JP4074097B2 - プラグ - Google Patents

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    • H01R9/0518Connection to outer conductor by crimping or by crimping ferrule

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナル・コンピュータ(以下、特に断らない限りパソコンと称す)と、パソコン周辺機器である例えばキーボード,マウス,スピーカ,モデム,プリンタなどの電子・電気機器との接続に使用されるUSB(Universal Serial Bus)ケーブルその他の接続コードの先端部分である差込器具としてのプラグ及びその構成部品のシールドケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばUSBケーブルのプラグは、周知のごとく樹脂成型された把手部と、この把手部から一部が突出し、この突出部分が他のコネクタへの差込部分となるプラグ本体とからなる。
【0003】
プラグ本体は、周知のごとく、ハウジングと、ハウジング内に備えられケーブルと接続される複数の端子と、少なくとも端子及びケーブルの芯線の接続箇所を覆うハウジングカバーと、これら部材をシールドするシールドケースとを有する。
【0004】
前記複数の端子は、ハウジングの軸方向に形成した複数の溝に嵌め込まれて固定される。
【0005】
また、端子に前記芯線を半田付けしてハウジングにケーブルを接続する。
【0006】
ケーブルが接続されたハウジングにハウジングカバー及びシールドケースを組み合わすことでプラグ本体が形成される。
【0007】
そして、このようにして形成したプラグ本体に対し、樹脂でオーバーモールドすることで把手部を形成すれば、プラグ本体を樹脂で被覆したプラグができあがる。
【0008】
前記ハウジングカバーとハウジングとの取付けは、両部材を係合する係合部により行われるが、係合部はプラグの幅方向に形成されているので、プラグの幅寸法を増大する一因となっていた。
【0009】
また、前記オーバーモールドに供された樹脂が、端子が嵌め込まれているハウジングの前記複数の溝を経由してプラグ先端にまで流出してしまい、その結果、他のコネクタとの間で接点不良を生じてしまう虞がある。
【0010】
樹脂漏れ対策として、インサート成型により端子をハウジングに埋設したりプリモールドにより前記溝を閉塞したりすることが考えられるが、コスト高を招来したりあるいは成型が不安定になったりした。
【0011】
さらにケーブルは、その芯線を端子に半田付けするために被覆が剥がされ、ケーブルの構成材である編組シールドやドレインワイヤをターンバックし、ターンバックされたそれら部材に銅箔テープを巻き付けるようになっている。そしてケーブルは、当該銅箔テープが弛まないようにクランプされる。なお銅箔テープが巻かれた部分を以下「銅箔部分」と称す。
【0012】
当該クランプは、例えばシールドケースの一部分をケーブルのクランプが可能な形にすることで実行される。よってシールドケースの当該部分のことをクランプ部と称することにする。
【0013】
クランプ部はケーブルの前記銅箔部分をクランプするものであり、またケーブルはプラグの軸心(プラグの長さ方向に延びる中心線のこと)上においてプラグの反対側に延ばされるものであるから、クランプ部は、シールドケースの一部分として軸方向に位置するようにされている。換言すれば、ケーブル付き端子を備えたハウジングをシールドケースでシールドした場合において、ケーブルが延びる側にクランプ部はある。またクランプ部は、ケーブルの銅箔部分を巻き込めるだけの長さが必要である。そして、クランプ実行前、クランプ部は、これを銅箔部分に巻き易くできるよう、ケーブル側に開口するU字形にされている。
【0014】
従来は、このような構成であったため、クランプ部の先端が、シールドケースのうち、前記ハウジングを導入するための開口の手前にまで及ぶことがあった。
【0015】
よって、ハウジングをシールドケースに導入する際に、クランプ部の前記先端が妨げとなる虞があった。よって前記ハウジングのシールドケースへの組み付け作業に支障を来すことが考えられた。
【0016】
加えて、従来は、ハウジングをシールドする手段として二部品以上からなるシールドケースが提案されていた。すなわち、主たるシール対象がハウジングであるハウジングシール部と、主たるシール対象がハウジングカバーであるカバーシール部とからなりたっていた。しかし、その場合、両部品の管理及び一体化作業に手間を要するという問題があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、少なくともプラグの幅方向の寸法を小さくすること、プラグが接続される他のコネクタとの間の接点不良の防止を図ること、シールドケースへのハウジングの組み付け作業を簡単にすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、プラグの(軸方向)長さ方向において、プラグの構成部材であるハウジングとハウジングカバーとを係合するようにした。このようにすれば少なくともプラグの幅方向においてハウジングとハウジングカバーとが係合されることがない、換言すれば係合部がプラグの幅方向には設けられないので、プラグの幅方向の寸法を小さくすることができる。
【0019】
