JP2513946Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JP2513946Y2 JP2513946Y2 JP1991048545U JP4854591U JP2513946Y2 JP 2513946 Y2 JP2513946 Y2 JP 2513946Y2 JP 1991048545 U JP1991048545 U JP 1991048545U JP 4854591 U JP4854591 U JP 4854591U JP 2513946 Y2 JP2513946 Y2 JP 2513946Y2
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- JP
- Japan
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- contact piece
- piece
- shield frame
- shield
- frame
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/502—Bases; Cases composed of different pieces
- H01R13/506—Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/6582—Shield structure with resilient means for engaging mating connector
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シールドフレームによ
るノイズ対策を施したコネクタに関する。
るノイズ対策を施したコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人が実願平1−23659号によ
って先に提案したコネクタを図7に示してあり、このコ
ネクタは次のように構成されている。すなわち、このコ
ネクタのシールドフレーム100は、断面視形状がコ字
形をなす第1および第2の2つのシールドフレーム11
0,120でなり、それぞれのシールドフレーム11
0,120の脚片部に内向きに曲成された係合片11
1,121を相互に重ね合わせた状態でボディ200の
係合溝部210,210に差し込むことによって2つの
シールドフレーム110,120が互いに固定され、か
つそれらのシールドフレーム110,120でボディ2
00の周囲が取り囲まれる構成になっている。
って先に提案したコネクタを図7に示してあり、このコ
ネクタは次のように構成されている。すなわち、このコ
ネクタのシールドフレーム100は、断面視形状がコ字
形をなす第1および第2の2つのシールドフレーム11
0,120でなり、それぞれのシールドフレーム11
0,120の脚片部に内向きに曲成された係合片11
1,121を相互に重ね合わせた状態でボディ200の
係合溝部210,210に差し込むことによって2つの
シールドフレーム110,120が互いに固定され、か
つそれらのシールドフレーム110,120でボディ2
00の周囲が取り囲まれる構成になっている。
【0003】このようなコネクタにおいて、第1および
第2のシールドフレーム110,120を互いに固定す
るためにボディ200に形成されている係合溝部210
はその係合溝部210が形成されているボディ200の
壁部を薄肉にしてコネクタの小型化を図る上での障害に
なる。また、各シールドフレーム110,120の脚片
部に内向きに係合片111,121を曲成することは、
シールドフレーム110,120の形成工程を複雑化す
る。
第2のシールドフレーム110,120を互いに固定す
るためにボディ200に形成されている係合溝部210
はその係合溝部210が形成されているボディ200の
壁部を薄肉にしてコネクタの小型化を図る上での障害に
なる。また、各シールドフレーム110,120の脚片
部に内向きに係合片111,121を曲成することは、
シールドフレーム110,120の形成工程を複雑化す
る。
【0004】他方、ボディ200に内蔵される接片部材
300は、端子部310とその端子部310から前方に
延び出た接片部320とを備えており、接片部320を
折返し状に曲げることによって接点エリア321を構成
してある。そして、接片部材300をボディ200の内
部に組み付けた状態では、接片部材300の端子部31
0がボディ200に固定され、接片部320はボディ2
00の内部空間に片持ち状態で配置される。このよう
に、接片部材300の接片部320がボディ200の内
部空間に片持ち状態で支持されるタイプのコネクタはカ
ンチレバータイプであると言える。
300は、端子部310とその端子部310から前方に
延び出た接片部320とを備えており、接片部320を
折返し状に曲げることによって接点エリア321を構成
してある。そして、接片部材300をボディ200の内
部に組み付けた状態では、接片部材300の端子部31
0がボディ200に固定され、接片部320はボディ2
00の内部空間に片持ち状態で配置される。このよう
に、接片部材300の接片部320がボディ200の内
部空間に片持ち状態で支持されるタイプのコネクタはカ
ンチレバータイプであると言える。
【0005】ところが、カンチレバータイプのコネクタ
