JP2004127813A - コネクタ - Google Patents
コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004127813A JP2004127813A JP2002292417A JP2002292417A JP2004127813A JP 2004127813 A JP2004127813 A JP 2004127813A JP 2002292417 A JP2002292417 A JP 2002292417A JP 2002292417 A JP2002292417 A JP 2002292417A JP 2004127813 A JP2004127813 A JP 2004127813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- covers
- connector
- fitted
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】カバー30は、本体カバー31と蓋カバー32とに二つ割りされ、ヒンジ33により開閉可能に連結される。本体カバー31の取付端35には、嵌合溝45が開口された左右一対の保持板43が突設され、雌ハウジング20の後面に設けられた取付壁27の左右の外側面に嵌められて、そこに設けられた突片28を嵌合溝45に嵌めることで、本体カバー31が雌ハウジング20の後面に仮保持される。続いて、一束にまとめられた電線15が直角に曲げられて本体カバー31内に嵌められ、最後に蓋カバー32をヒンジ33から本体カバー31の上面に向けて折り返して、ロック片57,57Lのロック孔59内に対応するロック突部53,53Lを嵌めることで、両カバー31,32が合体状態にロックされる。
【選択図】 図10
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線カバーを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電線カバー付きのコネクタは、例えばコネクタの取付位置によりその後面側に十分な配線スペースが確保できなくて、ハウジングの後面の直後で電線を屈曲配線する必要がある場合や、ハウジングの後面側をカバーで簡易防水する場合等に利用されており、従来その一例として、特許文献1に記載されたものが知られている。
このものは、電線の端末に固着された端子金具が後面側から挿入されるハウジングと、このハウジングの後端部にL型の筒状をなすように取り付けられる二つ割りのカバーとから構成されており、ハウジングの後面から引き出された電線が、カバー内を通って直角に屈曲された方向に導出されるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−150059公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記従来例におけるカバーの取付構造は、各分割カバーにおけるハウジングへの取付側の端部に、ハウジングの後端部の外周に位置決めされて嵌まる半割りの嵌合筒が設けられる一方、各分割カバーの突き合わせ端縁に、ロック片とロック突部とからなる複数のロック手段が設けられた構造であり、端的には、両分割カバーを合わせてロックして初めて、カバー自体もハウジングの後端部に取り付けられるようになっていた。
【0005】
したがって実際の組み付けに際しては、ハウジング内に端子金具を挿入したのち、一方の分割カバーを手で支えてその中に引き出された電線を屈曲させつつ嵌め、場合によっては電線の外周に嵌装されたコルゲートチューブを導出端側に嵌め、続いて両分割カバーを合わせて、それぞれの嵌合筒をハウジングの後端部に嵌めつつ、両分割カバー間のロックを掛ける必要があり、作業がし難くて手間が掛かるという問題があった。しかも近年は、コネクタすなわちカバーが小型化する傾向にあるために、作業のし難さがより顕著となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、カバーの取り付けの作業性を向上させるところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、電線の端末に固着された端子金具が挿入されるコネクタハウジングの後面には、この後面から引き出された電線を覆う筒状のカバーが装着されたコネクタにおいて、前記カバーが、合体して筒状をなす一対の分割カバーにより構成され、両分割カバーのうちの一方の分割カバーには、前記コネクタハウジングの後面に保持可能な保持手段が設けられるとともに、両分割カバーの間には、両分割カバーを合体状態にロックするロック手段が前記保持手段とは別に設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記カバーは、電線を屈曲しつつ挿通して引き出された方向とは交差した方向に導出可能となっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記両分割カバーがヒンジを介して開閉可能に連結されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記ロック手段が、前記保持手段を押さえて保持状態に維持すべく前記保持手段の近傍に設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記カバーにおける電線が導出される側の端部には、コルゲートチューブの外周に嵌まって抜け止めする係止部が設けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
