JP4223856B2 - 文字板の照明構造 - Google Patents

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    • Y10S116/36Illuminated dial and pointer

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字板の照明構造に関し、特に、車両用計器等に用いられて、低コストで文字板の意匠照明の均一化を達成することができる照明構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用計器等においては、小型化及び軽量化が進むにともない、導光部材を用いることなく、光源からの直接光又は文字板裏面側に設けられた反射壁を介した反射光を利用して、文字板や指針を照明する構造がとられているものがある。このような照明構造の中には、下記特許文献1にて示されるように、文字板裏面側の指針基部の下方に配設された光源により、文字板及び指針に同時に光を供給するようになったものがある。
【0003】
図7は、このような従来の照明構造を示す断面図である。ここで、図7に示す照明構造は、車両用計器のエンジンの回転数表示部に用いられているものとする。図7に示すように、文字板901の回転数表示部には、回転数単位を表す意匠911及びこれより外側にエンジンの回転数に対応した数字や目盛りを表す意匠912が、中抜きに印刷されて形成されている。また、文字板901上の指針921の基部が配置される位置には、円形の指針軸孔913が穿設されている。
【0004】
指針902は、指針指示部921、指針軸部922、指針基部の上方に覆設される指針キャップ923から基本構成される。指針902は、指針基部にて光源L901からの光を受ける。この光は、指針指示部921内で反射しつつ先端方向に進行する。これにより、指針902は、ホットスタンプ層の色調に基づいて光輝する。
【0005】
文字板901が重設されるケースには、指針902の回動領域をカバーし、光源L901等からの光を文字板裏面に反射させる反射壁933が形成されている。また、このケースには、光源L901からの光を効率的に指針基部に供給するために、指針軸部922を周回するように筒状部934が形成されている。
【0006】
ケースの下方に配置される基板904には、光源L901、ムーブメント905等、この計器に係る各種電子部品等が実装されている。光源L901は、文字板裏面及び指針基部に同時に光を供給するように基板904上に配置されている。ムーブメント905は、基板904の裏面に本体が配置され、その回転軸951が基板904を貫通して、指針軸部922に挿通されている。
【0007】
このような構成において、所定の点灯信号に応答して光源L901が点灯すると、光源L901からの光は、筒状部934内部を上方に向かい指針基部に入射する(不図示)。この光は、上述したように、指針指示部921内部で反射を繰り返しつつ先端方向に進行して指針902を光輝させる。また、光源L901からの光は、指針基部に供給されると同時に、文字板裏面にも供給される。すなわち、光源L901からの光は、R91で示すように直接、又は、R92で示すように反射壁933で反射した後に、文字板裏面に入射する。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−201372号公報(図1)
【特許文献2】
実開昭60−27394号公報
【特許文献3】
実開平3−2220号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記外側にある意匠912は、ある程度離れた光源L901からの直接光やその反射光R92により照明されるので、適度な明るさで照明される。これに対して、より内側にある意匠911は、光源L901により近接しているため、その直接光R91により、必要以上に明るく照明される。このため、文字板901上の各意匠の照明が不均一になり、視認性及び見栄えが低下するという問題が発生する。
【0010】
このような意匠照明の不均一性を防止するために、上記特許文献2及び特許文献3では、別部材や特殊印刷を追加しているが、いずれもコストアップを招くものであった。
【0011】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、低コストで、文字板の意匠照明の均一化を達成することができる照明構造を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の文字板の照明構造は、指針軸孔近傍に形成された内側意匠及び前記指針軸孔からみて前記内側意匠の外側に形成された外側意匠を有する文字板と、文字板裏面側の指針基部の下方において、前記文字板裏面及び前記指針基部に同時に光を供給するように配置された光源と、前記指針軸孔と略同等の外径で指針軸部を周回するように形成された筒状部と、前記光源から前記内側意匠への直接光を遮断するように、前記筒状部の外側面から突設された遮光部と、を有することを特徴とする。