において、接片部材300の接片部320を折り返して
接点エリア321を形成すると、ボディ200にその折
返し部分の収容空間を形成しなければならないため、そ
れだけボディ200を厚くする必要が生じ、そのことが
コネクタの小型化を推進する上での障害になる。
において、接片部材300の接片部320を折り返して
接点エリア321を形成すると、ボディ200にその折
返し部分の収容空間を形成しなければならないため、そ
れだけボディ200を厚くする必要が生じ、そのことが
コネクタの小型化を推進する上での障害になる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は以上の事情に
鑑みてなされたもので、ボディに対するシールドフレー
ムや接片部材の組付構造に工夫を講じてコネクタの薄型
化を促進すると同時に、シールドフレームの形成工程の
簡略化を図ることを目的とする。
鑑みてなされたもので、ボディに対するシールドフレー
ムや接片部材の組付構造に工夫を講じてコネクタの薄型
化を促進すると同時に、シールドフレームの形成工程の
簡略化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案のコネク
タは、内部空間に挿入された相手方コネクタの接点に接
触する接片部材を内蔵した中空直方体形状のボディの相
対向する2つの壁部の前端部外面に段付膨出状に縁枠部
が形成されていると共に、ボディの相対向する2つの壁
部において上記縁枠部の後方縁部から前方縁部に向けて
係合溝部が凹入されており、板状部と板状部の幅方向両
縁から各別に張り出された一対の脚片部とを具備するコ
字形に形成され、上記ボディの半周部分に外嵌合される
第1装着部とその第1装着部の後方に位置して一対の上
記脚片部に係合部を具備する第1固定部とを一体に備え
た第1シールドフレームと、板状部と板状部の幅方向両
縁から各別に張り出された一対の脚片部とを具備するコ
字形に形成され、上記ボディの他の半周部分に外嵌合さ
れる第2装着部とその第2装着部の後方に位置して一対
の上記脚片部に第1固定部の係合部に対応する被係合部
を具備する第2固定部とを一体に備え、かつ第2装着部
における一対の脚片部の端面が上記第1装着部における
一対の脚片部の端面に突き合わされ、かつ第2固定部が
上記第1固定部に重ね合わされて上記被係合部が上記係
合部に係合される第2シールドフレームと、を有し、第
1シールドフレームにおける第1装着部の前端から突き
出された第1突片および第2シールドフレームにおける
第2装着部の前端から突き出された第2突片が、上記縁
枠部の係合溝部にその溝幅方向に並列された状態で嵌合
状に係合されているものである。
タは、内部空間に挿入された相手方コネクタの接点に接
触する接片部材を内蔵した中空直方体形状のボディの相
対向する2つの壁部の前端部外面に段付膨出状に縁枠部
が形成されていると共に、ボディの相対向する2つの壁
部において上記縁枠部の後方縁部から前方縁部に向けて
係合溝部が凹入されており、板状部と板状部の幅方向両
縁から各別に張り出された一対の脚片部とを具備するコ
字形に形成され、上記ボディの半周部分に外嵌合される
第1装着部とその第1装着部の後方に位置して一対の上
記脚片部に係合部を具備する第1固定部とを一体に備え
た第1シールドフレームと、板状部と板状部の幅方向両
縁から各別に張り出された一対の脚片部とを具備するコ
字形に形成され、上記ボディの他の半周部分に外嵌合さ
れる第2装着部とその第2装着部の後方に位置して一対
の上記脚片部に第1固定部の係合部に対応する被係合部
を具備する第2固定部とを一体に備え、かつ第2装着部
における一対の脚片部の端面が上記第1装着部における
一対の脚片部の端面に突き合わされ、かつ第2固定部が
上記第1固定部に重ね合わされて上記被係合部が上記係
合部に係合される第2シールドフレームと、を有し、第
1シールドフレームにおける第1装着部の前端から突き
出された第1突片および第2シールドフレームにおける
第2装着部の前端から突き出された第2突片が、上記縁
枠部の係合溝部にその溝幅方向に並列された状態で嵌合
状に係合されているものである。
【0008】請求項2の考案のコネクタは、請求項1の
考案のコネクタにおいて、ボディの相対向する2つの壁
部に形成された前後方向に延びる接片保持孔と、接片保
持孔における前後方向中間部位の相応位置で上記壁部に
形成されボディの内部空間と接片保持孔とを連通させる
開口、その開口の前部に位置する接片支持壁およびその
開口の後部に位置する端子支持壁と、上記接片保持孔に
おける上記端子支持壁の相応位置で固定される端子部お
よびその端子部から前方に延び出てその先端部が上記接
片保持孔内で上記接片支持壁に支持される接片部とを具
備する接片部材と、接片部材の接片部に湾曲状に形成さ
れ上記開口を通してボディの内部空間に張り出される接
点エリアと、を備えるものである。
考案のコネクタにおいて、ボディの相対向する2つの壁
部に形成された前後方向に延びる接片保持孔と、接片保
持孔における前後方向中間部位の相応位置で上記壁部に
形成されボディの内部空間と接片保持孔とを連通させる
開口、その開口の前部に位置する接片支持壁およびその
開口の後部に位置する端子支持壁と、上記接片保持孔に
おける上記端子支持壁の相応位置で固定される端子部お
よびその端子部から前方に延び出てその先端部が上記接
