JP3818119B2 - 計器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に用いられる計器関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の計器は、図5に示すように、導光板50にボス部52が形成されており、ボス部52に螺合するビス(ネジ部材)70により、導光板50、回路基板40、およびケーシング30が結合されている。
【0003】
また、導光板50と回路基板40との間にリフレクタ60が配置され、このリフレクタ60には導光板50のボス部52を囲むようにしてボス部62が形成され、導光板50のボス部52の高さH1とリフレクタ60のボス部62の高さH2とを略一致させることにより、導光板50と回路基板40でリフレクタ60を挟持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の計器では、両ボス部52、62の高さH1、H2が等しくなるように導光板50およびリフレクタ60を精度よく加工できれば特に問題はないが、例えば、H1>H2となった場合は、導光板50とリフレクタ60間、あるいは回路基板40とリフレクタ60間に隙間が発生するため、リフレクタ60を挟持することができなくなる。
【0005】
一方、図5に示すように、H1<H2となった場合は、導光板50のボス部52の先端と回路基板40間に隙間が発生するため、ビス70の締め付けによる軸力が導光板50のボス部52の首部(付け根部)Aに集中して、導光板50のボス部52が首部Aから破断する恐れがある。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、ネジ止めされる部材を格別に精度よく加工しなくても、それらの部材を確実に結合ないしは挟持し、且つネジ部材が螺合されるボス部の破断を回避できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、目盛り盤(10)と、光源が装着された回路基板(40)と、光源の光を目盛り盤(10)の所定位置に導く導光板(50)とを備え、導光板(50)は板部(51)およびこの板部(51)から突出する筒状のボス部(52)を有し、回路基板(40)をボス部(52)の先端に当接させて配置し、回路基板(40)を貫通してボス部(52)に螺合するネジ部材(70)により、回路基板(40)と導光板(50)とを結合した計器において、回路基板(40)と導光板(50)との間に配置されて、光源の光を目盛り盤(10)側に反射させるリフレクタ(60)を備え、ボス部(52)の外周にリブ(53)が形成され、リフレクタ(60)の一部がリブ(53)と回路基板(40)との間に配置され、ネジ部材(70)の締め付け力により、リブ(53)とリフレクタ(60)との当接面においてリブ(53)とリフレクタ(60)の少なくとも一方が変形して、リブ(53)と回路基板(40)との間にリフレクタ(60)が挟持されることを特徴とする。
【0008】
これによると、ネジ部材を締め付けていく際に、ボス部の先端と回路基板とが圧着される前にリブとリフレクタとが圧着されるようにしておけば、リブおよびリフレクタの少なくとも一方が変形しつつ、最終的にボス部の先端と回路基板とが圧着する。
【0009】
従って、ネジ止めされる部材を格別に精度よく加工しなくても、回路基板、導光板およびリフレクタを確実に結合ないしは挟持できると共に、ネジ部材が螺合されるボス部の破断を回避することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、導光板(50)の硬度とリフレクタ(60)の硬度が異なることを特徴とする。
【0011】
これによると、リブおよびリフレクタの少なくとも一方を容易に変形させることができ、請求項1の発明の効果を確実に得ることができる。
【0014】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図3は本発明の第1実施形態示すもので、図1は本発明に係る車両用計器を示す正面図、図2は図1のB−B線に沿う断面図、図3は図2のC−C線に沿う断面図である。
【0016】
図1において、車両のインストルメントパネル(図示せず)に配設された計器は、目盛りが付された目盛り板10を備え、この目盛り板10の表面側で指針20が回動することにより、車両の情報(速度、燃料残量等)を表示するようになっている。
【0017】
図2および図3に示すように、樹脂(例えば、ポリプロピレン)製のケーシング30、光源(図示せず)が装着されたプリント基板等よりなる回路基板(第2部材に相当)40、光源の光を目盛り盤10の所定位置に導く樹脂(本実施形態ではアクリル)製の導光板(第1部材に相当)50、光源の光を目盛り盤10側に反射させる樹脂(本実施形態ではポリプロピレン)製のリフレクタ(第3部材に相当)60を備え、それらはビス(ネジ部材に相当)70により一体化され(詳細後述)、ケーシング30の図示しない部位にてインストルメントパネルに装着されている。
【0018】
ケーシング30および回路基板40には、ビス70が挿入される貫通穴31、41が形成されている。導光板50は、平板状の板部51およびこの板部51から回路基板40側に向かって突出する円筒状のボス部52を有し、このボス部52の穴にビス70が螺合されるようになっている。
【0019】
導光板50のボス部52の外周には、ボス部52の軸対称位置に2つのリブ53が形成されており、このリブ53は、ボス部52の外周からさらに径外方向に突出すると共に、板部51から回路基板40側に向かって延びている。また、ビス70により導光板50が他の部材と一体化される前の状態では、リブ53の板部51からの突出高さは、ボス部52の板部51からの突出高さよりも、所定の長さLだけ短く(低く)なっている。