【0013】
請求項1記載の発明によれば、光源から内側意匠に直接向かう光は、筒状部の外側面に突設された遮光部により遮断される。このため、光源により近い内側意匠が必要以上に明るく照明されることがなくなる。また、遮光部は筒状部に一体形成されているので、コスト高になることもない。
【0014】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の文字板の照明構造は、請求項1記載の文字板の照明構造において、前記遮光部は、前記筒状部の外側面から真横に延びる平板状に形成されている、ことを特徴とする。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、遮光部は筒状部の外側面から真横に延びる平板状に形成されているので、成形が容易である。
【0016】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の文字板の照明構造は、請求項1記載の文字板の照明構造において、前記遮光部は、前記筒状部の外側面から一旦真横に延びて下方に折れ曲がる板状に形成されている、ことを特徴とする。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、遮光部は、筒状部の外側面から一旦真横に延びて下方に折れ曲がる板状に形成されているので、遮光部の真横方向への突出を抑えることができる。
【0018】
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の文字板の照明構造は、請求項1記載の文字板の照明構造において、前記遮光部は、前記筒状部に一体形成されて上方に向かうにしたがって徐々に広がる傾斜面から真横に延びる板状に形成されている、ことを特徴とする。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、遮光部は、筒状部に一体形成されて上方に向かうにしたがって徐々に広がる傾斜面から真横に延びる板状に形成されているので、光源からの光をより有効に利用することができる。
【0020】
上記課題を解決するためになされた請求項5記載の文字板の照明構造は、請求項1記載の文字板の照明構造において、前記遮光部は、前記筒状部の外側面から上に凸の凸面鏡状に形成されている、ことを特徴とする。
【0021】
請求項5記載の発明によれば、遮光部は、筒状部の外側面から上に凸の凸面鏡状に形成されているので、内側意匠への入射光を均等に拡散させて、内側意匠の照明品質を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図3を用いて、本発明の照明構造の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の照明構造の第1実施形態を示す正面図である。図2は、図1における遮光部近傍を示す部分断面図である。図3は、図1におけるXX線断面図である。なお、図1において、文字板は切り欠かれて示されている。
【0023】
車両用計器は、車速表示部、エンジンの回転数表示部、車両用電源の電圧表示部、エンジンの油圧表示部等が一体化されたいわゆるコンビネーションメータが近年多用されているが、本実施形態は、このようなコンビネーションメータにおけるエンジンの回転数表示部に適用されるものとする。
【0024】
図1及び図3に示すように、文字板1の回転数表示部100には、「×1000RPM」で示すような回転数単位を表す意匠11(請求項中の内側意匠)及び、「1」、「2」…等で示すような回転数に対応した数字や目盛りを表す意匠12(請求項中の外側意匠)が形成されている。文字板1は、例えば、ポリカーボネイトシートからなる、ブルー色、オレンジ色、白色系統等の透明生地のシート板である。文字板1は、意匠11、12等を中抜きにして例えば黒系統色のインクが塗布されている。文字板1には、各種ワーニングを表す意匠も形成されるが、ここでは省略している。また、文字板1上の指針2の基部が配置される位置には、円形の指針軸孔13が穿設されている。
【0025】
指針2は、周知のように、透光性を有する透明樹脂で形成される指針指示部21、指針基部の下方に延びる指針袴とよばれる指針軸部22、及び指針基部の上方に覆設される指針キャップ23から基本構成される。指針2は、指針基部にて光源L1〜L3からの光を受ける。この光は指針指示部21内で反射を繰り返しつつ先端方向に進行する。これにより、指針2は、光源色及び指針指示部21の下面に形成されたホットスタンプ層の色調に基づいて光輝する。
