JP2982100B2 - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JP2982100B2
JP2982100B2 JP6011769A JP1176994A JP2982100B2 JP 2982100 B2 JP2982100 B2 JP 2982100B2 JP 6011769 A JP6011769 A JP 6011769A JP 1176994 A JP1176994 A JP 1176994A JP 2982100 B2 JP2982100 B2 JP 2982100B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁遮蔽用の導電性カ
バーを着脱自在に備えたシールドコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】シールドコネクタは、コネクタを導電性
カバーで覆い、内部導体(ターミナル)を外部の電磁界
から遮蔽することで、電磁波障害を防止している。この
種のシールドコネクタで、インナーハウジングと導電性
カバーであるアウターハウジングとからなるものの一例
として例えば特開昭58−178973号公報記載のも
のを図8に基づき説明する。図8は従来のシールドコネ
クタを表す分解斜視図である。樹脂材等からなるインナ
ーハウジング1には端子収容室3が形成され、端子収容
室3はシールド線5の絶縁芯線(以下、単に「芯線」と
いう。)7に接続されたターミナル(図示せず)を収容
する。芯線7が引き出されたシールド線5の端部は、絶
縁被覆が適宜な長さで切除され、シールド編組9が露出
した状態となっている。
【0003】インナーハウジング1の外周には二分割さ
れたアウターハウジング11a、11bが被せられ、ア
ウターハウジング11a、11bは内面に形成された把
持手段13でインナーハウジング1を保持する。アウタ
ーハウジング11a、11bの内面には編組挟持部15
が形成され、編組挟持部15はアウターハウジング11
a、11bが組付けられた際シールド編組9に密接す
る。編組挟持部15を含むアウターハウジング11a、
11bの内面には導電材料17がメッキされ、導電材料
17はインナーハウジング1を覆う導電性の囲いを形成
する。
【0004】このように構成されたシールドコネクタ1
9の組付けは、芯線7に接続したターミナルをインナー
ハウジング1の端子収容室3に挿着した後、インナーハ
ウジング1にアウターハウジング11a、11bを組付
ける。これにより、編組挟持部15を介してシールド編
組9に接続された導電材料17がインナーハウジング1
を覆い、内部導体が外部電磁界から遮蔽されることで、
電磁波障害が防止されたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シールドコネクタ19は、インナーハウジング1の外周
にアウターハウジング11a、11bを組付けて使用す
るものであったため、例えば、シールドが不要な場合に
おいて、インナーハウジング1のみを使用することがで
きず、単独使用可能なインナーコネクタを別途に容易す
る必要があった。このため、少量多品種生産を招き、製
造コスト低減の障害となっていた。また、従来のシール
ドコネクタ19は、芯線接続後のインナーハウジング1
をアウターハウジング11a、11bで覆わなければな
らないため、芯線接続後でなければ、インナーハウジン
グ1にアウターハウジング11a、11bを組付けるこ
とができなかった。言い換えれば、アウターハウジング
11a、11bが組付けられたインナーハウジング1に
は、芯線7を接続することができなかった。このため、
芯線接続後の組付工数が多くなる欠点があった。本発明
は上記状況に鑑みてなされたもので、インナーハウジン
グのみでの使用ができるとともに、シールド後のインナ
ーハウジングに直接芯線を接続することができるシール
ドコネクタを提供し、もって、汎用化による製造コスト
の低減及び組付け作業性の向上を図ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るシールドコネクタの構成は、絶縁性を有
し、ターミナルを内部に収容するとともに、第1の固定
手段を介して互いに結合固定される雌インナーコネクタ
及び雄インナーコネクタと、導電性を有し前記ターミ
ナルに芯線が接続されたシールド線のシールド編組と接
続されるとともに前記雌インナーコネクタの外周に装
着自在に設けられる雌アウターハウジングと、導電性を
有し前記ターミナルに芯線が接続されたシールド線の
シールド編組と接続されるとともに前記雄インナーコ
ネクタの外周に装着自在に設けられ且つ導電性を有する
第2の固定手段を介して該雌アウターハウジングと導通
状態で結合固定される雄アウターハウジングとからなる
ことを特徴とするものである。また、シールドコネクタ
の構成は、芯線挿通部を雌インナーコネクタ及び雄イン
