JP5917901B2 - ベースコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ベースコネクタに関する。特に、プリント基板に実装されるベースコネクタであって、同軸ケーブルを結線するコネクタが嵌合されて、同軸ケーブルとプリント基板とを電気的に接続するベースコネクタの構造に関する。
同軸ケーブルは、信号線となる芯線(中心導体又は内部導体ともいう)をポリエチレンなどの誘電体で包み、この誘電体をグラウンド、又はシールドとなる編組線(外部導体ともいう)で覆い、更に、編組線を絶縁シース(保護被膜)で覆っている。
同軸ケーブルは、外部への電磁波の漏れが少ない、ある程度の折り曲げが可能である、といった特徴を有し、直流からミリ波まで幅広い周波数範囲の電気信号を伝送できる。同軸ケーブルは、このような特徴を有することから、例えば、テレビ受信機又は無線機とアンテナとを接続する給電線として利用されている。又、同軸ケーブルは、電子機器内部の高周波信号の配線としても利用されている。
このような同軸ケーブルを結線したコネクタ(以下、同軸プラグという)は、少なくとも圧着作業を含む、コンタクトへの同軸ケーブルの結線作業と、同軸ケーブル付きのコンタクトをハウジングに組み込む実装作業とは、別々の工程で実施されていた。
このため、結線作業から実装作業へと同軸ケーブル付きのコンタクトを移送する手間を必要とするなど、完成品としてのワイヤリングハーネス(電線にコネクタを組み込んだもの)に至るまで、工程に無駄を生じていた。又、同軸ケーブル付きのコンタクトを移送するときにコンタクトを損傷するなど、品質管理の上からも懸念される問題を含んでいた。
従来の同軸プラグは、上述した問題があることから、コンタクトへの同軸ケーブルの結線作業と、同軸ケーブル付きのコンタクトをハウジングに組み込む実装作業とを同時に実施可能な、アッセンブリ工程に無駄を生じない同軸プラグが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による同軸プラグは、芯線、芯線を包囲する誘電体、誘電体を覆う編組線、及び編組線を被覆する絶縁シースを有する同軸ケーブルの端末を結線している。又、特許文献1による同軸コネクタは、第1ハウジング、第1コンタクト、及びシェルを備えている。第1ハウジングは、誘電体を収容可能に開口した収容溝を有し、第1コンタクトは、収容溝の底面から突出して、芯線を圧接可能な圧接刃を有している。シェルは、第1ハウジングの他方の面、及び両側面を覆う本体部51を有する。シェルは、同軸ケーブルの端末を収容溝と同軸に固定するケーブルクランプを有し、編組線を圧着するコンダクタバレル、及び絶縁シースを圧着するインシュレーションバレルを設けている。
一方、特許文献1による同軸プラグが接続されるベースコネクタは、第2ハウジング、第2コンタクト、及び一対の対向する平板状の第3コンタクトを備えている。第2ハウジングは、第1ハウジングがその一方の面側から挿入される凹部を有する。第2コンタクトは、前記一方の面に向かって突出する一対の第1接触片を有し、これらの第1接触片に挟持される第2接触片を凹部の底面から突出している。第3コンタクトは、第2ハウジングに配置され、凹部を形成する一対の対向する内壁から突出する第3接触片であって、シェルの本体部の両側面を部分的に押圧する第3接触片を有している。
又、同軸ケーブルを結線した同軸プラグがプリント基板に直結され、良好な高周波特性を保持すると共に、薄型化が図られた同軸プラグが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1による同軸プラグは、同軸ケーブルの芯線及び編組線にそれぞれ対応するコンタクト及びシェルを有すると共に、これらを絶縁保持するハウジングを備えている。そして、コンタクトは、ハウジングに保持され、一端が芯線に接続され、他端部がプリント基板の信号線に接触可能にハウジングから露出している。又、シェルは、ハウジングを覆うように取り付けられ、プリント基板のグラウンドに接触できる共に、プリント基板に係脱自在な鉤状のフックを有している。
