向始端部に設けられた切欠部
を有し、前記切欠部を介して前記第1案内レールおよび
前記第2案内レールにおける係合方向始端部同士が幅方
向に沿って係合可能であることを特徴としている。ここ
で、切欠部としては、第1案内レールおよび第2案内レ
ールのうちの一方を挟む一対の案内壁の片側を部分的に
欠損させておけばよい。
【0028】このように構成された電気接続箱において
は、切欠部を介して第1案内レールおよび第2案内レー
ルの係合方向始端部同士が係合可能であるため、切欠部
が設けられていない場合に比較して、第1案内レールお
よび第2案内レールの係合開始を容易に行えることにな
る。
【0029】ところで、一般に、第1部材あるいは第2
部材を射出成形するにあたっては、様々な部材を一体形
成する関係上、第1案内レールおよび第2案内レールの
うちの一方を複数に分断せざるを得ない場合が生ずる。
この場合、第1案内レールおよび第2案内レールのうち
の一方を他方に収容案内させるにあたって、第1案内レ
ールの長手方向および第2案内レールの長手方向が平行
でないと、分断された第1案内レールあるいは第2案内
レールの長手方向角部が干渉して円滑な作業性が得られ
ない虞れがある。
【0030】これに対して、本発明は、請求項13に記載
したように、前記第1案内レールおよび前記第2案内レ
ールのうちの一方が前記脱着方向に沿って所定間隔で複
数設けられているとともに、それぞれの長手方向角部に
面取部が形成されているため、前述した問題を回避でき
ることになる。
【0031】次に、本発明は、請求項14に記載したよう
に、前記第2部材が前記第1部材を収容可能な収容口を
有する立方形状であるとともに、前記収容口に連続し、
かつ、前記第1部材および前記第2部材の脱着方向に対
して交差する面に沿う開口部を有し、前記第1部材の側
部から前記貫通方向に沿って延びる蓋部が前記開口部を
閉鎖可能であることを特徴としている。
【0032】このように構成された電気接続箱において
は、例えばワイヤーハーネスの接続部が第2部材に向く
ように本体が配向され、かつ、第2部材が被固定面に固
定されている場合、第1部材を第2部材から取り外す
と、第1部材に設けられた蓋部が第2部材の開口部を開
放することになる。すなわち、この電気接続箱において
は、本体にワイヤーハーネスを接続したままの状態で第
1部材を第2部材から取り外せるため、本体の保守・点
検等を容易に行えることになる。
【0033】また、本発明においては、請求項15に記載
したように、前記蓋部の縁部に鍔部が設けられているた
め、作業車が指等を鍔部に係合させることにより、第1
部材および第2部材の脱着作業を容易に行えることにな
る。
【0034】さらに、本発明は、請求項16に記載したよ
うに、前記第2部材の内外を連通可能な連通孔を有し、
前記連通孔が前記開口部に連続していることを特徴とし
ている。このような電気接続箱においては、例えばワイ
ヤーハーネス等を挿通させることにより、ワイヤーハー
ネスの接続部が第2部材に向くように本体を配向できる
ことになる。また、この電気接続箱においては、連通孔
が開口部に連続しているため、連通孔が開口部に連続し
ていない場合比較して、ワイヤーハーネスを連通孔に対
して容易に挿脱できることになる。
【0035】そして、本発明においては、請求項17に記
載したように、前記連通孔の縁部から前記第2部材の外
側に向かってリブが突設されているため、粘着テープ等
によりワイヤーハーネス等をリブに固定すれば、第2部
材に対してワイヤーハーネスを確実に固定できることに
なる。
【0036】また、本発明においては、請求項18に記載
したように、前記リブの内側に凹部が設けられているた
め、例えばワイヤーハーネスを結束する結束バンドのバ
ンドクリップを凹部内に収容すれば、第2部材に対して
ワイヤーハーネスが軸方向に移動せず、これにより第2
部材に対してワイヤーハーネスを確実に固定できること
になる。
【0037】さらに、本発明においては、請求項19に記
載したように、前記リブを厚み方向に貫通する貫通孔が
設けられているため、例えばワイヤーハーネスを結束す
る結束バンドに設けられた係合クリップを貫通孔に貫通
係合させれば、第2部材に対してワイヤーハーネスWを
確実に固定できることになる。
【0038】そして、本発明は、請求項20に記載したよ
うに、前記第1部材および前記第2部材を相対固定する
ために、前記開口部の開口縁部および前記蓋部の周部の
うちの一方に設けられた突部と、前記開口部の開口縁部
および前記蓋部の周部のうちの他方に設けられて前記突
部に係合可能な固定部とを有していることを特徴として
いる。このように構成された電気接続箱においては、突
部および固定部を相互係合させることにより、第1部材
および第2部材を相互固定できることになる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本発
明の実施形態である電気接続箱10は、自動車のエンジン
ルーム11内において、支持台12に載置されたバッテリ13
に隣接するとともに、ヘッドライト14の下部とホイール
アーチ15の上部との間に配置されている。図2に示すよ
うに、この電気接続箱10は、電気回路を内蔵した本体20
が支持部材30を介して被固定面であるエンジンルーム11
の内側面(図示せず)に固定されている。
【0040】本体20は、略扁平直方体形状とされ、ワイ
ヤーハーネスWが接続可能な接続部や、ヒューズ等の電
子部品が取り付けられる取付部が厚み方向片側の保守面
21(図2中、下面)に設けられている。この本体20は、
保守面21に対して離れる方向を向く底面22(図2中、上
面)が平坦であるとともに、一対の長辺側面にそれぞれ
2箇所づつ係合部23が設けられている。このような本体
20は、底面22側から保守面21側に向かって先細りとなる
ように各側面に段部24が設けられていて、段部24に沿っ
て所定深さを有する溝(図示せず)が形成されている。
【0041】支持部材30は、保守面21を下方に向けた本
体20を収容可能な第1部材31と、被固定面であるエンジ
ンルーム11の内側面に固定されているとともに第1部材
31の貫通方向一端側を閉鎖する第2部材32とを有し、案
内手段60により第2部材32に対して第1部材31が脱着可
能とされている。ここで、第2部材32に対する第1部材
31の脱着方向は、第1部材31の貫通方向に対して交差す
る方向、すなわち水平方向に沿った方向とされている。
