JPH08230516A - コンビネーションメータ - Google Patents

コンビネーションメータ

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Publication number
JPH08230516A
JPH08230516A JP7035354A JP3535495A JPH08230516A JP H08230516 A JPH08230516 A JP H08230516A JP 7035354 A JP7035354 A JP 7035354A JP 3535495 A JP3535495 A JP 3535495A JP H08230516 A JPH08230516 A JP H08230516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meter
case
instrument unit
hole
hpc
Prior art date
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Pending
Application number
JP7035354A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Totsuka
茂樹 戸塚
Masaki Oishi
正樹 大石
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計器ユニットの組み付け、取り外しを容易に
行うことのできるコンビネーションメータを提供するこ
とを目的としている。 【構成】 少なくとも1つの計器ユニット(オド・トリ
ップメータ)10を収納するメータケース1と、このメ
ータケース1の裏面壁1aに設けられたFPC15とを
備えたコンビネーションメータであって、前記メータケ
ース1の裏面壁1aには、前記計器ユニット10を後方
から挿入するとともに、この挿入状態に同計器ユニット
10を保持する貫通孔1bを設け、前記FPC15に
は、前記計器ユニット10の貫通孔1bへの挿入に伴っ
て同貫通孔1bと計器ユニット10との間に挿入される
電気接続部甲(電気接続部)150を設け、前記計器ユ
ニット10には、少なくとも一つの外側面にHPC14
を設け、このHPC14に、前記電気接続部甲150と
の電気的接続を図る電気接続部乙(コネクタ、導電部)
17、141を設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくとも1つの計
器ユニットを備えたコンビネーションメータに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンビネーションメータとして
は、例えば自動車に備えられたものとして、図7に示す
ようなものが知られている(実公平6−26946号公
報における第3図参照)。このコンビネーションメータ
は、メータケース1内に水温計2、燃料計3が組み込ま
れているとともに、計器ユニットとしてバックライト式
液晶ディスプレイ装置4が組み込まれている。このバッ
クライト式液晶ディスプレイ装置4は、速度等を表示す
るように構成したものであり、ケース体5と、このケー
ス体5の前面開口部に設けられた液晶板6と、この液晶
板6を後方から照明するバックライト(図示せず)とを
備えている。
【0003】また、メータケース1の裏面壁1aには、
その外面にフレキシブルプリント配線基板(FPC)7
が設けられている。そして、ネジ8を介して、バックラ
イト式液晶ディスプレイ装置4を裏面壁1aの内面に固
定するようになっている。また、ネジ8は、FPC7と
バックライト式液晶ディスプレイ装置4との電気的接続
を行うようにもなっている。
【0004】一方、メータケース1の前面開口部には、
見返し9及び透明カバーTが設けられている。見返し9
は、メータケース1における各種の表示部以外の部分を
覆うように構成したものである。
【0005】上記のように構成されたコンビネーション
メータにおいては、水温計2や燃料計3をメータケース
1に組み込むとともに、ユニット化されたバックライト
式液晶ディスプレイ装置4をメータケース1内に組み込
んだ後、メータケース1の前面開口部に見返し9、透明
カバーTを組み付ける。
【0006】そして、上記コンビネーションメータおい
ては、複雑な部品で構成されたバックライト式液晶ディ
スプレイ装置4をユニット化しているから、簡単かつ能
