JP3134081B2 - 超小型同軸コネクター - Google Patents

超小型同軸コネクター

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JP3134081B2
JP3134081B2 JP08139799A JP13979996A JP3134081B2 JP 3134081 B2 JP3134081 B2 JP 3134081B2 JP 08139799 A JP08139799 A JP 08139799A JP 13979996 A JP13979996 A JP 13979996A JP 3134081 B2 JP3134081 B2 JP 3134081B2
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晃司 富樫
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エスエムケイ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、自動車
電話、PHS等の面実装型同軸コネクターなど、接続さ
れる同軸ケーブルの伸延方向と相手方コネクターとの嵌
合方向(端子部の突出方向)とが略垂直な超小型同軸コ
ネクターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の面実装型同軸コネクターは、特開
平8−17523号公報に開示されているように、コン
タクト(中心コンタクト)、絶縁体、ケース(シールド
ケース)等からなっている。
【0003】コンタクトには、下向きに突出した中心端
子部と、同軸ケーブルの中心導体を挾持圧着する中心導
体圧着片部(導体圧着部)とが一体的に形成されてい
る。また、絶縁体には、コンタクトの中心導体圧着片部
等が挿入される上部保持溝(収容凹部)及び中心端子部
が挿入される端子装着孔(コンタクト挿入孔)を有する
コンタクト保持部と、上部保持溝の上方を閉鎖する蓋片
部が一体的に形成されている。
【0004】そして、ケースには、下向きに開口した筒
状の外部端子部(シェル部)と、絶縁体の外周を包囲し
て保持する絶縁体保持部(円筒体)と、絶縁体保持部の
上方を閉鎖する上板部(蓋板)と、同軸ケーブルの外部
導体を横向きに挾持圧着する外部導体圧着片部(編組圧
着部)とが一体的に形成されている。
【0005】なお、本明細書において、「縦向き」、
「上向き」、「下向き」とは相手方コネクターとの嵌合
方向に略平行な向きであって、「上向き」は相手方コネ
クターとの嵌合側の反対向き、「下向き」は相手方コネ
クターとの嵌合側の向きを示すものとする。また、「横
向き」、「前向き」、「後向き」とは相手方コネクター
との嵌合方向に略垂直な向きであって、「前向き」は同
軸ケーブルの伸延側の反対向き、「後向き」は同軸ケー
ブルの伸延側の向きを示すものとする。「上方」、「下
方」、「前方」、「後方」その他類似の表現についても
同様とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の面実装型同軸コ
ネクターの組立前のケースは、絶縁体保持部が外部端子
部の上端部分から上向きに突出して形成され、上板部が
絶縁体保持部の前方上端部分から上向きに突出して形成
され、外部導体圧着片部が上板部の上端部分から上向き
に突出した連結板部(連結板)の両側端部分から後向き
に突出して形成されており、絶縁体保持部の内側開口部
の上方に外部導体圧着片部が張り出した形状となってい
る。
【0007】そして、絶縁体をケースの絶縁体保持部の
内側に上方から挿入し、コンタクトを絶縁体の上部保持
溝及び端子装着孔に挿入した後に、ケースの上板部と絶
縁保持部との境界部分を折り曲げて上板部及び外部導体
圧着片部を後方に突出させ、外部導体圧着片部を内側に
曲げて同軸ケーブルの外部導体に圧着させて組み立てる
ようになっている。
【0008】従って、絶縁体をケースの絶縁体保持部の
内側に挿入する際に外部導体圧着片部が邪魔になり、ま
た、同軸ケーブルが完全には固定されていない不安定な
状態でケースの上板部と絶縁体保持部との境界部分を折
り曲げる必要があるため、特に携帯電話等の超小型同軸
コネクターでは、組立作業が煩雑で自動化も困難であ
り、品質のばらつきが生じるなどの問題があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
組立作業性、品質安定性のよい超小型同軸コネクターの
提供を目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
縦向きの中心端子部を有し、横向きの同軸ケーブルの中
心導体に接続されるコンタクトと、該コンタクトを包囲
