JPH0539592Y2 - - Google Patents

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JPH0539592Y2
JPH0539592Y2 JP1986127903U JP12790386U JPH0539592Y2 JP H0539592 Y2 JPH0539592 Y2 JP H0539592Y2 JP 1986127903 U JP1986127903 U JP 1986127903U JP 12790386 U JP12790386 U JP 12790386U JP H0539592 Y2 JPH0539592 Y2 JP H0539592Y2
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metal case
modular connector
rear end
insulating housing
connector plug
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、EMI対策を施したモジユラーコネ
クタに関し、特に、モジユラーコネクタジヤツク
に対して結合されるモジユラーコネクタプラグに
関する。
従来の技術 近年、各種の電気コネクタの分野においても、
他の分野と同様にEMI対策を施すことが要求さ
れており、この種のEMI対策を施した電気コネ
クタとしては、従来、特開昭59−198675号公報、
米国特許第4569566号明細書、米国特許第4457575
号明細書及び米国特許第4569566号明細書等に開
示されたものがある。特開昭59−198675号公報に
開示された電気コネクタプラグにおいては、電波
遮蔽体として作用する2枚合わせの金属ケース
と、金属チユーブとが設けられている。また、米
国特許第4569566号明細書に開示された電気コネ
クタプラグにおいては、接触子を配列した絶縁ハ
ウジングの後端に装着される金属ケースにて電波
遮蔽を行い、さらにその金属ケースの後端に絶縁
ケースを装着させている。
考案が解決しようとする問題点 前述した特開昭59−198675号公報に開示された
従来の電気コネクタプラグでは、その電波遮蔽体
が2枚の金属ケースと、金属チユーブとの3つの
部品から構成されているため、ハーネス加工数が
多くなり、部品コストも高くなるので、コネクタ
プラグ全体の価格もどうしても高いものとなつて
いた。
また、前述した米国特許第4569566号明細書に
開示された従来の電気コネクタプラグでは、金属
ケースは一体であるが、その加工がしぼり加工で
あるためその加工コストが高くなり、その上金属
ケースとその後端に装着される絶縁ケースとの間
にガタツキを生じ易いという問題も有していた。
本考案の目的は、このような従来の問題点を解
決しうるモジユラーコネクタプラグを提供するこ
とである。
問題点を解決するための手段 本考案によれば、モジユラーコネクタジヤツク
に対して結合されるモジユラーコネクタプラグに
おいて、先端部に結線すべきケーブルの心線に対
して結線される接触端子を配設するほぼ断面矩形
状の絶縁ハウジングと、板状材を折り曲げ加工す
ることにより一体形成され前記絶縁ハウジングの
周りに装着される金属ケースと、該金属ケースの
後端に装着される絶縁ケースとが備えられ、前記
金属ケースは、前記絶縁ハウジングの外周を覆う
筒状部を有し、該筒状部は、板状材のほぼ中心線
にそつて左右の板状部分をコの字曲げすることに
よりほぼ断面矩形状の後端開口が与えられるよう
に形成され、該後端開口は、ほぼ断面矩形状の整
線アダプターによつて心線を整線させた状態の前
記結線すべきケーブルを通すことができ、前記金
属ケースは、さらに、前記板状材の前記中心線に
そつて前記筒状部の前記後端開口の底部から後方
へと延長する板状部分によつて構成され前記ケー
ブルのシールド線の周りにクランプされるクラン
プ部と、前記板状材の前記中心線の左右において
前記筒状部の前記後端開口の底部から後方へと延
長する一対の板状部分によつて構成され前記後端
開口の前記ケーブルの通過する部分以外の開口部
を閉じるように曲げられうる左右一対の閉止用片
部とを有する。
実施例 次に、添付図面に基づいて本考案の実施例につ