【0026】
文字板1は、樹脂製のケース3上に重設される。ケース3には、文字板1に形成された各種ワーニング意匠等を裏面から照明する光源L4、L5を収容する光源収容部31、32、指針2の回動領域をカバーし、光源L1〜L3からの光を文字板裏面に反射させる反射壁33が形成されている。また、ケース3には、光源L1〜L3からの光を効率的に指針基部に供給するために、指針軸孔13と略同等の外径で指針軸部22を周回するように、筒状部34が形成されている。
【0027】
筒状部34には、本発明の特徴となる遮光部34aが一体形成されている。遮光部34aは、図1〜図3、特に、図3に示すように、筒状部34の外側面から真横に延びる平板状に形成されている。この遮光部34aは、光源L1から意匠11への直接光R0を遮断するように突設されている。また、遮光部34aの横幅は、上記意匠11の「×1000RPM」の文字長よりも、やや広くなっている。これも、光源L1から意匠11への直接光R0を遮断するために貢献している。
【0028】
ケース3の下方には、基板4が配置される。基板4には、光源L1〜L5、ムーブメント5等、この計器に係る各種電子部品等が実装されている。光源L1〜L5は、例えば、周知のLED(発光ダイオード)が用いられる。特に、光源L1〜L3は、文字板裏面及び指針基部に同時に光を供給するように、基板4上に配置されている。ムーブメント5は、基板4の裏面に本体が配置され、回転軸51が基板4を貫通して、指針軸部22に挿通されている。なお、基板4の下方に配置される裏カバーや、文字板1の上方に覆設される表ガラス等は、ここでは省略されている。
【0029】
このような照明構造による作用効果について、以下に図3を用いて説明する。所定の点灯信号に応答して光源L1〜L3が点灯すると、光源L1〜L3からの光は、筒状部34内部を上方に向かい指針基部に入射する(不図示)。この光は、上述したように、指針指示部21内部で反射を繰り返しつつ先端方向に進行して指針2を所定色で光輝させる。
【0030】
また、光源L1〜L3からの光は、指針基部に供給されると同時に、文字板裏面にも供給される。すなわち、R1、R2で示すように、直接、又は、一旦反射壁33で反射した後に、文字板裏面に入射する。これにより、外側にある意匠12等が照明される。一方、光源L1からの光R0は、上述したように、遮光部34aにて遮断されるため、内側にある意匠11に直接入射することはない。これにより、外側にある意匠12及び内側にある意匠11の照明が均一化される。
【0031】
補足すると、外側にある意匠12は、ある程度離れた光源L1〜L3からの直接光R1、R2や、反射光R3により照明されるので、適度な明るさで照明される。これに対して、内側にある意匠11は、光源L1に近接しているため、その直接光R0により、遮光部34aなしでは非常に明るく照明されることになるが、この遮光部34aにより、直接光R0が遮断される。但し、意匠11には、光R1〜R3の反射光等が供給されるので、直接光R0の遮断により極端に暗くなることもなく、適度な明るさで照明される。これらの作用により、意匠11及び意匠12の照明が均一化される。
【0032】
このように、文字板1上の外側及び内側意匠の照明が均一化されるため、視認性及び見栄えが向上する。また、遮光部34aは、筒状部34に一体形成されるので、低コストでこのような効果を享受することができる。
【0033】
次に、図4を用いて、上記遮光部34aの他の実施形態について説明する。図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、本発明の照明構造の第2実施形態及び第3実施形態を示す断面図である。なお、図4の断面図は、上記図3の断面図に対応するものであり、共通する部分には同一の符号を付して重複説明は省略する。
【0034】
第2実施形態の照明構造は、図4(A)に示すように、上記平板状の遮光部34aに替えて、筒状部34の外側面から一旦真横に延びて下方に折れ曲がる板状に遮光部34bが形成されている。この遮光部34bにより、第1実施形態と同等の直接光R0の遮断効果を維持しつつ、遮光部の真横方向への突出を抑えることができる。他の構成及び作用は、上述の第1実施形態と同様なので、重複説明は省略する。
【0035】
第3実施形態の照明構造は、図4(B)に示すように、上記平板状の遮光部34aに替えて、筒状部34に一体形成されて上方に向かうにしたがって徐々に広がる傾斜面34′から真横に延びる板状に遮光部34cが形成されている。この傾斜面34′により、光源L1〜L3からの光を反射又は再反射させて、光源L1〜L3からの光をより有効に利用しつつ、遮光部34cにより、第1実施形態と同等の直接光R0の遮断効果を享受できる。
【0036】
