JP2005341659A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気接続箱のケース内から引き出す電線のケース外壁からの引出距離をワイヤハーネスの組立作業台上に限らず、車両の製造ラインにおいても容易に規定できるようにする。
【解決手段】 ケース外壁に上端よりU形状に切り欠いた電線引出穴12を設け、該電線引出穴12に上端より着脱自在に嵌め込む電線固定材20を設け、該電線固定材20に設けた被係止部となる固定板部25の係止穴25aに、ケース内部から引き出される電線W1に巻き付け固定した係止具となるクリップ16cを係止し、ケース外壁からの電線の引出距離を規定している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気接続箱に関し、詳しくは、自動車に搭載される電気接続箱において、ケース内から引き出される電線の引出距離を規定できるようにするものである。
従来、自動車に搭載する電気接続箱には、電気接続箱の内部回路と接続した電線をケース(カバー)に設けた電線引出部から外部に引き出しており、このような電気接続箱として、特開2000−166058号において、図8に示す電気接続箱1が提供されている。電気接続箱1は、ロアケース2の外壁に上端より切り欠いて設けた電線引出穴3の下端に円弧状のテープ巻き舌片4を外方に突出させ、該テープ巻き舌片4にベース5の内部回路と接続した電線(図示せず)を載置した後、電線引出穴3にカバー6を嵌合させて電線引出穴3を閉鎖し、ロアケース2とカバー6に設けたテープ巻き舌片4、7にテープを巻きつけて電線をロアケースに固定している。
前記電気接続箱1のロアケース2から引き出す電線をワイヤハーネス製造時にワイヤハーネスの組立作業台上でロアケース2のテープ巻き舌片4に固定する場合には、作業台上に設けた治具間の寸法を所定寸法に規定することにより、ロアケース2のケース外壁からの電線の引出距離を設定寸法とすることができる。しかしながら、車両の製造ラインにおいて電気接続箱1内に挿入される電線を該電気接続箱から設定寸法引き出すことは、治具を用いることができないため、電線の引出距離の寸法精度が低下する問題がある。
このように、電線の引出距離が設計寸法通りにならず、電線の引出距離が短か過ぎると電線の端末のコネクタを相手方コネクタに接続できなくなり、逆に電線の引出距離が長くなると余長部分が他の部材に干渉して電線が損傷するおそれがある。
特開2000−166058号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、車両の製造ライン等において、電気接続箱のケース内に後から挿入した電線の引出距離を、正確に設計通りの引き出し寸法とすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、ケース外壁に上端よりU形状に切り欠いた電線引出穴を設け、該電線引出穴に上端より着脱自在に嵌め込む電線固定材を設け、該電線固定材に設けた被係止部に、ケース内部から引き出される電線に巻き付け固定した係止具を係止し、前記ケース外壁からの電線の引出距離を規定していることを特徴とする電気接続箱を提供している。
詳細には、例えば、前記電線固定材は、前記電線引出穴と略同等幅を有する本体部の左右両側より水平断面凹状のガイド部を上下方向に延在させて突設し、これらガイド部を前記電線引出穴の両端縁に嵌合させてスライド挿入し、かつ、前記本体部の少なくとも下面は円弧状の凹部として前記電線の上面側に当接させていると共に、前記本体部のケース側内面あるいは外面より係止穴からなる前記被係止部を設けた固定板部を突設し、
前記電線に巻き付けた結束バンドから突設したクリップからなる係止具を前記係止穴に挿入係止している。
前記構成によれば、ケース内から引き出す電線の所定位置に巻き付け固定した係止具を電線固定材の被係止部に固定しているため、ケースに固定された電線固定材の被係止部から引き出す電線の長さを規定でき、よって、ケース外壁からの電線の引出距離を規定することができる。これにより、車両の製造ライン等の位置決め用の治具を用いることのできない場所でも電線の引出距離を規定することができる。
また、ケース内から引き出す電線群は電線固定材により固定されるため、テープ巻きをする必要がなく電線の固定作業を容易にすることができる。
