JP2000111366A - 間接照明計器 - Google Patents

間接照明計器

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JP2000111366A
JP2000111366A JP10282949A JP28294998A JP2000111366A JP 2000111366 A JP2000111366 A JP 2000111366A JP 10282949 A JP10282949 A JP 10282949A JP 28294998 A JP28294998 A JP 28294998A JP 2000111366 A JP2000111366 A JP 2000111366A
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JP
Japan
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dial
light
meter case
light source
indirect lighting
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JP10282949A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Kobayashi
信宏 小林
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源の出射光の有効利用により間接照明光の
光量の増大を図ること。 【解決手段】 メータケース2内に配設された光源8の
出射光L1,L2を、メータケース2の内側面で反射さ
せてメータケース2と文字板9との隙間dから文字板9
の表面側に導出させることによって文字板9の表面に配
設した指針16を照明するようにした間接照明計器にお
いて、文字板9に、表示意匠13,31の施される部分
を除外して光源8の出射光L2を反射する白色印刷11
を施し、文字板9に向かった光源8の出射光L2を白色
印刷11で反射させて、文字板9に向かった出射光L2
をも、指針16に対する間接照明光L3として利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車に
搭載される計器であって、指針を反射光により照明する
間接照明計器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、この種の間接照明計器の照明機
構を示している。この照明機構は、メータケース2内に
配設された光源8の出射光L1を、メータケース2の内
側面で反射させてメータケース2と文字板9との隙間d
から文字板9の表面側に導出させることによって文字板
9の表面に配設した指針16を照明するように構成され
ている。
【0003】すなわち、隙間dから導出された出射光L
1は、見返し3で外部への洩れが阻止されると共に、見
返し3の内面と文字板9の表面との間で反射を繰り返し
て、見返し3と文字板9の隙間から間接照明光L3とな
って指針16方向に照射される。この間接照明光L3に
より指針16は照明される。
【0004】このとき文字板9は、透明樹脂材からなる
生地10の表面に、文字板意匠(13)が印刷される部
分を除いて黒色印刷12が施され、かつこの黒色印刷1
2に積層して地色印刷(図示せず)が施されて構成され
ている。このため前述した間接照明光L3は、見返し3
の内面と文字板9の地色印刷表面との間で反射を繰り返
して照射される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の間
接照明計器においては、光源8の出射光の内、文字板9
に向かった出射光L2は、生地10を透過後黒色印刷1
2でその殆どが吸収されて、間接照明光L3として利用
できず、このため光源8の出射光の有効利用に欠けるば
かりでなく、間接照明光L3の光量が不足して充分な指
針照明ができない恐れがある、と言う課題を有してい
る。
【0006】そこで、この発明は、光源の出射光の有効
利用により間接照明光の光量の増大を図ることを可能に
した間接照明計器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、メータケース内に配設された光
源の出射光を、前記メータケースの内側面で反射させて
前記メータケースと文字板との隙間から前記文字板の表
面側に導出させることによって前記文字板の表面に配設
した指針を照明するようにした間接照明計器において、
前記文字板に、表示意匠の施される部分を除外して前記
光源の出射光を反射する白色印刷を施したことを特徴と
する。
【0008】このため請求項1の発明では、文字板に向
かった光源の出射光は、白色印刷で反射されると共に、
メータケースの内側面で反射されて文字板の表面側に導
出され、これによって文字板に向かった出射光をも、指