片保持孔内で上記接片支持壁に支持される接片部とを具
備する接片部材と、接片部材の接片部に湾曲状に形成さ
れ上記開口を通してボディの内部空間に張り出される接
点エリアと、を備えるものである。
【0009】請求項3の考案のコネクタは、接片保持孔
がボディの前面においてその壁部の厚み内で開口し、そ
の接片保持孔における接片支持壁に対応する箇所が接片
部材の先端部の変位を許容する空間となされているもの
である。
がボディの前面においてその壁部の厚み内で開口し、そ
の接片保持孔における接片支持壁に対応する箇所が接片
部材の先端部の変位を許容する空間となされているもの
である。
【0010】請求項4の考案のコネクタは、第1シール
ドフレームにおける第1固定部の後方に挾持片部が一体
に設けられ、第2シールドフレームにおける第2固定部
の後方に突出片が一体に設けられ、信号ケーブルの外被
側に折り返されたシールド層が第1シールドフレームの
挾持片部により挾持されていると共に、第2シールドフ
レームの突出片が上記挾持片部と上記シールド層との間
に挾み込まれているものである。
ドフレームにおける第1固定部の後方に挾持片部が一体
に設けられ、第2シールドフレームにおける第2固定部
の後方に突出片が一体に設けられ、信号ケーブルの外被
側に折り返されたシールド層が第1シールドフレームの
挾持片部により挾持されていると共に、第2シールドフ
レームの突出片が上記挾持片部と上記シールド層との間
に挾み込まれているものである。
【0011】請求項5の考案のコネクタは、第1シール
ドフレームの第1装着部がボディの半周部分に外嵌合さ
れ、第2シールドフレームの第2装着部がボディの他の
半周部分に外嵌合されて第1装着部の脚片部端面と第2
装着部の脚片部端面とが突き合わされ、かつ第1固定部
と第2固定部とが重ね合わされ、それらのシールドフレ
ームのモールド部分全体に胴箔などの金属箔が巻き付け
られ、この金属箔の外周部分に樹脂モールドをインサー
ト成形してあるものである。
ドフレームの第1装着部がボディの半周部分に外嵌合さ
れ、第2シールドフレームの第2装着部がボディの他の
半周部分に外嵌合されて第1装着部の脚片部端面と第2
装着部の脚片部端面とが突き合わされ、かつ第1固定部
と第2固定部とが重ね合わされ、それらのシールドフレ
ームのモールド部分全体に胴箔などの金属箔が巻き付け
られ、この金属箔の外周部分に樹脂モールドをインサー
ト成形してあるものである。
【0012】
【作用】請求項1の考案によると、第1シールドフレー
ムと第2シールドフレームの相互間において、第1突片
と第2突片とを並列させてボディにおける縁枠部の係合
溝部に係合させ、第1装着部と第2装着部とをボディに
外嵌合してそれらの装着部を具備する脚片部同士の端面
を突き合わせ、第1固定部と第2固定部とを重ね合わせ
て係合部を被係合部に係合させると、両シールドフレー
ムが前後両端部において連結され、そのように連結され
たシールドフレームによってボディが取り囲まれる。
ムと第2シールドフレームの相互間において、第1突片
と第2突片とを並列させてボディにおける縁枠部の係合
溝部に係合させ、第1装着部と第2装着部とをボディに
外嵌合してそれらの装着部を具備する脚片部同士の端面
を突き合わせ、第1固定部と第2固定部とを重ね合わせ
て係合部を被係合部に係合させると、両シールドフレー
ムが前後両端部において連結され、そのように連結され
たシールドフレームによってボディが取り囲まれる。
【0013】請求項2の考案によると、接片部材の接片
部を湾曲状に曲げて接点エリアを形成してあるので、ボ
ディにそのような湾曲状の接点エリアの収容空間を形成
するだけで済む。
部を湾曲状に曲げて接点エリアを形成してあるので、ボ
ディにそのような湾曲状の接点エリアの収容空間を形成
するだけで済む。
【0014】請求項3の考案によると、接片部材の無理
のない変位が可能になる。
のない変位が可能になる。
【0015】請求項4の考案によると、第1シールドフ
レームと第2シールドフレームとが挾持片部と突出片と
を介して強固に結合され、同時に信号ケーブルのシール
ド層に電気的に確実に接続される。
レームと第2シールドフレームとが挾持片部と突出片と
を介して強固に結合され、同時に信号ケーブルのシール
ド層に電気的に確実に接続される。
【0016】請求項5の考案によると、シールドフレー
ムの折曲加工を容易にするために折曲げ箇所に小孔など
の欠除部分を形成した場合でも、金型への注入樹脂がシ
ールドフレームの内部に入り込まなくなる。また、上記
小孔が金属箔で塞がれることによりシールド性能が向上
する。
ムの折曲加工を容易にするために折曲げ箇所に小孔など
の欠除部分を形成した場合でも、金型への注入樹脂がシ
ールドフレームの内部に入り込まなくなる。また、上記
小孔が金属箔で塞がれることによりシールド性能が向上
する。
【0017】
【実施例】図1は本考案の実施例によるコネクタのボデ
ィ1とシールドフレーム6,7を示す分解斜視図、図2
はボディ1をシールドフレーム6,7で取り囲んだ状態
の平面図、図3は同コネクタの正面図、図4はボディの
背面図、図5は同コネクタの横断平面図である。
ィ1とシールドフレーム6,7を示す分解斜視図、図2
はボディ1をシールドフレーム6,7で取り囲んだ状態
の平面図、図3は同コネクタの正面図、図4はボディの
背面図、図5は同コネクタの横断平面図である。
