JP3063081B2 - 計器装置の配線基板支持構造 - Google Patents

計器装置の配線基板支持構造

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JP3063081B2
JP3063081B2 JP9232027A JP23202797A JP3063081B2 JP 3063081 B2 JP3063081 B2 JP 3063081B2 JP 9232027 A JP9232027 A JP 9232027A JP 23202797 A JP23202797 A JP 23202797A JP 3063081 B2 JP3063081 B2 JP 3063081B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に用いられる計器装置の配線基板支持構造に関するもの
で、特にガラスエポキシ樹脂などからなる硬質の配線基
板を用いる計器装置の配線基板の支持構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の計器装置の配線基板支持構造は、
例えば図4に示すものがある。1は自動車などの車両に
用いられる計器装置であり、計器装置1は合成樹脂製の
開口2aを有する下ケース2と、この開口2aを覆う見
返し3とバイザー4とからなる上ケース部材5とを備え
ている。なお、この上ケース部材5の前面には図示しな
い透明な合成樹脂からなる計器カバーが設けられてい
る。この計器装置1内に車両の速度を指示する速度計6
や図示しないエンジン回転計や燃料計など複数の指示計
器を収納している。
【0003】これらの指示計器は、例えば速度計6を例
にとって説明すると、交差コイル式の計器本体7と、計
器本体7の下方に位置し電気的に接続するガラスエポキ
シ樹脂からなる硬質の配線基板8と、計器本体7の上方
に配設固定される導光体9と、この導光体9の前面に配
設される文字板10と、この文字板10の上方に位置す
る指針11とを備えている。
【0004】文字板10の前面周縁が見返し3に形成さ
れた窓部12に臨むように配設されている。なお、13
は指針軸であり、14は計器本体7と導光体9とを機械
的に固定する計器本体7の脚部である。15は配線基板
8の両面に実装された電子部品であり、計器本体7を駆
動する回路を構成するものである。
【0005】16はコネクタであり、下ケース2に設け
た孔17を介して外部に臨んでいる。18は下ケース2
の外面に配設される可撓性を有する配線基板である。こ
の配線基板18と配線基板8とはコネクタ16を介して
電気的に接続されている。
【0006】見返し3は下ケース2とバイザー4とで挟
まれて固定されており、バイザー4は、導光体9と文字
板10とに設けた位置決め孔19,20に位置決めピン
21を圧入挿入して、位置決めを行う。そして、バイザ
ー4に形成した先端に係止爪22を備えた弾性片23を
下ケース2に形成した係止部24に係合させることによ
り、バイザー4が組み付け固定されている。
【0007】配線基板8は下ケース2に形成したボス2
5上に載置され、ネジ26によって固定されている。ま
た、配線基板8の周辺の一部が下ケース2に一体に設け
たフック27に当接するように取り付けられている。
【0008】このような計器装置の配線基板支持構造
は、コネクタ16の接続時に配線基板8に加わる力が下
ケース2に一体に形成したフック27によって支持され
ており、コネクタ16の接続時に配線基板8がその押圧
力により、損傷することが防止されるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような計器装置の
配線基板支持構造は、計器本体7等を組み付けた状態の
配線基板8を下ケース2に収納する場合、フック27に
引っ掛けるために配線基板8を撓ませる必要がある。こ
のため、配線基板8がフック27をこするため、フック
27が削れてしまい、削れカスが出る不具合が発生した
り、また、配線基板8の組み付け時に力が加わり、配線
基板8に悪影響を与える虞があった。さらに、下ケース
2にフック27を形成するために下ケース2の形状が複
雑となり、金型を使用して下ケース2を形成する場合、
金型が複雑な形状とならざるを得ず、製造コストの上昇
を招く虞があった。
【0010】そこで、本発明は、配線基板の組み付け時
に配線基板8を変形させずに組み付けることができる計
器装置の配線基板支持構造を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、指針と文字板とを備えた計器本体と、この計