【0042】第1部材31は平面略長方形の枠状とされ、
その貫通方向一端縁(図2中、上端縁)が本体20の溝に
嵌合することにより、本体20が下方に抜け落ちないよう
に支持するとともに、当該第1部材31と本体20との間に
良好な防水性,防塵性が得られるようになっている。ま
た、この第1部材31は、短辺側面から貫通方向に沿って
延びる略変形四角形の蓋部33と、蓋部33の縁部に設けら
れた複数の突部34と、突部34近傍に設けられた一対の鍔
部35とを有している。そして、このような第1部材31
は、一対の長辺側面にそれぞれ2箇所づつ設けられた爪
部36を、本体20の各係合部23に対して係合させることに
より本体20を保持する。
【0043】図3にも示すように、係合部23は、保守面
21側に向かって傾斜面が設けられた略台形状の突起とさ
れている。一方、爪部36は略枠状とされ、第1部材31の
長辺側面に一体成形された略コ字状の壁部37内に配置さ
れている。これらの爪部36は、第1部材31に一体成形さ
れていて、第1部材31から離れる方向に撓みながら係合
部23の傾斜面を乗り越えた後、初期形状に復元すること
により係合部23を包囲するように係合可能とされてい
る。これらのような爪部36は、係合部23に係合した状態
において、本体20の底面22よりも上方に突出する突出寸
法を有している。
【0044】図4にも示すように、爪部36を係合部23か
ら解除するにあたっては、作業者が指16や所定の工具に
より、爪部36の先端を第1部材31から離れる方向に押圧
することにより爪部36を撓ませる。この際、爪部36の先
端が本体20の底面22よりも上方に突出しているため、作
業者が容易に作業を行えるとともに、壁部37により撓み
角度が規制されるため、必要以上に爪部36が撓むことが
なく、これにより過度な撓み変形により爪部36が破損す
る虞れを回避できる。また、爪部36は、壁部37内に配置
されているため、電気接続箱10を所定位置に配置した
後、他部材の接触,圧接等による破損や、あるいは係合
部23に対する解除が意図せず生じる虞れも回避できる。
【0045】図2に戻って、第2部材32は、第1部材31
を収容可能な収容口38を有する立方体形状とされ、収容
口38に連続するとともにバッテリ13側(図1参照)に向
かって開口する開口部39と、開口部39の開口縁部に設け
られて第1部材31の突部34に係合可能な複数の固定部40
と、開口部39に連続するとともに内外を連通可能な連通
孔41とを有している。この第2部材32は、ホイールアー
チ15との干渉を避けるための球面部32Aが形成されてい
て、第1部材31に支持された本体20の底面22が略水平と
なるように、第1ブラケット51,第2ブラケット52,第
3ブラケット53を介してエンジンルーム11の内側面に固
定されている。
【0046】図5に示すように、第1部材31の蓋部33に
設けられた突部34は、蓋部33の縁部から蓋部33の厚み方
向に沿って延びるとともに、先端が略矢尻状に形成され
ている。一方、第2部材32における開口部39の開口縁部
に設けられた固定部40は、略枠状とされ、第2部材32に
一体成形された略コ字状の保護壁42内に配置されてい
る。各突部34および各固定部40は、案内手段60により第
2部材31に対して第1部材31を装着するにあたって、固
定部40が第2部材32から離れる方向に撓みながら突部34
の先端を乗り越えた後、初期形状に復元することにより
突部34を包囲するように係合し、これにより開口部39を
蓋部33が閉鎖した状態で第1部材31および第2部材32を
相互固定する。
【0047】この際、固定部40は、当該固定部40に対応
する位置に複数のリブ43が形成された案内板44が第2部
材32の所定位置に設けられているため(図2も参照)、
例えば第1部材31を射出成形した際の「引け」により、
突部34の突出方向に誤差が生じていても、案内板44が突
部34の先端を当該固定部40に向けて案内し、これにより
確実な相互係合が得られる。
【0048】再び図2に戻って、案内手段60は、第1部
材31の長辺側面にそれぞれ設けられた第1案内レール61
A,61B,61Cと、第2部材32における互いに対向する
内側面に設けられて各第1案内レール61A,61B,61C
に係合可能な第2案内レール62とを含んで構成されてい
る。第1案内レール61A,61B,61Cは、第1部材31の
長辺側面から立ち上がるとともに、長辺側面の長手方向
に沿って連続する断面略T字状とされている。一方、第
2案内レール62は、収容口38の縁部に沿って開口形状が
連続する略T溝状とされている。
【0049】図3に示すように、これらの第1案内レー
ル61A,61B,61Cは、第1部材31を射出成形する成形
金型の構造上の理由、具体的には各爪部36および各壁部
37を形成するためのスライド金型のスライド軌跡に干渉
しないように、所定間隔で同一直線に沿って配置されて
いる。図6には、第1部材31側から見た各第1案内レー
ル61A,61B,61Cおよび第2案内レール62が示されて
いる。
【0050】この図6に示すように、各第1案内レール
61A,61B,61Cは、係合方向始端部(図6中、左方)
の幅寸法W1,W2,W3が係合方向終端部(図6中、右方)
の幅寸法W4,W5,W6よりも小さく設定されているととも
に、それぞれの長手方向角部に面取部63が形成されてい
る。また、各第1案内レール61A,61B,61Cは、第1
部材31の長辺側面から立ち上がる柱部64A,64B,64C
も係合方向始端部の厚み寸法T1,T2,T3が係合方向終端
部の厚み寸法T4,T5,T6よりも大きく設定されていると
ともに、長手方向両端部に面取部65が形成されている。
【0051】一方、第2案内レール62は、係合方向始端
部(図6中、右方)の開口幅寸法W7が係合方向終端部
(図6中、左方)の開口幅寸法W8よりも大きく設定され
ているとともに、係合方向始端部に切欠部66が設けられ
ている。切欠部66は、第2案内レール62を構成するため
に略倒立L字状に形成されて対称配置された一対の側部
62A,62Bのうち、第2部材32から離れる方向に向けて
配置された側部62Aにおける長手方向端部を部分的に欠
損させることにより設けられている。
【0052】このような案内手段60は、第2案内レール
62の長手方向に沿って内部に第1案内レール61A,61
B,61Cを順次収容案内させることにより、第2部材32
に対して第1部材31を摺動案内可能としている。