いて本考案をより詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例としてのモジユラ
ーコネクタプラグとモジユラーコネクタジヤツク
との結合状態を示す断面図である。この第1図に
示されるように、モジユラーコネクタジヤツク1
00は、プラスチツク等の絶縁材料によつて一体
成形された絶縁ハウジング110を備え、この絶
縁ハウジング110は、その下部に前方からモジ
ユラーコネクタプラグ200を受け入れる嵌合空
所140を有し、また、その上部に後方から接触
子132を配設した絶縁ブロツク131からなる
接触子配列体130を結合させる空所を有してい
る。絶縁ブロツク131の後方へは、各接触子1
32に結線された電線133が引き出されてい
る。絶縁ブロツク131の上面には、突出部13
4が設けられており、この突出部134は、絶縁
ハウジング110の上面に形成された開口部14
2に係合して後方へ絶縁ブロツク131が抜けで
ないようにしている。そして、各接触子132
は、嵌合空所140の上部に臨んで、そこへ結合
されてくるモジユラーコネクタプラグの各接触端
子260のそれぞれと接触しうるようにされてい
る。このモジユラーコネクタジヤツクの詳細な構
成については、第2図および第4図から第7図を
参照して後述する。
一方、本考案の一実施例としてのモジユラーコ
ネクタプラグ200は、第1図に示されるよう
に、結線すべきケーブル240の各心線243の
それぞれに圧接結線する接触端子260を先端部
上面に配設するプラスチツク等の絶縁材料にて形
成されたほぼ矩形断面を有する絶縁ハウジング2
10と、この絶縁ハウジング210の周りに装着
される金属ケース220と、この金属ケース22
0の後端に装着されるプラスチツク等の絶縁材料
にて形成された絶縁ケース230とを備えてい
る。この金属ケース220は、絶縁ハウジング2
10の外周を覆うコの字曲げによる筒状部221
と、この筒状部221の後端に続いてケーブル2
40のシールド線242の周りにクランプされる
クランプ部223とを、主として有するように、
一体形成されている。なお、モジユラーコネクタ
プラグにおいて通常のように、絶縁ハウジング2
10の先端下面から後方下の方へ延長する係止片
212が設けられており、この係止片212は、
モジユラーコネクタジヤツク100の絶縁ハウジ
ング110の嵌合空所140の下端に形成された
係止段部141に係合して、モジユラーコネクタ
ジヤツク100とモジユラーコネクタプラグ20
0との嵌合をロツクしうるものである。このモジ
ユラーコネクタプラグ200の詳細な構成につい
ては、第3図および第8図から第11図を参照し
て後述する。
第2図は、第1図のモジユラーコネクタジヤツ
ク100の正面図であり、第4図は、そのモジユ
ラーコネクタジヤツク100の外側金属ケース1
20を取り外した状態を示す斜視図である。第4
図によく示されるように、このモジユラーコネク
タジヤツク100は、絶縁ハウジング110と、
一対の接触子150と、絶縁ハウジング110の
前面に被せられる外側金属ケース120とを備え
ている。
次に、前述した以外の絶縁ハウジング110の
主催構造について説明する。絶縁ハウジング11
0は、嵌合空所140の両側に、各接続片150
を挿入固定するための接続片固定溝144を有し
ており、更に、絶縁ハウジング110の両側に
は、このモジユラーコネクタジヤツクを取付けパ
ネルに固定するための係止腕片143が形成され
ている。第5図は、絶縁ハウジング110から接
続片150を取り外した状態を部分的に示してお
り、第6図は、さらに、この第5図の絶縁ハウジ
ング110の接続片固定溝144の付近を拡大し
て示す部分図である。第5図及び第6図によく示
されるように、各接続片固定溝144は、後述す
る接続片150の外側金属ケース120と接続す
るための接触舌片151を受け入れる溝145、
モジユラーコネクタプラグ200の金属ケース2
20と接続するための接触舌片152および15
3をそれぞれ受け入れる溝146および147に
連通している。さらに、接続片固定溝144の底
面には、各接続片150の固定脚154を圧入固
定する圧入穴(図には表れていない)が設けられ
ている。また、絶縁ハウジング110の両側面に
は、外側金属ケース120の固定脚123を挿入
固定するための取付けスロツト148が設けられ
ており、同様に、絶縁ハウジング110の底面に
