JPH11311546A - 計器装置の照明ランプ取付構造 - Google Patents
計器装置の照明ランプ取付構造Info
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- JPH11311546A JPH11311546A JP10119157A JP11915798A JPH11311546A JP H11311546 A JPH11311546 A JP H11311546A JP 10119157 A JP10119157 A JP 10119157A JP 11915798 A JP11915798 A JP 11915798A JP H11311546 A JPH11311546 A JP H11311546A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- illumination lamp
- instrument
- lower case
- intermediate wall
- display panel
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D11/00—Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
- G01D11/28—Structurally-combined illuminating devices
Abstract
(57)【要約】
【課題】 計器内部に設備した照明灯からの光を計器内
装の障害物による遮光を受けることなく表示板を効率よ
く照明すること。 【解決手段】 ロアケース２１には、その前面開口部２
２と後面開口部２３とを有し、そのロアケース２１内の
前面開口部２２と後面開口部２３との間に位置されるム
ーブメント支持用中間壁２４と、該ムーブメント支持用
中間壁２４のムーブメント支持面よりも前面開口部２２
方向へ接近位置されている光源支持用中間壁２５を一体
に形成し、上記光源支持用中間壁２５に、上記表示板３
３を透過照明する照明ランプ３２を支持せしめた。
装の障害物による遮光を受けることなく表示板を効率よ
く照明すること。 【解決手段】 ロアケース２１には、その前面開口部２
２と後面開口部２３とを有し、そのロアケース２１内の
前面開口部２２と後面開口部２３との間に位置されるム
ーブメント支持用中間壁２４と、該ムーブメント支持用
中間壁２４のムーブメント支持面よりも前面開口部２２
方向へ接近位置されている光源支持用中間壁２５を一体
に形成し、上記光源支持用中間壁２５に、上記表示板３
３を透過照明する照明ランプ３２を支持せしめた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車載用計器
装置の内部に設備する照明灯の取付構造に係り、特に計
器内部に設備した照明灯からの光を計器内装の障害物に
よる遮光を受けることなく表示板を効率よく照明するこ
とができる構成となした計器装置の照明ランプ取付構造
に関するものである。
装置の内部に設備する照明灯の取付構造に係り、特に計
器内部に設備した照明灯からの光を計器内装の障害物に
よる遮光を受けることなく表示板を効率よく照明するこ
とができる構成となした計器装置の照明ランプ取付構造
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複数の計器本体を１つのケース内に組付
けてなる車載用計器装置の従来構造として、例えば特開
平３−１１５９２５号で開示されているものがある。こ
の従来例の第１図で示されている構成の主要部を図３で
説明すると、１は白色等の光反射率の高い色の合成樹脂
製のケースであり、このケース１は前面開口部と後面開
口部とを有し、後面開口部の前面側には仕切壁２がケー
ス１の内周側部と一体に形成されており、この仕切壁２
の前側に前側収納空間３を形成し後側に後側収納空間４
を形成している。前記仕切壁２の前面部には交叉線輪型
計器等の電気式計器本体５を載置する載置面部６が複数
形成されていると共にワーニングインジケータ及びＡ／
Ｔインジケータ等を照明する表示ランプ７の収納室８を
形成する筒部９が前方に向って一体に形成され、仕切壁
２の後面には枠状の板状リブ１０を後方に向って複数突
設して後側収納空間４を複数に区画している。また仕切
壁２の後面には前記各載置面部６に対応して端子用ねじ
１１挿通用のボス部１２が後方に向って複数突設してい
る。また、ケース１の後面には、回路基板１３が不図示
の取付ねじにより固定されており、この回路基板１３
