JP2009128257A - 指示計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示板に設けられる指標部の透過照明を均一的に行いつつ、導光部材からの光漏れを防止することのできる指示計器を提供すること。
【解決手段】 光源15と、表示板12と、導光部材16と、表示板12の表示窓部12Bと、表示窓部12Bから所定情報を表示する表示器D1,D2,D3とを備えてなる指示計器において、前記導光部材16には、光源15から光線を受け入れる受光部16Aが設けられるとともに、表示板12の板面に沿って延びる導光部16Bが設けられ、表示板12の表示窓部12Bに対応する導光部16Bの端面部に沿って遮光性の枠体17を設けてなることにより、導光部材16に形成された導光部16Bによって表示板12上の指標部12Aが明るく均一的に透過照明され、導光部16B端面から漏れ出ようとする光線が遮光性の枠体17によって遮蔽される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両等に搭載する指示計器に関するものであって、指針と表示板とでなる指針式計器の中央で電子式の表示器による情報表示を行いつつ、前記指針が表示器の後方を迂回して表示板の指標部を指示する指示計器に関するものである。
この種の指示計器として、たとえば下記特許文献1などに記載されているものが知られている。この指示計器は、液晶パネルなどからなる表示器と、この表示器の外周に沿って指標部が配された表示板と、指標部を指示する指針と、この指針を駆動すべく表示器の背後に配置された駆動部材(回動内機)と、この駆動部材と電気的に連結され、機械的に固定保持される回路基板と、この回路基板および前記表示器を固定保持する計器ケースとを備えている。指針はその回転基部が駆動部材の駆動軸(指針軸)に連結(圧入固定)され、表示器の後方を迂回して自由端側が表示板の前方に至るように屈曲している。このように屈曲した指針の動作を可能とするため、表示器と回路基板との間隔は、指針の作動に影響がない許容できる間隔にて設定されている。
また、表示板を照明する手段としては回路基板上に設けた発光ダイオードなどからなる光源の光線を表示板へと導くようにしている。この際、照明効率を高く保つために特許文献1においては光源と表示板との間に導光部材を配設し、表示板の指標部を透過照明するようにしている。
特開2007−199028号公報
ところで、上記特許文献1などにおいては、光源からの照射光線によって導光部材を介して表示板の指標部を透過照明する際に、導光部材の真上に位置した指標部は明るく照らし出されるが、表示器側へと重なって位置する表示板上に設けられる指標部箇所は導光部材からの光線が届きにくく平均した照明効果が得られない場合がある。
この点を考慮して導光部材を表示板の板面に倣って水平方向に導光部を延ばして形成することも考えられるが、その導光部の端部から光が漏れてしまうという問題がある。
本発明はこの点に着目してなされたもので、その目的としては、表示板に設けられる指標部の透過照明を均一的に行いつつ、導光部材からの光漏れを防止することのできる指示計器を提供することにある。
本発明は、前述した課題を解決するため、請求項1に記載のように、光源と、前記光源からの照射光線によって透過照明される表示板と、前記表示板と前記光源との間に配設され前記光源からの照射光線を前記表示板へと導く導光部材と、前記表示板の中央領域に設けられる表示窓部と、前記表示板の背後に配設され前記表示窓部から所定情報を表示する表示器とを備えてなる指示計器において、前記導光部材には、前記光源から光線を受け入れる受光部が設けられるとともに、前記表示板の板面に沿って延びる導光部が設けられ、前記表示板の表示窓部に対応する前記導光部の端面部に沿って遮光性の枠体を設けてなることを特徴とする指示計器である。このように構成することにより、導光部材に形成された導光部によって表示板に設けられた指標部が明るく均一的に透過照明することが可能となり、導光部端面から漏れ出ようとする光線を遮光性の枠体によって遮蔽することができる。
また、請求項1に記載の指示計器において、請求項2では、前記枠体には、前記表示板に設けられた前記表示窓部の窓枠端縁に沿って立ち上がり周壁部が設けられていることを特徴とする指示計器である。このように構成することにより、導光部材を介して表示板の中に入光した照射光線の一部が表示板の端面部分から漏れ出ることを立ち上がり周壁部によって遮断することができ、照明効果を良好に行うことができるという効果がある。
また、請求項1または請求項2に記載の指示計器において、請求項3では、前記枠体の表面に非光沢面処理を施してなることを特徴とする指示計器である。このように構成することにより、導光部材や表示板から漏れ出た照射光線が枠体に照射されたとしても枠体の表面に施した非光沢面処理によって光が拡散され、スポット的に明るくなることを未然に防ぐことができる。
また、請求項1から請求項3のいずれかに記載の指示計器において、請求項4では、前記導光部材と前記枠体とを一体成型してなることを特徴とする指示計器である。このように構することにより、部品点数の削減が計れるとともに、枠体単品に比して導光部材と一体成形することによって部品の強度を高めることができるという効果もある。