特開2011−198528号公報 特開2001−35598号公報
特許文献1によるベースコネクタは、第2ハウジング、第2コンタクト、及び一対の第3コンタクト(実質的にシェル)で構成されている。特許文献1によるベースコネクタは、特許文献2による同軸ケーブル用コネクタより構成品を多くしているので、ベースコネクタの製造原価の低減を困難としている、という問題がある。
一方、特許文献2による同軸ケーブル用コネクタは、プリント基板に直結しているので、特許文献1による同軸ケーブル用コネクタより構成品を少なくしているが、同軸プラグに設けたフックがプリント基板の裏面(実装面の反対面)に突出している。したがって、特許文献2による同軸プラグをプリント基板から取り外す場合には、プリント基板の裏面側でフックを操作する必要があり、操作性が劣るという問題がある。同軸プラグをプリント基板の実装面側からに容易に着脱できるベースコネクタが求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、構成品を少なくすると共に、同軸ケーブルの端末を結線する同軸プラグを容易に着脱できるベースコネクタを提供することを目的とする。
本発明者らは、芯線を結線するカンチレバー形のコンタクト、このコンタクトを保持するハウジング、及び編組線を結線すると共に、ハウジングの外殻を構成する第1シェルで同軸プラグを構成し、プリント基板に実装され、第1シェルが挿入されると、第1シェルとプリント基板を電気的に接続する第2シェルのみでベースコネクタを構成することにより、上記の課題が解決できることを見出し、これに基づいて、以下のような新たなベースコネクタを発明するに至った。
(1) 同軸ケーブルの芯線を接続可能なコンタクト、このコンタクトの先端部が一方の面に露出するように、当該コンタクトを保持する直方体状のハウジング、及び誘電体を覆う編組線を圧着して前記誘電体を同軸上に配置させるコンダクタバレルを含むケーブルクランプを端部に有し、前記ハウジングの一方の面に対して反対側の他方の面、及びこの他方の面に隣接する両側面を覆う箱状の本体部を有する導電性の第1シェルを備える同軸プラグが嵌合するベースコネクタであって、プリント基板に実装され、前記同軸プラグを挿入可能に一方の面が開口されると共に、当該プリント基板の表面に前記コンタクトの先端部が接触するように、一方の面と反対側の他方の面が開口された箱状の導電性の第2シェルを備え、前記第2シェルは、一方の端部に配置され、前記コンダクタバレルを挿入可能及び保持可能に一方の面側に開口した導電性のクリップと、他方の端部に配置され、前記本体部の一方の面を部分的に覆う導電性の押さえ片と、を有し、前記同軸ケーブルと前記プリント基板とを電気的に接続するベースコネクタ。
(1)の発明によるベースコネクタは、同軸プラグが嵌合するベースコネクタであって、同軸プラグは、カンチレバー形のコンタクト、直方体状のハウジング、及び導電性の第1シェルを備えている。コンタクトは、芯線を接続可能な(圧接可能な)一つ以上の圧接刃を基端部に有している。
ハウジングは、コンタクトの先端部が一方の面に露出するように、コンタクトの基端部を保持している。又、ハウジングは、圧接刃を配置した収容溝を有している。収容溝は、誘電体を収容可能に一方の面に開口している。
第1シェルは、ケーブルクランプを端部に有している。ケーブルクランプは、編組線を圧着するコンダクタバレルを含んでいる。そして、コンダクタバレルは、誘電体を収容溝と同軸上に配置できる。又、第1シェルは、箱状の本体部を有している。本体部は、ハウジングの一方の面に対して反対側の他方の面を覆っている。更に、本体部は、ハウジングの他方の面に隣接する両側面を覆っている。
ベースコネクタは、箱状の導電性の第2シェルを備えている。第2シェルは、プリント基板に実装され、同軸プラグを挿入可能に一方の面が開口されている。又、第2シェルは、プリント基板の表面に設けたストリップラインの始端にコンタクトの先端部が接触するように、一方の面と反対側の他方の面が開口されている。