また、ハウジングの軸方向に形成される端子嵌め込み用の複数の溝をハウジングカバーの一部で塞ぐようにしたので、オーバーモールドに供された樹脂が、前記溝を経由してプラグ先端にまで流出してしまうことがない。この場合、閉塞手段を複数設けておけばより効果的である。このようにすることで、プラグが、他のコネクタとの間で接点不良を生じてしまうことを防止できる。
【0020】
さらにまた、クランプ部をシールドケースの軸心から偏心させた。このようにすることで、シールドケースのうち、その軸方向にはクランプ部が存在しないようになるため、ケーブル付き端子を備えたハウジングをシールドケースでシールドする場合において、ハウジングをシールドケース内に挿入するのにクランプ部が邪魔にならないので、ハウジングとシールドケースとの組み付け作業が簡単になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態であるプラグについて、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
【0022】
本発明に係るプラグ10は、MINI-USBプラグ又はUSB SERIES MINI-Bプラグと呼ばれるものであり、USBケーブル(以下、ケーブルと称す)20の先端部にとりつけられている(図1参照)。
【0023】
図1に示すプラグ10にあっても、従来技術で述べたと外観上は同じである。すなわち、樹脂成型された把手部25にはプラグ本体24が含まれ、プラグ本体24の一部である差込部分80が把手部25から突出している。
【0024】
次にプラグ本体24について詳述する。
【0025】
プラグ本体24は、図2及び図3に示すようにハウジング11と、このハウジングに嵌め込まれケーブル20に接続されるターミナル12,12,・・・(この実施形態では5本のターミナルを示す)と、ハウジング11に装着され、前記ケーブル20及び前記ターミナル12,12,・・・の半田接続部12cを覆うハウジングカバー13と、ハウジング11及びハウジングカバー13をシールドするシールドケース(ハウジングシェル)14とを備え、これらのほぼ全体をシールドケース14でシールドして形成される。
【0026】
ハウジング11は、絶縁性樹脂で成型された扁平な板状体である(図2参照)。そしてハウジング11の上表面70には軸方向(図2に矢印Xで示す方向)に延びる複数の溝26,26,・・・(この実施形態では5本の溝を示す)が形成されており、図2及び図4からわかるようにハウジング11の略中央には溝26,26,・・・に対して橋渡し状に直交する立体的な交叉部11aが形成されている。なおこの明細書では軸方向進行側,同後側,同右側及び同左側をそれぞれ軸方向における前、後、右及び左ということにする。
【0027】
交叉部11aはハウジング表面70から上方に突出する凸部である。
【0028】
なお、交叉部11aは、溝26,26,・・・に対して橋渡し状に設けられている矩形体であるので、以降特に断らない限り矩橋体11aという。
【0029】
また、図2,図3,図4等に示すように、溝26,26,・・・には、それぞれターミナル12,12,・・・が一本ずつ嵌め込まれる。
【0030】
矩橋体11aは軸方向両端(軸方向における前後)に開口する貫通穴11dを有する。
【0031】
また図9に示すように、矩橋体11aの天井部からは、貫通穴11dを溝26,26,・・・の数に合わせて等分に区分する複数の隔壁28,28,・・・が垂下されている。この実施形態では4枚の隔壁28,28,28,28を示す。
【0032】
隔壁28,28,28,28によって貫通穴11dに小隙間30,30,30,30,30が画成される。すなわち貫通穴11dは、小隙間30,30,30,30,30の集合体といえる。換言すれば、貫通穴11dは、溝26,26,・・・と矩橋体11aとの間に小隙間30,30,30,30,30を有する軸方向に延びる空間部でもある。
【0033】
さらに矩橋体11aのうち、軸方向における前方側の面11bを第1の面11bといい、軸方向における後方側の面を第2の面11cという。
【0034】
ハウジング11のうち、矩橋体11a及びそれよりも前方部分50は、シールドケース14に収納されるハウジング11の主たる部分である。よって、当該部分を主収納部といい符号12bで示す(図2,図4,図5参照)。また前方部分50は、ハウジング11のうちターミナル12の先端部が位置する部分といえる。
【0035】
ターミナル12,12,・・・は、導電性金属板でできた端子である。そして各ターミナル12は、ハウジング11において前記軸方向に延在し、その先端部12aは、他のコネクタと接触する接触部とされている。
【0036】
また、図4からわかるように各ターミナル12の後端部12cは、ケーブル20の電線32,32,・・・(この実施形態では4本)の各芯線34が半田付けによって接続される半田接続部とされている。
【0037】
ターミナル12,12,・・・は、それぞれハウジング11の溝26,26,・・・を経由して矩橋体11aの前記小隙間30,30,・・・に挿入される。そして図4に示すように各ターミナル12はその中間部分12m,12m,・・・の各々が、小隙間30,30,・・・に位置した状態でハウジング表面70に固定される。
【0038】
図2及び図9に示すように、ハウジングカバー13は、下方及び後方に開口されかつ平面で見て略矩形な箱状体であって、ハウジング11に装着可能にされている。
【0039】