して保持する絶縁体と、縦向きの筒状の外部端子部を有
し、前記同軸ケーブルの外部導体に接続され、前記絶縁
体を包囲して保持するケースとを備えてなる超小型同軸
コネクターにおいて、前記ケースは相互に係合する凸状
又は凹状の係合部を介して結合される内側ケースと外側
ケースとからなり、前記内側ケースには、下向きに開口
した筒状の外部端子部、該外部端子部の両側方上端部分
から上向きに突出して前記絶縁体の外周側を保持する絶
縁体保持部、前記外部端子部の後方上端部分から後向き
に突出した連結板部、および該連結板部の両側端部分か
ら上向きに突出して前記同軸ケーブルの外部導体を横向
きに挾持圧着する外部導体圧着片部が一枚の銅合金板材
から一体的に形成され、前記外側ケースには、前記内側
ケースの前記絶縁体保持部の外周側を包囲して係合する
側板部、該側板部の前方上端部分から後向きに突出して
前記絶縁体保持部の上方を閉鎖する上板部、および前記
上板部の後方両側端部分から下向きに突出して前記内側
ケースの前記連結板部の下側に係合するケース挾持片部
が一枚の銅合金板材から一体的に形成されたことにあ
る。
【0011】また、下向きに突出した中心端子部、該中
心端子部の上端部分から前向き又は後向きに突出した連
結部、および該連結部の両側端部分から上向き又は下向
きに突出して同軸ケーブルの中心導体を横向きに挾持圧
着する中心導体圧着片部が一体的に形成されたコンタク
トと、横長で上向き及び後向きに開口して前記コンタク
トの前記連結部及び前記中心導体圧着片部が挿入される
上部保持溝、および該上部保持溝から下向きに貫通して
前記中心端子部が挿入される端子装着孔を有するコンタ
クト保持部、ならびに該コンタクト保持部から上向きに
突出して前記上部保持溝の上方を閉鎖する蓋片部が一体
的に形成された絶縁体とを備えることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の一例を
図面について説明する。図において、10,20,3
0,50は超小型(外部端子部の直径が2mm程度)の
面実装型同軸コネクターなどの同軸コネクターを構成す
るコンタクト、絶縁体、内側ケース、外側ケースであ
り、100は同軸コネクターが接続される同軸ケーブル
である。
【0013】コンタクト10は、図6〜図8に示すよう
に、相手方コネクターの中心端子部に着脱自在に嵌合さ
れる中心端子部11(雌型端子)と、同軸ケーブル10
0の中心導体101を横向きに挾持圧着する中心導体圧
着片部17,17とを備えており、これらが1枚の銅合
金板材の打抜、曲げ加工等により一体的に形成されてい
る。
【0014】中心端子部11は2つの端子片部が下向き
に突出して形成されており、略逆U字形縦断面形状で下
向きに開口している。そして、両側下端(先端)部分に
は接点12,12が内側に突出して設けられている。ま
た、コンタクト10には、連結部16が中心端子部11
の上方後端部分から後向きに突出して形成されており、
中心導体圧着片部17,17は連結部16の両側端部分
から下向きに突出して形成されている。なお、中心導体
圧着片部17,17は、組立前には略逆U字形縦断面形
状で下向きに開口している。
【0015】そして、コンタクト10は、図20に示す
ように、同軸ケーブル100の中心導体101を中心導
体圧着片部17,17間に挿入した後に中心導体圧着片
部17,17を内側に曲げて中心導体101を挾持して
圧着することにより、同軸ケーブル100の中心導体1
01に接続されるようになっている。これにより、中心
端子部11は同軸ケーブル100の軸方向に対して垂直
に突出する。
【0016】絶縁体20は、図9〜図12に示すよう
に、コンタクト10の上部を保持するコンタクト保持部
21と、コンタクト保持部21の上方を閉鎖する蓋片部
25と、相手方コネクターの外部端子部の内側に挿入さ
れる嵌合部26とを備えており、これらが合成樹脂材の
射出成型により一体的に形成されている。
【0017】コンタクト保持部21は、前方部分が略円
柱形に形成されて後方に略直方体形の突出部分を有して
おり、嵌合部26はコンタクト保持部21の前方部分の
下端部分から下向きに突出した略円柱形に形成されてい
る。そして、コンタクト保持部21の上面部分には、横
長で上向き及び後向きに開口した上部保持溝22が設け
られており、コンタクト保持部21及び嵌合部26に
は、上部保持溝22から下向きに貫通した端子装着孔2
3が設けられている。
【0018】また、コンタクト保持部21の上面前端部
分には、蓋片部25が上向きに突出して設けられてお
り、更にコンタクト保持部21の前方両側面部分には係
合鍔28,28が外向きに突出して設けられ、コンタク
ト保持部21の後方突出部分の下面両側端部分には係合