また、請求項1から請求項4のいずれかに記載の指示計器において、請求項5では、前記導光部材には、前記導光部へと照射光線を反射導光するための反射面を備えてなることを特徴とする指示計器である。このように構成することにより、反射面を介して導光部へと光線を導くことができ、これにより表示板面に沿って光線を平均的に導光することが可能となり、表示板の指標部を明るく透過照明することができる。
また、請求項6に記載のように、表示素子を枠状のホルダーに組み付け固定した表示器と、前記表示器を視認するための表示窓部を有し、前記表示窓部の外周に沿って指標部が施された表示板と、前記表示板と前記表示器の後方に設けられ、回動可能な指針軸を有する駆動部材と、前記指針軸に固定され、前記表示板に施された前記指標部に沿って回動可能に指示する指針と、前記駆動部材を保持する回路基板と、前記回路基板上に設けられた光源と、前記光源と前記表示板との間に介在され前記表示板の指標部を透過照明するための導光部材と、前記回路基板と前記ホルダーを固定保持する計器ケースとを備えてなる指示計器において、前記導光部材には、前記光源から光線を受け入れる受光部が設けられるとともに、前記表示板の板面に沿って延びる導光部が設けられ、前記表示板の表示窓部に対応する前記導光部の端面部に沿って遮光性の枠体を設けてなることを特徴とする指示計器である。このように構成することにより、導光部材に形成された導光部によって表示板に設けられた指標部が明るく均一的に透過照明することが可能となり、導光部端面から漏れ出ようとする光線を遮光性の枠体によって遮蔽することができる。加えて、指示計器の組み付けに際し、特に計器ケース側を基準として、ホルダーに組み付け固定した表示器側を簡単に組み付け固定することができるという効果もある。
また、請求項6に記載の指示計器において、請求項7では、前記枠体には、前記表示板に設けられた前記表示窓部の窓枠端縁に沿って立ち上がり周壁部が設けられていることを特徴とする指示計器である。このように構成することにより、導光部材を介して表示板の中に入光した照射光線の一部が表示板の端面部分から漏れ出ることを立ち上がり周壁部によって遮断することができ、照明効果を良好に行うことができるという効果がある。
また、請求項6または請求項7に記載の指示計器において、請求項8では、前記枠体の表面に非光沢面処理を施してなることを特徴とする指示計器である。このように構成することにより、導光部材や表示板から漏れ出た照射光線が枠体に照射されたとしても枠体の表面に施した非光沢面処理によって光が拡散され、スポット的に明るくなることを未然に防ぐことができる。
また、請求項6から請求項8のいずれかに記載の指示計器において、請求項9では、前記導光部材と前記枠体とを一体成型してなることを特徴とする指示計器である。このように構することにより、部品点数の削減が計れるとともに、枠体単品に比して導光部材と一体成形することによって部品の強度を高めることができるという効果もある。
また、請求項6から請求項9のいずれかに記載の指示計器において、請求項10では、前記導光部材には、前記導光部へと照射光線を反射導光するための反射面を備えてなることを特徴とする指示計器である。
このように構成することにより、反射面を介して導光部へと光線を導くことができ、これにより表示板面に沿って光線を平均的に導光することが可能となり、表示板の指標部を明るく透過照明することができる。
また、本発明による指示計器においては、導光部材に形成された導光部によって表示板に設けられた指標部が明るく均一的に透過照明することが可能となり、導光部端面から漏れ出ようとする光線を遮光性の枠体によって遮蔽することができるものであり、初期の目的を達成することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明を適用した指示計器の実施形態を説明する。
図1から図6は、本発明の第1の実施形態を示す。図1は指示計器の正面図、図2は、図1における中央に位置した指示計器において、前面カバーを取り除き、表示板の一部を切り欠き形成した状態を示した要部の正面図、図3は、図1における表示器と指針式計器の概要を示す要部の分解斜視図、図4は、図1のA−A線縦断面図、図5は、図1の指示計器の要部を示す横断面図、図6は、表示器の要部を示す拡大断面図である。
本実施形態による指示計器は、たとえば自動車のダッシュボードに搭載されるコンビネーションメータからなるもので、図1に示すように、中央に位置した表示器とその回りを取り囲むように配置した指針式計器とを一組にセットした指示計器が、横一列に配列して構成されている。なお図1では中央に位置する指針式計器G1と表示器D1のみ詳細に示し、両脇に位置するそれぞれの指針式計器G2,G3と表示器D2,D3とがそれぞれペアとなって左右にセットされている。
各指針式計器G1〜G3と各表示器D1〜D3は、計測する内容や表示する内容(計測値の種類等)が異なるだけでその機械的構成は基本部分で一致しており、その指針式計器G1〜G3,表示器D1〜D3を代表として図1に示すように、中央に配置された表示器D1とその周囲を囲むように配置した指針式計器G1(共に後に詳述)とにより構成されている。