率よく組み立てることができる。
【0007】また、上記コンビネーションメータをさら
に改良したものとして、図8に示すものが知られている
(実公平6−26946号公報における第1図参照)。
このコンビネーションメータは、バックライト式液晶デ
ィスプレイ装置4のケース体5をメータケース1と一体
に形成し、ハードプリント配線基板(HPC)61及び
液晶板6のみをユニット化してケース体5に組み込むよ
うに構成したものである。また、FPC7には、HPC
61との電気的接続を図るためのコネクタ71が設けら
れている。なお、図8において62は、液晶板6を後方
から照明するバックライトである。
【0008】このように構成されたコンビネーションメ
ータにおいては、ケース体5がメータケース1と一体に
形成されているから、ユニット化されたバックライト式
液晶ディスプレイ装置4の部品点数を低減することがで
き、コストの低減を図ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図7に
示すコンビネーションメータにおいても、また図8に示
すコンビネーションメータにおいても、メータケース1
から見返し9、透明カバーT等を取り外した状態でなけ
れば、バックライト式液晶ディスプレイ装置4を、組み
込んだり、取り外したりすることができない。したがっ
て、せっかくバックライト式液晶ディスプレイ装置4を
ユニット化しても、バックライト式液晶ディスプレイ装
置4のみを取り外したり、組み付けたりするのが面倒で
あるという問題がある。
【0010】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、計器ユニットの組み付
け、取り外しを容易に行うことのできるコンビネーショ
ンメータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、少なくとも1つの計器ユニットを収納
するメータケースと、このメータケースの裏面壁に設け
られたFPCとを備えたコンビネーションメータであっ
て、前記メータケースの裏面壁には、前記計器ユニット
を後方から挿入するとともに、この挿入状態に同計器ユ
ニットを保持する貫通孔を設け、前記FPCには、前記
計器ユニットの貫通孔への挿入に伴って同貫通孔と計器
ユニットとの間に挿入される電気接続部甲を設け、前記
計器ユニットには、少なくとも一つの外側面にHPCを
設け、このHPCに、前記電気接続部甲との電気的接続
を図る電気接続部乙を設けたことを特徴としている。
【0012】また、電気接続部甲を電気接続部乙に押圧
する押圧手段を設けることが好ましい。
【0013】さらに、計器ユニットのケースの側面縁部
が、HPC上に配置された電子部品の頂面を越える高さ
を有していることが好ましい。
【0014】またさらに、計器ユニットにおけるケース
の側面の高低各縁部が平行で、且つ段差部を有してお
り、この段差部にカム部を形成することが好ましい。
【0015】
【作用】上記のように構成されたコンビネーションメー
タにおいては、メータケースに例えば見返し、透明カバ
ー等の部品を組み付けることにより、計器ユニット以外
の部分をすべて完成させる。そして、このメータケース
側の完成部分については、このような分野において製造
が得意な例えばA工場で製造することにより、完成品を
能率よく製造することができる。また、計器ユニットに
ついては、このような分野における製造が得意な例えば
B工場で製造することにより、完成品を能率よく製造す
ることができる。そして、完成したメータケースの裏面
壁側から、その貫通孔に計器ユニットを挿入することに
より、極めて容易に計器ユニットをメータケースに組み
付けることができる。また、計器ユニットをメータケー
スから取り外す際も、メータケースにおける見返し等の
他の部品を取り外すことなく、計器ユニットのみを取り
外すことができる。
【0016】したがって、計器ユニットの組み付け、取
り外しを容易に行うことができる。しかも、メータケー
ス側の部分についても、また計器ユニットについても、
それぞれの製造を得意とする工場で完成品に達するよう
に製造することができるから、これらの完成品を能率よ
く製造することができるという利点がある。
【0017】また、電気接続部甲を電気接続部乙に押圧
する押圧手段を設けることで、メータケースに計器ユニ
ットを組み付けた際、電気接続部甲を電気接続部乙に圧
接することができ、電気的接続を確実化することができ
る。