突起29,29が下向きに突出して設けられている。
【0019】そして、絶縁体20には、図22に示すよ
うに、コンタクト10の中心端子部11を端子装着孔2
3に挿入し、連結部16及び中心導体圧着片部17,1
7と同軸ケーブル100の中心導体101及び内部絶縁
体103を上部保持溝22に嵌め込み、蓋片部25の根
本部分を後方へ折り曲げてコンタクト10の上部を覆う
ことにより、コンタクト10が装着されるようになって
いる。
【0020】内側ケース30は、図13〜図16に示す
ように、相手方コネクターの外部端子部に着脱自在に嵌
合される外部端子部31(雌型端子)と、絶縁体20を
保持する絶縁体保持部36,36と、同軸ケーブル10
0の外部導体105を横向きに挾持圧着する外部導体圧
着部44,44と、同軸ケーブル100の外部絶縁体
(外皮)107を挾持するケーブル挾持片部46,46
とを備えており、これらが1枚の銅合金板材の打抜、曲
げ加工等により一体的に形成されている。
【0021】外部端子部31は、前端に縦向きの切目
(合せ目)32を有する上下に開口した円筒状に形成さ
れており、後方下縁部分には縦向きの切欠33,33が
設けられ、内面には横向きの接点部分34が内向きに突
出して設けられている。
【0022】そして、絶縁体保持部36,36は、外部
端子部31の両側方上端部分から上向きに突出して形成
されて上方に開口しており、その外面両側部分には係合
突起37,37が外向きに突出して設けられ、前端部分
には係合フック38,38が前方上向きに突出して設け
られている。
【0023】また、内側ケース30には、連結板部42
が、外部端子部31の後方上端部分(絶縁体保持部3
6,36の中間部分)から折曲部分を介して後向きに突
出して形成されており、外部導体圧着片部44,44
は、連結板部42の両側端部分から上向きに突出して形
成され、ケーブル挾持片部46,46は、連結板部42
の両側方後端部分から上向きに突出して形成されてい
る。なお、外部導体圧着部44,44及びケーブル挾持
片部46,46は、組立前には略U字形縦断面形状で上
向きに開口している。従って、内側ケース30は、絶縁
体保持部36,36の上方に張り出した部位が存在しな
い形状となっている。
【0024】そして、内側ケース30には、図21に示
すように、絶縁体20の嵌合部26を外部端子部31の
内側に上方から挿入し、コンタクト保持部21を絶縁体
保持部36,36の内側に嵌め込んで、係合鍔28,2
8を絶縁体保持部36,36の上縁に当接させ、係合突
起29,29間に連結板部42を挟み込むことにより、
絶縁体20が装着されるようになっている。なお、絶縁
体20の上面は内側ケース30から露出することにな
る。
【0025】更に、内側ケース30は、図22に示すよ
うに、同軸ケーブル100の外周導体105を外部導体
圧着片部44,44間に挿入した後に外部導体圧着片部
44,44を内側に曲げて外部導体105を挾持して圧
着し、更に、同軸ケーブル100の外部絶縁体107を
ケーブル挾持片部46,46間に挿入した後にケーブル
挾持片部46,46を内側に曲げて外部絶縁体107を
挾持することにより、同軸ケーブル100の外部導体1
05に接続されるようになっている。これにより、外部
端子部31は同軸ケーブル100の軸方向に対して垂直
に突出する。
【0026】外側ケース50は、図17〜図19に示す
ように、内側ケース30の絶縁体保持部36,36の外
側を包囲する側板部51と、絶縁体保持部36,36の
内側開口部分の上方(絶縁体20の上面)を覆う上板部
56とを備えており、これらが1枚の銅合金板材の打
抜、曲げ加工等により一体的に形成されている。
【0027】側板部51は、前面部分及び側面部分を有
し、その前方部分が上下、後向きに開口した略C字形横
断面形状で、両側面後端部分が後向きに突出した直線形
横断面形状になっており、その両側面前方部分には係合
孔52,52が設けられ、前面下縁部分には縦向きの係
合切欠53が設けられている。そして、上板部56は、
側板部51の前面上端部分から折曲部分を介して後向き
に突出して形成されており、前方部分が略円板状に形成
されて後方に四角形板状の突出部分を有しており、側板
部51の内側開口部分の上方を閉鎖する形状となってい
る。
【0028】また、外側ケース50には、ケース挾持片
部57,57が、上板部51の後方両側端部分から下向
きに突出して、側板部51の両側後端部分の外側に張り
出して形成されている。なお、ケース挾持片部57,5
7は、組立前には下向きに開口している。
【0029】そして、外側ケース50は、図1〜図5に
示すように、内側ケース30に上方から被せるようにし
て、絶縁体保持部36,36を側板部51の内側に嵌め
込んで前方部分の係合突起37,37を係合孔52,5