【0018】図3や図4で示すように、ボディ1は、上
壁部11と下壁部12と左右の側壁部13,13とを有
する中空直方体形状をなし、側壁部13,13と下壁部
12との境界部分に傾斜部14,14を有しており、絶
縁体である合成樹脂で一体成形したものである。そし
て、ボディ1は横厚方向Xの幅寸法(横厚寸法)よりも
縦厚方向Yの幅寸法(縦厚寸法)が長くなっている。
壁部11と下壁部12と左右の側壁部13,13とを有
する中空直方体形状をなし、側壁部13,13と下壁部
12との境界部分に傾斜部14,14を有しており、絶
縁体である合成樹脂で一体成形したものである。そし
て、ボディ1は横厚方向Xの幅寸法(横厚寸法)よりも
縦厚方向Yの幅寸法(縦厚寸法)が長くなっている。
【0019】ボディ1の前端部外面には上壁部11と下
壁部12と側壁部13,13と傾斜部14,14を取り
巻く形態で段付膨出状に縁枠部15が一体形成されてお
り、その縁枠部15における上壁部11とそれに対向す
る下壁部12に相応する部分のそれぞれに、縁枠部15
の後方縁部から前方縁部に向けて凹入された係合溝部1
6が形成されている。図4で明らかなように係合溝部1
6の溝底面は上壁部11や表面や下壁部12の表面と面
一になっている。
壁部12と側壁部13,13と傾斜部14,14を取り
巻く形態で段付膨出状に縁枠部15が一体形成されてお
り、その縁枠部15における上壁部11とそれに対向す
る下壁部12に相応する部分のそれぞれに、縁枠部15
の後方縁部から前方縁部に向けて凹入された係合溝部1
6が形成されている。図4で明らかなように係合溝部1
6の溝底面は上壁部11や表面や下壁部12の表面と面
一になっている。
【0020】左右の側壁部13,13における縦厚方向
Yの等間隔おきの3箇所にそれぞれ前後方向に貫通する
接片保持孔2…が形成されており、それらの接片保持孔
2…における前後方向中間部位で上記側壁部13,13
に、図5に示したように、開口3…が形成されていると
共に、その開口3の前部に位置する接片支持壁4および
その開口3の後部に位置する端子支持壁5がそれぞれ形
成されている。このことを言い換えると、図3のように
ボディ1を正面から見た場合、接片保持孔2…は左右の
各側壁部13,13の厚み内で縦1列に並んで開口し、
接片保持孔2における接片支持壁4の対応箇所が接片部
材8の先端部の変位を許容する空間Sとなされている。
図4のようにボディ1を背面から見た場合も同様に接片
保持孔2…は左右の各側壁部13,13の厚み内で縦1
列に並んで開口し、図5のようにボディ1を横断平面で
表した場合には開口3によってボディ1の内部空間と接
片保持孔2…とが連通されている。
Yの等間隔おきの3箇所にそれぞれ前後方向に貫通する
接片保持孔2…が形成されており、それらの接片保持孔
2…における前後方向中間部位で上記側壁部13,13
に、図5に示したように、開口3…が形成されていると
共に、その開口3の前部に位置する接片支持壁4および
その開口3の後部に位置する端子支持壁5がそれぞれ形
成されている。このことを言い換えると、図3のように
ボディ1を正面から見た場合、接片保持孔2…は左右の
各側壁部13,13の厚み内で縦1列に並んで開口し、
接片保持孔2における接片支持壁4の対応箇所が接片部
材8の先端部の変位を許容する空間Sとなされている。
図4のようにボディ1を背面から見た場合も同様に接片
保持孔2…は左右の各側壁部13,13の厚み内で縦1
列に並んで開口し、図5のようにボディ1を横断平面で
表した場合には開口3によってボディ1の内部空間と接
片保持孔2…とが連通されている。
【0021】そして、図5のように、接片支持壁4の内
面は内窄まりの傾斜面41に形成されており、この傾斜
面41のガイド作用によって相手形コネクタ(不図示)
をボディ1の内部空間に無理なく案内できるようにして
ある。また、端子支持壁5はその前端部に段付部51を
備えている。
面は内窄まりの傾斜面41に形成されており、この傾斜
面41のガイド作用によって相手形コネクタ(不図示)
をボディ1の内部空間に無理なく案内できるようにして
ある。また、端子支持壁5はその前端部に段付部51を
備えている。
【0022】シールドフレームは第1シールドフレーム
6と第2シールドフレーム7とでなる。
6と第2シールドフレーム7とでなる。
【0023】第1シールドフレーム6は、板状部61と
板状部61の幅方向両縁の全長部分から各別に張り出さ
れた一対の脚片部62,62とを具備するコ字形に形成
されている。このようなシールドフレーム6において、
その前半部分は上記ボディ1の半周部分に外嵌合される
第1装着部63となされ、その第1装着部63の板状部
61に膨出状の突起64と内向きに切り起こされた係合
爪65とが形成されていると共に、第1装着部63の脚
片部62,62の前端に第1突片62a,62aが突出
されている。シールドフレーム6の後半部分は第1装着
部63の後方に位置した第1固定部66となされ、その
第1固定部66における脚片部62,62の所定箇所に
膨出状に切り起こされた係合部67,67が形成されて
いる。また、第1固定部66の脚片部62,62は第1
装着部63の脚片部62,62よりも突き出ていて、第
1固定部66と第1装着部63との間にスリット状の切
込み68が形成されている。さらに、第1固定部66の
後方部分には信号ケーブルを挾持するためのU字状の挾
持片69a,69bが連設されている。