更に、図5及び図6を用いて、本発明の照明構造の第4実施形態について説明する。図5は、本発明の照明構造の第4実施形態を示す正面図である。図6は、図5におけるYY線断面図である。なお、図5においても、文字板は切り欠かれて示されている。本実施形態は、コンビネーションメータにおいて、上記回転数表示部の左側に配置される車両用電源の電圧表示部及びエンジンの油圧表示部に適用されるものとする。
【0037】
図5及び図6に示すように、文字板1の電圧表示部101には、「バッテリマーク」で示すような意匠111(請求項中の内側意匠)及び、「9」、「19」で示すような数字や目盛りで電圧を表す意匠112(請求項中の外側意匠)が形成されている。文字板101は、上記文字板1と同様、ブルー色、オレンジ色、白色系統等の透明生地のシート板であり、意匠111、112等を中抜きにして黒系統色のインクが塗布されている。また、文字板101上の指針102の基部が配置される位置には、円形の指針軸孔113が穿設されている。
【0038】
指針102は、上記指針2と同様、指針指示部121、指針軸部122、指針キャップ123から基本構成される。指針102は、指針基部にて光源L101及びL102からの光を受ける。この光は指針指示部121の先端方向に進行する。これにより、指針102も、光源色及び指針指示部121の下面に形成されたホットスタンプ層の色調に基づいて光輝する。
【0039】
文字板101が重設されるケース3には、指針102の回動領域をカバーし、光源L101及びL102からの光を文字板裏面に反射させる反射壁133が形成されている。また、ケース3には、光源L101及びL102からの光を効率的に指針基部に供給するために、指針軸孔113と略同等の外径で指針軸部122を周回するように筒状部134が形成されている。
【0040】
筒状部134には、遮光部134aが一体形成されている。遮光部134aは、筒状部134の外側面から上に凸の凸面鏡状に形成されている。この遮光部134aは、光源L101から意匠111への直接光R100を遮断するように形成されている。また、この遮光部134aは、反射壁133等に一旦反射した光を均等に反射させるように、上に凸の凸面鏡状に形成されている。
【0041】
ケース3の下方に配置される基板4には、光源L101及びL102、ムーブメント105等、この計器に係る各種電子部品等が実装されている。光源L101及びL102は、周知のLEDが用いられる。光源L101及びL102は、文字板裏面及び指針基部に同時に光を供給するように、基板4上に配置されている。ムーブメント105は、基板4の裏面に本体が配置され、回転軸151が基板4を貫通して、指針軸部122に挿通されている。
【0042】
なお、文字板1の油圧表示部201も上記電圧表示部101と同様の構成を有している。すなわち、「油圧マーク」で示すような意匠201(請求項中の内側意匠)及び、油圧を表す目盛りを示す意匠202(請求項中の外側意匠)が形成されている。指針202の基部が配置される位置には、円形の指針軸孔213が穿設されている。光源L201、L202、筒状部234、及び遮光部234aはそれぞれ、上記光源L101、L102、筒状部134、遮光部134aと同様の構成を有している。したがって、以降の説明では、代表して電圧表示部101を用いて説明する。
【0043】
このような照明構造による作用効果について、以下に図6を用いて説明する。所定の点灯信号に応答して光源L101及びL102が点灯すると、これら光源L101及びL102からの光は、筒状部134内部を上方に向かい指針基部に入射する(不図示)。この光は、上述したように、指針内部で反射を繰り返しつつ先端方向に進行して指針102を光輝させる。
【0044】
また、光源L101及びL102からの光は、指針基部に供給されると同時に、文字板裏面にも供給される。すなわち、R101で示すように、直接、又は、一旦反射壁133で反射した後に、文字板裏面に入射する。これにより、外側にある意匠112等が照明される。すなわち、外側にある意匠112は、ある程度離れた光源L101及びL102からの光により照明されるので、適度な明るさで照明される。
【0045】
一方、光源L101からの光R100は、上述したように、遮光部134aにて遮断されるため、内側にある意匠111に直接入射することはない。但し、意匠111には、反射光等が供給されるので、直接光R100の遮断により極端に暗くなることもなく、適度な明るさで照明される。これらの作用により、外側にある意匠112及び内側にある意匠111の照明が均一化される。更に、意匠111には、反射壁133等で反射した光や遮光部134aの凸面部で均等に分散された光が供給されるので、意匠111の照明品質が向上する。なお、電圧表示部101と同様の構成の油圧表示部201もこれと同様の作用効果を有する。
【0046】
