JP3494373B2 - 計器装置 - Google Patents

計器装置

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JP3494373B2
JP3494373B2 JP2001302273A JP2001302273A JP3494373B2 JP 3494373 B2 JP3494373 B2 JP 3494373B2 JP 2001302273 A JP2001302273 A JP 2001302273A JP 2001302273 A JP2001302273 A JP 2001302273A JP 3494373 B2 JP3494373 B2 JP 3494373B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
される計器装置に関し、特に表示板の背後に反射体を備
えた計器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の計器装置として、例えば特開2
001−99685号公報がある。この計器装置は前記
公報の図4あるいは図7に示されているように、回路基
板1を貫通して前方に延びる駆動軸2を有する計器本体
3を回路基板1の裏面側に導通固定し、駆動軸2の先端
側に指針4を装着し、この指針4と回路基板1との間に
前面パネル5(表示板)を配置し、駆動軸2周囲の回路
基板1に光源6,62を配置し、前面パネル5と回路基
板1との間に第1の反射部75と第2の反射部77を有
する反射体7を配置したものである。
【0003】この様な構成において、光源6,62が発
光すると、その照明光の一部は反射体7の第1の反射部
75に反射して第2の反射部77側に導かれ、第2の反
射部77に到達した照明光は第2の反射部77に反射し
て更に前面パネル5側に導かれて、指針4の指示部41
先端に対応し前面パネル5に設けられた表示部52が明
るくしかも均一に透過照明されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例において透過照明可能な表示部を指針4を構成する
カバー42周辺に対応する前面パネル5(表示板)箇所
にも設けた場合、あるいは光源6,62が点灯した際に
表示部52を除いた地色部51が透過して表示部52が
シルエットで視認されるように形成した場合に、光源
6,62を点灯させることによって、カバー42周辺の
表示部あるいは地色部51箇所に駆動軸2周囲に位置す
る第1の反射部75の影が発生して明るく均一に透過照
明しないといった事象が生じる。
【0005】本発明はこの様な点に鑑みなされたもの
で、表示板のほぼ全面を明るく、かつ均一に透過照明可
能な計器装置を提供することを主な目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、回路基板と、この回路基板の裏面側に装着さ
れ前記回路基板を貫通して前方に延びる回動軸を有する
計器本体と、前記回動軸の先端側に固着される指針と、
この指針の後方に配置され前記指針の動作に対応する表
示部を有する表示板と、前記回動軸周囲の前記回路基板
の表面側に配置される光源と、この光源の前方に配置さ
れ受光部から入射した前記光源の光を前方に出射する機
能と周側面方向に反射する機能とを備えた傾斜面を有す
る導光板と、前記表示板と前記回路基板との間に配置さ
れ前記導光板の周側面から出射された光を前記表示板側
に反射する反射部を有する反射体と、を備えるものであ
る。
【0007】また、前記傾斜面に前記光源の光を拡散さ
せる拡散処理を施したものである。
【0008】また、前記周側面に前記光源の光を拡散さ
せる拡散処理を施したものである。
【0009】また、前記導光板の一端に周囲方向に突出
する第1の突部を設けるとともに、他端に第2の突部を
設け、前記第1の突部に対応する前記反射体箇所に前記
第1の突部を挿入する挿入穴または挿入凹部を設け、前
記第2の突部に対応する前記反射体箇所に前記第2の突
部に係着する係止片を設けたものである。
【0010】また、前記表示板と前記導光板との間に拡
散板を配置したものである。
【0011】また、前記反射体に前記回動軸を取り巻く
筒状部を一体に設け、この筒状部に前記拡散板を装着し
たものである。
【0012】また、前記筒状部周囲に前記拡散板が支持
される載置部を設けるとともに、この載置部の近傍に複
数の溝孔または窪みを設け、前記拡散板に前記溝孔また
は窪みに挿入される弾性片を設けて、この弾性片の反発
力によって前記弾性片が前記溝孔または窪み内に支持さ
れるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を各図に基づい
て説明する。本実施形態による計器装置は、回路基板1
と、この回路基板1の裏面側に回路基板1と導通状態で
装着され、回路基板1を貫通して前方に延びる回動軸2
を有する例えば速度計用の計器本体3と、回動軸2の先
端側に固着される指針軸4を有する指針5と、この指針
5の後方に配置され指針5の動作に対応する表示部6を
設けた表示板7と、回動軸2周囲の回路基板1上に実装
された光源としての発光ダイオード8と、この発光ダイ
オード8の前方に配置され発光ダイオード8の光を内部
に採り入れるとともに、入射した光を前方および周囲方
向に出射する導光板9と、表示板7と回路基板1との間
に配置され、導光板9の周側面10から出射された光を
表示板7側に反射させる反射部11を有する反射体12
を備えている。
【0014】指針5は指針軸4と一体形成された例えば
赤色の合成樹脂からなる指示部13と、この指示部13
の基部周囲を覆う遮光部材としての指針キャップ14を
備えている。なお、指針キャップ14は黒色の合成樹脂
からな。この指針5は指針軸4を計器本体3の回動軸2
の先端側に圧入することによって計器本体3に固着され
ている。
【0015】本実施形態における表示板7には、指針5
の指示対象となる車両の速度を現す目盛,数字などの表
示部6の他に、車両の状態を示す各種パイロット表示部
(例えばエンジンオイル表示部15やハイビーム表示部
16)が設けてある。この表示板7は、図2に示す様
に、無色透明な基板17の表面に、エンジンオイル表示
部15となる領域Sを除いて透過性の例えば白色インク
を印刷して地部18を形成し、この地部18の表面に表
示部6を遮光性の黒色インクで印刷形成する。なお、図
示しないがハイビーム表示部16も同様である。
【0016】また、エンジンオイル表示部15に対応す
る基板17の裏面には黒色の半透過層19を設け(図2
参照)、その後、遮光性の黒色インクで意匠(エンジン
オイル記号)20をネガ状態で印刷形成する(ハイビー
ム表示部16も同様)。この黒色インクは基板17の周
縁側にも印刷してある。すなわち、黒色インクを印刷し
た箇所の地部18は白色インクが透過しないことにな
る。また、表面側には各印刷層(地部18および表示部
6)を保護すると共に、表示板7を視認した際、外光に
よる反射を抑える無色透明な保護層21が設けてある。
【0017】回路基板1は硬質な基板からなり、裏面側
に計器本体3が導通状態で装着され、この計器本体3を
駆動する電子部品(図示せず)とともに、回動軸2周囲
には表示板7を背後から照明する発光ダイオード8など
が実装されている。また、エンジンオイル表示部15お
よびハイビーム表示部16を照明する光源としての発光
ダイオード8A,8Bも実装されている。この例えばエ
ンジンオイル表示部15用の発光ダイオード8Aが点灯
した時のみ、エンジンオイル記号が表示されるようにな
っている。すなわち、エンジンオイル表示部15には黒
色の半透過層19が設けてあって、非点灯時にはエンジ
ンオイル記号は視認されないが、車両のエンジンオイル
の圧力が低下して仕切壁29内の発光ダイオード8Aが
赤色で発光した時のみエンジンオイル記号が赤色で透過
表示されるものである。
【0018】導光板9は中央部に丸穴を有する略ドーナ
ツ状の無色透明な合成樹脂からなる。この導光板9は発
光ダイオード8前方の後述する反射体12の底部22上
に配置され、発光ダイオード8の光を受光する受光部2
3と、この受光部23から入射した光を導光板9の外部
前方(表示板7の裏面側)に出射させる機能と、導光板
9の周側面10方向に反射させる機能とを備えた傾斜面
24を有している。この傾斜面24で反射して周側面1
0方向に導かれた光は、周側面10から導光板9の外部
に出射される。また、導光板9の一端には、裏面から後
方(反射体12の底部22側)に底部22の板厚分突き
出した後、周囲方向に突出する断面鍵形の第1の突部2
5を設け、この第1の突部25とほぼ対称位置にある他
端には前方(表示板7側)に突出する第2の突部26を
設けてある。なお、この第2の突部26は前述した表示
部6が設けられていない表示板7領域に対応した導光板
9箇所に設けられている。
【0019】なお、本実施形態における傾斜面24と周
側面10には拡散処理が施してある。この拡散処理は、
導光板9を形成する際の射出成形金型の面に微細な凹凸
(シボ)を施すことによって、成形後の導光板9の傾斜
面24と周側面10に微細な凹凸が形成されるものであ