【0018】さらに、計器ユニットのケースの側面縁部
を、HPC上に配置された電子部品の頂面を越える高さ
に設定することで、メータケースに計器ユニットを組み
付けたり、取り外したりする際に、電子部品が他の部材
に接触するのを防止することができ、電子部品を保護す
ることができる。
【0019】またさらに、計器ユニットにおけるケース
の側面の高低各縁部が平行で、且つ段差部を設け、この
段差部にカム部を形成することで、メータケースに計器
ユニットを組み付けたり、取り外したりする際、計器ユ
ニットを前記段差部の高さだけ移動できる。この結果、
電子部品と他の部品との接触をさらに確実に防止でき、
電子部品を確実に保護することができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図6を参照
して説明する。なお、図1〜図5には第1実施例を示
し、図6には第2実施例を示している。
【0021】まず、図1〜図5を参照して、この発明の
第1実施例を説明する。ただし、図7〜図8に示した従
来例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付し、
その説明を簡略化する。なお、この実施例では、計器ユ
ニットの例として、バックライト式液晶ディスプレイ装
置を用いず、オド・トリップメータを用いている。
【0022】コンビネーションメータのメータケース1
には、図1に示すように、その裏面壁1aに、計器ユニ
ットとしてのオド・トリップメータ10を後方から挿入
するとともに、同オド・トリップメータ10を固定する
ための貫通孔1bが形成されている。また、裏面壁1a
には、フレキシブルプリント配線基板(FPC)15が
設けられている。
【0023】オド・トリップメータ10は、自動車にお
けるオドメータの機能と、トリップメータの機能とを有
するものであり、全体がケース11によって覆われてい
る。ケース11は、箱状(直方体状)に形成されたもの
であり、その一側面壁(この実施例の場合は上面壁)に
ハードプリント配線基板(HPC)14が設けられてい
る。また、ケース11の図示しない正面には、HPC1
4の先端部14aに固定された液晶板20が設けられて
おり、ケース11内には液晶板を照明するバックライト
(図示せず)が設けられている。
【0024】HPC14は、ケース11の一側面壁を構
成するように設けられており、その上面には電気回路を
構成する電子部品140が設けられている。また、HP
C14には、液晶板を固定した先端部14aとは反対側
の後端部14bに導電部(電気接続部乙)141が設け
られている。この導電部141は、HPC14の電気回
路の入出力部を構成するものであり、後端部14b側か
ら先端部14a側に延在する複数の帯状のもので形成さ
れている。
【0025】ケース11には、HPC14の先端部14
a及びこの先端部14aに隣接する側面14cに沿っ
て、HPC14より上側に位置する先端高縁部11a及
び側面高縁部11bが形成さている。これらの先端高縁
部11a及び側面高縁部11bは、HPC14に設けら
れた電子部品140等より高く形成されている。従っ
て、メータケース1にオド・トリップメータ10を組み
付けたり、取り外したりする際に電子部品140が他の
部材に接触するのを確実に防止することができ、電子部
品140を保護することができる。また、ケース11
は、HPC14の後端部14b及びこの後端部14bか
ら導電部141を有する部分の側面14cに沿って、H
PC14の上面より低く形成された後端低縁部11c及
び側面低縁部11dが設けられている。これらの後端低
縁部11c及び側面低縁部11dは、この実施例ではH
PC14の下面と面一になるように形成されている。ま
た、側面高縁部11bと側面低縁部11dとは、カム部
を構成する傾斜部11eを介して接続された状態になっ
ている。
【0026】さらに、ケース11の下部は、カム部を構
成する傾斜部11fを介してHPC14の先端部14a
側の部分が側面低縁部11gになっており、HPC14
の後端部14b側の部分が側面高縁部11hになってい
る。そして、ケース11の先端部の高さh1は、図3に
示すように、貫通孔1bの高さHより、後述する押圧手
段16及びFPC15の電気接続部150の分だけ低く
形成されている。一方、ケース11における側面高縁部
11hからHPC14の上面までの高さh2は、後述す
る押圧手段16がHPC14によって貫通孔1b側に十
分弾性変位するような高さに設定されている。