ナーコネクタに形成し、この芯線挿通部の芯線引出口側
に第一リヤホルダ収容室を形成し、芯線挿通部の内周面
と芯線との間を防水シールする弾性材からなる防水栓を
芯線に挿着し、第一リヤホルダ収容室に第一リヤホルダ
を嵌合する一方、シールド線挿通部を雌アウターハウジ
ング及び雄アウターハウジングに形成し、シールド編組
が当接する突起をこのシールド線挿通部に突設し、シー
ルド線挿通部のシールド線引出口側に第二リヤホルダ収
容室を形成し、シールド線挿通部の内周面とシールド線
との間を防水シールする弾性材からなる防水栓を該シー
ルド線に挿着し、前記第二リヤホルダ収容室に嵌合され
た第二リヤホルダで前記防水栓を押圧して該防水栓の弾
性力により前記シールド編組を前記突起側に圧接するこ
とを特徴とするものであってもよい。
【0007】
【作用】独立して使用できる雌インナーコネクタ及び雄
インナーコネクタに、導電性を有する雌アウターハウジ
ング及び雄アウターハウジングがそれぞれ装着自在に設
けられ、シールドが不要な場合では、雌インナーコネク
タ及び雄インナーコネクタのみでの使用が可能となる。
また、シールドが必要な場合では、ターミナルを雌イン
ナーコネクタ及び雄インナーコネクタに接続する前に、
雌インナーコネクタ及び雄インナーコネクタへの雌アウ
ターハウジング及び雄アウターハウジングの装着(プリ
セット)が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るシールドコネクタの好適
な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明シールドコネクタのアウターハウジング装着時の断面
図、図2、図3はインナーハウジングの断面図、図4は
ロックプレート固着部の断面図、図5はロックプレート
の斜視図である。図2に示すように、絶縁樹脂材料から
なる雌インナーコネクタ31の内部には端子収容室33
が形成され、端子収容室33は芯線35が圧着された雄
ターミナル37を収容する。端子収容室33の内側には
係止手段である可撓係止片39が突設され、可撓性係止
片39は端子収容室33に収容された雄ターミナル37
を抜脱不能に固定する。雌インナーコネクタ31の後部
には芯線挿通部41が形成され、芯線挿通部41は雄タ
ーミナル37に圧着された芯線35を挿通して雌インナ
ーコネクタ31の後部から引き出している。
【0009】芯線挿通部41に挿通された芯線35には
ゴム材からなる環状の防水栓43が挿着され、防水栓4
3は外周が芯線挿通部41の内周面に密接する。つま
り、芯線35と芯線挿通部41の内周面との間は、防水
栓43により防水シールされるようになっている。芯線
挿通部41の後端には第一リヤホルダ収容室45が形成
され、第一リヤホルダ収容室45は第一リヤホルダ47
を内部に嵌合する。従って、第一リヤホルダ収容室45
に嵌合した第一リヤホルダ47は、芯線挿通部41から
の防水栓43の脱落を規制している。雌インナーコネク
タ31の外部先端には突起49が設けられ、突起49は
後述する雄インナーコネクタに固着されたロックプレー
トに係合するようになっている。
【0010】一方、図3に示すように、絶縁樹脂材料か
らなる雄インナーコネクタ51の内部には端子収容室5
3が形成され、端子収容室53は芯線35が圧着された
雌ターミナル57を収容する。端子収容室53の内側に
は係止手段である可撓性係止部59が突設され、可撓性
係止部59は端子収容室53に収容された雌ターミナル
57を抜脱不能に固定する。雄インナーコネクタ51の
後部には芯線挿通部61が形成され、芯線挿通部61は
雌ターミナル57に圧着された芯線35を雄インナーコ
ネクタ51の後部から引き出している。
【0011】芯線挿通部61に挿通された芯線35には
上述同様の防水栓43が挿着され、防水栓43は外周が
芯線挿通部61の内周面に密接して、芯線35と芯線挿
通部61の内周面との間を防水シールしている。芯線挿
通部61の後端には第一リヤホルダ収容室63が形成さ
れ、第一リヤホルダ収容室63は第一リヤホルダ47を
内部に嵌合する。上述同様、第一リヤホルダ収容室63
に嵌合した第一リヤホルダ47は、防水栓43の脱落を
規制している。雄インナーコネクタ51の前部には雌イ
ンナーコネクタ31に挿入される嵌合部65が形成さ
れ、嵌合部65の先端は雄ターミナル37が挿入される
端子挿入口67となっている。嵌合部65の外周にはゴ
ム材からなる環状のパッキン69が設けられ、パッキン
69は雌インナーコネクタ31と雄インナーコネクタ5
1が結合された際、外周が雌インナーコネクタ31の内
周面に密接して雌インナーコネクタ31の内周面と嵌合
部65の外周面とを防水シールするようになっている。
【0012】図4に示すように、雄インナーコネクタ5
1の外壁には板片が挿入可能となったロックプレート固
着穴71が形成され、ロックプレート固着穴71は内部
に段部状のランス係止部73を有している。このロック