【0053】続いて、図7および図8に示すように、第
2部材32に設けられた連通孔41は、ワイヤーハーネスW
が挿通可能な開口面積を有する矩形状とされ、その開口
縁部から第2部材32の外側に向かってリブ70が突設され
ている。リブ70は、連通孔41の三辺にそれぞれ沿う突壁
71,72,73を有する略コ字状とされ、突壁71の内側面に
凹部74が設けられているとともに、突壁72を厚み方向に
貫通する貫通孔75が設けられている。一方、ワイヤーハ
ーネスWは、当該ワイヤーハーネスWを結束する結束バ
ンド76に係合クリップ77が設けられている。
【0054】このような連通孔41は、結束バンド76の係
合クリップ77を貫通孔75に貫通係合させるとともに、結
束バンド76のバンドクリップ78を凹部74に収容した後、
突壁73に薄肉ヒンジ79を介して連結された保持蓋80を回
動させて閉鎖することにより、第2部材32に対してワイ
ヤーハーネスWを固定可能とされている。この際、ワイ
ヤーハーネスWは、結束バンド76の係合クリップ77が貫
通孔75に貫通係合されることにより軸回転不可能である
とともに、結束バンド76のバンドクリップ78が凹部74に
収容されることにより軸方向移動が不可能とされ、か
つ、保持蓋80により連通孔41から脱落不可能とされる。
【0055】次に、前述した電気接続箱10を車体の所定
位置に配置する手順と、所定位置に配置された電気接続
箱10から本体20を取り外す手順とを説明する。まず、図
2に示すように、保守面21が第1部材31内に配置される
ように本体20を第1部材31に収容させるとともに、各係
合部23に対して各爪部36を係合させることにより、本体
20および第1部材31を相互固定させる。一方、第2部材
32は、あらかじめ第1ブラケット51,第2ブラケット5
2,第3ブラケット53を介してエンジンルーム11内の所
定位置に固定しておく。
【0056】次に、ワイヤーハーネスWの端部から所定
寸法離れた位置を結束バンド76により結束するととも
に、結束バンド76の係合クリップ77を貫通孔75に貫通係
合させるとともに、結束バンド76のバンドクリップ78を
凹部74に収容した後、保持蓋80を回動させてリブ70を閉
鎖することにより、第2部材32に対してワイヤーハーネ
スWを固定する。
【0057】そして、図9に示すように、第1案内レー
ル61Aの係合方向始端部および第2案内レール62の係合
方向始端部が互いに平行、かつ、互いにオーバーラップ
するように第1部材31を第2部材32の真上に配置した
後、第1部材31を第2部材32に向かって下降させること
により、第2案内レール62の切欠部65を介して、第1案
内レール61Aの係合方向始端部および第2案内レール62
の係合方向始端部同士を幅方向に沿って係合させる(図
9矢印A参照)。
【0058】続いて、第1部材31の蓋部33と第2部材32
の開口部39との間にワイヤーハーネスWを挟まないよう
に、ワイヤーハーネスWの余剰分を第2部材32内に収容
させながら、第2案内レール62の長手方向に沿って内部
に各第1案内レール61A,61B,61Cを順次収容案内さ
せることにより、第1部材31を貫通方向に対して交差す
る方向に沿って移動させる(図9矢印B参照)。
【0059】この際、各第1案内レール61A,61B,61
Cが係合方向始端部に向かって先細りに形成されている
とともに、第2案内レール62の開口幅寸法が係合方向始
端部に向かって拡開するように形成されているため、各
第1案内レール61A,61B,61Cの係合方向始端部と第
2案内レール62の係合方向始端部との間に寸法差が生
じ、これにより各第1案内レール61A,61B,61Cおよ
び第2案内レール62の係合開始を容易に行える。
【0060】また、図10に示すように、各第1案内レー
ル61A,61B,61Cおよび第2案内レール62の平行状態
が維持されず、第2案内レール62に対して各第1案内レ
ール61A,61B,61Cが抉るように案内されても、各第
1案内レール61A,61B,61Cの長手方向角部および柱
部64A,64B,64Cの長手方向両端部に面取部63,65が
形成されているため、第2案内レール62の係合方向始端
部の開口縁部に面取部63,65が当接すれば、面取部63,
65に案内されて各第1案内レール61A,61B,61Cが確
実に第2案内レール62内に摺動案内される。
【0061】そして、図11に示すように、このような案
内手段60は、各第1案内レール61Aの係合方向始端部が
第2案内レール62の係合方向終端部に当接すると、各第
1案内レール61A,61B,61Cと第2案内レール62とが
当該間に必要以上の空隙を形成することなく密に係合
し、これにより第1部材31および第2部材32間に良好な
防水性,防塵性が得られる。特に、この案内手段60は、
略T溝状の第2案内レール62内に断面略T字状の第1案
内レール61A,61B,61Cが案内されるため、第1部材
31および第2部材32間の防水性,防塵性が顕著となる。
【0062】また、この際、第1案内レール61Aの係合
方向始端部が第2案内レール62の係合方向終端部に当接
すると、第1部材31の蓋部33に設けられた突部34と、第
2部材32における開口部39の開口縁部に設けられた固定
部40とが相互係合し、第2部材32に対する第1部材31の
固定状態が維持される。以上のように電気接続箱10が所
定位置に配置された後、図1に示すように、電気接続箱
10に隣接する支持台12にバッテリ13を載置するととも
に、電気接続箱10の上方にヘッドライト14を固定し、ヘ
ッドライト14の光軸調整を行う。
【0063】次に、電気接続箱10に保守・点検を行う場
合、図1に示すように、まず支持台13に載置されたバッ
テリ14を上方に引き上げる。次に、図12に示すように、
作業者が両手(片手のみ図示)の親指17により固定部40
を撓ませて第1部材31の蓋部33に設けられた突部34に対
する係合を解除するとともに、蓋部33に設けられた鍔部
35に両手の人差指18を係止して第2部材32から第1部材
31を引き出す。
【0064】そして、第2部材32から引き出した第1部
材31を作業者が反転させることにより本体20の保守面21
を上方に向け、保守面21に対する保守・点検を作業者が
下向き作業により行う。この際、第2部材32内にワイヤ
ーハーネスWの余剰分が収納されているため、本体20お
よび第2部材32に対してワイヤーハーネスWを取り外す
