JPH11208312A - 計器の基板固定構造 - Google Patents

計器の基板固定構造

Info

Publication number
JPH11208312A
JPH11208312A JP10016104A JP1610498A JPH11208312A JP H11208312 A JPH11208312 A JP H11208312A JP 10016104 A JP10016104 A JP 10016104A JP 1610498 A JP1610498 A JP 1610498A JP H11208312 A JPH11208312 A JP H11208312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
guide plate
light guide
instrument
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10016104A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Hashimoto
研一 橋本
Junji Yagi
純二 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP10016104A priority Critical patent/JPH11208312A/ja
Publication of JPH11208312A publication Critical patent/JPH11208312A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板の計器ケースへの固定作業を、ねじ
を用いることなく容易なものとする。 【解決手段】 光導板25を収容した光導板ケース27
は、文字板23とともに計器ケース21に収容し、ねじ
63を計器ケース21の裏側から挿入してボス61に締
結することで固定する。光導板ケース27におけるボス
61の周辺には、基板押さえ用突起67が設けられ、光
導板ケース27を計器ケース21に固定する際に、基板
押さえ用突起67が回路基板29を押さえ付けて固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両用計
器における電気回路基板を計器ケースに固定するための
計器の基板固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の計器の基板固定構造を示
す車両用計器の断面図で、計器ケース1には回路基板3
が、ねじ5によって固定されており、この回路基板3に
は文字板7上の指針9を回動動作させるムーブメント1
1が実装配置されている。文字板7の背面には、文字板
7および指針9に図示しない光源からの光を導く光導板
13が配置され、光導板13は、計器ケース1にねじ1
4によって固定される光導板ケース15に収容される。
【0003】文字板7および光導板13は、文字板7の
表面側に配置される図示しない見返しを、計器ケース1
側から図示しないねじを用いて締結固定することで、計
器ケース1と見返しとの間に挟持固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の計器の基板固定構造では、回路基板3を計器ケ
ース1に固定する際のねじ5を締結する作業に工数がか
かるので、組み付け作業性の悪化を招くとともに、ねじ
5を使用する分部品点数が多くなり、部品管理も煩雑な
ものとなる。
【0005】そこで、この発明は、回路基板の計器ケー
スへの固定作業を、ねじを用いることなく容易なものと
する計器の基板固定構造を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、文字板の裏面に配置した光導板
を、そのさらに裏面に配置した光導板ケースに収容する
一方、これらを収容固定する計器ケースの前記光導板ケ
ースに対向する側には回路基板が装着される計器の基板
固定構造であって、前記光導板ケースに、前記回路基板
を計器ケース側に押さえ付けて固定する基板押さえ用突
起を設けた構成としてある。
【0007】このような構成の計器の基板固定構造によ
れば、光導板ケースを計器ケースに固定する際に、光導
板ケースに設けた基板押さえ用突起が、回路基板を計器
ケース側に押さえ付けて固定する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
において、基板押さえ用突起は、光導板ケースを計器ケ
ースに固定するための固定部の周囲近傍に設けられてい
る。
【0009】上記構成によれば、光導板ケースを計器ケ
ースに固定するための固定部の周囲近傍にて、光導板ケ
ースに設けた基板押さえ用突起が回路基板を押さえ付け
て固定する。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明の構成
において、計器ケースに位置決めピンを設け、この位置