また、前記電線引出穴の下端より外方に舌片を突出させ、前記ケース内部に予め挿入して前記電線引出穴から引き出している電線群を前記舌片に載置している一方、
前記電線固定材の上面にも円弧状の凹部を設け、前記載置されている電線群の上部に前記電線固定材を嵌め込み、上記ケース内部に後から挿入される電線を前記電線固定材の上面の凹部に載置して引き出していると共に、該後挿入の電線に巻き付け固定した係止具を前記電線固定材の被係止部に固定している構成としてもよい。
前記構成によれば、ワイヤハーネスの組立作業台の図板上と車両の製造ライン上とで、それぞれ電線群をケース内から引き出す場合にも引出距離を規定することができる。即ち、ワイヤハーネスの組立作業台上で予めケース内から引き出して固定する電線群は、図板上の治具により電線の引出距離を規定でき、車両の製造ライン上でケース内から引き出して固定する電線群は、前記のように電線固定材の被係止部に電線の所定位置に巻きつけて固定した係止部を係止することにより電線の引出距離を規定することができる。
前記電線固定材の上面から引き出した電線の上部にはめ込む第2の電線固定材を設け、該第2の電線固定材により前記電線引出穴を、その上端開口まで閉鎖している。
前記構成によれば、第2の電線固定材により電線引出穴を上端開口まで閉鎖した後、ケースにアッパーケースを被せれば電気接続箱の防水、防塵及び内部回路を備えた接続箱本体の保護を図ることができる。
前記電線引出穴の上端開口の左右両側に凹部あるいは凸部からなる開き防止部を設ける一方、前記電線固定材の上部左右両側に前記開き防止部に嵌合する凸部あるいは凹部からなる固定部を設けている。
具体的には、前記電線引出穴の両端縁に上向きに突出する開き防止リブを設けると共に、前記電線固定材の本体部の左右両側に設けたガイド部の両側開口の上部を閉鎖する壁を設け、前記ガイド部を前記電線引出穴の両端縁に嵌合させてスライド挿入すると、前記電線引出穴の両端縁に設けた開き防止リブが前記電線固定材のガイド部に設けた壁の内面に係止されて、前記電線引出穴の両端縁が開くのを防止している。
前記構成によれば、電線引出穴の両端縁に設けた開き防止リブが前記電線固定材のガイド部に設けた壁の内面に係止されることにより、電線引出穴の両端縁が開かないようにして、電線引出穴の両端縁が電線固定材の凹状のガイド部から抜けないようにしているため、電線固定材がケースから外れるのを防止することができる。
また、上方に向けて突出する開き防止リブをガイド部に設けた前記壁に係止するだけでよいため、電線挿通穴の両端縁を開き方向に対して90度屈折させて設けた上下方向に延在するリブにガイド部を嵌合する場合と比較して、電線固定材のケースへの嵌合作業を効率良く行うことができる。
前述したように、本発明によれば、ケース内から引き出す電線の所定位置に巻き付け固定した係止具をケースに取り付ける電線固定材の被係止部に固定しているため、ケースに取り付けた電線固定材の被係止部からの電線の引出距離、即ち、ケース外壁からの電線の引出距離を規定することができる。これにより、車両の製造ライン等の位置決め用の治具を用いることのできない場所でも電線の引出距離を規定することができる。
また、ワイヤハーネスの組立作業台上と車両の製造ライン上とで、それぞれ電線群をケース内から引き出して固定する構成とし、ワイヤハーネスの組立作業台上で予めケース内から引き出して固定する電線群は、図板上の治具により電線の引出距離を規定する一方、車両の製造ライン上でケース内から引き出して固定する電線群は、前記のように電線固定材の被係止部に電線の所定位置に巻きつけて固定した係止部を係止することにより電線の引出距離を規定することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7は、本発明の実施形態を示し、電気接続箱10は、ロアケース11内でそれぞれコネクタ(C1、C2)接続される電線群W1とW2をロアケース11に設けた電線引出穴12を通してケース内から引き出している。
また、ロアケース11の上面開口にはアッパーケース(図示せず)を被せて、ロアケース11にロック結合している。
