JP3550718B2 - 制御機器のケース構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、温調器、カウンタ等の制御機器のケース構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の制御機器のケース構造では、制御パネル外に出るデザインは、PET等によるシートによる色や印刷内容の変更により、多機種の品揃えをしている。
【0003】
そして、従来の制御機器のケース構造にあっては、図17及び図18に示すようにケース90の前面部91に開口部92が形成してあり、この開口部92の周部には接着面部93が前面部91の表面と段差をもって形成してある。そして、開口部92にはフロントシート94がその裏面の周部の粘着面部で前記接着面部93に接着して取り付けてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の制御機器のケース構造にあっては、前記開口部92に、フロントシート94がその裏面の粘着面部で前記接着面部93に接着して取り付けてあるために、このフロントシート94の裏面の粘着面積が小さいときには防水性が劣るという問題点があったし、また、前記ケース90の制御パネル95外に出る前部の上、下面部90a、90b及び左、右面部90c、90dの色は変えることができず、これらの部分が制御パネル95の色に調和しない場合が多々あり、デザイン上違和感がある等の問題点があった。
【0005】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その第1の目的とするところは、防水性の優れた制御機器のケース構造を提供することにある。
【0006】
また、本発明の第2の目的とするところは、ケースの制御パネル外に出る前部の色を種々変えることができてデザイン上違和感のない制御機器のケース構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の第1の目的を達成するために、本発明は、後面部が開口され、この開口部からベースを備えた内部機器挿入して収容装着すると共に、前記開口部から前記ベースに装着した端子を突出させた箱状のケースを有し、このケースの前面部が箱状に形成された他の部分と共に一体に形成され、且つ、前記前面部を透明に形成すると共に、該前面部には、その内側に配置された表示板を透視可能な窓部を設けたフロントカバーを被せて構成したことを特徴とする。
【0008】
また、上記の第2の目的を達成するために、本発明は、請求項1記載の制御機器のケース構造において、フロントカバーが着色されて構成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
請求項1に係わる発明の構成により、ケースの前面側からの防水が確実なものになる。
【0010】
また、請求項2に係わる発明の構成により、ケースの制御パネル外に出る前部の色を種々変えることができて、この前部が制御パネルの色に調和するようにフロントカバーを選ぶことにより、デザイン上違和感のないものにすることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】
(実施例1)
図1は本発明に係わる制御機器の一部省略した分解斜視図、図2は同制御機器の制御パネルへの取付状態の断面図、図3は同制御機器の正面図、図4は本発明に係わる制御機器のケース構造の前部分の断面図である。
【0013】
制御機器のケース構造は、ケース1と、フロントカバー2とを備えている。そして、このケース1はその前面部1a、上、下面部1b、1c及び左、右面部1d、1eを有し且つ後面部が開口された箱状態であり、このケース1は、その前面部1a、上、下面部1b、1c及び左、右面部1d、1eが一体に透明な合成樹脂で成形されている。
【0014】
このケース1の先側には上、下面部1b、1c及び左、右面部1d、1eに跨がって鍔部3が一体形成してあり、この鍔部3の上、下部位に係合凹部4が形成してある。また、ケース1の前面部1aの右隅部の肉厚は厚くしてあり、この右隅部にスイッチ挿入孔部5が形成してある。また、前記上、下面部1b、1cの後部には係止孔13が形成してある。
【0015】