詳しくは、ハウジングカバー13は、これをハウジング11に取り付けた時に天井壁となるハウジングカバー本体13cと、ハウジングカバー本体13cの周縁のうち、前方縁から下方に延びる厚肉の前方壁36(図9,図13参照)と、左側縁から下方に延びる左側壁38(図9,図11〜図14参照)と、右側縁から下方に延びる右側壁40(図9〜図12,図14参照)と、ハウジングカバー本体13cよりも幾分幅狭でかつ前方壁36から前方へ延びる横断面で倒立凹状の庇状プレート13f(図9〜図14参照)と、庇状プレート13fとの間にわずかな隙間44(図9,図12,図13参照)を空けて下方かつ庇状プレート13fと平行に位置し、さらに庇状プレート13fよりも前方に突出する矩形プレート13d(図9〜図14参照)と、矩形プレート13dの前端縁から下方に延びる下垂プレート13e(図9〜図14参照)とを備えている。図2,図9,図10,図13に示す、下垂プレート13eの後面13aは、ハウジング11にハウジングカバー13を装着した状態で矩橋体11aの第1の面11bに当接する(図7,図8参照)。この面13aをこの明細書では便宜上第3の面13aという。
【0040】
また、図2,図9,図10,図11に示す、前方壁36の前面13bは、ハウジングカバー13をハウジング11に装着した時に矩橋体11aの第2の面11cに当接する(図7,図8)。
【0041】
前面13bをこの明細書では便宜上第4の面13bという。
さらに図2,図3,図10,図15に示すように、矩形プレート13dの上面13jを第5の面13j,庇状プレート13fの下面13k及び上面13lをそれぞれ第6の面13k及び第7の面13lという。
【0042】
加えて、図2,図3,図5,図7,図9,図10〜図13に示すように、ハウジングカバー本体13cの上面後方から上方に突縁部13gを突出させている。突縁部13gは、ハウジングカバー13をシールドケース14でシールドした時にシールドケース14の軸方向へのずれを防止するためのものである。
【0043】
図5,図8,図14に示すように、ハウジングカバー13の下垂プレート13eの後面13aには、ハウジング11の矩橋体11aと係合する第1の突起部13h,13h,・・・(この実施形態では5つ)が設けられている。
【0044】
これら第1の突起部13hの各々は、ハウジングカバー13がハウジング11に装着されると(図3参照)、矩橋体11aの前方側の面(第1の面)11b側から貫通穴11dの小隙間30,30,30,30,30に挿入される(図9参照)。
【0045】
ハウジングカバー13の前方壁36の前面(第4の面)13bにもハウジング11の矩橋体11aと係合する第2の突起部13i,13i,・・・(この実施形態では5つ)が設けられている(図9,図10,図12,図13,図14参照)。
【0046】
なお第1の突起部13h及び第2の突起部13iのことを係合突起という場合がある。
【0047】
第2の突起部13iの各々も第1の突起部13hの場合と同様、ハウジングカバー13がハウジング11に装着された状態で(図3参照)、ハウジング11の矩橋体11aの第2の面11c側から貫通穴11dの小隙間30,30,・・・に挿入される。よって、係合突起13h,13h,・・・及び13i,13i,・・・は、前記貫通穴11dの両開口のうち一方の開口60h及び他方の開口60i(図9参照)をそれぞれ閉塞する位置に形成されている対の突起といえる。さらに複数の係合突起13h,13h,・・・及び13i,13i,・・・は、複数の隔壁28,28,・・・(図9参照)によって形成された小隙間30,30,・・・の開口にそれぞれ嵌合される複数の小突起といえる。
【0048】
当該嵌合によって、ハウジングカバー13がハウジング11に係合されて外れなくなる。
【0049】
よって第1の突起部13h,13h,・・・及び貫通穴11dの小隙間30,30,30,30,30並びに第2の突起部13i,13i,・・・及び前記小隙間30,30,30,30,30のことを係合部ということにする。
【0050】
ハウジングカバー13は、下垂プレート13eの後面(第3の面)13a及び前方壁36の前側の面(第4の面)13bが、それぞれ矩橋体11aの第1の面11b及び第2の面11cに当接する。同時にこれらの面13a及び13bにそれぞれ設けられた第1の突起部13h及び第2の突起部13iがそれぞれ貫通穴11dの両開口60h,60iを完全に閉塞する(図5,図8,図9参照)。
【0051】
また、ハウジングカバー13は幅方向に係合せずにハウジング11の軸方向(長さ方向)でハウジング11に係合して装着されるため、プラグ10の幅方向寸法を小さくできる。そして、前記係合部13h,13h,・・・、13i,13i,・・・及び小隙間30,30,・・・は、ハウジング11の軸方向においてハウジング11内に設けられている。
【0052】
シールドケース14は、導電性金属板でできている。
【0053】
シールドケース14は、図2,図4〜図7に示すように、ハウジング11の主収納部12bと、ハウジング11に装着されたハウジングカバー13の矩形プレート13dとが挿入される筒状部14aと、筒状部14aに連続しかつ筒状部14aよりも径大でハウジングカバー13の庇状プレート13fを四方から押さえるようにして固定する断面矩形状の押さえ部14bと、押さえ部14bの後方に位置し、各ターミナル12の半田接続部12cを囲繞するように取り囲む包囲部14cと、包囲部14cよりもさらに後方に位置し、ケーブル20の銅箔部分72をクランプするクランプ部(ケーブル固定部)14dとを有している。
【0054】
これらの部位はすべてその中心が平面で見て同一軸心上にある。
【0055】