板状部61の幅方向両縁の全長部分から各別に張り出さ
れた一対の脚片部62,62とを具備するコ字形に形成
されている。このようなシールドフレーム6において、
その前半部分は上記ボディ1の半周部分に外嵌合される
第1装着部63となされ、その第1装着部63の板状部
61に膨出状の突起64と内向きに切り起こされた係合
爪65とが形成されていると共に、第1装着部63の脚
片部62,62の前端に第1突片62a,62aが突出
されている。シールドフレーム6の後半部分は第1装着
部63の後方に位置した第1固定部66となされ、その
第1固定部66における脚片部62,62の所定箇所に
膨出状に切り起こされた係合部67,67が形成されて
いる。また、第1固定部66の脚片部62,62は第1
装着部63の脚片部62,62よりも突き出ていて、第
1固定部66と第1装着部63との間にスリット状の切
込み68が形成されている。さらに、第1固定部66の
後方部分には信号ケーブルを挾持するためのU字状の挾
持片69a,69bが連設されている。
【0024】第2シールドフレーム7は第1シールドフ
レーム6と類似形状を有する。すなわち、板状部71と
板状部71の幅方向両縁の全長部分から各別に張り出さ
れた一対の脚片部72,72とを具備するコ字形に形成
されており、その前半部分が上記ボディ1の他の半周部
分に外嵌合される第2装着部73となされ、その第2装
着部73の板状部71に膨出状の突起74と内向きに切
り起こされた係合爪75とが形成されていると共に、第
2装着部73の脚片部72,72の前端に第2突片72
a,72aが突出されている。シールドフレーム7の後
半部分は第2装着部73の後方に位置した第2固定部7
6となされ、その第2固定部76における脚片部72,
72の所定箇所に矩形の係合孔でなる被係合部77,7
7が形成されている。また、第2固定部76の脚片部7
2,72は第2装着部73の脚片部72,72よりも突
き出ている。第2固定部76の後方部分には突出片7
9,79が連設されている。
レーム6と類似形状を有する。すなわち、板状部71と
板状部71の幅方向両縁の全長部分から各別に張り出さ
れた一対の脚片部72,72とを具備するコ字形に形成
されており、その前半部分が上記ボディ1の他の半周部
分に外嵌合される第2装着部73となされ、その第2装
着部73の板状部71に膨出状の突起74と内向きに切
り起こされた係合爪75とが形成されていると共に、第
2装着部73の脚片部72,72の前端に第2突片72
a,72aが突出されている。シールドフレーム7の後
半部分は第2装着部73の後方に位置した第2固定部7
6となされ、その第2固定部76における脚片部72,
72の所定箇所に矩形の係合孔でなる被係合部77,7
7が形成されている。また、第2固定部76の脚片部7
2,72は第2装着部73の脚片部72,72よりも突
き出ている。第2固定部76の後方部分には突出片7
9,79が連設されている。
【0025】以上説明した第1シールドフレーム6と第
2シールドフレーム7においては、ボディ1の半周部分
に嵌合した第1装着部63における脚片部62,62の
端面とボディ1の他の半周部分に嵌合した第2装着部7
3における脚片部72,72の端面とを突き合わせ、第
1固定部66における脚片部62,62を第2固定部7
6における脚片部72,72に内嵌合し、係合部67を
被係合部77に嵌入状に係合させることによって後端部
分が連結される。また、第1突片62a,62aと第2
突片72a,72aとを係合溝部16の溝幅方向(上記
横厚方向)に並列させてボディ1における縁枠部15の
係合溝部16に図2のように嵌合状に係合させることに
よって前端部分が開かないように連結される。また、図
5のように、信号ケーブルCは、そのシールド層C1を
外被に折り返した部分が第1シールドフレーム6の挾持
片部69a,69bにより挾持される。第2シールドフ
レーム7の突出片79,79は挾持片部69a,69a
の内側に配置される。このため、第1シールドフレーム
6と第2シールドフレーム7とが挾持片部69a,69
bと突出片79,79とを介して強固に結合され、同時
に信号ケーブルCのシールド層C1に電気的に確実に接
続される。また、係合爪65,75はボディ1の係合凹
部17に係合される。
2シールドフレーム7においては、ボディ1の半周部分
に嵌合した第1装着部63における脚片部62,62の
端面とボディ1の他の半周部分に嵌合した第2装着部7
3における脚片部72,72の端面とを突き合わせ、第
1固定部66における脚片部62,62を第2固定部7
6における脚片部72,72に内嵌合し、係合部67を
被係合部77に嵌入状に係合させることによって後端部
分が連結される。また、第1突片62a,62aと第2
突片72a,72aとを係合溝部16の溝幅方向(上記
横厚方向)に並列させてボディ1における縁枠部15の
係合溝部16に図2のように嵌合状に係合させることに
よって前端部分が開かないように連結される。また、図
5のように、信号ケーブルCは、そのシールド層C1を
外被に折り返した部分が第1シールドフレーム6の挾持
片部69a,69bにより挾持される。第2シールドフ
レーム7の突出片79,79は挾持片部69a,69a
の内側に配置される。このため、第1シールドフレーム
6と第2シールドフレーム7とが挾持片部69a,69
bと突出片79,79とを介して強固に結合され、同時
