JPH0982395A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH0982395A JPH0982395A JP7235473A JP23547395A JPH0982395A JP H0982395 A JPH0982395 A JP H0982395A JP 7235473 A JP7235473 A JP 7235473A JP 23547395 A JP23547395 A JP 23547395A JP H0982395 A JPH0982395 A JP H0982395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- connector
- crimping
- connector housing
- crimp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
- H01R13/4223—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4361—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/50—Bases; Cases formed as an integral body
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コネクタハウジングに組付ける際の圧着端子
の傾きを規制して良好なコネクタ嵌合を可能とする。 【解決手段】 コネクタ100 は、電線10の絶縁被覆12を
圧着固定する絶縁被覆圧着部24に上方へ突出する圧着片
25を設けた圧着端子20と、該圧着端子20が収納される端
子収容室32を備えたコネクタハウジング30と、前記圧着
片25の挿入方向後端部２５ａに当接して前記圧着端子20
を端子収容室32内に保持すべく前記コネクタハウジング
30に着脱自在な端子固定部材36とを有する。前記コネク
タハウジング30の端子収容室32の上壁内面には、前記圧
着片25を端子挿入方向のみ移動可能に規制する一対のガ
イド部35が設けられている。
の傾きを規制して良好なコネクタ嵌合を可能とする。 【解決手段】 コネクタ100 は、電線10の絶縁被覆12を
圧着固定する絶縁被覆圧着部24に上方へ突出する圧着片
25を設けた圧着端子20と、該圧着端子20が収納される端
子収容室32を備えたコネクタハウジング30と、前記圧着
片25の挿入方向後端部２５ａに当接して前記圧着端子20
を端子収容室32内に保持すべく前記コネクタハウジング
30に着脱自在な端子固定部材36とを有する。前記コネク
タハウジング30の端子収容室32の上壁内面には、前記圧
着片25を端子挿入方向のみ移動可能に規制する一対のガ
イド部35が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線を接続す
るコネクタに関し、詳しくはコネクタハウジングに圧着
端子を組付ける際に、コネクタハウジング内における圧
着端子の傾きを規制して、コネクタ嵌合が正常に行われ
るように改良したコネクタに関する。
るコネクタに関し、詳しくはコネクタハウジングに圧着
端子を組付ける際に、コネクタハウジング内における圧
着端子の傾きを規制して、コネクタ嵌合が正常に行われ
るように改良したコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気配線を接続するために種々の
形式のコネクタが用いられているが、電線端部に取り付
けられた端子をコネクタハウジングの端子収容室内に組
付けた後、該コネクタハウジングに着脱自在な端子固定
部材を端子に当接させることにより、該端子がハウジン
グ内に抜け止めされる形式のコネクタが知られている。
このような形式のコネクタしては、図４に示すようなコ
ネクタ１がある。該コネクタ１は、電線１０の端部に取
り付けられた圧着端子２０と、この圧着端子２０を収納
する端子収容室４を備えたコネクタハウジング２とを備
えている。
形式のコネクタが用いられているが、電線端部に取り付
けられた端子をコネクタハウジングの端子収容室内に組
付けた後、該コネクタハウジングに着脱自在な端子固定
部材を端子に当接させることにより、該端子がハウジン
グ内に抜け止めされる形式のコネクタが知られている。
このような形式のコネクタしては、図４に示すようなコ
ネクタ１がある。該コネクタ１は、電線１０の端部に取
り付けられた圧着端子２０と、この圧着端子２０を収納
