JP2005341659A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005341659A JP2005341659A JP2004153831A JP2004153831A JP2005341659A JP 2005341659 A JP2005341659 A JP 2005341659A JP 2004153831 A JP2004153831 A JP 2004153831A JP 2004153831 A JP2004153831 A JP 2004153831A JP 2005341659 A JP2005341659 A JP 2005341659A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- electric wire
- fixing material
- case
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
【解決手段】 ケース外壁に上端よりU形状に切り欠いた電線引出穴12を設け、該電線引出穴12に上端より着脱自在に嵌め込む電線固定材20を設け、該電線固定材20に設けた被係止部となる固定板部25の係止穴25aに、ケース内部から引き出される電線W1に巻き付け固定した係止具となるクリップ16cを係止し、ケース外壁からの電線の引出距離を規定している。
【選択図】 図1
Description
このように、電線の引出距離が設計寸法通りにならず、電線の引出距離が短か過ぎると電線の端末のコネクタを相手方コネクタに接続できなくなり、逆に電線の引出距離が長くなると余長部分が他の部材に干渉して電線が損傷するおそれがある。
前記電線に巻き付けた結束バンドから突設したクリップからなる係止具を前記係止穴に挿入係止している。
また、ケース内から引き出す電線群は電線固定材により固定されるため、テープ巻きをする必要がなく電線の固定作業を容易にすることができる。
前記電線固定材の上面にも円弧状の凹部を設け、前記載置されている電線群の上部に前記電線固定材を嵌め込み、上記ケース内部に後から挿入される電線を前記電線固定材の上面の凹部に載置して引き出していると共に、該後挿入の電線に巻き付け固定した係止具を前記電線固定材の被係止部に固定している構成としてもよい。
前記構成によれば、第2の電線固定材により電線引出穴を上端開口まで閉鎖した後、ケースにアッパーケースを被せれば電気接続箱の防水、防塵及び内部回路を備えた接続箱本体の保護を図ることができる。
具体的には、前記電線引出穴の両端縁に上向きに突出する開き防止リブを設けると共に、前記電線固定材の本体部の左右両側に設けたガイド部の両側開口の上部を閉鎖する壁を設け、前記ガイド部を前記電線引出穴の両端縁に嵌合させてスライド挿入すると、前記電線引出穴の両端縁に設けた開き防止リブが前記電線固定材のガイド部に設けた壁の内面に係止されて、前記電線引出穴の両端縁が開くのを防止している。
また、上方に向けて突出する開き防止リブをガイド部に設けた前記壁に係止するだけでよいため、電線挿通穴の両端縁を開き方向に対して90度屈折させて設けた上下方向に延在するリブにガイド部を嵌合する場合と比較して、電線固定材のケースへの嵌合作業を効率良く行うことができる。
図1乃至図7は、本発明の実施形態を示し、電気接続箱10は、ロアケース11内でそれぞれコネクタ(C1、C2)接続される電線群W1とW2をロアケース11に設けた電線引出穴12を通してケース内から引き出している。
また、ロアケース11の上面開口にはアッパーケース(図示せず)を被せて、ロアケース11にロック結合している。
該ガイド部22をロアケース11の電線引出穴12の両端縁12aに嵌合させると、第1電線固定材20の本体部21はロアケース11の外方に突出され、この突出される本体部21の上下両面を円弧状の凹部23、24としている。下面側の凹部23と円弧状の前記舌片13とを組み合わせて円環形状の電線挿通部17とし、該電線挿通部17から電線群W1を外部へ引き出している。
また、凹部23、24の内周面には、ロアケース11の舌片13と同様の係止リブ23a、24aを設けている。
また、第1電線固定材20のロアケース内面側の側面にロアケース11内に突出する固定板部25を突設し、該固定板部25の中央に被係止部となる係止穴25aを穿設している。該係止穴25aには、図5に示すように、電線群W2の所定位置に巻き付けた結束バンド16のクリップ16cを挿入係止して、電線群W2を第1電線固定材20に固定している。
一方、ロアケース11の電線引出穴12は上部側の幅を大きくして、両端縁12aに段状部12bを設け、該段状部12bから上方に突出する開き防止リブ12cを設けている。
電線引出穴12の両端縁12aに第2電線固定材30のガイド部33を嵌合させてスライド挿入すると、図7に示すように、開き防止リブ12cがガイド部33の上端に設けたリブ嵌合溝33cに嵌合され、電線引出穴12の両端縁12aが両側に開かないように開き防止リブ12cが両側壁部33bの内面に係止される。
この第2電線固定材30のガイド部33を電線引出穴12の両端縁12aに嵌合してスライド挿入し、舌片32の下面を電線群W2に当接させると共に、ロック枠32bに第1電線固定材20のロック爪21bを係止して第2電線固定材30をロアケース11に固定している。
