JPH0817523A - 同軸コネクタプラグ - Google Patents

同軸コネクタプラグ

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JPH0817523A
JPH0817523A JP6167541A JP16754194A JPH0817523A JP H0817523 A JPH0817523 A JP H0817523A JP 6167541 A JP6167541 A JP 6167541A JP 16754194 A JP16754194 A JP 16754194A JP H0817523 A JPH0817523 A JP H0817523A
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JP
Japan
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braid
center
coaxial cable
center contact
crimping
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JP6167541A
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English (en)
Inventor
Koji Togashi
晃司 富樫
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同軸コネクタプラグの中心コンタクト44の
中心線47から端部までの長さLhを従来例(例えば7
mm)より小さくして(例えば、L=5mm)、省スペ
ース化を可能にすること。 【構成】 中心コンタクト44と同軸ケーブル10の中
心導体11の圧着固定による電気的結合位置を、中心コ
ンタクト44から見て同軸ケーブル10の装着側と反対
の位置に形成し、同軸ケーブル10の中心導体11およ
び編組13の一部を順次露出させ、この露出した編組1
3を外被23の外側に装着したスリーブ41の外側に折
り返し、その外側にシールドケース30の編組圧着部3
8を圧着固定する。電気的結合位置を同軸ケーブルの装
着側に形成し、編組圧着部と外被圧着部の2箇所で圧着
固定していた従来例と比べて、Lhを小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話や自動車電話
等に用いられる同軸コネクタプラグ(例えば、面実装型
の超小型同軸コネクタプラグ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の同軸コネクタプラグの一例とし
て、高密度実装化の要求を満足させることの可能な面実
装型(SMT(サーフェイス・マウント・テクノロジ
ー)型)の同軸コネクタプラグ(例えば、面実装型の超
小型同軸コネクタプラグ)がある。従来の面実装型同軸
コネクタプラグ(以下、単に同軸コネクタプラグと記述
する)は、実開平5−6755号公報の図14や、後述
する図9等に示すように構成されていた。
【0003】例えば、図9に示すものでは、同軸ケーブ
ル10を3段むき加工することによって、一端側から中
心導体11、円筒状の絶縁体12および編組(シールド
導体)13を順次露出させ、この編組13の端部を外側
に広げて絶縁体12との間に導電性(例えばりん青銅
製)のスリーブ14を挿入し、中心導体11の先端部に
雌型の中心コンタクト15の導体圧着部16を圧着固定
する。
【0004】ついで、シールドケース17の一側に一体
に形成した円筒状のシェル部18内に絶縁体(インシュ
レータ)19をセットし、この絶縁体19のコンタクト
挿入孔20に中心コンタクト15を挿入し、シールドケ
ース17の他側を一側に向けて略90°折り曲げ、編組
圧着部21をスリーブ14上の編組13の外側に圧着固
定するとともに、外被圧着部22を外被23の外側とに
圧着固定する。ついで、シェル部18の外側にロックバ
ネ24を装着することによってシェル部18のバネ性を
補強する。
【0005】そして、高周波通信機器内の基板に固着し
た面実装形の超小型同軸コネクタソケット(図示省略、
以下単に同軸コネクタソケットと記述する)の嵌合部
に、図9の同軸コネクタプラグのシェル部18を嵌合装
着することによって、同軸コネクタプラグのシェル部1
