JP4177693B2 - 同軸コネクタ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は同軸コネクタに関し、特に、高周波同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の同軸コネクタとしては、例えば、図14〜図17に示すものがあり、このコネクタ1は、端子2と、絶縁体3と、外部導体4とから概略構成されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−43939号公報
【0004】
先ず、図14を参照すると、端子2は、帯状金属材のキャリア5に所定間隔で複数設けられている。各端子2は、平坦面6を有する結線部7と、結線部7の両側からそれぞれ下方に垂直に折曲された舌片状の一対の接続部8とを有しており、切離部9でキャリア5から切離されるようになっている。
【0005】
絶縁体3は、絶縁材料をモールド成形することにより作られ、略円筒状の本体部10と、本体部10の上部から基端側に延出する肩部11と、肩部11の反対側の本体部10において上方に延出する中蓋部12とを有している。本体部10には、接続部8を収容可能な中空部13が上下に貫通して形成され、中空部13の両端上部には載置面14が形成されている。
【0006】
外部導体4は、金属板を加工して作られ、絶縁体3の本体部10が嵌設可能な筒状部15と、筒状部15の基端側において肩部11を側方から囲むように形成された囲繞部16と、囲繞部16の反対側の筒状部15において上方に延出する外蓋部17とを有している。筒状部15の下端部には、内側に突出するように半円断面形状の係止突部18が形成されている。また、外蓋部17には下方から順に、基部19、本体部用蓋部20、肩部用蓋部21、ケーブル把持部22がそれぞれ形成されており、本体用蓋部20の両側には直角に屈曲した摘み部23が形成されている。
【0007】
このようなコネクタ1を組立てるには、先ず、結線部7において同軸ケーブル24の中心導体25を半田付けして結線した後、端子2を切離部9においてキャリア5から切離す。そして、端子2を絶縁体3の中空部13に収容し、結線部7の両端部26を載置面14に載置すると共に同軸ケーブル24を肩部11に載置する。その後、本体部10を筒状部15に嵌設させると共に肩部11を囲繞部16に嵌設させ、外部導体4の外蓋部17を基部19で基端側に屈曲させる。外蓋部17の屈曲に伴い、絶縁体の中蓋部12は、押圧され、外蓋部17と共に屈曲し、肩部用蓋部21が肩部11、ケーブル把持部22が同軸ケーブル24をそれぞれ把持することにより、外部導体4は絶縁体3に固定される。
【0008】
一方、接続相手のコネクタ27は、図15によく示されているように、端子28と、平板状の絶縁体29と、絶縁体29に設けられた円筒状の外部導体30とから概略構成されている。そして、端子28は、絶縁体29に沿って形成された基部31と、基部31から鉛直方向に屈曲形成された逆U字状の接続部32とから成り、接続部32は上方に突出している。また、外部導体30の下端部には係止突部18が係止可能な係止溝部33が形成されている。
【0009】
このような構成において、一方のコネクタ1を接続相手の他方のコネクタ27に接続する場合、図16に示すように、一方のコネクタ1の筒状部15を他方のコネクタ27の外部導体30に嵌合させる。そうすると、コネクタ27の接続部32はコネクタ1の接続部8に挟持され、係止突部18は係止溝部33に係合する。この結果、両コネクタ1,27の嵌合状態はロックされ、両コネクタ1,27間の電気的接続状態は保持される。
【0010】
また、一方のコネクタ1を他方のコネクタ27から取外す場合、摘み部23(図14参照)を摘まみ、一方のコネクタ1を上方に引張る。そうすると、係止突部18と係止溝部33との係止状態が解かれ、一方のコネクタ1は他方のコネクタ27から離脱する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来の同軸コネクタでは、各外部導体4,30の下端部の1箇所で係止突部18と係止溝部33とが係合することにより、両コネクタ1,27の嵌合状態がロックされるように構成されていたため、同軸ケーブル24等に外力が加えられると、ロックが外れるおそれがあった。
【0012】
また、コネクタ1,27を嵌合させる際に、各嵌合部同士をほぼ全周に渡り且つほぼ同時に位置合せさせる必要があり、さらに、嵌合動作を案内する構成も有していなかった。したがって、嵌合時の位置決め作業に手間が掛かる場合があった。