器本体に取り付けられる硬質の配線基板と、前記文字板
の裏面に配設され、少なくとも前記指針に光を導く導光
体と、前記計器本体を収納する開口を有する下ケース
と、この下ケースの開口を覆う上ケース部材とからなる
計器装置であって、前記導光体に前記配線基板に当接す
る第1の支持部と上ケース部材に当接する第2の支持部
とを設けたものである。
【0012】また、前記第1,第2の支持部を円筒形状
としたものである。
【0013】また、前記円筒形状の第2の支持部の文字
板側の一部を切り欠き、前記第2の支持部を前記文字板
の近傍に設けたものである。
【0014】また、前記第1の支持部を2つ離間して設
け、前記配線基板の前記第1の支持部間に対応する部分
の裏面にコネクタを設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の計器装置の配線基板支持
構造は、指針11と文字板10とを備えた計器本体7
と、この計器本体7に取り付けられるガラスエポキシ樹
脂からなる硬質の配線基板8と、文字板10の裏面に配
設され、少なくとも指針11に光を導く導光体9と、計
器本体7を収納する開口2aを有する下ケース2と、こ
の下ケース2の開口2aを覆う見返し3とバイザー4と
からなる上ケース部材5とで構成される計器装置1であ
って、導光体9に配線基板8に当接する第1の支持部2
8と上ケース部材5の見返し3に当接する第2の支持部
29とを一体に形成したものである。第1,第2の支持
部28,29を円筒形状としてもよく、第2の支持部2
9の文字板10側の一部を切り欠き、第2の支持部29
を文字板10の近傍に設けてもよい。
【0016】第1の支持部28を2つ離間して設け、配
線基板8の第1の支持部28間に対応する部分の裏面に
コネクタ16を設けたものである。
【0017】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1から図3は、本発明の一実施例を示すものであ
る。なお、前記実施例と同一及び相当箇所には同一符号
を付してその詳細な説明は省略する。
【0018】本実施例の計器本体7は交差コイル式計器
本体であり、計器本体7から突出する指針軸13の先端
に指針11を備えている。そして、指針11と計器本体
7との間に文字板10を備えている。この文字板10の
前面には図示しないが文字や目盛など速度計6の文字板
意匠を備えている。文字板10の裏面には指針11に図
示しない光源からの光を導く導光体9が積層配設されて
いる。なお、この導光体9は指針11のみを照明するも
のであるが、文字板10の前記文字板意匠を透過照明す
るものを用いてもよい。そして、この計器本体7の下面
にはガラスエポキシ樹脂からなる硬質の配線基板8を取
り付けられている。
【0019】この文字板10や配線基板8などを備えた
計器本体7は、合成樹脂製の開口2aを備えた下ケース
2内に収納され、下ケース2に形成したボス25上に載
置され、ネジ26によって固定されている。この下ケー
ス2の開口2aを見返し3とバイザー4とからなる上ケ
ース部材5で覆われる。本実施例の場合、下ケース2の
開口2aを覆う上ケース部材5は見返し3とバイザー4
とからなる2つの部材からなっているが、見返し3とバ
イザー4とを一体に形成し、上ケース部材5としてもよ
い。
【0020】導光体9には配線基板8側に配線基板8に
当接する第1の支持部28を2本一体に形成してあり、
また、文字板10側に見返し3に当接する第2の支持部
29を2本一体に形成してある。
【0021】支持部28,29はそれぞれ離間して設け
られており、第1の支持部28が当接する配線基板8の
裏面には、コネクタ16が設けられている。なお、30
はコネクタ16に設けられたリードピンであり、配線基
板8の図示しない導電パターンに接続されている。この
コネクタ16は2本の第1の支持部28の間に位置する
ように設けられており、第1の支持部28がコネクタ1
6に可撓性の配線基板18を接続する際に配線基板8に
加わる力を確実に受けるものである。そして、導光体9
に加わった力は第2の支持部29で見返し3に当接し、
配線基板8の変形を抑えることができ、配線基板8の損
傷を防止できる。なお、コネクタ16は前記実施例に限
定されるものではなく、通常のコネクタを用いてもよ
い。
【0022】このように、導光体9に第1,第2の支持
部28,29を形成したことにより、従来に比べて下ケ
ース2の形状が簡単なものとなり、下ケース2の製造コ
ストを抑えることができる。
【0023】また、第1,第2の支持部28,29は円
筒形状であり、第1の支持部28の中心部に貫通孔31
を備えており、第2の支持部29の中心部にも第1の支