8と中心コンタクト15とを、基板側の同軸コネクタソ
ケットのシールド部材と雄形コンタクトとに嵌合接触さ
せ、高周波通信機器と同軸ケーブル10とを接続するよ
うにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図9に示した従来例では、同軸コネクタプラグの中心コ
ンタクト15の導体圧着部16が、中心コンタクト15
の中心線25より同軸ケーブル10側に形成されていた
こと、編組圧着部21の他に外被圧着部22を設けてい
たこと等の理由により、中心線25からシールドケース
17の他側端部までの長さLjが大きくなり(例えば、
Lj=7mm)、省スペース化を図ることが困難になる
という問題点があった。
【0007】また、編組圧着部21と外被圧着部22の
一方を省略して長さLjを短くすることも考えられる
が、一般に同軸ケーブル10の編組13と外被23の間
に段差があるので、編組圧着部21と外被圧着部22の
一方を省略すると、圧着が不十分になり易く、同軸ケー
ブル10とシールドケース17の圧着固定が不十分にな
り易いという問題点があった。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、シールドケースの一側に設けられた中心コンタクト
の中心線からシールドケースの他側端部までの長さLを
小さくして(例えば、L=5mm)、省スペース化を図
ることのできる同軸コネクタプラグを提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シー
ルドケースの一側に一体形成したシェル部内に絶縁体を
介して中心コンタクトを固定し、前記シールドケースの
他側に一体形成した編組圧着部を同軸ケーブルの編組に
圧着固定し、前記中心コンタクトと前記同軸ケーブルの
中心導体とを電気的に結合してなる同軸コネクタプラグ
において、前記中心コンタクトと前記中心導体の電気的
結合位置を、前記中心コンタクトから見て前記同軸ケー
ブルの装着側と反対の位置に形成してなることを特徴と
するものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、同軸ケーブルは一端側から中心導体および編組の一
部を順次露出させてなり、この露出した編組を外被の外
側に嵌合したスリーブの外側に折り返し、シールドケー
スの編組圧着部を同軸ケーブルの折り返した編組の外側
に圧着固定してなるものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、シールドケースのシェル部内に絶縁体を介
して固定した中心コンタクトを、雄型のコンタクトで形
成してなるものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1、2または3
の発明において、中心コンタクトと中心導体の電気的結
合を、中心コンタクトに一体に形成した導体圧着部を中
心導体に圧着固定して形成してなるものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明による同軸コネクタプラグで
は、シールドケースの一側に絶縁体を介して固定した中
心コンタクトと同軸ケーブルの中心導体の電気的結合位
置を、中心コンタクトから見て同軸ケーブルの装着側と
反対の位置に形成したので、中心コンタクトと中心導体
との電気的結合位置を同軸ケーブルの装着側に形成して
いた従来例と比較して、中心コンタクトの中心線からシ
ールドケースの他側端部までの長さLを小さくすること
ができる。
【0014】請求項2の発明による同軸コネクタプラグ
では、請求項1の発明において、同軸ケーブルは一端側
から中心導体および編組の一部を順次露出させてなり、
この露出した編組を外被の外側に嵌合したスリーブの外
側に折り返し、シールドケースの編組圧着部を同軸ケー
ブルの折り返した編組の外側に圧着固定したので、編組
圧着部と外被圧着部の2箇所で圧着固定していた従来例
と比べて、圧着固定部を減らすことができ、中心コンタ
クトの中心線からシールドケースの他側端部までの長さ
Lを、さらに小さくすることができる。
【0015】請求項3の発明による同軸コネクタプラグ
では、請求項1または2の発明において、中心コンタク
トを雄型コンタクトで形成したので、この雄型の中心コ