決めピンは、回路基板、光導板ケース、光導板および文
字板の互いに整合する位置に設けたそれぞれの貫通孔に
挿入されて、これらの位置決めを同時に行うものであ
る。
【0011】上記構成によれば、回路基板、光導板ケー
ス、光導板および文字板は、これらを計器ケースに収容
する際に、計器ケースの位置決めピンがそれぞれの貫通
孔に挿入されて同時に位置決めがなされる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の発明の構成
において、文字板上に配置される指針を、回路基板上に
設置されるムーブメントの指針軸に押し付けて、前記指
針に設けた嵌合穴に指針軸の先端が挿入嵌合される際
に、前記押し付け力が付与される回路基板の受けとなる
指針取付用受け部を、計器ケースに設けた構成としてあ
る。
【0013】上記構成によれば、指針を指針軸に押し付
けて取り付ける際の押し付け力は、回路基板を介して計
器ケースの指針取付用受け部に付与される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0015】図1は、この発明の実施の一形態を示す車
両用計器における要部の断面図で、この車両用計器の一
例となる全体構成を、図2に分解斜視図として示す。こ
の車両用計器は、プリズムからなる表ガラス17が装着
される見返し19と計器ケース21との間に、見返し1
9側から文字板23、光導板25、光導板ケース27お
よび回路基板29が、それぞれ配置される。
【0016】光導板25が収容される光導板ケース27
は、その背面に位置する回路基板29とともに計器ケー
ス21に収容され、これらが一体となったものを、文字
板23を間に挟んで見返し19の背面側に接合し、計器
ケース21の周囲6カ所に設けたねじ挿入孔31に、図
示しないねじを挿入して見返し19側のボス33にねじ
込み固定する。
【0017】文字板23には、速度計、回転計、燃料計
および水温計の各表示部35,37,39および41が
それぞれ設けられ、これら各表示部に対応して回路基板
29にはムーブメント43が実装されている。各ムーブ
メント43は、光導板ケース27の開口45から光導板
25側に露出した状態で前方に伸びる指針軸47を備
え、指針軸47は、光導板25および文字板23のそれ
ぞれの貫通孔49および51に挿入され、その先端に、
前記表示部35,37,39,41上で回動指示する、
図1に示されている指針42が取付けられる。
【0018】回路基板29には照明用ランプ53が複数
設けられ、照明用ランプ53は、光導板25が光導板ケ
ース27に収容された状態で、光導板ケース27の貫通
孔54に挿入され、光導板25の外周縁に形成されたほ
ぼ円形の切欠部55に挿入配置される。この状態で照明
用ランプ53が点灯することにより、その光が光導板2
5に導かれて文字板23および指針42が照明される。
【0019】見返し19には、文字板23上の表示部3
5,37,39,41に対応して開口部57が形成さ
れ、見返し19に装着される表ガラス17を通して、表
示部35,37,39,41が、運転者により視認可能
となる。
【0020】図1に示すように、計器ケース21と光導
板ケース27とは、相互に対向するよう突出して形成さ
れた固定部となるボス59,61が相互に突き合わさ
れ、計器ケース21の裏側からねじ挿入孔59aに挿入
されるねじ63をボス61にねじ込むことで固定され
る。なお、光導板ケース27のボス61および光導板2
5にねじ挿入孔を設け、光導板25側から前記ねじ63
に代わる皿ねじを挿入して計器ケース21のボス59に
ねじ込む構成としてもよい。
【0021】計器ケース21には、位置決めピン65が
図1中で上方に突出して設けられている。この位置決め
ピン65に対応して、回路基板29、光導板ケース2
7、光導板25および文字板23には、互いに整合する
位置に貫通孔29a、27a、25aおよび23aがそ
れぞれ形成されている。位置決めピン65は、基部65
aと、基部65aより細径の中間部65bと、中間部6
5bよりさらに細径の先端部65cとから構成され、基
部65aが貫通孔29aに挿入されることで回路基板2
9の位置決めがなされると同時に、先端側の細径部65
cが、貫通孔27a,25aおよび23aに挿入される
ことで、光導板ケース27、光導板25および文字板2
3の位置決めもなされる。
【0022】上記した位置決めピン65の先端部65c
が文字板23側に突出することになるが、この突出部位
は、見返し19によって覆われ、外部に露出することは
ない。
【0023】光導板ケース27におけるボス61の周囲
近傍となる図1中で左右両側には、ボス61と同様に計
器ケース21側に向けて突出する基板押さえ用突起67
が設けられている。基板押さえ用突起67は、先端の細
径部67aが、回路基板29に形成した小孔29bに挿
入され、かつ段部67bによって回路基板29の表面が
押さえられている。この押さえ方向に対し、前述した位