るが、凹凸を施さない状態で導光板9を成形後、例えば
微粒子を含有した透明または半透明層を塗布することで
拡散処理としても良い。なお、傾斜面24と周側面10
との間に平坦部がある場合は、平坦部の表面も拡散処理
した方が良い。
【0020】反射体12は白色の合成樹脂あるいは白色
の塗装品からなり、回路基板1とほぼ平行な底部22
と、回動軸2の周囲に底部22と一体に立設した筒状部
27と、底部22の周囲に筒状部27を取り巻くように
配置され、回路基板1側から表示板7側に向かって傾斜
して形成された反射部11とを備えている。この反射部
11は前述した様に、導光板9の周側面10から出射さ
れた光を表示板7側に反射させるものである。なお、周
側面10から出射された光は全て反射部11に到達する
ものではなく、表示板7の裏面に到達する光もある。ま
た、回路基板1に実装された発光ダイオード8に対応す
る底部22には底孔28が設けられ、発光ダイオード8
が覗いている。また、エンジンオイル表示部15および
ハイビーム部16と対応する反射体12箇所には、各発
光ダイオード8A,8Bを囲む仕切壁29が反射体12
と一体に形成してある。
【0021】また、導光板9に設けられた第1の突部2
5に対応する反射体12の底部22には、第1の突部2
5が挿入される挿入穴30を設け、第2の突部26に対
応する底部22には、第2の突部26に係着する係止片
31が突設してある。この係止片31は先端側に傾斜部
32を有する係止爪33を備え、弾性変形可能に形成し
てある。導光板9は反射体12の底部22に装着する
が、その方法は図5に示す様に、第1の突部25を斜め
前方から挿入穴30に挿入した後、導光板9を底部22
に添わせようとすると、第2の突部26の下端が係止片
31の傾斜部32に当接する。この状態から更に導光板
9を底部22側に押し付けることにより、係止片31が
外側(図5中、下側)に撓みながら挿入されて第2の突
部26が係止爪33から外れた時点で係止片31が元の
位置に戻り、係止爪33が第2の突部26の先端に係着
することによって導光板9が反射体12に装着される
(図6参照)。
【0022】この様にして導光板9を反射体12の底部
22に装着可能であり、反射体12に対する導光板9の
位置も定まり、構造が単純で組み付け性(装着性)も良
好である。また、導光板9の一端に設けた第1の突部2
5が導光板9の裏面から断面鍵形に突出しているため、
導光板9の内部に入射した後、周側面10方向に導かれ
る光路の妨げとならない。なお、第2の突部26の下端
が係止片31の傾斜部32に当接するようにしたが、第
2の突部26の側壁34が係止爪33に当接することに
よって、係止片31が外側に撓むようにしても良い。
【0023】筒状部27は、回路基板1に実装された発
光ダイオード8より回動軸2側でこの回動軸2を取り巻
くように略円筒状に設けられたものであり、指針軸4が
挿通される表示板7の貫通孔周縁が支持される第1の載
置部35と、後述する拡散板が支持される第2の載置部
36がそれぞれ設けてある。この各載置部35,36を
設けることによって、筒状部27は段差の付いた略円筒
状となっている。第1の載置部35と第2の載置部36
との間の筒状部27周囲には長手方向に沿って断面凹状
の凹溝37が2個設けてある。また、第1の載置部35
との間で表示板7の貫通孔周縁を挟持固定する係止突起
38が筒状部27の先端側の凹溝37領域に設けてあ
る。また、凹溝37と直交する方向の第2の載置部36
の際には対向状態で2個の溝孔39が設けてある。
【0024】本実施形態では拡散板40が表示板7と導
光板9との間の反射体12と一体に設けられた筒状部2
7に装着配置してある。この拡散板40は表示板7側の
表面に微細な凹凸が施された乳白色または透明材に白色
印刷を施した合成樹脂製の略円形平板からなり、中央に
筒状部27の外形と略一致する貫通穴41が設けてあ
る。そして、貫通穴41の内側に筒状部27に設けられ
た凹溝37に係合する2個の舌片42が突設してある。
また、この舌片42と直交する方向には2個の弾性片4
3が貫通穴41の内側に突設してある。この弾性片43
は筒状部27に設けた溝孔39に挿入されるようになっ
ており、溝孔39の寸法tは弾性片43の板厚より僅か
に広くしてある。
【0025】図7および図8に基づいて、拡散板40を
筒状部27に装着する方法を説明する。拡散板40の舌
片42と筒状部27の凹溝37が一致するようにして拡
散板40を挿入する。この際、舌片42は凹溝37に沿
って拡散板40と筒状部27とが位置決めされた状態で
挿入されるが、弾性片43は、前述した様に溝孔39に