【0013】
さらに、一方のコネクタ1を他方のコネクタ27から取外す場合には、摘み部23を摘まんで、一方のコネクタ1を正確に上方に引張る必要があり、取外し作業に手間が掛かるといった問題もあった。
【0014】
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、コネクタの嵌合状態を確実にロックすることができ、コネクタの嵌脱作業の簡略化が可能な同軸コネクタを提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、互いに嵌合可能な一方のコネクタと他方のコネクタを含む一対のコネクタからなる同軸コネクタであって;前記一方のコネクタは、中心導体たる端子と、該端子の外側に設けられ、該端子を保持する絶縁体と、該絶縁体の外側に設けられる外部導体とを備え、該外部導体の略平板状の外側壁には他方のコネクタとの嵌合状態をロックするための係止部が前記外部導体の外側壁の先端側と基端側に一対づつ形成され、前記先端側の一対の係止部が形成された前記外部導体の先端部に切欠部が形成されていると共に前記先端部と前記絶縁体との間に隙間が形成され、前記先端部が幅方向に弾性変形可能なように構成され;前記他方のコネクタは、絶縁体と外部導体により、前記一方のコネクタが嵌合可能な嵌合部が形成され、該嵌合部には中心導体たる端子が前記外部導体と離間させた状態で設けられ、前記外部導体の略平板状の内側壁は、先端側が固定され、基端側が幅方向に弾性変形可能に設けられ、前記外部導体の内側壁の先端側と基端側には前記一方のコネクタの先端側と基端側の係止部がそれぞれ係止可能な係止部が一対づつ形成されており;前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の先端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の先端側に形成された前記一対の係止部とを、前記一方のコネクタの外部導体の先端部における幅方向の弾性変形を利用して係止させた状態で、前記一方のコネクタの後端側を前記他方のコネクタの後端側に関して前記一方のコネクタと前記他方のコネクタの先端側を中心に回動させることにより、前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の後端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の後端側に形成された前記一対の係止部とを、前記他方のコネクタの外部導体の内側壁における基端側の幅方向の弾性変形を利用して係合させ、若しくは、解除できることを特徴とする。
【0016】
そして、前記一方のコネクタの端子の先端側に空隙部が形成され、前記他方のコネクタの端子と前記一方のコネクタの前記絶縁体とが干渉しないようになっていてもよい。
【0017】
また、本発明は、前記外部導体の内側壁の基端側が開放されていてもよい。
【0019】
さらに、本発明は、互いに嵌合可能な一方のコネクタと他方のコネクタを含む一対のコネクタからなる同軸コネクタであって、前記一方のコネクタは、中心導体たる端子と、該端子の外側に設けられ、該端子を保持する絶縁体と、該絶縁体の外側に設けられる外部導体とを備え、該外部導体の略平板状の外側壁には他方のコネクタとの嵌合状態をロックするための係止部が前記外部導体の外側壁の先端側と基端側に一対づつ形成され、前記先端側の一対の係止部が形成された前記外部導体の先端部に切欠部が形成されていると共に前記先端部と前記絶縁体との間に隙間が形成され、前記先端部が幅方向に弾性変形可能なように構成され;前記他方のコネクタは、絶縁体と外部導体により、前記一方のコネクタが嵌合可能な嵌合部が形成され、該嵌合部には中心導体たる端子が前記外部導体と離間させた状態で設けられ、前記外部導体の略平板状の内側壁は、先端側が固定され、基端側が幅方向に弾性変形可能に設けられ、前記外部導体の内側壁の先端側と基端側には前記一方のコネクタの先端側と基端側の係止部がそれぞれ係止可能な係止部が一対づつ形成されており;前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の先端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の先端側に形成された前記一対の係止部とを、前記