置決めピン65における基部65aと中間部65bとの
間の段部65dなどが計器ケース21側の受けとなる。
【0024】また、計器ケース21のムーブメント43
に対向する位置には、指針取付用受け部69が設けられ
ている。指針取付用受け部69は、図2に示すように環
状に形成されおり、指針42の嵌合穴42aをムーブメ
ント43の指針軸47に押し付けて挿入嵌合する際に、
その押し付け力が付与される回路基板29の受けとなる
ものである。
【0025】上記のように構成された計器の基板固定構
造によれば、光導板ケース27を計器ケース21に固定
する際には、計器ケース21の裏側から挿入するねじ6
3を光導板ケース27のボス61にねじ込めばよいが、
このとき回路基板29は、光導板ケース27の基板押さ
え用突起67によって押さえられて固定される。
【0026】このため、回路基板29を計器ケース21
に固定する作業は、ねじを使用した従来の基板固定構造
に比べて容易であり、組み付け作業性が向上するととも
に、回路基板29を固定するためのねじを使用しないの
で、その分部品点数が少なくなり、部品管理も簡素化さ
れたものとなる。また、基板押さえ用突起67は、光導
板ケース27を計器ケース21に固定するためのボス6
1の周囲近傍に設けてあるので、回路基板29における
配線パターンや電子部品を実装する上で制限を受ける領
域が、ボス61周辺にまとまることになり、前記実装領
域を有効に使用することが可能となる。
【0027】上記のようにして計器ケース21に固定さ
れる回路基板29は、計器ケース21に設けた位置決め
ピン65により、文字板23、光導板25および光導板
ケース27の位置決めと同時に位置決めされるので、こ
れら相互を別々の位置決めピンで位置決めする場合に比
べ、位置決め精度が向上するとともに、回路基板29専
用の位置決めピンを設ける場合に比べ、回路基板29の
実装領域を有効利用することができる。
【0028】また、指針42をムーブメント43に取付
ける際には、文字板23、光導板25および光導板ケー
ス27を、計器ケース21に収納した状態で行うが、こ
このときムーブメント43の指針軸47は文字板23の
貫通孔51から外部に露出した状態となっている。この
状態で、指針軸47が指針42の嵌合穴42aに挿入嵌
合するよう指針42を指針軸47に対して押し込むが、
このとき計器ケース21の指針取付用受け部69が回路
基板29を介して押し付け力を受け、確実に取付作業を
行うことができる。
【0029】計器ケース21に指針取付用受け部69が
設けられていない場合には、指針42を指針軸47に押
し付ける際に回路基板29が変形して破損する恐れがあ
るので、文字板23、光導板25および光導板ケース2
7を、計器ケース21に収容固定する前に、専用のムー
ブメント受け具を用いて指針42を取り付ける必要があ
り、作業性の悪化を招くことになる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、光導板ケースを計器ケースに固定する際
に、光導板ケースに設けた基板押さえ用突起が、回路基
板を計器ケース側に押さえ付けて固定するので、回路基
板の計器ケースへの固定作業を、ねじを用いることなく
容易に行うことができ、またねじを使用しない分部品点
数を削減でき、部品管理を簡素化することができる。
【0031】請求項2の発明によれば、光導板ケースの
計器ケースへの固定部周辺に、基板押さえ用突起を設け
てあるので、回路基板における配線パターンや電子部品
を実装する際に制限される領域が、固定部周辺にまとま
ることになり、前記実装領域を有効使用することができ
る。
【0032】請求項3の発明によれば、回路基板は、文
字板、光導板および光導板ケースの位置決めを行うため
の一つの位置決めピンにより、位置決めされるので、こ
れら相互を別々の位置決めピンで位置決めする場合に比
べ、位置決め精度が向上するとともに、回路基板専用の
位置決めピンを設ける場合に比べ、回路基板の実装領域
を有効利用することができる。
【0033】請求項4の発明によれば、指針を指針軸に
押し付けて取り付ける際の押し付け力を、回路基板を介
して計器ケースの指針取付用受け部に付与するようにし
たので、専用の受け具を使用して指針を指針軸に取り付
けた後、これらを文字板、光導板および光導板ケースと
ともに計器ケースにセットするという煩雑な作業が不要
となり、組み付け作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す計器の基板固定
構造の断面図である。
【図2】図1の基板固定構造を備えた車両用計器の分解
斜視図である。
【図3】従来例を示す計器の基板固定構造の断面図であ
る。
【符号の説明】
21 計器ケース 23 文字板 23a 貫通孔 25 光導板 25a 貫通孔 27 光導板ケース 27a 貫通孔 29 回路基板 29a 貫通孔 43 ムーブメント 47 指針軸 61 ボス(固定部) 65 位置決めピン 67 基板押さえ用突起 69 指針取付用受け部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字板の裏面に配置した光導板を、その