組付けの一例としては、コネクタハウジング内に端子金具を挿入したら、一方の分割カバーを保持手段によりコネクタハウジングの後面に保持し、続いて、この保持された分割カバー内に引き出された電線を嵌め、最後に他方の分割カバーを合わせてロック手段によりロックする。これによりカバーの取り付けが完了し、それに伴いコネクタハウジングの後面から引き出された電線がカバー内を通って所定方向に導出される。
一方の分割カバーをコネクタハウジングに対して、所定の位置に予め保持できる構造としたから、この分割カバーを格別に支えていなくても、引き続いて引き出された電線を嵌めることと、両分割カバーを合わせてロックすることを簡単にかつスムーズに行うことができ、すなわちカバーの取付作業を能率良く行うことができる。
【0009】
<請求項2の発明>
いわゆる横出しタイプのものにあっても、特に分割カバー内に電線を嵌める作業が簡単にできる。
<請求項3の発明>
組み付け作業がさらに簡略化でき、また部品点数が削減できることでコスト低減が図られる。
<請求項4の発明>
両分割カバー間のロックを行うことに伴って保持手段が押さえられ、言わば二重に保持されることになって、カバーをコネクタハウジングに対してより強固に取り付けることができる。
<請求項5の発明>
電線の外周に嵌装されたコルゲートチューブをカバーの導出端に装着する場合も、コルゲートチューブをまずコネクタハウジングに保持された側の分割カバーの係止部に嵌め、続いてもう一方の分割カバーを閉じると、両分割カバーの係止部がコルゲートチューブの外周に嵌まって抜け止めした状態となり、すなわちコルゲートチューブの装着作業も簡単にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図17に基づいて説明する。
この実施形態では雌側の防水コネクタを例示しており、例えば機器から突設された相手の雄コネクタと嵌合されるようになっており、図1に示すように、5本の雌端子10を収容可能とした雌側のコネクタハウジング20(以下、雌ハウジングという)と、この雌ハウジング20の後面に装着される横出しタイプのカバー30(図5等)とから構成されている。
雌端子10は、導電性に優れた金属板をプレス加工することで形成され、相手の雄コネクタに収容された雄端子と接触される接触片を収容した角筒形の接続部11を有し、その後方に形成されたバレル12をかしめることで、防水ゴム栓13ともども電線15の端末に圧着されている。
【0011】
雌ハウジング20は合成樹脂製であって、図2ないし図4にも示すように、横長の正面形状をなすタワー部21を有し、その回りにフード部22が形成されている。タワー部21内には、上記した雌端子10を後方から挿入可能なキャビティ23が、5個横方向に並んで形成され、雌端子10が正規位置まで挿入されると、キャビティ23の壁面に設けられたランス(図示せず)で抜け止めされるようになっている。
フード部22の天井面には、相手の雄コネクタとの間を嵌合状態にロックするためのロックアーム25が設けられている。
【0012】
なお、雌ハウジング20の後面から引き出された5本の電線15は、後記するように1本に束ねられてカバー30内に挿通されるが、カバー30との間の防水を図るために、束ねられた電線15には、所定長さのコルゲートチューブ17(図13参照)が嵌装されるようになっている。コルゲートチューブ17は、外周面に周方向の溝17Aと突条17Bとを軸線方向に沿って交互に設けた形状であって、適度の可撓性を有するものである。
【0013】
雌ハウジング20の後面側には、カバー30が装着可能とされている。そのため上記したフード部22の背面には、図1及び図3に示すように、並んだキャビティ23の入口23Aの左右両側から下側を囲むようにして取付壁27が形成されている。なお、取付壁27の上辺部分が切除されているのは、ロックアーム25の操作端26側の傾動を許容するためである。
取付壁27における左右の外側面には、その後縁(図1の手前側)におけるほぼ中央高さ位置に、一対の突片28が対称に張り出し形成されている。また、突片28における上下の面の付け根位置には、取付壁27の壁面側に凹んだ凹部29が形成されている。
【0014】
カバー30は同じく合成樹脂製であって、図5ないし図8に示すように、二つ割りされた本体カバー31と蓋カバー32とがヒンジ33を介して開閉可能に形成されている。詳しくは後記するように、両カバー31,32が正規に合体されると、図13に参照して示すように、L型でかつ屈曲部分の外側を斜めに削ったような外形の角筒形をなし、一端の開口の広い側が雌ハウジング20への取付端35となり、他端の開口の狭い側が電線15を外部に導き出す導出端36となり、取付端35と導出端36とは直交して配されている。
【0015】
より詳細には、本体カバー31は、底板38の両側縁に沿って取付端35から導出端36にわたり側壁39が立ち上がり形成されている。ただし、導出端36側の側壁39Aは他と比べて約半分の背の高さとされている。また、導出端36側の内面には、上記したコルゲートチューブ17の溝17A内に嵌まる半円状の係止突条40が3条形成されている。
そして、両側壁39の取付端35側の縁部には、上記した雌ハウジング20の取付壁27における正面の左右両側縁に突き当たる突当部42が、内方に直角曲げされて形成されている。
【0016】
それとともに、同両側壁39の取付端35側の縁部からは、この側壁39よりも少し背の高い一対の保持板43が、取付壁27における左右の外側面を丁度挟むことができる対応間隔を開けて突設されている。両保持板43の突出端における内方の角は、テーパ状のガイド面44とされている。これらの両保持板43には、取付壁27の左右の外側面に設けられた突片28が緊密に嵌まる嵌合溝45が切られている。また、保持板43の内面における嵌合溝45の上下の位置には、突片28の上下に設けられた凹部29に嵌まるがた詰め突部46が形成されている。
【0017】