挿入されるために、貫通穴41の内側への突き出し量が
多い。そのため、図7に示す様に弾性片43の先端が第
1の載置部35と第2の載置部36との間の筒状部27
周囲に引っ掛かった状態となってしまう。この状態から
拡散板40を更に下方に押し込むことによって拡散板4
0の貫通穴41周縁が第2の載置部36に載置され、弾
性片43は溝孔39に挿入される。
【0026】なお、弾性片43は筒状部27周囲に引っ
掛かった状態で下方に押し込まれる際に筒状部27の先
端方向に塑性変形してしまう。変形した弾性片43は溝
孔39に挿入されることによって変形前の如くほぼ平坦
となるが、弾性が働いて変形した状態に戻ろうとする。
この戻ろうとする弾性片43が溝孔面44に当接して弾
性片43に反発力が生じ、それによって弾性片43が溝
孔39内に支持されると共に、拡散板40が下方に押し
付けられる形で第2の載置部36に載置されて支持され
る(図8参照)。
【0027】この様に、拡散板40を表示板7の貫通孔
周縁を支持するためでもある筒状部27に装着すること
により、別な装着手段を設ける必要がない。また、弾性
片43の反発力を利用して拡散板40を筒状部27に装
着することができ、単純な構造で拡散板40がばたつく
ことなく筒状部27に装着される。なお、弾性片43は
予め筒状部27の先端側に屈曲させた状態で形成してお
いても良く、この場合も同様に作用する。
【0028】表示板7の貫通孔周縁を筒状部27に固定
するには、筒状部27と貫通孔の位置が合うようにして
表示板7の貫通孔周縁を下方に押し込むと、筒状部27
の先端側に設けた係止突起38を乗り越えて貫通孔周縁
が第1の載置部35に載置され、係止突起38と第1の
載置部35との間で表示板7の貫通孔周縁が挟持される
ことによって固定される(図6参照)。
【0029】この様に構成された計器装置において、表
示板7照明用の発光ダイオード8が点灯すると、導光板
9の受光部23から入射した光は傾斜面24に向かう。
傾斜面24に導かれた光は傾斜面24で反射して導光板
9の周側面10に向かう光と、傾斜面24から導光板9
の前方(表示板7側)外部に出射される光とに分かれ
る。周側面10に向かった光は周側面10から出射し、
更に反射体12の反射部11に反射して表示板7の裏面
を照射する。なお、前述した様に、全ての光が反射部1
1に向かうものではなく、表示板7の裏面側に向かう光
もある。また、周側面10に微細な凹凸が施してあるた
め、光は周側面10から拡散されて出射される。従っ
て、発光ダイオード8の光は反射部11全体をほぼ均一
に照射する。そして、その反射部11で反射された光に
よって表示板7の裏面もほぼ均一に照射される。
【0030】一方、導光板9の前方側に出射された光は
表示板7の裏面を照射する。ここで、傾斜面24に微細
な凹凸が施してあるため、光は拡散されて表示板7側に
向かい、表示板7の裏面をほぼ均一に照射する。さら
に、表示板7と導光板9との間に拡散板40が配置して
あるため、導光板9から出射された光は拡散板40によ
ってより拡散されて表示板7側に向かい、表示板7の裏
面をより均一に照射する。また、拡散板40の裏面(導
光板9側)に、拡散板40内に入射される光量を調整
し、均一に拡散させるための網点などによる調光印刷を
施すことにより一層の均一化が図られる。
【0031】この様に、発光ダイオード8の前方に受光
部23から入射した発光ダイオード8の光を前方に出射
し、かつ周側面10方向に反射する傾斜面24を設けた
導光板9を配置したことにより、導光板9の周側面10
から出射された光で表示板7裏面の特に周囲領域を照射
し、導光板9の傾斜面24より前方側に出射された光で
表示板7裏面の特に中心より周囲側にかけての領域を照
射する。つまり、表示板7裏面のほぼ全域を照射可能に
するため、表示板7のほぼ全面の地部18が例えば白色
で透過照明し、それによって、表示部6がシルエットで
視認される。また、導光板9の傾斜面24や周側面10
に微細な凹凸を施したり、導光板9の前方側に拡散板4
0を配置することにより、発光ダイオード8の光を表示
板7の裏面により均一に照射でき、よって、表示板7の
地部18をより均一に明るく透過照明させることができ
る。表示板7の地部18は全面を透過させる必要はな
く、例えば前述した各種パイロット表示部周縁を不透過
としても良く、あるいは任意の領域を不透過としても良
い。
【0032】なお、本実施形態においては指針5がシル
エットで視認されるように構成したが、筒状部27内側
の回動軸2周囲に指針5照明用の光源を配置して、指針
5の指示部13が発光するようにしても良い。また、発