また、電線群W1はワイヤハーネスの製造工程においてワイヤハーネス組立作業台上でロアケース11に固定されると共に、電線群W1の端末に接続したコネクタC1がロアケース11内のコネクタ取付部(図示せず)にロック固定される一方、電線群W2は車両の製造ラインにおいてロアケース11に固定されると共に、電線群W2の端末に接続したコネクタC2がロアケース11内に固定したコネクタC1とコネクタ接続される。
先ず、電線群W1は、ワイヤハーネスの製造工程において、ワイヤハーネス組立作業台上に電線群W1のケースからの引出距離だけ間隔をあけて電気接続箱10のロアケース11と電線群W1を位置決め固定する治具を配置し、該治具に電線群W1を位置決め固定した状態で、電線群W1の端末に接続したコネクタC1をロアケース11内のコネクタ取付部にロック固定し、前記治具から電線群W1を直線上に伸ばしてロアケース11の舌片13の係止リブ13bに電線群W1に外装したコルゲートチューブ14の谷部14bを嵌合させて、舌片13に電線群W1を載置する。
次いで、第1電線固定材20のガイド部22をロアケース11の電線引出穴12の両端縁12aに嵌合してスライド挿入し、第1電線固定材20の下面側の凹部23を電線群W1の上面に当接させて、ロアケース11の舌片13のロック爪13aを第1電線固定材20のロック枠21aに係止して、第1電線固定材20をロアケース11に固定する。これにより、電線群W1がロアケース11に固定され、ケース外壁からの電線W1の引出距離が規定される。
一方、電線群W2には、ワイヤハーネスの製造工程において、電線群W2のロアケース11からの電線引出距離を考慮して所定の箇所に結束バンド16を巻き付ける。
そして、車両の製造ラインにおいて、電線群W2の端末に接続したコネクタC2をロアケース11内に固定したコネクタC1にコネクタ接続し、電線群W2に巻き付けられた結束バンド16のクリップ16cを第1電線固定材20の固定板部25の係止穴25aに挿入係止する。このとき、結束バンド16は電線群W2の引出距離を規定できるように所定の位置に巻き付けて固定されているため、ケース外壁からの電線群W2の引出距離が規定される。
最後に、コネクタ接続したコネクタC1、C2をロアケース11内に収容した状態で、アッパーケース(図示せず)をロアケース11に被せてロック結合している。
なお、本実施形態では、ロアケースから2つの電線群を引き出しているが、引き出す電線群を1つとすると共に、電線固定材も2部材ではなく1部材とし、該電線固定材の被係止部に電線群に巻き付け固定した係止具を係止して電線の引出距離を規定する構成としてもよい。
また、電線固定材に設けた固定板部はケース側内面に限らず、外面側よりケース外方に向けて突出させてもよい。
11 ロアケース
12 電線引出穴
12c 開き防止リブ
13 舌片
16 結束バンド
16c クリップ
17、18 電線挿通部
20 第1電線固定材
25 固定板部
25a 係止穴
30 第2電線固定材
33c リブ嵌合溝
C1、C2 コネクタ
W1、W2 電線群
Claims (5)
- ケース外壁に上端よりU形状に切り欠いた電線引出穴を設け、該電線引出穴に上端より着脱自在に嵌め込む電線固定材を設け、該電線固定材に設けた被係止部に、ケース内部から引き出される電線に巻き付け固定した係止具を係止し、前記ケース外壁からの電線の引出距離を規定していることを特徴とする電気接続箱。
- 前記電線固定材は、前記電線引出穴と略同等幅を有する本体部の左右両側より水平断面凹状のガイド部を上下方向に延在させて突設し、これらガイド部を前記電線引出穴の両端縁に嵌合させてスライド挿入し、かつ、前記本体部の少なくとも下面は円弧状の凹部として前記電線の上面側に当接させていると共に、前記本体部のケース側内面あるいは外面より係止穴からなる前記被係止部を設けた固定板部を突設し、
前記電線に巻き付けた結束バンドから突設したクリップからなる係止具を前記係止穴に挿入係止している請求項1に記載の電気接続箱。 - 前記電線引出穴の下端より外方に舌片を突出させ、前記ケース内部に予め挿入して前記電線引出穴から引き出している電線群を前記舌片に載置している一方、
前記電線固定材の上面にも円弧状の凹部を設け、前記載置されている電線群の上部に前記電線固定材を嵌め込み、上記ケース内部に後から挿入される電線を前記電線固定材の上面の凹部に載置して引き出していると共に、該後挿入の電線に巻き付け固定した係止具を前記電線固定材の被係止部に固定している請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。 - 前記電線固定材の上面から引き出した電線の上部にはめ込む第2の電線固定材を設け、該第2の電線固定材により前記電線引出穴を、その上端開口まで閉鎖している請求項3に記載の電気接続箱。
- 前記電線引出穴の上端開口の左右両側に凹部あるいは凸部からなる開き防止部を設ける一方、前記電線固定材の上部左右両側に前記開き防止部に嵌合する凸部あるいは凹部からなる固定部を設けている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004153831A JP2005341659A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004153831A JP2005341659A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005341659A true JP2005341659A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35494610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004153831A Pending JP2005341659A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005341659A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014023322A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
