JP2003344119A - メータ装置 - Google Patents

メータ装置

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JP2003344119A
JP2003344119A JP2002159450A JP2002159450A JP2003344119A JP 2003344119 A JP2003344119 A JP 2003344119A JP 2002159450 A JP2002159450 A JP 2002159450A JP 2002159450 A JP2002159450 A JP 2002159450A JP 2003344119 A JP2003344119 A JP 2003344119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング状発光部の照明ムラを抑制することが
可能なメータ装置を提供する。 【解決手段】 計測値表示部51を有する表示板5と、
この表示板5の前方側に配置される透光部材6と、表示
板5の背後に配置され透光部材6を照明する照明手段L
とを備え、照明手段Lが光源9と、この光源9の光を放
射状に反射する第1の反射部102と、この第1の反射
部102及び表示板5に対向し光源9の光を表示板5側
に反射する第2の反射103部と、これら第1,第2の
反射部102,103間に設けられる空間部Sとを有
し、この空間部S内であって透光部材6に対応する位置
に空間部S内の光を透光部材6に導く導光部材11を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオートバイ
や自動車をはじめとする各種車両に搭載されるメータ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種車両に搭載されるメータ装置は、回
路基板に回転軸を突設した駆動装置を装着し、回転軸の
先端に指針を装着し、この指針の背後に、指針に対応し
て複数配列される透光性の計測値表示部とこれら計測値
表示部の背景となる背景部とを有する表示板を配置し、
この表示板の背後に配置した光源により、表示板の計測
値表示部を透過照明する構造が一般的である。
【0003】この種のメータ装置は、通常、複数種の計
測値の指針式表示を可能とするため、複数の駆動装置に
て駆動される複数の指針とこれら各指針に応じた複数の
計測値表示部とでなる複数種の指針式表示部、例えば速
度計,回転計,水温計,燃料計からなる指針式表示部を
有し、これら複数種の指針式表示部を照明する際、その
視認性、識別性、デザイン性等を向上させる目的から、
各指針式表示部の外側をリング状に発光させ、各指針式
表示部の輪郭を照明表示するものが、例えば特開平9−
287980号公報や特開平10−48003号公報に
て知られている。
【0004】これら公報に開示のものは、リング状の導
光体(透光部材)を用い、この導光体に複数の点状光源
からの光を導入してリング状に発光させ、指針式表示部
の輪郭を照明表示するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報開示のものは、複数の光源からの光を直接透光部材に
取り込んで輪郭発光させる構造であるため、透光部材を
均一に輪郭発光させるのが難しく、照明ムラが生じやす
いという問題を有していた。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、リング状発光部の照明ムラを抑制
することが可能なメータ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、計測値表示部を有する表示板と、この表示板
の前方側に配置される透光部材と、前記表示板の背後に
配置され少なくとも前記透光部材を照明する照明手段と
を備え、前記照明手段が光源と、この光源の光を放射状
に反射する第1の反射部と、前記光源の光を前記表示板
側に反射する第2の反射部と、これら第1,第2の反射
部間に設けられる空間部とを有し、前記透光部材に前記
表示板を超えて前記空間部内に延び、前記空間部内の光
を内部に導入する受光部を設けたことを特徴とする。
【0008】また本発明は、計測値表示部を有する表示
板と、この表示板の前方側に配置される透光部材と、前
記表示板の背後に配置され少なくとも前記透光部材を照
明する照明手段とを備え、前記照明手段が光源と、この
光源の光を放射状に反射する第1の反射部と、前記光源
の光を前記表示板側に反射する第2の反射部と、これら
第1,第2の反射部間に設けられる空間部とを有し、こ
の空間部内であって前記透光部材に対応する位置に前記
空間部内の光を前記透光部材に導く導光部材を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記光源によって前記計測
値表示部が照明されることを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記透光部材と前記導光部
材との間に前記光源の光を着色する着色手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】また本発明は、前記着色手段が前記表示板