一方の蓋カバー32は、上記した本体カバー31の底板38とほぼ対称形状をなす文字通りの蓋板48を有しており、本体カバー31の側壁39の突出端に当たって閉じられるようになっている。ただし、導出端36側では、本体カバー31側で側壁39Aの背が低くなった分を埋めるようにして側壁39Bが形成されており、その導出端36側の内面には、コルゲートチューブ17の反対の面側の溝17A内に嵌まる同じく半円状の係止突条40が3条対応して形成されている。
【0018】
この蓋カバー32は仰向けの姿勢となり、図6に示すように、それぞれ導出端36を外に向けた対称姿勢で本体カバー31と並んで成形され、蓋カバー32の取付端35側と、本体カバー31の側壁39の取付端35側の隣接した縁部同士の間に帯状のヒンジ33がわたされている。これにより蓋カバー32は、本体カバー31に対してヒンジ33を屈曲させつつ開閉可能となっている。
蓋カバー32が、本体カバー31の開口に整合して閉じられるように、蓋板48の裏面における取付端35側の左右の両側縁と、傾斜縁のそれぞれ内側に少し入った位置には、差込片50が形成されている。これらの差込片50は、本体カバー31における両側壁39の取付端35側の内面と、側壁39の傾斜した部分の内面とにそれぞれ差し込み可能とされている。
【0019】
本体カバー31と蓋カバー32との間には、両カバー30を合体状態にロックするためのロック手段52が合計4箇所に設定されている。
詳細には、本体カバー31には、導出端36側の両側壁39Aの外面、側壁39の傾斜部分の外面及び取付端35側におけるヒンジ33が形成された側とは反対の側壁39の外面の合計4箇所において、ロック突部53,53Lが形成されている。ロック突部53,53Lは、下面が切り立った係止面54で、上面がテーパ状のガイド面55となっている。なお、取付端35側の側壁39の外面に設けられたロック突部53Lは、他の3個のロック突部53よりも大きく形成されている。
【0020】
一方、蓋カバー32における対応した位置、すなわち導出端36側の両側壁39B、蓋板48の傾斜縁及び蓋板48の取付端35側におけるヒンジ33が形成された側とは反対側の縁部からは、それぞれロック片57,57Lが突設されている。各ロック片57,57Lは、相手の側壁39,39Aの外面に沿って摺接可能であり、その突出端の内面の角はテーパ状のガイド面58とされているとともに、対応するロック突部53,53Lが嵌まるロック孔59が開口されている。
【0021】
なお、本体カバー31の取付端35側の側壁39に設けられた大きめのロック突部53Lに嵌まるロック片57Lは、対応して大きく形成されている。
本体カバー31の底板38と、蓋カバー32の蓋板48とのそれぞれの外面(表面)には、凹凸の施された滑り止め部61が形成されている。また、同底板38と蓋板48とには、カバー30内に浸入した水を排水すべく排水口63が形成されており、ただし両排水口63は、直接には外方に開口しないように目隠し状に形成されている。
【0022】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその組み付けの手順を説明する。
まず、図1の矢線に示すように、電線15の端末に固着された雌端子10を、雌ハウジング20の対応するキャビティ23内に挿入する。ここで、雌ハウジング20の後面から引き出された5本の電線15は一束にまとめられ、その外周にコルゲートチューブ17が嵌装される。
【0023】
次に、雌ハウジング20の後面にカバー30が仮保持される。具体的には、図9に示すように、本体カバー31を斜め姿勢として、先にヒンジ33に近い側の保持板43を、雌ハウジング20の取付壁27の対応する側面に当てつつ、嵌合溝45内に突片28を嵌める。
この状態から、本体カバー31を同図の矢線方向に回動しつつ押し込むと、反対側の保持板43が弾性的に開きつつ対応する突片28に乗り上げ、本体カバー31の突当部42が取付壁27の正面に突き当たるまで押し込まれると、図10に示すように、反対側の保持板43が復元変形しつつその嵌合溝45内にも対応する突片28が嵌まる。これにより、両保持板43の嵌合溝45に突片28が正規に嵌まり、それとともに上下一対ずつのがた詰め突部46も、突片28の付け根の上下の凹部29に嵌まることで(図11参照)、本体カバー31の取付端35側が、雌ハウジング20の取付壁27に対してがたつき無く仮保持される。
【0024】
このように本体カバー31が仮保持されたら、図11に示すように、一束にまとめられた電線15を直角に曲げつつ本体カバー31内に嵌めるとともに、コルゲートチューブ17を手前側(同図の上側)に寄せて、手前側の端部の半周分を係止突条40に嵌める。
最後に図12に示すように、蓋カバー32をヒンジ33から本体カバー31の上面に向けて折り返すと、差込片50が側壁39の内側に差し込まれるとともに、ロック片57,57Lが側壁39,39Aの外面に沿って進んで、弾性的に開きつつロック突部53,53Lに乗り上げ、蓋カバー32が本体カバー31を正規に覆うまで折り返されると、図13ないし図15に示すように、ロック片57,57Lが復元変形しつつロック孔59内に対応するロック突部53,53Lが嵌まり、両カバー31,32が合体状態にロックされる。併せて、コルゲートチューブ17の残りの半周分が蓋カバー32側の係止突条40に嵌まる。
【0025】
以上により組み付けが完了し、雌ハウジング20の後面から引き出された電線15は、カバー30並びにコルゲートチューブ17内を通りつつ直角に曲げられて、図15に示すように、正面から見た右方向に導出される。
この状態から、両カバー31,32の滑り止め部61を摘んで、雌ハウジング20を相手の雄コネクタに嵌合する。
【0026】
