JP2772323B2 - シールドコネクタ用端子およびシールドコネクタ - Google Patents
シールドコネクタ用端子およびシールドコネクタInfo
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- shield
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- shield connector
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/10—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
- H01R4/18—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
- H01R4/183—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section
- H01R4/184—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section comprising a U-shaped wire-receiving portion
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-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/6582—Shield structure with resilient means for engaging mating connector
- H01R13/6583—Shield structure with resilient means for engaging mating connector with separate conductive resilient members between mating shield members
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- H01R13/6591—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
- H01R13/6592—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の電気配線に使用
されるシールドコネクタに挿着する端子およびシールド
コネクタに関する。ここに、シールドコネクタとは、シ
ールド層を有する電線の内部導体の接続と、シールド層
の接続とを同時に行う構造のコネクタを言う。
されるシールドコネクタに挿着する端子およびシールド
コネクタに関する。ここに、シールドコネクタとは、シ
ールド層を有する電線の内部導体の接続と、シールド層
の接続とを同時に行う構造のコネクタを言う。
【０００２】
【従来の技術】同軸線、多芯シールド線等のシールド線
は、外層部に導体の編組体で成るシールド層を備えてい
る。このようなシールド線を電気機器に接続する場合、
あるいはシールド線相互を接続する場合は導体の他にシ
ールド層の接続を行う必要がある。
は、外層部に導体の編組体で成るシールド層を備えてい
る。このようなシールド線を電気機器に接続する場合、
あるいはシールド線相互を接続する場合は導体の他にシ
ールド層の接続を行う必要がある。
【０００３】従来、シールド層を接続する場合は、外層
の被覆を除去してシールド層を露出させ、これを一本の
線状に撚り合わせ、その先端をシールドケース等に半田
付けするか、または先端に端子を接続してシールドケー
スにねじ止めするなどの手段がとられていた。
の被覆を除去してシールド層を露出させ、これを一本の
線状に撚り合わせ、その先端をシールドケース等に半田
付けするか、または先端に端子を接続してシールドケー
スにねじ止めするなどの手段がとられていた。
【０００４】しかし、上記のような手段によると接続作
業が極めて非能率的である。そこで、シールド層の接続
手段を改善するため、実公平２−１８５３３号公報に
は、図７に示すように、シールド層ａと電気的に接続さ
れたドレインワイヤｂを有する電線ｃを用い、ドレイン
ワイヤｂをシールド用端子ｄに加締めて、相手側ハウジ
ングのシールドケースｅに接続するようにしたシールド
コネクタＫが提案されている。
業が極めて非能率的である。そこで、シールド層の接続
手段を改善するため、実公平２−１８５３３号公報に
は、図７に示すように、シールド層ａと電気的に接続さ
れたドレインワイヤｂを有する電線ｃを用い、ドレイン
ワイヤｂをシールド用端子ｄに加締めて、相手側ハウジ
ングのシールドケースｅに接続するようにしたシールド
コネクタＫが提案されている。