プレート固着穴71には図5に示す金属板からなるロッ
クプレート(第1の固定手段)75が挿入され、ロック
プレート75はランス係止部73に係止するランス77
を有している。ランス77は、例えばロックプレート7
5の中央部を切り起こし加工することにより形成され
る。ロックプレート75の両側縁には挿入止め部79が
一対突設され、挿入止め部79はロックプレート固着穴
71の開口に形成された拡幅部71aに当接して、ロッ
クプレート75を所定の挿入深さで位置決めするように
なっている。つまり、ロックプレート75は、挿入止め
部79が拡幅部71aに当接され、ランス77がランス
係止部73に係止することで、ロックプレート固着穴7
1に固着されるようになっている。
【0013】ロックプレート75のランス77に対する
側には係合穴81が形成され、係合穴81は上述した雌
インナーコネクタ31の突起49と係合するようになっ
ている。つまり、雌インナーコネクタ31と雄インナー
コネクタ51が結合された際、雌インナーコネクタ31
と雄インナーコネクタ51はロックプレート75を介し
て結合固定される。なお、ロックプレート75と突起4
9との係合解除は、ロックプレート75の先端側75a
を突起49から離反方向に撓めることにより容易に行う
ことができる。また、ロックプレート75はロックプレ
ート固着穴71に固着された後、再び脱着することも可
能となっている。即ち、ランス係止部73は貫通穴とな
っており、他端側73aより治具を挿入し、ランス77
を押し戻せば、ランス77の係止が解除され、ロックプ
レート75がロックプレート固着穴71から容易に取り
外せるようになっている。
【0014】以上のように、雌インナーコネクタ31と
雄インナーコネクタ51は、防水構造を有するととも
に、結合固定構造を有し、これらインナーコネクタのみ
での使用が可能となっている。ところで、雌インナーコ
ネクタ31と雄インナーコネクタ51には外部電磁界を
遮蔽するアウターハウジングがそれぞれ装着自在に設け
られる。アウターハウジングは、導電性樹脂又は、樹脂
に導電性材料を全面にメッキしたものからなる。図6は
雌インナーコネクタに装着された雌アウターハウジング
の断面図、図7は雄インナーコネクタに装着された雄ア
ウターハウジングの断面図である。
【0015】図6に示すように、雌アウターハウジング
83の内部にはコネクタ収容室85が形成され、コネク
タ収容室85は雌インナーコネクタ31を収容する。コ
ネクタ収容室85の内部にはアウターランス係止部87
が形成され、アウターランス係止部87は雌インナーコ
ネクタ31の外周に設けられたアウターランス89と係
止する。コネクタ収容室85の後部には突起91が形成
され、突起91は雌インナーコネクタ31の後端と当接
するようになっている。突起91の電線引出口側にはシ
ールド線93のシールド編組95が当接されるようにな
っている。突起91の電線引出口側にはシールド線挿通
部97が形成され、シールド線挿通部97は雌インナー
コネクタ31からのシールド線93を雌アウターハウジ
ング83の後部から引き出している。
【0016】シールド線挿通部97に挿通されたシール
ド線93にはゴム材からなる防水栓99が挿着され、防
水栓99は外周がシールド線挿通部97の内周面に密接
して、シールド線93とシールド線挿通部97の内周面
との間を防水シールしている。シールド線挿通部97の
後端には第二リヤホルダ収容室101が形成され、第二
リヤホルダ収容室101は第二リヤホルダ103を内部
に嵌合する。従って、第二リヤホルダ収容室101に嵌
合した第二リヤホルダ103は、シールド線挿通部97
からの防水栓99の脱落を規制している。また、防水栓
99が第二リヤホルダ103に押圧されることで、シー
ルド編組95は防水栓99の弾性力によりシールド線挿
通部97の内周面及び突起91に圧接される。雌アウタ
ーハウジング83の外壁には上述したロックプレート固
着穴71(図4参照)が形成され、ロックプレート固着
穴71は上述同様に、第2の固定手段となるロックプレ
ート75を固着できるようになっている。
【0017】一方、図7に示すように、雄アウターハウ
ジング105の内部にはコネクタ収容室107が形成さ
れ、コネクタ収容室107は雄インナーコネクタ51を
収容する。コネクタ収容室107の内部にはアウターラ
ンス係止部109が形成され、アウターランス係止部1
09は雄インナーコネクタ51の外周に設けられたアウ
ターランス111と係止する。コネクタ収容室107の
後部には上述同様の突起113が形成され、突起113
は雄インナーコネクタ51の後端と当接するとともに、
電線引出口側にシールド線93のシールド編組95が当
接される。突起113の電線引出口側にはシールド線挿
通部115が形成され、シールド線挿通部115は雄イ
ンナーコネクタ51からのシールド線93を雄アウター
ハウジング105の後部から引き出している。
