JP3281284B2 - 計器の組付け構造 - Google Patents

計器の組付け構造

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JP3281284B2
JP3281284B2 JP08520397A JP8520397A JP3281284B2 JP 3281284 B2 JP3281284 B2 JP 3281284B2 JP 08520397 A JP08520397 A JP 08520397A JP 8520397 A JP8520397 A JP 8520397A JP 3281284 B2 JP3281284 B2 JP 3281284B2
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浩之 小澤
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Yazaki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計器の組付け構造
に関し、詳しくは、文字板の裏側に取り付けられた反射
板からの反射光で照明を行う照明構造を備えた計器にお
いて、文字板と反射板とをメータケースに組付ける構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2にこの種の計器の組付け構造を示し
ている。反射板1は、円弧状の外周壁2aと内周壁2b
とで構成された側壁部2が底部において弯曲面の反射部
3で連接されて構成されている。反射部3には、複数箇
所にバルブ等の光源4の挿入孔5が形成されている。側
壁部2には2箇所に位置決め用のブラケット部30が形
成され、このブラケット部30に位置決め孔31が形成
されている。
【0003】メータアッシー18は、文字板19と、こ
の文字板19の裏側に取り付けられた内機20と、この
内機20の軸に取り付けられた指針21とで構成されて
いる。文字板19の外周縁(正確には文字板19の裏面
に取付けられた拡散板の外周縁)には、2箇所に位置決
め用のブラケット部32が形成され、このブラケット部
32に位置決め孔33が形成されている。
【0004】メータケース13の底部には、反射板1用
の位置決めピン34、34が2箇所に、また、文字板1
9用の位置決めピン35、35が他の2箇所に形成され
ている。なお、メータケース13の底部には、挿入孔5
に対応して光源4の取付孔17が形成されている。光源
4はその取付け状態においてメータケース13の底部裏
面に取付けたフレキシブル配線板(図示せず)に導通し
ている。
【0005】反射板1の各ブラケット部30を位置決め
ピン34に、かつ、文字板19のブラケット部32を位
置決めピン35に各々合わせて各位置決め孔31、33
を位置決めピン34、35に挿入する。その後、図示し
ないビス等による固定手段で反射板1および文字板19
を固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の計器の組
付け構造では、反射板1と文字板19の位置決めピン3
4、35が各々独立しているため、位置決めピン34、
35や反射板1、文字板19等の製造誤差により、反射
板1と文字板19との間にずれを生じやすく、その結
果、文字板19の意匠面と反射部3の反射面との間にず
れが生じて理想的な光軸が得られず、照明効果が低下す
るという問題がある。
【0007】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、反射板と文字板の位置決め手段を共通化することに
より、高精度の組付けを可能にした計器の組付け構造を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、文字板の裏側に光源の反射
板が取り付けられ、該反射板からの反射光で文字板の照
明を行う計器の組付け構造において、前記反射板の側壁
部および前記文字板の裏面に取付けた拡散板の外周縁に
位置決め孔を有するブラケット部を形成し、この両ブラ
ケット部を重ね合わせて両位置決め孔を共通の位置決め
ピンに挿入したことを特徴とするものである。
【0009】このため、請求項1記載の発明では、反射
板と文字板の各ブラケット部を重ね合わせた状態で共通
の位置決めピンで位置決めを行うことができ、したがっ
て、反射板と文字板間にずれがなく、文字板意匠と反射
面が理想的な光軸で高精度の組付けが可能となる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の計器の組付け構造であって、前記位置決めピンは、
メータケースに突設されたホルダ部の上面に形成され、
該ホルダ部の上面に前記位置決めピンと近接して雌ねじ
部が形成され、前記各ブラケット部に前記位置決め孔と
近接して固定孔が形成され、この固定孔を介して前記雌
ねじ部にビスをねじ込んで前記両ブラケット部を固定す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0011】このため、請求項2記載の発明では、ホル
ダ部の部分で位置決めと同時に反射板と文字板のビスに
よる固定も行うことができ、他に固定部分を必要としな
いため、構成が簡単になると共に、位置決めの箇所でビ
ス止めを行うのでビス止め作業も容易に行うことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図2と同一部材または同一
機能のものは同一符号で示している。
【0013】図1において、反射板1は、円弧状の外周
壁2aと内周壁2bとで構成された側壁部2が底部にお
いて弯曲面の反射部3で連接されて構成されている。反
射部3には、複数箇所にバルブ等の光源4の挿入孔5が
形成されている。側壁部2の上端縁には3箇所にブラケ
ット部8が形成され、このブラケット部8に2個の孔、
すなわち、位置決め孔11と固定孔12が形成されてい