持部28と同様に貫通孔を形成してもよいが、文字板1
0側の一部を切り欠いてあるため、円弧状に形成してあ
る。第1の支持部28の中心部に貫通孔31を形成し、
第2の支持部29を円弧状に形成したことにより、導光
体9形成時に生ずるヒケによる歪みを防止するものであ
る。
【0024】なお、本実施例では第1の支持部28と第
2の支持部29は中心軸が同じになるように配設されて
いるが、中心軸が同じになる必要はなく、中心軸がずれ
た状態で形成してあってもよい。
【0025】また、円筒形状の第2の支持部29の文字
板10側の一部を切り欠き、第2の支持部29を円弧状
に形成したことにより、第2の支持部29を文字板10
の近傍に設けることができ、文字板10に対して導光体
9の突出する部分を小さく抑えることができ、導光体9
を不必要に大きく形成する必要がなくなる。
【0026】なお、本実施例では計器本体7に交差コイ
ル式の計器本体を用いたが、交差コイル式の計器本体に
限定されるものではなく、例えばステッピングモータ用
いてもよい。
【0027】なお、前記各支持部28,29を一体形成
すればなお良く、部品点数の増加を防止する効果があ
る。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明によれば、指針と文字板と
を備えた計器本体と、この計器本体に取り付けられる硬
質の配線基板と、前記文字板の裏面に配設され、少なく
とも前記指針に光を導く導光体と、前記計器本体を収納
する開口を有する下ケースと、この下ケースの開口を覆
う上ケース部材とからなる計器装置であって、前記導光
体に前記配線基板に当接する第1の支持部と上ケース部
材に当接する第2の支持部とを設けたことにより、前記
配線基板の組み付け時に前記配線基板を変形させずに組
み付けることができ、なおかつ、前記配線基板を収納す
るケースの形状が簡単で製造コストを安価にすることが
できる。
【0029】また、前記第1,第2の支持部を円筒形状
としたことにより、前記支持部の形成時に歪みのない支
持部を形成することができる。
【0030】また、前記円筒形状の第2の支持部の文字
板側の一部を切り欠き、前記第2の支持部を前記文字板
の近傍に設けたことにより、前記第2の支持部を前記文
字板近傍に形成することができ、前記導光体を前記文字
板に対して不必要に大きく形成する必要がなくなる。
【0031】また、前記第1の支持部を2つ離間して設
け、前記配線基板の前記第1の支持部間に対応する部分
の裏面にコネクタを設けたことにより、コネクタを介し
て配線基板に加わる力を確実に受けることができ、配線
基板の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】同実施例の断面図である。
【図3】同実施例の導光体の要部斜視図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 計器装置 2 下ケース 2a 開口 3 見返し 4 バイザー 5 上ケース部材 7 計器本体 8 配線基板 9 導光体 10 文字板 11 指針 16 コネクタ 28 第1の支持部 29 第2の支持部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針と文字板とを備えた計器本体と、こ
    の計器本体に取り付けられる硬質の配線基板と、前記文
    字板の裏面に配設され、少なくとも前記指針に光を導く
    導光体と、前記計器本体を収納する開口を有する下ケー
    スと、この下ケースの開口を覆う上ケース部材とからな
    る計器装置であって、前記導光体に前記配線基板に当接
    する第1の支持部と上ケース部材に当接する第2の支持
    部とを設けたことを特徴とする計器装置の配線基板支持
    構造。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2の支持部を円筒形状とし
    たことを特徴とする請求項1記載の計器装置の配線基板
    支持構造。
  3. 【請求項3】 前記円筒形状の第2の支持部の文字板側
    の一部を切り欠き、前記第2の支持部を前記文字板の近
    傍に設けたことを特徴とする請求項2記載の計器装置の
    配線基板支持構造。
  4. 【請求項4】 前記第1の支持部を2つ離間して設け、
    前記配線基板の前記第1の支持部間に対応する部分の裏
    面にコネクタを設けたことを特徴とする請求項1,2及
    び3記載の計器装置の配線基板支持構造。
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