に連続形成されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1から図3は本発明の第1実施
形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明の第
1実施形態を例えば自動車に搭載されるメータに適用し
た場合について説明する。なお、図1は本発明の第1実
施形態によるメータ装置の正面図、図2は図1のA−A
断面図、図3は図1のB−B断面図である。
【0013】図1,図2において、本実施形態によるメ
ータ装置は、回路基板1と、この回路基板1に導通装着
され回転軸2が前方に延びる駆動装置3と、回転軸2に
て回転駆動される指針4と、この指針4の背後に位置し
て回路基板1上に配置される表示板5と、この表示板5
の前方側に配置される透光部材6と、指針4や表示板
5、透光部材6を露出させるための見返し板7と、指針
4を照明する指針用光源8と、表示板5と透光部材6を
照明する光源9と、表示板5と回路基板1との間に配置
される枠体10と、この枠体10と表示板5との間に配
置される導光部材11とから構成される。
【0014】回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基
材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板か
らなり、指針用光源8と、光源9と、例えば駆動装置3
の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や例えば抵
抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配
線パターンに導通接続されている。
【0015】駆動装置3は、可動磁石式計器またはステ
ッピングモータからなり、回転軸2が回路基板1を貫通
するように、その主要部が回路基板1の背後に装着さ
れ、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パタ
ーン(前記駆動手段)に電気接続される。
【0016】指針4は、透光性の合成樹脂からなり、回
転軸2の先端に連結され、その回転中心部には遮光性カ
バーが装着されている。そして、この指針4は指針用光
源8からの光を受けて発光する発光式指針である。
【0017】表示板5は、指針4の回転軌道に沿った円
弧状の配列形状を有し指針4の指示部41の指示対象と
なる数字51a,目盛51bからなる計測値表示部51
と、この計測値表示部51の背景を形成する背景部52
とを有している。なお、53は図3に示すように計測値
表示部51の外側(見返し板7側)で背景部52を導光
部材11の形状に対応させて抜き形成してなる透光部で
あり、54は背景部52に対応して形成される反射部で
ある。
【0018】これら計測値表示部51,背景部52,反
射層54は、計測値表示部51が白色系の透光性インク
により、背景部52が例えば黒色系の遮光性インクによ
り、それぞれ表示板5の母材となる透光性の基材55の
前面側に印刷形成され、また反射層54は、光反射率の
高い半透光性の白色系インクにて計測値表示部51と透
光部53の対応範囲を除く基材55の背面に印刷形成さ
れる。
【0019】透光部53は、背景部52を形成する遮光
性インクを抜き印刷することにより、背景部52が形成
されない抜き部からなり、従って透光部53は基材55
が部分的に露出し、導光部材11を通じて導かれた光源
9からの光を透光部材6側に透過できるようになってい
る。
【0020】そして、本実施形態ではこの透光部53の
前面に青色系の透光性インクにより着色部56が印刷形
成されており、この着色部56と透光部53とによって
透光部材6を着色させる着色手段Tが設けられている。
この着色手段Tは導光部材11と透光部材6との間に挟
まれるように表示板5の外縁に連続形成されている。そ
して、光源9の後述する白色光が導光部材11を通じて
透光部材6に供給されると透光部材6に導光された光は
青色に着色されるため、透光部材6の着色光を計測値表
示部51の透過光に対して容易に異ならせることができ
る。
【0021】また本実施形態では、表示板5の印刷工程
時に着色手段Tを同時に形成することができるため、透
光部材6と導光部材11との間に透光部材6着色用の専
用の着色部材が別途不要となるためコストダウンを達成
することができる。
【0022】なお、これら計測値表示部51,背景部5
2,反射層54,着色部56の各印刷層はスクリーン印
刷等の手段を用いて印刷形成されている。そして、計測
値表示部51,背景部52,着色部56は基材55の背
面に形成することもできるし、反射層54を基材55の
前面で背景部53の背後に形成することもできる。
【0023】また計測値表示部51は、対応する指針4
と組み合わされて計測表示対象に応じた指針式表示部D
を構成し、この指針式表示部Dは、本実施形態の場合、
速度計からなる指針式表示部Dのみが示されているが、
この他に例えば回転計、燃料計、水温計、電圧計等から
なる指針式表示部を組み込んでコンビネーションメータ
としてもよく、この際、各指針式表示部毎に本実施形態
のごとき透光部材6による照明を行うようにしてもよ
い。