に信号ケーブルCのシールド層C1に電気的に確実に接
続される。また、係合爪65,75はボディ1の係合凹
部17に係合される。
【0026】上記のように第1シールドフレーム6と第
2シールドフレーム7とが前端部分と後端部分とで連結
されていると、相手方コネクタに対する抜き差しが多頻
度で行われる場合であっても両フレーム6,7が開いた
りすることがなく、また、輸送時になどに両フレーム
6,7が開いたりすることがない。
2シールドフレーム7とが前端部分と後端部分とで連結
されていると、相手方コネクタに対する抜き差しが多頻
度で行われる場合であっても両フレーム6,7が開いた
りすることがなく、また、輸送時になどに両フレーム
6,7が開いたりすることがない。
【0027】図5に示したように、接片部材8は、端子
部81とその端子部81から前方に延び出た接片部82
とを一体に備え、接片部82には湾曲状に形成された接
点エリア83が具備されている。この接片部材8はボデ
ィ1の各接片保持孔2…に1つずつ組み付けられる。す
なわち、接片部材8はボディ1における接片挿入孔2の
背面開口からその接片挿入孔2に差し込むことにより組
み付けられ、組付状態では、接片部82の先端部が接片
保持孔2内で上記接片支持壁4に弾接状態に支持され、
端子部81が接片保持孔2における上記端子支持壁5の
相応位置で固定され、さらに接点エリア83が上記開口
3を通してボディ1の内部空間に張り出された状態にな
る。なお、接片部材8には係合爪84が設けられてお
り、この係合爪84が端子支持壁5の段付部51に係合
して接片部材8を抜止めする。信号ケーブルCの信号線
は端子部82に接続される。
部81とその端子部81から前方に延び出た接片部82
とを一体に備え、接片部82には湾曲状に形成された接
点エリア83が具備されている。この接片部材8はボデ
ィ1の各接片保持孔2…に1つずつ組み付けられる。す
なわち、接片部材8はボディ1における接片挿入孔2の
背面開口からその接片挿入孔2に差し込むことにより組
み付けられ、組付状態では、接片部82の先端部が接片
保持孔2内で上記接片支持壁4に弾接状態に支持され、
端子部81が接片保持孔2における上記端子支持壁5の
相応位置で固定され、さらに接点エリア83が上記開口
3を通してボディ1の内部空間に張り出された状態にな
る。なお、接片部材8には係合爪84が設けられてお
り、この係合爪84が端子支持壁5の段付部51に係合
して接片部材8を抜止めする。信号ケーブルCの信号線
は端子部82に接続される。
【0028】ボディ1に接片部材8と第1シールドフレ
ーム6および第2シールドフレーム7を組み付け、信号
ケーブルCの信号線を接片部材8の端子部81に接続す
ると共に、信号ケーブルCを挾持片69a,69bで挾
持した後において、図2や図5に示したように各シール
ドフレーム6,7の所定箇所に把手として機能する樹脂
モールド9が施される。この樹脂モールド9をインサー
ト成形する場合、金型内への樹脂射出に先立って各シー
ルドフレーム6,7のモールド部分に銅箔などの金属箔
10を巻き付けておくことが望ましい。すなわち、シー
ルドフレーム6,7はそれらの折曲加工を容易にするた
めに折曲げ箇所の肉を欠除しておくという対策が一般的
に行われるため、肉の欠除部分には小孔が開いたままに
なる。また、挾持片69a,69bと第1固定部66と
の間には比較的大きな隙間が形成される。そして、この
ように小孔が開いたままになっていたり隙間が形成され
ていたりすると、その箇所から注入樹脂がシールドフレ
ーム6,7の内部に入り込むおそれがあるのであるが、
上記のように金属箔10を巻き付けておくとそのおそれ
が無くなり、同時に金属箔10によってシールド作用が
増長される。
ーム6および第2シールドフレーム7を組み付け、信号
ケーブルCの信号線を接片部材8の端子部81に接続す
ると共に、信号ケーブルCを挾持片69a,69bで挾
持した後において、図2や図5に示したように各シール
ドフレーム6,7の所定箇所に把手として機能する樹脂
モールド9が施される。この樹脂モールド9をインサー
ト成形する場合、金型内への樹脂射出に先立って各シー
ルドフレーム6,7のモールド部分に銅箔などの金属箔
10を巻き付けておくことが望ましい。すなわち、シー
ルドフレーム6,7はそれらの折曲加工を容易にするた
めに折曲げ箇所の肉を欠除しておくという対策が一般的
に行われるため、肉の欠除部分には小孔が開いたままに
なる。また、挾持片69a,69bと第1固定部66と
の間には比較的大きな隙間が形成される。そして、この
ように小孔が開いたままになっていたり隙間が形成され
ていたりすると、その箇所から注入樹脂がシールドフレ
ーム6,7の内部に入り込むおそれがあるのであるが、
上記のように金属箔10を巻き付けておくとそのおそれ
が無くなり、同時に金属箔10によってシールド作用が
増長される。
【0029】図6は実施例で説明したコネクタに相手方
コネクタ400を差し込んで接続した状態を示してい
る。同図に示されるように、相手方コネクタ400はボ
ディ410がシールドフレーム420で取り囲まれてい
ると共に、ボディ410の接片保持部411の両面に接
片部材の接点エリア412,412が配備されている。
したがって、図6の状態では、当該コネクタにおける接
片部材8の接点エリア83が相手方コネクタ400にお
ける接点エリア412,412により接点保持孔2の内