ことなく、保守面21に対する保守・点検を行える。
【0065】以上のような電気接続箱10によれば、支持
部材30が第1部材31および第2部材32により構成されて
いるため、エンジンルーム11内におけるヘッドライト14
の下部とホイールアーチ15の上部との間に配置されて
も、良好なメンテナンス性が得られる。
【0066】特に、この電気接続箱10によれば、第2部
材32がエンジンルーム11の内側面に固定されているた
め、第2部材32から第1部材31を取り外せば本体20を配
置個所から引き出し可能となり、これにより第1部材を
被固定面に固定した場合に比較して良好なメンテナンス
性が得られる。また、この電気接続箱10によれば、支持
部材30が第1部材31および第2部材32により構成されて
いるため、これらの第1部材31および第2部材32の形
状,寸法等を車種に対応して適宜選択すれば、本体20に
特殊な加工等が必要なく、これにより本体20の設置形態
に汎用性が得られ、本体20を様々な場所に設置できる。
その上、第2部材32が第1部材31の貫通方向一端側を閉
鎖可能であるため、本体20の保守面21に対する良好な防
水性が得られる。
【0067】さらに、この電気接続箱10によれば、本体
20および第1部材31が係合部23および爪部36により相互
固定されるため、係合部23あるいは爪部36の形態,数,
位置等をあらかじめ規定しておくことにより、様々な構
造を有する多種類の本体20および第1部材31が組み合わ
せ可能となり、これにより良好な汎用性が得られる。
【0068】そして、前述した電気接続箱10によれば、
第1部材31に設けられた爪部36の先端が本体20の周部よ
りも突出しているため、相互固定された第1部材31およ
び本体20を分離させるにあたって、爪部36を撓ませるた
めに、作業者が指や工具等を爪部36の先端に係合させ易
く、これにより良好な作業性が得られる。特に、爪部36
が壁部37に囲まれているため、爪部36に破損等が生じる
虞れや、あるいは意図せず爪部36が撓んで係合部23から
外れる虞れを少なくできるとともに、相互固定された第
1部材31および本体20を分離させるにあたって、爪部36
に加えられた過度な撓みにより爪部36が破損する虞れも
回避できる。
【0069】さらに、この電気接続箱10によれば、第1
部材31および第2部材32が第1案内レール61A,61B,
61Cおよび第2案内レール62により相対的に案内される
ため、第1部材31および第2部材32の脱着作業を容易に
行えるとともに、第1部材31および第2部材32の相対位
置を確実に維持できる。
【0070】また、このような電気接続箱10によれば、
第1部材31の外側面および第2部材32の内側面間に第1
案内レール61A,61B,61Cおよび第2案内レール62が
設けられているため、第2部材32から第1部材31が貫通
方向に沿って脱落する虞れがなく、支持部材30の配置形
態に関わらず第1部材31および第2部材32の相互固定状
態を確実に維持できる。特に、この案内手段60によれ
ば、断面略T字状の第1案内レール61A,61B,61Cお
よび第2案内レール62が略ラビリンス状に相互係合する
ため、第1部材31および第2部材32間に良好な防水性,
防塵性が得られる。
【0071】そして、前述した電気接続箱10によれば、
断面略T字状に形成された第1案内レール61A,61B,
61Cが係合方向に沿った先細り形状であるため、第2案
内レール62における係合方向始端部の開口幅寸法に対し
て寸法差が生じ、第1案内レール61A,61B,61Cおよ
び第2案内レール62の係合開始を容易に行える。その
上、第2案内レール62が開口幅寸法が係合方向始端部に
向かって拡開しているため、第1案内レール61A,61
B,61Cにおける係合方向始端部の幅寸法に対して寸法
差が生じ、これによっても第1案内レール61A,61B,
61Cおよび第2案内レール62の係合開始を容易に行え
る。
【0072】さらに、これらの第1案内レール61A,61
B,61Cおよび第2案内レール62によれば、切欠部66を
介して互いに係合方向始端部同士が係合可能であるた
め、切欠部66が設けられていない場合に比較して、第1
案内レール61A,61B,61Cおよび第2案内レール62の
係合開始を容易に行える。
【0073】また、第1案内レール61A,61B,61Cが
脱着方向に沿って所定間隔で設けられているとともに、
それぞれの長手方向角部に面取部63が形成されているた
め、第1案内レール61A,61B,61Cの長手方向および
第2案内レール62の長手方向が平行でない場合であって
も、面取部63により第1案内レール61A,61B,61Cが
第2案内レール62に対して円滑に収容案内され、良好な
作業性が得られる。
【0074】そして、前述した電気接続箱10によれば、
蓋部33の縁部に鍔部35が設けられているため、作業者が
人差指18を鍔部35に係合させることにより、第2部材32
から容易に第1部材31を取り外せる。さらに、この電気
接続箱10によれば、第2部材32の内外を連通可能な連通
孔41が開口部39に連続しているため、保守面21が第2部
材32に向くように本体20を配向できるとともに、連通孔
41が開口部39に連続していない場合比較して、ワイヤー
ハーネスWを連通孔41に対して容易に挿脱できる。
【0075】また、このような電気接続箱10によれば、
連通孔41の縁部から第2部材32の外側に向かってリブ70
が突設されているため、ワイヤーハーネスWをリブ70に
固定することにより、第2部材32に対してワイヤーハー
ネスWを確実に固定できる。特に、このリブ70によれ
ば、内側に設けられた凹部74に結束バンド76のバンドク
リップ78を収容することにより、第2部材32に対してワ
イヤーハーネスWが軸方向に移動しないように固定でき
る。さらに、このリブ70によれば、リブ70に設けられた
貫通孔75に結束バンド76の係合クリップ77を貫通係合さ
せることにより、第2部材32に対してワイヤーハーネス
Wを確実に固定できる。
【0076】そして、以上のような電気接続箱10によれ
ば、第1部材31および第2部材32が突部34および固定部
40により相互固定されるため、第1部材31および第2部
材32に配置形態に関わらず、確実に相互固定できる。
【0077】なお、本発明の電気接続箱は、前述した実
施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が