も、外側金属ケース120の底面の同様の固定脚
(図には表れていない)を挿入固定するための取
付けスロツト149(第1図参照)が設けられて
いる。
外側金属ケース120は、特にバネ性を要しな
い導電性材料、例えば、黄銅で形成され、その表
面にハンダメツキを施したものでよい。この外側
金属ケース120は、第4図によく示されるよう
に、中央部に、モジユラーコネクタプラグ200
の金属ケース220の筒状部221を通すための
開口121を有している。この開口121の下部
には、モジユラーコネクタプラグ200の絶縁ハ
ウジング210の係止片212を通すために切欠
き122が形成されている。また、外側金属ケー
ス120の両側には、この外側金属ケース120
を絶縁ハウジング110の前面へ取り付け固定す
るため絶縁ハウジング110の取付けスロツト1
48に挿入される固定脚123が設けられてお
り、図に表れてはいないが、下面にも同様に絶縁
ハウジング110の取付けスロツト149に挿入
される固定脚が設けられている。固定脚123に
は、係止突起124が形成されている。外側金属
ケース120の上面には、上方且つ後方へ延長す
る接地用接続片125が形成されている。この接
地用接続片125の中心には、アース接続用穴1
26が形成されている。
各接続片150は、バネ性のある導電性材料、
例えば、リン青銅、ベリリウム銅等で形成され、
その表面にハンダメツキを施しておくとよい。第
7図に拡大斜視図にてよく示されるように、この
接続片150は、ほぼL字型に形成され、その垂
直脚には、外方へ突出する接触舌片151と、内
側に突出する接触舌片152とが形成されてお
り、水平脚には、内方へ突出する接触舌片153
が形成されている。また、垂直脚には、一対の固
定脚154が形成されており、各固定脚154に
は、係合突起155が形成されている。
このようなモジユラーコネクタジヤツク100
を組み立てるには、絶縁ハウジング110の上部
の空所へ後方から、各接触子132に各接触子1
33を結線した絶縁ブロツク131を挿入してそ
の突出部134が開口部142に係合するように
する。次に、絶縁ハウジング110の両側の接続
片固定溝144へ各接続片150を挿入固定す
る。この時、各接触片150の接触舌片151
は、接続片固定溝144に連通している溝145
内に受け入れられてその接触部を絶縁ハウジング
110の外側面から外方へわずかに突出させる位
置となり、すなわち、その接触部は、取付けスロ
ツト148内に露出させられる(第4図参照)。
また、各接続片150の接触舌片152は、接続
片固定溝144に連通している溝146内に受け
入れられてその接触部を絶縁ハウジング110の
嵌合空所140内へわずかに突出させる位置とな
り、同様に、各接続片150の接触舌片153
は、接続片固定溝144に連通している溝147
内に受け入れられてその接触部を絶縁ハウジング
110の嵌合空所140内へわずかに突出させる
位置となる。最後に、外側金属ケース120の両
側の各固定脚123および下側の固定脚を、絶縁
ハウジング110の各対応する取付けスロツト1
48および149のそれぞれに挿入することによ
り、外側金属ケース120を絶縁ハウジング11
0の前面に対して固定する。この時、各接続片1
50の接触舌片151の接触部は、外側金属ケー
ス120の固定脚123の内面に接触することに
なり、従つて、外側金属ケース120と各接続片
150とは電気的に接続させられることになる。
そして、各接続片150の各接触舌片152およ
び153は、第2図の正面図によく示されるよう
に、嵌合空所140内に突出しており、後述する
ように、そこへモジユラーコネクタプラグ200
が結合されるとき、その金属ケース220筒状部
221の両側面および底面に接触させられ、従つ
て、金属ケース220は、各接続片150を介し
て外側金属ケース120に電気的に接続されるこ
とになる。絶縁ハウジング110の前面の周りに
被せられた外側金属ケース120と各接続片15
0とは、嵌合空所内への、または嵌合空所内から
の電波の漏れを防止し充分なEMI対策となる。
第3図は、第1図のモジユラーコネクタプラグ
200の平面図であり、この第3図によく示され
るように、このモジユラーコネクタプラグ200
は、絶縁ハウジング210と、金属ケース220