これら指針式計器G1〜G3と表示器D1〜D3の前方には、遮蔽部材(見返し部材またはマスク部材)1が配置され、この遮蔽部材1は、たとえば遮光性の合成樹脂材料(たとえば黒色)からなり、指針式計器G1〜G3の所要部を露出し、不要部(窓枠部)を隠蔽する開口が形成されている。
遮蔽部材1の前方には、たとえば透光性の合成樹脂材料(たとえば無色透明)からなるフロントカバー2が設けられ、埃等の進入を防いでいる。
一方、それぞれの表示器D1〜D3の後方(背後)には、計器ケース3、回路基板4、リアカバー5がそれぞれ位置している。
計器ケース3は、各指針式計器G1〜G3や表示器D1〜D3を組み付け固定する有底枠体からなる剛体であって、遮蔽部材1、フロントカバー2、回路基板4、リアカバー5を直接的または間接的に装着するコア部品となるものである。
回路基板4は、計器ケース3の背後(底部)に配置される硬質の回路基板であり、その背面にはたとえば指針式計器G1の一部を構成するステッピングモータからなる駆動部材6が装着され、この駆動部材6に設けられた回動可能な駆動軸7(指針軸)は回路基板4を貫通して前方に延び、その先端部に指針8が圧入固定されている。また回路基板4の前面側であって駆動軸7(指針軸)の周りには、指針8を照明するためのたとえば発光ダイオードからなる指針用光源9が配置されている。
リアカバー5は、回路基板4の背面を覆ってこれを保護するものである。
以上、リアカバー5、回路基板4、計器ケース3、指針式計器G1〜G3および表示器D1〜D3、遮蔽部材1、フロントカバー2によって、コンビネーションメータが構成される。
次に中央に位置した指針式計器G1と表示器D1の詳細構造について説明する。
指針式計器G1には、回路基板4の背後側に電気的に連結され、且つ機械的に組み付け固定される前記駆動部材6が設けられているとともに、この駆動部材6に設けられた駆動軸7(指針軸)の先端部には指針8が圧入固定されている。
指針8は、前記表示器D1の後方に位置し実質的に観察者側から視認されない第1の移動エリアに存在する第1の指針部8Aと、前記表示器D1の前方に位置し実質的に観察者側から視認される第2の移動エリアに存在する第2の指針部8Bとに分割形成され、これら第1の指針部8Aと第2の指針部8Bとを連結するための連結部材8Cとで構成され、第1の指針部8Aと第2の指針部8Bとは共に透明な合成樹脂材料からなり、連結部材8Cはたとえば遮光性の合成樹脂材料(たとえば黒色の合成樹脂材料)によって形成されている。
第1の指針部8A部分は、表示器D1の側面から背面にかけてクランク形状に迂回して延びる棒状体からなり、指針用光源9から入光した光をその長手方向に向けて反射する反射部(図示せず)と、駆動軸7に沿って延び駆動軸7に圧入固定される第1の指針部8Aのボス部8aとを備え、ボス部8aとは反対側となる自由端部は、第2の指針部8B部分に対向している。
第2指針部8B部分は、表示器D1の前面(後述する表示板)に沿って延びる棒状の指示部であり、その背面または前面には、視認色を決定するための図示しないホットスタンプ層からなる着色層が設けられている。
連結部材8Cは、第1の指針部8A,第2の指針部8Bとのそれぞれを部分的に収納する概略箱形の形状をなしている。
このように構成される指針式計器G1は、表示器D1(後述する表示板)の後方を迂回して表示器D1(後述する表示板)の前方に至り、駆動部材6に設けられた駆動軸7の回転に伴い、駆動軸7を基準として表示器D1の外周を回転(回動)移動する。また指針用光源9の点灯時には、第1の指針部8Aを通じて第2の指針部8B部分に光が導かれ、第2の指針部8Bが発光する。
表示器D1は、たとえば液晶表示パネル10(表示素子)と、この液晶表示パネル10を保持する枠状のホルダー11と、この枠状ホルダー11の前面側に配置される表示板12と、前記枠状のホルダー11の背後側に配置される光源設置用のプリント基板13と、このプリント基板13上に配置された液晶表示パネル10を照明する液晶表示パネル用光源(光源)14と、表示板12を透過照明するための表示板用光源(光源)15とで構成されている。なお各光源14,15はたとえば発光ダイオードからなるものである。
表示素子である液晶表示パネル10は、たとえばSTN(Super Twisted Nematic)やTN(Twisted Nematic)等の液晶表示パネルからなり、表示ユニットUの中央に配置され、様々な情報(たとえば外気温情報、走行距離情報、燃費情報からなる車両情報やたとえばナビゲーション情報からなる交通情報)を表示する。なお液晶表示パネル10自体は、フロントカバー2側から見て略D字形を横向きにした形状(かまぼこ型形状)であるが、台形や円形等、任意形状のパネルを用いることができる。
表示板12は、液晶表示パネル10の外周に沿って配置され、指針8の支持対象となる指標部12A(目盛や文字など)と、液晶表示パネル10の表示エリアである所要部を露出するための切り欠き形成した表示窓部12Bとを有し、この表示窓部12Bから液晶表示パネル10が視認されるものであり、表示板12は、結果として液晶表示パネル10の上側外周に位置して配設されることになる。また表示板12自体は、たとえば、指標部12Aが透過性、それ以外が遮光性に形成された通常の透過型印刷表示板が採用され、フロントカバー2側から見た外形形状は、横向きの略D字形である。