【０００５】しかしながら、シールドコネクタＫのよう
に、ドレインワイヤｂをシールド用端子ｄに直接加締め
ると、使用中の振動などによりドレインワイヤｂが動
き、図８に示すように、端子ｄの後足加締部ｆの角ｇと
ドレインワイヤｂとが摩擦してドレインワイヤｂの断線
が生じることがある。摩擦による断線を防止するために
は、図９に示すように、柔軟性を有するチューブｈ内に
ドレインワイヤｂを通してから後足加締部ｆで加締める
などの配慮が必要となり、著しく作業性を低下させる問
題点がある。
に、ドレインワイヤｂをシールド用端子ｄに直接加締め
ると、使用中の振動などによりドレインワイヤｂが動
き、図８に示すように、端子ｄの後足加締部ｆの角ｇと
ドレインワイヤｂとが摩擦してドレインワイヤｂの断線
が生じることがある。摩擦による断線を防止するために
は、図９に示すように、柔軟性を有するチューブｈ内に
ドレインワイヤｂを通してから後足加締部ｆで加締める
などの配慮が必要となり、著しく作業性を低下させる問
題点がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、シールド線とシールドケ
ースとの接続が容易かつ確実で、組み付け工程の作業性
が優れ信頼性の高いシールドコネクタ用端子、およびシ
ールドコネクタを提供することを課題とする。
点に着目してなされたもので、シールド線とシールドケ
ースとの接続が容易かつ確実で、組み付け工程の作業性
が優れ信頼性の高いシールドコネクタ用端子、およびシ
ールドコネクタを提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、請求項１に記載した発明は、導電性板体で形成さ
れ、一方に相手側端子を受け入れる電気接触部ならびに
ドレインワイヤ接続加締片を設け、他方にシールド線保
持片ならびにシールド用の導通部を設けてなることを特
徴とする。
め、請求項１に記載した発明は、導電性板体で形成さ
れ、一方に相手側端子を受け入れる電気接触部ならびに
ドレインワイヤ接続加締片を設け、他方にシールド線保
持片ならびにシールド用の導通部を設けてなることを特
徴とする。
【０００８】また、請求項２に記載した発明は、複数の
端子収容室を有するターミナルハウジングと、該ターミ
ナルハウジングを収容するシールドケースとから成り、
該端子収容室に、一方に相手側端子を受け入れる電気接
触部ならびにドレインワイヤ接続加締片を設け、他方に
シールド線保持片ならびにシールド用の導通部を設けた
シールドコネクタ用端子を挿着し、該シールドコネクタ
用端子のシールド用の導通部と前記シールドケースとを
導通させてなることを特徴とする。
端子収容室を有するターミナルハウジングと、該ターミ
ナルハウジングを収容するシールドケースとから成り、
該端子収容室に、一方に相手側端子を受け入れる電気接
触部ならびにドレインワイヤ接続加締片を設け、他方に
シールド線保持片ならびにシールド用の導通部を設けた
シールドコネクタ用端子を挿着し、該シールドコネクタ
用端子のシールド用の導通部と前記シールドケースとを
導通させてなることを特徴とする。
【０００９】
【作用】請求項１に記載のシールドコネクタ用端子は、
相手側の端子に対する電気接触部の他に、ドレインワイ
ヤ接続加締片およびシールド線保持片ならびにシールド
用の導通部が設けられてあり、シールド線のシールド層
と電気的に接続されたドレインワイヤをドレインワイヤ
接続加締片で加締めて接続すると共に、シールド線の最
外部の被覆層をシールド線保持片で加締めて保持するよ
うにしている。したがって、シールド線は、シールド線
加締部で強固に保持され、使用中の振動などがあっても
加締片の角とドレインワイヤとが摩擦して断線が生じる
ことがなくなる。
相手側の端子に対する電気接触部の他に、ドレインワイ
ヤ接続加締片およびシールド線保持片ならびにシールド
用の導通部が設けられてあり、シールド線のシールド層
と電気的に接続されたドレインワイヤをドレインワイヤ
接続加締片で加締めて接続すると共に、シールド線の最
外部の被覆層をシールド線保持片で加締めて保持するよ
うにしている。したがって、シールド線は、シールド線
加締部で強固に保持され、使用中の振動などがあっても
加締片の角とドレインワイヤとが摩擦して断線が生じる
ことがなくなる。
【００１０】また、請求項２に記載のシールドコネクタ
は、前記シールドコネクタ用端子のールド用の導通部を
シールドケースに接触させることによってシールド線の
シールド層とシールドケースとを導通するようにしてい
るため、前記のシールドコネクタ用端子を挿着したター
ミナルハウジングをハウジングカバーに嵌入すると同時
に、導通部とシールドケースとが弾性的に接触してシー
ルド線の導通を行うことが可能となる。
は、前記シールドコネクタ用端子のールド用の導通部を
シールドケースに接触させることによってシールド線の