【0024】透光部材6は例えば透光性のアクリル樹脂
からなり、指針4の外周を取り巻く円環リング状に形成
され、図3に示すように表示板5と見返し板7との間に
位置する基部61と、この基部61から指針4側に連続
形成され見返し板7から露出する露出部62とを有して
いる。この際、基部61は表示板5の透光部53(着色
手段T)上に位置すると共に露出部62は表示板5の目
盛51b上に位置している。
【0025】そして、基部61にはその外周側面に位置
し着色部56と対向する反射壁63が形成され、この反
射壁63は着色手段Tを通じて入光する光を露出部62
側に照射させる照射部としての機能を有している。な
お、64は目盛51bと対向する露出部62表面箇所に
形成される傾斜面であり、この傾斜面64は見返し板7
から離間するに従って表示板5側に傾斜している。
【0026】見返し板7は、透光部材6の露出部62と
これに囲まれた指針4や計測値表示部51の数字51a
を露出し、それ以外の所要領域を隠蔽するもので、透光
部材6の基部61に対応する箇所に開口部71を備えて
いる。
【0027】指針用光源8は、例えば赤色光を発するチ
ップ型発光ダイオードからなり、指針4の回転中心近傍
に複数個配置され、枠体10の後述する筒状部内に収納
され指針4を赤色に発光させる発光体である。
【0028】光源9は、例えば白色光を発するチップ型
発光ダイオードからなり、枠体10の後述する第1の反
射部に対向配置され、計測値表示部51を白色に発光さ
せると共に、透光部材6を青色に発光させる発光体であ
る。
【0029】枠体10は、例えば白色系の合成樹脂から
なり、表示板5や導光部材11を保持する保持体として
の機能、指針用光源8や光源9を収納するハウジングと
しての機能、指針用光源8や光源9の光を前方側に反射
させる反射体としての機能を有している。
【0030】また枠体10は、指針用光源8を収納し指
針4の前記回転中心部に指針用光源8の光を供給するた
めの筒状部101と、この筒状部101を取り巻くよう
に表示板5側に傾斜して延び光源9と対向する第1の反
射部102と、この第1の反射部102と表示板5とに
対向し導光部材11に近づくに従って表示板5に近接す
る皿形状の環状壁からなる第2の反射部103とを有し
ている。
【0031】また、第1の反射部102は光源9からの
光を主に外周に向けて放射状に反射する反射面を構成
し、第2の反射部103は第1の反射部102を通じて
外周に反射された光を表示板5及び透光部材6側に反射
する反射面を構成している。
【0032】また、第1,第2の反射部102,10
3,筒状部101,表示板5の反射層54によって囲ま
れた空間部Sは光源9の光を計測値表示部51及び透光
部材6に導く照明室としての機能を有しており、この照
明室(空間部S)と前記照明室内に配置される光源9と
で計測値表示部51及び透光部材6を照明する照明手段
Lが構成される。この際、表示板5の反射層54は、こ
の反射層54により光源9の光を前記照明室内に再反射
させ、照明効率を高める機能を有している。
【0033】導光部材11は例えば透光性のアクリル樹
脂からなり、図3に示すように透光部材6に対応した断
面略三角形状からなる円環リング状に形成され、空間部
S内であって透光部材6の基部61に対応する表示板5
の背面箇所に位置している。この導光部材11は、第1
の反射部102と対向配置され空間部S内に供給された
光を受光する受光面111と、この受光面111を通じ
て導光部材11内に入光した光を基部61側に反射導光
させるための反射受光部112とを有している。なお、
113は透光部53と対向配置され反射受光部112か
らの光を透光部53に導入する導光面である。
【0034】このような構成において、指針用光源8,
光源9が発光すると、指針用光源8から発せられた光に
よって指針4が照明され、指針4が線状に発光する。ま
た、光源9から発せられた光は前記照明室(空間部S)
を通じて反射・拡散され、表示板5の計測値表示部51
に対応する基材55内に供給される光と、導光部材11
の受光面111に供給される光とに大別される。
【0035】計測値表示部51に対応する基材55内に
供給される光は基材55を通過して、この基材55を通
過した光が計測値表示部51の数字51a,目盛51b
内を透過することにより数字51a,目盛51bが白色
に発光する。この際、目盛51bの白色光は透光部材6
の露出部62内に供給され、この露出部62に供給され
た光が傾斜面64から出光することで観察者側に目盛5
1bの白色光が視認されるようになっている。
【0036】また、導光部材11の受光面111に供給
される光は導光部材11内に入光し、この導光部材11
に入光した光は受光反射部112を通じて導光面113
側に反射導光される。そして、この導光面113側に反
射導光された光は着色手段Tを通過する際に青色に着色
され、この青色光が透光部材6の基部61に導入され
る。さらに、基部61内に導入された光は反射壁63を
通じて露出部62側に反射され、これにより透光部材6
の露出部62は青色を帯びたリング状発光部Rを形成す
る(図1参照)。
【0037】この際、目盛51b内を透過するの白色透
過光は基部61を通じて露出部62側に反射される反射
光に対して光量が多く供給されるため、基部61を通じ