する端子収容室４を備えたコネクタハウジング２とを備
えている。
【０００３】前記圧着端子２０は、図５に示すように薄
い金属板をプレス加工することにより成形された雄端子
で、図示されない相手側の雌端子と嵌合する平板状の接
触端２１と、この接触端２１の後ろ側に垂設された一対
の起立片２２と、電線１０の芯線１１を抱持して圧着固
定する芯線加締め部２３と、電線１０の絶縁被覆１２を
抱持して圧着固定する絶縁被覆圧着部２４とを有してい
る。
い金属板をプレス加工することにより成形された雄端子
で、図示されない相手側の雌端子と嵌合する平板状の接
触端２１と、この接触端２１の後ろ側に垂設された一対
の起立片２２と、電線１０の芯線１１を抱持して圧着固
定する芯線加締め部２３と、電線１０の絶縁被覆１２を
抱持して圧着固定する絶縁被覆圧着部２４とを有してい
る。
【０００４】前記絶縁被覆圧着部２４は、一対の圧着片
２５を有し、その基端部は電線１０の絶縁被覆１２の表
面に密着するように湾曲させられて加締められ、電線１
０を抱持している。また、圧着片２５の先端部は、電線
１０の上方で互いに対接させた拝み状に形成され、絶縁
被覆圧着部２４の上方へ突出する係止用突起とされてい
る。
２５を有し、その基端部は電線１０の絶縁被覆１２の表
面に密着するように湾曲させられて加締められ、電線１
０を抱持している。また、圧着片２５の先端部は、電線
１０の上方で互いに対接させた拝み状に形成され、絶縁
被覆圧着部２４の上方へ突出する係止用突起とされてい
る。
【０００５】前記コネクタハウジング２は、絶縁性の合
成樹脂材料から射出成形された筒状のハウジングであ
り、その先端部分の内側には相手側コネクタのハウジン
グが嵌合する嵌合凹部３が形成されている。また、この
嵌合凹部３に隣接して形成された端子収容室４内の前方
部には、前記起立片２２と係合して前記圧着端子２０を
コネクタハウジング２内に係止する可撓係止片５が形成
されている。
成樹脂材料から射出成形された筒状のハウジングであ
り、その先端部分の内側には相手側コネクタのハウジン
グが嵌合する嵌合凹部３が形成されている。また、この
嵌合凹部３に隣接して形成された端子収容室４内の前方
部には、前記起立片２２と係合して前記圧着端子２０を
コネクタハウジング２内に係止する可撓係止片５が形成
されている。
【０００６】一方、コネクタハウジング２の後方部に
は、前記圧着片２５の先端部と当接して該圧着端子２０
をコネクタハウジング２内に保持する端子固定部材６が
コネクタハウジング２の上面部分に可撓ヒンジ７を介し
て連設されており、前記可撓係止片５により係止された
圧着端子２０に対するコネクタハウジング２の保持力を
向上させるべく二重係止することができる。即ち、前記
圧着端子２０は、絶縁被覆圧着部２４の圧着片２５を上
方へ突出させて端子固定部材６に係止させることによ
り、全長を長くすることなく二重係止構造を可能として
いる。そこで、コネクタ１は、二重係止構造を備えなが
らコンパクトなコネクタとすることができる。
は、前記圧着片２５の先端部と当接して該圧着端子２０
をコネクタハウジング２内に保持する端子固定部材６が
コネクタハウジング２の上面部分に可撓ヒンジ７を介し
て連設されており、前記可撓係止片５により係止された
圧着端子２０に対するコネクタハウジング２の保持力を
向上させるべく二重係止することができる。即ち、前記
圧着端子２０は、絶縁被覆圧着部２４の圧着片２５を上
方へ突出させて端子固定部材６に係止させることによ
り、全長を長くすることなく二重係止構造を可能として
いる。そこで、コネクタ１は、二重係止構造を備えなが
らコンパクトなコネクタとすることができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
線１０の上方で先端部を互いに対接させた拝み状に形成
される前記絶縁被覆圧着部２４の圧着片２５は、その加
締め状態によって高さ（Ｈ）が変化するので、端子収容
室４に対する端子の挿入性を確保する為には図６に示す
ように、予めコネクタハウジング２の上壁内面に対して
隙間（ｔ）を空けなければならない。
線１０の上方で先端部を互いに対接させた拝み状に形成
される前記絶縁被覆圧着部２４の圧着片２５は、その加
締め状態によって高さ（Ｈ）が変化するので、端子収容
室４に対する端子の挿入性を確保する為には図６に示す
ように、予めコネクタハウジング２の上壁内面に対して
隙間（ｔ）を空けなければならない。
【０００８】そこで、前記圧着端子２０は、前記端子収
容室４内に挿入される際の直進性が得られず、端子全体