可能であり、前述した実施形態において例示した本体,
支持部材,被固定面,第1部材,第2部材,係合部,爪
部,壁部,案内手段,第1案内レール,第2案内レー
ル,切欠部,面取部,収容口,開口部,蓋部,鍔部,連
通孔,リブ,凹部,貫通孔,突部,固定部等の材質,形
状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できる
ものであれば任意であり、限定されない。
【0078】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、支持部材が第1部材お
よび第2部材により構成されているため、第1部材およ
び第2部材を分離させることにより本体の保守・点検等
が行え、これにより自動車の狭小部位に配置されても良
好なメンテナンス性が得られる。その上、この本発明に
よれば、支持部材が第1部材および第2部材により構成
されているため、これらの第1部材および第2部材の形
状,寸法等を車種に対応して適宜選択すれば、本体に特
殊な加工等が必要なく、これにより本体の設置形態に汎
用性が得られ、本体を様々な場所に設置できることにな
る。
【0079】さらに、本発明によれば、請求項2に記載
したように、前記第2部材が前記第1部材の貫通方向一
端側を閉鎖可能であるため、例えば本体の接続部等が第
2部材に対向するように配置される場合、本体に対する
良好な防水性が得られる。また、本発明によれば、請求
項3に記載したように、第2部材が被固定部に固定され
ているため、第2部材から第1部材を取り外せば本体を
配置個所から引き出し可能となり、これにより第1部材
を被固定面に固定した場合に比較して良好なメンテナン
ス性が得られる。
【0080】さらに、本発明によれば、請求項4に記載
したように、第1部材および本体が係合部および爪部に
より相互固定されるため、係合部あるいは爪部の形態,
数,位置等をあらかじめ規定しておくことにより、様々
な構造を有する多種類の第1部材および本体を組み合わ
せ可能となり、これにより良好な汎用性が得られる。
【0081】そして、本発明によれば、請求項5に記載
したように、第1部材に設けられた爪部の先端が本体の
周部よりも突出しているため、相互固定された第1部材
および本体を分離させるにあたって、爪部を撓ませるた
めに、作業者が指や工具等を爪部の先端に係合させ易
く、これにより良好な作業性が得られる。
【0082】また、本発明によれば、請求項6に記載し
たように、爪部が壁部に囲まれているため、爪部に破損
等が生じる虞れや、あるいは意図せず爪部が撓んで係合
部から外れる虞れを少なくできるとともに、相互固定さ
れた第1部材および本体を分離させるにあたって、爪部
に加えられた過度な撓みにより爪部が破損する虞れも回
避できる。
【0083】次に、本発明によれば、請求項7に記載し
たように、第1部材および第2部材が第1案内レールお
よび第2案内レールにより相対的に案内されるため、第
1部材および第2部材の脱着作業を容易に行えるととも
に、第1部材および第2部材の相対位置を確実に維持で
きる。
【0084】また、本発明によれば、請求項8に記載し
たように、第1部材の外側面および第2部材の内側面間
に第1案内レールおよび第2案内レールが設けられてい
るため、例えば被固定面に固定された第2部材から第1
部材が貫通方向に沿って脱落する虞れがなく、支持部材
の配置形態に関わらず第1部材および第2部材の相互固
定状態を確実に維持できる。特に、本発明によれば、請
求項9に記載したように、断面略T字状の第1案内レー
ルおよび第2案内レールが略ラビリンス状に相互係合す
るため、第1部材および第2部材間に良好な防水性,防
塵性が得られる。
【0085】そして、本発明によれば、請求項10に記載
したように、断面略T字状に形成された第1案内レール
および第2案内レールのうちの一方が係合方向に沿った
先細り形状であるため、換言すれば第1案内レールおよ
び第2案内レールのうちの他方における係合方向始端部
の開口幅寸法に対して寸法差が生じ、第1案内レールお
よび第2案内レールの係合方向始端部の幅寸法および開
口幅寸法間に寸法差が生じていない場合に比較して、第
1案内レールおよび第2案内レールの係合開始を容易に
行える。
【0086】また、本発明によれば、請求項11に記載し
たように、略T溝状に形成された第1案内レールおよび
第2案内レールのうちの他方が係合方向始端部に向かっ
て拡開しているため、換言すれば第1案内レールおよび
第2案内レールのうちの一方における係合方向始端部の
幅寸法に対して寸法差が生じ、第1案内レールおよび第
2案内レールの係合方向始端部の幅寸法および開口幅寸
法間に寸法差が生じていない場合に比較して、第1案内
レールおよび第2案内レールの係合開始を容易に行え
る。
【0087】さらに、本発明よれば、請求項12に記載し
たように、切欠部を介して第1案内レールおよび第2案
内レールの係合方向始端部同士が係合可能であるため、
切欠部が設けられていない場合に比較して、第1案内レ
ールおよび第2案内レールの係合開始を容易に行える。
【0088】また、本発明よれば、請求項13に記載した
ように、第1案内レールあるいは第2案内レールが脱着
方向に沿って所定間隔で複数設けられているとともに、
それぞれの長手方向角部に面取部が形成されているた
め、第1案内レールの長手方向および第2案内レールの
長手方向が平行でない場合であっても、第1案内レール
および第2案内レールのうちの一方が他方に対して円滑
に収容案内され、良好な作業性が得られる。
【0089】次に、本発明によれば、請求項14に記載し
た構成により、例えばワイヤーハーネスの接続部が第2
部材に向くように本体が配向され、かつ、第2部材が被
固定面に固定されている場合、第1部材を第2部材から
取り外すと、第1部材に設けられた蓋部が第2部材の開
口部を開放するため、本体にワイヤーハーネスを接続し
たままの状態で第1部材を第2部材から取り外せるた
め、本体の保守・点検等を容易に行える。
【0090】また、本発明によれば、請求項15に記載し
たように、蓋部の縁部に鍔部が設けられているため、作
業車が指等を鍔部に係合させることにより、第1部材お
よび第2部材の脱着作業を容易に行える。さらに、本発
明によれば、請求項16に記載したように、第2部材の内
外を連通可能な連通孔が開口部に連続しているため、例
えばワイヤーハーネスの接続部が第2部材に向くように
本体を配向できるとともに、連通孔が開口部に連続して