なお、雌ハウジング20の後面から引き出された電線15を、正面から見た左側に導出する場合は、図16に示すように、本体カバー31を表裏反転させた姿勢にして、既述した要領により雌ハウジング20の取付壁27に仮保持し、同様に電線15を直角に曲げつつコルゲートチューブ17とともに本体カバー31内に嵌め、最後に蓋カバー32を閉じてロックする。これにより電線15は、カバー30並びにコルゲートチューブ17内を通りつつ逆に直角に曲げられて、図17に示すように、正面から見た左方向に導出された状態となる。
【0027】
以上説明したように本実施形態では、分割されたうちの一方の本体カバー31を、雌ハウジング20の取付壁27に対して予め保持できる構造としたから、本体カバー31を格別に支えていなくても、引き続いて引き出された電線15並びにコルゲートチューブ17を嵌めることと、蓋カバー32を閉じてロックすることとを簡単にかつスムーズに行うことができる。特に横出しタイプでは、狭い場所で電線15を直角に曲げて嵌める必要があるが、本体カバー31が雌ハウジング20に仮保持されていることで、手が有効に使えてスムーズに嵌めることができる。もって、カバー30の取付作業を能率良く行うことができる。
【0028】
また、本体カバー31は、一対の保持板43が取付壁27の左右両側面を挟みつつ突片28に嵌まることで保持されるのであるが、この保持板43の設けられた付近に、本体カバー31と蓋カバー32とのロック手段52の一つが設定されていて、このロック手段52が保持板43を押さえて開き止めすることに機能するから、言わば二重に保持されることになって、本体カバー31、ひいてはカバー30を雌ハウジング20に対してより強固に取り付けることが可能となる。
【0029】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本体カバーと蓋カバーとは別体に形成されていてもよい。
(2)本発明は、雌ハウジングの後面から引き出された電線を、そのまま同方向に導出するストレートタイプのカバーについても、同様に適用することができる。
(3)また本発明は、雄コネクタにも適用可能であり、さらにはワイヤ−ワイヤのコネクタにも適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雌ハウジングと雌端子の斜視図
【図2】雌ハウジングの正面図
【図3】同背面図
【図4】同平面図
【図5】カバーの成形状態の斜視図
【図6】同平面図
【図7】同底面図
【図8】同正面図
【図9】本体カバーの取付動作を示す一部切欠平面図
【図10】本体カバーが雌ハウジングの後面に仮保持された状態を示す一部切欠平面図
【図11】電線を本体カバー内に嵌めた状態を示す一部切欠平面図
【図12】蓋カバーを閉じる動作を示す正面図
【図13】両カバーが合体された状態の平面図
【図14】同側面図
【図15】同正面図
【図16】電線の導出方向を左右逆とした場合における本体カバーが雌ハウジングの後面に仮保持された状態を示す一部切欠平面図
【図17】同両カバーが合体された状態の平面図
【符号の説明】
10…雌端子(端子金具)
15…電線
17…コルゲートチューブ
20…雌ハウジング(コネクタハウジング)
23…キャビティ
23A…(キャビティ23の)入口
27…取付壁
28…突片
29…凹部
30…カバー
31…本体カバー
32…蓋カバー
33…ヒンジ
35…取付端
36…導出端
39,39A,39B…側壁
40…係止突条
42…突当部
43…保持板(保持手段)
45…嵌合溝
46…がた詰め突部
52…ロック手段
53,53L…ロック突部
57,57L…ロック片
59…ロック孔
Claims (5)
- 電線の端末に固着された端子金具が挿入されるコネクタハウジングの後面には、この後面から引き出された電線を覆う筒状のカバーが装着されたコネクタにおいて、
前記カバーが、合体して筒状をなす一対の分割カバーにより構成され、両分割カバーのうちの一方の分割カバーには、前記コネクタハウジングの後面に保持可能な保持手段が設けられるとともに、両分割カバーの間には、両分割カバーを合体状態にロックするロック手段が前記保持手段とは別に設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 前記カバーは、電線を屈曲しつつ挿通して引き出された方向とは交差した方向に導出可能となっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記両分割カバーがヒンジを介して開閉可能に連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
- 前記ロック手段が、前記保持手段を押さえて保持状態に維持すべく前記保持手段の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
- 前記カバーにおける電線が導出される側の端部には、コルゲートチューブの外周に嵌まって抜け止めする係止部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002292417A JP3997879B2 (ja) | 2002-10-04 | 2002-10-04 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002292417A JP3997879B2 (ja) | 2002-10-04 | 2002-10-04 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004127813A true JP2004127813A (ja) | 2004-04-22 |