て露出部62側に反射される前記反射光のうち目盛51
bの前記白色透過光が露出部62内を直進する直進光に
対応する箇所に供給される前記反射光は前記直進光によ
って吸収される。これにより、リング状発光部Rは目盛
51bの下地を形成するようにぼやけた状態で視認され
るようになっている。
【0038】また、透光部材6(露出部62)にリング
状発光部Rを形成するにあたって、空間部Sから透光部
材6に至る照明経路中に導光部材11が配置され、この
導光部材11には空間部Sを通じて照明ムラの抑制され
た反射・拡散光が入光する。このため、導光部材11に
は前記反射・拡散光が入光することによって導光部材1
1内を通過する光は全体が略均一化され、これにより透
光部材6には着色手段Tを通じて透光部材6の全体に渡
って略均一化された青色光が導入され、リング状発光部
Rの照明ムラを抑制することができる。
【0039】以上のように本実施形態では、計測値表示
部51を有する表示板5と、この表示板5の前方側に配
置される透光部材6と、表示板5の背後に配置され透光
部材6を照明する照明手段Lとを備え、照明手段Lが光
源9と、この光源9の光を放射状に反射する第1の反射
部102と、この第1の反射部102及び表示板5に対
向し光源9の光を表示板5側に反射する第2の反射10
3部と、これら第1,第2の反射部102,103間に
設けられる空間部Sとを有し、この空間部S内であって
透光部材6に対応する位置に空間部S内の光を透光部材
6に導く導光部材11を設けたことにより、透光部材6
には略均一化された光が導入され、リング状発光部Rの
照明ムラを抑制することができる。
【0040】また本実施形態では、光源9によって計測
値表示部51が照明されることにより、計測値表示部5
1照明用の専用光源が別途不要となるためコストダウン
を達成することができる。
【0041】また本実施形態では、透光部材6と導光部
材11との間に光源9の光を着色する着色手段Tを設け
たことにより、透光部材6に導光される光を着色手段T
によって導光部材11とは異なる色に容易に着色するこ
とができ、計測値表示部51と透光部材6とを異なる色
で発光させる際に有利である。
【0042】また本実施形態では、着色手段Tが表示板
5に連続形成されることにより、着色手段Tを備えた専
用の着色部材が別途不要となるためコストダウンを達成
することができる。
【0043】図4は本発明の第2実施形態を示してお
り、本実施形態では枠体10の第1の反射部102を廃
止して、光源9の真上に位置し、光源9から前記照明室
に至る照明経路中に配置される専用の導光体12によっ
て光源9の光を空間部Sを通じて導光部材11側に反射
(照射)させる構成を示している。
【0044】この場合、照明手段Lは光源9と、空間部
S(前記照明室)と、導光体12とから構成され、この
導光体12は例えば透光性のアクリル樹脂からなり、断
面略「L」字状に形成され、光源9の光を受光する入光
部121と、この入光部121に入光した光を外側(導
光部材11側)に反射させる反射部(第1の反射部)1
22と、導光部材11と対向する照射部123とを有し
ている。
【0045】かかる実施形態においても、入光部121
に入光した光源9の光が反射部122を通じて照射部1
23側に反射導光され、照射部123から照射する光が
空間部Sを通過する際に拡散・反射されて導光部材11
の受光面111に供給されるようになっている。従っ
て、導光部材11には前記拡散・反射光によって照明ム
ラの抑制された光が供給され、これにより透光部材6に
よって形成されるリング状発光部Rの照明ムラを抑制す
ることができる。
【0046】また前記第1,第2実施形態では、リング
状発光部Rが計測値表示部51と異なる色で発光する例
について説明したが、本発明はこれに限定されることは
なく、リング状発光部Rを計測値表示部51と同色で発
光させるようにしてもよい。
【0047】また前記第1,第2実施形態では、導光部
材11が透明のアクリル樹脂からなり、導光部材11に
供給された光源9の光が導光部材11から透光部材6に
至る際に着色手段Tによって透光部材6が着色される例
について説明したが、本発明はこれに限定されることは
なく、着色手段Tを廃止して導光部材11自体を着色す
ることにより、この着色された導光部材11により透光
部材6を着色させるようにしてもよい。
【0048】なお前記第1,第2実施形態では、導光部
材11を通じてリング状発光部Rを形成する例について
説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例
えば空間部Sを通じて導光部材11に受光された光を液
晶またはインジケータ等の表示器にダイレクトに供給
し、前記表示器を照明するようにしてもよい。
【0049】図5は本発明の第3実施形態を示してお
り、本実施形態では着色手段Tを廃止して、透光部材6
が導光部材11と一体に形成される構成を示している。
すなわち、この場合、透光部材6は表示板5を越えて枠
体10(空間部S)側に延長され、空間部Sに対応する
箇所には空間部S内の光を内部に導入する受光部13が
形成されており、かかる実施形態においても空間部Sか
らの光が受光部13を通じて透光部材6内に供給される
ことでリング状発光部Rの照明ムラを抑制することがで
きる。