いない場合比較して、ワイヤーハーネスを連通孔に対し
て容易に挿脱できる。
【0091】そして、本発明によれば、請求項17に記載
したように、連通孔の縁部から第2部材の外側に向かっ
てリブが突設されているため、粘着テープ等によりワイ
ヤーハーネス等をリブに固定すれば、第2部材に対して
ワイヤーハーネスを確実に固定できる。また、本発明に
よれば、請求項18に記載したように、リブの内側に凹部
が設けられているため、例えばワイヤーハーネスを結束
する結束バンドのバンドクリップを凹部内に収容すれ
ば、第2部材に対してワイヤーハーネスが軸方向に移動
せず、これにより第2部材に対してワイヤーハーネスを
確実に固定できる。
【0092】さらに、本発明によれば、請求項19に記載
したように、リブを厚み方向に貫通する貫通孔が設けら
れているため、例えばワイヤーハーネスを結束する結束
バンドに設けられた係合クリップを貫通孔に貫通係合さ
せれば、第2部材に対してワイヤーハーネスWを確実に
固定できる。そして、本発明によれば、請求項20に記載
したように、第1部材および第2部材を相対固定するた
めに、突部および固定部とを有しているため、第1部材
および第2部材を相互固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態を示す全体模式斜視図で
ある。
【図2】電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図3】本体および第1部材を示す要部斜視図である。
【図4】本体および第1部材の脱着構造を示す模式拡大
断面図である。
【図5】第1部材および第2部材の脱着構造を示す模式
拡大断面図である。
【図6】案内手段を示す部分断面側面図である。
【図7】連通孔を示す部分拡大斜視図である。
【図8】第2部材を示す正面図である。
【図9】第2部材に対する第1部材の装着手順を示す斜
視図である。
【図10】案内手段の作用を示す部分断面側面図であ
る。
【図11】第1案内レールおよび第2案内レールの係合
状態を示す部分断面側面図である。
【図12】第2部材に対する第1部材の取り外し手順を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 20 本体 30 支持部材 31 第1部材 32 第2部材 23 係合部 33 蓋部 34 突部 35 鍔部 36 爪部 37 壁部 38 収容口 39 開口部 40 固定部 41 連通孔 60 案内手段 61A,61B,61C 第1案内レール 62 第2案内レール 63,65 面取部 66 切欠部 70 リブ 74 凹部 75 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保田 宰 静岡県裾野市御宿1500 矢崎部品株式会社 内 (72)発明者 渡辺 和広 静岡県裾野市御宿1500 矢崎部品株式会社 内 (72)発明者 中津川 進 北海道札幌市豊平区福住3条2−41−84 矢崎部品株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB13 AB17 AB20 AB23 AB24 AB25 AB31 BB04 BB20 BC03 BC04 BC06 BC07 BD03 EA03 EA18 EA27 EC04 EC05 ED02 ED03 ED12 ED13 ED23 ED27 FA08 FA09 GA06 GA46 GA53 GB93 GB94 5G361 AA06 AC04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路を内蔵した本体が支持部材を介
    して被固定面に固定される電気接続箱であって、 前記支持部材が、前記本体を収容可能な枠状の第1部材
    と、前記第1部材に取り付けられる第2部材とを有し、 前記第1部材および前記第2部材のうちの一方が前記被
    固定部に固定されているとともに、前記第1部材の貫通
    方向に沿って前記本体が前記第1部材に対して脱着可能
    とされ、かつ、前記第1部材および前記第2部材が前記
    貫通方向に対して交差する方向に沿って脱着可能である
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記第2部材が前記第1部材の貫通方向
    一端側を閉鎖可能であることを特徴とする請求項1に記
    載した電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記第2部材が前記被固定部に固定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載した電気接続
    箱。
  4. 【請求項4】 前記第1部材に対して前記本体を係合す
    るために、前記第1部材および前記本体のうちの一方に
    設けられた係合部と、前記第1部材および前記本体のう
    ちの他方に設けられて前記係合部に係合可能な爪部とを
    有していることを特徴とする請求項1に記載した電気接
    続箱。
  5. 【請求項5】 前記爪部が前記第1部材の外側面から貫
    通方向に沿って延びているとともに、その先端が前記本
    体の周部よりも前記貫通方向に沿って突出していること
    を特徴とする請求項4に記載した電気接続箱。
  6. 【請求項6】 前記爪部を囲むように設けられた壁部を
    有し、前記壁部が前記爪部の撓み角度を規制可能である
    ことを特徴とする請求項4に記載した電気接続箱。
  7. 【請求項7】 前記第1部材および前記第2部材を相対
    的な脱着方向に沿って摺動案内するための案内手段を有
    し、 前記案内手段が、前記第1部材に設けられて前記脱着方
    向に沿う一対の第1案内レールと、前記第2部材に設け
    られて前記各第1案内レールにそれぞれ係合可能な一対
    の第2案内レールとを備えていることを特徴とする請求
    項1に記載した電気接続箱。
  8. 【請求項8】 前記第1部材が前記第2部材内に収容さ
    れているとともに、前記第1部材における互いに離れる
    方向を向く一対の外側面にそれぞれ前記各第1案内レー
    ルが設けられ、かつ、前記第2部材における前記各第1
    案内レールに対向する一対の内側面にぞれぞれ前記各第
    2案内レールが設けられていることを特徴とする請求項