第2シェルは、クリップ、及び押さえ片を有している。クリップは、第2シェルの一方の端部に配置され、コンダクタバレルを挿入可能及び保持可能に一方の面側に開口している。押さえ片は、第2シェルの他方の端部に配置され、本体部の一方の面を部分的に覆っている。そして、同軸ケーブルとプリント基板とを電気的に接続する。
コンタクトは、導電性を有しており、導電性の金属板を打ち抜き加工又は折り曲げ加工して、所望の形状の導電性のコンタクトを得ることができる。コンタクトは加工の容易性や、ばね特性、導電性などを考慮すれば、例えば、銅合金が好ましく用いられるが、銅合金に限定される訳ではない。
圧接刃は、その中央部に開口したスリット状の溝部に挿入された誘電体を溝部の内壁が押し退け、芯線を僅かに変形させて、芯線とコンタクトを導通できる。圧接刃は、一組に連設することが好ましく、芯線との導通を確実することができる。
カンチレバー形のコンタクトとは、基端部が片持ち状に支持された板ばね状のコンタクトを意味している。そして、コンタクトの先端部は、後述するストリップラインの始端に所定の接触圧を付勢できる。
ハウジングは、絶縁性を有している。絶縁性のハウジングとは、非導電性の材料からなるハウジングのことであってよく、合成樹脂を成形して、所望の形状の絶縁性のハウジングを得ることができる。
ハウジングは、その一方の面に開口した収容溝を有し、端末処理された誘電体をその半径方向から収容溝に挿入して収容できる。ハウジングは、コンタクトを内部に収容するための収容室を設けてよく、ハウジングの他方の面から挿入されたコンタクトが収容室に収容される。ハウジングに収容されたコンタクトと、ハウジングの他方の面を覆う導電性の第1シェルとを電気的に絶縁するために、ハウジングの他方の面にリッドハウジングを設けることが好ましい。
第1シェルは、予め打ち抜き加工された導電性の展開板を成形して、箱状の本体部及びケーブルクランプを構成することが好ましい。第1シェルは、コンタクトを覆うシールド板として機能することもでき、同軸プラグの外殻として機能することもでき、編組線と導通して、外部電極として機能することもできる。
コンダクタバレルは、U字状に開口したオープンクリンプバレルを用いることが好ましく、誘電体を覆う編組線を圧着することにより、編組線と導通できると共に誘電体を保持できる。
第2シェルは、予め打ち抜き加工された導電性の展開板を成形して、一方の面と他方の面が開口された箱状に形成することが好ましく、クリップを一体成形してもよい。押さえ片は、同軸プラグを斜めに第2シェルに挿入した後に、同軸プラグを水平状態に変位させるときに、支点として機能できる。
(1)の発明による同軸ケーブル用コネクタは、芯線を結線するカンチレバー形のコンタクト、このコンタクトを保持するハウジング、及び編組線を結線すると共に、ハウジングの外殻を構成する第1シェルで同軸プラグを構成し、プリント基板に実装され、第1シェルが挿入されると、第1シェルとプリント基板を電気的に接続する第2シェルのみでベースコネクタを構成することにより、ベースコネクタの構成を少なくし、製造原価の低減に寄与できる。
又、(1)の発明による同軸ケーブル用コネクタは、プリント基板の実装面側から同軸プラグをベースコネクタに着脱できるので便利である。
(2) 前記第2シェルは、両側面板の内壁に形成され、挿入された前記本体部の両側面板に接触可能な複数の第1エンボスを有する(1)記載のベースコネクタ。
第1エンボスは、第2シェルの内壁に突出した半球状の突起であって、第2シェルの外壁側からディンプル(窪み)を成形することにより、内壁側に第1エンボスを突出できる。第1エンボスは、第1シェルと第2シェルとを導通させる接点として機能する。
(3) 前記第2シェルは、前記本体部の他方の面に接触可能な第2エンボスを前記押さえ片に有する(1)又は(2)記載のベースコネクタ。