図5は、このようなシールドケース14に、ハウジングカバー13を取着したハウジング11を挿入した状態を縦断面で示す図である。
【0056】
シールドケース14の筒状部14aに、ハウジング11の主収納部12bとハウジングカバー13の矩形プレート13dとが挿入されることにより、主収納部12bとハウジングカバー13とを保持する。
【0057】
この状態でシールドケース14の筒状部14aの内周面52及び外周面54(図2,図3参照)にはハウジングカバー13の第5の面13j及び第6の面13kが当接し(図5参照)、シールドケース14の押さえ部14bが第7の面13lと当接する(図5参照)。
【0058】
そして、ハウジングカバー13の第5の面13jと第6の面13kとの間で筒状部14aの後部を挟持する。
【0059】
また、シールドケース14の押さえ部14bと筒状部14aの後部との間で庇状プレート13fを挟持する(図5参照)。
【0060】
さらにシールドケース14の包囲部14cによってケーブル20の電線32,32,・・を囲む(図5〜図7)と共に、包囲部14cの底面壁14fから軸方向における後方に形成されたクランプ部14dによってケーブル20が固定される(図7)。なお、クランプ部14dの位置が銅箔部分72をクランプできるように設定されているのはいうまでもない。また包囲部14cは、ケーブル20の電線32,32,・・を囲繞する前は、その横断面が上方に開口し隅部が直角のU字形をしている。すなわち、シールドケース14の底部から上方へまっすぐ延びる同形状で一対の壁体14c1と14c2とを有する(図2参照)。そして、ケーブル20の電線32,32,・・を囲繞すると横断面が押さえ部14bと同じ矩形状になるようにされており、そのために、壁体14c1,14c2は、そのほぼ長手方向中央で直角に曲折されて閉塞されるようになっている(図6、図7参照)。壁体14c1,14c2の曲折によって形成された包囲部14cの天井壁を符号14c3で示す(図6,図7参照)。
【0061】
上記のように構成されたプラグ本体24は、図8に示すように、さらにその周囲が樹脂Pによってオーバーモールドされる。ただし、シールドケース14の先端部は、他のコネクタと接触される部分であるのでオーバーモールドされない。
【0062】
次に第1の実施形態に係るプラグの作用効果について述べる。
プラグ10は、その軸方向において、その構成部材であるハウジング11とハウジングカバー13とを係合するようにしたので、プラグ10の幅方向の寸法を小さくできる。換言すれば、係合部である、第1の突起部13h,13h,・・・及び貫通穴11dの小隙間30,30,30,30,30、並びに第2の突起部13i,13i,・・・及び小隙間30,30,30,30,30が、プラグの幅方向には設けられていないので、プラグ10の幅方向の寸法を小さくできる。
【0063】
また、これらの係合部がハウジング11の軸方向(長さ方向)において収まるようになっているので、プラグ10の長さ寸法も増大しない。
【0064】
さらに、係合突起である、第1の突起部13h,13h,・・・及び第2の突起部13i,13i,・・・が、ハウジング11の複数溝26,26,・・・の中間部を横断するように設けた矩橋体11aの貫通穴11dを軸方向における前後両開口、すなわち小隙間30,30,・・・の前後両開口を共に塞ぐので、プラグ本体24を樹脂Pでオーバーモールドした際に、樹脂Pがこれらの溝26,26,・・・に向けて流れたとしても、前記複数の溝26,26,・・・を経由して樹脂Pがプラグ先端にまで流出してしまうことを二重体制で防止できるようになっているため、極めて有効に防止できる。この結果、他のコネクタとの間で接点不良を生じることがない。
【0065】
また、ハウジングカバー13の矩形プレート13dの上面である第5の面13jと、ハウジングカバー13の庇状プレート13fの下面である第6の面13kとの間で筒状部14aの後部が挟持され、ハウジングカバー13の庇状プレート13fはその上面である第7の面13lがシールドケース14の押さえ部14bによって押さえられるので、筒状部14aにハウジング11又はハウジングカバー13に対して譬えこじり力が加わった場合でも、押さえ部14bがクッションの作用を奏するようになる。このため、前記こじり力に対するプラグ10の耐久性を向上させることができる。なお、クッション作用を発揮するために、ハウジングカバー13は弾力性のある材料(プラスチック等の樹脂など)で成型することが望ましい。このようにクッション作用のあるハウジングカバー13はプラグの耐衝撃性の向上にも寄与することになる。
【0066】
上記した第1の実施形態に開示のプラグ10は次のようにも捉えられる。
【0067】
(1)ハウジング11とそのハウジング11に装備されるターミナル12とそのハウジング11に装着されるハウジングカバー13とを備えるプラグ10であって、前記ハウジング11は、その表面に第1の凸部11aを備え、前記第1の凸部11aは、ハウジング11の軸方向と直交する第1の面11bとその反対側の第2の面11cを有し、前記第1の面11bと第2の面11cの間にハウジング11の軸方向に延び、かつ、第1の面11bから第2の面11cに貫通する貫通穴11dとを備え、前記ターミナル12は、前記ハウジング11の軸方向に延び、一端に接触部12aが設けられ他端にケーブル20が接続され、前記貫通穴11dに挿入されて前記一端と他端との間の中間部分12mが前記貫通穴11d内部に位置した状態でハウジング表面に配置されており、前記ハウジングカバー13は、前記ハウジング11に装着された状態で、第1の面11bに当接して前記貫通穴11dを閉塞する第3の面13aと、前記第2の面11cに当接して前記貫通穴11dを閉塞する第4の面13bとを備え、前記第3の面13aには、前記ハウジングカバー13が前記ハウジング11に装着された状態で、前記第1の面11b側から前記貫通穴11dに挿入される第1の突起部13hが設けられ、前記第4の面13bには、前記ハウジングカバー13が前記ハウジング11に装着された状態で、前記第2の面11c側から前記貫通穴11dに挿入される第2の突起部13iが設けられているプラグ。