と、絶縁ケース230とを備えている。
次に、第8図から第11図を参照してこのモジ
ユラーコネクタプラグ200の各部の詳細構造と
このモジユラーコネクタプラグ200の組み立て
方法について説明する。
先ず、第8図は、絶縁ハウジング210と、こ
の絶縁ハウジング210の後端部の周りに装着さ
れる金属ケース220とを分解状態にて示す斜視
図である。絶縁ハウジング210は、結線すべき
ケーブル240の端末部を受入る中央空所211
を有し、先端上面に接触端子260を配設するた
めの接触端子配列穴214を画定する隔壁213
を有し、また、接触端子配列穴214の後ろに電
線クランプ工具を挿入するためのクランプ工具挿
入スロツト217が形成されており、さらに、中
間部上面に、係止用開口216が形成されてい
る。さらにまた、絶縁ハウジング210の先端両
側面には、後述する目的の溝215が形成されて
いる。
一方、金属ケース220は、導電性材料、例え
ば、黄銅の板状材で一体形成され、その表面にハ
ンダメツキを施しておくと良い。金属ケース22
0は、絶縁ハウジング210の外周を覆うコの字
曲げによる筒状部221と、筒状部221の後端
に続いて結線すべきケーブル240のシールド線
242の周りにクランプされるクランプ部223
と、筒状部221の後端においてその筒状部22
1の後端開口のケーブル240の通過する部分以
外の開口部を閉じるように曲げられうる左右一対
の閉止用片部224とを有するように一体形成さ
れる。第8図によく示されるように、金属ケース
220の筒状部221は、板状材のほぼ中心線に
そつて左右の板状部分をコの字曲げすることによ
りほぼ断面矩形状の後端開口が与えられるように
形成されている。この筒状部221の後端開口
は、後述するようなほぼ断面矩形状の整線アダプ
ター270によつて心線243を整線させた状態
の結線すべきケーブル240を通すことができる
ものとされている。金属ケース220のクランプ
部223は、板状材の中心線にそつて筒状部22
1の後端開口の底部から後方へと延長する板状部
分によつて構成されている。また、金属ケース2
20の閉止用片部224は、板状材の中心線の左
右において筒状部221の後端開口の底部から後
方へと延長する一対の板状部分によつて構成され
ている。さらに、この金属ケース220の前記筒
状部の後端には、後方に延長して絶縁ケース23
0の内周に接しこの金属ケース220と絶縁ケー
ス230との間の結合のガタツキを防止する支え
片部225が両側に一体的に設けられている。さ
らに、筒状部221の先端の両側には前方に延長
する支え脚片222が一体的に形成されていると
良い。これら支え脚片222は、絶縁ハウジング
210に対して金属ケース220を装着すると
き、絶縁ハウジング210の先端両側面に形成さ
れた溝215内へ係合して、この絶縁ハウジング
210と金属ケース220との結合を強固安定な
ものとする作用を果たす。さらにまた、筒状部2
21の上面の前方には、切出し舌片226が形成
され、また、後方に、切起し舌片227が形成さ
れるとよい。この切起し舌片227は、筒状部2
21の下面にも同様に形成されると良い。これら
切出し舌片226および切起し舌片227の作用
については後述する。
絶縁ケース230は、プラスチツク等の絶縁材
料で形成され、第11図によく示されるように、
先端の上面および下面に各一対の係止用開口23
1が形成され、後端部には、ケーブル引出し部2
32が形成されている。
次に、このようなモジユラーコネクタプラグの
組み立て結線方法について説明する。
先ず、第9図に斜視図にて示すように、絶縁ハ
ウジング210の後端部から、金属ケース220
の筒状部221を装着させる。この時、金属ケー
ス220の先端両側の支え脚片222が、絶縁ハ
ウジング210の先端両側面に形成された溝21
5内へ係合するようにする。そして、金属ケース
220の筒状部221の上面の切出し舌片226
を絶縁ハウジング210の係止用開口216内へ
入るように押し込むことにより、絶縁ハウジング
210の周りへの金属ケース220の結合をロツ
クさせる。
次に、第10図に斜視図にて概略的に示すよう
に、結線すべきケーブル240の端末を処理す
る。この処理を行うには、先ず、ケーブル240
の端末の外被241を剥離し、露出されたシール
ド線242を外被241の上に折り返し、その上
