JP2003023728A - 防水ジョイントコネクタ - Google Patents

防水ジョイントコネクタ

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JP2003023728A
JP2003023728A JP2001206201A JP2001206201A JP2003023728A JP 2003023728 A JP2003023728 A JP 2003023728A JP 2001206201 A JP2001206201 A JP 2001206201A JP 2001206201 A JP2001206201 A JP 2001206201A JP 2003023728 A JP2003023728 A JP 2003023728A
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JP
Japan
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electric wire
housing
pressure contact
housings
wire
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Pending
Application number
JP2001206201A
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English (en)
Inventor
Yumi Mitani
由美 三谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減少できる防水ジョイントコネク
タを提供する。 【解決手段】 第1および第2のハウジング2,3を互
いに結合させることにより形成されるケース本体4の内
部の電線収容空間5に、第2ハウジング3に固定された
圧接端子7と、この圧接端子7を包囲する周壁61有す
るシール部材6とを収容する。このシール部材6は弾性
材からなると共に、その周壁61に電線Wを内部に導入
するための電線挿通孔62が備えられており、その両端
の開口部を第1及び第2の各ハウジング2,3に押しつ
けることによって、防水構造が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水ジョイントコ
ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6および図7には、特開平8−315
902号に開示された防水ジョイントコネクタを示し
た。この防水ジョイントコネクタには、上下一対のハウ
ジング100,101と、下側ハウジング101に装着
されるジョイント端子102と、各ハウジング100,
101のそれぞれに装着されて電線Wの周囲を防水する
防水部材103,104とから構成されている。
【0003】図7に示すように、下側ハウジング101
にジョイント端子102と防水部材103とを装着した
状態で、電線Wをジョイント端子102の圧接部に押し
入れておき、ここに防水部材104と一体化させた上側
ハウジング100を組み付けることで防水ジョイントコ
ネクタの組立が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の防水ジョイント
コネクタは、五つの部品から構成されている。組付性や
部品点数の管理から見ると、部品点数を少しでも減少さ
せることが望ましい。本発明は、上記した事情に鑑みて
なされたものであり、その目的は、部品点数を減少でき
る防水ジョイントコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明に係る防水ジョイントコネクタは、互
いに結合可能な第1および第2のハウジングからなり、
これらを互いに結合させることにより内部に複数本の電
線を導入可能な電線収容空間を形成するケース本体と、
このケース本体の電線収容空間内に設けられ、ケース本
体内に導入された電線に圧接してそれらの電線同士を短
絡させる圧接端子と、周壁を筒状にした弾性材からなる
と共にその周壁に前記電線を内部に導入するための電線
挿通孔を備え、前記ケース本体の電線収容空間内に前記
圧接端子を包囲するように配置されるとともにその両端
の開口部が前記第1及び第2の各ハウジングによって水
密に閉じられるシール部材とを備えてなるところに特徴
を有する。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の防水ジョイントコネクタであって、前記シール部材に
は、その開口端と前記電線挿通孔との間に切れ目が設け
られているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用および効果】請求項1の発明に係る防水ジ
ョイントコネクタは、第1および第2のハウジングによ
って形成されるケース本体の電線収容空間内に、ケース
本体内に導入される電線を短絡させる圧接端子と、電線
を挿通させるシール部材とが収容される構成である。こ
のように、本発明では、第1および第2のハウジング
と、圧接端子と、シール部材との4つの部材から防水ジ
ョイントコネクタが構成されているので、従来のものに
比べて部品点数の減少が図られる。
【0008】また、シール部材には、電線を電線挿通孔