【0018】シールド線挿通部115に挿通されたシー
ルド線93には防水栓99が挿着され、防水栓99は外
周がシールド線挿通部115の内周面に密接して、シー
ルド線93とシールド線挿通部115の内周面との間を
防水シールしている。シールド線挿通部115の後端に
は第二リヤホルダ収容室117が形成され、第二リヤホ
ルダ収容室117は第二リヤホルダ103を内部に嵌合
する。第二リヤホルダ収容室117に嵌合した第二リヤ
ホルダ103は、上述同様、防水栓99のシールド線挿
通部115からの脱落を規制するとともに、シールド編
組95を防水栓99の弾性力によりシールド線挿通部1
15の内周面及び突起113に圧接する。
【0019】雄アウターハウジング105の前部には雌
アウターハウジング83に挿入される嵌合部119が形
成され、嵌合部119の先端は雌インナーコネクタ31
が挿入されるコネクタ挿入口121となっている。嵌合
部119の外周にはゴム材からなる環状のパッキン12
3が設けられ、パッキン123は雌アウターハウジング
83と雄アウターハウジング105が結合された際、外
周が雌アウターハウジング83の内周面に密接して雌ア
ウターハウジング83の内周面と嵌合部119の外周面
とを防水シールするようになっている。雄アウターハウ
ジング105の外壁には突起125が突設され、突起1
25は雌アウターハウジング83に固着されたロックプ
レート75の係合穴81と係合するようになっている。
つまり、雌アウターハウジング83と雄アウターハウジ
ング105が結合された際、雌アウターハウジング83
と雄アウターハウジング105はロックプレート75を
介して結合固定されるのである。
【0020】雌インナーコネクタ31、雄インナーコネ
クタ51、ロックプレート75、雌アウターハウジング
83、雄アウターハウジング105を主な部材として、
シールドコネクタ127が構成されている。このように
構成されるシールドコネクタ127は、シールドが不要
な場所で使用される際には、雌インナーコネクタ31、
雄インナーコネクタ51のみを使用する。使用にあたっ
ては、ロックプレート75を雄インナーコネクタ51の
ロックプレート固着穴71に挿入して固着する。
【0021】一方、シールドコネクタ127をシールド
の必要な場所で使用する場合には、先ず、ロックプレー
ト75を雄インナーコネクタ51から脱着する。次に、
雌インナーコネクタ31を雌アウターハウジング83の
先端側から装着するとともに、雄インナーコネクタ51
を雄アウターハウジング105の先端側から装着し、ロ
ックプレート75を雌アウターハウジング83のロック
プレート固着穴71に固着する。次に、芯線35が圧着
された雄ターミナル37、雌ターミナル57を雌アウタ
ーハウジング83、雄アウターハウジング105が装着
(プリセット)された雌インナーコネクタ31、雄イン
ナーコネクタ51の後部から挿入する。この際、同時
に、シールド線93のシールド編組95を雌アウターハ
ウジング83、雄アウターハウジング105の突起9
1、113に当接させる。次に、第二リヤホルダ103
を第二リヤホルダ収容室101、117に嵌合すること
で、シールド編組95を防水栓99の弾性力によりシー
ルド線挿通部97、115の内周面及び突起91、11
3に圧接することで、シールドコネクタ127の組付け
が完了する。組付けが完了したシールドコネクタ127
は、雌アウターハウジング83に雄アウターハウジング
105を挿入することで、ロックプレート75の係合穴
81が突起125に係合し、ロックプレート75を介し
て互いに結合固定される。また、雌アウターハウジング
83と雄アウターハウジング105とは、ロックプレー
ト75を介して確実に導通されることになるのである。
【0022】上述したシールドコネクタ127によれ
ば、本発明の目的である雌・雄インナーコネクタ31、
51のみでの使用及び、組付け作業性の向上は元より、
雌アウターハウジング83、雄アウターハウジング10
5を全面メッキできるので、選択的なメッキを行うため
のマスキング処理が不要となり、メッキ工程を容易なも
のにできる。また、シールド編組95が防水栓99の弾
性力によりアウターハウジング側に一定荷重で圧接状態
となるので、シールド編組95を安定した状態で接続す
ることができる。
【0023】なお、上述の実施例では、固定手段として
ロックプレート75を用いて、雌インナーコネクタ31
と雄インナーコネクタ51又は、雌アウターハウジング
83と雄アウターハウジング105を固定したが、ロッ
クプレート75を用いず、雌インナーコネクタ31と雄
インナーコネクタ51を固定するランス状の固定手段を
雌インナーコネクタ31と雄インナーコネクタ51に形
成するとともに、雌アウターハウジング83と雄アウタ
ーハウジング105を固定する固定手段を雌アウターハ
ウジング83と雄アウターハウジング105にそれぞれ
設けるものであっても勿論良い。この場合においては、
当該固定手段を介して雌アウターハウジング83と雄ア