の後端から先端に向かっての挿入空間内での姿勢が斜め
になり易い。この為、図示されない相手側の雌端子と嵌
合する接触端２１が正規の位置に装着されずに傾いたま
まコネクタ同士を嵌合することになるので、コネクタ嵌
合力が増加してスムーズにコネクタ嵌合を行えない可能
性がある。
容室４内に挿入される際の直進性が得られず、端子全体
の後端から先端に向かっての挿入空間内での姿勢が斜め
になり易い。この為、図示されない相手側の雌端子と嵌
合する接触端２１が正規の位置に装着されずに傾いたま
まコネクタ同士を嵌合することになるので、コネクタ嵌
合力が増加してスムーズにコネクタ嵌合を行えない可能
性がある。
【０００９】また、前記絶縁被覆圧着部２４の圧着片２
５は、コネクタハウジング２の内壁面に対して遊びが大
きく、図６中の矢印方向にも回転可能である。そこで、
前記端子固定部材６は、圧着片２５の挿入方向後端部２
５ａに対するかかり代が減って確実な二重係止を行えな
くなる可能性がある。従って、本発明の目的は上記課題
を解消することに係り、コネクタハウジングに組付ける
際の圧着端子の傾きを規制して良好なコネクタ嵌合を行
うことができるコンパクトなコネクタを提供することに
ある。
５は、コネクタハウジング２の内壁面に対して遊びが大
きく、図６中の矢印方向にも回転可能である。そこで、
前記端子固定部材６は、圧着片２５の挿入方向後端部２
５ａに対するかかり代が減って確実な二重係止を行えな
くなる可能性がある。従って、本発明の目的は上記課題
を解消することに係り、コネクタハウジングに組付ける
際の圧着端子の傾きを規制して良好なコネクタ嵌合を行
うことができるコンパクトなコネクタを提供することに
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、電
線の絶縁被覆を圧着固定する絶縁被覆圧着部に上方へ突
出する係止用突起を設けた圧着端子と、該圧着端子が収
容される端子収容室を備えたコネクタハウジングとから
成るコネクタにおいて、前記コネクタハウジングの端子
収容室内壁には、前記係止用突起を端子挿入方向のみ移
動可能に規制するガイド部が設けられていることを特徴
とするコネクタにより達成される。
線の絶縁被覆を圧着固定する絶縁被覆圧着部に上方へ突
出する係止用突起を設けた圧着端子と、該圧着端子が収
容される端子収容室を備えたコネクタハウジングとから
成るコネクタにおいて、前記コネクタハウジングの端子
収容室内壁には、前記係止用突起を端子挿入方向のみ移
動可能に規制するガイド部が設けられていることを特徴
とするコネクタにより達成される。
【００１１】又、本発明の上記目的は、前記係止用突起
の挿入方向後端部に当接して前記圧着端子を端子収容室
内に保持すべく前記コネクタハウジングに着脱自在な端
子固定部材を有する前記コネクタにより達成される。
尚、好ましくは前記係止用突起が、電線の上方で互いに
対接させた拝み状に形成された前記絶縁被覆圧着部の圧
着片先端から成る。
の挿入方向後端部に当接して前記圧着端子を端子収容室
内に保持すべく前記コネクタハウジングに着脱自在な端
子固定部材を有する前記コネクタにより達成される。
尚、好ましくは前記係止用突起が、電線の上方で互いに
対接させた拝み状に形成された前記絶縁被覆圧着部の圧
着片先端から成る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の一実施形態に係るコネクタを詳細に説明する。
尚、本実施形態における圧着端子２０は、図６に示した
従来の圧着端子２０と同様であり、同符号を付して詳細
な説明を省略する。図１に示すように、本実施形態のコ
ネクタ１００は、電線１０の端部に取り付けられた圧着
端子２０と、この圧着端子２０を収納する端子収容室３
２を備えたコネクタハウジング３０とを備えている。
発明の一実施形態に係るコネクタを詳細に説明する。
尚、本実施形態における圧着端子２０は、図６に示した
従来の圧着端子２０と同様であり、同符号を付して詳細
な説明を省略する。図１に示すように、本実施形態のコ
ネクタ１００は、電線１０の端部に取り付けられた圧着
端子２０と、この圧着端子２０を収納する端子収容室３
２を備えたコネクタハウジング３０とを備えている。
【００１３】前記コネクタハウジング３０は、絶縁性の
合成樹脂材料から射出成形された筒状のハウジングであ
り、その先端部分の内側には相手側コネクタのハウジン
グが嵌合する嵌合凹部３１が形成されている。また、こ
の嵌合凹部３１に隣接して形成された端子収容室３２内
の前方部には、前記圧着端子２０の起立片２２と係合し