【0068】
(2)(1)のプラグ10であって、導電性金属板からなり、前記ターミナル12の接触部12aが位置する側のハウジング11の部分50とハウジングカバー13とが挿入される筒状部14aを有するハウジングシェル14をさらに備え、前記筒状部14aは、挿入された前記部分50とハウジングカバー13とを囲んでハウジング11とハウジングカバー13を保持するプラグ。
【0069】
(3)(2)のプラグであって、前記ハウジングカバー13は、前記ハウジングシェル14の筒状部14aに挿入された状態で、筒状部14aの内周面52に当接する第5の面13jと、その第5の面13jの上方に配置され、筒状部14aの外周面54に当接して第5の面13jとの間に筒状部14aを挟持する第6の面13kと、その第6の面13kとその反対側にありハウジングカバー13の表面である第7の面13lとを有する矩形プレート13dとを備え、前記ハウジングシェル14は、前記第7の面13lに当接して押さえる押さえ部14bを備えるプラグ。
【0070】
(4)(3)のプラグであって、前記ハウジングシェル14は、前記ケーブル20を囲む包囲部14cを備えているとともに前記ケーブル20に固定される固定部14dを備えているプラグ。
【0071】
この場合、ハウジング11の軸方向と直交する第1の面11bと第2の面11cにハウジングカバー13の第3の面13aと第4の面13bがそれぞれ当接して貫通穴11dを閉塞することになる。つまり、ハウジングカバー13は、ハウジング11の軸方向の両側面に当接することによって装着され、このときハウジング11の幅方向の両側面には当接しない。このため、ハウジング11の幅方向寸法を小さくでき、プラグ10の幅方向の小型化を図ることが可能になる。
【0072】
なお、ハウジングカバー13の第3の面13aと第4の面13bとの間隔を凸部11aの第1の面11bと第2の面11cとの間隔よりも若干狭く設定すれば、ハウジングカバー13はその凸部11aに密着した状態で装着される。
【0073】
前記第3の面13aには、前記ハウジングカバー13が前記ハウジング11に装着された状態で、前記第1の面11b側から前記貫通穴11dに挿入される第1の突起部13hが設けられ、前記第4の面13bには、前記ハウジングカバー13が前記ハウジング11に装着された状態で、前記第2の面11c側から前記貫通穴11dに挿入される第2の突起部13iが設けられている。
【0074】
このため、各突起部13h,13iが貫通穴11dに挿入される(係合する)ことによってハウジングカバー13はより強固にハウジング11に装着される。また、各突起部13h,13iが貫通穴11dに密着状に挿入される。よって、仮に第2の面11cと第4の面13bとの間に隙間があったことに起因して、オーバーモールドの際、貫通穴11d内に樹脂が流入してしまっても、樹脂の流れ方向下流の、第1の面11bと第3の面13aとによって樹脂の流れがせき止められるようになる。したがって、貫通穴11dを介してプラグ先端のターミナルの接触部12aに樹脂が進入することを十分防止できる。
【0075】
上記プラグ10はさらに、導電性金属板からなり、前記ターミナル12の接触部12aが位置する部分50とハウジングカバー13とが挿入される筒状部14aを有するハウジングシェル14を備え、前記筒状部14aは、挿入された前記部分50とハウジングカバー13とを囲んでハウジング11に対するハウジングカバー13を保持する。
【0076】
よって、一枚の導電性金属板によってハウジング11に対するハウジングカバー13の装着状態を維持することが可能になる。従来のようにその装着状態維持のために、部品が二分割になる等、複数のパーツを必要としない。したがって、比較的、低コストのプラグを提供することが可能になる。
【0077】
前記ハウジングカバー13は、前記ハウジングシェル14の筒状部14aに挿入された状態で、筒状部の内周面に当接する第5の面13jと、その第5の面13jの上方に配置され、筒状部14aの外周面54に当接して第5の面13jとの間に筒状部14aを挟持する第6の面13kと、その第6の面13kと第7の面13lとを有するプレート13fとを備え、前記ハウジングシェル14は、前記第7の面13lに当接して押さえる押さえ部14bを備える。
【0078】
よって、第5の面13jと第6の面13kの間に筒状部14aが挟持され、かつ、第6の面13kの反対側の第7の面13lが押さえ部14bによって押さえられ、筒状部14aにハウジング11又はハウジングカバー13に対してこじる力が加わった場合に、押さえ部がクッションの作用を奏する。このため、こじりに対するプラグ10の耐久性を向上させることが可能になる。
【0079】
なお、クッション作用を発揮するために、ハウジングカバー13は弾力性のある材料(プラスチック等の樹脂など)で成型することが望ましい。
【0080】
このようにクッション作用のあるハウジングカバー13はプラグ10の耐衝撃性の向上にも寄与する。
【0081】