に導電テープ250をラツプ巻きする。それか
ら、ばらばらに分離された心線243を整線アダ
プター270を用いて整列させる。
次に、このように端末処理したケーブル240
の端末部を第9図に示す状態の金属ケース220
の後端から筒状部221を通して絶縁ハウジング
210の中央空所211内へ挿入する。それか
ら、第11図に示されるように、各接触端子配列
穴214へ接触端子260を圧入することによ
り、各心線243へ各接触端子260を圧接結線
させる。また、クランプ工具挿入スロツト217
内へクランプ工具を挿入し、該スロツト217の
底部を押圧して各心線クランプする。それからま
た、金属ケース220のクランプ部223を導電
テープ250の周りに圧着させる。また、左右一
対の閉止用片部224を上側に折り曲げて、筒状
部221の後端の開口残部を閉じるようにする。
最後に、絶縁ケース230を金属ケース220
の後端の周りへ装着させることにより、モジユラ
ーコネクタプラグ200の組み立て結線を完了す
る。この時、絶縁ケース230の係止用開口23
1内へ金属ケース220の筒状部221の上面お
よび下面の切起し舌片227が係合して、金属ケ
ース220と絶縁ケース230との結合のロツク
がなされる。
このように結線されたモジユラーコネクタプラ
グ200を前述のモジユラーコネクタジヤツク1
00の嵌合空所140へ嵌合させた状態は、第1
図の断面図に示された通りであるが、この状態に
おいて、結線されたケーブル240のシールド線
242は、金属ケース220のクランプ部223
および筒状部221、並びに、接続片150の接
触舌片152および153から接触舌片151と
固定脚123との接触を介して外側金属ケース1
20に電気的に接続され、さらには接地用接続片
125によりセツトのアースに接続されているこ
とになる。したがつて、これら金属ケース220
および外側金属ケース120は、それらモジユラ
ーコネクタプラグおよびモジユラーコネクタジヤ
ツク内へ、又は外への電波漏れを防止でき、充分
なEMI対策となる。
第12図は、別のモジユラーコネクタジヤツク
の構成を斜視図にて示し、第13図は、第12図
のモジユラーコネクタジヤツクの分解部品配列斜
視図である。このモジユラーコネクタジヤツク
は、接地導体を裏面に有する取付けパネルの取付
け開口に対してその裏面側から挿入固定される型
のものである。従つて、外側金属ケース120A
は、その両面に、取付けパネルの裏面の前述の接
地導体に押圧接触させられる接触舌片125Aを
有している。この接触舌片125Aは、取付けパ
ネルへのこのモジユラーコネクタジヤツクの取り
付け取り外しは、それ程頻繁に行われるものでは
ないので、それ程バネ性を有している必要はな
い。このため、この外側金属ケース120Aも特
にバネ性を有する材料で形成する必要はなく、前
述のモジユラーコネクタジヤツク200の外側金
属ケース120と同様に単に導電性材料である黄
銅で一体的に形成されてよい。このモジユラーコ
ネクタジヤツクは、絶縁ハウジング110Aと、
外側金属ケース120Aと、一対の接続片150
Aとを備えてなるものであり、前述した以外の部
分は、前述のモジユラーコネクタジヤツク100
の各対応する部分と実質的に同様であるので、単
に各部に対応する参照番号にAを付しただけで、
その詳細説明は省略する。
考案の効果 本考案のモジユラーコネクタプラグは、前述し
たように、金属ケースが一体形成され、しかもコ
の字加工のみによつて作製できるので、その加工
が簡単でコストを低減することができる。また、
本考案における金属ケースは、断面矩形状の整線
アダプターにて心線を整線した状態のケーブルを
通すことのできる断面矩形状の後端開口を設けた
にもかかわらず、閉止用片部を設けたことにより
電波漏れを完全に防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例としてのモジユラ
ーコネクタプラグとモジユラーコネクタジヤツク
との結合状態を示す断面図、第2図は、第1図に
おけるモジユラーコネクタジヤツクの正面図、第
3図は、第1図におけるモジユラーコネクタプラ
グの平面図、第4図は、第2図のモジユラーコネ
クタジヤツクの外側金属ケースを取り外した状態
を示す斜視図、第5図は、モジユラーコネクタジ
ヤツクの絶縁ハウジングを示す部分斜視図、第6