一方のコネクタの外部導体の先端部における幅方向の弾性変形を利用して係止させた状態で、前記一方のコネクタの後端側を前記他方のコネクタの後端側に関して前記一方のコネクタと前記他方のコネクタの先端側を中心に回動させることにより、前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の後端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の後端側に形成された前記一対の係止部とを、前記他方のコネクタの外部導体の内側壁における基端側の幅方向の弾性変形を利用して係合させ、若しくは、解除できることを特徴とする同軸コネクタに用いられる前記一方のコネクタに関する。
【0020】
さらにまた、本発明は、互いに嵌合可能な一方のコネクタと他方のコネクタを含む一対のコネクタからなる同軸コネクタであって、前記一方のコネクタは、中心導体たる端子と、該端子の外側に設けられ、該端子を保持する絶縁体と、該絶縁体の外側に設けられる外部導体とを備え、該外部導体の略平板状の外側壁には他方のコネクタとの嵌合状態をロックするための係止部が前記外部導体の外側壁の先端側と基端側に一対づつ形成され、前記先端側の一対の係止部が形成された前記外部導体の先端部に切欠部が形成されていると共に前記先端部と前記絶縁体との間に隙間が形成され、前記先端部が幅方向に弾性変形可能なように構成され;前記他方のコネクタは、絶縁体と外部導体により、前記一方のコネクタが嵌合可能な嵌合部が形成され、該嵌合部には中心導体たる端子が前記外部導体と離間させた状態で設けられ、前記外部導体の略平板状の内側壁は、先端側が固定され、基端側が幅方向に弾性変形可能に設けられ、前記外部導体の内側壁の先端側と基端側には前記一方のコネクタの先端側と基端側の係止部がそれぞれ係止可能な係止部が一対づつ形成されており;前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の先端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の先端側に形成された前記一対の係止部とを、前記一方のコネクタの外部導体の先端部における幅方向の弾性変形を利用して係止させた状態で、前記一方のコネクタの後端側を前記他方のコネクタの後端側に関して前記一方のコネクタと前記他方のコネクタの先端側を中心に回動させることにより、前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の後端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の後端側に形成された前記一対の係止部とを、前記他方のコネクタの外部導体の内側壁における基端側の幅方向の弾性変形を利用して係合させ、若しくは、解除できることを特徴とする同軸コネクタに用いられる前記他方のコネクタに関する。
【0021】
このような構成によれば、略平板状の側壁に係止部を設けたので、嵌合作業時の位置決めが容易になると共に、さらに、コネクタの嵌合状態が外部導体の先端側と基端側の2箇所でロックされるようにすれば、同軸ケーブル等に外力が加えられたとしても端子の接触状態に悪影響を及ぼしたり、ロックが外れるおそれがなく、コネクタのロック状態を確実に保持することができる。また、一方のコネクタはその先端部が幅方向に弾性変形可能なように設けられ、他方のコネクタは先端側が固定され、基端側が幅方向に弾性変形可能なように設けられているため、コネクタの嵌合作業時の位置決めが容易となると共に、コネクタの嵌脱作業の簡略化を図ることができる。さらにまた、一方のコネクタの端子の先端側に空隙部を形成し、他方のコネクタの外部導体の基端側を開放としたので、斜め抜きにも対応可能となり、コネクタの嵌脱作業が簡易化される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。
【0023】
図1〜図13は本発明の実施の形態に係る同軸コネクタを示しており、一方のコネクタ51が他方のコネクタ52に嵌合することにより両コネクタ51,52が電気的に接続されるようになっている。
【0024】