ロアケース11には、図3に示すように、ケース外壁の上端よりU形状に切り欠いた電線引出穴12を設けており、該電線引出穴12の下端より外方に円弧状の舌片13を突出させている。該舌片13の両端外面には、第1電線固定材20のロック枠21aに係止するロック爪13aを設けている。舌片13の内周面には、電線群W1にテープTを巻き付けて外装したコルゲートチューブ14の谷部14bに係止する係止リブ13bを舌片13の周方向に沿って設けており、ワイヤハーネスの製造工程において該舌片13に電線群W1が載置される。
前記ロアケース11の電線引出穴12の両端縁12aに嵌合させて取り付ける第1電線固定材20は、図4に示すように、電線引出穴12と略同等幅の本体部21の左右両側より水平断面凹状のガイド部22を上下方向に延在させて突設している。
該ガイド部22をロアケース11の電線引出穴12の両端縁12aに嵌合させると、第1電線固定材20の本体部21はロアケース11の外方に突出され、この突出される本体部21の上下両面を円弧状の凹部23、24としている。下面側の凹部23と円弧状の前記舌片13とを組み合わせて円環形状の電線挿通部17とし、該電線挿通部17から電線群W1を外部へ引き出している。
第1電線固定材20の本体部21の両側下端に、ロアケース11の舌片13に設けたロック爪13aに対向する位置にロック枠21aを設けると共に、両側上端に第2電線固定材30のロック枠32bに係止するロック爪21bを設けている。
また、凹部23、24の内周面には、ロアケース11の舌片13と同様の係止リブ23a、24aを設けている。
前記第1電線固定材20のガイド部22を電線引出穴12の両端縁12aに嵌合させてスライド挿入し、下面の凹部23を電線群W1の上面に当接させると共に、ロック枠21aに舌片13のロック爪13aを係止して、第1電線固定材20をロアケース11に固定することにより、前記電線群W1が位置決めされる。
また、第1電線固定材20のロアケース内面側の側面にロアケース11内に突出する固定板部25を突設し、該固定板部25の中央に被係止部となる係止穴25aを穿設している。該係止穴25aには、図5に示すように、電線群W2の所定位置に巻き付けた結束バンド16のクリップ16cを挿入係止して、電線群W2を第1電線固定材20に固定している。
第2電線固定材30は、図6に示すように、ロアケース11の電線引出穴12の上端開口までを閉鎖する閉鎖壁31の下端からケース外方に向けて電線W2の上面に当接する円弧状の舌片32を突設している。第2電線固定材30の円弧状の舌片32と第1電線固定材20の上面側の凹部24を組み合わせて円環形状の電線挿通部18として、該電線挿通部18から電線群W2を外部へ引き出している。
閉鎖壁31の両側には電線引出穴12の両端縁12aに嵌合する水平断面凹状のガイド部33を突設している。図6(D)に示すように、ガイド部33の上端開口を上壁部33aで閉鎖すると共に、該上壁部33aの両端から垂下する両側壁部33bでガイド部33の両側開口の上部を閉鎖し、垂直断面凹状のリブ嵌合溝33cを形成している。
一方、ロアケース11の電線引出穴12は上部側の幅を大きくして、両端縁12aに段状部12bを設け、該段状部12bから上方に突出する開き防止リブ12cを設けている。
電線引出穴12の両端縁12aに第2電線固定材30のガイド部33を嵌合させてスライド挿入すると、図7に示すように、開き防止リブ12cがガイド部33の上端に設けたリブ嵌合溝33cに嵌合され、電線引出穴12の両端縁12aが両側に開かないように開き防止リブ12cが両側壁部33bの内面に係止される。
また、第2電線固定材30の舌片32にも電線群W2に外装したコルゲートチューブを係止する係止リブ32aを設けると共に、舌片32の両端外面に第1電線固定材20のロック爪21bに対向する位置にロック枠32bを設けている。
この第2電線固定材30のガイド部33を電線引出穴12の両端縁12aに嵌合してスライド挿入し、舌片32の下面を電線群W2に当接させると共に、ロック枠32bに第1電線固定材20のロック爪21bを係止して第2電線固定材30をロアケース11に固定している。
ロアケース11内から引き出す電線群W1とW2は共に端末にコネクタC1、C2を接続し、ロアケース12からの引出箇所に長さ方向に山部14a、15aと谷部14b、15bを交互に設けたコルゲートチューブ14、15をテープTを巻き付けてそれぞれ外装している。また、電線群W2には、コルゲートチューブ15よりも端末側に結束バンド16を巻き付けて固定している。該結束バンド16には、バンド部16aを挿入係止するバンド挿通部を備えたバンド係止部16bに第1電線固定材20の固定板部25の係止穴25aに挿入係止するクリップ16cを突設している。