図は、第5図の絶縁ハウジングの接続片固定溝の
近傍を示す拡大部分図、第7図は、モジユラーコ
ネクタジヤツクに使用する接続片の拡大斜視図、
第8図は、第1図に示した本考案の一実施例とし
てのモジユラーコネクタプラグの絶縁ハウジング
と金属ケースと示す斜視図、第9図は、第8図の
絶縁ハウジングと金属ケースとの結合状態を示す
斜視図、第10図は、第1図のモジユラーコネク
タプラグに結線すべきケーブルの端末処理の状態
を示す斜視図、第11図は、第9図の絶縁ハウジ
ングと金属ケースとの結合体へ第10図の端末処
理したケーブルを挿入し絶縁ケースを外した状態
を示す斜視図、第12図は、モジユラーコネクタ
ジヤツクの別の構造例を示す斜視図、第13図
は、第12図のモジユラーコネクタジヤツクの分
解部品配列斜視図である。 100……モジユラーコネクタジヤツク、20
0……モジユラーコネクタプラグ、210……絶
縁ハウジング、220……金属ケース、221…
…筒状部、223……クランプ部、224……閉
止用片部、225……支え片部、230……絶縁
ケース、240……ケーブル、242……シール
ド線、243……心線、250……導電テープ、
260……接触端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モジユラーコネクタジヤツクに対して結合さ
    れるモジユラーコネクタプラグにおいて、先端
    部に結線すべきケーブルの心線に対して結線さ
    れる接触端子を配設するほぼ断面矩形状の絶縁
    ハウジングと、板状材を折り曲げ加工すること
    により一体形成され前記絶縁ハウジングの周り
    に装着される金属ケースと、該金属ケースの後
    端に装着される絶縁ケースとを備えており、前
    記金属ケースは、前記絶縁ハウジングの外周を
    覆う筒状部を有しており、該筒状部は、板状材
    のほぼ中心線にそつて左右の板状部分をコの字
    曲げすることによりほぼ断面矩形状の後端開口
    が与えられるように形成されており、該後端開
    口は、ほぼ断面矩形状の整線アダプターによつ
    て心線を整線させた状態の前記結線すべきケー
    ブルを通すことができ、前記金属ケースは、さ
    らに、前記板状材の前記中心線にそつて前記筒
    状部の前記後端開口の底部から後方へと延長す
    る板状部分によつて構成され前記ケーブルのシ
    ールド線の周りにクランプされるクランプ部
    と、前記板状材の前記中心線の左右において前
    記筒状部の前記後端開口の底部から後方へと延
    長する一対の板状部分によつて構成され前記後
    端開口の前記ケーブルの通過する部分以外の開
    口部を閉じるように曲げられうる左右一対の閉
    止用片部とを有することを特徴とするモジユラ
    ーコネクタプラグ。 (2) 前記金属ケースの前記筒状部の後端には、後
    方に延長して前記絶縁ケースの内周に接する支
    え片部が一体的に設けられている実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載のモジユラーコネクタプ
    ラグ。 (3) 前記金属ケースの前記筒状部には、前記絶縁
    ハウジングの周壁に係合する曲げ舌片部が設け
    られている実用新案登録請求の範囲第(1)項又は
    第(2)項記載のモジユラーコネクタプラグ。 (4) 前記金属ケースの前記筒状部には、前記絶縁
    ケースの壁部に係合する突出部が設けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項又
    は第(3)項記載のモジユラーコネクタプラグ。
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JPS59198675A (ja) * 1983-04-13 1984-11-10 アンプ・インコ−ポレ−テツド 電気コネクタ−プラグ
US4569566A (en) * 1985-01-04 1986-02-11 Molex Incorporated Plug and receptacle connector assembly

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