前記ケース1内には内部機器6が収容装着してある。この内部機器6はベース7を備えており、このベース7の前部には表示板取付部8が、中間部には基板取付部9が、後部には端子台10がそれぞれ形成してあり、この端子台10には係止突起14が設けてある。そして、表示板取付部8には表示板11が、前面部1aの内側に配置されるように取付けられて、前記基板取付部9には基板9aが、前記端子台10には端子12が取付けてある。
【0016】
すなわち、前記端子12は、ねじ孔12aを有する端子本体12bに直線状の接触部12cを形成したものであり、この端子12は、図5に示すように前記端子台10の端子取付部10aに端子ねじ10bにより取り付けられた後に、前記接触部12cが前記ベース7の上面7aにほぼ平行するように折り曲げてある。
【0017】
そして、前記基板9aは、その先端部を、前記接触部12cと前記ベース7の上面7aとの間に挿入して、この上面7aに載せ、接触部12cを基板9aの接続パターン(図示せず)に半田付けされることで、基板9aは基板取付部9に取り付けられている。
【0018】
そして、この内部機器6は、前記ケース1に、この後部の開口部1fから挿入され、前記係止突起14が前記係止孔13に係止されて、前記表示板11が、前記ケース1の透明な前面部1aを透かして見えており、また、前記端子台10はケース1の後方に突出している。
【0019】
前記フロントカバー2は、前面部2aと、上、下面部2b、2c及び左,右面部2d、2eを有し、前面部2aには窓部15が、また前面部2aの右下隅部にはスイッチ用孔部16が形成してある。また、前記上、下面部2b、2cの中央には係止突起17が設けてある。
【0020】
このように構成されたフロントカバー2は着色された合成樹脂製であり、例えば制御機器が装着される制御パネル18の色と同色にしてある。
【0021】
そして、制御パネル18に形成された装着孔19に、内部に内部機器6を収容したケース1を挿入して前記鍔部3と制御パネル18との間にシール材20を介装してケース1が制御パネル18に固着してあり、この場合、前記ケース1の前部は前記制御パネル18より表側に突出している。そして、このケース1の前部に、前記制御パネル18の色と同色に着色されたフロントカバー2が被せてあって、このフロントカバー2の係止突起17が、前記鍔部3の上、下部位の係止凹部4に係止してこのフロントカバー2がケース1に取り付けてある。この場合、前記フロントカバー2の窓部15から前記表示板11の表示が見えるようになる。
【0022】
そして、フロントカバー2のスイッチ用孔部16を介してケース1のスイッチ挿入孔部5にスイッチ操作部材21が挿入してあり、このスイッチ操作部材21に設けられたOリング22が前記スイッチ挿入孔部5の周面に圧着して液密性を保持している。
【0023】
上記のように、前記ケース1の前面部1aが、他の部分と共に一体に形成されていて、少なくとも前面部1aが透明であり、しかも、フロントカバー2を、ケース1の前面部1aに被せて構成されているために、ケース1の前面側からの防水が確実なものになる。
【0024】
しかも、ケース1にフロントカバー2を被せることにより、ケース1の制御パネル18外に出る前部の色を種々変えることができて、この前部が制御パネル18の色に調和するようにフロントカバー2を選ぶことにより、デザイン上違和感のないものにすることができる。
【0025】
上記した実施例においては、前記端子12は、図5に示すように前記端子台10の端子取付部10aに端子ねじ10bにより取り付けられた後に、前記接触部12cが前記ベース7の上面7aにほぼ平行するように折り曲げており、そして、前記基板9aは、その先端部を、前記接触部12cと前記ベース7の上面7aとの間に挿入して、この上面7aに載せ、接触部12cを基板9aの接続パターンに半田付けされることで、基板9aは基板取付部9に取り付けられるために、端子12の取付状態によって、基板9aと前記接触部12cとの間に浮き(隙間)ができ、半田付け強度、信頼性に欠ける場合があった。また、基板9aを基板取付部9に取り付ける時も、前記端子12がすでに端子台10に取り付けてあるために、基板9aを斜めに端子12の接触部の下に差し込んむようにしなければならず、組み立ての自動化にそぐわないものになっていった。
【0026】
かかる不具合を解消するものとして図6乃至図15に示す実施例2に示す制御機器が開発された。以下に、この制御機器を説明する。
【0027】
(実施例2)