ンタクトとの接触バネ性を、嵌合対象である同軸コネク
タソケットの雌型の中心コンタクトで得ることができ、
シールドケースのシェル部(ソケット嵌合部)の高さを
低くすることができる。
【0016】請求項4の発明による同軸コネクタプラグ
では、請求項1、2または3の発明において、中心コン
タクトと中心導体の電気的結合を、中心コンタクトに一
体に形成した導体圧着部を中心導体に圧着固定して形成
したので、中心コンタクトと中心導体の電気的結合を簡
単に行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明による同軸コネクタプラグの一
実施例を図1から図8までを用いて説明する。図1から
図8までにおいて図9と同一部分は同一符号とする。図
1および図2の(a)、(b)、(c)において、30
は導電性材料(例えばりん青銅)で形成されたシールド
ケースである。
【0018】前記シールドケース30の一側には、ソケ
ット嵌合部としてのシェル部32と、絶縁体(インシュ
レータ)34を収容保持する絶縁体保持部36とが一体
に形成され、他側には編組圧着部38が一体に形成さ
れ、中間部には前記絶縁体34と同軸ケーブル10の絶
縁体12とを圧着固定する絶縁体圧着部40が一体に形
成されている。
【0019】10は同軸ケーブルで、この同軸ケーブル
10は中心導体11の外側を円筒状の絶縁体12、編組
13および外被23で順次被覆されてなり、図1に示す
ように、先端側から中心導体11および絶縁体12の一
部が順次露出され、この露出した絶縁体12の外側にあ
った編組13は、外被23の外側に加締めて圧着固定さ
れたスリーブ41の外側に折り返されている。
【0020】前記編組13は、例えば、前記絶縁体12
の外側を細い銅線を編んで被覆して形成され、前記外被
23は、例えば、前記編組13の外周囲を絶縁材(ビニ
ールまたはポリエチレン)で被覆して形成されている。
また、前記スリーブ41は、図7の(a)、(b)に示
すように、幅広スリット状の開口部42を有する円筒状
に形成されている。
【0021】前記折り返された編組13の外側には、前
記シールドケース30の編組圧着部38が圧着固定して
いる。このとき、編組圧着部38はスリーブ41との間
に編組13を挾んだ状態で外被23の外側に圧着固定し
ているので、編組圧着部38のみの圧着固定で同軸ケー
ブル10とシールドケース30の間に十分な圧着固定が
得られる。したがって、従来例で必要とした外被圧着部
を省略することができ、中心コンタクト44の中心線4
7からシールドケース30の端部までの長さLhを従来
例より短くできる。
【0022】前記同軸ケーブル10の先端側の露出した
中心導体11には、雄型の中心コンタクト44の導体圧
着部46が圧着固定して電気的に結合している。このと
き、中心導体11と中心コンタクト44の電気的結合位
置は、中心コンタクト44から見て同軸ケーブル10の
装着側と反対の位置に形成されているので、中心コンタ
クト44の中心線47からシールドケース30の端部ま
での長さLhを従来例より短くできる。例えば、図1に
示す実施例ではLhを5mmにしても、同軸ケーブル1
0とシールドケース30の間に十分な圧着固定が得られ
た。
【0023】前記中心コンタクト44の基部と導体圧着
部46は、前記絶縁体34内に形成された収容部48に
収容保持され、前記中心コンタクト44の先端部は前記
絶縁体34のコンタクト挿入孔50を貫通して前記シェ
ル部32内に突出している。前記同軸ケーブル10の露
出した絶縁体12は、前記絶縁体34の収容凹部52と
前記絶縁体保持部36との間に収容保持されている。
【0024】前記シールドケース30のシェル部32の
外側には、前記シェル部32のバネ性を補強するための
ロックバネ53が装着されている。前記ロックバネ53
は、図6の(a)、(b)に示すように、スリット54
を有するリング状に形成されている。
【0025】前記シールドケース30は、図1および図
2の(a)、(b)、(c)に示す組立完了前において
は、図3の(a)〜(e)に示すように形成されてい
る。すなわち、前記シールドケース30は、円板の上下
の両肩部を切り取った形状の蓋板56と、この蓋板56
の下部に連結板を介して形成された円筒体58と、この
円筒体58の幅広スリット状の開口端縁の両側に延伸し
た押圧片60、60と、前記円筒体58の下部にスリッ