る。
【0014】メータケース13の底部には、3箇所に固
定兼位置決め用のホルダ部14が突設されている。この
ホルダ部14の上面には位置決めピン15と雌ねじ部1
6が近接して形成されている。メータケース13の底部
には、挿入孔5に対応して光源4の取付孔17が形成さ
れている。
【0015】メータアッシー18は、文字板19と、こ
の文字板19の裏面に取付けた拡散板19aと、この拡
散板19aの下部に取り付けられた内機20と、この内
機20の軸に取り付けられた指針21とで構成されてい
る。拡散板19aの外周縁には、3箇所にブラケット部
22が形成され、このブラケット部22に2個の孔、す
なわち、位置決め孔23と固定孔24が形成されてい
る。
【0016】次に、組付けの手順を説明する。
【0017】反射板1の各ブラケット部8をホルダ部1
4に合わせ、位置決め孔11を位置決めピン15に挿入
する。このとき、位置決めピン15は位置決め孔11よ
り少し上方に突出する。この位置でもう1つの孔である
固定孔12が雌ねじ部16に合致する。
【0018】次いで、メータアッシー18の文字板19
に形成されているブラケット部22の位置決め孔23を
ピン15に挿入してブラケット部8と重ね合わせる。こ
の位置で固定孔24が反射板1の固定孔12に合致す
る。
【0019】これにより、雌ねじ部16と固定孔12、
24が全て合致するので、ビス25を固定孔12、24
から雌ねじ16にねじ込むことにより、反射板1とメー
タアッシー18の組付けが行われる。最後に光源4を取
付孔17に取り付ける。光源4はその取付け状態におい
てメータケース13の底部裏面に取付けたフレキシブル
配線板に導通している。
【0020】以上のように、本実施の形態の計器の組付
け構造では、反射板1と文字板19の位置決めを共通の
位置決めピン15で行うようにしたので、反射板1と文
字板19間にずれがなく、高精度の組付けが可能とな
り、文字板19の意匠面と反射板1の反射面との間にず
れがなく理想的な光軸が得られる。
【0021】また、1つのホルダ部14上に位置決めピ
ン15に近接して雌ねじ部16を形成しているので、ホ
ルダ部14の部分で位置決めと同時に反射板1と文字板
19のビス25による固定も行うことができ、他に固定
部分を必要としないため、構成が簡単になると共に、位
置決めの箇所でビス止めを行うのでビス止め作業も容易
に行うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、反射板および文字板(文字板の裏面に取
付けた拡散板)の両者のブラケット部の位置決め孔を共
通の位置決めピンに挿入して位置決めを行うようにした
ので、反射板と文字板に製造誤差があっても両者間にず
れが生じることがなく、文字板意匠と光反射面が理想的
な光軸で高精度の組付けが可能となり、計器の照明効果
が向上すると共に、位置決めピンの個数も少なくなり、
メータ周辺のスペースを簡素化でき、また、一種類の位
置決めピンに組付けるので、組付け作業も簡単になる。
【0023】また、請求項2記載の発明によれば、ホル
ダ部の上面に位置決めピンと近接して雌ねじ部を近接し
て形成し、雌ねじ部にビスをねじ込んで反射板および文
字板の両者を固定するようにしたので、ホルダ部の部分
で位置決めと同時に反射板と文字板の固定も行うことが
でき、他に固定部分を必要としないため、構成が簡単に
なると共に、位置決めの箇所でビス止めを行うので固定
作業も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計器の組付け構造の実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】従来の計器の組付け構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 反射板 4 光源 8、22 ブラケット部 11、23 位置決め孔 12、24 固定孔 13 メータケース 14 ホルダ部 15 位置決めピン 16 雌ねじ部 19 文字板 19a 拡散板 25 ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−234135(JP,A) 特開 平7−270194(JP,A) 特開 平8−233614(JP,A) 実開 平4−79214(JP,U) 実開 平4−119223(JP,U) 実開 昭64−23625(JP,U) 実開 昭58−34015(JP,U) 実開 平4−136522(JP,U) 実開 平5−33021(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 13/02 101 B60K 37/00 G01D 11/24 - 11/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字板の裏側に光源の反射板が取り付け
    られ、該反射板からの反射光で文字板の照明を行う計器
    の組付け構造において、 前記反射板の側壁部および前記文字板の裏面に取付けた
    拡散板の外周縁に位置決め孔を有するブラケット部を形
    成し、この両ブラケット部を重ね合わせて両位置決め孔
    を共通の位置決めピンに挿入したことを特徴とする計器
    の組付け構造。
  2. 【請求項2】 前記位置決めピンは、メータケースに突
    設されたホルダ部の上面に形成され、該ホルダ部の上面
    に前記位置決めピンと近接して雌ねじ部が形成され、前
    記各ブラケット部に前記位置決め孔と近接して固定孔が
    形成され、この固定孔を介して前記雌ねじ部にビスをね
    じ込んで前記両ブラケット部を固定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の計器の組付け構造。
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