JP2014053405A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Mitsubishi Electric Corp | 防水形電子基板ボックス |
US9331463B2 (en) | 2014-05-27 | 2016-05-03 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Wire fixture |
KR20210062187A (ko) * | 2019-11-21 | 2021-05-31 | 주식회사 대일리리빙 | 병렬형 전선인입구를 갖는 세대분전함 |
-
2004
- 2004-05-24 JP JP2004153831A patent/JP2005341659A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014023322A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
JP2014053405A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Mitsubishi Electric Corp | 防水形電子基板ボックス |
US9331463B2 (en) | 2014-05-27 | 2016-05-03 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Wire fixture |
KR20210062187A (ko) * | 2019-11-21 | 2021-05-31 | 주식회사 대일리리빙 | 병렬형 전선인입구를 갖는 세대분전함 |
KR102294698B1 (ko) * | 2019-11-21 | 2021-08-27 | 주식회사 대일리리빙 | 병렬형 전선인입구를 갖는 세대분전함 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108352654B (zh) | 连接器用导线罩 | |
JP2006029566A (ja) | バンドクランプ | |
JP2007174821A (ja) | ハーネスプロテクタ | |
JP6527896B2 (ja) | 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス | |
CN111682471B (zh) | 电连接盒 | |
US9525278B2 (en) | Electrical-wire-protecting member using tying member | |
JP2004312793A (ja) | 電気接続箱及びその組立方法 | |
JP5840929B2 (ja) | プロテクタ | |
JP5666250B2 (ja) | 電線固定部 | |
JP6555193B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP6287701B2 (ja) | プロテクタ及び電線モジュール | |
JP2004127813A (ja) | コネクタ | |
JP2005341659A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2004229351A (ja) | プロテクタ及びコルゲートチューブ保持構造 | |
JP5432611B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2006074893A (ja) | 電気接続箱 | |
JP3685387B2 (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタ | |
JP6793159B2 (ja) | ロック構造、電気接続箱及びワイヤハーネス | |
JP2005269860A (ja) | 電気接続箱 | |
JP3983705B2 (ja) | 電線保護部材の固定構造 | |
JP3000131B2 (ja) | 電線保持機構 | |
JP2005235512A (ja) | 電線余長吸収コネクタおよび電線余長吸収構造 | |
WO2021153186A1 (ja) | ハーネス部品 | |
JP5859321B2 (ja) | 電線収容体 | |
JP7313774B2 (ja) | 電気接続箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080408 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080609 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081118 |