また、電線群W1はワイヤハーネスの製造工程においてワイヤハーネス組立作業台上でロアケース11に固定されると共に、電線群W1の端末に接続したコネクタC1がロアケース11内のコネクタ取付部(図示せず)にロック固定される一方、電線群W2は車両の製造ラインにおいてロアケース11に固定されると共に、電線群W2の端末に接続したコネクタC2がロアケース11内に固定したコネクタC1とコネクタ接続される。
次に、電気接続箱10の組立方法について説明する。
先ず、電線群W1は、ワイヤハーネスの製造工程において、ワイヤハーネス組立作業台上に電線群W1のケースからの引出距離だけ間隔をあけて電気接続箱10のロアケース11と電線群W1を位置決め固定する治具を配置し、該治具に電線群W1を位置決め固定した状態で、電線群W1の端末に接続したコネクタC1をロアケース11内のコネクタ取付部にロック固定し、前記治具から電線群W1を直線上に伸ばしてロアケース11の舌片13の係止リブ13bに電線群W1に外装したコルゲートチューブ14の谷部14bを嵌合させて、舌片13に電線群W1を載置する。
次いで、第1電線固定材20のガイド部22をロアケース11の電線引出穴12の両端縁12aに嵌合してスライド挿入し、第1電線固定材20の下面側の凹部23を電線群W1の上面に当接させて、ロアケース11の舌片13のロック爪13aを第1電線固定材20のロック枠21aに係止して、第1電線固定材20をロアケース11に固定する。これにより、電線群W1がロアケース11に固定され、ケース外壁からの電線W1の引出距離が規定される。
一方、電線群W2には、ワイヤハーネスの製造工程において、電線群W2のロアケース11からの電線引出距離を考慮して所定の箇所に結束バンド16を巻き付ける。
前記のようにワイヤハーネスの製造工程で電気接続箱10のロアケース11に固定した電線群W1と結束バンド16を巻き付けた電線群W2を車両の製造ラインまで搬送する。
そして、車両の製造ラインにおいて、電線群W2の端末に接続したコネクタC2をロアケース11内に固定したコネクタC1にコネクタ接続し、電線群W2に巻き付けられた結束バンド16のクリップ16cを第1電線固定材20の固定板部25の係止穴25aに挿入係止する。このとき、結束バンド16は電線群W2の引出距離を規定できるように所定の位置に巻き付けて固定されているため、ケース外壁からの電線群W2の引出距離が規定される。
次いで、第2電線固定材30のガイド部33をロアケース11の電線引出穴12の両端縁12aに嵌合してスライド挿入し、第2電線固定材30の下面の凹部32を電線群W2にはめ込むと共に、第2電線固定材30のロック爪21bを第2電線固定材30のロック枠22bに係止して、第2電線固定材20をロアケース11に固定する。このとき、図2に示すように、ロアケース11の舌片13と第1電線固定材20の下面の凹部23により形成された電線挿通部17から電線群W1を引き出すと共に、第1電線固定材20の上面の凹部24と第2電線固定材30の舌片32により形成された電線挿通部18から電線群W2を引き出している。なお、図2においては、電線群W1、W2の図示を省略している。
最後に、コネクタ接続したコネクタC1、C2をロアケース11内に収容した状態で、アッパーケース(図示せず)をロアケース11に被せてロック結合している。
前記構成によれば、ワイヤハーネスの組立作業台の図板上と車両の製造ライン上とで、それぞれ1つずつ電線群をロアケース11に固定しており、この固定した電線群W1、W2のケース外壁からの引出距離を規定することができる。即ち、ワイヤハーネスの組立作業台上で予めロアケース11内から引き出して固定する電線群W1は、図板上の治具により電線の引出距離を規定でき、車両の製造ライン上でケース内から引き出して固定する電線群W2は、第2電線固定材30の被係止部である係止穴25aに電線の所定位置に巻きつけて固定した結束バンド16のクリップ16cを係止することにより電線の引出距離を規定することができる。