に、上記表示ランプ７及び照明ランプ７Ａと、上記の各
仕切壁２で構成される各後側収納空間４内に位置される
電子部品１４が接続されているものである。
けてなる車載用計器装置の従来構造として、例えば特開
平３−１１５９２５号で開示されているものがある。こ
の従来例の第１図で示されている構成の主要部を図３で
説明すると、１は白色等の光反射率の高い色の合成樹脂
製のケースであり、このケース１は前面開口部と後面開
口部とを有し、後面開口部の前面側には仕切壁２がケー
ス１の内周側部と一体に形成されており、この仕切壁２
の前側に前側収納空間３を形成し後側に後側収納空間４
を形成している。前記仕切壁２の前面部には交叉線輪型
計器等の電気式計器本体５を載置する載置面部６が複数
形成されていると共にワーニングインジケータ及びＡ／
Ｔインジケータ等を照明する表示ランプ７の収納室８を
形成する筒部９が前方に向って一体に形成され、仕切壁
２の後面には枠状の板状リブ１０を後方に向って複数突
設して後側収納空間４を複数に区画している。また仕切
壁２の後面には前記各載置面部６に対応して端子用ねじ
１１挿通用のボス部１２が後方に向って複数突設してい
る。また、ケース１の後面には、回路基板１３が不図示
の取付ねじにより固定されており、この回路基板１３
に、上記表示ランプ７及び照明ランプ７Ａと、上記の各
仕切壁２で構成される各後側収納空間４内に位置される
電子部品１４が接続されているものである。
【０００３】１５はケース１の前面開口部に位置される
表示板であって、これらの表示板１５は、各電気式計器
本体５に対応して取付けられており、これらの表示板１
５は、上記照明ランプ７Ａからの光で透過照明される構
成となっている。１６は各電気式計器本体に取付けられ
ている指針を示す。１７は回路基板１３を保護する後面
カバーを示す。
表示板であって、これらの表示板１５は、各電気式計器
本体５に対応して取付けられており、これらの表示板１
５は、上記照明ランプ７Ａからの光で透過照明される構
成となっている。１６は各電気式計器本体に取付けられ
ている指針を示す。１７は回路基板１３を保護する後面
カバーを示す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有し
ている計器装置にあっては、各照明ランプ７Ａが回路基
板１３面に直接支持されており、さらにこれらの各照明
ランプ７Ａは、仕切壁２のボス部１２の相互間及びボス
部１２とケース２壁面間による谷間に位置されており、
しかもそれらのボス部１２上端部に形成される載置面部
６には、電気式計器本体５が載置されている等のことか
ら、それら上記ボス部及び電気式計器本体５が照明ラン
プ７Ａから発する光路の障害物となり、これが原因で各
表示板１５において、照明ランプ７Ａから発する光が照
射（透過照明）される部分と照射されない部分が生じ
て、上記表示板１５を均一照明することが不可能である
という問題点があった。
ている計器装置にあっては、各照明ランプ７Ａが回路基
板１３面に直接支持されており、さらにこれらの各照明
ランプ７Ａは、仕切壁２のボス部１２の相互間及びボス
部１２とケース２壁面間による谷間に位置されており、
しかもそれらのボス部１２上端部に形成される載置面部
６には、電気式計器本体５が載置されている等のことか
ら、それら上記ボス部及び電気式計器本体５が照明ラン
プ７Ａから発する光路の障害物となり、これが原因で各
表示板１５において、照明ランプ７Ａから発する光が照
射（透過照明）される部分と照射されない部分が生じ
て、上記表示板１５を均一照明することが不可能である
という問題点があった。
【０００５】また上記照明ランプ７Ａの位置と、表示板
１５との距離が大きく離れるために、表示板の照明効率
が悪いものであった。さらに各照明ランプ７Ａを回路基
板上に直に取付け支持させる構成となっているために、
例えば計器装置のデザインの変化に伴ない各計器本体５
の配置が変化すると、それら計器本体５の変位に関連し
て各照明ランプ７Ａの配置位置を変えなければならなく
なり、従って上記各照明ランプ７Ａを取付け支持させる
回路基板のデザインも変えなければならず、回路基板の
製作コストが大幅に上昇してしまうという問題点があっ
た。
１５との距離が大きく離れるために、表示板の照明効率
が悪いものであった。さらに各照明ランプ７Ａを回路基
板上に直に取付け支持させる構成となっているために、
例えば計器装置のデザインの変化に伴ない各計器本体５
の配置が変化すると、それら計器本体５の変位に関連し
て各照明ランプ７Ａの配置位置を変えなければならなく