前記ハウジングシェル14は、前記ケーブル20を囲む包囲部14cを備えている。よって、ケーブル20をシールドすることが可能になる。
【0082】
前記ハウジングシェル14は、前記ケーブル20に固定される固定部14dを備えている。よって、ハウジングシェル14の筒状部14aに挿入されるハウジング11とケーブル20とをより強固に接続することが可能になる。
(第2の実施の形態)
【0083】
次に図15〜図26を参照して第2の実施形態に係るプラグ10Aを説明する。
【0084】
この第2の実施形態に係るプラグ10Aが第1の実施形態に係るプラグ10と異なる点は、シールドケースの形体及びそれに関連した点だけである。よって相違点についてのみ説明し、同一部分については第1の実施形態で用いた符号と同一符号を付してそれらの説明を省略する。
【0085】
図15に示すように、この第2の実施形態に係るシールドケース14Aが第1の実施形態に係るシールドケース14と相違する点は、その形体にある。
【0086】
まず、第1の実施の形態の包囲部14cに相当する包囲部114cについて述べる(図15〜図24参照)。
【0087】
ケーブル20の電線32,32,・・を囲繞している包囲部114cの横断面は、第1の実施の形態の包囲部14cと同様、少なくともプラグ本体24Aの組立後の形状はほぼ矩形である。
【0088】
しかし、電線32,32,・・を囲繞する前の形状で、包囲部14cの壁体14c1及び14c2にそれぞれ相当する壁体114c1及び114c2は次のような形体となっている。
【0089】
すなわち、壁体114c1は、第1の実施形態に係る包囲部14cの天井壁14c3に相当する天井壁114c3が壁体114c1の上方に一体形成されている。また天井壁114c3の後縁からは接ぎ手200を介し軸方向における後方に延在しかつ左側方に開口するクランプ部14dが一体形成されている(図15参照)。なお、天井壁114c3と接ぎ手200およびクランプ部14dは側面視同一軸線L1上に位置するが、両者は、図16、図17、図20に示すようにシールドケース14Aの軸心L2から偏心している。
【0090】
さらに天井壁114c3の左側縁からは、壁体14c2のほぼ半分の高さ相当分の壁体114c2’が天井壁114c3と一体形成されている。
【0091】
なお、天井壁114c3にはこれを曲折できるように折れ目線115を壁体114c1との境界部分に入れてある。
【0092】
また、接ぎ手200を介したクランプ部14dの位置が、プラグ10の組立にあたり銅箔部分72をクランプできるように設定されているのはいうまでもない(図15,24参照)。
【0093】
壁体114c2は、第1の実施形態の壁体14c2のほぼ半分の高さ寸法を有する(図2,15参照)。さらに、包囲部114cの底面壁14fの後端縁から軸方向における後方に向けて、ケーブル20の電線32,32,・・・をプラグ本体24Aの組み付けにあたって保持する保持板202を有する(図16,図17,図24,図21,図25参照)。
【0094】
加えて、第1の実施形態のハウジングカバー13に相当するハウジングカバー113には、ハウジングカバー13には存在した突縁部13gがない。よってハウジングカバー本体13cは、平坦面となっている。
【0095】
天井壁114c3は、ハウジングカバー113の後半部をシールドするカバーシール部として機能する。
【0096】
そして、接ぎ手200により、ハウジングカバー113と銅箔部分72との間に位置する電線32,32・・・をその上方で覆う。
【0097】
また、この第2の実施の形態では、シールドケース14Aの構成部材のうちクランプ部14dが偏心して設けられている。このためこの明細書では便宜上、シールドケース14Aのうち、クランプ部14d以外の部位のことをシールドケース本体15ということにする。
【0098】
要するにこの第2の実施形態に係るプラグ10Aは、ケーブル20と接続される複数のターミナル12,12,・・・を有するハウジング11並びにこのハウジング11に取り付けられケーブル20及びターミナル12,12,・・・の半田接続部12cを覆うハウジングカバー113をシールドするシールドケース本体15と、このシールドケース本体15の軸心L2からL1に偏心して設けられ、かつケーブル20の芯線34をターミナル12に半田付けするためにケーブル20の被覆21を剥いで折り返した部分をクランプするクランプ部14dを有するシールドケース14Aを採用している。
【0099】
また、クランプ部14dは、ケーブル20とターミナル12との接続部分である半田接続部12cを覆うハウジングカバー113をシールドするカバーシール部としての天井壁114c3と同一軸心上にあるといえる。
【0100】
次にこのような構成のシールドケース14Aを採用したプラグ10Aの組み付け手順を図18から図26を参照して説明する。
【0101】
(手順1)
【0102】
図18に示すように、芯線34を露出したケーブル20を、ハウジングカバー113が未装着状態のハウジング11のターミナル12に半田付けし、ケーブル20をハウジング11に接続する。
【0103】
なお、本手順実行の前段階において、ケーブル20の被覆21の一部を剥いでケーブル20内の編組シールドとドレインワイヤを被覆21の外周に折り返し、折り返した編組シールドとドレインワイヤに図示しない銅箔テープを巻いて銅箔部分72としておく。
【0104】
(手順2)
【0105】
図19に示すように、図18のハウジング11にハウジングカバー113を装着する。
【0106】
(手順3)
【0107】