JP3997879B2 JP3997879B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=32283672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002292417A Expired - Lifetime JP3997879B2 (ja) | 2002-10-04 | 2002-10-04 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3997879B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006210243A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ及び電線カバー |
JP2008159544A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2008300174A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2010055863A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Yazaki Corp | カバー付コネクタ |
WO2011001748A1 (en) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | Yazaki Corporation | Connector |
EP2495826A1 (en) | 2011-03-04 | 2012-09-05 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector |
JP2013037771A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-21 | Yazaki Corp | コネクタ |
WO2013100193A1 (en) | 2011-12-27 | 2013-07-04 | Yazaki Corporation | Connector with wire cover |
JP2014072174A (ja) * | 2012-10-02 | 2014-04-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2016103375A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 矢崎総業株式会社 | カバー、及び、ハウジングとカバーとの接続構造 |
JP2016171045A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | ダイハツ工業株式会社 | コネクタ構造 |
US11038303B2 (en) | 2019-03-15 | 2021-06-15 | Yazaki Corporation | Cable cover |
WO2021256210A1 (ja) * | 2020-06-17 | 2021-12-23 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電線カバー及びコネクタ構造 |
JP2022127242A (ja) * | 2021-02-19 | 2022-08-31 | 矢崎総業株式会社 | コネクタカバー |
-
2002
- 2002-10-04 JP JP2002292417A patent/JP3997879B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006210243A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ及び電線カバー |
JP2008159544A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2008300174A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2010055863A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Yazaki Corp | カバー付コネクタ |
US8556650B2 (en) * | 2009-07-03 | 2013-10-15 | Yazaki Corporation | Connector |
WO2011001748A1 (en) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | Yazaki Corporation | Connector |
EP2449633A1 (en) * | 2009-07-03 | 2012-05-09 | Yazaki Corporation | Connector |
CN102474044A (zh) * | 2009-07-03 | 2012-05-23 | 矢崎总业株式会社 | 连接器 |
EP2449633A4 (en) * | 2009-07-03 | 2014-01-15 | Yazaki Corp | INTERCONNECTS |
US8568159B2 (en) | 2011-03-04 | 2013-10-29 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector |
EP2495826A1 (en) | 2011-03-04 | 2012-09-05 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector |
JP2012186003A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2013037771A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-21 | Yazaki Corp | コネクタ |
US9088091B2 (en) | 2011-12-27 | 2015-07-21 | Yazaki Corporation | Connector with wire cover |
KR20140104464A (ko) | 2011-12-27 | 2014-08-28 | 야자키 소교 가부시키가이샤 | 와이어커버가 구비된 커넥터 |
WO2013100193A1 (en) | 2011-12-27 | 2013-07-04 | Yazaki Corporation | Connector with wire cover |
JP2014072174A (ja) * | 2012-10-02 | 2014-04-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2016103375A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 矢崎総業株式会社 | カバー、及び、ハウジングとカバーとの接続構造 |
JP2016171045A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | ダイハツ工業株式会社 | コネクタ構造 |
US11038303B2 (en) | 2019-03-15 | 2021-06-15 | Yazaki Corporation | Cable cover |
WO2021256210A1 (ja) * | 2020-06-17 | 2021-12-23 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電線カバー及びコネクタ構造 |
JP2021197311A (ja) * | 2020-06-17 | 2021-12-27 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電線カバー及びコネクタ構造 |
JP7398056B2 (ja) | 2020-06-17 | 2023-12-14 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電線カバー及びコネクタ構造 |
JP2022127242A (ja) * | 2021-02-19 | 2022-08-31 | 矢崎総業株式会社 | コネクタカバー |
JP7299258B2 (ja) | 2021-02-19 | 2023-06-27 | 矢崎総業株式会社 | コネクタカバー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3997879B2 (ja) | 2007-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5230032B2 (ja) | 電気コンタクト部材およびケーブル用の固定具を備えるプラグコネクタハウジング | |
JP3783847B2 (ja) | 電線カバー | |
US7201592B2 (en) | Wire cover and connector provided therewith | |
JP2004127813A (ja) | コネクタ | |
JP2004288545A (ja) | コネクタ用プロテクタ | |
JP2000323226A (ja) | コネクタ | |
JP2003272768A (ja) | カバー付コネクタ | |
JP2003272755A (ja) | カバー付コネクタ | |
JPH1186951A (ja) | 合体コネクタ | |
JP4062097B2 (ja) | コルゲートチューブ用カバー付コネクタ | |
JP3322141B2 (ja) | 電線カバー付きコネクタ | |
JP2013134944A (ja) | コネクタ | |
JP3402020B2 (ja) | 電線カバー付きコネクタ | |
JP2004350342A (ja) | 電線カバー | |
CN111697377A (zh) | 电线盖 | |
JP7283950B2 (ja) | コネクタカバー | |
JPH1012316A (ja) | コネクタの防水装置 | |
JP2526344Y2 (ja) | プロテクタ内のコネクタ外れ防止構造 | |
JP3362822B2 (ja) | 電線カバー付きコネクタ | |
JP2010062077A (ja) | レバー嵌合式コネクタ | |
JP2005341659A (ja) | 電気接続箱 | |
KR20170029762A (ko) | 방수형 티피에이를 구비한 커넥터 | |
JP2004350341A (ja) | 電気接続箱のハーネス固定構造及びコネクタカバーとそれを備えた電気接続箱 | |
JP2003023728A (ja) | 防水ジョイントコネクタ | |
JPH037900Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050328 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20061025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070717 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3997879 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |