JPH08507635A - 相互連結システム - Google Patents
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- JPH08507635A JPH08507635A JP6515888A JP51588894A JPH08507635A JP H08507635 A JPH08507635 A JP H08507635A JP 6515888 A JP6515888 A JP 6515888A JP 51588894 A JP51588894 A JP 51588894A JP H08507635 A JPH08507635 A JP H08507635A
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
それぞれが少なくとも1のシールド付き端子(例えば2,18,27)を備えるコネクタを具備し、このコネクタがアースコンタクト(例えば3,21)と少なくとも1の信号端子(8,19,108)とを備え、このアースコンタクト(3,21)は、雌型(8,108)と雄型構造(19)と雌雄同体構造とのいずれかに至る信号同体(4)と同一構造であり、シールド付き端子(2,18,27)を越えて延びる少くとも1のクランプラブ(7)を有し、前記信号端子(8,108)は、電気ケーブルの信号導体の回りに折曲げ可能でこれと共に強固な電導接触を形成するか、あるいは、信号導体(4)と一体に形成される少なくとも1のクランプラグ(46)を一端に設けられる、コネクタシステム。
Description
【発明の詳細な説明】
相互連結システム
本発明は、少なくとも1のシールド付き端子を備え、各シールド付き端子に少
なくとも1の信号端子とこの少なくとも1の信号端子を囲むアースコンタクトと
各アースコンタクトから延びる少なくとも1のラグとを設けられ、このラグは、
他のシールド付き端子の他のアースコンタクトに電気的および機械的な接触を形
成するために他のアースコンタクトの表面上に滑り嵌め可能で、このアースコン
タクトの表面は、他のアースコンタクトから延びる少なくとも1の他のラグに電
気的および機械的に接触可能で、少なくとも1の信号端子は、上記シールド付き
端子とほぼ等しい断面寸法を有する他のシールド付き端子の他の信号端子に電気
的および機械的に接触可能である、コネクタに関する。
このようなコネクタは米国特許第3,958,851号に記載されている。こ
の従来のコネクタは、電圧信号を搬送する内側導体と外側アース導体とを備える
。アース導体は、2つの部分、すなわち金属被覆を設けられて内側導体を直接囲
むプラスチック部材である第1部分と、打抜き成形された導電性ブランクから形
成されてこの第1部分の回りに折曲げられたシールド部材である第2部分とを備
える。第2部分のシールド部材は更に導体から長手方向に延びるラグを備え、こ
のラグは、同一形状に形成された他のコネクタの他の他アー
ス端子の表面上に滑り嵌め可能で良好な電気接触を形成する。しかし、第2部分
の他のシールド部材の一部は、矩形形状を有し、一方、残りの部分は円形形状を
有し、したがって、製造中には複雑な折曲げ技術を必要とする。更に、アース端
子は2つの部分から形成されるため、従来のコネクタを小形化する可能性は制限
され、このコネクタは、1のハウジング内に複数のシールド付き端子を備えるコ
ネクタが用いられかつ各シールド付き端子の断面寸法が単に数ミリメートルに過
ぎない現代のマイクロエレクトロニクスにおける用途には適していない。更に、
従来のコネクタの比較的大きな寸法により、VHF(very high frequency)に
用いる場合には信号損失が大きすぎ、従来のコネクタを50オームの用途に設計
することは極めて困難である。
ラグを延設したアース端子を備える他のコネクタには、例えばフランス特許公
報FR-A-1,194,558号、このFR-A-1,194,558号の追加フランス特許および英国特許
公報GB-A-626,696号に記載されている。これらの公報は、アースラグを延設した
コネクタの複数の実施例を示す。しかし、全ての実施例は、少なくとも2つの部
分を有するアース端子を備えており、小形機器の用途には適していない。更に、
これらは比較的寸法の大きな円形状コネクタを示すのみで、VHFの用途には信
号損失が大きすぎることを示している。
アースラグを延設した他のコネクタは欧州特許公報EP-A-0,414,495号に記載さ
れており、これには、通常の円形断面を有するコネクタ内の同軸端子が記載され
ている。各コネクタ
は、1の同軸端子より多くを備え、相手方の他のコネクタの対応する同軸端子に
結合されるように形成されている。同軸端子の信号導体は、雄型あるいは雌型構
造部内まで延びる。端子のアースコンタクトの端部の形状は、端子のタイプにし
たがって変化し、信号導体が雄型構造部内まで延びる端子においては、アースコ
ンタクトは閉じた円筒状形状を有し、上述の端子のアースコンタクトの4つのラ
グ内に押込むことができる。したがって、従来の装置はアースコンタクト用の端
子の形式にしたがい、種々の形式のアースコンタクトの組合わせを必要とする。
この従来のコネクタにおいては、90°の角度にわたって湾曲された構造の同軸
端子が示されている。この構造のアース端子は、アースコンタクト用ブランクか
ら形成され、このブランクは平坦なプレートから打抜かれ、種々の小プレートに
折曲げられ、ラグを把持することを通じて形成され、ほぼ電気的に閉じた囲いを
形成する。種々の折曲げ工程はこの構造を壊れやすいものとし、不整合を生じさ
せ、したがってインピーダンス不整合を生じさせる。更に、この従来の同軸端子
は、信号端子が信号導体にはんだ付けされる。しかし、電気結合部をはんだ付け
することは、時間を要し、比較的費用を要する。従来の構造はほぼ75Ωのイン
ピーダンスに適している。
本発明の目的は、少なくとも1のシールド付き端子を有し、小型機器に適した
コネクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、VHFにおいて信号損失の低いコネクタを提供すること
にある。
更に、はんだ付け技術を用いることなく、信号導体に結合される信号端子を有
するコネクタを提供することを目的とする。
更に、50オームの用途に適したコネクタを提供することを目的とする。
したがって、上記形式のコネクタは、アースコンタクトが1の電導体部材のみ
から形成され、その全長にわたってほぼ対称の多角形断面を有することに特徴が
ある。
このようなコネクタは従来のパンチングおよび折曲げ技術により容易に製造す
ることができる。更に、1の部材からなるアース端子が用いられるため、コネク
タのシールド付き端子を容易に小型化することができる。1のアース端子は、例
えば1.8mmの幅と1.8mmの高さとを有する矩形断面とすることができる。更
に、このようなアース端子は全体的に、内部の信号導体をシールドし、信号損失
が減少される。50オームの伝達ラインに対するインピーダンス整合を容易に達
成することができる。
好ましい実施例では、アースコンタクトは2つの凹設小面を同じ端部に備え、
この端部に2つのラグが配置され、これらの凹設小面はアースコンタクトの側面
上に配置され、これからはラグが延長されていない。
コネクタの信号端子は、一端上で少なくとも1のクランプラグを設けてもよく
、このクランプラグは電気ケーブルの信号導体の回りに折曲げられ、このクラン
プラグにコネクタが取付けられて、強固な導電体接触を形成する。このようなク
ランプラグを用いることにより、信号端子を信号導体にはんだ付けする必要がな
くなり、これにより、製造時間および費用を節約することができる。
コネクタが印刷基板に直接固定される場合は、信号端子はシールド付き端子内
を長手方向に延びる信号導体に結合でき、信号端子と信号導体と1のブランクか
ら形成することが好ましい。
上述のコネクタは、複数の列および複数の行に配列された複数のシールド付き
端子を備える。コネクタは、例えばシールド付き端子を4列および3行とするこ
とができる。シールド付き端子が同軸状の形式のものであれば、このようなコネ
クタは、12mmの幅と8.4mmの高さとを有する断面寸法とすることができる。
各シールド付き端子は同軸形式あるいは2片形式(twin-ax type)とすること
ができる。
更に、コネクタは後部パネルに装着し、コネクタ内におけるシールド付き端子
のアースコンタクトの共通アースは、アースプレートにより形成することができ
、このアースプレートの開口を通して、シールド付き端子が延びかつばねフィン
ガーが後部パネルのアースパッドに接触する。このようなアースプレートを設け
ることにより、後部パネルのアースコンタクトおよびアースパッドにはんだ付け
する必要のある個々のワイヤ等を用いることなく、シールド付き端子の全てのア
ースコンタクトをアース接続することができ、これは製造時間を好適なものとす
る。更に、このようなアースプレートは
製造が容易であり、コネクタの必要とする小形化を何等制限しない。このアース
プレートは、電磁フィールドに対するシールド効果を有することがある。
本発明は、更に、上述のコネクタ用のアースコンタクトを形成する方法にも関
し、この方法は、
a.導電性材料製の平坦なプレートから、少なくとも1のラグが延在するアー
スコンタクトブランクを打抜き、
b.全長にわたってほぼ対称の多角形断面を有するアースコンタクトを形成す
るために、アースコンタクトブランクをこの長手方向に延びる折曲げ線に沿って
折曲げる、工程を具備する。
この方法の1実施例では、アースコンタクトブランクにV字状のノッチが設け
られ、これらのノッチは、上記bの折曲げ工程の後にアースコンタクトを形成す
るように配置され、このアースコンタクトは再度折曲げられて、所定の角度を有
するほぼ電気的に閉じたアースコンタクトを形成する。
以下、本発明について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。ここに、添付図
面は本発明を説明するためのものであり、これを制限するものではない。図中、
第1図は、同軸状の相互連結システムの全体図を示し、
第2a図から第2c図は、同軸ケーブル内の信号コンタクト用端子の組立て中
における種々の工程を示し、
第3a図から第3c図および第4図は、同軸状コネクタの印刷基板接続用に形
成された信号導体用端子の組立て中における種々の工程を示し、
第5図は、アース導体を設けられた同軸端子の側面図を示し、
第6a図および第6b図は、第5図の同軸端子用アース導体を組立てるために
使用されるルース部材を示し、
第7図および第8図は、同軸コネクタのアース接続部を組立てるための他の部
材を示し、
第9図は、アースコンタクトと信号導体との間のスペーサを示し、
第10図は、ハウジング内における第9図の同軸状結合部を示し、
第11図は、2片形式の結合部材をベースとした結合システムを示し、
第12a図および第12b図は、1のコネクタ内における全てのシールド付き
端子のアースコンタクトをアースするために使用するアースプートを示し、
第13図は、第12a図および第12b図のアースコネクタが用いられ、後部
パネルに固定されたコネクタを、一部断面でかつ一部を破断して示し、
第14図は、本発明のコネクタを印刷基板に装着する他の方法を示す。
第1図では、同軸状相互連結システム用の種々の部材(option)が示されてい
る。印刷基板1上の同軸端子2は、90°の角度に湾曲されて配置されている。
第1図では、点線で示すハウジング11内に、2つの同軸状結合部の側面図が記
載されている。しかし、ハウジング11内では、図から明ら
かなように、第2の同軸端子のための充分なスペースがある。全体的に、ハウジ
ング11は、例えば4つの列と3つの行とに配置された12個の同軸端子を内包
することができる。このようなハウジング11は、僅か12mmの幅と、僅か8.
4mmの高さとすることができる。
各同軸端子は、第1図に同軸端子2の断面を示すように、少なくともアース導
体3と信号導体4とを備える。更にこの断面には、以下に詳細に説明するように
、信号導体4と共に全体を形成する信号端子8が示されている。アースコンタク
ト3と信号端子8との間には、絶縁壁6が設けられている。信号導体4とアース
コンタクトとの間には、例えば1またはそれ以上の絶縁ブロック5の形態の絶縁
手段が配置されている。アースコンタクト3は、絶縁壁6を越えて延びるアース
ラグ7に、電気的に導通するように結合されている。このアースラグ7は、以下
に詳細に説明するように、同軸端子18のアースコンタクト21に電導接触させ
ることができる。信号端子8は、同軸端子18の信号導体19に導電接触させる
ことができる。
ハウジング11内で底部に配置されている同軸端子が側面図で示されている。
したがって、図はアースコンタクト3の側面を示し、このアースコンタクトは、
第5図、第6図および第6b図を参照して詳細に後述するように、信号導体4の
回りで直角状に折曲げられている。アースコンタクト3の見える側の面上には、
凹設小面(indented small face)10が設けられており、この小面上に同軸状
結合点13のアース
ラグ(図示しない)を滑り嵌めすることができる。アースコンタクト3は、ほぼ
90°の角度にわたって湾曲されており、この結果、同軸端子は印刷基板1の表
面に対してほぼ平行に延びる。アースコンタクト3は、ピン9により、印刷基板
1の表面を越えて突出する。必要な場合は、印刷基板1上の印刷されたアース導
体をピン9にはんだ付けすることができる。
ハウジング11は、印刷基板1の一部と共に、ハウジング25内に押込み可能
で、このハウジング25は鎖線で示してあり、この内部に同軸端子13,18が
配置されている。同軸端子13,18は、第2印刷基板12に固定されている。
この場合は、同軸端子18は第2印刷基板12を通して突出し、一方、同軸端子
13は、主として第2印刷基板2の一側に配置される。同軸端子13のアースコ
ンタクト16はピン17を有し、このピンは第2印刷基板12を通して突出し、
同軸端子13の信号導体14も第2印刷基板12を通して突出する。したがって
、同軸端子13は、第2印刷基板12上にそのまま配置されている。信号導体1
4は、電子部材が配置される第2印刷基板12上の印刷導体に電気的に結合され
る(図示しない態様で)。アースピン17は、第2印刷基板12上の印刷された
アース導体(図示しない)に結合される。
同軸端子18は、信号導体19が第2印刷基板12上の印刷導体と電気的に接
触しないように、その全体が第2印刷基板12を貫通する。
第1図は、更に他の同軸端子22の側面を示す。この同軸端子22は、ほぼ全
体が印刷基板12の右側で延び、同軸ケ
ーブルのコネクタ(図示しない)の一部を形成する同軸端子28と電気的に接触
する。第1図では、この同軸端子22の側面23が示されており、この側面23
上にラグ24が配置されている。この側面23は導電材料で形成され、アースコ
ンタクトとして作用し、一方、アースラグ24は上述のアースラグ7と同じ形状
と作用とを有するが、本実施例のアースラグ24は側面図で示すアースラグ7の
平面図(top view)に対応する。アースラグ24は、同軸状結合部28のアース
コンタクト29の凹設小面30と導電接触する。アースラグ24に対して90°
の角度にわたって回転された位置で、同軸端子28は2つのアースラグ31を備
え、これらのラグは、アースコンタクト23の上面および下面に配置された凹設
小面(図示しない)と電気的に接触することができる。同軸端子28の下側で、
同軸端子28が一部を形成するものと同様な同軸ケーブル(図示しない)の同軸
端子27の断面が示されている。同軸端子27の構造は同軸端子28と同じであ
る。この同軸端子27内の信号端子108は、同軸端子2の信号端子8と僅かに
相違する。すなわち同軸端子27が設けられる同軸ケーブルの信号導体(図示し
ない)は、クランプラグ46の作用で信号端子108に導電状態に結合すること
ができ、これについては第2a図から第2c図を参照して更に説明する。
コネクタのハウジング26内には、2つの同軸端子27,28を上下に示して
ある。第1図から明らかなように、ハウジング26内には、同軸端子27の下側
に第3の同軸端子用
の充分なスペースが配置されている。コネクタのハウジング26は、第1図の平
面に垂直な方向に、3行に配列された同軸端子を4列収容することができる程度
に、延長される。したがって、コネクタのハウジング26は合計12の同軸端子
を収容するスペーサを持つ。明らかなように、コネクタのハウジング26は異な
る寸法とすることができ、これにより、これとは異なる数の同軸端子を収容する
ことができる。
第1図の上側には、同軸状相互連結システムの一部が側面図で示されており、
いずれも上下に配列した4つの同軸端子を備える。図の上から右にかけて、同軸
ケーブルのコネクタのハウジング36が鎖線で示してあり、この中に4つの同軸
端子が符号39で示されている。同軸端子39は側面図で示してある。この側面
図は、アースコンタクト38とこれに導電状態に結合されたアースラグ37とを
示す。アースラグ37は、第2印刷基板12に配置される同軸端子41のアース
コンタクト34の凹設小面32上に押込むことができる。アースコンタクト34
も2つのアースラグ35を有し、これらのアースラグ35はアースラグ37に対
して90°の角度に回転されている。このアースラグ35も、同軸端子39のア
ースコンタクト38に設けられた凹設小面(図示しない)と相互作用することが
できる。したがって、各同軸端子のそれぞれのアースコンタクトは、2つのアー
スラグを備えるのが好ましく、これらのアースラグは相手方である他方の同軸端
子のアースコンタクトに設けられた2つの凹設小面と相互作用することができる
。この他方の同軸端子も、2つのアース
ラグを備えるが、しかし、これらのアースラグは、最初に述べた2つのアースラ
グに対して90°の角度に回転されている。第1図から明らかなように、全ての
形式の同軸端子すなわち信号導体4が結合される雌型形状の信号端子8および雄
型形状の信号導体19を備える端子は、アースコンタクトおよび2つのアースラ
グについて同じ構造を有する。この意味では、各同軸端子のアースは、雌雄同体
である(hermaphrodite)。なお、各アースコンタクト(例えば3)に対しては
2つのラグ(例えば7)を有する構造であるのが好ましいが、しかし、原則的に
はアースコンタクトは1のラグあるいは2より多くのラグを有することも可能で
あり、2より多くのラグを設けた場合には構造がより複雑となる。
第1図の上側に示す同軸状の相互連結システムは、同軸ケーブルのコネクタの
ハウジング36が、例えば合計12の同軸ケーブルを有し、同様に、第1図の上
側に示すように全てが印刷基板を通して突出する12の同軸端子を備える相互連
結部材(interconnector)に結合することができる。これらの第1図に示す印刷
基板12を通して突出する全ての同軸端子は同様な構造すなわち雄型構造の信号
導体33をを有し、この信号導体は、相互作用する例えば39の同軸端子の雌型
信号端子(図示しない)に結合することができる。
同軸ケーブルのコネクタのハウジング36が印刷基板12の右側のハウジング
44と相互作用するのと同様に、他の同軸ケーブルのハウジング40も、印刷基
板12の左側に配置された同軸端子が設けられるハウジング43と相互作用する
ことができる。したがって、信号端子が同じ形式の2つの同軸ケーブル用の相互
連結システムとして、印刷基板12を通して突出する同軸端子のグループを用い
ることが可能であり、これらの2つの同軸ケーブルは互いに直接連結することは
できない。第1図では、それぞれ印刷基板12の左側と右側とに示すハウジング
43,44は、異なる同軸ケーブルのハウジング40,36と相互作用すること
ができる。この形式のハウジング43,44は、印刷基板12上で同軸端子のグ
ループとして配置された同軸ケーブルのコネクタを極めて簡単に結合することが
できるが、しかし、これは必ずしも必要ではない。
したがって、第1図は本発明による同軸状相互連結システムの種々の可能性の
全体像を示す。2つの別個の印刷基板1,12上の同軸端子用コネクタは、互い
に結合することができ、必要な場合には、同軸端子を印刷基板を通して突出させ
、印刷基板上の同軸端子を、2つの同軸ケーブル用の相互連結システムとして作
用可能となるように形成しかつグループ分けすることができ、同軸端子(例えば
13,22)を印刷基板上で終端させる(terminate)させることができる。
同軸端子の特別な構造により、これらは特に小さな寸法とすることができる。
この同軸端子の組立て方法について以下の図を参照して説明する。第2a図から
第2c図は、特に同軸ケーブル用に形成された信号端子108を組立てることの
できる方法を示す。この工程は好適な材料からなる平坦なプレートから開始し、
このプレートから、第2a図ではまだ平
坦な状態である端子108用の複数のブランクが打抜かれる。端子108用の種
々の平坦なブランクはウェブ47,48を介して互いにまだ結合されている。各
信号端子108は、2つの信号導体ラグ45と少なくとも1のクランプラグ46
とを備える。クランプラグ46は細いウェブ49から側方に延び、このウェブに
より、幅広のウェブ47,48は互いに結合されている。これを第2a図に示す
。
最初に、狭いウェブ49がクランプラグ46の近部で切断される。信号導体ラ
グ45が、幅広のウェブ47に結合された支持面50に対してほぼ90°の角度
に湾曲される。第2b図に示すように、信号導体ラグ45は、その端部を互いに
近接する方向に湾曲され、これにより、信号導体ラグ45が相互作用する雄型の
同軸端子の導体ピンに対して予張力(pre-tensioned)を与えられる。幅広のウ
ェブ47の他側では、幅狭のウェブ49の一部がまだこれから延びており、これ
から上述のように、1または2のクランプラグ46が突出する。クランプラグ4
6は幅狭のウェブ49に対して折曲げられる。例えば2つのクランプラグ46が
ある場合は、これらのラグは、互いに隣接配置された複数の信号端子108の斜
視図である第2c図に示すように、鎖線で示す線51に沿って互いに向く方向に
折曲げることができる。まだ互いに結合されている信号端子108は、幅広のウ
ェブ47を切断することにより分離される。このようにして、極めて小さな寸法
の信号端子108を得ることができる。
ついで、信号端子108は、クランプラグ46間に所要の
信号導体を配置した後に、これらのクランプラグ46を強固にクランプさせるこ
とにより、同軸ケーブル(図示しない)の信号導体に結合される。信号端子10
8は、全体として絶縁ケーシング106(第1図)内に配置することができる。
これらの信号端子108と絶縁壁106との間には、例えば、支持面50と幅狭
のウェブ(第2b図および第2c図参照)との間の幅広ウェブ47に形成された
突起52により、圧縮ジョイントを配置することができ、これらの突起は絶縁壁
106に対する摩擦ジョイントを形成する。
第3a図から第3c図は、信号端子8と信号導体4とを一体的に打抜き、印刷
基板1上に配置される同軸コネクタに使用するのに適する状態とする方法を示す
。第3a図はまだ平坦な状態のブランクを示し、これは平坦なプレートから打抜
き形成することができる。ブランクの一端には、2つの信号導体ラグ145が設
けられており、これらは支持面150を介して互いに結合されている。支持面は
ウェブ147に結合され、このウェブは隣接する信号端子8を互いに結合する。
信号端子8は信号導体ストリップ4と共に一体的に打抜かれ、この信号導体スト
リップは第2ウェブ148と第3ウェブ149とを介して隣接する信号導体スト
リップ4に結合されている。信号導体ストリップ4は、第3ウェブ149の近部
で切断される。信号導体ストリップ4は、2つの隣接する信号導体ストリップ4
間で第2ウェブ148を切断することにより、その隣接する信号導体ストリップ
(あるいは複数の信号導体ストリップ)から分離される。平坦な信号導体ストリ
ッ
プ4は、信号導体ストリップ4と信号端子8との間の結合ポイントを中心として
90°の角度にわたって回転され、信号導体ストリップ4の全体は、第3a図の
平面に垂直な位置に至る。最後に2つの信号ラグ145が、支持面150に対し
て90°の角度に互いに湾曲され、これにより第3b図に示す状態となる。第3
b図では、突起152が記載されており、これは絶縁ケーシング6との圧縮ジョ
イントを形成し、この中に信号端子8が配置される。第3c図は、このように形
成された構造の側面図を示す。
第2a図から第2c図による信号端子148、および、第3a図から第3c図
による信号端子8のいずれも、信号端子8,108と信号導体4との間のはんだ
付け結合を必要としない。
第4図は、第3a図から第3c図の工程にしたがって形成された信号端子8を
示し、絶縁ケーシング6内に信号導体を有している。この絶縁ケーシング6は信
号端子8の全体を囲み、突起152を持つ圧縮ジョイントを有する。
第5図は、第4図による組立体を示し、この組立体はアースコンタクト3内に
押圧されている。このアースコンタクト3にはアースラグ7が設けられている。
第6b図はアースラグ7を設けられたアースコンタクト3の斜視図を示す。アー
スコンタクト3は、信号端子8と同様に、好適な導電性材料の平坦なプレートか
ら形成されている。これは第6a図と第6b図とに示されている。第6a図は、
平坦な導電性プレートから打抜かれた後で,かつ,正確な形状に折曲げられる前
のアースコンタクト3を示す。第6a図によるアースコンタクトは、2つの突出
するアースラグ7と、2つの凹設小面10と、V字状のノッチ53,53′とを
有するのが好ましい。このV字状の開口53,53′の近部には、突出するフラ
ップ3e,3f,3gがストリップ3a,3c,3dに取付けられている。
アースコンタクト3上には、まだ平坦な状態のときに、3つの折曲げ線54,
55,56が配置され、これらの折曲げ線はアースコンタクト3を4つの部分3
a,3,b,3c,3dに分けている。第6a図の状態では、ストリップ3a,
3cに2つの凹設小面10が設けられ、2つのアースラグ7がストリップ3b,
3dから延びている。第6b図のアースコンタクトは、第6a図の平坦なアース
コンタクトを全ての折曲げ線54,55,56に沿って90°の角度で折曲げる
ことにより、第6a図の平坦なアースコンタクト3から形成される。そして、ス
トリップ3bは、例えば矩形のアースコンタクト(第6b図)の上部に配置され
、ストリップ3cは側部に配置される。ストリップ3aは第6b図のアースコン
タクト3の後部に配置され、ストリップ3dは底部に配置される。このようにし
て、折曲げられたアースコンタクト3の2つのアースラグ7は互いに対向して配
置される。同様に、ストリップ3a,3c上の2つの凹設小面10が対向して配
置される。更に、アースラグ7は、常に、凹設小面10に対して90°の角度に
捩じられるように、配置される。2つのアースラグ7は、所定の予張力を形成す
るよに、互いの方向
にに僅かに湾曲するのが好ましい。第6b図に示す構造のアースコンタクト3は
、同一構造のアースコンタクト3と相互作用可能であるが、しかし、この同一構
造のアースコンタクトは90°回転されており、この場合、例えばストリップ3
cは上部に配置されることが明らかである。この場合、アースラグ7と、90°
回転された他のアースコンタクトの凹設小面10とは、効果的に相互作用するこ
とができる。この形式のアースコンタクト3は、雌あるいは雄端子を有する信号
導体4上に配置することができる。したがって、上述のように、アースコンタク
ト3は雌雄同体(hermaphrodite)ということができる。
第7図は、打抜かれた平坦状態のアースコンタクト34を示し、このアースコ
ンタクトは、全体が印刷基板12を横方向に貫通して突出する同軸端子用に用い
ることができる(第1図と比較)。このアースコンタクト34は、3つの折曲げ
線57,58,59を備え、これらの折曲げ線はアースコンタクト34を4つの
ストリップ34a,34b,34c,34dに分割する。全体で4つのアースラ
グ35が導体ストリップ34b,34dから突出する。2つの他のストリップ3
4a,34c上には、全体で4つの凹設小面32が配置され、これらの小面は他
のアースコンタクトのアースラグと相互作用することができる。第7図の平坦構
造のアースコンタクト34を折曲げ線57,58,59に沿って90°の角度に
折曲げることにより、第6b図の構造と同様に、矩形のアースコンタクト34が
形成される。このような矩形構造のアース
コンタクト34の側面図が、第1図に示されている。このようなアースコンタク
ト34内に、信号導体33が配置され、この信号導体は、好適な絶縁手段(例え
ば、第1図における同軸端子18の場合に符号20で示すような手段)により、
アースコンタクト34から分離されている。
第8図は、例えば同軸端子28(第1図)用に使用可能な平坦なアースコンタ
クト29を示す。このアースコンタクト29には、2つのアースラグ31と2つ
の凹設小面30とを設けられており、これらのラグと小面とはアースコンタクト
29の交互に配置されたストリップ上に位置する。4つの隣接するストリップ2
9a,29b,29c,29dが設けられており、これらのストリップは折曲げ
線60,61,62により互いに分離されている。第8図の平坦構造は、折曲げ
線60,61,62に沿って90°の角度に折曲げることにより、矩形のアース
コンタクト29に形成することができる。このような矩形のアースコンタクト2
9の側面図が第1図に示されている。
第9図は、第5図の構造の後の工程を示す。第4図の構造体が第6b図に示す
アースコンタクト3内に押込まれた後、スペーサ63がアースコンタクト3内に
押込まれ、このスペーサ63は信号導体4とアースコンタクト3との間の導電接
触を阻止する。スペーサ63は適宜の所要形状とすることができる。
完全な同軸端子2(第1図)に対応する第9図の構造に形成された後、ハウジ
ング11(第1図)に同軸端子2を設け
ることができる。これは第10図に示されている。第10図はハウジング11の
開口65内に押込まれた同軸端子2を示す。図の左側では、同軸端子2の一部は
、まだ、例えば第1図に符号18で示すように雄型信号導体を設けられた同軸端
子を収容してない。第10図の右側では、同軸端子2の一部が特に信号導体4が
配置されているアースコンタクト3の一部と共に、ハウジング11から突出して
いる。ハウジング11から突出するアースコンタクト3は、最初は少なくともV
字状の開口53を備える。このV字状の開口の作用は第10図に詳細に説明され
ている。V字状形状53を折曲げることにより、アースコンタクト3を90°湾
曲させた構造が形成される。V字状のノッチ53を折曲げると、信号導体4も9
0°の角度で折曲げられ、これは、信号導体4の平面が第10図の平面に垂直に
配置されているために、容易に行うことができる。アースコンタクト3は、印刷
基板1の孔内に嵌合可能なピン9を設けることができ、これらのピンはこの目的
のために形成される。信号導体4についても同様である。ピン9は、アースコン
タクト3の製造開始時に、パンチを調整することにより同時に容易に形成するこ
とができ、これによりアースコンタクト3と一体部材を形成する。第10図は、
フラップ3fが、電磁干渉を更に減少するために、折曲げられたV字状開口53
をシールすることを示す。フラップ3e,3g(見えない)は、フラップ3fと
同じ作用を有する。このようにして、印刷基板上のコネクタを形成することがで
き、このハウジング11は印刷基板の平面に対して90°の角度
に配置される。明らかに、ハウジング11は、必要な場合には、印刷基板に対し
て90°の角度以外の角度に配置することもでき、これはV字状形状53,53
′を所定の異なる角度に設定することにより可能である。
上記より、雌型構造を有する信号端子108は一体的に打抜き可能で、はんだ
付けすることなく同軸ケーブルの信号同体に強固に導電状態に結合可能なことが
明らかである。更に、信号導体4と共に一体部材を形成する信号端子8を形成す
ることも可能である。同様に、雌雄同体構造のアースコンタクト3が形成され、
これは、打抜きおよび折曲げにより、1の部材から形成される。このようにして
、極めて小さくかつ信頼性の高い同軸端子を形成することができる。各同軸端子
は、例えば内径1.6mm、外径2mmとすることができる。寸法を正確に選定する
ことにより、アナログ信号用の50オームのインピーダンスが容易に提供できる
。断面がほぼ8.4x11.9mmの寸法を有するコネクタのハウジング11内に
、12個の同軸端子を、特に4列および3行に容易に配列することができる。
当該分野の技術者であれば、本発明の範囲を越えることなく、種々の変更が可
能なことは明らかである。したがって、アースコンタクトの矩形断面は、必ずし
も必要なものではない。アースコンタクトは、また、異なる数の平坦側面を有す
ることもでき、これらの側面に交互にアースラグが設けられる。信号導体が雌型
構造に至る同軸端子は、信号導体の雄型構造に至る他の同軸端子と相互作用が可
能な向きに有る限り、
アースラグの数を少なくすることも可能である。
更に、信号端子108にクランプラグ46を用いることは、雌型構造の信号端
子に限定されるものではない。雄型信号端子の場合においても、この形式のクラ
ンプラグ46を有益に用いることができる。
更に、本発明は、アースコンタクト内に1の信号導体のみを有するシールドさ
れた結合部に限定されるものではない。第11図は、本発明の他の実施例を示し
、この実施例は、2片システム(twin-ax system)、すなわち、シールド部材内
に2つの信号導体を設けられ、この信号導体が異なるモード信号を搬送可能なシ
ールドされた結合部に関する。3つの2片結合部材201,202,203が示
されている。2片結合部材201,203は、それぞれ延長ラグ205,209
を設けられたアースコンタクト204,212を有する。2片結合部材201は
、ピン206により、点線で概略的に示す印刷基板1に固定することができ、一
方、2片結合部材203は、ピン210により印刷基板200に固定することが
できる。これらのピン206,210は、はんだ付けあるいは締り嵌めされる。
2片結合部材201,203の双方は、それぞれ雌型信号端子(第3a図、第
3b図、第3c図に示す)を収容する2つの開口208を有する。開口208は
、それぞれ相手方の2片結合部材202の雄型信号端子207を収容する構造を
備える。後者の2片結合部材202には、更に延長ラグ199を設けることが可
能であり、この延長ラグは、2片結合部
材202を2片結合部材201,203に結合するときに、相手方の2片結合部
材201,203のアースコンタクトの表面に沿って摺動することができる。つ
いで、延長ラグ205,209は、2片結合部材202のアースコンタクト21
1の表面に沿って摺動する。
2片結合部材202は、第11図に示すように後部パネル12を貫通すること
ができる。
好ましい実施例では、複数の2片結合部材が1のハウジング218(第13図
)内で共にグループ化され、例えば3つの列と4つの行とに配列される。各2片
結合部材202のアースコンタクト211は、後部パネル12の共通のアースパ
ッド217に結合するのが好ましく、この後部パネルを通して各2片結合部材2
02が延びる。アースパッド217およびアースコンタクト211に対するアー
ス結合部およびはんだ付けワイヤ等が多数か所にわたって分離するのを防止する
ため、第12a図および第12b部に拡大して示すアースプレート213を用い
るのが好ましい。
第12a図は、弾性導電材料で形成されたアースプレート213の側面図を示
す。第12b図は、アースプレート213の前面図を示す。アースプレート21
3の2つの縁部は湾曲され、ばねフィンガー216を形成する。アースプレート
213には、それぞれ2片結合部材202を収容するために形成された孔214
が設けられている。2片結合部材202の各アースコンタクト211とアースプ
レート213との間の好適な電気接触を形成するため、弾性ラグ215が孔21
4(第12a図)の縁部に沿って設けられている。これらの弾性ラグ215は、
パンチングおよび折曲げ等の周知の製造方法により、アースプレート213と一
体的に形成することができる。
アースプレート213は、11.95mmの幅と14.90mmの高さとを有する
ことができる。
後部パネル12にそれぞれ2片結合部材202を組立てる際、アースプレート
13が、第13図に矢印198で示すように、2片結合部材202上を摺動され
る。良好な電気接触を形成するために、2片結合部材のそれぞれは孔214に挿
通され、ばねフィンガー216はアースパッド217に押圧される。ついで、開
口196を設けられたハウジング219は、各2片結合部材202がハウジング
219の開口196を通して延び、ハウジング219によりアースプレート21
3がアースパッド217に押圧されるように、後部パネル12に取付けられる。
したがって、アースプレート213をアースパッド217に更にはんだ付けする
必要はない。ハウジング219は、雌型信号導体を設けられた相手方ハウジング
(図示しない)を収容して、雄型信号導体207との電気接触を形成するように
形成されている。
第13図では、アースプレート213が、雄型信号導体207を設けられた2
片結合部材202上に摺動するように示されているが、しかし、信号導体は雌型
のものでもよいことは、もちろんである。更に、当該分野の技術者にとって明ら
かなように、アースプレート213は、1のハウジング25
(第1図)内に共にグループ化された同軸結合部材13,18,22に適用する
ことも可能である。
第14図は、複数の信号端子230,231,232,233を備えたハウジ
ング222を、印刷基板220に装着する他の方法を示す。この装着方法は、「
またぎ装着」(straddle mount)と称する。第14図では、ハウジング222は
、4つの信号導体230,231,232,233が印刷基板220の表面に平
行な方向に延びるように、印刷基板に装着される。更に、これらの信号端子の2
つ230,231が、印刷基板220の一方の表面に配置され、その信号導体2
35,236を介してコンタクトラグ228,225によりそれぞれ結合される
。信号端子の他の2つ232,233は、印刷基板220の他側にあり、信号導
体237,238とコンタクトラブ226,227とを介して、印刷基板220
の他側に結合されている。
もちろん、信号端子230,231,233,234を、同軸形式の結合部材
あるいは2片形式の結合部材の一部とすることも可能である。
全ての信号端子230,231,232,233は好適なアースコンタクトで
囲まれ、これらの1を参照符号229で示してある。
第14図は、雌型として信号端子230,231,232,233を示してあ
るが、しかし、当該分野における技術者であれば、信号端子が雄型の場合には、
図示のまたぎ装着法も使用可能なことは明らかである。
更に、図示の実施例の全ては雌型あるいは雄型の信号端子として示してあるが
、全ての信号端子が当該分野の技術者にとって明らかなように、雌雄同体構造で
あってもよい。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年10月25日
【補正内容】
明細書
相互連結システム
本発明は、少なくとも1のシールド付き端子を備え、各シールド付き端子に少
なくとも1の信号端子とこの少なくとも1の信号端子を囲むアースコンタクトと
各アースコンタクトから延びる少なくとも1のラグとを設けられ、このラグは、
他のシールド付き端子の他のアースコンタクトに電気的および機械的な接触を形
成するために他のアースコンタクトの表面上に滑り嵌め可能で、このアースコン
タクトの表面は、他のアースコンタクトから延びる少なくとも1の他のラグに電
気的および機械的に接触可能で、少なくとも1の信号端子は、上記シールド付き
端子とほぼ等しい断面寸法を有する他のシールド付き端子の他の信号端子に電気
的および機械的に接触可能であり、少くとも1のアース端子は少くとも一部がほ
ぼ対称な多角形断面を有する、コネクタに関する。
このようなコネクタは米国特許第3,958,851号に記載されている。こ
の従来のコネクタは、電圧信号を搬送する内側導体と外側アース導体とを備える
。アース導体は、2つの部分、すなわち金属被覆を設けられて内側導体を直接囲
むプラスチック部材である第1部分と、打抜き成形された導電性ブランクから形
成されてこの第1部分の回りに折曲げられたシールド部材である第2部分とを備
える。第2部分のシールド部材は更に導体から長手方向に延びるラグを備え、こ
のラグは、同一形状に形成された他のコネクタの他の他アース端子の表面上に滑
り嵌め可能で良好な電気接触を形成する。しかし、第2部分の他のシールド部材
の一部は、矩形形状を有し、一方、残りの部分は円形形状を有し、したがって、
製造中には複雑な折曲げ技術を必要とする。更に、アース端子は2つの部分から
形成されるため、従来のコネクタを小形化する可能性は制限され、このコネクタ
は、1のハウジング内に複数のシールド付き端子を備えるコネクタが用いられか
つ各シールド付き端子の断面寸法が単に数ミリメートルに過ぎない現代のマイク
ロエレクトロニクスにおける用途には適していない。更に、従来のコネクタの比
較的大きな寸法により、VHF(very high frequency)に用いる場合には信号
損失が大きすぎ、従来のコネクタを50オームの用途に設計することは極めて困
難である。
ラグを延設したアース端子を備える他のコネクタには、例えばフランス特許公
報FR-A-1,194,558号、このFR-A-1,194,558号の追加フランス特許および英国特許
公報GB-A-626,696号に記載されている。これらの公報は、アースラグを延設した
コネクタの複数の実施例を示す。しかし、全ての実施例は、少なくとも2つの部
分を有するアース端子を備えており、小形機器の用途には適していない。更に、
これらは比較的寸法の大きな円形状コネクタを示すのみで、VHFの用途には信
号損失が大きすぎることを示している。
アースラグを延設した他のコネクタは欧州特許公報EP-A-0,414,495号に記載さ
れており、これには、通常の円形断面を
有するコネクタ内の同軸端子が記載されている。各コネク夕は、1の同軸端子よ
り多くを備え、相手方の他のコネクタの対応する同軸端子に結合されるように形
成されている。同軸端子の信号導体は、雄型あるいは雌型構造部内まで延びる。
端子のアースコンタクトの端部の形状は、端子のタイプにしたがって変化し、信
号導体が雄型構造部内まで延びる端子においては、アースコンタクトは閉じた円
筒状形状を有し、上述の端子のアースコンタクトの4つのラグ内に押込むことが
できる。したがって、従来の装置はアースコンタクト用の端子の形式にしたがい
、種々の形式のアースコンタクトの組合わせを必要とする。この従来のコネクタ
においては、90°の角度にわたって湾曲された構造の同軸端子が示されている
。この構造のアース端子は、アースコンタクト用ブランクから形成され、このブ
ランクは平坦なプレートから打抜かれ、種々の小プレートに折曲げられ、ラグを
把持することを通じて形成され、ほぼ電気的に閉じた囲いを形成する。種々の折
曲げ工程はこの構造を壊れやすいものとし、不整合を生じさせ、したがってイン
ピーダンス不整合を生じさせる。更に、この従来の同軸端子は、信号端子が信号
導体にはんだ付けされる。しかし、電気結合部をはんだ付けすることは、時間を
要し、比較的費用を要する。従来の構造はほぼ75Ωのインピーダンスに適合し
ている。
信号端子を囲む絶縁材上を摺動する1の金属部材から形成されるアースコンタ
クトは、それ自体欧州特許公報EP-A-0,131,248号から知られている。
本発明の目的は、少なくとも1のシールド付き端子を有し、小型機器に適した
コネクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、VHFの用途において信号損失の低いコネクタを提供す
ることにある。
更に、はんだ付け技術を用いることなく、信号導体に結合される信号端子を有
するコネクタを提供することを目的とする。
更に、50オームの用途に適したコネクタを提供することを目的とする。
したがって、上記の形式のコネクタは、少くとも1のアースコンタクトが1の
導電部材のみから形成され、少くとも1のラグが延びる側と同じ側の端部に、ラ
グと等しい数の凹設小面を備え、これらの各凹設小面は、アースコンタクトにお
けるラグの延長されない側面上に配置され、前記他のアースコンタクトの他のラ
グと共働するように配置されることに特徴がある。
このようなコネクタは従来のパンチングおよび折曲げ技術により容易に製造す
ることができる。更に、単一の部材からなるアース端子が用いられるため、コネ
クタのシールド付き端子を容易に小型化することができる。1のアース端子は、
例えば1.8mmの幅と1.8mmの高さとを有する矩形断面とすることができる。
更に、このようなアース端子は全体的に、内部の信号導体をシールドし、信号損
失が減少される。50オームの伝達ラインに対するインピーダンス整合を容易に
達成することができる。
好ましい実施例では、上記少くとも1のアースコンタクトは、2つのラグと2
つの凹設小面とを少くとも一端上に設けられ、これらのラグは、互いにほぼ対向
して配置され、これらの凹設小面は互いにほぼ対向して配置される。
コネクタの信号端子は、コネクタが取付けられるべき電気ケーブルの信号導体
の回りに折曲げられる少くとも1のクランプラグをに設けられ、強固な電導接触
を形成する。このようなクランプラグを用いることにより、信号端子を信号導体
にはんだ付けする必要がなくなり、これにより、製造時間および費用を節約する
ことができる。
コネクタが印刷基板に直接固定される場合は、信号端子はシールド付き端子内
を長手方向に延びる信号導体に結合でき、信号端子と信号導体と1のブランクか
ら形成することが好ましい。
上述のコネクタは、複数の列および複数の行に配列された複数のシールド付き
端子を備える。コネクタは、例えばシールド付き端子を4列および3行とするこ
とができる。シールド付き端子が同軸状の形式のものであれば、このようなコネ
クタは、12mmの幅と8.4mmの高さとを有する断面寸法とすることができる。
各シールド付き端子は同軸形式あるいは2片形式(twin-ax type)とすること
ができる。
更に、コネクタは後部パネルに装着し、コネクタ内におけるシールド付き端子
のアースコンタクトの共通アースは、アースプレートにより形成することができ
、このアースプレー
トの開口を通して、シールド付き端子が延びかつばねフィンガーが後部パネルの
アースパッドに接触する。このようなアースプレートを設けることにより、後部
パネルのアースコンタクトおよびアースパッドにはんだ付けする必要のある個々
のワイヤ等を用いることなく、シールド付き端子の全てのアースコンタクトをア
ース接続することができ、これは製造時間を好適なものとする。更に、このよう
なアースプレートは製造が容易であり、コネクタの必要とする小形化を何等制限
しない。このアースプレートは、電磁フィールドに対するシールド効果を有する
ことがある。
本発明は、更に、上述のコネクタのアースコンタクトを形成する方法にも関し
、この方法は、
a.導電性材料製の平坦なプレートから、少なくとも1のラグが延在するアー
スコンタクトブランクを打抜き、
b.ラグを備えたアースコンタクトの端部におけるラグと同数の凹設小面を形
成し、
c.全長に沿う少くとも一部にほぼ対称の多角形断面を有するアースコンタク
トを形成するために、アースコンタクトブランクの長手方向に沿う折曲げ線上で
アースコンタクトブランクを折曲げる、工程を具備する。
この方法の1実施例では、アースコンタクトブランクにV字状のノッチが設け
られ、これらのノッチは、上記の折曲げ工程cの後にアースコンタクトを形成す
るように配置され、このアースコンタクトは再度折曲げられて、所定の角度を有
するほぼ電気的に閉じたアースコンタクトを形成する。
以下、本発明について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。ここに、添付図
面は本発明を説明するためのものであり、これを制限するものではない。図中、
第1図は、同軸状の相互連結システムの全体図を示し、
第2a図から第2c図は、同軸ケーブル内の信号コンタクト用端子の組立て中
における種々の工程を示し、
第3a図から第3c図および第4図は、同軸状コネクタの印刷基板接続用に形
成された信号導体用端子の組立て中における種々の工程を示し、
請求の範囲
1. 少なくとも1のシールド付き端子(2)を備え、各シールド付き端子が少
なくとも1の信号端子(8)と、この少なくとも1の信号端子を囲むアースコン
タクト(3)と、このアースコンタクトから延びる少なくとも1のラグ(7)と
を有し、このラグ(7)が、他のシールド付き端子(18)の他のアースコンタ
クト(21)の表面上を、このアースコンタクト(21)と電気的および機械的
な接触を形成するために、摺動可能で、アースコンタクト(3)の表面は、他の
アースコンタクト(21)から延びる少なくとも1の他のラグと電気的および機
械的に接触可能で、少なくとも1の信号端子(8)は、シールド付き端子(2)
とほぼ等しい断面寸法を有する他のシールド付き端子(18)の他の信号端子(
19)と電気的および機械的に接触可能で、少くとも1のアースコンタクト(3
)は、少くとも一部がほぼ対称の多角形断面を有するコネクタであって、
前記少くとも1のアースコンタクト(3)は、1の導電部材のみから形成され
、少くとも1のラグ(7)が延びる側と同じ側の端部に、ラグ(7)と等しい数
の凹設小面(10)を備え、これらの各凹設小面(10)は、アースコンタクト
(3)におけるラグ(7)の延長されない側面上に配置され、前記他のアースコ
ンタクト(21)の他のラグと共働するように配置されることを特徴とするコネ
クタ。
2. 前記少くとも1のアースコンタクト(29)は、2つ
のラグ(31)と2つの凹設小面(30)とを少くとも一端上に設けられ、これ
らのラグ(7)は、互いにほぼ対向して配置され、これらの凹設小面(30)は
互いにほぼ対向して配置されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
3. 前記アースコンタクト(34)は、その両端部における2つの外方に延び
るラグ(35)と、両端部における2つの凹設小面(32)とを設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
4. 一端上の少くとも1の信号端子(108)は、コネクタが取付けられるべ
き電気ケーブルの信号導体の回りに折曲げられる少くとも1のクランプラグ(4
6)を設けられ、強固な電導接触を形成することを特徴とする請求項1から3の
いずれか1に記載のコネクタ。
5. 前記信号端子(8)は、シールド付き端子(2)内を長手方向に延びる信
号導体(4)に結合され、前記信号端子(8)と信号導体(4)とは1のブラン
クから一体的に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載
のコネクタ。
6. 前記信号端子(8,108)は、2つの信号導体ラグ(45,145)を
備え、これらのラグは支持面(50,150)に対して折曲げられ、これらのラ