    7に記載した電気接続箱。
  9. 【請求項9】 前記第1案内レールおよび前記第2案内
    レールのうちの一方における断面形状が略T字状である
    とともに、前記第1案内レールおよび前記第2案内レー
    ルのうちの他方が略T溝状とされ、 前記第1案内レールおよび前記第2案内レールのうちの
    一方が他方に収容案内されることを特徴とする請求項7
    に記載した電気接続箱。
  10. 【請求項10】 前記第1案内レールおよび前記第2案
    内レールのうちの一方における係合方向始端部の幅寸法
    が係合方向終端部の幅寸法よりも小さく設定されている
    ことを特徴とする請求項9に記載した電気接続箱。
  11. 【請求項11】 前記第1案内レールおよび前記第2案
    内レールのうちの他方における係合方向始端部の開口幅
    寸法が係合方向終端部の開口幅寸法よりも大きく設定さ
    れていることを特徴とする請求項9に記載した電気接続
    箱。
  12. 【請求項12】 前記第1案内レールおよび前記第2案
    内レールのうちの他方における係合方向始端部に設けら
    れた切欠部を有し、前記切欠部を介して前記第1案内レ
    ールおよび前記第2案内レールにおける係合方向始端部
    同士が幅方向に沿って係合可能であることを特徴とする
    請求項9に記載した電気接続箱。
  13. 【請求項13】 前記第1案内レールおよび前記第2案
    内レールのうちの方が前記脱着方向に沿って所定間隔で
    複数設けられているとともに、それぞれの長手方向角部
    に面取部が形成されていることを特徴とする請求項9に
    記載した電気接続箱。
  14. 【請求項14】 前記第2部材が前記第1部材を収容可
    能な収容口を有する立方形状であるとともに、前記収容
    口に連続し、かつ、前記第1部材および前記第2部材の
    脱着方向に対して交差する面に沿う開口部を有し、 前記第1部材の側部から前記貫通方向に沿って延びる蓋
    部が前記開口部を閉鎖可能であることを特徴とする請求
    項1に記載した電気接続箱。
  15. 【請求項15】 前記蓋部の縁部に鍔部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項14に記載した電気接続箱。
  16. 【請求項16】 前記第2部材の内外を連通可能な連通
    孔を有し、前記連通孔が前記開口部に連続していること
    を特徴とする請求項14に記載した電気接続箱。
  17. 【請求項17】 前記連通孔の縁部から前記第2部材の
    外側に向かってリブが突設されていることを特徴とする
    請求項16に記載した電気接続箱。
  18. 【請求項18】 前記リブの内側に凹部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項17に記載した電気接続箱。
  19. 【請求項19】 前記リブを厚み方向に貫通する貫通孔
    が設けられていることを特徴とする請求項17に記載した
    電気接続箱。
  20. 【請求項20】 前記第1部材および前記第2部材を相
    対固定するために、前記開口部の開口縁部および前記蓋
    部の周部のうちの一方に設けられた突部と、前記開口部
    の開口縁部および前記蓋部の周部のうちの他方に設けら
    れて前記突部に係合可能な固定部とを有していることを
    特徴とする請求項14に記載した電気接続箱。
JP2000273298A 2000-09-08 2000-09-08 電気接続箱 Pending JP2002084620A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000273298A JP2002084620A (ja) 2000-09-08 2000-09-08 電気接続箱
EP20010307644 EP1187284B1 (en) 2000-09-08 2001-09-07 Electric connection box
DE60143376T DE60143376D1 (de) 2000-09-08 2001-09-07 Elektrisches Verbindungsgehäuse

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000273298A JP2002084620A (ja) 2000-09-08 2000-09-08 電気接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002084620A true JP2002084620A (ja) 2002-03-22

Family

ID=18759267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000273298A Pending JP2002084620A (ja) 2000-09-08 2000-09-08 電気接続箱

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1187284B1 (ja)
JP (1) JP2002084620A (ja)
DE (1) DE60143376D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011015505A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5259359B2 (ja) 2008-11-25 2013-08-07 矢崎総業株式会社 防水ボックス

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374026U (ja) * 1986-10-28 1988-05-17
JPH0458030U (ja) * 1990-09-25 1992-05-19
JPH0486028U (ja) * 1990-11-30 1992-07-27
JPH0550926U (ja) * 1991-12-10 1993-07-02 矢崎総業株式会社 カバー