【0027】さらにまた、ケース11の後端左右には、
図1に示すように、このケース11をメータケース1の
裏面壁1aに固定するためのリブ110、110が設け
られている。そして、一方のリブ110には位置合わせ
のための第1の合孔110aが設けられ、他方のリブ1
10には同じく位置合わせのための第2の合孔110b
が設けられている。第1の合孔110aは、後述する第
1の合突起1dに嵌合するように円形に形成されてい
る。第2の合孔110bは、後述する第2の合突起1e
に嵌合するとともに、この第2の合突起1eの水平方向
の位置の誤差を吸収するために、水平方向に長く形成さ
れている。また、各リブ110、110には、裏面壁1
aに固定するためのネジ111の挿通孔110c、11
0cが形成されている。
【0028】貫通孔1bは、ケース11が挿入可能なよ
うに四角形状に形成されている。また、裏面壁1aに
は、貫通孔1bの左右に上記ケース11のリブ110、
110が嵌まる大きさの凹部1c、1cが設けられてい
る。一方の凹部1cには、上記第1の合孔110aに嵌
合する第1の合突起1dが設けられ、他方の凹部1cに
は、上記第2の合孔110bに嵌合する第2の合突起1
eが設けられている。また、各凹部1c、1cには、上
記ネジ111が螺合するネジ孔1fが形成されている。
【0029】FPC15は、裏面壁1aの貫通孔1b及
び凹部1cの部分を除くように形成されている。そし
て、このFPC15には、貫通孔1bの上方位置から貫
通孔1bの入口部分に垂れ下がるように、電気接続部
(電気接続部甲)150が設けられている。この電気接
続部150は、ケース11を貫通孔1bに挿入する際
に、ケース11とともに貫通孔1b内に入り、後述する
押圧手段16とHPC14との間に挟まれるようになっ
ている。そして、電気接続部150には、HPC14上
に形成された各導電部141に対面するように、導電部
150aが形成されている。
【0030】また、裏面壁1aの貫通孔1bの部分に
は、図2に示すように、上記電気接続部150をオド・
トリップメータ10のHPC14側に弾性的に押圧する
押圧手段16が設けられている。この押圧手段16は、
裏面壁1aに設けられて係止爪1gによって、固定され
た状態になっている。そして、この押圧手段16は、裏
面壁1aから貫通孔1bの内方に曲がるように形成され
た部分が押圧部16aになっている。この押圧部16a
は、HPC14に対してU字状あるいはV字状に形成さ
れており、電気接続部150をHPC14の導電部14
1に弾性的に押圧するようになっている。従って、メー
タケース1にオド・トリップメータ10を組み付けた
際、電気接続部150とHPC14の導電部141に圧
接することができ、相方の電気的接続を確実化すること
ができる。また、押圧部16aは、電気接続部150に
おける各導電部150aの位置に合わせて一本ずつ別れ
た形状になっている。
【0031】上記のように構成されたコンビネーション
メータにおいては、図3に示すように、まずオド・トリ
ップメータ10の先端部を貫通孔1bに挿入する。そう
すると、ケース11が貫通孔1bの左右の部分及び底部
に案内されて、貫通孔1b内に滑らかに入る。この際、
FPC15の電気接続部150も、オド・トリップメー
タ10とともに、貫通孔1b内に入る。この状態では、
図示したようにオド・トリップメータ10の上面と、貫
通孔1bの上部内面との間に十分な空間を得ることがで
き、電子部品140と他の部品との接触を確実に防止す
ることができる。
【0032】さらに、オド・トリップメータ10を貫通
孔1b内に押し込むと、図4に示すように、貫通孔1b
の底部がカム部を構成する傾斜部11fに当たる。この
状態においては、上側のカム部を構成する傾斜部11e
が貫通孔1bから内方にほぼ抜け出る状態になってい
る。そして、この状態まで図示したようにオド・トリッ
プメータ10の上面と、貫通孔1bの上部内面との間に
形成される空間を維持することができる。従って、オド
・トリップメータ10側の電子部品140が他の部品と
接触することなく、オド・トリップメータ10をメータ
ケース1内に挿入することができる。
【0033】そこで、さらにオド・トリップメータ10
を貫通孔1b内に押し込むと、図5に示すように、側面
高縁部11hが貫通孔1bの低部に載る。この際、オド
・トリップメータ10が上方に移動するから、HPC1
4の導電部141の部分がFPC15の電気接続部15
0を上方に押し上げるとともに、押圧手段16を上方に