制御機器は、ケース30と、フロントカバー31と、表示ユニット32と、内部機器33と、端子カバー34と、フィクスチャ35とを備えている。そして、このケース30はその前面部30a、上、下面部30b、30c及び左、右面部30d、30eを有し且つ後面部が開口された箱状態であり、合成樹脂で成形されている。そして、このケース30の前面部30aおよび上面部30bは透明になされている。
【0028】
このケース30の先側には上、下面部30b、30c及び左、右面部30d、30eに跨がって鍔部36が一体形成したあり、この鍔部36の上、下部位に係合凹部(図示せず)が形成してある。また、ケース30の前面部30aの右部にスイッチ挿入孔部30gが形成してある。また、前記上、下面部30b、30cの後部には係止孔38が形成してある。また、前記上、下面部30b、30cの前側中央部には複数の係止歯80が形成してある。
【0029】
前記フロントカバー31は、前面部31aと、上、下面部31b、31c及び左,右面部31d、31eを有し、前面部31aには窓部39が、また前面部31aの右部にはスイッチ用孔部40が形成してある。また、前記上、下面部31b、31cの中央には係止突起41が設けてある。
【0030】
前記表示ユニット32は、図6に示すように液晶パネル(LCD)ホルダー42と、液晶パネル(LCD)43と、反射板44と、ゴムコネクター45と、バックライト基板46と、CPU基板71とを有しており、液晶パネルホルダー42内に、液晶パネル43、反射板44、ゴムコネクター45、バックライト基板46、CPU基板71とがこの順序に挿入してあり、ゴムコネクター45は液晶パネル43のコネクタ部43aとCPU基板71のコネクタ部71aとを接続している。
【0031】
前記内部機器33はベース47を備えており、このベース47は、図9乃至図13に示すようにその前部から中間部にかけて基板取付部49が、後部には端子台50がそれぞれ形成してあり、この基板取付部49の前面には前方に突出する係止突起51と上下方向に突出する係止突起51a、51bとが左右に設けてある。また、基板取付部49は左右の取付板部52を備えており、これらの取付板部52にはスリット53が形成してあり、取付板部52の上、下縁部に中央には係止孔部54、55が設けてある。
【0032】
前記端子台50は、その後面50aにおいて横仕切り56と複数の縦仕切り57とにより仕切らされた上下二段の端子取付部58を有しており、上段の端子取付部58には端子装着孔59が形成してある。この端子装着孔59は中央に円形孔部60を有する縦孔部61と、この縦孔部61の下端に連なって横長な圧入孔部62とより構成されている。また、下段の端子取付部58にも端子装着孔63が形成してあるが、これらの端子装着孔63は、上段の端子取付部58の端子装着孔59を前記横仕切り56の軸線aに対して線対称になる形状しており、この端子装着孔63は中央に円形孔部60を有する縦孔部61と、この縦孔部61の上端に連なって横長な圧入孔部62とより構成されている。
【0033】
また、前記端子台50の前面50bには前記横仕切り56に対応する横長のプレート部64が設けてあり、このプレート部64の上、下面には前記端子装着孔59、63の圧入孔部62の前方に位置させて一対のガイド部65がそれぞれに設けてある。
【0034】
前記端子台50に装着される端子66は、図14(1)、(2)、(3)に示すようにねじ孔66bを有する正方形状の端子本体66aの一辺に、この端子本体66aの面に対して略直角をなす圧入部67を形成し、この圧入部67の先端部にこの圧入部67より幅狭な接触部68を形成し、この接触部68を、その中間部において圧入部67の面に対して略直角に屈曲させたものである。そして、端子66のねじ孔66bには端子ねじ79が螺合してある。
【0035】
そして、電源基板69にあっては、その基板本体69aの左、右縁部の中央に係止突起72が形成してあり、基板本体69aの前部には係止部76が、後部には左右方向に所定の間隔をおいて複数のスルーホール73がそれぞれ設けてある。また、前記入力基板70も同様に、その基板本体70aの左、右縁部の中央には係止突起74が形成してあり、基板本体70aの前部には係止部77、78が、後部には左右方向に所定の間隔をおいて複数のスルーホール75がそれぞれ設けてある。
【0036】