JPH0591120U (ja) * 1992-05-15 1993-12-10 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JPH0742539U (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 住友電装株式会社 電気接続箱のブロック取付構造
JPH106815A (ja) * 1996-06-26 1998-01-13 Yazaki Corp ブロック取付構造
JPH1014060A (ja) * 1996-04-25 1998-01-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JPH10100814A (ja) * 1996-08-05 1998-04-21 Yazaki Corp 電気接続箱の接続構造及び接続方法
JPH1169566A (ja) * 1997-08-07 1999-03-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱の保護構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1478892A (en) * 1973-12-05 1977-07-06 Cavis Cavetti Isolati Spa Junction box for motor vehicle electrical systems
GB1464824A (en) * 1974-07-17 1977-02-16 Cavis Cavetti Isolati Spa Electrical junction box
US5947435A (en) * 1997-08-06 1999-09-07 General Motors Corporation Vehicle component mounting bracket
JP2000273298A (ja) 1999-03-26 2000-10-03 Asahi Chem Ind Co Ltd 難燃性・硬化性樹脂組成物
JP3929687B2 (ja) * 2000-09-08 2007-06-13 矢崎総業株式会社 電気接続箱の取付構造

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374026U (ja) * 1986-10-28 1988-05-17
JPH0458030U (ja) * 1990-09-25 1992-05-19
JPH0486028U (ja) * 1990-11-30 1992-07-27
JPH0550926U (ja) * 1991-12-10 1993-07-02 矢崎総業株式会社 カバー
JPH0591120U (ja) * 1992-05-15 1993-12-10 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JPH0742539U (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 住友電装株式会社 電気接続箱のブロック取付構造
JPH1014060A (ja) * 1996-04-25 1998-01-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JPH106815A (ja) * 1996-06-26 1998-01-13 Yazaki Corp ブロック取付構造
JPH10100814A (ja) * 1996-08-05 1998-04-21 Yazaki Corp 電気接続箱の接続構造及び接続方法
JPH1169566A (ja) * 1997-08-07 1999-03-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱の保護構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011015505A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱

Also Published As

Publication number Publication date
DE60143376D1 (de) 2010-12-16
EP1187284B1 (en) 2010-11-03
EP1187284A2 (en) 2002-03-13
EP1187284A3 (en) 2003-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5130118B2 (ja) 車載用室内照明装置
CN102342190B (zh) 金属板零件彼此的固定结构
JP5147492B2 (ja) 電気接続箱収納ボックス
JP2006029566A (ja) バンドクランプ
JP2019145209A (ja) コネクタ
WO2015190081A1 (ja) 収容部、及びこれを備えた電気接続箱
JP2020072583A (ja) 連結具、及び、ワイヤハーネス
JP6554136B2 (ja) 電気接続箱、および電気接続箱とプロテクタとの接続構造
JPWO2010106606A1 (ja) 樹脂部品固定構造
JP6555193B2 (ja) 電気接続箱
JP4298952B2 (ja) 電気接続箱
JP2002084620A (ja) 電気接続箱
JP6618040B2 (ja) 車載部品
JP6446525B1 (ja) 配線用グロメット
JP6793159B2 (ja) ロック構造、電気接続箱及びワイヤハーネス
JP2005136154A (ja) 回路板収納構造および電気接続箱
JP2013059139A (ja) ロック機構を備えた組立部品
JP6091355B2 (ja) 電気接続箱
JP4972717B2 (ja) 機器筐体
JP6434453B2 (ja) 本体ケース、端子装置、スイッチ装置および制御装置
JP2005341659A (ja) 電気接続箱
JP7074041B2 (ja) 電気接続箱
JP2005318767A (ja) ワイヤハーネス車体係止用のクリップ
JP2009273300A (ja) プロテクタの取付構造及び取付方法
JP4317192B2 (ja) グロメット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031209

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070314