弾性変形させることになる。このため、電気接続部15
0の導電部150aとHPC14の導電部141とが押
し付けられた状態になり、FPC15とHPC14とが
電気的に接続された状態になる。
【0034】また上記のような状態になると同時に、オ
ド・トリップメータ10の設けられたリブ110が裏面
壁1aの凹部1cに入り、第1の合突起1d及び第2の
合突起1eがぞれぞれ第1の合孔110a及び第2の合
孔110bに嵌まる。これにより、裏面壁1aに対し
て、オド・トリップメータ10の位置が定まった状態に
なる。そして、この状態からネジ111を各挿通孔11
0cに挿通するとともに、ネジ孔1fに捩じ込んで、オ
ド・トリップメータ10を裏面壁1aに固定する。
【0035】上記のように構成されたコンビネーション
メータにおいては、メータケース1に見返し等のすべて
の部品を組み込んで、同メータケース1側の部分が完成
した状態になっていても、裏面壁1aの貫通孔1bから
オド・トリップメータ10を挿入することにより、同オ
ド・トリップメータ10をメータケース1に組み付ける
ことができる。また、メータケース1における見返し等
の他の部品を取り外すことなく、オド・トリップメータ
10のみを取り外すことができる。したがって、計器ユ
ニットとしてのオド・トリップメータ10の組み付け及
び取り外しを容易に行うことができる。
【0036】次ぎに、この発明の第2実施例を図6を参
照して説明する。なお、この第2実施例に示した構成要
素が図1〜図5に示す第1実施例の構成要素と共通する
要素には同一の符号を付しその説明を省略する。この第
2実施例が第1実施例と異なる主な点は、HPC14に
設けられた導電部141がコネクタ17によって構成さ
れ、押圧手段16が省かれている点、及びカム部11
e,11fが省かれている点である。
【0037】すなわち、HPC14には、図6に示すよ
うに、オド・トリップメータ10を貫通孔1b(図1参
照)に完全に挿入した状態において、電気接触部150
に対向する位置にコネクタ17が設けられている。コネ
クタ17は、電気接触部150における各導電部150
aを貫通孔1bの内面に弾性的に押し付けるように構成
されたコンタクトピン17aを有している。そして、H
PC14にコネクタ17が設けられていることから、第
1実施例で示した押圧手段16が削除された状態になっ
ている。
【0038】また、HPC14は、電子部品(図示せ
ず)を内側に位置するようにして、ケース11に固定さ
れるようになっている。そして、ケース11には、先端
部にHPC14に固定された液晶板6が配置されるよう
になっている。また、ケース11の後端部には、バック
ライト(図示せず)を取り付けるためのライト取付孔1
1iが形成されている。さらに、ケース11には、バッ
クライトの光が液晶板6以外の部分に漏れるのを防止す
るカバー11jが形成されている。このカバー11j
は、またバックライトの熱がHPC14の電子部品に伝
達するのを防止するようにもなっている。また、図にお
いて、18は、トリップメータをリセットするためのノ
ブである。
【0039】上記のように構成されたコンビネーション
メータにおいても、第1実施例と同様の作用効果を奏す
る。
【0040】なお、上記各実施例においては、FPC1
5の電気接続部150を柔軟性を有するもので形成し、
貫通孔1bの入口部分に垂れ下がるように形成したが、
このFPC15は、十分な柔軟性を有しているととも
に、多少の剛性も有しているから、この剛性を利用し
て、電気接続部150を押圧手段16の押圧部16aに
沿うような形状に形成してもよい。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、メータケースに例え
ば見返し、透明カバー等の部品を組み付けることによ
り、計器ユニット以外の部分をすべて完成させる。そし
て、このメータケース側の完成部分については、このよ
うな分野において製造が得意な例えばA工場で製造する
ことにより、完成品を能率よく製造することができる。
また、計器ユニットについては、このような分野におけ
る製造が得意な例えばB工場で製造することにより、完
成品を能率よく製造することができる。そして、完成し
たメータケースの裏面壁側から、その貫通孔に計器ユニ
ットを挿入することにより、極めて容易に計器ユニット
をメータケースに組み付けることができる。また、計器
ユニットをメータケースから取り外す際も、メータケー