2に係合させ、係合フック38,38を係合切欠53に
係合させ、更に、後端部分のケース挾持片部57,57
を内側に曲げて連結板部42の前方部分(外部端子部3
1と外部導体圧着片部44,44の中間部分)を下側か
ら挾持することにより、内側ケース30と結合するよう
になっている。
【0030】このようなコンタクト10、絶縁体20、
内側ケース30、外側ケース50をもって構成される同
軸コネクターを組み立てるには、まず、図20に示すよ
うに、同軸ケーブル100の中心導体101をコンタク
ト10の中心導体圧着片部17,17間に挿入した後に
中心導体圧着片部17,17を内側に曲げて中心導体1
01に圧着するようにして、コンタクト10を同軸ケー
ブル100の中心導体101に接続する。
【0031】また、図21に示すように、絶縁体20の
嵌合部26を内側ケース30の外部端子部31の内側に
上方から挿入し、コンタクト保持部21を絶縁体保持部
36,36の内側に嵌め込んで、係合鍔28,28を絶
縁体保持部36,36の上縁に当接させ、係合突起2
9,29間に連結板部42を挟み込むようしして、内側
ケース30に絶縁体20を装着する。
【0032】次に、図22に示すように、コンタクト1
0の中心端子部11を絶縁体20の端子装着孔23に挿
入し、連結部16及び中心導体圧着片部17,17と同
軸ケーブル100の中心導体101及び内部絶縁体10
3を上部保持溝22に嵌め込み、また、同軸ケーブル1
00の外部導体105を内側ケース30の外部導体圧着
片部44,44間に挿入し、外部絶縁体107をケーブ
ル挾持片部46,46間に挿入する。そして、絶縁体2
0の蓋片部25の根元部分を後方へ折り曲げてコンタク
ト10の上部を覆い、内側ケース30の外部導体圧着片
部44,44を内側に曲げて同軸ケーブル100の外部
導体105に圧着し、ケーブル挾持片部46,46を内
側に曲げて外部絶縁体107を挾持するようにして、絶
縁体20にコンタクト10を装着し、内側ケース30を
同軸ケーブル100の外部導体105に接続する。
【0033】そして、図1〜図5に示すように、外側ケ
ース50を内側ケース30に被せるように絶縁体保持部
36,36を側板部51の内側に嵌め込んで、係合突起
37,37を係合孔52,52に係合させ、係合フック
38,38を係合切欠53に係合させ、ケース挾持片部
57,57を内側に曲げて連結板部42の前方部分を下
側から挾持するようにして、内側ケース30と外側ケー
ス50とを結合し、両者により絶縁体20を包囲して確
実に固定する。
【0034】従って、上板部56が外側ケース50に設
けられ、外部端子部31、絶縁体保持部36,36、外
部導体圧着片部44,44が内側ケース30に設けられ
て、外部導体圧着片部44,44が外部端子部31の後
方上端部分から後向きに突出した連結板部42の両側端
部分から上向きに突出して形成されているので、内側ケ
ース30の絶縁体保持部36,36の上方に張り出した
部位がなく、絶縁体20を容易に挿入することができ、
また同軸コネクター100を内側ケース30に装着して
直に外部導体105を挾持圧着して固定することができ
るので、組立が容易で自動化も可能となり、また、品質
も安定する。
【0035】なお、内側ケース30の外部端子部31の
切目32が前端部分に設けられている場合には、プリン
ト配線板等に固定された相手方コネクターと嵌合した際
に、同軸ケーブル100の後方部分を上方に持ち上げて
も外部端子部31の切目32が開き難く、嵌合強度が向
上するが、外部端子部31の切目32は必ずしも前端部
分に設けなくてもよく、側方部分等に設けてもよい。
【0036】また、上述の実施の形態は、内側ケースに
凸状の係合部(係合突起37,37、係合フック38,
38)を設け、外側ケースに凹状の係合部(係合孔5
2,52、係合切欠53)を設けた場合を示している
が、内側ケースに凹状の係合部を設けて、外側ケースに
凸状の係合部を設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る超小型同軸
コネクターは、上板部を外側ケースに設け、外部端子
部、絶縁体保持部及び外部導体圧着片部を内側ケースに
設けて、外部導体圧着片部を外部端子部の後方上端部分
から後向きに突出した連結板部の両側端部分から上向き
に突出して形成したので、内側ケースの絶縁体保持部の
上方に張り出した部位がなく絶縁体を容易に挿入するこ
とができ、また、同軸コネクターを内側ケースに装着し
て直に同軸コネクターの外部導体を挾持圧着して固定す
ることができ、特に携帯電話等の超小型同軸コネクター
において、組立作業性、品質安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超小型同軸コネクターの実施の形