また、電線引出穴12の両端縁12aに設けた開き防止リブ12cが第2電線固定材30のガイド部33に設けた両側壁33bの内面に係止されることにより、電線引出穴12の両端縁12aが開くのを防止しているため、電線引出穴12の両端縁12aが第2電線固定材30の凹状のガイド部33から抜けるのを防止して、第2電線固定材がケースから外れるのを防止することができる。
なお、本実施形態では、ロアケースから2つの電線群を引き出しているが、引き出す電線群を1つとすると共に、電線固定材も2部材ではなく1部材とし、該電線固定材の被係止部に電線群に巻き付け固定した係止具を係止して電線の引出距離を規定する構成としてもよい。
また、電線固定材に設けた固定板部はケース側内面に限らず、外面側よりケース外方に向けて突出させてもよい。
本発明の実施形態の電気接続箱の分解斜視図である。 ロアケースに第1、第2電線固定材を取り付けた状態を示す図面である。 ロアケースを示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 第1電線固定材を示し、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。 電線群に第1電線固定材を固定した状態を示す図面である。 第2電線固定材を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)はA−A線断面図である。 第2電線固定材をロアケースに取り付けた状態を示す断面図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 ロアケース
12 電線引出穴
12c 開き防止リブ
13 舌片
16 結束バンド
16c クリップ
17、18 電線挿通部
20 第1電線固定材
25 固定板部
25a 係止穴
30 第2電線固定材
33c リブ嵌合溝
C1、C2 コネクタ
W1、W2 電線群

Claims (5)

  1. ケース外壁に上端よりU形状に切り欠いた電線引出穴を設け、該電線引出穴に上端より着脱自在に嵌め込む電線固定材を設け、該電線固定材に設けた被係止部に、ケース内部から引き出される電線に巻き付け固定した係止具を係止し、前記ケース外壁からの電線の引出距離を規定していることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記電線固定材は、前記電線引出穴と略同等幅を有する本体部の左右両側より水平断面凹状のガイド部を上下方向に延在させて突設し、これらガイド部を前記電線引出穴の両端縁に嵌合させてスライド挿入し、かつ、前記本体部の少なくとも下面は円弧状の凹部として前記電線の上面側に当接させていると共に、前記本体部のケース側内面あるいは外面より係止穴からなる前記被係止部を設けた固定板部を突設し、
    前記電線に巻き付けた結束バンドから突設したクリップからなる係止具を前記係止穴に挿入係止している請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記電線引出穴の下端より外方に舌片を突出させ、前記ケース内部に予め挿入して前記電線引出穴から引き出している電線群を前記舌片に載置している一方、
    前記電線固定材の上面にも円弧状の凹部を設け、前記載置されている電線群の上部に前記電線固定材を嵌め込み、上記ケース内部に後から挿入される電線を前記電線固定材の上面の凹部に載置して引き出していると共に、該後挿入の電線に巻き付け固定した係止具を前記電線固定材の被係止部に固定している請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記電線固定材の上面から引き出した電線の上部にはめ込む第2の電線固定材を設け、該第2の電線固定材により前記電線引出穴を、その上端開口まで閉鎖している請求項3に記載の電気接続箱。
  5. 前記電線引出穴の上端開口の左右両側に凹部あるいは凸部からなる開き防止部を設ける一方、前記電線固定材の上部左右両側に前記開き防止部に嵌合する凸部あるいは凹部からなる固定部を設けている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気接続箱。
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