そして、前記端子台50には端子66がそれぞれ装着してある。すなわち、この端子66の、上段の端子取付部58の端子装着孔59への装着は、端子66の接触部68の先部68aを上方に向けた状態で、この接触部68を端子装着孔59の縦孔部61に挿入して、前記接触部68を一対のガイド部65間に挿入し、前記圧入部67を端子装着孔59の圧入孔部62に圧入して行われる。
【0037】
また、前記端子66の、下段の端子取付部58の端子装着孔63への装着は、端子66の接触部68の先部68aを下方に向けた状態で、この接触部68を端子装着孔63の縦孔部61に挿入して、前記接触部68を一対のガイド部65間に挿入し、前記圧入部67を端子装着孔63の圧入孔部62に圧入して行われる。したがって、前記プレート部64の上面には一対のガイド部65間に位置して複数の端子66の接触部68が先部68aを上方に向けた状態で配置され、前記プレート部64の下面には一対のガイド部65間に位置して複数の端子66の接触部68が先部68aを下方に向けた状態で配置される。
【0038】
そして、前記電源基板69は、これの係止部76を係止突起51aに引っ掛けると共に、係止突起72を前記係止孔部54に係止し、前記スルーホール73に端子66の接触部68の先部68aを挿入して基板取付部49に取り付けてあり、前記入力基板70は、これの係止部77、78を係止突起51bに引っ掛けると共に、係止突起74を前記係止孔部55に係止し、前記スルーホール75に端子66の接触部68の先部68aを挿入して基板取付部49に取り付けてある。この場合、前記取付板部52にはスリット53が形成してあって、この取付板部52が撓み易くなっているために、前記係止突起72、74の前記係止孔部54、55への係脱が容易になる。
【0039】
そして、前記表示ユニット32および内部機器33は、この順序に前記ケース30に、これの後部の開口部30fから挿入されていて、内部機器33の基板取付部49にある前方に突出する係止突起51はCPU基板71とバックライト基板46との孔71b、46aに挿入係止されてCPU基板71とバックライト基板46とを保持している。また、前記端子台50には端子カバー34が着脱可能に装着してある。
【0040】
前記フィクスチャ35は、前記ケース30の上、下面部30b,30cの係止歯80に係止する係止部83と、制御パネルに押し付けられる押圧端部84と、この押圧端部84を制御パネル側に付勢するばね部85を有している。
【0041】
そして、上記のように構成された制御機器は、図15に示すように制御パネル81に形成された装着孔82に挿入されて、前記鍔部36と制御パネル81との間にシール材を介装してケース30に前記フィクスチャ35を嵌めてこのフィクスチャ35の係止部83をケース30の上、下面部30b、30cの係止歯80に係止させてフィクスチャ35の押圧端部84を、ばね部85のばね力で制御パネル81に押し付けて制御パネル81に固着してあり、この場合、前記ケース30の前部は前記制御パネル81より表側に突出している。そして、このケース30の前部に、前記制御パネル81の色と同色に着色されたフロントカバー31が被せてあって、このフロントカバー31の係止突起41が、前記鍔部36の上、下部位の係止凹部に係止してこのフロントカバー31がケース30に取り付けてある。この場合、前記フロントカバー31の窓部39から前記表示ユニット32の表示が見えるようになる。
【0042】
そして、フロントカバー31のスイッチ用孔部40を介してケース30のスイッチ挿入孔部30gにスイッチ操作部材40aが挿入してある。
【0043】
実施例2にあっては、端子66を、ねじ孔66bを有する端子本体66aの一辺に、この端子本体66aの面に対して略直角をなす圧入部67を形成し、この圧入部67の先端部にこの圧入部67より幅狭な接触部68を形成し、この接触部68を、その中間部において圧入部67の面に対して略直角に屈曲させて構成してあり、端子台50の端子取付部58に、端子66の接触部68が挿入されると共に、端子本体66aのねじ部66bに螺合する端子ねじ79が挿入される縦孔部61と、この縦孔部61の端部に連なって端子66の圧入部67が圧入される圧入孔部62とを有する端子装着孔59、63を設けてあることから、端子66の接触部68を端子装着孔59、63の縦孔部61に挿入して、前記圧入部67を端子装着孔59、63の圧入孔部62に圧入して端子66を端子台50の端子取付部58に取り付けることができて、複数の端子66の接触部68の先部68aを一方向に向けた状態で配置することができる。