ト溝62、62を介して連結された円筒状のシェル部3
2と、前記蓋板56の上部に連結板を介して順次形成さ
れた絶縁体圧着部40および編組圧着部38とを、一体
に形成して構成されている。前記シェル部32には狭幅
のスリット64が形成されている。
【0026】前記円筒体58およびシェル部32は、そ
の中心軸が前記蓋板56の板面と平行となるように形成
されている。前記円筒体58には、内壁面側から外壁面
側に膨出した係止凸部66、66と、外壁面側から内壁
面側に膨出した係合凸部68、68とが形成されてい
る。前記蓋板56、円筒体58および押圧片60、60
は、組立てられて前記絶縁体保持部36を形成する。
【0027】前記絶縁体34は、図1および図2の
(a)、(b)、(c)に示す組立完了前においては、
図4の(a)〜(f)に示すように形成されている。す
なわち、前記絶縁体34は中央部にコンタクト挿入孔5
0が穿設された円板状の本体70を有し、この本体70
の上面には、図4の(a)において、中央部から左側に
向かって穿設された底面が平面状の収容凹部72と、中
央部から右側に向かって穿設された底面が半円状の収容
凹部52とが形成されている。前記収容凹部72は底面
において前記コンタクト挿入孔50に連通するととも
に、側面において前記収容凹部52と連通している。
【0028】前記本体70の上面には、図4の(a)に
おいて、前記収容凹部72の左側端部に位置して、前記
本体70の板面に垂直な折曲用舌片74が一体に形成さ
れている。前記折曲用舌片74の下部両側には係止片7
6、76が一体に形成され、前記収容凹部72の両壁端
の一部には前記係止片76、76を係止するための係止
段部78、78が形成されている。
【0029】前記本体70の外側面には、前記収容凹部
52の側面開口部の両端縁に位置して、図4の(a)に
おいて右側に向かって突出する案内突片80、80が一
体に形成されている。前記本体70の外側面には、さら
に、前記シールドケース30の係合凸部68、68と係
合するための係合凹部82、82が形成されている。
【0030】前記中心コンタクト44は、図1および図
2の(a)、(b)、(c)に示す組立完了前において
は、図5の(a)〜(c)に示すように形成されてい
る。すなわち、前記中心コンタクト44は、一側を半球
状に閉塞し他側を開口した円筒状に形成され、その開口
側端部には導体圧着部46が一体に形成されている。上
述のように形成された中心コンタクト44はキャリア8
4に多数取付けられている。
【0031】つぎに、図5の(a)〜(c)および図8
を併用して図1の同軸コネクタプラグの組立について説
明する。 (イ)同軸ケーブル10を所定の長さに切断し、ストリ
ッパ等を用いた2段むき加工によって、同軸ケーブル1
0の一端側から中心導体11および編組13の一部を順
次露出させる。
【0032】(ロ)ついで、同軸ケーブル10の外被2
3の外側にスリーブ41を嵌合し仮加締めして固定す
る。
【0033】(ハ)ついで、同軸ケーブル10の露出し
た編組13をスリーブ41の外側に折り返し、図5の
(b)に示すように、自動機などを用いて中心コンタク
ト44の導体圧着部46に同軸ケーブル10の中心導体
11を圧着固定した後、切断線86で切断することによ
ってキャリア84から切り離す。
【0034】(ニ)ついで、図8のに示すように、シ
ールドケース30の絶縁体保持部36内に絶縁体34の
本体70を装着する。このとき、絶縁体34の外側面に
形成された係合凹部82が絶縁体保持部36の係合凸部
68に係合する。
【0035】(ホ)ついで、図8のに示すように、前
記(ハ)までに組立加工した同軸ケーブル10に圧着固
定した中心コンタクト44を絶縁体34のコンタクト挿
入孔50に挿入して先端部をシェル部32内に突出させ
る。このとき、中心コンタクト44の導体圧着部46と
同軸ケーブル10の露出した中心導体11は絶縁体34
の収容凹部72に収容され、同軸ケーブル10の絶縁体
12は絶縁体34の案内突片80、80に案内されて収
容凹部52に収容される。
【0036】(ヘ)ついで、図8のに示すように、シ
ールドケース30の上部を折曲部88を中心として図中
右回り方向に90°折り曲げ、絶縁体圧着部40を仮加
締めることによって、絶縁体圧着部40をシールドケー
ス30の押圧片60、60と絶縁体34の案内突片8
0、80とに圧着する。このとき、同時に絶縁体34の