枠状のホルダー11は、たとえば光反射性の良好な白色の合成樹脂材料からなり、フロントカバー2側から見た外形形状は、表示板12の形状に対応する横向きの略D字形である。この枠状のホルダー11は壁状の仕切部11Aにより区画され、表示板12に対応する第1の照明室R1と、液晶表示パネル10に対応する第2の照明室R2とが形成されている。
第1の照明室R1は、指標部12Aの配列形状に沿った円弧形状に形成され、その前方側には表示板12が配置され、また背面側には発光ダイオードからなる表示板用光源15が配置され、さらに表示板12と表示板用光源15との間には、導光部材16(導光体)が配置されている。
導光部材16(導光体)は、この例では第1の照明室R1に沿った円弧形状に形成され、表示板用光源15に対応する位置には、表示板用光源15に向けて突出する光導入部である受光部16Aと、この受光部16Aから受光した光線を表示板12の指標部12Aを透過照明するために表示板12の板面に沿って延びて設けられる導光部16Bと、受光部16Aの真上に位置し、導光部16Bへと反射導光するための円錐形状の凹部からなる反射部16Cが形成されている。
また液晶表示パネル10の表示領域箇所を視認するための表示板12に形成された表示窓部12Bの内壁に合わせて窓枠となる遮光性の枠体17が設けられ、この枠体17は前記導光部材16の成形時に2色成形にて一体的に形成され、導光部材16の導光部16Bの端面部から洩れ出ようとする光線を遮光性の枠体17によって遮蔽するように形成している。
また前記遮光性の枠体17には、表示板12に設けられた表示窓枠12Bの窓枠端縁12Cに沿って立ち上がり周壁部17Aが一体に形成されている。さらに遮光性の枠体17には、少なくとも表示板12の窓枠端縁12Cと遮光性の枠体17の立ち上がり周壁部17Aとの隙間部分の領域となる枠体17の表面部分に非光沢面処理としてこの実施形態にあってはシボ加工17Bが施されている。なお、この第1の実施形態にあっては表示器D1の前方に位置し実質的に観察者側から視認される領域となる枠体17の表面部分にシボ加工17Bを施している。この場合、枠体17の立ち上がり周壁部17Aとの隙間部分の領域となる枠体17の表面部分と、立ち上がり周壁部17Aの外側と内側の側壁面部分と、立ち上がり周壁部17Aの天面部分との領域とにそれぞれシボ加工17Bを施している。
そして表示板用光源15が点灯すると、その光は受光部16Aを介して導光部材16内に導入され、円錐形状の凹部からなる反射部16Cによって放射状に反射されることで導光部16B内にて反射導光させながら表示板12の板面方向に伝播し、これにより点光源を用いて指標部12Aの比較的広い範囲を透過照明することができるようにしているものであり、表示板用光源15から表示板12に至る照明経路を第1の照明室R1(仕切部11A)で区画することにより、光の漏洩やロスを抑制することができるように構成している。
一方、第2の照明室R2は、この例では、前方側が幅広、その反対側が幅狭の四角錐形状に形成され、幅広となる前方側には液晶表示パネル10が配置され、幅狭となる背面側には液晶表示パネル用光源14が配置されている。
そして液晶表示パネル用光源14が点灯すると、その光は直接的に液晶表示パネル10を照明したり、あるいは第2の照明室R2内を繰り返し反射し、結果として点光源を用いて液晶表示パネル10全域を照明することができるようにしているものであり、液晶表示パネル用光源14から液晶表示パネル10に至る照明経路を第2の照明室R2(仕切部11A)で区画することにより、光の漏洩やロスを抑制することができるように構成している。
光源設置用のプリント基板13は、その前面側に液晶表示パネル用光源14と表示板用光源15とが装着されており、枠状のホルダー11の背後に固定用のビス18を介して組み付け固定されることで、液晶表示パネル用光源14と表示板用光源15とが各照明室R1,R2内に位置するようになっている。
ここで、枠状のホルダー11は、液晶表示パネル10、表示板12、導光部材体16、プリント基板13(液晶表示パネル用光源14、表示板用光源15)とをそれぞれ結合する中核部品となるものである。なお本例においては、枠状のホルダー11に液晶表示パネル10、表示板12、導光部材16、プリント基板13のそれぞれをフックや両面テープ等により直接的に結合して表示器D1を構成していたが、他の部材を通じて間接的に結合するものであってもよい。また本例では、プリント基板13と枠状のホルダー11との組み付けに際してビス18を用いていたが、これら部品同士の結合に限らず、固定部材、固定手段は任意の手段を採用できる。
以上のように構成されるユニット化した表示器D1は、図3,図4に示すように、枠状のホルダー11に形成された取付脚部11Bを通じて計器ケース3に片持ち状態で取り付け固定される。
すなわち、この第1の実施形態においては、枠状のホルダー11の背面側であって、指針8の移動指示領域(回動指示範囲)から外れた非移動領域に位置する領域(図1,図3など参照)には、指針8の動作を妨げないように取付脚部11Bが形成してあり、この例では取付脚部11Bは、計器ケース3側に延びる円柱状突出部であって、その内部には、たとえばタッピングネジからなる固定部材19が螺合する孔部11Cが形成されている。
また、この実施形態にあっては、指針8の移動指示領域から外れた非移動領域であって前記指示領域の延長上に位置する所定領域において、指針8の下限側移動領域と隣接する位置と、指針8の上限側移動領域と隣接する位置との2点の箇所にそれぞれ前記取付脚部11Bが設けられている。