なり、従って上記各照明ランプ７Ａを取付け支持させる
回路基板のデザインも変えなければならず、回路基板の
製作コストが大幅に上昇してしまうという問題点があっ
た。
【０００６】また近年メータ制御用の回路基板１３にメ
ータ制御以外のキーレスエントリーシステム等の電装制
御回路部品が統合配置されつつあり、それに伴いメータ
回路基板１３の高密度化が進んでおり、照明ランプ７Ａ
の取付けスペースを保護するのも困難になりつつある。
ータ制御以外のキーレスエントリーシステム等の電装制
御回路部品が統合配置されつつあり、それに伴いメータ
回路基板１３の高密度化が進んでおり、照明ランプ７Ａ
の取付けスペースを保護するのも困難になりつつある。
【０００７】本発明は、かかる従来の計器装置の問題点
に着目してなされたもので、アナログ式計器装置を構成
している表示板の透過照明が、その表示板の全面に亘っ
て均一となるように、さらには表示板の照明効率を高め
ることができるように光源の配置を設定することを第１
の目的としている。
に着目してなされたもので、アナログ式計器装置を構成
している表示板の透過照明が、その表示板の全面に亘っ
て均一となるように、さらには表示板の照明効率を高め
ることができるように光源の配置を設定することを第１
の目的としている。
【０００８】また本発明では、計器装置のデザインの変
更時であっても、少なくともプリント基板は既存のもの
を変更することなく共用できるようにして、計器装置の
製作経済性を高めることを第２の目的としている。さら
に回路基板の高密度化の緩和を図ることを第３の目的と
している。
更時であっても、少なくともプリント基板は既存のもの
を変更することなく共用できるようにして、計器装置の
製作経済性を高めることを第２の目的としている。さら
に回路基板の高密度化の緩和を図ることを第３の目的と
している。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記第１、第２及び第３
の目的を達成するために、請求項１では、ムーブメン
ト、ワーニング等の表示ランプ及び表示板の照明ランプ
等を収納するロアケースと、該ロアケースの前縁に結合
保持されるアッパケースと、該アッパケースの開口縁に
被着される前面カバーと、上記ロアケースの後縁に取付
け保持される回路基板とを有する計器装置において、上
記ロアケースには、その前面開口部と後面開口部とを有
し、そのロアケース内の前面開口部と後面開口部との間
に位置されるムーブメント支持用中間壁と、該ムーブメ
ント支持用中間壁のムーブメント支持面よりも前面開口
部方向へ接近位置されている光源支持用中間壁を一体に
形成し、上記光源支持用中間壁に、上記表示板を透過照
明する照明ランプを支持せしめたる計器装置の照明ラン
プ取付構造であることをことを特徴としている。
の目的を達成するために、請求項１では、ムーブメン
ト、ワーニング等の表示ランプ及び表示板の照明ランプ
等を収納するロアケースと、該ロアケースの前縁に結合
保持されるアッパケースと、該アッパケースの開口縁に
被着される前面カバーと、上記ロアケースの後縁に取付
け保持される回路基板とを有する計器装置において、上
記ロアケースには、その前面開口部と後面開口部とを有
し、そのロアケース内の前面開口部と後面開口部との間
に位置されるムーブメント支持用中間壁と、該ムーブメ
ント支持用中間壁のムーブメント支持面よりも前面開口
部方向へ接近位置されている光源支持用中間壁を一体に
形成し、上記光源支持用中間壁に、上記表示板を透過照
明する照明ランプを支持せしめたる計器装置の照明ラン
プ取付構造であることをことを特徴としている。
【００１０】また本発明の請求項２では、請求項１に加
えて表示板と照明ランプとの間に、その表示板の裏面に
重ね合せられる光拡散板を介在せしめ、上記照明ランプ
からの光を光拡散板を介して表示板を透過照明させる計
器装置の照明ランプ取付構造であることを特徴としてい
る。
えて表示板と照明ランプとの間に、その表示板の裏面に
重ね合せられる光拡散板を介在せしめ、上記照明ランプ
からの光を光拡散板を介して表示板を透過照明させる計
器装置の照明ランプ取付構造であることを特徴としてい
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図１及び図２に基
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【００１２】２１は合成樹脂で形成されたロアケースで
あって、このロアケース２１はその前面開口部２２と、