図3に最も良く示されているように、一方のコネクタ51は、同軸ケーブル53(図9参照)の先端部に結線される端子54と、端子54の外側に設けられる絶縁体55と、絶縁体55の外側に設けられる外部導体56とから概略構成されている。端子54の基端側には、図5によく示されているように、底面側が開放された蟻溝状を成す結線部57が形成されており、結線部57に同軸ケーブル53の中心導体58が結線されるようになっている。なお、蟻溝状とは、図5に示すような三角形状に限らず、矩形、円形等で底面側が狭まっており、底面側に抜け落ちないような形状をも含むものである。また、端子54の先端側には、結線部57の左右側壁59から先端方向に延出する左右一対の接続部60が形成されており、接続部60は後述する接続相手の他方のコネクタ52の端子81の接続部85を挟持可能となっている。
【0025】
絶縁体55の中央部分には、図5及び図7によく示されているように、底面側が開放された蟻溝状を成す端子保持部61が形成されていると共に端子保持部61の先端側に矩形溝62が形成されており、端子保持部61に結線部57を嵌設すると、接続部60が矩形溝62内に遊嵌するようになっている。矩形溝62の先端側には溝状の空隙部63が形成され、保持部61の基端側には蟻溝状のケーブル保持部64が形成されており、図6によく示されているように、ケーブル保持部64は端子保持部61と同一断面形状を成している。また、絶縁体55の底面側には、端子保持部61及びケーブル保持部64に向かって上方に傾斜する誘導部65が形成されている。絶縁体55の各側壁の先端部66には、外面に傾斜面67が形成され、先端部66は先細形状を成している。絶縁体55の各側壁の中央部分には突起部68が形成され、突起部68の基端側はテーパ状を成している。さらに、絶縁体55の上面の先端側中央部には長手方向に沿って隆起部69が形成され、隆起部69の両側はテーパ状を成している。
【0026】
外部導体56は、絶縁体55の上面及び両側壁を概略覆うように金属板をコの字状に屈曲することにより形成され、左右側壁70には、他方のコネクタ52との接続状態をロックするための係止突部71,72が先端側及び基端側にそれぞれ形成されている。そして、各側壁70にはそれぞれ、基端側係止突部72の下方から内側に折返すようにケーブル把持部73が屈曲形成されている。このように、ケーブル把持部73は、外部導体56の長手方向に対して基端側係止突部72と重複した位置に設けられているので、外部導体56の長さ方向の寸法を短縮することができる。また、各側壁70の先端側係止突部71の基端側には突起部68が係止可能な係止孔80が穿設されており、各側壁70の先端部内側に面取り部74が形成されている。さらに、外部導体56の上面75には、先端側中央部にT字状の切欠部76が形成され、切欠部76に絶縁体55の隆起部69が遊嵌するようになっている。また、上面75の内面には、基端部に同軸ケーブル53が干渉しないように凹部78が形成されている。なお、必ずしも必要ではないが、本実施の形態においては、ケーブル把持部73の基端側にさらにケーブル挟持部79が設けられており、ケーブル挟持部79の下端部は外側に広がるように形成されている。
【0027】
図10に最も良く示されているように、他方のコネクタ52は、端子81と、端子81を保持する絶縁体82と、絶縁体82と一体成形される外部導体83とから概略構成されている。端子81の先端側には、棒状の基部84が設けられ、基部84は基板(図示せず)の所定回路に接続されるようになっている。また、端子81の基端側には、基端側斜め上方に延出するように平板状の接続部85が形成され、接続部85と基部84との内角が鈍角を成すように、傾斜部109が形成されている。
【0028】
絶縁体82は矩形平板状を成し、基端部の一部分はさらに基端方向に延出している。そして、絶縁体82の中央部には接続部85が貫設可能な端子孔86が設けられ、端子孔86の両側にはそれぞれスリット孔87が設けられている。絶縁体82の先端部には、中央部に位置決め突起88が突設され、位置決め突起88の両側に位置決め溝89が形成されている。また、絶縁体82の底面側には、先端中央部から端子孔86に掛けて基部84が嵌設可能な端子溝90が形成され、さらに、左右端部から各スリット孔87に掛けてそれぞれ幅広溝91が形成されている。
【0029】
外部導体83は金属板を略コの字状に屈曲して形成され、略平板状の左右側壁92の各内面には、先端側及び基端側にそれぞれ係止凹部93,94が形成されている。各係止凹部93,94から側壁92の上端部に掛けては案内溝95,96が形成され、案内溝95,96の上端部は拡幅されている。そして、左右側壁92の先端側にはそれぞれ、下端部から外側水平に延出する支持部97が屈曲形成され、支持部97はスリット孔87に嵌着可能となっている。また、外部導体83の先端壁98には、下端部中央に前記位置決め突起88が係合可能な欠込み部99が形成され、さらに、欠込み部99の両側の下端部から先端方向に延出部100が形成され、延出部100は位置決め溝89に係合可能となっている。
