JP2552481Y2 - 計器の文字板固定構造 - Google Patents

計器の文字板固定構造

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JP2552481Y2
JP2552481Y2 JP5256192U JP5256192U JP2552481Y2 JP 2552481 Y2 JP2552481 Y2 JP 2552481Y2 JP 5256192 U JP5256192 U JP 5256192U JP 5256192 U JP5256192 U JP 5256192U JP 2552481 Y2 JP2552481 Y2 JP 2552481Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車などの計器に設
けられた光導板に文字板を固定する計器の文字板固定構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などに設けられた計器盤は通常図
9に示すように構成されている。図9において、ケース
1内には内機2が収納されており、内機2の前面には光
導板3と文字板4とが取り付けられている。そして文字
板4の外周には見返し5が設けられており、見返し5の
前面は表硝子6で被覆されている。
【0003】文字板4を光導板3に固定するとき、ネジ
の頭部などが文字板4の表面に出ないようにするため
に、従来から種々の固定方法が知られている。例えば図
9に示すように、光導板3に2個所の段差部3aを設
け、段差部3aにネジ7を挿入してネジ7により光導板
3を内機2の前面に固定した後、光導板3と文字板4と
を両面テープ8で接着する。
【0004】また図10及び図11に示すように、光導
板3の外周近傍の2個所にピン9を一体に立設し、文字
板4の整合する位置に形成された孔4aにピン9を挿入
して熱溶着する。あるいは図示しないが文字板をネジで
光導板に固定した後、ネジの頭部を別部材としてのカバ
ーで被覆する。
【0005】さらに、実開昭63−124621号公報
に記載されたように、導光板の中央部に抜け止め突起を
有するボスを一体に形成し、文字板の中央部にこのボス
が嵌合する孔を設け、この孔の縁部に形成された切欠に
前記抜け止め突起を挿通回転させて、文字板を導光板に
脱落不能に固定した構造のものも知られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の文字板固定構造によると、図9に示す場合は
別部材として両面テープが必要であり、図10,11に
示す場合は熱溶着の工程が必要となって、いずれもコス
ト増となる問題があった。またネジ頭部を別部材で被覆
する場合も同様である。さらに前記公報に記載された提
案は文字板を回転により光導板に取り付けた後、位置決
め固定する部材が必要となり、作業工数が増大するとい
う問題があった。
【0007】この考案は上記課題に鑑みてなされたもの
で、ネジを使用することなく、文字板を光導板に作業性
よく安価に固定することのできる計器の文字板固定構造
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、計器本体の前面に設けられた光導板に
文字板を固定する計器の文字板固定構造において、前記
光導板の中心に突出して一体に形成され、外周に前記文
字板の中心孔が圧入される複数個の突起が設けられた環
状のボス部と、前記光導板の外周に前記文字板側に突出
して一体に形成され、前記文字板の外周に形成された切
欠部が嵌合する複数個のコ字状の係止部とを備えること
を特徴としている。
【0009】
【作用】上記の構成によると、光導板の中心に設けられ
た環状のボス部が文字板の中心孔に圧入されるとき、外
周に設けられた突起が文字板の中心孔内周に圧入される
ので、文字板は光導板に強固に固定される。また光導板
の外周に設けられたコ字状の係止部が文字板の外周に形
成された切欠部に嵌合することにより、文字板の光導板
に対する回転が係止される。また係止部の上端の折曲部
が文字板の表面を抑えるので、文字板の浮き上りを防ぐ
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の計器の文字板固定構造の一
実施例を図面を参照して説明する。
【0011】図1乃至図8にこの考案の一実施例の構成
を示す。これらの図において、図9に示す従来例の部分
と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明
は適宜省略する。図2乃至図5に示すように、ほぼ円板
状の光導板3の中心には円環状のボス部3bが一体に突
出して形成されており、ボス部3bの中心には図示しな
い指針軸が挿通される貫通孔3cが設けられている。ま
たボス部3bの外周には3個の突起3dが突出してい
る。また光導板3の外周の直径上の2個所には、文字板
4側に突出するコ字状の係止部3eが一体に形成されて
おり、係止部3eの上端は内側に向って折り曲げられて
いる。
【0012】一方、図1及び図6に示すように、ほぼ円
板状の文字板4の中心には、光導板3のボス部3bが圧
入される中心孔4bが形成されている。また文字板4の
外周の直径上の2個所には、導光板3の係止部3eが嵌
合する切欠部4cが形成されており、図7及び図8に示
すように係止部3eを切欠部4cに嵌合したとき、係止
部3eの上端の折曲部が文字板4の上面を抑えるように
なっている。
【0013】本実施例によれば、光導板3のボス部3b
を図1に示すように文字板4の中心孔4bに圧入すると
き、ボス部3bの外周に設けられた突起3dが中心孔4
bの内周にくい込み、強固に固定される。また図7,8
に示すように光導板3の係止部3eを文字板4の切欠部
4cに嵌合することにより、文字板4の光導板3に対す
る回転が係止される。さらに係止部3eの上端が文字板
4の上面を抑えるので、文字板4の浮き上りを防止する
ことができる。このように別部材を用いることなく、安
価な構成で作業性よく文字板4を導光板3に固定するこ
とができる。
【0014】上記実施例で示した突起3d、係止部3e
及び切欠部4cの数はこれらに限定されない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この考案の計器の
文字板固定構造によれば、光導板の中心に形成されたボ
ス部を文字板の中心孔に圧入し、光導板の外周に形成さ
れた係止部を文字板の外周に形成された切欠部に嵌合す
るようにしたので、別部材を用いることなく、安価な構
成で作業性よく、文字板を導光板に強固に固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の計器の文字板固定構造の一実施例の
構成を示す平面図。
【図2】図1の光導板の構成を示す平面図。
【図3】図2のボス部の構成を示す平面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図2のB−B線断面図。
【図6】図1の文字板の切欠部を示す平面図。
【図7】図6の切欠部に光導板の係止部を嵌合した状態
を示す平面図。
【図8】図7のC−C線断面図。
【図9】従来の計器の文字板固定構造の一例を示す縦断
面図。
【図10】従来の計器の文字板固定構造の他の一例を示
す縦断面図。
【図11】図10の正面図。
【符号の説明】
3 光導板 3b ボス部 3d 突起 3e 係止部 4 文字板 4b 中心孔 4c 切欠部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器本体の面に設けられた光導板に文
    字板を固定する計器の文字板固定構造において、 前記光導板の中心に突出して一体に形成され、外周に前
    記文字板の中心孔が圧入される複数個の突起が設けられ
    た環状のボス部と、前記光導板の外周に前記文字板側に
    突出して一体に形成され、前記文字板の外周に形成され
    た切欠部が嵌合する複数個のコ字状の係止部とを備える
    ことを特徴とする計器の文字板固定構造。
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