折曲舌片74も90°折り曲げられ、収容凹部72との
間に前記収容部48を形成する。
【0037】(ト)ついで、シールドケース30の編組
圧着部38を加締めることによって、この編組圧着部3
8を同軸ケーブル10の折り返した編組13の外側に圧
着固定する。
【0038】(チ)ついで、シールドケース30のシェ
ル部32の外側にロックバネ53を嵌合してシェル部3
2のバネ性を補強する。このとき、ロックバネ53はシ
ールドケース30の係止突起66、66によって所定箇
所に位置決めされる。
【0039】(リ)以上のようにして図1に示すような
同軸コネクタプラグが形成される。そして、この同軸コ
ネクタプラグのシェル部32と中心コンタクト44と
を、基板に固定された面実装型の超小型同軸コネクタソ
ケットのシールド部と雌型の中心コンタクトに嵌合接触
させることによって、同軸ケーブル10と基板上の回路
とが電気的に結合される。
【0040】前記実施例では、同軸ケーブルは一端側
(例えば先端側)から中心導体および編組の一部を順次
露出させてなり、この露出した編組を外被の外側に嵌合
したスリーブの外側に折り返し、シールドケースの編組
圧着部を同軸ケーブルの折り返した編組の外側に圧着固
定することによって、必要とする圧着固定部の数を減ら
して中心コンタクトの中心線からシールドケースの他側
端部までの長さLをさらに小さくすることができるよう
にしたが、本発明はこれに限るものでない。例えば、図
9に示した従来例の場合のように、圧着固定部を編組圧
着部と外被圧着部の2箇所で形成した同軸コネクタプラ
グについても応用することができる。
【0041】前記実施例では、中心コンタクトを雄型コ
ンタクトで形成し、接触バネ性を嵌合対象である同軸コ
ネクタソケットの雌型の中心コンタクトで得て、シール
ドケースのシェル部(ソケット嵌合部)の高さを低くす
ることができるように形成したが、本発明はこれに限る
ものでなく、中心コンタクトを雌型コンタクトで形成し
た同軸コネクタプラグについても応用することができ
る。
【0042】前記実施例では、中心コンタクトと中心導
体の電気的結合を、中心コンタクトに一体に形成した導
体圧着部を中心導体に圧着固定することによって得られ
るようにしたが、本発明はこれに限るものでない。例え
ば、中心コンタクトと中心導体の電気的結合を半田接続
によって得られるようにした同軸コネクタプラグについ
ても応用することができる。
【0043】前記実施例では、本発明を面実装型の超小
型同軸コネクタプラグに応用した場合について説明した
が、本発明はこれに限るものでない。例えば、面実装型
以外の同軸コネクタプラグについても応用することがで
きる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明による同軸コネクタプラ
グでは、シールドケースの一側に絶縁体を介して固定し
た中心コンタクトと同軸ケーブルの中心導体の電気的結
合位置を、中心コンタクトから見て同軸ケーブルの装着
側と反対の位置に形成したので、中心コンタクトと中心
導体との電気的結合位置を同軸ケーブルの装着側に形成
していた従来例と比較して、中心コンタクトの中心線か
らシールドケースの他側端部までの長さLを小さくする
ことができる。
【0045】請求項2の発明による同軸コネクタプラグ
では、請求項1の発明において、同軸ケーブルは一端側
から中心導体および編組の一部を順次露出させてなり、
この露出した編組を外被の外側に装着したスリーブの外
側に折り返し、その外側をシールドケースの編組圧着部
で圧着固定するようにしたので、編組圧着部と外被圧着
部の2箇所で圧着固定していた従来例と比べて、必要と
する圧着固定部の数を減らすことができ、中心コンタク
トの中心線からシールドケースの他側端部までの長さL
を、さらに小さくすることができる。例えば従来例(L
=Lj=7mm)より約3割短く(L=Lh=5mm)
することができる。
【0046】請求項3の発明による同軸コネクタプラグ
では、請求項1または2の発明において、中心コンタク
トを雄型コンタクトで形成したので、請求項1または2
発明の効果を有するとともに、雄型の中心コンタクトと
の接触バネ性を嵌合対象である同軸コネクタソケットの
雌型の中心コンタクトで得ることができ、シールドケー
スのシェル部(ソケット嵌合部)の高さを低くすること
ができる。