針に対する間接照明光として利用することができる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の間接照明計器であって、前記白色印刷は、前記文字板
を構成する透明な生地の表,裏面のいづれか一方の面に
施されていることを特徴とする。
【0010】このため請求項2の発明では、光源の出射
光は、生地の表面に白色印刷を施した場合は、生地を透
過した後白色印刷で反射され、再度生地を透過した後メ
ータケース内に反射光として放出され、他方、生地の裏
面に白色印刷を施した場合は、直接白色印刷で反射され
てメータケース内に反射光として放出される。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の間接照明計器であって、前記メータケースの
側壁に、前記隙間に対応させて前記白色印刷の反射光を
反射させる段部を設けたことを特徴とする。
【0012】このため請求項3の発明では、白色印刷の
反射光を、段部で反射させて効率よく文字板の表面側に
導出させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。なお、図6と同一部材又は同一機
能のものは同一符号で示している。
【0014】図1は、本発明の一実施形態としての間接
照明計器1の要部(回転計部分)の分解斜視図であっ
て、該計器1は、メータケース2と、このメータケース
2の前面側に組み付けられる見返しと、この見返しに組
み付けられる表ガラスと、メータケース2の後面側に組
み付けられる配線基板4と、この配線基板4を覆うよう
にしてメータケース2の後面側に組み付けられるカバー
5とから大略構成されている。図1では、見返し及び表
ガラスは、図示省略してある。
【0015】配線基板4には、例えば図示した回転計部
分では、4箇所に係止孔6が穿設されると共に、4本の
端子7が実装されており、かつ2個の光源8が電気的に
接続されている。そして配線基板4は、これら係止孔
6,端子7,及び光源8をメータケース2の底部に形成
された孔2aに臨ませてメータケース2の後面側に組み
付けられる。この組み付けにより端子7及び光源8が、
メータケース2内に配設される。
【0016】また、メータケース2には、回転計の文字
板9の取り付けエリア内にインジケータハウジング30
が一体に設けられている。
【0017】図2は、文字板部分の裏面図であって、文
字板9の裏側には内機15が設けられ、この内機15の
指針軸に指針16(図1参照)が取り付けられている。
この内機15は、文字板9の裏面にねじ止めされて取り
付けられた支持部材17に支持されて取り付けられてい
る。この支持部材17には、下端部に係止爪18aを設
けた脚部18および内機15の端子を内側に設けたソケ
ット部19が設けられている。そして係止爪18aを前
記係止孔6に嵌め込み、ソケット部19に前記端子7を
挿入して文字板9をメータケース2の前部に取り付けて
いる。
【0018】このとき文字板9は、表示意匠の施される
部分、例えば文字板意匠13およびインジケータ意匠3
1(図1及び図2参照)の施される部分を除外して光源
8の出射光L2を反射する白色印刷10を施して構成さ
れる。インジケータ意匠31は、文字板9のインジケー
タハウジング30に対応する箇所に形成される。
【0019】具体的には文字板9は、図3または図4に
示すように、文字板9を構成する透明樹脂材からなる生
地10の表,裏面のいづれか一方の面に白色印刷11を
施して構成される。
【0020】すなわち図3の文字板9は、文字板意匠1
3およびインジケータ意匠31の施される部分を除外し
て、生地10の裏面に白色印刷11が施され、かつ生地
10の表面に黒色印刷12が施されると共にこの黒色印
刷12上に地色印刷(図示せず)が施されて構成されて
いる。
【0021】また図4の文字板9は、文字板意匠13お
よびインジケータ意匠31の施される部分を除外して、
生地10の表面に白色印刷11が施されると共に、この
白色印刷11上に黒色印刷12が施され、さらにこの黒
色印刷12上に地色印刷(図示せず)が施されて構成さ
れている。
【0022】これら図3及び図4の文字板9によれば、
光源8の出射光は、メータケース2と文字板9との隙間
dに直接向かった出射光L1ばかりでなく、文字板9に
向かった出射光L2をも、指針16に対する間接照明光
L3として有効利用することができる。
【0023】すなわち光源8の出射光の内、文字板9に
向かった出射光L2は、図3の文字板9の場合、直接白
色印刷11で反射されてメータケース2内に反射光とし
て放出され、図4の文字板9の場合、生地10を透過し
た後白色印刷11で反射され、再度生地10を透過した
後メータケース2内に反射光として放出される。そして
メータケース2内に放出されたこれら反射光は、メータ
ケース2の内側面で反射されて隙間dから文字板9の表
面側に導出される。
【0024】このように隙間dから導出された出射光L