光ダイオード8が点灯した際、表示板7の地部18が白
色で透過照明して表示部6がシルエットで視認されるよ
うに形成したが、地部18が不透過で表示部6が透過す
るように形成しても良い。その場合、指針キャップ14
の周辺に表示部6が設けてあっても、表示板7のほぼ全
面が明るく均一に透過可能に構成してあるため、良好な
表示部6照明が可能である。また、そのように形成可能
なためデザイン的自由度も増す。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
初期の目的を達成することができ、表示板のほぼ全面を
明るく、かつ均一に透過照明可能な計器装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す計器装置の断面図。
【図2】同表示板を示す部分断面図。
【図3】同反射体を示す正面図。
【図4】同拡散板,導光板,反射体の筒状部を示す斜視
図。
【図5】同導光板の装着過程を示す部分断面図(図3に
おけるA−A断面方向を示す)。
【図6】同導光板の装着状態を示す部分断面図(図3に
おけるA−A断面方向を示す)。
【図7】同拡散板の装着過程を示す部分断面図(図3に
おけるB−B断面方向を示す)。
【図8】同拡散板の装着状態を示す部分断面図(図3に
おけるB−B断面方向を示す)。
【符号の説明】
1 回路基板 2 回動軸 3 計器本体 5 指針 6 表示部 7 表示板 8,8A,8B 発光ダイオード(光源) 9 導光板 10 周側面 11 反射部 12 反射体 23 受光部 24 傾斜面 40 拡散板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 11/28 G12B 11/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板と、この回路基板の裏面側に装
    着され前記回路基板を貫通して前方に延びる回動軸を有
    する計器本体と、前記回動軸の先端側に固着される指針
    と、この指針の後方に配置され前記指針の動作に対応す
    る表示部を有する表示板と、前記回動軸周囲の前記回路
    基板の表面側に配置される光源と、この光源の前方に配
    置され受光部から入射した前記光源の光を前方に出射す
    る機能と周側面方向に反射する機能とを備えた傾斜面を
    有する導光板と、前記表示板と前記回路基板との間に配
    置され前記導光板の前記周側面から出射された光を前記
    表示板側に反射する反射部を有する反射体と、を備える
    ことを特徴とする計器装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜面に前記光源の光を拡散させる
    拡散処理を施したことを特徴とする請求項1に記載の計
    器装置。
  3. 【請求項3】 前記周側面に前記光源の光を拡散させる
    拡散処理を施したことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の計器装置。
  4. 【請求項4】 前記導光板の一端に周囲方向に突出する
    第1の突部を設けるとともに、他端に第2の突部を設
    け、前記第1の突部に対応する前記反射体箇所に前記第
    1の突部を挿入する挿入穴または挿入凹部を設け、前記
    第2の突部に対応する前記反射体箇所に前記第2の突部
    に係着する係止片を設けたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれか一つに記載の計器装置。
  5. 【請求項5】 前記表示板と前記導光板との間に拡散板
    を配置したことを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれか一つに記載の計器装置。
  6. 【請求項6】 前記反射体に前記回動軸を取り巻く筒状
    部を一体に設け、この筒状部に前記拡散板を装着したこ
    とを特徴とする請求項5に記載の計器装置。
  7. 【請求項7】 前記筒状部周囲に前記拡散板が支持され
    る載置部を設けるとともに、この載置部の近傍に複数の
    溝孔または窪みを設け、前記拡散板に前記溝孔または窪
    みに挿入される弾性片を設けて、この弾性片の反発力に
    よって前記弾性片が前記溝孔または窪み内に支持される
    ことを特徴とする請求項6に記載の計器装置。
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