図20に示すように、図19のハウジング11を軸方向における後方からシールドケース14Aに挿入する。
【0108】
このとき壁体114c1は天井壁114c3とクランプ部14dを伴った状態で底面壁14fから直立した状態にある(図15,図20参照)。また保持板202はこのとき垂下した状態にある。また、クランプ部14dは図20に正対した状態で手前側に開口している。
【0109】
(手順4)
【0110】
図21に示すように、図20の状態でケーブル20をその電線32の部分で下方に向けて曲げる。その曲げ度合いは保持板202の手前までである。曲げるのは次の手順8で電線とクランプ部14dとの干渉を避けるためである。
【0111】
(手順5)
【0112】
図23を用いて説明する。
【0113】
壁体114c1の天井壁114c3にシールドケース14Aの内側に向けて外力を加えると折れ目線115(図15参照)に応力が生じるようになるので、天井壁114c3がハウジングカバー13を上から覆うように折れ曲がる(図23の矢印参照)。このとき天井壁114c3と一体のクランプ部14dも一緒に回動し、その開口が図23に示すように下方を向くようになり、このとき軸線L1と軸線L2とが重なり合うようにされており、同一軸心上にプラグ本体構成部品が位置するようになる。
【0114】
次いで図21で曲げたケーブル20を元の状態にまでまっすぐ戻す。
【0115】
なお、図23は図22の状態になる前の状態であって、ケーブル20がまだ曲がった状態を軸方向における後ろ側から見た図である。
【0116】
(手順6)
【0117】
図24に示すように、銅箔部分72をクランプ部14dでクランプし、ケーブル20が軸方向後ろ側に向けてまっすぐに延びる状態を保持する。
【0118】
(手順7)
【0119】
図25に示すように、保持板202の曲げを戻し、ハウジング11内で電線32を保持板202で固定する。
【0120】
(手順8)
【0121】
図26に示すように、プラグ本体24Aをオーバーモールドで形成した把手部25で被覆してプラグ10Aを形成する。
【0122】
次にこのような構成の第2の実施形態に係るプラグ10Aの作用効果について述べる。
【0123】
プラグ10Aで採用されたシールドケース14Aは、そのクランプ部14dをシールドケース14Aの軸心L2から偏らせて軸心L1上にあるので、シールドケース14Aのうち、プラグ本体24Aの組み付け前の状態では、同一の軸心上にはクランプ部14dが存在しないようになる。
【0124】
このため、ケーブル付きのターミナル12,12,・・・を備えたハウジング11をシールドケース14Aでシールドする場合において、ハウジング11をシールドケース14A内に挿入するのにクランプ部14dが邪魔にならない。よって、ハウジング11とシールドケース14Aとの組み付け作業が簡単になる。
【0125】
また、シールドケースは、主たるシール対象がハウジング11である筒状部14aと、主たるシール対象がハウジングカバーであるカバーシール部としての天井壁114c3とが一体化されているので、複数の部品を管理する場合に比べて部品管理に手間が掛からない。
【0126】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、少なくともプラグの幅方向の寸法を小さくすること、プラグが接続される他のコネクタとの間の接点不良の防止を図ること、シールドケースへのハウジングの組み付け作業を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラグを採用したUSBケーブルの斜視図である。
【図2】本発明第1の実施形態に係るプラグ構成部品の分解斜視図である。
【図3】ハウジングカバーを装着したハウジングとシールドケースとの分解斜視図である。
【図4】ケーブルが半田付けされた複数の端子を有するハウジングの平面図である。
【図5】シールドケースでシールドした状態のハウジングの縦断面図である。
【図6】樹脂でオーバーモールドする前のプラグ本体の斜視図である。
【図7】図6の縦断面図である。
【図8】プラグの縦断面図である。
【図9】ハウジングカバーとハウジングとの係合関係を説明するための一部省略斜視図である。
【図10】ハウジングカバーの側面図である。
【図11】ハウジングカバーの平面図である。
【図12】ハウジングカバーの正面図である。
【図13】図11のXIII−XIII線断面図である。
【図14】ハウジングカバーの裏面図である。
【図15】本発明第2の実施形態に係るプラグ構成部品の斜視図である。
【図16】本発明第2の実施形態に係るシールドケースの側面図であって、図15の矢印XVI方向から見た図である。
【図17】ハウジングシェルの正面図である。
【図18】露出した芯線をハウジングカバーが外されたハウジングの端子に半田付けした状態を示す図である。
【図19】図18のハウジングにハウジングカバーを装着した状態を示す縦断面図である。
【図20】図19のハウジングをシールドケースに挿入した状態を示す縦断面図である。
【図21】図20の状態でケーブルを曲げた状態を示す縦断面図である。
【図22】図21の状態からケーブルの曲げを戻し、シールドケースでハウジングをシールした状態を示す図である。
【図23】シールドケースでシールドしたハウジングから延びているケーブルを曲げた状態を示す図である。
【図24】図22の底面図であって銅箔部分をクランプした状態を示す図である。
【図25】ハウジング内の電線を固定した状態を示す縦断面図である。
