JP3007483B2 - 薄型同軸コネクタ - Google Patents
薄型同軸コネクタInfo
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- JP3007483B2 JP3007483B2 JP4200114A JP20011492A JP3007483B2 JP 3007483 B2 JP3007483 B2 JP 3007483B2 JP 4200114 A JP4200114 A JP 4200114A JP 20011492 A JP20011492 A JP 20011492A JP 3007483 B2 JP3007483 B2 JP 3007483B2
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- contact
- male
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気・電子部品の端子
に接続される同軸コネクタに関する。
に接続される同軸コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばプリント基板上に実装され
た端子等に同軸ケーブルを接続させるには、電気・電子
製品の軽薄軽量型の要請に応えるべく、前記端子のコン
タクトピンの軸線方向に対して直交方向に同軸ケーブル
を配設するようにした同軸コネクタを使用して、前記製
品の全体厚さを薄くしている。
た端子等に同軸ケーブルを接続させるには、電気・電子
製品の軽薄軽量型の要請に応えるべく、前記端子のコン
タクトピンの軸線方向に対して直交方向に同軸ケーブル
を配設するようにした同軸コネクタを使用して、前記製
品の全体厚さを薄くしている。
【０００３】即ち、第６図乃至図７に示すように、プリ
ント基板２０の表面に実装されたオス型コネクタ２１
と、同軸ケーブルを連結・接続したメス型コネクタ２２
とで同軸コネクタが形成される。前記オス型コネクタ２
１は、図６に示すように、ライトアングルタイプのコネ
クタであり、Ｌ字型に折れ曲がったオス型コンタクトピ
ン２１ａと、絶縁体２１ｂと、外殻シェル２１ｃ，２１
ｄ、及び外殻シェルから延設された取付用脚部２１ｅと
からなる。また、前記メス型コネクタ２２は、弾性を有
する嵌合用外殻シェル２２ａと、メス型コンタクト２２
ｂと、これらの絶縁用の絶縁体２２ｃとからなる。
ント基板２０の表面に実装されたオス型コネクタ２１
と、同軸ケーブルを連結・接続したメス型コネクタ２２
とで同軸コネクタが形成される。前記オス型コネクタ２
１は、図６に示すように、ライトアングルタイプのコネ
クタであり、Ｌ字型に折れ曲がったオス型コンタクトピ
ン２１ａと、絶縁体２１ｂと、外殻シェル２１ｃ，２１
ｄ、及び外殻シェルから延設された取付用脚部２１ｅと
からなる。また、前記メス型コネクタ２２は、弾性を有
する嵌合用外殻シェル２２ａと、メス型コンタクト２２
ｂと、これらの絶縁用の絶縁体２２ｃとからなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
同軸コネクタにおいては、Ｌ字型に略直角に曲がったオ
ス型コンタクトピン２１ａの先端部に、メス型コネクタ
２２と嵌合される円筒状の外殻シェル２１ｄがあり、こ
れの外周にメス型コネクタ２２の外殻シェル２２ａを嵌
合させるので、嵌合操作用としてプリント基板２０面か
らある程度の高さ（同軸ケーブルの外径寸法の約２倍程
度）を確保して前記外殻シェル２１ｄを設けなければな
らず、図６（ロ）に示すオス型コネクタ２１の全体高さ
Ｈ1を低くするにも限界があった。従って電気製品等を
より薄型にする上で障害となる。本発明は、上記の課題
に鑑みてなされたもので、同軸コネクタの全体高さを略
同軸ケーブルの外径寸法程度にまで低くした薄型同軸コ
ネクタを提供することを目的とする。
同軸コネクタにおいては、Ｌ字型に略直角に曲がったオ
ス型コンタクトピン２１ａの先端部に、メス型コネクタ
２２と嵌合される円筒状の外殻シェル２１ｄがあり、こ
れの外周にメス型コネクタ２２の外殻シェル２２ａを嵌
合させるので、嵌合操作用としてプリント基板２０面か
らある程度の高さ（同軸ケーブルの外径寸法の約２倍程
度）を確保して前記外殻シェル２１ｄを設けなければな
らず、図６（ロ）に示すオス型コネクタ２１の全体高さ
Ｈ1を低くするにも限界があった。従って電気製品等を
より薄型にする上で障害となる。本発明は、上記の課題
に鑑みてなされたもので、同軸コネクタの全体高さを略
同軸ケーブルの外径寸法程度にまで低くした薄型同軸コ
ネクタを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
し上記目的を達成するための要旨は、平板状コンタクト
本体の長手方向の片側端部がプリント基板上のパターン
回路に電気的接続がなされるとともに、他側端部が絶縁
体の中空内部へ貫入され前記プリント基板の実装面に略
平行に配設されたオス型コンタクトと、該オス型コンタ
クトの本体を内装し前記実装面に平行移動させて相手コ
ネクタを挿入させる開口部を有する絶縁体と、該絶縁体
を嵌装する外殻シェルからなるオス型コネクタと、前記
オス型コンタクトの本体に平行に重畳し当接する弾性湾
曲部を有する平板状のコンタクト本体と該本体から略直
角に立設した同軸ケーブル用係止部を設けたメス型コン
タクトと、該メス型コンタクトが内抱・固定される絶縁
体と、該メス型コンタクト用絶縁体が嵌装されるととも
に同軸ケーブルが挟持されるメス型用外殻シェルとから
なり前記開口部へ前記実装面に平行移動され挿入される
メス型コネクタとから構成され、前記オス型コネクタに
メス型コネクタを前記実装面に平行移動させて挿入・嵌
合させると、前記同軸ケーブルの外径寸法と略同程度の
コネクタ高さにされていることに存する。
し上記目的を達成するための要旨は、平板状コンタクト
本体の長手方向の片側端部がプリント基板上のパターン
回路に電気的接続がなされるとともに、他側端部が絶縁
体の中空内部へ貫入され前記プリント基板の実装面に略
平行に配設されたオス型コンタクトと、該オス型コンタ
クトの本体を内装し前記実装面に平行移動させて相手コ
ネクタを挿入させる開口部を有する絶縁体と、該絶縁体
を嵌装する外殻シェルからなるオス型コネクタと、前記
オス型コンタクトの本体に平行に重畳し当接する弾性湾
曲部を有する平板状のコンタクト本体と該本体から略直
角に立設した同軸ケーブル用係止部を設けたメス型コン
タクトと、該メス型コンタクトが内抱・固定される絶縁
体と、該メス型コンタクト用絶縁体が嵌装されるととも
に同軸ケーブルが挟持されるメス型用外殻シェルとから
なり前記開口部へ前記実装面に平行移動され挿入される
メス型コネクタとから構成され、前記オス型コネクタに
メス型コネクタを前記実装面に平行移動させて挿入・嵌
合させると、前記同軸ケーブルの外径寸法と略同程度の
コネクタ高さにされていることに存する。
【０００６】
【作用】本発明の薄型同軸コネクタによれば、オス型コ
ンタクトとメス型コンタクトが互いに平板状体であり、
その端部同士が平行に重畳して当接し同軸ケーブルの電
気的接続がなされるので、同軸コネクタの全体高さを同
軸ケーブルと略同じ程度の高さまで低くすることができ
る。よって、従来例における同軸コネクタに比し略半分
程度の高さとなって、電気・電子製品の薄型化に最適な
ものとなり、設計の自由度が増すこととなる。また、上
記の電気的接続が摺接による面接触であるので、繰り返
しこの同軸コネクタを使用しても、従来例におけるオス
型コンタクトピンとメス型コンタクトの嵌合状態が繰り
返し使用すると次第に甘くなると言う虞れが本考案の薄
型同軸コネクタにおいては無くなり、ワイピング作用に
よって電気的接続の信頼性の低下が防止される。
ンタクトとメス型コンタクトが互いに平板状体であり、
その端部同士が平行に重畳して当接し同軸ケーブルの電
気的接続がなされるので、同軸コネクタの全体高さを同
軸ケーブルと略同じ程度の高さまで低くすることができ
る。よって、従来例における同軸コネクタに比し略半分
程度の高さとなって、電気・電子製品の薄型化に最適な
ものとなり、設計の自由度が増すこととなる。また、上
記の電気的接続が摺接による面接触であるので、繰り返
しこの同軸コネクタを使用しても、従来例におけるオス
型コンタクトピンとメス型コンタクトの嵌合状態が繰り
返し使用すると次第に甘くなると言う虞れが本考案の薄
型同軸コネクタにおいては無くなり、ワイピング作用に
よって電気的接続の信頼性の低下が防止される。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明に係る同軸コネクタ１の縦断面図、
図２は同じく横断面図、図３乃至図４はメス型コネクタ
２の分解斜視図と組立図であり、図５はオス型コネクタ
３の分解斜視図と組立図である。符号１は同軸コネク
タ、２はメス型コネクタ、３はオス型コネクタ、４は同
軸ケーブル、５はメス型コンタクト、６はメス型コンタ
クト用絶縁体、７は金属製メス型用外殻シェル、８はオ
ス型コンタクト、９は絶縁体、１０は金属製外殻シェル
を各々示している。
る。図１は、本発明に係る同軸コネクタ１の縦断面図、
図２は同じく横断面図、図３乃至図４はメス型コネクタ
２の分解斜視図と組立図であり、図５はオス型コネクタ
３の分解斜視図と組立図である。符号１は同軸コネク
タ、２はメス型コネクタ、３はオス型コネクタ、４は同
軸ケーブル、５はメス型コンタクト、６はメス型コンタ
クト用絶縁体、７は金属製メス型用外殻シェル、８はオ
ス型コンタクト、９は絶縁体、１０は金属製外殻シェル
を各々示している。
【０００８】本発明の薄型同軸コネクタ１のメス型コネ
クタ２とオス型コネクタ３の構造を説明する。前記メス
型コネクタ２は、図３乃至図４に示すように、メス型コ
ンタクト５と絶縁体６と金属製の外殻シェル７とからな
るものである。メス型コンタクト５は、後述のオス型コ
ンタクト８に平行に重畳し当接する弾性湾曲部５ａを有
する平板状のコンタクト本体５ｂと、該コンタクト本体
５ｂの端部で略直角に立設した同軸ケーブル４用の係止
溝を形成した係止部５ｃを設けてなる。
クタ２とオス型コネクタ３の構造を説明する。前記メス
型コネクタ２は、図３乃至図４に示すように、メス型コ
ンタクト５と絶縁体６と金属製の外殻シェル７とからな
るものである。メス型コンタクト５は、後述のオス型コ
ンタクト８に平行に重畳し当接する弾性湾曲部５ａを有
する平板状のコンタクト本体５ｂと、該コンタクト本体
５ｂの端部で略直角に立設した同軸ケーブル４用の係止
溝を形成した係止部５ｃを設けてなる。
【０００９】また、コンタクト本体５ｂは細幅の平板体
で少し上方に傾斜させてあり、その端部を下側に折り返
して湾曲部５ａを形成している。なお、コンタクト本体
５ｂの側方縁部から垂設した掛止部５ｄはメス型コンタ
クト用絶縁体６に設けられた孔に係止させて前記コンタ
クト本体５ｂを前記メス型コンタクト用絶縁体６に固定
するためのものである。
で少し上方に傾斜させてあり、その端部を下側に折り返
して湾曲部５ａを形成している。なお、コンタクト本体
５ｂの側方縁部から垂設した掛止部５ｄはメス型コンタ
クト用絶縁体６に設けられた孔に係止させて前記コンタ
クト本体５ｂを前記メス型コンタクト用絶縁体６に固定
するためのものである。
【００１０】メス型コンタクト用絶縁体６は、前記メス
型コンタクト５を内抱して固定する絶縁体である。メス
型用外殻シェル７は、その本体７ａが金属製コ字状で、
その両側壁に係止用バネ体７ｂが設けられ、片側端部か
ら同軸ケーブル４のシールド用網体４ａを挟持する挟持
体７ｃが設けられ、更に同軸ケーブル４の外周を挟持す
るかしめ部７ｄが設けられてなるものである。
型コンタクト５を内抱して固定する絶縁体である。メス
型用外殻シェル７は、その本体７ａが金属製コ字状で、
その両側壁に係止用バネ体７ｂが設けられ、片側端部か
ら同軸ケーブル４のシールド用網体４ａを挟持する挟持
体７ｃが設けられ、更に同軸ケーブル４の外周を挟持す
るかしめ部７ｄが設けられてなるものである。
【００１１】こうして形成されたメス型コンタクト５の
係止部５ｃに同軸ケーブル４の心線４ｂを挟み込んで導
通させて係止させ、該メス型コンタクト５をメス型コン
タクト用絶縁体６に内抱させて取り付け、更にメス型用
外殻シェル７を前記絶縁体６の外周面に被せるように嵌
装し、同時に挟持体７ｃで網体４ａを挟着し、かしめ部
７ｄをかしめて同軸ケーブル４の外周を挟持して、図４
（イ），（ロ）に示す組み立てたメス型コネクタ２とな
る。
係止部５ｃに同軸ケーブル４の心線４ｂを挟み込んで導
通させて係止させ、該メス型コンタクト５をメス型コン
タクト用絶縁体６に内抱させて取り付け、更にメス型用
外殻シェル７を前記絶縁体６の外周面に被せるように嵌
装し、同時に挟持体７ｃで網体４ａを挟着し、かしめ部
７ｄをかしめて同軸ケーブル４の外周を挟持して、図４
（イ），（ロ）に示す組み立てたメス型コネクタ２とな
る。
【００１２】次に、オス型コネクタ３を図５（イ），
（ロ）を参照して説明する。オス型コネクタ３は、オス
型コンタクト８と絶縁体９と金属製外殻シェル１０とか
らなる。前記オス型コンタクト８は、細長で平板状の本
体８ａの長手方向の片側端部８ｂがプリント基板２０上
のパターン回路に電気的接続がなされるとともに、他側
端部８ｃが絶縁体９の中空内部へ貫入して配設されよう
になされている。
（ロ）を参照して説明する。オス型コネクタ３は、オス
型コンタクト８と絶縁体９と金属製外殻シェル１０とか
らなる。前記オス型コンタクト８は、細長で平板状の本
体８ａの長手方向の片側端部８ｂがプリント基板２０上
のパターン回路に電気的接続がなされるとともに、他側
端部８ｃが絶縁体９の中空内部へ貫入して配設されよう
になされている。
【００１３】前記絶縁体９は、底部から立設された三方
側壁面に、前記オス型コンタクト８の他側端部８ｃを内
部中空に貫入させる貫通孔９ａと、後述の外殻シェル１
０の係止部１０ａを係止させる孔９ｂが設けられてい
る。そして、前記貫通孔９ａが設けられた側壁の対向面
には側壁が設けられておらず、また、上面部もないもの
である。
側壁面に、前記オス型コンタクト８の他側端部８ｃを内
部中空に貫入させる貫通孔９ａと、後述の外殻シェル１
０の係止部１０ａを係止させる孔９ｂが設けられてい
る。そして、前記貫通孔９ａが設けられた側壁の対向面
には側壁が設けられておらず、また、上面部もないもの
である。
【００１４】金属製外殻シェル１０は、前記絶縁体９を
上方から蓋するように被さる上面体とそれから下方向へ
垂設された三方側壁面で構成され、該側壁面には前記絶
縁体９の孔９ｂに係止される係止片１０ａと、内側へ突
出された突起壁１０ｂが設けられている。該突起壁１０
ｂは、前記メス型コネクタ２の係止用バネ体７ｂを嵌合
時に内側へ押し付け変位させてその摩擦力でメス型コネ
クタ２とオス型コネクタ３の嵌合を保持するためのもの
である。
上方から蓋するように被さる上面体とそれから下方向へ
垂設された三方側壁面で構成され、該側壁面には前記絶
縁体９の孔９ｂに係止される係止片１０ａと、内側へ突
出された突起壁１０ｂが設けられている。該突起壁１０
ｂは、前記メス型コネクタ２の係止用バネ体７ｂを嵌合
時に内側へ押し付け変位させてその摩擦力でメス型コネ
クタ２とオス型コネクタ３の嵌合を保持するためのもの
である。
【００１５】そして、この外殻シェル１０を図５（ロ）
に示すように絶縁体９に嵌装させると、全体が箱状体と
なりその一側壁側が開口部１１となって、メス型コネク
タ２とオス型コネクタ３を、プリント基板２０の実装面
に平行移動させて嵌合させるための開口となるものであ
る。
に示すように絶縁体９に嵌装させると、全体が箱状体と
なりその一側壁側が開口部１１となって、メス型コネク
タ２とオス型コネクタ３を、プリント基板２０の実装面
に平行移動させて嵌合させるための開口となるものであ
る。
【００１６】このようにして形成した前記オス型コネク
タ３をプリント基板２０の主に端部側に表面実装した
後、同軸ケーブル４を接続してなるメス型コネクタ２を
前記オス型コネクタ３の開口部から差し込んで嵌合させ
ると図１乃至図２に示す状態となる。メス型コネクタ２
の係止用バネ体７ｂがオス型コネクタ３の突起壁１０ｂ
によって内側に変位させられてその反発力で嵌合状態が
維持される。この嵌合状態において、同軸ケーブル４の
電気的接続がなされると、前記オス型コンタクト８とメ
ス型コンタクト５及び同軸ケーブル４の各々長手方向が
プリント基板２０に平行にして配設されることとなる。
タ３をプリント基板２０の主に端部側に表面実装した
後、同軸ケーブル４を接続してなるメス型コネクタ２を
前記オス型コネクタ３の開口部から差し込んで嵌合させ
ると図１乃至図２に示す状態となる。メス型コネクタ２
の係止用バネ体７ｂがオス型コネクタ３の突起壁１０ｂ