ウターハウジング105が確実に導通されることにな
る。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るシールドコネクタによれば、独立して使用できる雌イ
ンナーコネクタ及び雄インナーコネクタに、導電性を有
する雌アウターハウジング及び雌アウターハウジング
を、それぞれ装着自在に設けたので、雌インナーコネク
タ及び雄インナーコネクタのみでの使用が可能となり、
シールドが不要な場合及びシールドが必要な場合におい
て、雌インナーコネクタ及び雄インナーコネクタを共用
することができ、汎用化による製造コストの低減を達成
することができる。また、シールドが必要な場合におい
ては、雌インナーコネクタ及び雄インナーコネクタに、
雌アウターハウジング及び雌アウターハウジングを予め
装着できるので、アウターハウジング装着後のインナー
コネクタに直接ターミナルが接続でき、芯線接続後の組
付け作業が無くなり、組付け作業性を著しく向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明シールドコネクタのアウターハウジング
装着時の断面図である。
【図2】雌インナーハウジングの断面図である。
【図3】雄インナーハウジングの断面図である。
【図4】ロックプレート固着部の断面図である。
【図5】ロックプレートの斜視図である。
【図6】雌インナーコネクタに装着された雌アウターハ
ウジングの断面図である。
【図7】雄インナーコネクタに装着された雄アウターハ
ウジングの断面図である。
【図8】従来のシールドコネクタを表す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
31 雌インナーコネクタ 35 芯線 37 雄ターミナル(ターミナル) 41、61 芯線挿通部 43 防水栓 45、63 第一リヤホルダ収容室 47 第一リヤホルダ 51 雄インナーコネクタ 57 雌ターミナル(ターミナル) 75 ロックプレート(固定手段) 83 雌アウターハウジング 91、113 突起 93 シールド線 95 シールド編組 97、115 シールド線挿通部 101、117 第二リヤホルダ収容室 103 第二リヤホルダ 105 雄アウターハウジング 127 シールドコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−91876(JP,A) 特開 昭58−178973(JP,A) 実開 平5−57778(JP,U) 実開 平5−25679(JP,U) 実開 昭64−44577(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/56 - 13/72

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性を有し、ターミナルを内部に収容
    するとともに、第1の固定手段を介して互いに結合固定
    される雌インナーコネクタ及び雄インナーコネクタと、
    導電性を有し前記ターミナルに芯線が接続されたシー
    ルド線のシールド編組と接続されるとともに前記雌イ
    ンナーコネクタの外周に装着自在に設けられる雌アウタ
    ーハウジングと、導電性を有し前記ターミナルに芯線
    が接続されたシールド線のシールド編組と接続されると
    ともに前記雄インナーコネクタの外周に装着自在に設
    けられ且つ導電性を有する第2の固定手段を介して該雌
    アウターハウジングと導通状態で結合固定される雄アウ
    ターハウジングとからなることを特徴とするシールドコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 芯線挿通部を前記雌インナーコネクタ及
    び雄インナーコネクタに形成し、該芯線挿通部の芯線引
    出口側に第一リヤホルダ収容室を形成し、該芯線挿通部
    の内周面と芯線との間を防水シールする弾性材からなる
    防水栓を該芯線に挿着し、前記第一リヤホルダ収容室に
    第一リヤホルダを嵌合する一方、シールド線挿通部を前
    記雌アウターハウジング及び前記雄アウターハウジング
    に形成し、前記シールド編組が当接する突起を該シール
    ド線挿通部に突設し、該シールド線挿通部のシールド線
    引出口側に第二リヤホルダ収容室を形成し、該シールド
    線挿通部の内周面とシールド線との間を防水シールする
    弾性材からなる防水栓を該シールド線に挿着し、前記第
    二リヤホルダ収容室に嵌合された第二リヤホルダで前記
    防水栓を押圧して該防水栓の弾性力により前記シールド
    編組を前記突起側に圧接することを特徴とする請求項1
    記載のシールドコネクタ。
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