シールド層とシールドケースとを導通するようにしてい
るため、前記のシールドコネクタ用端子を挿着したター
ミナルハウジングをハウジングカバーに嵌入すると同時
に、導通部とシールドケースとが弾性的に接触してシー
ルド線の導通を行うことが可能となる。
【００１１】
【実施例】図１は、請求項１に記載した発明の実施例を
示すシールドコネクタ用端子Ａの斜視図である。シール
ドコネクタ用端子Ａは、黄銅などの導電性金属板をプレ
ス加工によって折曲して形成され、一方の端部に相手側
端子を受け入れる筒状の電気接触部１を有し、他方の端
部にシールド線保持片２、２を対向して設け、中間部に
はドレインワイヤ接続加締片３、３を対向して突設した
ドレインワイヤ接続部４、および折曲して脚状に形成し
たシールド用の導通部５、５を備えている。
示すシールドコネクタ用端子Ａの斜視図である。シール
ドコネクタ用端子Ａは、黄銅などの導電性金属板をプレ
ス加工によって折曲して形成され、一方の端部に相手側
端子を受け入れる筒状の電気接触部１を有し、他方の端
部にシールド線保持片２、２を対向して設け、中間部に
はドレインワイヤ接続加締片３、３を対向して突設した
ドレインワイヤ接続部４、および折曲して脚状に形成し
たシールド用の導通部５、５を備えている。
【００１２】電気接触部１には、その前端部を延出して
筒状の電気接触部１内に折り返して形成した電気接触片
１ａが設けられている。導通部５は、後述するシールド
ケースに合致する形状に形成し、縁部を切り起こすこと
により、上部および側部に可撓性接触片６を形成してい
る。
筒状の電気接触部１内に折り返して形成した電気接触片
１ａが設けられている。導通部５は、後述するシールド
ケースに合致する形状に形成し、縁部を切り起こすこと
により、上部および側部に可撓性接触片６を形成してい
る。
【００１３】図２は、上記のシールドコネクタ用端子Ａ
にシールド線７を接続した状態を示す斜視図であり、シ
ールドコネクタ用端子Ａのドレインワイヤ接続部４に対
し、シールド線７のシールド層に導通しているドレイン
ワイヤ（露出導線）１０をドレインワイヤ接続加締片３
で加締めることによって接続している。一方、シールド
線７の外層部７ａをシールド線保持片２で加締めること
により保持している。なお、シールド線７に内蔵された
複数の被覆電線８にはそれぞれ雌型端子９が接続されて
いる。
にシールド線７を接続した状態を示す斜視図であり、シ
ールドコネクタ用端子Ａのドレインワイヤ接続部４に対
し、シールド線７のシールド層に導通しているドレイン
ワイヤ（露出導線）１０をドレインワイヤ接続加締片３
で加締めることによって接続している。一方、シールド
線７の外層部７ａをシールド線保持片２で加締めること
により保持している。なお、シールド線７に内蔵された
複数の被覆電線８にはそれぞれ雌型端子９が接続されて
いる。
【００１４】次に、上記のシールド線７を接続したシー
ルドコネクタ用端子ＡをシールドコネクタＳ（後述）に
対して装着する工程について説明する。図３は、シール
ドコネクタＳを構成するターミナルハウジング１１内
に、シールド線７を接続したシールドコネクタ用端子Ａ
を装着した状態を示している。ターミナルハウジング１
１は、前端部に複数（図３においては３個）の端子収容
室１２Ａ、１２Ｂ、１２Ｃを有し、後端部にシールドコ
ネクタ用端子Ａの導通部５を収容するシールド線保持部
１１ａを備えている。
ルドコネクタ用端子ＡをシールドコネクタＳ（後述）に
対して装着する工程について説明する。図３は、シール
ドコネクタＳを構成するターミナルハウジング１１内
に、シールド線７を接続したシールドコネクタ用端子Ａ
を装着した状態を示している。ターミナルハウジング１
１は、前端部に複数（図３においては３個）の端子収容
室１２Ａ、１２Ｂ、１２Ｃを有し、後端部にシールドコ
ネクタ用端子Ａの導通部５を収容するシールド線保持部
１１ａを備えている。
【００１５】シールドコネクタ用端子Ａの電気接触部１
は、図示しいないが、中央の端子収容室１２Ｂに挿着さ
れており、他の端子収容室１２Ａ、１２Ｃには被覆電線
８に接続された雌型端子９が挿着される。シールドコネ
クタ用端子Ａの導通部５は、シールド線保持部１１ａに
嵌着され、側部の可撓性接触片６は、ターミナルハウジ
ング１１のシールド線保持部１１ａに開設された導通用
窓１１ｂから外方に露出している。上部の可撓性接触片
６は、シールド線保持部１１ａの上端より上方に位置し
ている。
は、図示しいないが、中央の端子収容室１２Ｂに挿着さ
れており、他の端子収容室１２Ａ、１２Ｃには被覆電線
８に接続された雌型端子９が挿着される。シールドコネ
クタ用端子Ａの導通部５は、シールド線保持部１１ａに
嵌着され、側部の可撓性接触片６は、ターミナルハウジ
ング１１のシールド線保持部１１ａに開設された導通用
窓１１ｂから外方に露出している。上部の可撓性接触片