(4) 前記第2シェルは、プリント基板に表面実装される(1)から(3)のいずれかに記載のベースコネクタ。
(5) 前記第2シェルは、導電板を用いて作成されている(1)から(4)のいずれかに記載のベースコネクタ。
本発明によるベースコネクタは、第1シェルとプリント基板を電気的に接続する第2シェルのみでベースコネクタを構成することにより、ベースコネクタの構成を少なくし、製造原価の低減に寄与できる。又、本発明によるベースコネクタは、プリント基板の実装面側から同軸プラグを着脱できるので便利である。
本発明の一実施形態によるベースコネクタの構成を示す斜視図であり、同軸プラグがベースコネクタに接続した状態図である。 前記実施形態によるベースコネクタの構成を示す斜視図であり、同軸プラグをベースコネクタに接続する前の状態図である。 前記実施形態によるベースコネクタの構成を示す斜視図であり、ベースコネクタをプリント基板に実装する前の状態図である。 前記実施形態によるベースコネクタの構成を示す縦断面図であり、同軸プラグをベースコネクタに接続した状態図である。 前記実施形態によるベースコネクタに嵌合される同軸プラグの構成を示す図であり、図5(A)は、同軸プラグの斜視分解組立図、図5(B)は、同軸プラグの要部を拡大した斜視図である。 前記実施形態による同軸プラグの斜視分解組立図であり、図5(A)と異なる方向から同軸プラグを観ている。 前記実施形態による同軸プラグ及び端末処理された同軸ケーブルを対向配置した斜視図であり、同軸プラグが結線される前の状態図である。 前記実施形態による同軸プラグの斜視図であり、同軸ケーブルが結線された状態図である。 前記実施形態による同軸プラグの構成を示す図であり、図9(A)は、同軸プラグの正面図、図9(B)は、同軸プラグの下面図、図9(C)は、同軸プラグの左側面図、図9(D)は、図9(B)のX−X矢視断面図である。 前記実施形態による同軸プラグに備わるハウジングの構成を示す図であり、図10(A)は、ハウジングの正面図、図10(B)は、ハウジングの平面図、図10(C)は、ハウジングの下面図、図10(D)は、ハウジングの左側面図、図10(E)は、ハウジングの右側面図、図10(F)は、ハウジングの背面図である。 前記実施形態による同軸プラグに備わる第1シェルの構成を示す図であり、図11(A)は、第1シェルの平面図、図11(B)は、第1シェルの正面図である。 前記実施形態による同軸プラグに備わるコンタクトの構成を示す斜視図である。 前記実施形態による同軸プラグに備わるリッドハウジングの構成を示す斜視図である。 前記実施形態によるベースコネクタに備わる第2シェルの構成を示す図であり、図14(A)は、第2シェルの平面図、図14(B)は、第2シェルの正面図、図14(C)は、第2シェルの下面図、図14(D)は、第2シェルの左側面図、図14(E)は、第2シェルの右側面図、図14(F)は、第2シェルの背面図である。 前記実施形態によるベースコネクタに同軸プラグが接続された状態を示す図であり、図15(A)は、ベースコネクタに同軸プラグが接続された状態の平面図、図15(B)は、ベースコネクタに同軸プラグが接続された状態の正面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[ベースコネクタの構成]
最初に、本発明の一実施形態によるベースコネクタの構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態によるベースコネクタの構成を示す斜視図であり、同軸プラグがベースコネクタに接続した状態図である。図2は、前記実施形態によるベースコネクタの構成を示す斜視図であり、同軸プラグをベースコネクタに接続する前の状態図である。
又、図3は、前記実施形態によるベースコネクタの構成を示す斜視図であり、同軸プラグをベースコネクタに接続する前の状態図である。図4は、前記実施形態によるベースコネクタの構成を示す縦断面図であり、同軸プラグをベースコネクタに接続した状態図である。