グは互いに対向していることを特徴とする請求項4または5に記載のコネクタ。
7. 信号導体ラグ(45,145)は、機械的な予張力を形成するために互い
の方向に向けて僅かに湾曲していることを特徴とする請求項6に記載のコネクタ
。
8. 前記コネクタは、複数の列および行に配列された複数のシールド付き端子
を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載のコネクタ。
9. 各シールド付き端子は同軸形式であることを特徴とする請求項1から8の
いずれか1に記載のコネクタ。
10. 各シールド付き端子は2片形式であることを特徴とする請求項1から8
のいずれか1に記載のコネクタ。
11. コネクタは後部パネル(12)に装着され、このコネクタ内のシールド
付き端子のアースコンタクトの共通アースが、開口(214)を有するアースプ
レート(213)により形成され、この開口を介して前記シールド付き端子が延
び、ばねフィンガー(216)は後部プレート(12)のアースパッド(217
)に接触することを特徴とする請求項1から10のいずれか1に記載のコネクタ
。
12. 請求項1から11のいずれか1に記載のコネクタのアースコンタクト(
3,21,29,34,204,211,212)を形成する方法であって、
a.導電性材料製の平坦なプレートから、少なくとも1の延長ラグ(7,31
,35)を備えたアースコンタクトブランクを打抜き、
b.ラグを備えたアースコンタクトの端部におけるラグ(7,31,35)と
同数の凹設小面(10,30,32)を形成し、
c.全長に沿う少くとも一部にほぼ対称の多角形断面を有するアースコンタク
トを形成するために、アースコンタクト
ブランクの長手方向に沿う折曲げ線上でアースコンタクトブランクを折曲げる、
工程を具備することを特徴とする方法。
13. 前記アースコンタクトブランク(3,204,212)に、V字状のノ
ッチ(53,53′)を形成し、これらのノッチは、前記折曲げ工程cの後に、
アースコンタクトを形成するように配置され、このアースコンタクトは、再度折
曲げられて、所定の角度を有するほぼ電気的に閉じられたアースコンタクトに形
成されるコンタクトを特徴とする請求項12に記載のアースコンタクト(3,2
04,212)を形成する方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1のシールド付き端子(2)を備え、各シールド付き端子が少 なくとも1の信号端子(8)と、この少なくとも1の信号端子を囲むアースコン タクト(3)と、このアースコンタクトから延びる少なくとも1のラグ(7)と を有し、このラグ(7)が、他のシールド付き端子(18)の他のアースコンタ クト(21)の表面上を、このアースコンタクト(21)と電気的および機械的 な接触を形成するために、摺動可能で、アースコンタクト(3)の表面は、他の アースコンタクト(21)から延びる少なくとも1の他のラグと電気的および機 械的に接触可能で、少なくとも1の信号端子(8)は、シールド付き端子(2) とほぼ等しい断面寸法を有する他のシールド付き端子(18)の他の信号端子( 19)と電気的および機械的に接触可能であるコネクタであって、 前記アースコンタクト(3)は、単に1の導電部材から形成され、その全長に 沿ってほぼ対称の多角形断面を有することを特徴とするコネクタ。 2. 前記アースコンタクト(3)は、少なくとも一端に2つのラグ(7)を設 けられ、これらのラグは、互いにほぼ対向して配置されることを特徴とする請求 項1に記載のコネクタ。 3. 前記アースコンタクト(3)は、2つの凹設小面を、前記2つのラグ(7 )が配置される端部と同じ側の端部に備 え、この凹設小面は、ラグ(7)が延長されないアースコンタクト(3)の側面 上に配置されることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。 4. アースコンタクト(34)は、2つの凹設小面(32)が配置される双方 の側に、2つの外方に延びるラグ(35)を設けられることを特徴とする請求項 2または3に記載のコネクタ。 5. 一端上における少なくとも1の信号端子(108)は、電気ケーブルの信 号導体の回りに折曲げられる少なくとも1のクランプラグ(46)を設けられ、 この電気ケーブルに、強固な電導接触を形成するために、コネクタが取付けられ ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載のコネクタ。 6. 信号端子(8)が信号導体(4)に結合され、シールド付き端子(2)内 を長手方向に延び、前記信号端子(8)と信号導体(4)は1のブランクから一 体的に形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のコネク タ。 7. 信号端子(8,108)は、2つの信号導体ラグ(45,145)を備え 、これらのラグは互いに向合う支持面(50,150)に対して折曲げられるこ とを特徴とする請求項5または6に記載のコネクタ。 8. 信号導体ラグ(45,145)は、機械的な予張力を形成するために互い の方向に僅かに湾曲していることを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。 9. 前記コネクタは、複数の列および行に配列された複数のシールド付き端子 を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1に記載のコネクタ。 10. 各シールド付き端子は同軸形式であることを特徴とする請求項1から9 のいずれか1に記載のコネクタ。 11. 各シールド付き端子は2片形式であることを特徴とする請求項1から9 のいずれか1に記載のコネクタ。 12. コネクタは後部パネル(12)に装着され、このコネクタ内のシールド 付き端子のアースコンタクトの共通アースが、開口(214)を有するアースプ レート(213)により形成され、この開口を介して前記シールド付き端子が延 び、ばねフィンガー(216)は後部プレート(12)のアースパッド(217 )に接触することを特徴とする請求項1から11のいずれか1に記載のコネクタ 。 13. 請求項1から12のいずれか1に記載のコネクタのアースコンタクト( 3,21,29,34,204,211,212)を形成する方法であって、 a.導電性材料性の平坦なプレートから、少なくとも1の延長ラグ(7,31 ,35)を備えたアースコンタクトブランクを打抜き、 b.全長にわたってほぼ対称の他か計断面を有するアースコンタクトを形成す るために、アースコンタクトブランクの長手方向に沿う折曲げ線上でアースコン タクトブランクを折曲げる、工程を具備することを特徴とする方法。 14. 請求項13に記載のアースコンタクト(3,204, 212)を形成する方法であって、前記アースコンタクトブランク(3,204 ,212)に、V字状のノッチ(53,53′)を形成し、これらのノッチは、 前記折曲げ工程bの後に、アースコンタクトを形成するように配置され、このア ースコンタクトは、再度折曲げられて、所定の角度を有するほぼ電気的に閉じら れたアースコンタクトに形成されるコンタクトを特徴とするコンタクトを形成す る方法。
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