一方、前記ホルダー11に設けられた各取付脚部11Bに対応する計器ケース3位置には、それぞれの取付脚部11Bを位置合わせつつ受入可能な固定受部3Aが2箇所にそれぞれ形成してあり、この例では、固定受部3Aは、円柱状突設部からなる取付脚部11Bに向けて開口する円筒形状に形成され、その内部には取付脚部11Bを挿入および位置決め可能な凹部3Bが形成され、この凹部3Bの底部には固定部材19を挿通可能な孔部3Cが形成されている。なお計器ケース3の背後に位置するリアカバー5には、固定部材19を挿通する貫通孔5Aが設けられている。
また、計器ケース3側に設けた2箇所の固定受部3Aに沿ってホルダー11に設けられた2箇所の取付脚部11Bを簡単に位置合わせしつつ組み付け保持することができるように構成しており、2点支持により安定状態に固定支持することができるように設けている。
従って、上述した第1の実施形態にあっては、表示器D1の計器ケース3に対する組み付けは、表示器D1の取付脚部11Bを計器ケース3の固定受部3A(凹部3B)に位置合わせしながら挿入し、その後、計器ケース3の背後にリアケース5を重ねて、計器ケース3およびホルダー11の取付脚部11Bに設けられた各孔部3C,11Cとを位置合わせし、その後、背後(リアカバー5側)から貫通孔5Aと孔部3C内に固定部材19を挿入して、さらに固定部材19の先端側をホルダー11の孔部11Cに螺着することにより行われる。これにより、表示器D1が、指針8の作動を妨げることなく、合成樹脂材料からなる硬質の計器ケース3に片持ち状態で安定的に固定することができる。
すなわち、指示計器の組み付けに際し、特に計器ケース3側を基準として、ホルダー11に組み付け固定した表示器D1側を簡単に組み付け固定することができるという効果がある。これを達成するため第1の実施形態においては、指針8の移動指示領域から外れた非移動領域に位置するホルダー11側には、そのホルダー11の背面側に取付脚部11Bを設け、計器ケース3側には、取付脚部11Bと対向する箇所に取付脚部11Bを位置合わせしつつ受入可能な固定受部3Aを設けてなることにより、計器ケース3側に設けた固定受部3Aに沿ってホルダー11に設けられた取付脚部11Bを簡単に位置合わせしつつ組み付け保持することができるものであり、これにより組み付け作業効率を高めつつ計器ケース3側に対して片持ち状態にて安定的に固定強度を充分に保つことができる。
また、この第1の実施形態にあっては、ホルダー11の背面側に配設される光源設置用のプリント基板13を固定受部3Aとホルダー11との間にて挟着保持してなることにより、ホルダー1の背後にビス18を介してプリント基板13が組み付け固定されるとともに 計器ケース3側に設けられた固定受部3Aとホルダー11との間にて挟着保持することができ、個別の固定手段を設けることなくプリント基板13の固定強度をさらに高めることことができる。
また、表示板用光源15が点灯すると、その光は光導入部である受光部16Aを介して導光部材16内に導入され、円錐形状の凹部からなる反射部16Cによって放射状に反射されることで導光部16B内にて反射導光させながら表示板12の板面方向に伝播し、これにより点光源を用いて指標部12Aの比較的広い範囲が透過照明される。
この際、表示板用光源15が点灯すると、導光部材16の成形時において液晶表示パネル10に形成される表示窓部10Bの窓枠となる遮光性の枠体17が2色成形にて形成されるため、導光部材16の導光部16Bの端面から洩れ出ようとする光線を遮光性の枠体17によって遮蔽することができ、表示板12の周辺が部分的に薄明るく照らし出されることなく表示板12面のみをくっきりと透過照明することができる。
この第1の実施形態にあっては、遮光性の枠体17には、表示板12に設けられた表示窓枠12Bの窓枠端縁12Cに沿って立ち上がり周壁部17Aが一体に形成されているため、表示板12の窓枠端縁12Cから洩れ出る光線を立ち上がり周壁部17Aによって遮断することができ、これにより照明効果を良好に保つことができる。また導光部材16と枠体17とを一体成型してなることにより、部品点数の削減が計れるとともに、枠体単品に比して導光部材16と一体成形することによって部品の強度を高めることができるという効果もある。
さらに遮光性の枠体17には、表示板12の窓枠端縁12Cと遮光性の枠体17の立ち上がり周壁部17Aとの隙間部分の領域となる枠体17の表面部分に非光沢面処理であるシボ加工17Bを施すように形成しているため、導光部材16や表示板12から漏れ出た照射光線が枠体17に照射されたとしても枠体17の表面に施したシボ加工17Bによって光が拡散され、スポット的に明るくなることを未然に防ぐことができる。
図7から図13は本発明の第2実施形態を示すもので、図7は、前面カバーを取り除き、表示板の一部を切り欠き形成した指示計器の要部を示す正面図、図8は、図7の指針式計器と表示器との組み付け前の状態を示す分解断面図、図9は、指示計器の組み付け状態である要部を示す縦断面図、図10は、図9の表示器の表示板を分解した状態を示す要部の断面図、図11は、指示計器の組み付け状態である要部を示す横断面図、図12は、図11の表示器の表示板を分解した状態を示す要部の断面図、図13は、表示器の要部を示す拡大断面図であり、前述した第1の実施形態と同一部分、均等箇所については同一符号を付して説明する。