態の一例、および相手方コネクターの一例を示す斜視図
である。
【図2】図1中の超小型同軸コネクターの側面図であ
る。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の底面図である。
【図5】図3のA−A線による断面図である。
【図6】図2の超小型同軸コネクターを構成するコンタ
クト(組立前)の側面図である。
【図7】図6の背面図である。
【図8】図6の底面図である。
【図9】図2の超小型同軸コネクターを構成する絶縁体
(組立前)の側面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図9の正面図である。
【図12】図11のB−B線による断面図である。
【図13】図2の超小型同軸コネクターを構成する内側
ケース(組立前)の側面図である。
【図14】図13の平面図である。
【図15】図13の正面図である。
【図16】図15のC−C線による断面図である。
【図17】図2の超小型同軸コネクターを構成する外側
ケース(組立前)の側面図である。
【図18】図17の正面図である。
【図19】図17の底面図である。
【図20】図5の超小型同軸コネクターの組立作業の第
1工程を示す側面図である。
【図21】図5の超小型同軸コネクターの組立作業の第
2工程を示す断面図である。
【図22】図5の超小型同軸コネクターの組立作業の第
3工程を示す断面図である。
【符号の説明】
10 コンタクト 11 中心端子部 12 接点 16 連結部 17 中心導体圧着片部 20 絶縁体 21 コンタクト保持部 22 上部保持溝 23 端子装着孔 25 蓋片部 26 嵌合部 28 係合鍔 29 係合突起 30 内側ケース 31 外部端子部 32 切目(合せ目) 33 切欠 34 接点 36 絶縁体保持部 37 係合突起 38 係合フック 42 連結板部 44 外部導体圧着片部 46 ケーブル挾持片部 50 外側ケース 51 側板部 52 係合孔 53 係合切欠 56 上板部 57 ケース挾持片部 100 同軸ケーブル 101 中心導体 103 内部絶縁体 105 外部導体 107 外部絶縁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦向きの中心端子部を有し、横向きの同軸
    ケーブルの中心導体に接続されるコンタクトと、該コン
    タクトを包囲して保持する絶縁体と、縦向きの筒状の外
    部端子部を有し、前記同軸ケーブルの外部導体に接続さ
    れ、前記絶縁体を包囲して保持するケースとを備えてな
    超小型同軸コネクターにおいて、 前記ケースは相互に係合する凸状又は凹状の係合部を介
    して結合される内側ケースと外側ケースとからなり、前
    記内側ケースには、下向きに開口した筒状の外部端子
    部、該外部端子部の両側方上端部分から上向きに突出し
    て前記絶縁体の外周側を保持する絶縁体保持部、前記外
    部端子部の後方上端部分から後向きに突出した連結板
    部、および該連結板部の両側端部分から上向きに突出し
    て前記同軸ケーブルの外部導体を横向きに挾持圧着する
    外部導体圧着片部が一枚の銅合金板材から一体的に形成
    され、前記外側ケースには、前記内側ケースの前記絶縁
    体保持部の外周側を包囲して係合する側板部、該側板部
    の前方上端部分から後向きに突出して前記絶縁体保持部
    の上方を閉鎖する上板部、および前記上板部の後方両側
    端部分から下向きに突出して前記内側ケースの前記連結
    板部の下側に係合するケース挾持片部が一枚の銅合金板
    材から一体的に形成されたことを特徴としてなる超小型
    同軸コネクター。
  2. 【請求項2】下向きに突出した中心端子部、該中心端子
    部の上端部分から前向き又は後向きに突出した連結部、
    および該連結部の両側端部分から上向き又は下向きに突
    出して同軸ケーブルの中心導体を横向きに挾持圧着する
    中心導体圧着片部が一体的に形成されたコンタクトと、
    横長で上向き及び後向きに開口して前記コンタクトの前
    記連結部及び前記中心導体圧着片部が挿入される上部保
    持溝、および該上部保持溝から下向きに貫通して前記中
    心端子部が挿入される端子装着孔を有するコンタクト保
    持部、ならびに該コンタクト保持部から上向きに突出し
    て前記上部保持溝の上方を閉鎖する蓋片部が一体的に形
    成された絶縁体とを備えてなる請求項1 に記載の超小型
    同軸コネクター。
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