て圧着端子２０をコネクタハウジング３０内に係止する
可撓係止片３３が形成されている。
合成樹脂材料から射出成形された筒状のハウジングであ
り、その先端部分の内側には相手側コネクタのハウジン
グが嵌合する嵌合凹部３１が形成されている。また、こ
の嵌合凹部３１に隣接して形成された端子収容室３２内
の前方部には、前記圧着端子２０の起立片２２と係合し
て圧着端子２０をコネクタハウジング３０内に係止する
可撓係止片３３が形成されている。
【００１４】一方、コネクタハウジング３０の後方部に
は、端子収容室３２と連通する切欠き開口３４が形成さ
れており、この切欠き開口３４に臨む端子収容室３２の
上壁内面には、前記圧着端子２０の圧着片２５を端子挿
入方向のみ移動可能に規制するべく、端子挿入方向に延
びる一対のガイド部３５，３５が形成されている。更
に、前記圧着片２５の挿入方向後端部２５ａと当接して
該圧着端子２０をコネクタハウジング３０内に保持する
端子固定部材３６が、コネクタハウジング３０の上面部
分に可撓ヒンジ３７を介して連設されている。
は、端子収容室３２と連通する切欠き開口３４が形成さ
れており、この切欠き開口３４に臨む端子収容室３２の
上壁内面には、前記圧着端子２０の圧着片２５を端子挿
入方向のみ移動可能に規制するべく、端子挿入方向に延
びる一対のガイド部３５，３５が形成されている。更
に、前記圧着片２５の挿入方向後端部２５ａと当接して
該圧着端子２０をコネクタハウジング３０内に保持する
端子固定部材３６が、コネクタハウジング３０の上面部
分に可撓ヒンジ３７を介して連設されている。
【００１５】上述のように構成されたコネクタハウジン
グ３０内に圧着端子２０を挿入し、該圧着端子２０の接
触端２１をコネクタハウジング３０の嵌合凹部３１内に
突出させると、図２に示すように、コネクタハウジング
３０の可撓係止片３３が圧着端子２０の起立片２２と係
合し、圧着端子２０はコネクタハウジング３０内に係止
される。
グ３０内に圧着端子２０を挿入し、該圧着端子２０の接
触端２１をコネクタハウジング３０の嵌合凹部３１内に
突出させると、図２に示すように、コネクタハウジング
３０の可撓係止片３３が圧着端子２０の起立片２２と係
合し、圧着端子２０はコネクタハウジング３０内に係止
される。
【００１６】この時、前記絶縁被覆圧着部２４の圧着片
２５の先端部は、端子収容室３２の内壁面に形成された
一対の前記ガイド部３５，３５により挿入案内される。
そして、図３に示すように、前記圧着片２５が一対のガ
イド部３５，３５により挟まれるよう保持されることに
より、端子全体の後端から先端に向かっての挿入空間内
での姿勢が真っ直ぐになる。そこで、図示されない相手
側の雌端子と嵌合する接触端２１が正規の位置に装着さ
れた状態でコネクタ同士を嵌合することができるので、
コネクタ嵌合力が増加することなくスムーズにコネクタ
嵌合を行える。
２５の先端部は、端子収容室３２の内壁面に形成された
一対の前記ガイド部３５，３５により挿入案内される。
そして、図３に示すように、前記圧着片２５が一対のガ
イド部３５，３５により挟まれるよう保持されることに
より、端子全体の後端から先端に向かっての挿入空間内
での姿勢が真っ直ぐになる。そこで、図示されない相手
側の雌端子と嵌合する接触端２１が正規の位置に装着さ
れた状態でコネクタ同士を嵌合することができるので、
コネクタ嵌合力が増加することなくスムーズにコネクタ
嵌合を行える。
【００１７】そして、前記端子固定部材３６が前記可撓
ヒンジ３７を湾曲させて前記切欠き開口３４内に嵌合さ
せられると、図２中に想像線で示したように端子固定部
材３６は、前記圧着片２５の挿入方向後端部２５ａに当
接するので、圧着端子２０は可撓係止片３３と端子固定
部材３６とにより二重係止されて圧着端子２０に対する
コネクタハウジング３０の保持力が向上する。この時、
前記絶縁被覆圧着部２４の圧着片２５は、一対のガイド
部３５，３５により保持されており、端子収容室３２内
における遊びが小さいので、電線１０の軸線廻りの回転
も規制される。そこで、圧着片２５が端子収容室３２内
で傾くことによって該圧着片２５の挿入方向後端部２５
ａに対する端子固定部材３６のかかり代が減ってしまう
ことは無い。
ヒンジ３７を湾曲させて前記切欠き開口３４内に嵌合さ
せられると、図２中に想像線で示したように端子固定部
材３６は、前記圧着片２５の挿入方向後端部２５ａに当
接するので、圧着端子２０は可撓係止片３３と端子固定
部材３６とにより二重係止されて圧着端子２０に対する
コネクタハウジング３０の保持力が向上する。この時、
