JP3168955B2 - 組付構造 - Google Patents

組付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製のケース体に
これとは対をなす別ケース体や基板等板体からなる結合
部材を組み付けてユニット化する際の組付構造に関し、
例えば計器装置のごとき小型電気・電子機器装置に採用
される組付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車両用の計器装置にあって
は、計器ケース(ケース体)に回路基板、導光板からな
る板体や中ケース、透明ケースからなる別ケース体等の
結合部材を結合して組み付け固定する際、ねじやビス等
を用いていたが、近年では、フック状の結合片を用いて
各部材の組み付けを行うのが主流となっている。
【0003】図6はこのような組付構造による計器装置
の一例を断面図として示すもので、計器装置は計器ケー
ス(ケース体)1と、この計器ケース1の前方に配置さ
れ計器本体2がその前面に導通固定された回路基板3
と、この回路基板3の前方に計器本体2を覆わないよう
に配置され図示しない光源の光を前方に反射させる反射
ケース4と、計器本体2を挟んで反射ケース4の前方に
配置され前記光源の光を導く導光板5と、この導光板5
の前方に配置されると共に導光板5にて導かれた光にて
照明される計器文字板6とで構成され、これら各構成要
素は、計器ケース1、計器本体2付き回路基板3、反射
ケース4、導光板5、計器文字板6の順番で順次積層状
態に組み付けられる。
【0004】計器ケース1への計器本体2付き回路基板
3、反射ケース4、導光板5の組み付け固定は、計器ケ
ース1に順次積層された回路基板3、反射ケース4の前
方に導光板5を積層して、計器ケース1に形成された前
方に延びるフック状の結合部1aの被係合面1bが、結
合部材たる導光板5に形成された係合部5aの係合面5
bに弾性的に係合することによりなされ、この結果、計
器ケース1と導光板5との間に回路基板3と反射ケース
4とを挟み込む状態で組み付けられる。このように結合
部1aと係合部5aとをワンタッチ係合するのみで、計
器ケース1への計器本体2付き回路基板3、反射ケース
4、導光板5の組み付けが可能となるため、ねじ締め作
業等が不要となり作業性を高めることができる。なおこ
の場合、計器文字板5は両面テープにて導光板5の前面
側に貼り付け固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフック状の結合部1aによる組付構造にあっては、
結合部1aの被係合面1bと係合部5aの係合面5bと
の間の隙間発生によるがたつきを防止して結合状態を良
好に保つ必要があり、結合部1aの被係合面1bまでの
長さ寸法Lに寸法的余裕を持たせることができないた
め、回路基板3上に結合部材たる導光板5を積層してさ
らに導光板5を回路基板3側に押圧しても、結合部1a
が係合部4aに確実に係合しないことがあり、このため
計器ケース1自体もしくは結合部1aを手作業により大
きな力で押圧する等の作業を余儀なくされ、組付作業効
率の低下を招いていた。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あり、ケース体に対する結合部材の結合を容易として組
み付け作業効率を高め得る組付構造を提供せんとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、ケース体に突出形成したフック形状の結合
片を所定の結合部材に形成される係合部に係合すること
により前記結合部材を前記ケース体に結合する組付構造
であって、前記結合片に対応する前記ケース体の外面
に、組み付け時において治具もしくは所定の基台と当接
して前記結合片を前記係合部側に押圧する突出部を形成
したことを特徴とするものである。
【0008】また前記結合片及び前記突出部が前記ケー
ス体に独立変位可能に形成された舌片部に設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によるケース体と結合部材
との結合構造によれば、ケース体が結合部材に形成され
る係合部に係合することにより組付部材の結合固定を行
うフック形状の結合片を有し、さらにケース体にはその
外面に、組み付け時において治具と当接して前記結合片
を係合部側に押圧する突出部を形成したことにより、結
合部材をケース体に積層すると、治具に当接するケース
体の突出部を通じて結合片が結合部材側に押圧され、こ
の押圧力によりケース体と結合部材との結合が行われる
ため、組み付け作業効率が高まる。
【0010】またケース体において、結合片及び突出部
がケース体に独立変位可能に形成された舌片部に設けら
れていることにより、結合片の係合部側への変位が容易
となる。
【0011】
【実施例】添付図面は何れも本発明による組付構造を電
気機器としての車両用計器装置に適用した例を示すもの
で、以下、これら添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0012】図1は、計器装置の分解斜視図、図2は図
1の組付状態を示す要部断面図、図3はケース体の結合
部を示す斜視図である。
【0013】図1において、計器装置は、樹脂製ケース
体10、回路基板11、樹脂製反射ケース12、計器本
体13、樹脂製導光板14、計器文字板15、指針1
6、樹脂製見返しケース17、透明カバー18からな
り、回路基板11には発光素子としての複数の発光ダイ
オード110が導通固定され、また、反射ケース12に
は計器本体13を回路基板11上に導通固定すべく計器
本体13に対応した開口部120が形成され、導光体1
4と計器文字板15には計器本体13の駆動軸130が
貫通する各軸孔140,150が形成され、見返しケー
ス17には指針16並びに計器文字板15の所定エリア
を視認可能とする開口部170が形成されている。
【0014】これら各構成要素の組み付けは、ケース体
10を基準に回路基板11→反射ケース12→計器本体
13→導光板14→計器文字板15→指針16→見返し
ケース17→透明カバー18の順序で順次積層組み付け
され、計器文字板15の導光板14への固定は、図示し
ない両面テープにより、回路基板11、反射ケース1
2、計器本体13、導光板14のそれぞれを挟んだ状態
でのケース体10と見返しケース17との固定は、見返
しケース17の周縁に形成されたフック171をケース