部で反返り状に押されて変形し、その状態で相手方コネ
クタ400における接点エリア412,412に弾接す
る。
コネクタ400を差し込んで接続した状態を示してい
る。同図に示されるように、相手方コネクタ400はボ
ディ410がシールドフレーム420で取り囲まれてい
ると共に、ボディ410の接片保持部411の両面に接
片部材の接点エリア412,412が配備されている。
したがって、図6の状態では、当該コネクタにおける接
片部材8の接点エリア83が相手方コネクタ400にお
ける接点エリア412,412により接点保持孔2の内
部で反返り状に押されて変形し、その状態で相手方コネ
クタ400における接点エリア412,412に弾接す
る。
【0030】
【考案の効果】請求項1の考案によれば、ボディの壁部
の肉厚を薄くすることが可能になり、そのことによって
コネクタの薄型化を促進して小型化を達成することがで
きるという効果がある。
の肉厚を薄くすることが可能になり、そのことによって
コネクタの薄型化を促進して小型化を達成することがで
きるという効果がある。
【0031】請求項2の考案によれば、カンチレバータ
イプのコネクタでありながら、ボディの内部に確保しな
ければならない接片部材の収容空間を従来より狭くする
ことが可能になり、そのことによって上記同様にコネク
タの薄型化を促進して小型化を達成することができると
いう効果がある。
イプのコネクタでありながら、ボディの内部に確保しな
ければならない接片部材の収容空間を従来より狭くする
ことが可能になり、そのことによって上記同様にコネク
タの薄型化を促進して小型化を達成することができると
いう効果がある。
【0032】請求項3の考案によれば、耐用寿命の長い
カンチレバータイプのコネクタを提供できるようにな
る。
カンチレバータイプのコネクタを提供できるようにな
る。
【0033】請求項4の考案によれば、第1シールドフ
レームと第2シールドフレームとがそれらの後端部にお
いて強固に結合され、同時に信号ケーブルのシールド層
にそれらのシールドフレームが電気的に確実に接続され
てシールド性能が向上する。
レームと第2シールドフレームとがそれらの後端部にお
いて強固に結合され、同時に信号ケーブルのシールド層
にそれらのシールドフレームが電気的に確実に接続され
てシールド性能が向上する。
【0034】請求項5の考案によると、モールドをイン
サート成形で形成することができるようになり、同時に
シールド性能が向上する。
サート成形で形成することができるようになり、同時に
シールド性能が向上する。
【図1】本考案の実施例によるコネクタのボディとシー
ルドフレームを示す分解斜視図である。
ルドフレームを示す分解斜視図である。
【図2】同コネクタのボディをシールドフレームで取り
囲んだ状態の平面図である。
囲んだ状態の平面図である。
【図3】同コネクタの正面図である。
【図4】ボディの背面図である。
【図5】同コネクタの横断平面図である。
【図6】当該コネクタと相手方コネクタとを接続した状
態の部分横断平面図である。
態の部分横断平面図である。
【図7】従来例の分解斜視図である。
1 ボディ 2 接片保持孔 3 開口 4 接片支持壁 5 端子支持壁 6 第1シールドフレーム 7 第2シールドフレーム 8 接片部材 9 モールド 10 金属箔 11 上壁部 12 下壁部 13 側壁部 15 縁枠部 16 係合溝部 61,71 板状部 62,72 脚片部 62a 第1突片 63 第1装着部 66 第1固定部 67 係合部 69a,69b 挾持片部 72a 第2突片 73 第2装着部 77 被係合部 76 第2固定部 79 突出片 81 端子部 82 接片部 83 接点エリア 400 相手方コネクタ 412 相手方コネクタの接点エリア S 接片部材の先端部の変位を許容する空間 C 信号ケーブル C1 信号ケーブルのシールド層
Claims (5)
- 【請求項1】 内部空間に挿入された相手方コネクタの
接点に接触する接片部材を内蔵した中空直方体形状のボ
ディの相対向する2つの壁部の前端部外面に段付膨出状
に縁枠部が形成されていると共に、ボディの相対向する
2つの壁部において上記縁枠部の後方縁部から前方縁部
に向けて係合溝部が凹入されており、 板状部と板状部の幅方向両縁から各別に張り出された一
対の脚片部とを具備するコ字形に形成され、上記ボディ
の半周部分に外嵌合される第1装着部とその第1装着部
の後方に位置して一対の上記脚片部に係合部を具備する
第1固定部とを一体に備えた第1シールドフレームと、
板状部と板状部の幅方向両縁から各別に張り出された一
対の脚片部とを具備するコ字形に形成され、上記ボディ
の他の半周部分に外嵌合される第2装着部とその第2装
着部の後方に位置して一対の上記脚片部に第1固定部の
係合部に対応する被係合部を具備する第2固定部とを一
体に備え、かつ第2装着部における一対の脚片部の端面
が上記第1装着部における一対の脚片部の端面に突き合
わされ、かつ第2固定部が上記第1固定部に重ね合わさ
れて上記被係合部が上記係合部に係合される第2シール
ドフレームと、を有し、 第1シールドフレームにおける第1装着部の前端から突
き出された第1突片および第2シールドフレームにおけ
る第2装着部の前端から突き出された第2突片が、上記
縁枠部の係合溝部にその溝幅方向に並列された状態で嵌