６は、シールド線保持部１１ａの上端より上方に位置し
ている。
【００１６】図４は、請求項２に記載した発明の実施例
に係わるシールドコネクタＳを分離して示した斜視図で
ある。シールドコネクタＳは、ターミナルハウジング１
１、シールドケース１３およびハウジングカバー１４で
構成されている。前記のシールドコネクタ用端子Ａおよ
び雌型端子９を挿着したターミナルハウジング１１を、
図４の矢印に示すように、シールドケース１３内に嵌入
する。シールドケース１３は、図４においてはハウジン
グカバー１４から分離した状態で示してあるが、通常、
矢印に示すようにハウジングカバー１４内に装着された
状態でターミナルハウジング１１を嵌入するようにして
いる。
に係わるシールドコネクタＳを分離して示した斜視図で
ある。シールドコネクタＳは、ターミナルハウジング１
１、シールドケース１３およびハウジングカバー１４で
構成されている。前記のシールドコネクタ用端子Ａおよ
び雌型端子９を挿着したターミナルハウジング１１を、
図４の矢印に示すように、シールドケース１３内に嵌入
する。シールドケース１３は、図４においてはハウジン
グカバー１４から分離した状態で示してあるが、通常、
矢印に示すようにハウジングカバー１４内に装着された
状態でターミナルハウジング１１を嵌入するようにして
いる。
【００１７】図５は、ハウジングカバー１４内にターミ
ナルハウジング１１およびシールドケース１３を装着し
た状態の斜視図である。シールドケース１３は、図６に
示すように、合成樹脂材を成形加工により形成した筒状
の周壁１３ａの表面１３ｂに金属メッキを施して導電層
（図示せず）を形成し、あるいは金属板加工にて形成
し、ターミナルハウジング１１全体を被包してシールド
を行うようにしている。シールドケース１３内にターミ
ナルハウジング１１を挿着する際、ターミナルハウジン
グ１１から外方に露出したシールドコネクタ用端子Ａの
可撓性接触片６がシールドケース１３に形成した導電層
あるいは金属板に弾圧的に接触し、シールドコネクタ用
端子Ａを介してシールド線７のドレインワイヤ１０とシ
ールドケース１３との導通が行われる。
ナルハウジング１１およびシールドケース１３を装着し
た状態の斜視図である。シールドケース１３は、図６に
示すように、合成樹脂材を成形加工により形成した筒状
の周壁１３ａの表面１３ｂに金属メッキを施して導電層
（図示せず）を形成し、あるいは金属板加工にて形成
し、ターミナルハウジング１１全体を被包してシールド
を行うようにしている。シールドケース１３内にターミ
ナルハウジング１１を挿着する際、ターミナルハウジン
グ１１から外方に露出したシールドコネクタ用端子Ａの
可撓性接触片６がシールドケース１３に形成した導電層
あるいは金属板に弾圧的に接触し、シールドコネクタ用
端子Ａを介してシールド線７のドレインワイヤ１０とシ
ールドケース１３との導通が行われる。
【００１８】ハウジングカバー１４は、絶縁性の合成樹
脂材を成形加工によって形成したもので、シールドケー
ス１３の保護と外部に対する電気的絶縁のため装着する
ものである。
脂材を成形加工によって形成したもので、シールドケー
ス１３の保護と外部に対する電気的絶縁のため装着する
ものである。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、シールドコネクタ用端
子にドレインワイヤ接続加締片とは別にシールド線保持
片とシールド用の可撓性接触片とを設けているため、シ
ールド線がシールド線保持片で強固に保持され、使用中
の振動などがあってもドレインワイヤ接続加締片の角と
ドレインワイヤとの摩擦が生じることがなく、磨耗によ
る断線等の障害の発生が確実に防止される。また、シー
ルド用の可撓性接触片がシールドケースに対して弾性的
に接触して導通を行うようにしているため、シールドコ
ネクタ用端子を挿着したターミナルハウジングをハウジ
ングカバーに嵌入すると同時にシールドケースとシール
ド線との導通を行うことが可能となり、シールドコネク
タの組み付け工程の作業性が著しく向上する。さらに、
電気接触部および電線接続部の形状を、シールド線以外
の他の電線用の端子と同様に形成することができるの
で、電線の圧着工程も他の電線と一括して処理すること
が可能となり、生産性および信頼性が著しく向上するな
どの利点を有する。
子にドレインワイヤ接続加締片とは別にシールド線保持
片とシールド用の可撓性接触片とを設けているため、シ
ールド線がシールド線保持片で強固に保持され、使用中
の振動などがあってもドレインワイヤ接続加締片の角と
ドレインワイヤとの摩擦が生じることがなく、磨耗によ
る断線等の障害の発生が確実に防止される。また、シー
ルド用の可撓性接触片がシールドケースに対して弾性的
に接触して導通を行うようにしているため、シールドコ
ネクタ用端子を挿着したターミナルハウジングをハウジ