体10のフック収容孔100に嵌合結合することによ
り、透明カバー18の見返しケース17への固定は、透
明カバー18の周縁に形成されたフック181を見返し
ケース17に形成されたフック収容孔172に嵌合結合
することにより、それぞれ行われる。
【0015】そしてこの場合、ケース体10と見返しケ
ース17との間に介装される回路基板11、反射ケース
12、計器本体13、導光板14は、ケース体10に形
成したフック形状の結合片101を通じてケース体10
に対して組み付け固定される。
【0016】結合片101は、ケース体10の底部を構
成する基体部102の所定部から各構成要素の積層組付
方向に複数突出形成されており、図2,3に示すよう
に、基体部102の板面方向から略鉛直に伸長し回路基
板11及び反射ケース12を貫通する基部103と、こ
の基部103から略鉛直方向に突出し結合部材としての
導光板14に形成された係合部141に係合することで
ケース体10と導光板14との間に回路基板11、反射
ケース、計器本体13のそれぞれを挟み付け固定する被
係合部104とを有し、この場合、結合片101は基体
部102にスリット105を形成することにより弾性変
位容易に片持ち状となした舌片106の先端側に形成さ
れている。
【0017】またケース体10の外面、この場合、舌片
部106の外面にして結合片101に対応する位置に
は、結合片101(基部103)の伸長方向とは相反す
る方向に突出すると共に、組み付け時において治具(基
台)Aと当接して結合片101を係合部141側に押圧
する突出部107が形成されている。
【0018】このように本実施例では、ケース体10が
結合部材たる導光板14に形成される係合部141に係
合することにより導光板14の結合固定を行うフック形
状の結合片101を有し、さらにケース体10にはその
外面に、組み付け時において治具Aと当接して結合片1
01を係合部141側に押圧する突出部107を形成し
たことにより、導光板14をケース体10に積層時、も
しくは導光板14をケース体10に積層後に治具A側に
押圧した時に、その反力にて治具Aに当接するケース体
10の突出部107を通じて結合片101が導光板14
(係合部141)側へ押圧され、この押圧力により結合
片を係合部に嵌合結合させることができ、これによりケ
ース体に対する導光板の結合が容易且つ確実となって、
組み付け作業効率を高めることができる。
【0019】また本実施例では、ケース体10におい
て、結合片101及び突出部107が独立変位容易に形
成された舌片部106に設けられていることにより、結
合片101が係合部側に変位しやすくなり、突出部10
7及び治具Aを通じたケース体10に対する導光板14
の結合がさらに容易となる。
【0020】また本実施例では、舌片部106をケース
体10にスリットを設けることにより形成しているが、
他の実施例として図4に示すように、ケース体10の周
縁部より部分的に突出する突出片にて舌片部106を形
成することもできる。
【0021】また結合片101を形成する位置を本実施
例のごとく弾性変形容易な舌片部106となすか否かに
ついては、ケース体10の材質やその強度に応じて適宜
設定することができ、舌片部106となさなくとも、導
光板14を組み付け時に結合片101が係合部141側
に変位させることが可能であれば、舌片部106となさ
なくともよい
【0022】なお本実施例では、結合片101をケース
体10の中程に形成したが、図4に示すようにケース体
10の外周縁に形成してもよく、また、本実施例では、
ケース体10に対向する面がフラットな治具Aを用いた
が、図5に示すごとく、ケース形状によって結合片10
1の形成位置がケース体10底面から離れる場合は、突
出部107を長くしないように治具Aに段差部A1を設
けることもできる。
【0023】また本実施例では、本発明による結合構造
をケース体10としての計器ケースと結合部材としての
導光板14との結合構造に適用する例を示したが、例え
ば透明カバー18と見返しケース17との結合構造や見
返しケース17とケース体10との結合構造に用いるこ
ともできる。また本発明による結合構造の適用対象が計
器装置に限らないことはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、ケース
体に突出形成したフック形状の結合片を所定の結合部材
に形成される係合部に係合することにより前記結合部材
を前記ケース体に結合する組付構造であって、前記結合
片に対応する前記ケース体の外面に、組み付け時におい
て治具もしくは所定の基台と当接して前記結合片を前記
係合部側に押圧する突出部を形成したことにより、ケー
ス体と組付部材との結合が容易となり、組み付け作業効
率を高めることができる。
【0025】また本発明は、前記結合片及び前記突出部
が前記ケース体に独立変位可能に形成された舌片部に設
けられていることにより、結合片の係合部側への変位を
容易としてケース体と組付部材とを結合しやすくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】計器装置の分解斜視図。
【図2】図1の組付状態を示す要部断面図。
【図3】ケース体の結合部を示す斜視図である。
【図4】他の実施例を示す要部斜視図。
【図5】他の実施例を示す要部断面図。
【図6】従来例を示す要部断面図。
【符号の説明】
10 ケース体 14 導光板(結合部材) 101 結合片 107 突出部 106 舌片部 141 係合部 A 治具(基台)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体に突出形成したフック形状の結
    合片を所定の結合部材に形成される係合部に係合するこ
    とにより前記結合部材を前記ケース体に結合する組付構
    造であって、前記結合片に対応する前記ケース体の外面
    に、組み付け時において治具もしくは所定の基台と当接
    して前記結合片を前記係合部側に押圧する突出部を形成
    したことを特徴とする組付構造。
  2. 【請求項2】前記結合片及び前記突出部が前記ケース体
    に独立変位可能に形成された舌片部に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の組付構造。
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