図5は、前記実施形態によるベースコネクタに嵌合される同軸プラグの構成を示す図であり、図5(A)は、同軸プラグの斜視分解組立図、図5(B)は、同軸プラグの要部を拡大した斜視図である。
(全体構成)
図1から図5を参照すると、本発明の一実施形態によるベースコネクタ20は、プリント基板2pに実装され、同軸ケーブル1wの端末を結線する同軸プラグ10が嵌合されて、同軸ケーブル1wとプリント基板2pとを電気的に接続できる。なお、同軸プラグ10とベースコネクタ20は、同軸ケーブル用コネクタ100を構成している。
図4又は図5を参照すると、同軸ケーブル1wは、芯線1a、芯線1aを包囲する誘電体1b、誘電体1bを覆う編組線1c、及び編組線1cを被覆する絶縁シース1dを有している。なお、図示された同軸ケーブル1wは、端末処理されたものを示している。
(同軸プラグの構成)
図4又は図5を参照すると、同軸プラグ10は、カンチレバー形のコンタクト3、直方体状のハウジング4、及び導電性の第1シェル5を備えている。コンタクト3は、芯線1aを圧接可能な一組の圧接刃31・31を基端部に有している(図12参照)。
図4又は図5を参照すると、ハウジング4は、コンタクト3の先端部が一方の面に露出するように、コンタクト3の基端部を保持している。又、ハウジング4は、一組の圧接刃31・31を配置した収容溝4eを有している(図6参照)。収容溝4eは、誘電体1bを収容可能に一方の面に開口している。そして、これらの圧接刃31・31は、端末処理された芯線1aを圧接できる。
図2又は図4及び図5を参照すると、第1シェル5は、箱状の本体部51を有している。本体部51は、ハウジング4の一方の面41と反対側の他方の面42、及び他方の面42に隣接する両側面43・44を覆っている。本体部51は、ハウジング4の他方の面42を覆う上面板52aと、ハウジング4の両側面43・44を覆う一対の側面板53a・54aで構成されている。又、第1シェル5は、本体部51から一部が突出するケーブルクランプ52を有している。
図1から図4を参照すると、ケーブルクランプ52は、一対のコンダクタバレル521・521と一対のインシュレーションバレル522・522を設けている。一対のコンダクタバレル521・521は、端末処理された編組線1cを圧着できる。そして、圧着されたコンダクタバレル521は、誘電体1bを収容溝4eと同軸上に配置できる。一対のインシュレーションバレル522・522は、端末処理された絶縁シース1dを圧着できる。
引き続き、同軸プラグ10の構成を説明する。図6は、前記実施形態による同軸プラグの斜視分解組立図であり、図5(A)と異なる方向から同軸プラグを観ている。図7は、前記実施形態による同軸プラグ及び端末処理された同軸ケーブルを対向配置した斜視図であり、同軸プラグが結線される前の状態図である。図8は、前記実施形態による同軸プラグの斜視図であり、同軸ケーブルが結線された状態図である。
又、図9は、前記実施形態による同軸プラグの構成を示す図であり、図9(A)は、同軸プラグの正面図、図9(B)は、同軸プラグの下面図、図9(C)は、同軸プラグの左側面図、図9(D)は、図9(B)のX−X矢視断面図である。
図10は、前記実施形態による同軸プラグに備わるハウジングの構成を示す図であり、図10(A)は、ハウジングの正面図、図10(B)は、ハウジングの平面図、図10(C)は、ハウジングの下面図、図10(D)は、ハウジングの左側面図、図10(E)は、ハウジングの右側面図、図10(F)は、ハウジングの背面図である。
図11は、前記実施形態による同軸プラグに備わる第1シェルの構成を示す図であり、図11(A)は、第1シェルの平面図、図11(B)は、第1シェルの正面図である。図12は、前記実施形態による同軸プラグに備わるコンタクトの構成を示す斜視図である。図13は、前記実施形態による同軸プラグに備わるリッドハウジングの構成を示す斜視図である。