によって内側に変位させられてその反発力で嵌合状態が
維持される。この嵌合状態において、同軸ケーブル４の
電気的接続がなされると、前記オス型コンタクト８とメ
ス型コンタクト５及び同軸ケーブル４の各々長手方向が
プリント基板２０に平行にして配設されることとなる。
【００１７】そして、シールド用網体４ａはメス型外殻
シェル７の挟持体７ｃ及びオス型コネクタ３の外殻シェ
ル１０からプリント基板２０の回路パターンへと電気的
接続状態となって導通し、シールドされることになる。
また、オス型コンタクト８とメス型コンタクト５が、プ
リント基板２０の実装面に対する平行移動により摺接し
ながら重畳して当接し、メス型コンタクト５の湾曲部５
ａが少し持ち上がってその反発力で強く前記当接状態が
保持されて電気的接続がなされる。
シェル７の挟持体７ｃ及びオス型コネクタ３の外殻シェ
ル１０からプリント基板２０の回路パターンへと電気的
接続状態となって導通し、シールドされることになる。
また、オス型コンタクト８とメス型コンタクト５が、プ
リント基板２０の実装面に対する平行移動により摺接し
ながら重畳して当接し、メス型コンタクト５の湾曲部５
ａが少し持ち上がってその反発力で強く前記当接状態が
保持されて電気的接続がなされる。
【００１８】こうして嵌合された状態の薄型同軸コネク
タ１は、プリント基板２０の表面からの全体高さＨ
2が、従来例における全体高さＨ1よりも略半分程度の高
さとなる。
タ１は、プリント基板２０の表面からの全体高さＨ
2が、従来例における全体高さＨ1よりも略半分程度の高
さとなる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の薄型同軸
コネクタは、平板状コンタクト本体の長手方向の片側端
部がプリント基板上のパターン回路に電気的接続がなさ
れるとともに、他側端部が絶縁体の中空内部へ貫入され
前記プリント基板の実装面に略平行に配設されたオス型
コンタクトと、該オス型コンタクトの本体を内装し前記
実装面に平行移動させて相手コネクタを挿入させる開口
部を有する絶縁体と、該絶縁体を嵌装する外殻シェルか
らなるオス型コネクタと、前記オス型コンタクトの本体
に平行に重畳し当接する弾性湾曲部を有する平板状のコ
ンタクト本体と該本体から略直角に立設した同軸ケーブ
ル用係止部を設けたメス型コンタクトと、該メス型コン
タクトが内抱・固定される絶縁体と、該メス型コンタク
ト用絶縁体が嵌装されるとともに同軸ケーブルが挟持さ
れるメス型用外殻シェルとからなり前記開口部へ前記実
装面に平行移動され挿入されるメス型コネクタとから構
成され、前記オス型コネクタにメス型コネクタを前記実
装面に平行移動させて挿入・嵌合させると、前記同軸ケ
ーブルの外径寸法と略同程度のコネクタ高さにされてい
るので、プリント基板面から薄型同軸コネクタの上端面
までの部品高さを従来よりも略半分程度にまで低くする
ことができ、製品の薄型化に大きく寄与するものであ
る。また、前記オス型・メス型コンタクトは摺接後の面
接触による電気的接続となり、繰り返しの使用により電
気的接続状態が劣化することがなく、製品の信頼性が向
上する。
コネクタは、平板状コンタクト本体の長手方向の片側端
部がプリント基板上のパターン回路に電気的接続がなさ
れるとともに、他側端部が絶縁体の中空内部へ貫入され
前記プリント基板の実装面に略平行に配設されたオス型
コンタクトと、該オス型コンタクトの本体を内装し前記
実装面に平行移動させて相手コネクタを挿入させる開口
部を有する絶縁体と、該絶縁体を嵌装する外殻シェルか
らなるオス型コネクタと、前記オス型コンタクトの本体
に平行に重畳し当接する弾性湾曲部を有する平板状のコ
ンタクト本体と該本体から略直角に立設した同軸ケーブ
ル用係止部を設けたメス型コンタクトと、該メス型コン
タクトが内抱・固定される絶縁体と、該メス型コンタク
ト用絶縁体が嵌装されるとともに同軸ケーブルが挟持さ
れるメス型用外殻シェルとからなり前記開口部へ前記実
装面に平行移動され挿入されるメス型コネクタとから構
成され、前記オス型コネクタにメス型コネクタを前記実
装面に平行移動させて挿入・嵌合させると、前記同軸ケ
ーブルの外径寸法と略同程度のコネクタ高さにされてい
るので、プリント基板面から薄型同軸コネクタの上端面
までの部品高さを従来よりも略半分程度にまで低くする
ことができ、製品の薄型化に大きく寄与するものであ
る。また、前記オス型・メス型コンタクトは摺接後の面
接触による電気的接続となり、繰り返しの使用により電
気的接続状態が劣化することがなく、製品の信頼性が向
上する。
【図１】本発明に係る薄型同軸コネクタの縦断面図であ
る。
る。
【図２】同じく横断面図である。
【図３】メス型コネクタの分解斜視図である。
【図４】同じくメス型コネクタを組立てた平面図
（イ）、正面図（ロ）である。
（イ）、正面図（ロ）である。
【図５】オス型コネクタの分解斜視図（イ）と組立正面
図（ロ）である。
図（ロ）である。
【図６】従来例に係る同軸コネクタのオス型コネクタを
示す側面図（イ）、正面図（ロ）、底面図（ハ）であ
る。
示す側面図（イ）、正面図（ロ）、底面図（ハ）であ
る。
【図７】同じく従来例に係る同軸コネクタのメス型コネ
クタを示す半断面正面図である。
クタを示す半断面正面図である。
１ 同軸コネクタ、２ メス型コネクタ、３ オス型コ
ネクタ、４ 同軸ケーブル、５ メス型コンタクト、６
メス型コンタクト用絶縁体、７ 金属製メス型用外殻
シェル、８ オス型コンタクト、９ 絶縁体、１０ 金
属製外殻シェル。
ネクタ、４ 同軸ケーブル、５ メス型コンタクト、６
メス型コンタクト用絶縁体、７ 金属製メス型用外殻
シェル、８ オス型コンタクト、９ 絶縁体、１０ 金
属製外殻シェル。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 17/04
Claims (1)
- 【請求項１】平板状コンタクト本体の長手方向の片側端
部がプリント基板上のパターン回路に電気的接続がなさ
れるとともに、他側端部が絶縁体の中空内部へ貫入され
前記プリント基板の実装面に略平行に配設されたオス型
コンタクトと、該オス型コンタクトの本体を内装し前記
実装面に平行移動させて相手コネクタを挿入させる開口
部を有する絶縁体と、該絶縁体を嵌装する外殻シェルか
らなるオス型コネクタと、 前記オス型コンタクトの本体に平行に重畳し当接する弾
性湾曲部を有する平板状のコンタクト本体と該本体から
略直角に立設した同軸ケーブル用係止部を設けたメス型
コンタクトと、該メス型コンタクトが内抱・固定される
絶縁体と、該メス型コンタクト用絶縁体が嵌装されると
ともに同軸ケーブルが挟持されるメス型用外殻シェルと
からなり前記開口部へ前記実装面に平行移動され挿入さ
れるメス型コネクタとから構成され、 前記オス型コネクタにメス型コネクタを前記実装面に平
行移動させて挿入・嵌合させると、前記同軸ケーブルの
外径寸法と略同程度のコネクタ高さにされていることを
特徴としてなる薄型同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200114A JP3007483B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 薄型同軸コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200114A JP3007483B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 薄型同軸コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620748A JPH0620748A (ja) | 1994-01-28 |
| JP3007483B2 true JP3007483B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=16419066
Family Applications (1)
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-
1992
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|---|---|
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