合状に係合されていることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 ボディの相対向する2つの壁部に形成さ
れた前後方向に延びる接片保持孔と、 接片保持孔における前後方向中間部位で上記壁部に形成
されボディの内部空間と接片保持孔とを連通させる開
口、その開口の前部に位置する接片支持壁およびその開
口の後部に位置する端子支持壁と、 上記接片保持孔における上記端子支持壁の相応位置で固
定される端子部およびその端子部から前方に延び出てそ
の先端部が上記接片保持孔内で上記接片支持壁に支持さ
れる接片部とを具備する接片部材と、 接片部材の接片部に湾曲状に形成され上記開口を通して
ボディの内部空間に張り出される接点エリアと、 を備える請求項1のコネクタ。 - 【請求項3】 接片保持孔がボディの前面においてその
壁部の厚み内で開口し、その接片保持孔における接片支
持壁に対応する箇所が接片部材の先端部の変位を許容す
る空間となされている請求項2のコネクタ。 - 【請求項4】 第1シールドフレームにおける第1固定
部の後方に挾持片部が一体に設けられ、第2シールドフ
レームにおける第2固定部の後方に突出片が一体に設け
られ、信号ケーブルの外被側に折り返されたシールド層
が第1シールドフレームの挾持片部により挾持されてい
ると共に、第2シールドフレームの突出片が上記挾持片
部と上記シールド層との間に挾み込まれている請求項1
のコネクタ。 - 【請求項5】 第1シールドフレームの第1装着部がボ
ディの半周部分に外嵌合され、第2シールドフレームの
第2装着部がボディの他の半周部分に外嵌合されて第1
装着部の脚片部端面と第2装着部の脚片部端面とが突き
合わされ、かつ第1固定部と第2固定部とが重ね合わさ
れ、それらのシールドフレームのモールド部分全体に胴
箔などの金属箔が巻き付けられ、この金属箔の外周部分
に樹脂モールドをインサート成形してある請求項1、請
求項2、請求項3または請求項4のコネクタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991048545U JP2513946Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | コネクタ |
GB9211316A GB2257577B (en) | 1991-06-26 | 1992-05-28 | Electrical connector |
US08/275,666 US5456618A (en) | 1991-06-26 | 1994-07-15 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991048545U JP2513946Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052387U JPH052387U (ja) | 1993-01-14 |
JP2513946Y2 true JP2513946Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=12806344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991048545U Expired - Lifetime JP2513946Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | コネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5456618A (ja) |
JP (1) | JP2513946Y2 (ja) |
GB (1) | GB2257577B (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102016116937B4 (de) * | 2016-09-09 | 2019-10-02 | HARTING Electronics GmbH | Schirmblech |
JP7486536B2 (ja) * | 2022-01-31 | 2024-05-17 | 住友電装株式会社 | シールドコネクタ |
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-
1992
- 1992-05-28 GB GB9211316A patent/GB2257577B/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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---|---|
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GB2257577B (en) | 1995-08-30 |
JPH052387U (ja) | 1993-01-14 |
US5456618A (en) | 1995-10-10 |
GB9211316D0 (en) | 1992-07-15 |
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Legal Events
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