【0030】
一方のコネクタ51を組立てるには、図3に示されているように、先ず、端子54を絶縁体55の基端側からケーブル保持部64に挿入し、結線部57を端子保持部61に嵌設する。この時、結線部57と端子保持部61は共に底面側が開放された蟻溝状を成しているため、結線部57は端子保持部61に確実に保持され、コネクタ51を取外す際に端子54に作用する下向きの力に対しても充分耐えることができる。また、この時、接続部60は矩形溝62内に遊嵌され、左右方向に弾性変形可能に設けられる。
【0031】
次に、端子54を保持した絶縁体55を外部導体56に先端側から挿入すると、面取り部74が突起部68に当接し、外部導体56は左右側方に弾性変形する。絶縁体55を外部導体56内にさらに押込むと、突起部68が係止孔80に係合し、外部導体56は、元の状態に戻り、絶縁体55が固定された状態となる。この状態において、隆起部69は切欠部76に遊嵌し、さらに、先端部66は先細形状を成し、外部導体56の先端部の内側に隙間が形成されるため、外部導体56の先端部は左右方向に弾性変形可能となる。また、この時、絶縁体55の基端側にケーブル把持部73が位置しているため、絶縁体55が外部導体56内に過度に押込まれるおそれがない。そのため、外部導体56は絶縁体55の所定位置に確実に保持される。さらにまた、突起部68の基端側がテーパ状を成しているため、外部導体56の絶縁体55への装着作業は円滑に行なうことができる。
【0032】
その後、図8によく示されているように、同軸ケーブル53の中心導体58を結線部57内に挿入し、結線部57内の中心導体58を治具101により押し広げる。これにより、中心導体58が結線部57から飛び出るのを防止することができる。そして最後に、同軸ケーブル53をそれぞれケーブル保持部64、ケーブル把持部73、及びケーブル挟持部79に装着する。この時、ケーブル保持部64には誘導部65が形成され、ケーブル把持部73には下端部に湾曲した折返し部102が形成され、さらにケーブル挟持部79の下端部は外側に広がって形成されているため、同軸ケーブルの装着作業は円滑に行なうことができる。そして、このように、端子54、絶縁体55、及び外部導体56はいずれも底面側が開放されており、コネクタ51の組立てをすべて底面側から行なうことができ、さらに、結線部57に対する中心導体58及びケーブル把持部73に対する同軸ケーブル53の外部導体の半田付け作業を組立て後に底面側から行なうことができるため、組立作業が簡略化され、また、コネクタが小型であっても容易に組立作業ができ、製造コストの低減化を図ることが可能となる。さらにまた、同軸ケーブル53の外部導体と半田付けされるケーブル把持部73は、外部導体56から折返して設けられて離間しているので、半田付け作業中に半田やフラックスが外部導体56に付着するおそれがなく、作業の簡略化、信頼性の向上を図ることができる。
【0033】
また、他方のコネクタ52は、絶縁体82をモールド成形する際に、その型内の所定位置に端子81及び外部導体83を予め配置しておき、一体成形することにより製造する。これにより、端子81は、接続部85が端子孔86に貫設されると共に基部84が端子溝90に嵌設された状態で、絶縁体82に保持される。また、外部導体83は、欠込み部99、延出部100がそれぞれ、絶縁体82の位置決め突起88、位置決め溝89に係合されると共に支持部97がスリット孔87に嵌設された状態で、絶縁体82に固定される。この結果、他方のコネクタ52には、絶縁体82と外部導体83により、一方のコネクタ51が嵌合可能な嵌合部103(図1参照)が形成され、端子81の接続部85は嵌合部103内で基端側上方に突出した傾斜姿勢を保持するようになる。また、外部導体83の側壁92は、図1に示すように、先端側部分が固定され、基端側部分は絶縁体82から基端側に突出した状態で絶縁体82に保持されるので、幅方向に弾性変形可能な状態となる。
【0034】
次に、主に、図1,2、及び図11〜13を参照しつつ、一方のコネクタ51を他方のコネクタ52に着脱させる時の作用を説明する。
【0035】