【0050】なお、本実施形態においても、例えば計測
値表示部51に適宜色を有する透光性インクを印刷形成
するか、または透光部材6自体を適宜色を有する着色部
材として形成することにより、リング状発光部Rを計測
値表示部51と異色または同色で発光させることができ
る。
【0051】また前記各実施形態では、リング状発光部
Rが指針4の外周を取り巻くと共に、計測値表示部51
の目盛51bの下地を形成している例について説明した
が、本発明はこれに限定されることはなく、例えばリン
グ状発光部Rは指針式表示部Dの輪郭を形成するように
設けてもよい。
【0052】なお前記各実施形態では、透光部材6の形
状が略台形形状に形成されている例について説明した
が、リング状発光部Rを形成するにあたって透光部材6
の形状は任意であり、例えば目盛51bと対向する透光
部材6の露出部62の背面箇所に例えば断面形状が略凹
状の肉抜き部を設けるか、あるいは目盛51bに対応す
る露出部62の傾斜面64の前面箇所に例えば断面形状
が略凸状の突出部を設け、これら肉抜き部または突起部
に到達した光を乱反射させることにより独特の発光意匠
を形成するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上、本発明によれば、初期の目的を達
成することができ、リング状発光部の照明ムラを抑制す
ることが可能なメータ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるメータ装置の正面
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】本発明の第2実施形態によるメータ装置の断面
図。
【図5】本発明の第3実施形態によるメータ装置の要部
断面図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 回転軸 3 駆動装置 4 指針 5 表示板 6 透光部材 9 光源 10 枠体 11 導光部材 12 導光体 13 受光部 51 計測値表示部 51a 数字 51b 目盛 53 透光部 56 着色部 61 基部 62 露出部 63 反射壁 64 傾斜面 102 第1の反射部 103 第2の反射部 112 受光反射部 122 反射部(第1の反射部) L 照明手段 S 空間部 T 着色手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測値表示部を有する表示板と、この表
    示板の前方側に配置される透光部材と、前記表示板の背
    後に配置され少なくとも前記透光部材を照明する照明手
    段とを備え、前記照明手段が光源と、この光源の光を放
    射状に反射する第1の反射部と、前記光源の光を前記表
    示板側に反射する第2の反射部と、これら第1,第2の
    反射部間に設けられる空間部とを有し、前記透光部材に
    前記表示板を超えて前記空間部内に延び、前記空間部内
    の光を内部に導入する受光部を設けたことを特徴とする
    メータ装置。
  2. 【請求項2】 計測値表示部を有する表示板と、この表
    示板の前方側に配置される透光部材と、前記表示板の背
    後に配置され少なくとも前記透光部材を照明する照明手
    段とを備え、前記照明手段が光源と、この光源の光を放
    射状に反射する第1の反射部と、前記光源の光を前記表
    示板側に反射する第2の反射部と、これら第1,第2の
    反射部間に設けられる空間部とを有し、この空間部内で
    あって前記透光部材に対応する位置に前記空間部内の光
    を前記透光部材に導く導光部材を設けたことを特徴とす
    るメータ装置。
  3. 【請求項3】 前記光源によって前記計測値表示部が照
    明されることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のメータ装置。
  4. 【請求項4】 前記透光部材と前記導光部材との間に前
    記光源の光を着色する着色手段を設けたことを特徴とす
    る請求項2または請求項3記載のメータ装置。
  5. 【請求項5】 前記着色手段が前記表示板に連続形成さ
    れることを特徴とする請求項4記載のメータ装置。
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JP2007121049A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Nippon Seiki Co Ltd 指針式計器
JP2014035223A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置
JP2016050791A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 日本精機株式会社 表示装置
JP2016138777A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 リズム時計工業株式会社 車載用アナログ時計の組立構造

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