後面開口部２３を有し、このロアケース２１内における
前面開口部２２と後面開口部２３との間に、ムーブメン
ト支持用中間壁２４と、光源支持用中間壁２５が形成さ
れているが、上記ムーブメント支持用中間壁２４の形成
位置は、ロアケース２１内に取付けられるべき後述のム
ーブメントの大きさに関係するが、後面開口部２３に接
近して形成されており、また光源支持用中間壁２５の形
成位置は、上記ムーブメント支持用中間壁２４の形成位
置よりも上記前面開口部２２方へ接近するようにして位
置形成されている。また上記ロアケース２１の適宜位置
には、その前面開口部２２と後面開口部２３との間に亘
って形成される複数の隔壁２６が形成されており、これ
らの隔壁２６によってワーニングランプ等の表示ランプ
２７を収納する表示ランプ収納室２８が構成されてい
る。
あって、このロアケース２１はその前面開口部２２と、
後面開口部２３を有し、このロアケース２１内における
前面開口部２２と後面開口部２３との間に、ムーブメン
ト支持用中間壁２４と、光源支持用中間壁２５が形成さ
れているが、上記ムーブメント支持用中間壁２４の形成
位置は、ロアケース２１内に取付けられるべき後述のム
ーブメントの大きさに関係するが、後面開口部２３に接
近して形成されており、また光源支持用中間壁２５の形
成位置は、上記ムーブメント支持用中間壁２４の形成位
置よりも上記前面開口部２２方へ接近するようにして位
置形成されている。また上記ロアケース２１の適宜位置
には、その前面開口部２２と後面開口部２３との間に亘
って形成される複数の隔壁２６が形成されており、これ
らの隔壁２６によってワーニングランプ等の表示ランプ
２７を収納する表示ランプ収納室２８が構成されてい
る。
【００１３】２９は上記ムーブメント支持用中間壁２４
により固定支持される計器ムーブメント（計器本体）で
あって、これら計器ムーブメント２９から支出される各
指針軸３０に指針３１が取付けられている。３２は上記
各光源支持用中間壁２５により支持されているそれぞれ
の照明ランプであって、これらの照明ランプ３２の点灯
により、上記指針３１による指示値を表示する表示板３
３を透過照明することができる。
により固定支持される計器ムーブメント（計器本体）で
あって、これら計器ムーブメント２９から支出される各
指針軸３０に指針３１が取付けられている。３２は上記
各光源支持用中間壁２５により支持されているそれぞれ
の照明ランプであって、これらの照明ランプ３２の点灯
により、上記指針３１による指示値を表示する表示板３
３を透過照明することができる。
【００１４】また、光源支持用中間壁２５の後面開口部
２３側の壁面には、フレキシブルプリント基板４０が添
設されると共に、該フレキシブルプリント基板４０の端
部は前記回路基板１３上に配置されているフレキシブル
プリント基板用コネクタ３９と接続され、フレキシブル
プリント基板４０を介し回路基板１３から照明用ランプ
３２に電源を供給している。なおこの実施形態では表示
板３３の全面を照射するための光拡散板３８が表示板３
３の裏面に重ね合せられている。
２３側の壁面には、フレキシブルプリント基板４０が添
設されると共に、該フレキシブルプリント基板４０の端
部は前記回路基板１３上に配置されているフレキシブル
プリント基板用コネクタ３９と接続され、フレキシブル
プリント基板４０を介し回路基板１３から照明用ランプ
３２に電源を供給している。なおこの実施形態では表示
板３３の全面を照射するための光拡散板３８が表示板３
３の裏面に重ね合せられている。
【００１５】上記表示板３３は、ロアケース２１の前面
開口部２２を閉塞するようにして、ロアケース２１に取
付けられており、またそのロアケース２１の後面開口部
２３には、その後面開口部２３を閉塞するようにして、
回路基板３４が取付けられており、上記表示ランプ２７
は、この回路基板３４に支持接続されている。３５はロ
アケース２１の後面開口部２３に被着された回路基板３
４の後面を保護するために設けられている後面カバー、
３６はロアケース２１の前面開口部２２に表示板３３を
介して取付けられているアッパケースであって、このア
ッパケース３６には透明な前面カバー３７が被着される
構成となっている。
開口部２２を閉塞するようにして、ロアケース２１に取
付けられており、またそのロアケース２１の後面開口部
２３には、その後面開口部２３を閉塞するようにして、
回路基板３４が取付けられており、上記表示ランプ２７
は、この回路基板３４に支持接続されている。３５はロ
アケース２１の後面開口部２３に被着された回路基板３
４の後面を保護するために設けられている後面カバー、