に案内するための切れ目が設けられているので、電線を
その延出方向に対して直交する方向からシール部材に組
み付けることができて、作業性に優れる(請求項2の発
明)。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て、図1〜図5を参照しつつ、詳細に説明する。図1
は、本実施形態の防水ジョイントコネクタ1の分解斜視
図である。この防水ジョイントコネクタ1は、第1およ
び第2のハウジング2,3と、これらのハウジング2,
3が結合されることによって形成されるケース本体4の
内部の電線収容空間5に収容されるシール部材6と、第
2ハウジング3に固定された圧接端子7とから構成され
ている。なお、以下の説明においては、図1中の矢印に
示すように、電線Wの延設方向を左右方向と、第1ハウ
ジング2が開放する側を上方向と、前後および上下方向
に直交する方向を前後方向とする。
【0010】第1ハウジング2は、一面が開放された容
器状に形成されており、図中左右方向に位置する一対の
開口端面には、電線Wの延設位置に合わせて、電線Wを
載置可能な電線装着凹部21が凹設されている。また、
前後方向の互いに外を向いた面側には、後述する第2ハ
ウジング3の一対の係合片32,32と係合可能な一対
の係合突部22,22が突設されている。この係合突部
22は、前後方向の外面の中央の開口端付近に設けられ
ており、上下方向に細長い長方形状とされており、上面
側には案内面22Aが形成されて、係合片32の係合操
作が円滑に導かれるようになっている。そして、この第
1ハウジング2の底面部には周壁部の内側に、後述する
シール部材6を嵌め込むための収容溝23が環状に形成
されている。
【0011】第2ハウジング3もまた、一面が開放され
た容器状に形成されており、図中左右方向に位置する一
対の開口端面に電線Wを載置可能な電線装着凹部31
が、上記第1ハウジング2の電線装着凹部21と対応す
る位置に凹設されている。また、前後方向の互いに外を
向いた面側には、一対の係合片32,32が第2ハウジ
ング3の開口端よりも下方に突出するように垂下されて
いる。各係合片32は前後方向に僅かに撓み変形可能と
されているとともに、その中央には、第1ハウジング2
の係合突部22が係合可能な係合孔32Aが設けられて
いる。さらに、底面の図中下面側には、後述する圧接端
子7を固定するための複数個の固定突部33が前後方向
に並設されている。
【0012】圧接端子7は、導電性板材をコ字形状にプ
レスして形成されており、複数の電線Wが押し込まれる
ことで、互いの電線Wの芯線WA間が短絡される。圧接
端子7には、電線Wの外皮WBに切り込みを入れること
で、電線W内部の芯線WAと接続する圧接部71が設け
られている。各圧接部71には、電線Wの延設方向に沿
って左右一対の圧接刃72が設けられている。各圧接刃
72は、略U字状に形成されており、その内部に電線W
が押し込まれる操作に伴って、外皮WBに切り込みが入
れられる。圧接部71は、前後方向に沿って複数のもの
が均等間隔に配置されている。また、圧接端子7の折り
返し面(図中上面)には、上述した第2ハウジング3の
固定突部33を挿通させるための固定孔73が設けられ
ている。
【0013】シール部材6は、周壁61を筒状にした弾
性材によって形成されており、ケース本体4の内部の電
線収容空間5に、その両開口端が第1および第2のハウ
ジング2,3の底面と向き合う方向となるように収容さ
れている。また周壁61には、図2および図3に示すよ
うに、電線Wを電線収容空間5内に導入するための電線
挿通孔62が形成されており、この電線挿通孔62には
図中上側の開口端に至る切れ目63が設けられている。
さらに周壁61の開口端面は、全周にわたって二本の突
条64が形成されている。このシール部材6は、その下
端部が前記第1ハウジング2の収容溝23内に収められ
て電線収容空間5にぴったり収まる大きさに形成されて
いる。
【0014】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について図4および図5を参照して説
明する。まず、電線Wをシール部材6の切れ目63を開
くようにして上方から電線挿通孔内62に挿通させる。
そして、この電線Wが挿通されたシール部材6を第1ハ
ウジング2の内部に嵌め込み、電線Wを電線装着凹部6
1内に載置させる。
【0015】一方、第2ハウジング3の固定突部33を
圧接端子7の固定孔73に挿通させ、固定突部33の先
端部を圧潰して基部側よりも拡がった径大部33Aを形
成する。これにより、圧接端子7は抜け止め状態とな
り、第2ハウジングの底面に固定される。
【0016】次に、第1および第2のハウジング2,3
を組み付ける。すると、第2ハウジング3の各係合片3
2,32は、その下端部が第1ハウジング2の係合突部
22の上面側の案内面22Aに沿って押し広げられて前
後方向に僅かに撓み変形し、両ハウジング2,3が所定
の位置まで組み付けられると、係合突部22が係合片3
2の係合孔32Aに嵌り込むことにより、両ハウジング
2,3が抜け止め状態となる。また、上記の組付操作に
伴って、両ハウジング2,3の内部では、電線Wが第2
ハウジング3に固定された圧接端子7の圧接部71の内
側に押し込まれる。そして、両ハウジング2,3が所定
の位置まで組み付けられたときには、電線Wは完全に圧
接部71の内部に押し込まれた状態となり、圧接端子7