図5又は図12を参照すると、コンタクト3は、予め打ち抜き加工された導電性の展開板(図示せず)を成形している。そして、コンタクト3は、圧接部3aとコンタクト接続部3bで構成している。圧接部3aは、一組の圧接刃31・31を有している。コンタクト接続部3bは、プリント基板2pの表面21pに設けたストリップライン2sの始端21sp(図3又は図5(B)参照)に接続できる。
図5又は図9及び図10を参照すると、ハウジング4は、一方の面41に開口した収容溝4eを有し、端末処理された誘電体1bをその半径方向から収容溝4eに挿入して収容できる。又、ハウジング4は、他方の面42に開口し、コンタクト3が収容される収容室4fを有している。
図5又は図9及び図10を参照すると、ハウジング4は、一組のスリット開口41e・41eを設けている。これらのスリット開口41e・41eは、収容室4fと収容溝4eとを連通している。そして、一組の圧接刃31・31がこれらのスリット開口41e・41eに案内されて、一組の圧接刃31・31を収容溝4eの底面から突出するように配置できる。
又、図5又は図9及び図10を参照すると、ハウジング4は、一方の面41から他方の面42に向けて貫通したコンタクト収容室4gを有している。コンタクト収容室4gは収容室4fを連通している。そして、コンタクト収容室4gには、コンタクト接続部3bを配置できる。
図6から図8及び図10を参照すると、コンタクト接続部3bは、その先端部が一方の面41に臨むように、収容室4fに配置されている。そして、コンタクト接続部3bは、コンタクト収容室4gを介して進入され、ストリップライン2sの始端21sp(図3又は図5(B)参照)に接続できる。実施の形態では、信号線としてストリップライン2sをプリント基板2pの表面21pに設けたが、信号線として、通常の基板配線を使用することもでき、マイクロストリップラインなどを使用することもできる。
図3又は図5及び図13を参照すると、ハウジング4は、板状のリッドハウジング6を他方の面42に配置している。コンタクト3を収容室4fに収容した後に、リッドハウジング6を閉じることによって、コンタクト3と第1シェル5とを物理的に隔絶できる共に、電気的に絶縁できる。
図11を参照すると、第1シェル5は、予め打ち抜き加工された導電性の展開板(図示せず)を成形している。そして、第1シェル5は、箱状の本体部51及びケーブルクランプ52を構成している。第1シェル5は、本体部51の一部が帯状のキャリア50と繋がっている。この繋止片には、ノッチ5nを形成しており、キャリア50から第1シェル5をノッチ5nで切り離すことができる。
図11を参照すると、本体部51は、その両側面板53a・54aに係止穴51aを開口している。一方、図5又は図10を参照すると、ハウジング4の両側面43・44には、一対の係止突起4n・4nを設けている。本体部51をハウジング4の他方の面42から挿入すると、係止穴51aが係止突起4nに係合して、第1シェル5をハウジング4に固定できる(図9参照)。
次に、実施形態による同軸プラグ10の組立方法を説明する。図12を参照すると、圧接刃31は、その中央部にスリット状の溝部31aを開口している。図7を参照して、端末処理された誘電体1bを収容溝4eに挿入すると、溝部31aの内壁が誘電体1bを押し退け、芯線1aを僅かに変形させて、芯線1aとコンタクト3を導通できる(図8又は図9参照)。
図5から図9を参照すると、同軸プラグ10は、圧接刃31を一組に連設しており、芯線1aとコンタクト3との導通を確実することができる。又、このような圧接接続は、芯線1aが露出するように、誘電体1bを剥離する作業(端末処理作業)を省略できるというメリットがある。
図5を参照して、一対のコンダクタバレル521・521を端末処理された編組線1cに圧着すると、編組線1cと第1シェル5とが電気的に接続され、第1シェル5の本体部51を外部電極として機能することができる。第1シェル5は、ハウジング4を覆うシールド板として機能することもでき、同軸プラグ10の外殻として機能することもできる(図2又は図9参照)。