【図26】プラグ本体をオーバーモールドで形成した把手部で被覆したプラグを示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 プラグ
10A プラグ
11 ハウジング
11a 矩橋体(凸部,交叉部)
11b 前方側の面(第1の面)
11c 後方側の面(第2の面)
11d 貫通穴(空間部)
12 ターミナル(端子)
12a 接触部(ターミナルの先端部)
12b 主収納部(挟持部)
12c 半田接続部(接続部分,後端部)
12m ターミナルの中間部分
13 ハウジングカバー
13a 下垂プレートの後面(第3の面)
13b 前方壁の前面(第4の面)
13c ハウジングカバー本体
13d 矩形プレート
13e 下垂プレート
13f 庇状プレート(挟持部)
13g 突縁部
13h 第1の突起部(係合突起,係合部,小突起)
13i 第2の突起部(係合突起,係合部,小突起)
13j 矩形プレートの上面(第5の面)
13k 庇状プレートの下面(第6の面)
13l 庇状プレートの上面(第7の面)
14 シールドケース(ハウジングシェル)
14A シールドケース(ハウジングシェル)
14a 筒状部(挟持部)
14b 押さえ部(挟持部)
14c 包囲部
14c1 壁体
14c3 天井壁(カバーシール部)
14d クランプ部(固定部)
14f 底面壁
15 シールドケース本体
20 ケーブル
21 被覆
24 プラグ本体
24A プラグ本体
25 把手部
26 溝
28 隔壁
30 小隙間
31 小隙間の開口
32 電線
34 芯線
36 前方壁
38 左側壁
40 右側壁
44 隙間
50 ハウジングの矩橋体よりも前方の部分(ターミナルの先端部が位置する部分)
52 筒状部の内周面
54 筒状部の外周面
60h 貫通穴の開口(一方の開口)
60i 貫通穴の開口(他方の開口)
70 ハウジング表面
72 銅箔部分
113 ハウジングカバー
114c 包囲部
114c1 壁体
114c2 壁体
114c3 天井壁
115 折れ目線
200 接ぎ手
202 保持板
P 樹脂

Claims (5)

  1. 接続ケーブルの先端部分に設けられ、
    把手部と、
    この把手部から一部が突出し、当該突出部分が他のコネクタへの差込部分となるプラグ本体とを有し、
    このプラグ本体に対し、樹脂でオーバーモールドすることにより前記把手部が形成されるプラグにおいて、
    前記プラグ本体は、
    軸方向に延びる複数の溝を有するハウジングと、
    当該溝に嵌め込まれかつ前記ケーブルに接続される複数の端子と、
    前記溝に対して橋渡し状に直交しかつ立体的になるように前記ハウジングに形成されることにより前記軸方向両端に開口する貫通穴を有する交叉部と、
    この交叉部、前記ケーブル及び前記端子の接続部分を覆うハウジングカバーと、
    前記ハウジングカバーに形成され、前記貫通穴の両開口のうち一方の開口及び他方の開口それぞれ閉塞する係合突起と、
    前記ハウジング及びハウジングカバーをシールドするシールドケースとを備え、
    このシールドケースで前記ハウジング及びハウジングカバーをシールドするにあたり、前記シールドケース及び前記ハウジングカバーは、相互に他方を挟持する挟持部及びを有し、
    これら挟持部及びは、前記シールドケースにより前記ハウジング及びハウジングカバーをシールドしたときに、前記交叉部に平行であることを特徴とするプラグ。
  2. 前記シールドケースは、前記ハウジングカバーを少なくともシールドするシールドケース本体と、
    このシールドケース本体に一体形成されると共に、前記ケーブルをクランプするクランプ部と、を有し、
    前記クランプ部は、前記ケーブルをクランプする前は、前記シールドケース本体に対して偏心状態とされ、前記ケーブルをクランプする時は変位されて、前記シールドケース本体に対して同軸になるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラグ。
  3. 前記シールドケース本体は、当該シールドケース本体で前記ハウジングをシールドした
    ときに、当該ハウジングのうち前記接続ケーブルの延びる側に位置し、かつ当該ケーブルを保持する保持板を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシールドケース。
  4. 軸方向に直交する第1の面及びこの第1の面に対向する第2の面を有する凸部に前記軸方向に貫通する貫通穴が形成されたハウジングと、
    前記貫通穴に挿入され中間部分が前記貫通穴に位置した状態でハウジングに配置され、先端部が他のコネクタと接触し後端部がケーブルと接続されるターミナルと、
    このターミナルのうち少なくとも前記後端部を覆うために前記ハウジングに装着され、ハウジングへの装着状態で、前記貫通穴の一方の開口を閉塞する第3の面及び前記貫通穴の他方の開口を閉塞する第4の面を有するハウジングカバーと、
    前記第3の面に設けられ前記一方の開口から前記貫通穴に挿入される第1の突起部と、
    前記第4の面に設けられ、前記他方の開口から前記貫通穴に挿入される第2の突起部と、を有することを特徴とするプラグ。
  5. ハウジングカバーは弾力性のある材料で成型されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプラグ。
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