３６はロアケース２１の前面開口部２２に表示板３３を
介して取付けられているアッパケースであって、このア
ッパケース３６には透明な前面カバー３７が被着される
構成となっている。
【００１６】以上が本実施形態であるが、次にその作用
について説明すると、計器装置を構成しているロアケー
ス２１の内部には計器ムーブメント等の機械体、ワーニ
ング等を表示せしめるための表示ランプ２７、表示板３
３を透過照明せしめるための照明ランプ３２が内装され
ているが、この実施形態で特徴としている点は、表示板
３３を透過照明せしめるための各照明ランプ３２がロア
ケース２１の内部に形成されている光源支持用中間壁２
５によって支持されていることであり、さらにこの光源
支持用中間壁２５の形成位置は、計器ムーブメント２９
を支持するムーブメント支持用中間壁２４の形成位置よ
りもロアケース２１の前面開口部２２方向へずれている
ことである。
について説明すると、計器装置を構成しているロアケー
ス２１の内部には計器ムーブメント等の機械体、ワーニ
ング等を表示せしめるための表示ランプ２７、表示板３
３を透過照明せしめるための照明ランプ３２が内装され
ているが、この実施形態で特徴としている点は、表示板
３３を透過照明せしめるための各照明ランプ３２がロア
ケース２１の内部に形成されている光源支持用中間壁２
５によって支持されていることであり、さらにこの光源
支持用中間壁２５の形成位置は、計器ムーブメント２９
を支持するムーブメント支持用中間壁２４の形成位置よ
りもロアケース２１の前面開口部２２方向へずれている
ことである。
【００１７】つまり照明ランプ３２は、上記の光源支持
用中間壁２５により支持させていることで、その照明ラ
ンプ３２を表示板３３の裏面に接近させることができる
ので、この照明ラニンプ３２から照射される光の一部
が、例えば計器ムーブメント２９等の機械体の一部分で
遮えぎられるような不具合を生じることなく、照明ラン
プ３２の発光を表示板３３に向けて有効に照射させるこ
とができるので、その表示板の全域を均一照明すること
ができるものである。
用中間壁２５により支持させていることで、その照明ラ
ンプ３２を表示板３３の裏面に接近させることができる
ので、この照明ラニンプ３２から照射される光の一部
が、例えば計器ムーブメント２９等の機械体の一部分で
遮えぎられるような不具合を生じることなく、照明ラン
プ３２の発光を表示板３３に向けて有効に照射させるこ
とができるので、その表示板の全域を均一照明すること
ができるものである。
【００１８】またこの実施形態においては、照明ランプ
３２が表示板３３の裏面に接近位置されることで、照明
ランプ３２による表示板３３の照明効率を高めることが
でき、これにより照明ランプ３２のワット数を上げるこ
となく表示板３３の照明輝度を高めることができる。
３２が表示板３３の裏面に接近位置されることで、照明
ランプ３２による表示板３３の照明効率を高めることが
でき、これにより照明ランプ３２のワット数を上げるこ
となく表示板３３の照明輝度を高めることができる。
【００１９】さらにこの実施形態においては、ロアケー
ス２１に固定されている表示板３３を透過照明すべき各
照明ランプ３２を、そのロアケース２１内でそのロアケ
ースと一体形成している光源支持用中間壁２５に支持せ
しめる構成であって表示板３３の照明に対応する照明ラ
ンプの取付位置（支持位置）を回路基板３４とは無関係
としているために計器装置における各計器ムーブメント
２９の配置、デザイン等が変っても回路基板３４はデザ
インを変更することなく、そのままを共用することがで
きるので、使用する回路基板３４の経済性が大幅に高め
られると共に、回路基板１３の高密度化を緩和させるこ
とができる。
ス２１に固定されている表示板３３を透過照明すべき各
照明ランプ３２を、そのロアケース２１内でそのロアケ
ースと一体形成している光源支持用中間壁２５に支持せ
しめる構成であって表示板３３の照明に対応する照明ラ
ンプの取付位置（支持位置）を回路基板３４とは無関係
としているために計器装置における各計器ムーブメント
２９の配置、デザイン等が変っても回路基板３４はデザ
インを変更することなく、そのままを共用することがで
きるので、使用する回路基板３４の経済性が大幅に高め
られると共に、回路基板１３の高密度化を緩和させるこ
とができる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明よりなる計器装置の
照明ランプ取付構造によれば、アナログ式計器の表示板
の全域をむらなく均一に透過照明することができる。ま