図6を参照して、一対のインシュレーションバレル522・522を端末処理された絶縁シース1dに圧着すると、同軸ケーブル1wの端末を固定できる。実施形態による同軸プラグ10は、編組線1cと絶縁シース1dを一括して圧着することが可能である。又、芯線1aの圧接と同軸ケーブル1wの端末の圧着を同時に実施することもできる。
実施形態による同軸プラグ10は、圧着治具を備える自動機(図示せず)を用いて、編組線1cと絶縁シース1dを一括して圧着することも可能である。又、実施形態による同軸プラグ10は、圧接治具及び圧着治具を備える自動機を用いて、圧接と圧着を同時に実施することもできる。
実施形態による同軸プラグ10は、コンタクト3及び第1シェル5をハウジング4に組み込んだ状態で、端末処理された同軸ケーブル1wを結線できる。つまり、コンタクトへの同軸ケーブルの結線作業と、同軸ケーブル付きのコンタクトをハウジングに組み込む実装作業とを同時に実施できる。
(ベースコネクタの構成)
次に、実施形態によるベースコネクタ20の構成を説明する。図14は、前記実施形態によるベースコネクタに備わる第2シェルの構成を示す図であり、図14(A)は、第2シェルの平面図、図14(B)は、第2シェルの正面図、図14(C)は、第2シェルの下面図、図14(D)は、第2シェルの左側面図、図14(E)は、第2シェルの右側面図、図14(F)は、第2シェルの背面図である。
又、図15は、前記実施形態によるベースコネクタに同軸プラグが接続された状態を示す図であり、図15(A)は、ベースコネクタに同軸プラグが接続された状態の平面図、図15(B)は、ベースコネクタに同軸プラグが接続された状態の正面図である。
図2又は図3及び図14を参照すると、ベースコネクタ20は、一方の面と反対側の他方の面が開口された箱状の導電性の第2シェル2で構成している。第2シェル2は、予め打ち抜き加工又はエンボス加工された導電性の展開板(図示せず)を成形している。そして、第2シェル2は、一方の端部に配置されたクリップ21、他方の端部に配置された押さえ片22、及び一対の側面板23・24を備えている。
図2又は図3及び図14を参照すると、第2シェル2は、その底面をプリント基板2pの表面(実装面)21に設けたグラウンドパターン(図示せず)にハンダ接合することにより、固定(実装)できる。クリップ21は、対向配置された一対のクリップ片21a・21aで構成している。
図2に示された状態から、同軸プラグ10を第2シェル2の一方の面から斜めに挿入し、押さえ片22を支点に水平状態に同軸プラグ10を回動すると、コンダクタバレル521がクリップ21に挿入され、一対のクリップ片21a・21aを押し広げて、入口を乗りこると、コンダクタバレル521保持(ロック)できる(図4又は図15参照)。
図1又は図15を参照して、同軸ケーブル1wを持ち上げると、押さえ片22を支点にして同軸プラグ10を傾動でき、コンダクタバレル521が一対のクリップ片21a・21aを乗り越えて、同軸プラグ10をベースコネクタ20から解除できる。
図1から図4を参照すると、実施形態によるベースコネクタ20は、プリント基板2pの実装面にハンダ接合される表面実装形コネクタを実現している。又、図1から図4を参照すると、ベースコネクタ20は、プリント基板2pの実装面に対して、略水平方向から挿入できる水平取付形コネクタを実現している。ベースコネクタ20は、その実装高さが低い、低背のコネクタを実現しており、過密実装が要求される電子機器に適している。
図14を参照すると、側面板23は、その内壁から一組の第1エンボス2b・2bを突出している。同様に、側面板24は、その内壁から一組の第1エンボス2b・2bを突出している。更に、押さえ片22は、その内壁から第2エンボス2cを突出している。第1エンボス2b及び第2エンボス2cは、第2シェル2の外壁側からディンプルを成形することにより、内壁側に半球状の突起を突出できる。