一方のコネクタ51を他方のコネクタ52に装着する場合、他方のコネクタ52を基板(図示せず)の所定位置に配置し、端子81の基部84を前記基板の所定回路に接続させた状態で、係止突部71,72が係止凹部93,94にそれぞれ合致するように位置決めした上で、一方のコネクタ51を嵌合部103に嵌合させる。この時、一方のコネクタ51側の外部導体56の先端部及び他方のコネクタ52側の外部導体83の基端側部分がいずれも幅方向に弾性変形可能に形成されており、また、他方のコネクタ52側の外部導体83の基端側には壁がなく開放されているので、先端側を基準として一方のコネクタ51を回動させることにより装着、取外し作業を行なうことができる。さらに、他方のコネクタ52側の外部導体83には案内溝95,96が形成され、また、嵌合部103への嵌合位置は側壁92により規定されるので、一方のコネクタ51の側壁70を両側壁92間で案内させた後に、案内溝95,96に導くことができる。したがって、コネクタ51,52を嵌合させる際の位置決め作業が容易となり、コネクタの着脱作業の円滑化が図れる。また、係止突部71,72及び係止凹部93,94はそれぞれ外部導体56,83の略平板状の側壁70,92に設置されているので、これらの設置位置の寸法精度を高めることが容易となり、また、係止突部71,72と係止凹部93,94との係合動作も側壁に案内させつつ精度良く容易に行なうことができる。さらに、係止突部71と係止凹部93との係合箇所が先端側にあり、係止突部72と係止凹部94との係合箇所が同軸ケーブル53からの外力を受けやすい基端側にあるため、両コネクタ51,52の接続状態を確実にロックすることができる。
【0036】
そして、嵌合状態では、図12に示すように、他方のコネクタ52の端子81の接続部85は一方のコネクタ51側の端子54の接続部60に挟持され、両端子54,81間の接続角度は鈍角となる。したがって、伝送路104中に高周波特性の乱れる要因となる直角部分がなく、高周波伝送特性の整合の向上が図れる。また、この結果、高さ方向の寸法を短縮することができるので、端子間の有効嵌合面積を確保したまま、コネクタの低背化、小型化が可能となる。
【0037】
また、一方のコネクタ51を他方のコネクタ52から取外す場合、図13に示すように、ケーブル挟持部79を上方に持ち上げる。そうすると、他方のコネクタ52側の外部導体83の基端側部分が左右外側に弾性変形し、基端側の係止突部72と係止凹部94との係合状態が解かれる。そして、さらに、ケーブル挟持部79を持ち上げると、接続部60,85同士の接続状態、及び先端側の係止突部71と係止凹部94との係合状態も解かれ、一方のコネクタ51は他方のコネクタ52から離脱する。この時、一方のコネクタ51側の接続部60の先端側には空隙部63が形成されており、コネクタの取外し作業中に、他方のコネクタ52側の接続部85が絶縁体55と干渉することがないので、絶縁体55が破損等するおそれはない。このように、ケーブル挟持部79を持ち上げるだけで、コネクタを取外すことができるので、作業の簡素化を図ることができる。さらに、他方のコネクタ52の端子81の接続部85に傾斜部109が形成されているため、一方のコネクタ51を斜め抜きした場合に接続部85が絶縁体55と干渉し難い構造となっている。したがって、空隙部63の領域を最小限にすることができる。
【0038】
なお、上記実施の形態では、一方のコネクタ51が他方のコネクタ52に嵌合するようになっているが、反対に、他方のコネクタ52が一方のコネクタ51に嵌合するように構成してもよい。また、一方のコネクタ51は同軸ケーブル53に結線されるようになっているが、基板に実装されてもよく、或いは、両方のコネクタ51,52が基板に実装又は同軸ケーブル53に結線されるように構成してもよい。
【0039】
また、各コネクタ51,52の係止部71,72及び93,94は、上記した形状に限定されるものではなく、例えば、一方のコネクタ51側の係止部71,72を凹状に形成し、他方のコネクタ52側の係止部93,94を突状に形成させてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、一方及び他方のコネクタは、略平板状の側壁に係止部を設けたので、コネクタの嵌合作業時の位置決めが容易となると共に、さらに、コネクタの嵌合状態が外部導体の先端側と基端側の2箇所でロックされるようにすれば、同軸ケーブル等に外力が加えられたとしても、端子の接触状態に悪影響を及ぼしたり、ロックが外れるおそれがなく、コネクタのロック状態を確実に保持することができる。