前記絶縁被覆圧着部２４の圧着片２５は、一対のガイド
部３５，３５により保持されており、端子収容室３２内
における遊びが小さいので、電線１０の軸線廻りの回転
も規制される。そこで、圧着片２５が端子収容室３２内
で傾くことによって該圧着片２５の挿入方向後端部２５
ａに対する端子固定部材３６のかかり代が減ってしまう
ことは無い。
【００１８】これにより、圧着端子２０は可撓係止片３
３と端子固定部材３６とにより確実に二重係止されるの
で、圧着端子２０に対するコネクタハウジング３０の保
持力が向上する。また、前記圧着端子２０は、絶縁被覆
圧着部２４の圧着片２５を上方へ突出させて端子固定部
材３６に係止させることにより、全長を長くすることな
く二重係止構造を可能としているので、該コネクタ１０
０は、二重係止構造を備えながらコンパクトなコネクタ
とすることができる。
３と端子固定部材３６とにより確実に二重係止されるの
で、圧着端子２０に対するコネクタハウジング３０の保
持力が向上する。また、前記圧着端子２０は、絶縁被覆
圧着部２４の圧着片２５を上方へ突出させて端子固定部
材３６に係止させることにより、全長を長くすることな
く二重係止構造を可能としているので、該コネクタ１０
０は、二重係止構造を備えながらコンパクトなコネクタ
とすることができる。
【００１９】尚、本発明に係るコネクタは上述した実施
形態によって限定されるものではなく、例えば、係止用
突起やコネクタハウジングの形状は種々の変更が可能で
あることは言うまでもない。又、上述した実施形態にお
いては、圧着端子２０を可撓係止片３３と端子固定部材
３６とにより二重係止する構造とされているが、係止片
３３或いは端子固定部材３６によってのみ圧着端子２０
を係止する構造としても良い。更に、本発明に係るコネ
クタが、複数の端子収容室を並べた多極コネクタにも応
用できることは言うまでもない。
形態によって限定されるものではなく、例えば、係止用
突起やコネクタハウジングの形状は種々の変更が可能で
あることは言うまでもない。又、上述した実施形態にお
いては、圧着端子２０を可撓係止片３３と端子固定部材
３６とにより二重係止する構造とされているが、係止片
３３或いは端子固定部材３６によってのみ圧着端子２０
を係止する構造としても良い。更に、本発明に係るコネ
クタが、複数の端子収容室を並べた多極コネクタにも応
用できることは言うまでもない。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコネクタに
よれば、コネクタハウジングの端子収容室内壁には、絶
縁被覆圧着部に設けられた係止用突起を端子挿入方向の
み移動可能に規制するガイド部が設けられているので、
前記端子収容室内に挿入される際、圧着端子は傾きを規
制されて端子全体の後端から先端に向かっての挿入空間
内での姿勢が真っ直ぐになる。そこで、相手側の端子と
嵌合する前記圧着端子が正規の位置に装着された状態で
コネクタ同士を嵌合することができるので、コネクタ嵌
合力が増加することなくスムーズにコネクタ嵌合を行え
る。
よれば、コネクタハウジングの端子収容室内壁には、絶
縁被覆圧着部に設けられた係止用突起を端子挿入方向の
み移動可能に規制するガイド部が設けられているので、
前記端子収容室内に挿入される際、圧着端子は傾きを規
制されて端子全体の後端から先端に向かっての挿入空間
内での姿勢が真っ直ぐになる。そこで、相手側の端子と
嵌合する前記圧着端子が正規の位置に装着された状態で
コネクタ同士を嵌合することができるので、コネクタ嵌
合力が増加することなくスムーズにコネクタ嵌合を行え
る。
【００２１】又、前記絶縁被覆圧着部の係止用突起は、
端子収容室内壁に設けられたガイド部により保持されて
おり、端子収容室内における遊びが小さいので、電線の
軸線廻りの回転も規制される。そこで、係止用突起が端
子収容室内で傾くことによって該係止用突起に対する端
子固定部材のかかり代が減ってしまうことは無い。従っ
て、圧着端子の係止用突起は、前記端子固定部材により
確実に係止され、信頼性の高いコンパクトなコネクタを
得ることができる。
端子収容室内壁に設けられたガイド部により保持されて
おり、端子収容室内における遊びが小さいので、電線の
軸線廻りの回転も規制される。そこで、係止用突起が端
子収容室内で傾くことによって該係止用突起に対する端
子固定部材のかかり代が減ってしまうことは無い。従っ
て、圧着端子の係止用突起は、前記端子固定部材により
確実に係止され、信頼性の高いコンパクトなコネクタを
得ることができる。