    さらに裏面に配置した光導板ケースに収容する一方、こ
    れらを収容固定する計器ケースの前記光導板ケースに対
    向する側には回路基板が装着される計器の基板固定構造
    であって、前記光導板ケースに、前記回路基板を計器ケ
    ース側に押さえ付けて固定する基板押さえ用突起を設け
    たことを特徴とする計器の基板固定構造。
  2. 【請求項2】 基板押さえ用突起は、光導板ケースを計
    器ケースに固定するための固定部の周囲近傍に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の計器の基板固定
    構造。
  3. 【請求項3】 計器ケースに位置決めピンを設け、この
    位置決めピンは、回路基板、光導板ケース、光導板およ
    び文字板の互いに整合する位置に設けたそれぞれの貫通
    孔に挿入されて、これらの位置決めを同時に行うもので
    あることを特徴とする請求項1記載の計器の基板固定構
    造。
  4. 【請求項4】 文字板上に配置される指針を、回路基板
    上に設置されるムーブメントの指針軸に押し付けて、前
    記指針に設けた嵌合穴に指針軸の先端が挿入嵌合される
    際に、前記押し付け力が付与される回路基板の受けとな
    る指針取付用受け部を、計器ケースに設けたことを特徴
    とする請求項1記載の計器の基板固定構造。
JP10016104A 1998-01-28 1998-01-28 計器の基板固定構造 Pending JPH11208312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016104A JPH11208312A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 計器の基板固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016104A JPH11208312A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 計器の基板固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11208312A true JPH11208312A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11907218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10016104A Pending JPH11208312A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 計器の基板固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11208312A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20030057265A (ko) 표시 장치
JP2001074511A (ja) 指針計器
JP2996594B2 (ja) 距離積算計ユニット
JPH11208312A (ja) 計器の基板固定構造
JP3168955B2 (ja) 組付構造
JP2944023B2 (ja) スピードメータ装置
JP3346476B2 (ja) 表示装置
JP4439129B2 (ja) 操作装置
JP3281284B2 (ja) 計器の組付け構造
JP2006126071A (ja) 計器用表示パネル取付構造
EP1648212B1 (en) Method of mounting thumbwheel switch on printed circuit board and handheld electronic device incorporating same
JP3063081B2 (ja) 計器装置の配線基板支持構造
JP7266051B2 (ja) スイッチ
JP2001324938A (ja) 電子機器
JPH11211512A (ja) 表示装置
JP2002296077A (ja) 計器装置
JPH0961800A (ja) Lcd表示装置
JPH0744057Y2 (ja) 車両用操作装置におけるプリント基板組付け構造
JP3540173B2 (ja) 計器のムーブメント固定構造
JP2001124598A (ja) 計器装置
JP2000111364A (ja) 車両用計器
JP2003194597A (ja) メータおよびメータへの指針取付け方法
JP2524951Y2 (ja) 指示計器
JP2000136952A (ja) 発光指針
JPH1151708A (ja) コンビネーションメータ