同図において、第2の実施形態におけるユニット化した表示器D1としては、前述した第1の実施形態とほぼ同様の構造を採用している。
表示器D1は、たとえば液晶表示パネル10(表示素子)と、この液晶表示パネル10を保持する枠状のホルダー11と、この枠状ホルダー11の前面側に配置される表示板120と、前記枠状のホルダー11の背後側に配置される光源設置用のプリント基板13と、このプリント基板13上に配置された液晶表示パネル10を照明する液晶表示パネル用光源(光源)14と、表示板120を透過照明するための表示板用光源(光源)15とで構成されている。なお各光源14,15はたとえば発光ダイオードからなるものである。
表示板120は、液晶表示パネル10の外周に沿って配置され、指針8の支持対象となる指標部120A(目盛や文字・数字など)と、液晶表示パネル10の表示エリアである所要部を露出するための切り欠き形成した表示窓部120Bとを有し、この表示窓部120Bから液晶表示パネル10が視認されるものであり、表示板120は、結果として液晶表示パネル10の上側外周に位置して配設されることになる。また表示板120自体は、たとえば、指標部120Aが透過性、それ以外が遮光性に形成された通常の透過型印刷表示板が採用され、前面側から見た外形形状は、横向きの略D字形である。
枠状のホルダー11は、第1の実施形態と同様にしてたとえば光反射性の良好な白色の合成樹脂材料からなり、指示計器の前面側から見た外形形状は、表示板120の形状に対応する略D字形である。この枠状のホルダー11は壁状の仕切部11Aにより区画され、表示板120に対応する第1の照明室R1と、液晶表示パネル10に対応する第2の照明室R2とが形成されている。
第1の照明室R1は、指標部120Aの配列形状に沿った円弧形状に形成され、その前方側には表示板120が配置され、また背面側には発光ダイオードからなる表示板用光源15が配置され、さらに表示板120と表示板用光源15との間には、導光部材160(導光体)が配置されている。
ここでは、予め印刷などの手段によって指標部120A箇所が透過性、それ以外の地色部箇所が遮光性に形成されたシート状の樹脂基板からなる表示板120は、所定形状を有する成形装置(図示せず)にセットし、成形装置によって絞り成形されることで、立体造形が付与される。たとえば絞り加工が施される表示板120は、事前に透過性の指標部120Aと遮光性の地色部とがスクリーン印刷などの手段によって作製された表示板120を加熱しながら圧空成形することによって絞り加工が施され、表示板120全体が所望の凹凸形状に形成される。
この際、指標部120Aが施される表示板の120の外周部分は中央側に向けて背後側に奥まった状態に傾斜する傾斜面部121が形成されるとともに、この中央部に山折りと谷折りによる段差部122が形成されている。この中央部の段差部122を基準として外側を取り巻くように傾斜して設けられた傾斜面部121の表面上には透過照明可能な目盛や文字・数字などからなる指標部120Aを配置してそれぞれの指標部120Aによって奥行き感が得られるように形成している。
このように絞り加工された表示板120の形状に合わせて、前記導光部材160が重ね合わせて配設される。この場合、第2の実施形態にあっては、前述した第1の実施形態とほぼ同様にして導光部材160は、第1の照明室R1に沿った円弧形状に形成され、表示板用光源15に対応する位置には、表示板用光源15に向けて突出する光導光部である受光部160Aと、この受光部160Aから受光した光線を表示板120の指標部120Aを透過照明するために表示板120の傾斜面部121の板面に沿って水平方向に延びて設けられる導光部160Bと、受光部160Aの真上に位置し、導光部160Bへと反射導光するための円錐形状の凹部からなる反射部160Cとが形成されている。この場合、特に導光部160Bは表示板120の傾斜面部121の傾斜面に合わせて外側では厚く内側では肉薄となるように導光部160Bの肉厚寸法を設定している。
また液晶表示パネル10の表示領域箇所を視認するための表示板120に形成された表示窓部120Bの内壁に合わせて窓枠となる遮光性の枠体170が設けられ、この枠体170は前記導光部材160の成形時に2色成形にて一体的に形成され、導光部材160の導光部160Bの端面部から洩れ出ようとする光線を遮光性の枠体170によって遮蔽するように形成している。
この場合、第2の実施形態にあっては、遮光性の枠体170には、図11や図12の断面で示すように、表示板120に設けられた表示窓枠120Bの窓枠端縁120Cである段差部122の端縁部分に沿って立ち上がり周壁部170Aが一体に形成されている。
さらに、遮光性の枠体170には、少なくとも表示板120の窓枠端縁120Cと遮光性の枠体170の立ち上がり周壁部170Aとの隙間部分の領域となる枠体170の表面部分に非光沢面処理であるシボ加工170Bを施すように形成している。この場合、前述した第1の実施形態と同様にして枠体170の立ち上がり周壁部170Aとの隙間部分の領域となる枠体170の表面部分と、立ち上がり周壁部170Aの外側と内側の側壁面部分と、立ち上がり周壁部170Aの天面部分との領域とにそれぞれシボ加工170Bを施している。