【0020】
リフレクタ60は、平板状の板部61およびこの板部61から回路基板40側に向かって突出する円筒状のボス部62を有し、このボス部62内に導光板50のボス部52が挿入されている。また、リフレクタ60は、ボス部62の先端から径内方向に向かって延びるリング状のフランジ部63を有し、ビス70によりリフレクタ60が他の部材と一体化される前の状態では、このフランジ部63の厚さtは、前述の長さLよりも若干大きく設定されている(すなわち、t>L)。
【0021】
そして、ケーシング30と導光板50のボス部52の先端との間に回路基板40を配置し、回路基板40と導光板50のリブ53の先端との間にリフレクタ60のフランジ部63を配置し、ビス70を各貫通穴31、41に挿入し、ビス70をボス部52の穴に螺合させて締め付けることにより、ケーシング30と回路基板40と導光板50とリフレクタ60が一体化される。
【0022】
ここで、その一体化前の状態ではt>Lであるので、ビス70を締め付けていくと、ボス部52の先端と回路基板40とが圧着される前に、リブ53の先端とリフレクタ60のフランジ部63とが圧着される。
【0023】
そして、本実施形態では、導光板50はアクリル製、リフレクタ60はポリプロピレン製としており、アクリルの方がポリプロピレンよりも硬度が高いため、ビス70の締め付け力により、リブ53とフランジ部63との当接面においてフランジ部63を変形させつつリブ53がフランジ部63にくい込んでいく。これにより、リブ53と回路基板40との間にリフレクタ60が挟持される。
【0024】
また、リブ53がフランジ部63にくい込んでいくことにより、最終的にボス部52の先端と回路基板40とが圧着され、このようにして、ケーシング30と回路基板40と導光板50とリフレクタ60が一体化される。
【0025】
従って、従来(図5参照)は両ボス部52、62の高さH1、H2が等しくなるように導光板50およびリフレクタ60を精度よく加工しなければならなかったが、本実施形態によれば、フランジ部63を変形させつつリブ53をフランジ部63にくい込ませるようにしており、また最終的に導光板50のボス部52の先端と回路基板40とが圧着されるため、導光板50およびリフレクタ60を格別に精度よく加工しなくても、ケーシング30、回路基板40、導光板50およびリフレクタ60を確実に結合ないしは挟持できると共に、ビス70が螺合される導光板50のボス部52の破断を回避することができる。
【0026】
さらに、導光板50の硬度をリフレクタ60の硬度よりも高くしているため、ビス70の締め付け時に、リフレクタ60のフランジ部63を容易に変形させることができる。
【0027】
(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態を示すもので、図4は図2のC−C断面相当の断面図である。第1実施形態では、リフレクタ60にリング状のフランジ部63を設けたが、本実施形態では、割円状のフランジ部63を、リフレクタ60のボス部62の軸対称位置に2つ設けている。
【0028】
本実施形態では、導光板50のボス部52の図4左右側には、リフレクタ60のフランジ部63が形成されていないため、組み付け時の導光板50とリフレクタ60の図4左右方向の位置ずれを吸収しやすいという利点がある。
【0029】
(他の実施形態)
上記実施形態では、導光板50の硬度をリフレクタ60の硬度よりも高くしたが、リフレクタ60の硬度を導光板50の硬度よりも高くして、ビス70の締め付け時に、導光板50のリブ53を変形させるようにしてもよい。
【0030】
また、導光板50のリブ53の数は、1つ、あるいは3つ以上にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計器の第1実施形態を示す正面図である。
【図2】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図3】図2のC−C線に沿う断面図である。
【図4】本発明に係る計器の第2実施形態を示す断面図である。
【図5】従来の計器を示す断面図である。
【符号の説明】
10…目盛り盤、40…回路基板、50…導光板、51…板部、
52…ボス部、53…リブ、60…リフレクタ、70…ビス(ネジ部材)。

Claims (2)

  1. 目盛り盤(10)と、
    光源が装着された回路基板(40)と、
    前記光源の光を前記目盛り盤(10)の所定位置に導く導光板(50)とを備え、
    前記導光板(50)は板部(51)およびこの板部(51)から突出する筒状のボス部(52)を有し、
    前記回路基板(40)を前記ボス部(52)の先端に当接させて配置し、
    前記回路基板(40)を貫通して前記ボス部(52)に螺合するネジ部材(70)により、前記回路基板(40)と前記導光板(50)とを結合した計器において、
    前記回路基板(40)と前記導光板(50)との間に配置されて、前記光源の光を前記目盛り盤(10)側に反射させるリフレクタ(60)を備え、
    前記ボス部(52)の外周にリブ(53)が形成され、
    前記リフレクタ(60)の一部が前記リブ(53)と前記回路基板(40)との間に配置され、
    前記ネジ部材(70)の締め付け力により、前記リブ(53)と前記リフレクタ(60)との当接面において前記リブ(53)と前記リフレクタ(60)の少なくとも一方が変形して、前記リブ(53)と前記回路基板(40)との間に前記リフレクタ(60)が挟持されることを特徴とする計器。
  2. 前記導光板(50)の硬度と前記リフレクタ(60)の硬度が異なることを特徴とする請求項1に記載の計器。
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