【0044】
このために、電源および入力基板69、70のスルーホール73、75に接触部68の先部68aを挿入するにあたって、電源および入力基板69、70を、端子66の接触部68の先部68aが向いた方向から組み込むことができて、自動組み立てが容易になる。しかも、電源および入力基板69、70のスルーホール73、75に接触部68の先部68aを挿入して半田付けができるので、基板取付時の電源および入力基板69、70と端子66の位置関係が低精度(ラフ)であっても強度をもった半田付けができる。
【0045】
また、本発明の係わる制御機器において、図16に示すようにケース30の上面部30bを透明にして、このケース30内に端子66の接続図(表示部)を表示した印刷物84を収容して、この印刷物84をケース30の上面部30bを介して透視するようにすれば、印刷物84に水や油が付着することがなく、印刷物84の表示が消えることがなく、また、印刷物84が剥がれて紛失するといった不具合がなくなる。また、ラベルのように裏に接着層を必要としないために、安価になる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、後面部が開口され、この開口部からベースを備えた内部機器挿入して収容装着すると共に、前記開口部から前記ベースに装着した端子を突出させた箱状のケースを有し、このケースの前面部が箱状に形成された他の部分と共に一体に形成され、且つ、前記前面部を透明に形成すると共に、該前面部には、その内側に配置された表示板を透視可能な窓部を設けたフロントカバーを被せて構成したから、ケースの前面側からの防水が確実なものになる。
【0047】
また、本発明は、請求項1記載の制御機器のケース構造において、フロントカバーを着色したから、ケースにフロントカバーを被せることにより、ケースの制御パネル外に出る前部の色を種々変えることができて、この前部が制御パネルの色に調和するようにフロントカバーを選ぶことにより、デザイン上違和感のないものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる制御機器のケース構造(実施例1)の一部省略した分解斜視図である。
【図2】同制御機器のケース構造の制御パネルへの取付状態の一部分解した断面図である。
【図3】同制御機器のケース構造の正面図である。
【図4】本発明に係わる制御機器のケース構造の前部分の断面図である。
【図5】本発明に係わる制御機器のケース構造の端子台における端子取付状態と基板組み込みの説明図である。
【図6】本発明に係わる制御機器のケース構造(実施例2)の分解斜視図である。
【図7】同制御機器のケース構造の縦断面図である。
【図8】(1)は同制御機器のケース構造の横断面図である。
(2)は端子のガイド部による保持状態の斜視図である。
【図9】本発明に係わる制御機器のケース構造のベースの平面図である。
【図10】図9のX方向からの矢視図である。
【図11】図9のY方向からの矢視図である。
【図12】図9のZ方向からの矢視図である。
【図13】図9のS−S線に沿う断面図である。
【図14】(1)は端子の平面図である。
(2)は端子の正面図である。
(3)は端子の側面図である。
【図15】制御機器のケース構造の制御パネルへの取付状態の説明図である。
【図16】端子の接続図を表示した印刷物をケースに組み込む状態の斜視図である。
【図17】従来の制御機器のケース構造の前部分の斜視図である。
【図18】同ケース構造の前部分の断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
1a 前面部
2 フロントカバー

Claims (2)

  1. 後面部が開口され、この開口部からベースを備えた内部機器挿入して収容装着すると共に、前記開口部から前記ベースに装着した端子を突出させた箱状のケースを有し、このケースの前面部が箱状に形成された他の部分と共に一体に形成され、且つ、前記前面部を透明に形成すると共に、該前面部には、その内側に配置された表示板を透視可能な窓部を設けたフロントカバーを被せて構成したことを特徴とする制御機器のケース構造。
  2. 前記フロントカバーは着色されて構成されていることを特徴とする請求項1記載の制御機器のケース構造。
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