【0047】請求項4の発明による同軸コネクタプラグ
では、請求項1、2または3の発明において、中心コン
タクトと中心導体の電気的結合を、中心コンタクトに一
体に形成した導体圧着部を中心導体に圧着固定して形成
したので、請求項1、2または3の発明の効果を有する
とともに、中心コンタクトと中心導体の電気的結合を簡
単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同軸コネクタプラグの一実施例を
示す断面図で、図2の(a)のA−A線拡大断面図であ
る。
【図2】本発明による図1の面実装型同軸コネクタプラ
グの外観図を示すもので、(a)は平面図、(b)は正
面図、(c)は底面図である。アース金具の拡大斜視図
である。
【図3】組立加工前のシールドケースを示すもので、
(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は(d)のA
−A線断面図、(d)は平面図、(e)は(d)のB−
B線断面図である。
【図4】組立加工前の絶縁体を示すもので、(a)は平
面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は
(b)の左側面図、(e)は(b)の右側面図、(f)
は(a)のA−A線断面図である。
【図5】組立加工前の中心コンタクトを示すもので、
(a)は多数の中心コンタクトをキャリアで保持した状
態を説明する説明図、(b)は(a)の右側面図、
(c)はキャリアから切り離した中心コンタクトを説明
する説明図である。
【図6】組立加工前のロックバネを示すもので、(a)
は平面図、(b)は(a)の正面図である。
【図7】組立加工前のスリーブを示すもので、(a)は
平面図、(b)は(a)の正面図である。
【図8】組立加工を説明する説明図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10…同軸ケーブル、 11…中心導体、12…同軸ケ
ーブル10の絶縁体、 13…編組、 23…外被、3
0…シールドケース、 32…シェル部、34…絶縁体
(インシュレータ)、 36…絶縁体保持部、38…編
組圧着部、 40…絶縁体圧着部、 41…スリーブ、
44…中心コンタクト、 46…導体圧着部、47…中
心コンタクト44の中心線、 48…収容部、50…コ
ンタクト挿入孔、 52、72…収容凹部、53…ロッ
クバネ、 56…蓋板、 58…円筒体、60…押圧
片、 66…係止凸部、 68…係合凸部、70…本
体、 74…折曲用舌片、 80…案内突片、82…係
合凹部、 84…キャリア、 86…切断線、 88…
折曲部、L、Lh、Lj…中心コンタクトの中心線から
シールドケースの端部までの長さ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールドケースの一側に一体形成したシェ
    ル部内に絶縁体を介して中心コンタクトを固定し、前記
    シールドケースの他側に一体形成した編組圧着部を同軸
    ケーブルの編組に圧着固定し、前記中心コンタクトと前
    記同軸ケーブルの中心導体とを電気的に結合してなる同
    軸コネクタプラグにおいて、前記中心コンタクトと前記
    中心導体の電気的結合位置を、前記中心コンタクトから
    見て前記同軸ケーブルの装着側と反対の位置に形成して
    なることを特徴とする同軸コネクタプラグ。
  2. 【請求項2】同軸ケーブルは、一端側から中心導体およ
    び編組の一部を順次露出させてなり、この露出した編組
    を外被の外側に嵌合したスリーブの外側に折り返し、シ
    ールドケースの編組圧着部を前記同軸ケーブルの折り返
    した編組の外側に圧着固定してなる請求項1記載の同軸
    コネクタプラグ。
  3. 【請求項3】シールドケースのシェル部内に絶縁体を介
    して固定した中心コンタクトは雄型のコンタクトとして
    なる請求項1または2記載の同軸コネクタプラグ。
  4. 【請求項4】中心コンタクトと中心導体の電気的結合
    は、前記中心コンタクトに一体に形成した導体圧着部を
    前記中心導体に圧着固定してなる請求項1、2または3
    記載の同軸コネクタプラグ。
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