上述した構成からなる第2の実施形態にあっては、前述した第1の実施形態の作用効果と同様にして、表示器D1の計器ケース3に対する組み付けは、表示器D1の取付脚部11Bを計器ケース3の固定受部3A(凹部3B)に位置合わせしながら挿入し、その後、計器ケース3の背後にリアケース5を重ねて、計器ケース3およびホルダー11の取付脚部11Bに設けられた各孔部3C,11Cとを位置合わせし、その後、背後(リアカバー5側)から貫通孔5Aと孔部3C内に固定部材19を挿入して、さらに固定部材19の先端側をホルダー11の孔部11Cに螺着することにより行われる。これにより、表示器D1が、指針8の作動を妨げることなく、合成樹脂材料からなる硬質の計器ケース3に片持ち状態で安定的に固定することができる。
また、表示板用光源15が点灯すると、その光は光導入部である受光部160Aを介して導光部材160内に導入され、円錐形状の凹部からなる反射部160Cによって放射状に反射されることで導光部160B内にて反射導光させながら表示板120の板面方向に伝播し、これにより点光源を用いて指標部120Aの比較的広い範囲が透過照明される。その際、表示板用光源15が点灯すると、導光部材160の成形時において遮光性の枠体170が2色成形にて一体的に形成されるため、導光部材160の導光部160Bの端面から洩れ出ようとする光線を遮光性の枠体170によって遮蔽することができ、表示板120の周辺が部分的に薄明るく照らし出されることなく表示板120面の指標部120Aのみをくっきりと透過照明することができる。これに加えて、遮光性の枠体170には、表示板120に設けられた表示窓枠120Bの窓枠端縁120Cに沿って立ち上がり周壁部170Aが一体に形成されているため、表示板120の窓枠端縁120Cから洩れ出る光線を立ち上がり周壁部170Aによって遮断することができ、これにより照明効果を良好に保つことができる。また導光部材160と枠体170とを一体成型してなることにより、部品点数の削減が計れるとともに、枠体単品に比して導光部材160と一体成形することによって部品の強度を高めることができるという効果もある。
また、遮光性の枠体170には、表示板120の窓枠端縁120Cと遮光性の枠体170の立ち上がり周壁部170Aとの隙間部分の領域となる枠体170の表面部分にシボ加工170Bを施すように形成しているため、導光部材160や表示板120から漏れ出た照射光線が枠体170に照射されたとしても枠体170の表面に施した非光沢面処理であるシボ加工170Bによって光が拡散され、スポット的に明るくなることを未然に防ぐことができる。
また、この第2の実施形態では、絞り加工が施された表示板120全体が所望の凹凸形状に形成されているため、特に、指標部120Aが施される表示板の120Aの外周部分は中央側に向けて背後側に奥まった状態に傾斜する傾斜面部121が形成されるとともに、この中央部に山折りと谷折りによる段差部122が形成されているため、中央部の段差部122を基準として外側を取り巻くように傾斜して設けられた傾斜面部121の表面上には透過照明可能な目盛や文字・数字などからなる指標部120Aを配置してそれぞれの指標部120Aによって奥行き感が得られるものであり、立体的に絞り加工される表示板120によって質感を高めながら奥行き感を強調することができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでなく本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。たとえば、前述した各実施形態においては、表示板の表示窓部に対応する導光部材に設けられた導光部の端面部に沿って遮光性の枠体を一体成形にて設けていたが別体にて形成してもほぼ同様の効果が得られるものであり、また導光部端面から漏れ出ようとする光線を遮光性の枠体によって遮蔽する場合、枠体の高さ寸法や枠体の立ち上がり周壁部の寸法などを適宜設定することにより光漏れを良好に遮断することができるものであり、また枠体の幅寸法や肉厚寸法を強調することによって指針式計器G1〜G3と各表示器D1〜D3との境目を強調することが可能となり、指示計器の見映えも良好にすることができる。また、枠体の表面に施す非光沢面処理として各実施形態にあってはシボ加工によって枠体表面に型成形の際に施すようにしていたが、シボ加工に変えて梨地模様など細かい凹凸からなる非光沢面処理を施すようにしても同様の効果を得ることが可能であり、さらに非光沢面処理としてたとえばシボ加工の粗面の荒さとして光の反射が抑えられ防眩効果を満たす程度の凹凸であれば良いものであり、その粗面加工として段階的に粗面の密度・荒さなどを変化させることにより非光沢面処理によって外観上見映えも良好にすることも可能である。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す指示計器の正面図。 図2は、図1における中央に位置した指示計器において、前面カバーを取り除き、表示板の一部を切り欠き形成した状態を示す要部の正面図。 図3は、図1における表示器と指針式計器の概要を示す要部の分解斜視図。 図4は、図1のA−A線縦断面図。 図5は、図1の指示計器の要部を示す横断面図。 図6は、表示器の要部を示す拡大断面図。 図7は、本発明の第2の実施形態を示すもので、前面カバーを取り除き、表示板の一部を切り欠き形成した指示計器の要部の正面図。 図8は、図7の指針式計器と表示器との組み付け前の状態を示す分解断面図。 図9は、指示計器の組み付け状態である要部を示す縦断面図。 図10は、図9の表示器の表示板を分解した状態を示す要部の断面図。 図11は、指示計器の組み付け状態である要部を示す横断面図。 図12は、図11の表示器の表示板を分解した状態を示す要部の断面図。 図13は、表示器の要部を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 遮蔽部材