1及びL2は、図3及び図4に示すように、見返し3で
外部への洩れが阻止されると共に、見返し3の内面と文
字板9の表面(地色印刷表面)との間で反射を繰り返し
て、見返し3と文字板9の隙間から間接照明光L3とな
って指針16方向に照射される。
【0025】これにより本実施形態では、光源8の出射
光の有効利用により間接照明光L3の光量の増大を図る
ことができる。
【0026】また、メータケース2は、好ましくは図5
に示すように、その側壁に、隙間dに対応させて白色印
刷11の反射光を反射させる段部14を設けて構成され
る。具体的には、この段部14は、図1に示すように、
文字板9の外周に沿う段部14a,14b,14c,1
4dとして形成される。
【0027】このように段部14を設けた実施形態で
は、図5に示すように、白色印刷11の反射光を、段部
14で反射させて隙間dから効率よく文字板9の表面側
に導出させることができ、これにより間接照明光L3の
光量の一層の増大を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、文字板に向かった光源の出射光を白色印刷
で反射させて、文字板に向かった出射光をも、指針に対
する間接照明光として有効利用することができ、これに
より間接照明光の光量の増大を図ることができる。
【0029】また、請求項2の発明によれば、文字板を
構成する透明な生地の表,裏面のいづれか一方の面に施
された白色印刷によって、文字板に向かった光源の出射
光を反射させて、文字板に向かった出射光をも、指針に
対する間接照明光として有効利用することができ、これ
により間接照明光の光量の増大を図ることができる。
【0030】また、請求項3の発明によれば、白色印刷
の反射光を、段部で反射させて効率よく文字板の表面側
に導出させることができ、これにより間接照明光の光量
の一層の増大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての間接照明計器の要
部(回転計部分)の分解斜視図である。
【図2】図1の間接照明計器に用いられる文字板部分の
裏面斜視図である。
【図3】図1の間接照明計器の光源の出射光の反射状態
を説明する概略断面図である。
【図4】図1の間接照明計器の光源の出射光の他の反射
状態を説明する概略断面図である。
【図5】図1の間接照明計器の光源の出射光のさらに他
の反射状態を説明する概略断面図である。
【図6】従来の間接照明計器の光源の出射光の反射状態
を説明する概略断面図である。
【符号の説明】
1 間接照明計器 2 メータケース 8 光源 9 文字板 10 生地 11 白色印刷 13 文字板意匠(表示意匠) 14 段部 14a,14b,14c,14d 段部 16 指針 31 インジケータ意匠(表示意匠) d 隙間 L1,L2 出射光(光源の)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータケース内に配設された光源の出射
    光を、前記メータケースの内側面で反射させて前記メー
    タケースと文字板との隙間から前記文字板の表面側に導
    出させることによって前記文字板の表面に配設した指針
    を照明するようにした間接照明計器において、 前記文字板に、表示意匠の施される部分を除外して前記
    光源の出射光を反射する白色印刷を施したことを特徴と
    する間接照明計器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の間接照明計器であっ
    て、 前記白色印刷は、前記文字板を構成する透明な生地の
    表,裏面のいづれか一方の面に施されていることを特徴
    とする間接照明計器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の間接照明計器
    であって、 前記メータケースの側壁に、前記隙間に対応させて前記
    白色印刷の反射光を反射させる段部を設けたことを特徴
    とする間接照明計器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117735A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
US8935989B2 (en) 2011-03-31 2015-01-20 Denso International America, Inc. Backlit reflective pointer
CN104512255A (zh) * 2013-09-30 2015-04-15 本田技研工业株式会社 车辆用仪表装置
CN104553802A (zh) * 2013-10-11 2015-04-29 本田技研工业株式会社 车辆用仪表

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