また、一方のコネクタはその先端部が幅方向に弾性変形可能なように設けられ、他方のコネクタは先端側が固定され、基端側が幅方向に弾性変形可能なように設けられているため、コネクタの嵌合作業時の位置決めが容易となると共に、コネクタの嵌脱作業の簡略化を図ることができる。さらにまた、一方のコネクタの端子の先端側に空隙部を形成し、他方のコネクタの外部導体の基端側を開放としたので、コネクタの嵌脱作業が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す底面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】図4のC−C断面図である。
【図8】本発明の実施の形態における端子の結線部を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図12】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図13】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図14】従来例を示す分解斜視図である。
【図15】従来例を示す断面図である。
【図16】従来例を示す断面図である。
【図17】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
51 一方のコネクタ
52 他方のコネクタ
53 同軸ケーブル
54 端子
55 絶縁体
56 外部導体
71 係止突部
72 係止突部
76 切欠部
81 端子
82 絶縁体
83 外部導体
93 係止凹部
94 係止凹部
103 嵌合部

Claims (5)

  1. 互いに嵌合可能な一方のコネクタと他方のコネクタを含む一対のコネクタからなる同軸コネクタであって、
    前記一方のコネクタは、
    中心導体たる端子と、
    該端子の外側に設けられ、該端子を保持する絶縁体と、
    該絶縁体の外側に設けられる外部導体とを備え、
    該外部導体の略平板状の外側壁には他方のコネクタとの嵌合状態をロックするための係止部が前記外部導体の外側壁の先端側と基端側に一対づつ形成され、
    前記先端側の一対の係止部が形成された前記外部導体の先端部に切欠部が形成されていると共に前記先端部と前記絶縁体との間に隙間が形成され、前記先端部が幅方向に弾性変形可能なように構成され、
    前記他方のコネクタは、
    絶縁体と外部導体により、前記一方のコネクタが嵌合可能な嵌合部が形成され、
    該嵌合部には中心導体たる端子が前記外部導体と離間させた状態で設けられ、
    前記外部導体の略平板状の内側壁は、先端側が固定され、基端側が幅方向に弾性変形可能に設けられ、
    前記外部導体の内側壁の先端側と基端側には前記一方のコネクタの先端側と基端側の係止部がそれぞれ係止可能な係止部が一対づつ形成されており、
    前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の先端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の先端側に形成された前記一対の係止部とを、前記一方のコネクタの外部導体の先端部における幅方向の弾性変形を利用して係止させた状態で、前記一方のコネクタの後端側を前記他方のコネクタの後端側に関して前記一方のコネクタと前記他方のコネクタの先端側を中心に回動させることにより、前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の後端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の後端側に形成された前記一対の係止部とを、前記他方のコネクタの外部導体の内側壁における基端側の幅方向の弾性変形を利用して係合させ、若しくは、解除することができることを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 前記一方のコネクタの端子の先端側に空隙部が形成され、前記他方のコネクタの端子と前記一方のコネクタの前記絶縁体とが干渉しないようになっている請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記外部導体の内側壁の基端側が開放されている請求項1又は2に記載の同軸コネクタ。
  4. 互いに嵌合可能な一方のコネクタと他方のコネクタを含む一対のコネクタからなる同軸コネクタであって、