を介して各電線Wが電気的に接続される。
【0017】また、シール部材6は、両ハウジング2,
3が組み付けられることにより、両ハウジング2,3に
よって形成されるケース本体4の内部の電線収容空間5
に収容された状態となる。両開口端面は、両ハウジング
2,3の底面に押しつけらることで弾性的に変形して防
水構造が形成される。また、電線挿通孔62は、電線W
の周囲に密着しており、電線Wの周囲が水密状態とされ
る。こうして、本実施形態の防水ジョイントコネクタ1
の組付けが完了する。
【0018】このように本実施形態によれば、防水ジョ
イントコネクタ1は、第1および第2のハウジング2,
3と、シール部材6と、圧接端子7との4個の部材から
構成されているので、従来のものに比べて部品点数を減
少させられる。
【0019】また、第1および第2のハウジング2,3
を組み付ける操作に伴って、電線Wが圧接端子7の圧接
部71内に押し込まれる。このため、防水ジョイントコ
ネクタ1の組付性が良好となる。
【0020】また、シール部材6には、電線Wを電線挿
通孔62に案内するための切れ目63が設けられている
ので、電線Wをその延出方向に対して直交する方向から
シール部材6に組み付けることができる。
【0021】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
い。例えば、上記実施形態では、シール部材6に形成さ
れた電線挿通孔62の全てに切れ目63を設ける構成と
したが、これに限らず、左右のどちらか一方の周壁61
の電線挿通孔62だけに切れ目63を設ける構成として
もよい。その場合には、切れ目63が設けられていない
電線挿通孔62に予め電線Wを挿通させ、その後切れ目
63から電線Wの延出方向に対して直行する方向から組
み付ければよい。また、上記以外にも要旨を逸脱しない
範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防水ジョイントコネ
クタの分解斜視図
【図2】シール部材の斜視図
【図3】シール部材の断面図
【図4】防水ジョイントコネクタの断面図
【図5】防水ジョイントコネクタの断面図
【図6】従来の防水ジョイントコネクタの一部破断分解
斜視図
【図7】従来の防水ジョイントコネクタの組み付け前の
側断面図
【符号の説明】
1…防水ジョイントコネクタ 2…第1ハウジング 3…第2ハウジング 4…ケース本体 5…電線収容空間 6…シール部材 7…圧接端子 61…周壁 62…電線挿通孔 63…切れ目 W…電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 31/08 H01R 31/08 P H02G 1/14 H02G 1/14 A Fターム(参考) 5E012 AA03 AA41 AA42 AA44 5E077 BB03 BB18 DD11 FF03 GG13 GG25 GG28 JJ11 JJ25 JJ30 5E087 FF14 LL03 LL12 LL17 LL29 LL34 MM05 RR12 RR29 5G355 AA03 BA01 BA11 5G375 AA02 BA26 BB10 BB21 CA02 CA13 CC07 DA36 DB25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに結合可能な第1および第2のハウ
    ジングからなり、これらを互いに結合させることにより
    内部に複数本の電線を導入可能な電線収容空間を形成す
    るケース本体と、 このケース本体の電線収容空間内に設けられ、ケース本
    体内に導入された電線に圧接してそれらの電線同士を短
    絡させる圧接端子と、 周壁を筒状にした弾性材からなると共にその周壁に前記
    電線を内部に導入するための電線挿通孔を備え、前記ケ
    ース本体の電線収容空間内に前記圧接端子を包囲するよ
    うに配置されるとともにその両端の開口部が前記第1及
    び第2の各ハウジングによって水密に閉じられるシール
    部材とを備えてなる防水ジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記シール部材には、その開口端と前記
    電線挿通孔との間に切れ目が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の防水ジョイントコネクタ。
JP2001206201A 2001-07-06 2001-07-06 防水ジョイントコネクタ Pending JP2003023728A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010509713A (ja) * 2006-11-03 2010-03-25 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 二重壁コネクタ
KR100978173B1 (ko) 2008-06-19 2010-08-25 금봉경 방수함
US7972166B2 (en) 2007-06-29 2011-07-05 The Patent Store, Llc Waterproof push-in wire connectors

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