2 フロントカバー
3 計器ケース
3A 固定受部
3B 凹部
3C 孔部
4 回路基板
5 リアカバー
5A 貫通孔
6 駆動部材
7 駆動軸(指針軸)
8 指針
8A 第1の指針部
8a ボス部
8B 第2の指針部
8C 連結部材
9 指針用光源
10 液晶表示パネル(表示素子)
11 枠状のホルダー
11A 仕切壁
11B 取付脚部
11C 孔部
12 表示板
12A 指標部
12B 表示窓部
12C 窓枠端縁
13 プリント基板
14 液晶表示パネル用光源(光源)
15 表示板用光源(光源)
16 導光部材(導光体)
16A 受光部(光導入部)
16B 導光部
16C 反射部
17 枠体
17A 立ち上がり周壁部
17B シボ加工(非光沢面処理)
18 ビス
19 固定部材
120 表示板
120A 指標部
120B 表示窓部
120C 窓枠端縁
121 傾斜面部
122 段差部
160 導光部材(導光体)
160A 受光部(光導入部)
160B 導光部
160C 反射部
170 枠体
170A 立ち上がり周壁部
170B シボ加工(非光沢面処理)
D1,D2,D3 表示器
G1,G2,G3 指針式計器
R1 第1の照明室
R2 第2の照明室

Claims (10)

  1. 光源と、前記光源からの照射光線によって透過照明される表示板と、前記表示板と前記光源との間に配設され前記光源からの照射光線を前記表示板へと導く導光部材と、前記表示板の中央領域に設けられる表示窓部と、前記表示板の背後に配設され前記表示窓部から所定情報を表示する表示器とを備えてなる指示計器において、前記導光部材には、前記光源から光線を受け入れる受光部が設けられるとともに、前記表示板の板面に沿って延びる導光部が設けられ、前記表示板の表示窓部に対応する前記導光部の端面部に沿って遮光性の枠体を設けてなることを特徴とする指示計器。
  2. 前記枠体には、前記表示板に設けられた前記表示窓部の窓枠端縁に沿って立ち上がり周壁部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の指示計器。
  3. 前記枠体の表面に非光沢面処理を施してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の指示計器。
  4. 前記導光部材と前記枠体とを一体成型してなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の指示計器。
  5. 前記導光部材には、前記導光部へと照射光線を反射導光するための反射面を備えてなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の指示計器。
  6. 表示素子を枠状のホルダーに組み付け固定した表示器と、前記表示器を視認するための表示窓部を有し、前記表示窓部の外周に沿って指標部が施された表示板と、前記表示板と前記表示器の後方に設けられ、回動可能な指針軸を有する駆動部材と、前記指針軸に固定され、前記表示板に施された前記指標部に沿って回動可能に指示する指針と、前記ホルダーの背後に設けられたプリント基板と、前記プリント基板上に設けられた光源と、前記光源と前記表示板との間に介在され前記表示板の指標部を透過照明するための導光部材と、前記プリント基板と前記ホルダーを固定保持する計器ケースとを備えてなる指示計器において、前記導光部材には、前記光源から光線を受け入れる受光部が設けられるとともに、前記表示板の板面に沿って延びる導光部が設けられ、前記表示板の表示窓部に対応する前記導光部の端面部に沿って遮光性の枠体を設けてなることを特徴とする指示計器。
  7. 前記枠体には、前記表示板に設けられた前記表示窓部の窓枠端縁に沿って立ち上がり周壁部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の指示計器。
  8. 前記枠体の表面に非光沢面処理を施してなることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の指示計器。
  9. 前記導光部材と前記枠体とを一体成型してなることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の指示計器。
  10. 前記導光部材には、前記導光部へと照射光線を反射導光するための反射面を備えてなることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の指示計器。
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