以上のように、本発明の実施形態によれば、低コストで、文字板の意匠照明の均一化を達成することができる照明構造を提供できる。
【0047】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で各種変形が可能である。例えば、本照明構造は、コンビネーションメータ以外の車両用計器にも適用可能であるし、或いは、車両用計器以外にも適用可能である。また、遮光部34a、34b、34cは、上記実施形態で示した回転数表示部以外にも適用可能であるし、遮光部134a、234aは、上記実施形態で示した電圧表示部、油圧表示部以外にも適用可能である。更に、コンビネーションメータにおける、いずれかの表示部、例えば、車速表示部や回転数表示部にのみ、本照明構造を適用するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、光源から内側意匠に直接向かう光は、筒状部の外側面に突設された遮光部により遮断される。このため、光源により近い内側意匠が必要以上に明るく照明されることがなくなる。したがって、文字板上の意匠照明が均一化されて視認性及び見栄えが向上する。また、遮光部は筒状部に一体形成されているので、低コストでこのような効果を享受できる。
【0049】
請求項2記載の発明によれば、遮光部は筒状部の外側面から真横に延びる平板状に形成されているので、成形が容易である。したがって、より低コストで、文字板の意匠照明の均一化を達成することができる。
【0050】
請求項3記載の発明によれば、遮光部は、筒状部の外側面から一旦真横に延びて下方に折れ曲がる板状に形成されているので、遮光部の真横方向への突出を抑えることができる。
【0051】
請求項4記載の発明によれば、遮光部は、筒状部に一体形成されて上方に向かうにしたがって徐々に広がる傾斜面から真横に延びる板状に形成されているので、光源からの光をより有効に利用することができる。
【0052】
請求項5記載の発明によれば、遮光部は、筒状部の外側面から上に凸の凸面鏡状に形成されているので、内側意匠への入射光を均等に拡散させて、内側意匠の照明品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明構造の第1実施形態を示す正面図である。
【図2】図1における遮光部近傍を示す部分断面図である。
【図3】図1におけるXX線断面図である。
【図4】図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、本発明の照明構造の第2実施形態及び第3実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明の照明構造の第4実施形態を示す正面図である。
【図6】図5におけるYY線断面図である。
【図7】従来の照明構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 文字板
2 指針
3 ケース
4 基板
5 ムーブメント
11、111、211 意匠(内側意匠)
12、112、212 意匠(外側意匠)
33 反射壁
34a、34b、34c、134a、 遮光部
L1〜L5、L101、L102、L201、L202 光源

Claims (5)

  1. 指針軸孔近傍に形成された内側意匠及び前記指針軸孔からみて前記内側意匠の外側に形成された外側意匠を有する文字板と、
    文字板裏面側の指針基部の下方において、前記文字板裏面及び前記指針基部に同時に光を供給するように配置された光源と、
    前記指針軸孔と略同等の外径で指針軸部を周回するように形成された筒状部と、
    前記光源から前記内側意匠への直接光を遮断するように、前記筒状部の外側面から突設された遮光部と、
    を有することを特徴とする文字板の照明構造。
  2. 請求項1記載の文字板の照明構造において、
    前記遮光部は、
    前記筒状部の外側面から真横に延びる平板状に形成されている、
    ことを特徴とする文字板の照明構造。
  3. 請求項1記載の文字板の照明構造において、
    前記遮光部は、
    前記筒状部の外側面から一旦真横に延びて下方に折れ曲がる板状に形成されている、
    ことを特徴とする文字板の照明構造。
  4. 請求項1記載の文字板の照明構造において、
    前記遮光部は、
    前記筒状部に一体形成されて上方に向かうにしたがって徐々に広がる傾斜面から真横に延びる板状に形成されている、
    ことを特徴とする文字板の照明構造。
  5. 請求項1記載の文字板の照明構造において、
    前記遮光部は、
    前記筒状部の外側面から上に凸の凸面鏡状に形成されている、
    ことを特徴とする文字板の照明構造。
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