たその表示板の輝度を、照明ランプの出力を上げること
なく高めることができるので、消費電力の節約が可能で
あり、その発熱量を抑制することができる。さらに計器
装置のデザイン等が変っても回路基板のデザインを変更
する必要がないので回路基板の共用化が可能であり、使
用する回路基板の経済性が大幅に高められる。
照明ランプ取付構造によれば、アナログ式計器の表示板
の全域をむらなく均一に透過照明することができる。ま
たその表示板の輝度を、照明ランプの出力を上げること
なく高めることができるので、消費電力の節約が可能で
あり、その発熱量を抑制することができる。さらに計器
装置のデザイン等が変っても回路基板のデザインを変更
する必要がないので回路基板の共用化が可能であり、使
用する回路基板の経済性が大幅に高められる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明よりなる照明ランプ取付構造を具備する
計器装置の実施形態を示した横断面図。
計器装置の実施形態を示した横断面図。
【図２】本発明よりなる照明ランプ取付構造を具備する
計器装置の実施形態を示した縦断面図。
計器装置の実施形態を示した縦断面図。
【図３】従来の計器装置を示した断面説明図。
２１…ロアケース ２２…前面開口部 ２３…後面開口部 ２４…ムーブメント支持用中間壁 ２５…光源支持用中間壁 ２６…隔壁 ２７…表示ランプ ２８…表示ランプ収納室 ２９…計器ムーブメント ３０…指針軸 ３１…指針 ３２…照明ランプ ３３…表示板 ３４…回路基板 ３５…後面カバー ３６…アッパケース ３７…前面カバー ３８…光拡散板 ３９…フレキシブルプリント基板用コネクタ ４０…フレキシブルプリント基板
Claims (2)
- 【請求項１】 計器ムーブメント（２９）、ワーニング
等の表示ランプ（２７）及び表示板（３３）の照明ラン
プ（３２）等を収納するロアケース（２１）と、該ロア
ケース（２１）の前縁に結合保持されるアッパケース
（３６）と、該アッパケース（３６）の開口縁に被着さ
れる前面カバー（３７）と、上記ロアケース（２１）の
後縁に取付け保持される回路基板（３４）とを有する計
器装置において、上記ロアケース（２１）には、その前
面開口部（２２）と後面開口部（２３）とを有し、その
ロアケース（２１）内の前面開口部（２２）と後面開口
部（２３）との間に位置されるムーブメント支持用中間
壁（２４）と、該ムーブメント支持用中間壁（２４）の
ムーブメント支持面よりも前面開口部（２２）方向へ接
近位置されている光源支持用中間壁（２５）を一体に形
成し、上記光源支持用中間壁（２５）に、上記表示板
（３３）を透過照明する照明ランプ（３２）を支持せし
めたことを特徴とする計器装置の照明ランプ取付構造。 - 【請求項２】 表示板（３３）と照明ランプ（３２）と
の間に、その表示板（３３）の裏面に重ね合せられる光
拡散板（３８）を介在せしめ、上記照明ランプ（３２）
からの光を光拡散板（３８）を介して表示板（３３）を
透過照明させることを特徴とする請求項１に記載の計器
装置の照明ランプ取付構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10119157A JPH11311546A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 計器装置の照明ランプ取付構造 |
| US09/299,654 US6168280B1 (en) | 1998-04-28 | 1999-04-27 | Illumination lamp mounting structure for use in measuring instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10119157A JPH11311546A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 計器装置の照明ランプ取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11311546A true JPH11311546A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14754339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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