    前記一方のコネクタは、
    中心導体たる端子と、
    該端子の外側に設けられ、該端子を保持する絶縁体と、
    該絶縁体の外側に設けられる外部導体とを備え、
    該外部導体の略平板状の外側壁には他方のコネクタとの嵌合状態をロックするための係止部が前記外部導体の外側壁の先端側と基端側に一対づつ形成され、
    前記先端側の一対の係止部が形成された前記外部導体の先端部に切欠部が形成されていると共に前記先端部と前記絶縁体との間に隙間が形成され、前記先端部が幅方向に弾性変形可能なように構成され、
    前記他方のコネクタは、
    絶縁体と外部導体により、前記一方のコネクタが嵌合可能な嵌合部が形成され、
    該嵌合部には中心導体たる端子が前記外部導体と離間させた状態で設けられ、
    前記外部導体の略平板状の内側壁は、先端側が固定され、基端側が幅方向に弾性変形可能に設けられ、
    前記外部導体の内側壁の先端側と基端側には前記一方のコネクタの先端側と基端側の係止部がそれぞれ係止可能な係止部が一対づつ形成されており、
    前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の先端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の先端側に形成された前記一対の係止部とを、前記一方のコネクタの外部導体の先端部における幅方向の弾性変形を利用して係止させた状態で、前記一方のコネクタの後端側を前記他方のコネクタの後端側に関して前記一方のコネクタと前記他方のコネクタの先端側を中心に回動させることにより、前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の後端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の後端側に形成された前記一対の係止部とを、前記他方のコネクタの外部導体の内側壁における基端側の幅方向の弾性変形を利用して係合させ、若しくは、解除できることを特徴とする同軸コネクタに用いられる前記一方のコネクタ。
  5. 互いに嵌合可能な一方のコネクタと他方のコネクタを含む一対のコネクタからなる同軸コネクタであって、
    前記一方のコネクタは、
    中心導体たる端子と、
    該端子の外側に設けられ、該端子を保持する絶縁体と、
    該絶縁体の外側に設けられる外部導体とを備え、
    該外部導体の略平板状の外側壁には他方のコネクタとの嵌合状態をロックするための係止部が前記外部導体の外側壁の先端側と基端側に一対づつ形成され、
    前記先端側の一対の係止部が形成された前記外部導体の先端部に切欠部が形成されていると共に前記先端部と前記絶縁体との間に隙間が形成され、前記先端部が幅方向に弾性変形可能なように構成され、
    前記他方のコネクタは、
    絶縁体と外部導体により、前記一方のコネクタが嵌合可能な嵌合部が形成され、
    該嵌合部には中心導体たる端子が前記外部導体と離間させた状態で設けられ、
    前記外部導体の略平板状の内側壁は、先端側が固定され、基端側が幅方向に弾性変形可能に設けられ、
    前記外部導体の内側壁の先端側と基端側には前記一方のコネクタの先端側と基端側の係止部がそれぞれ係止可能な係止部が一対づつ形成されており、
    前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の先端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の先端側に形成された前記一対の係止部とを、前記一方のコネクタの外部導体の先端部における幅方向の弾性変形を利用して係止させた状態で、前記一方のコネクタと前記他方のコネクタの先端側を中心に、前記一方のコネクタの後端側を前記他方のコネクタの後端側に関して回動させることにより、前記一方のコネクタの前記外部導体の外側壁の後端側に形成された前記一対の係止部と、前記他方のコネクタの前記外部導体の内側壁の後端側に形成された前記一対の係止部とを、前記他方のコネクタの外部導体の内側壁における基端側の幅方向の弾性変形を利用して係合させ、若しくは、解除できることを特徴とする同軸コネクタに用いられる前記他方のコネクタ。
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