ングカバーに嵌入すると同時にシールドケースとシール
ド線との導通を行うことが可能となり、シールドコネク
タの組み付け工程の作業性が著しく向上する。さらに、
電気接触部および電線接続部の形状を、シールド線以外
の他の電線用の端子と同様に形成することができるの
で、電線の圧着工程も他の電線と一括して処理すること
が可能となり、生産性および信頼性が著しく向上するな
どの利点を有する。
【図１】請求項１に記載の発明に係わる実施例を示すシ
ールドコネクタ用端子の斜視図である。
ールドコネクタ用端子の斜視図である。
【図２】図１のシールドコネクタ用端子にシールド線を
接続した状態を示す斜視図である。
接続した状態を示す斜視図である。
【図３】図２のシールドコネクタ用端子をシールドコネ
クタのターミナルハウジングに装着した状態を示す斜視
図である。
クタのターミナルハウジングに装着した状態を示す斜視
図である。
【図４】請求項２に記載の発明の実施例に係わるをシー
ルドコネクタを分離して示した斜視図である。
ルドコネクタを分離して示した斜視図である。
【図５】図４のターミナルハウジング、シールドケース
およびハウジングカバーを組み付けて形成したシールド
コネクタの斜視図である。
およびハウジングカバーを組み付けて形成したシールド
コネクタの斜視図である。
【図６】図５のＸ−Ｘ線断面図である。
【図７】従来のシールドコネクタの斜視図である。
【図８】図７のシールド線と端子の接続部との接続状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図９】図８のシールド線と端子との接続部を保護する
手段の一例を示す側面図である。
手段の一例を示す側面図である。
Ａ シールドコネクタ用端子 Ｓ シールドコネクタ １ 電気接触部 ２ シールド線保持片 ３ ドレインワイヤ接続加締片 ４ ドレインワイヤ接続部 ５ 導通部 ６ 可撓性接触片
Claims (2)
- 【請求項１】 導電性板体で形成され、一方に相手側端
子を受け入れる電気接触部ならびにドレインワイヤ接続
加締片を設け、他方にシールド線保持片ならびにシール
ド用の導通部を設けてなることを特徴とするシールドコ
ネクタ用端子。 - 【請求項２】 複数の端子収容室を有するターミナルハ
ウジングと、該ターミナルハウジングを収容するシール
ドケースとから成り、該端子収容室に、一方に相手側端
子を受け入れる電気接触部ならびにドレインワイヤ接続
加締片を設け、他方にシールド線保持片ならびにシール
ド用の導通部を設けたシールドコネクタ用端子を挿着
し、該シールドコネクタ用端子のシールド用の導通部と
前記シールドケースとを導通させてなることを特徴とす
るシールドコネクタ
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5102701A JP2772323B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | シールドコネクタ用端子およびシールドコネクタ |
| US08/234,864 US5529506A (en) | 1993-04-28 | 1994-04-28 | Terminal for shielding connectors and shielding connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5102701A JP2772323B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | シールドコネクタ用端子およびシールドコネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06310218A JPH06310218A (ja) | 1994-11-04 |
| JP2772323B2 true JP2772323B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=14334570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5102701A Expired - Lifetime JP2772323B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | シールドコネクタ用端子およびシールドコネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5529506A (ja) |
| JP (1) | JP2772323B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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