【図１】本発明の実施形態に基づくコネクタの要部を破
断した状態で示した分解斜視図である。
断した状態で示した分解斜視図である。
【図２】図１に示したコネクタの全体縦断面図である。
【図３】図２中の一点鎖線III −III に沿った断面矢視
図である。
図である。
【図４】従来のコネクタの全体縦断面図である。
【図５】図４に示した圧着端子の全体斜視図である。
【図６】図４に示したコネクタの要部横断面図である。
１０ 電線 １１ 芯線 １２ 絶縁被覆 ２０ 圧着端子 ２１ 接触端 ２２ 起立片 ２３ 芯線かしめ部 ２４ 絶縁被覆圧着部 ２５ 圧着片 ３０ コネクタハウジング ３２ 端子収容室 ３３ 可撓係止片 ３４ 切欠き開口 ３５ ガイド部 ３６ 端子固定部材 ３７ 可撓ヒンジ １００ コネクタ
Claims (3)
- 【請求項１】 電線の絶縁被覆を圧着固定する絶縁被覆
圧着部に上方へ突出する係止用突起を設けた圧着端子
と、該圧着端子が収容される端子収容室を備えたコネク
タハウジングとから成るコネクタにおいて、 前記コネクタハウジングの端子収容室内壁には、前記係
止用突起を端子挿入方向のみ移動可能に規制するガイド
部が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項２】 前記係止用突起の挿入方向後端部に当接
して前記圧着端子を端子収容室内に保持すべく前記コネ
クタハウジングに着脱自在な端子固定部材を有する請求
項１記載のコネクタ。 - 【請求項３】 前記係止用突起が、前記絶縁被覆圧着部
の圧着片先端を電線の上方で互いに対接させた拝み状に
形成して成ることを特徴とする請求項１又は２記載のコ
ネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7235473A JPH0982395A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | コネクタ |
| US08/698,453 US5743770A (en) | 1995-09-13 | 1996-08-15 | Connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7235473A JPH0982395A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982395A true JPH0982395A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16986600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7235473A Pending JPH0982395A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5743770A (ja) |
| JP (1) | JPH0982395A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100897376B1 (ko) * | 2007-06-25 | 2009-05-14 | 한국단자공업 주식회사 | 커넥터 |
| JP2021158872A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 古河電気工業株式会社 | 電線端末収容構造、及び、コネクタ |
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|---|---|---|---|---|
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1995
- 1995-09-13 JP JP7235473A patent/JPH0982395A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-15 US US08/698,453 patent/US5743770A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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|---|---|
| US5743770A (en) | 1998-04-28 |
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