図2に示された状態から、図1に示されるように、同軸プラグ10がベースコネクタ20に嵌合した状態では、複数の第1エンボス2bが第1シェル5の両側面板53a・54aに接触している。又、第2エンボス2cが第1シェル5の上面板52aに接触している。そして、第1シェル5と第2シェル2を電気的に接続できる。つまり、編組線1c→第1シェル5→第2シェル2→プリント基板2pのグラウンドパターンを経由して、同軸ケーブル1wとプリント基板2pとを電気的に接続できる。このように、実施形態では、第1シェル5と第2シェル2が嵌合することにより電気的な接続がされるが、より接続を確実にさせるために、第1エンボス2b及び第2エンボス2cを第2シェル2に設け、第1シェル5の面に点接触する構造とした。
[ベースコネクタの作用]
次に、実施形態によるベースコネクタ20の作用及び効果を説明する。実施形態によるベースコネクタ20は、同軸ケーブル1wの芯線1aを結線するカンチレバー形のコンタクト3、コンタクト3を保持するハウジング4、及び編組線1cを結線すると共に、ハウジング4の外殻を構成する第1シェル5を備える同軸プラグ10が嵌合され、プリント基板2pに実装されている。
実施形態によるベースコネクタ20は、第1シェル5が挿入されると、第1シェル5とプリント基板2pを電気的に接続する第2シェル2のみで構成することにより、ベースコネクタ20の構成を少なくし、製造原価の低減に寄与できる。又、実施形態によるベースコネクタ20は、プリント基板2pの実装面側から同軸プラグ10を着脱できるので便利である。
本発明によるベースコネクタに接続される同軸プラグは、実施形態に限定されない。同軸ケーブルの芯線を接続したコンタクト、このコンタクトを保持する直方体状のハウジング、このハウジングの一方の面と反対側の他方の面、及びこの他方の面に隣接する両側面を覆う箱状の本体部を有する導電性のシェルを備える同軸プラグは、全て含まれる。
1a 芯線
1b 誘電体
1c 編組線
1w 同軸ケーブル
2 第2シェル
2p プリント基板
3 コンタクト
4 ハウジング
5 第1シェル
10 同軸プラグ
20 ベースコネクタ
21 クリップ
22 押さえ片
51 本体部
52 ケーブルクランプ
53a・54a 両側面板
521 コンダクタバレル

Claims (5)

  1. 同軸ケーブルの芯線を接続可能なコンタクト、このコンタクトの先端部が一方の面に露出するように、当該コンタクトを保持する直方体状のハウジング、及び誘電体を覆う編組線を圧着して前記誘電体を同軸上に配置させるコンダクタバレルを含むケーブルクランプを端部に有し、前記ハウジングの一方の面に対して反対側の他方の面、及びこの他方の面に隣接する両側面を覆う箱状の本体部を有する導電性の第1シェルを備える同軸プラグが嵌合するベースコネクタであって、
    プリント基板に実装され、前記同軸プラグを挿入可能に一方の面が開口されると共に、当該プリント基板の表面に前記コンタクトの先端部が接触するように、一方の面と反対側の他方の面が開口された箱状の導電性の第2シェルを備え、
    前記第2シェルは、
    一方の端部に配置され、前記コンダクタバレルを挿入可能及び保持可能に一方の面側に開口した導電性のクリップと、
    他方の端部に配置され、前記本体部の一方の面を部分的に覆う導電性の押さえ片と、を有し、
    前記同軸ケーブルと前記プリント基板とを電気的に接続するベースコネクタ。
  2. 前記第2シェルは、両側面板の内壁に形成され、挿入された前記本体部の両側面板に接触可能な複数の第1エンボスを有する請求項1記載のベースコネクタ。
  3. 前記第2シェルは、前記本体部の他方の面に接触可能な第2エンボスを前記押さえ片に有する請求項1又は2記載のベースコネクタ。
  4. 前記第2シェルは、プリント基板に表面実装される請求項1から3のいずれかに記載のベースコネクタ。
  5. 前記第2シェルは、導電板を用いて作成されている請求項1から4のいずれかに記載のベースコネクタ。
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