スにおける見返し等の他の部品を取り外すことなく、計
器ユニットのみを取り外すことができる。
【0042】したがって、計器ユニットの組み付け、取
り外しを容易に行うことができる。しかも、メータケー
ス側の部分についても、また計器ユニットについても、
それぞれの製造を得意とする工場で完成品に達するよう
に製造することができるから、これらの完成品を能率よ
く製造することができるという利点がある。
【0043】また、電気接続部甲を電気接続部乙に押圧
する押圧手段を設けることで、メータケースに計器ユニ
ットを組み付けた際、電気接続部甲を電気接続部乙に圧
接することができ、電気的接続を確実化することができ
る。
【0044】さらに、計器ユニットのケースの側面縁部
を、HPC上に配置された電子部品の頂面を越える高さ
に設定することで、メータケースに計器ユニットを組み
付けたり、取り外したりする際に、電子部品が他の部材
に接触するのを防止することができ、電子部品を保護す
ることができる。
【0045】またさらに、計器ユニットにおけるケース
の側面の高低各縁部が平行で、且つ段差部を設け、この
段差部にカム部を形成することで、メータケースに計器
ユニットを組み付けたり、取り外したりする際、計器ユ
ニットを前記段差部の高さだけ移動できる。この結果、
電子部品と他の部品との接触をさらに確実に防止でき、
電子部品を確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例として示したコンビネー
ションメータの分解斜視図。
【図2】同コンビネーションメータの要部を示す斜視
図。
【図3】同コンビネーションメータの作用を示す説明
図。
【図4】同コンビネーションメータの作用を示す説明
図。
【図5】同コンビネーションメータの作用を示す説明
図。
【図6】この発明の第2実施例として示したコンビネー
ションメータにおけるオド・トリップメータの分解斜視
図。
【図7】従来例として示したコンビネーションメータの
分解斜視図。
【図8】他の従来例として示したコンビネーションメー
タの分解斜視図。
【符号の説明】
1 メータケース 1a 裏面壁 1b 貫通孔 10 計器ユニット(オド・トリップメータ) 11e カム部(傾斜部) 11f カム部(傾斜部) 14 HPC(ハードプリント配線基板) 15 FPC(フレキシブルプリント配線基板) 16 押圧手段 17 コネクタ(電気接続部乙) 141 導電部(電気接続部乙) 150 電気接続部(電気接続部甲)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの計器ユニットを収納す
    るメータケースと、このメータケースの裏面壁に設けら
    れたFPCとを備えたコンビネーションメータであっ
    て、 前記メータケースの裏面壁には、前記計器ユニットを後
    方から挿入するとともに、この挿入状態に同計器ユニッ
    トを保持する貫通孔を設け、 前記FPCには、前記計器ユニットの貫通孔への挿入に
    伴って同貫通孔と計器ユニットとの間に挿入される電気
    接続部甲を設け、 前記計器ユニットには、少なくとも一つの外側面にHP
    Cを設け、このHPCに、前記電気接続部甲との電気的
    接続を図る電気接続部乙を設けたことを特徴とするコン
    ビネーションメータ。
  2. 【請求項2】 電気接続部乙は、HPCに平面的に露出
    する導電部により構成されており、メータケースの裏面
    壁には、電気接続部甲を導電部に押圧する押圧手段を設
    けてなることを特徴とする請求項1記載のコンビネーシ
    ョンメータ。
  3. 【請求項3】 電気接続部乙は、電気接続部甲を貫通孔
    の内面に押し付けるようにして電気的接続を図るコンタ
    クトピンを備えたコネクタにより構成されていることを
    特徴とする請求項1記載のコンビネーションメータ。
  4. 【請求項4】 計器ユニットのケースの側面縁部が、H
    PC上に配置された電子部品の頂面を越える高さを有し
    ていることを特徴とする請求項1記載のコンビネーショ
    ンメータ。
  5. 【請求項5】 計器ユニットにおけるケースの側面の高
    低各縁部が平行で、且つ段差部を有しており、この段差
    部にカム部を形成したことを特徴とする請求項1記載の
    コンビネーションメータ。
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