JP3888231B2 - メータ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばオートバイや自動車をはじめとする各種車両に搭載されるメータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種車両に搭載されるメータ装置は、回路基板に回転軸を突設した駆動装置を装着し、回転軸の先端に指針を装着し、この指針の背後に、指針に対応して複数配列される透光性の計測値表示部とこれら計測値表示部の背景となる背景部とを有する表示板を配置し、この表示板の背後に配置した光源により、表示板の計測値表示部を透過照明する構造が一般的である。
【0003】
この種のメータ装置は、通常、複数種の計測値の指針式表示を可能とするため、複数の駆動装置にて駆動される複数の指針とこれら各指針に応じた複数の計測値表示部とでなる複数種の指針式表示部、例えば速度計,回転計,水温計,燃料計からなる指針式表示部を有し、これら複数種の指針式表示部を照明する際、その視認性、識別性、デザイン性等を向上させる目的から、各指針式表示部の外側をリング状に発光させ、各指針式表示部の輪郭を照明表示するものが、例えば特開平9−287980号公報や特開平10−48003号公報にて知られている。
【0004】
これら公報に開示のものは、リング状の導光体(透光部材)を用い、この導光体に複数の点状光源からの光を導入してリング状に発光させ、指針式表示部の輪郭を照明表示するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報開示のものは、複数の光源からの光を直接透光部材に取り込んで輪郭発光させる構造であるため、透光部材を均一に輪郭発光させるのが難しく、照明ムラが生じやすいという問題を有していた。
【0006】
本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、リング状発光部の照明ムラを抑制することが可能なメータ装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、計測値表示部を有する表示板と、この表示板の前方側に配置される透光部材と、前記表示板の背後に配置され少なくとも前記透光部材を照明する照明手段とを備え、前記照明手段が光源と、この光源の光を受光する入光部とこの入光部に入光した前記光源の光を放射状に反射する第1の反射部とを有する導光体と、この導光体から照射される前記光源の光を前記表示板側に反射する第2の反射部と、前記導光体と前記第2の反射部との間に設けられる空間部とを有し、この空間部内であって前記透光部材に対応する位置に前記空間部内の光を前記透光部材に導く導光部材を設け、前記導光部材は前記空間部内に供給される光を受光する受光面を備え、且つ前記受光面を通じて前記導光部材内に入光した光を前記透光部材側に反射導光させる機能を備えてなることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記光源によって前記計測値表示部が照明されることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、前記透光部材と前記導光部材との間に前記光源の光を着色する着色手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1から図3は本発明の第1実施形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明の第1実施形態を例えば自動車に搭載されるメータに適用した場合について説明する。なお、図1は本発明の第1実施形態によるメータ装置の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
【0013】
図1,図2において、本実施形態によるメータ装置は、回路基板1と、この回路基板1に導通装着され回転軸2が前方に延びる駆動装置3と、回転軸2にて回転駆動される指針4と、この指針4の背後に位置して回路基板1上に配置される表示板5と、この表示板5の前方側に配置される透光部材6と、指針4や表示板5、透光部材6を露出させるための見返し板7と、指針4を照明する指針用光源8と、表示板5と透光部材6を照明する光源9と、表示板5と回路基板1との間に配置される枠体10と、この枠体10と表示板5との間に配置される導光部材11とから構成される。
【0014】
回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、指針用光源8と、光源9と、例えば駆動装置3の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
【0015】
駆動装置3は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回転軸2が回路基板1を貫通するように、その主要部が回路基板1の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターン(前記駆動手段)に電気接続される。
【0016】
指針4は、透光性の合成樹脂からなり、回転軸2の先端に連結され、その回転中心部には遮光性カバーが装着されている。そして、この指針4は指針用光源8からの光を受けて発光する発光式指針である。
【0017】
表示板5は、指針4の回転軌道に沿った円弧状の配列形状を有し指針4の指示部41の指示対象となる数字51a,目盛51bからなる計測値表示部51と、この計測値表示部51の背景を形成する背景部52とを有している。なお、53は図3に示すように計測値表示部51の外側(見返し板7側)で背景部52を導光部材11の形状に対応させて抜き形成してなる透光部であり、54は背景部52に対応して形成される反射部である。
【0018】
これら計測値表示部51,背景部52,反射層54は、計測値表示部51が白色系の透光性インクにより、背景部52が例えば黒色系の遮光性インクにより、それぞれ表示板5の母材となる透光性の基材55の前面側に印刷形成され、また反射層54は、光反射率の高い半透光性の白色系インクにて計測値表示部51と透光部53の対応範囲を除く基材55の背面に印刷形成される。
【0019】
透光部53は、背景部52を形成する遮光性インクを抜き印刷することにより、背景部52が形成されない抜き部からなり、従って透光部53は基材55が部分的に露出し、導光部材11を通じて導かれた光源9からの光を透光部材6側に透過できるようになっている。
【0020】
そして、本実施形態ではこの透光部53の前面に青色系の透光性インクにより着色部56が印刷形成されており、この着色部56と透光部53とによって透光部材6を着色させる着色手段Tが設けられている。この着色手段Tは導光部材11と透光部材6との間に挟まれるように表示板5の外縁に連続形成されている。そして、光源9の後述する白色光が導光部材11を通じて透光部材6に供給されると透光部材6に導光された光は青色に着色されるため、透光部材6の着色光を計測値表示部51の透過光に対して容易に異ならせることができる。
【0021】
また本実施形態では、表示板5の印刷工程時に着色手段Tを同時に形成することができるため、透光部材6と導光部材11との間に透光部材6着色用の専用の着色部材が別途不要となるためコストダウンを達成することができる。
【0022】
なお、これら計測値表示部51,背景部52,反射層54,着色部56の各印刷層はスクリーン印刷等の手段を用いて印刷形成されている。そして、計測値表示部51,背景部52,着色部56は基材55の背面に形成することもできるし、反射層54を基材55の前面で背景部53の背後に形成することもできる。
【0023】
また計測値表示部51は、対応する指針4と組み合わされて計測表示対象に応じた指針式表示部Dを構成し、この指針式表示部Dは、本実施形態の場合、速度計からなる指針式表示部Dのみが示されているが、この他に例えば回転計、燃料計、水温計、電圧計等からなる指針式表示部を組み込んでコンビネーションメータとしてもよく、この際、各指針式表示部毎に本実施形態のごとき透光部材6による照明を行うようにしてもよい。
【0024】
透光部材6は例えば透光性のアクリル樹脂からなり、指針4の外周を取り巻く円環リング状に形成され、図3に示すように表示板5と見返し板7との間に位置する基部61と、この基部61から指針4側に連続形成され見返し板7から露出する露出部62とを有している。この際、基部61は表示板5の透光部53(着色手段T)上に位置すると共に露出部62は表示板5の目盛51b上に位置している。
【0025】
そして、基部61にはその外周側面に位置し着色部56と対向する反射壁63が形成され、この反射壁63は着色手段Tを通じて入光する光を露出部62側に照射させる照射部としての機能を有している。なお、64は目盛51bと対向する露出部62表面箇所に形成される傾斜面であり、この傾斜面64は見返し板7から離間するに従って表示板5側に傾斜している。
【0026】
見返し板7は、透光部材6の露出部62とこれに囲まれた指針4や計測値表示部51の数字51aを露出し、それ以外の所要領域を隠蔽するもので、透光部材6の基部61に対応する箇所に開口部71を備えている。
【0027】
指針用光源8は、例えば赤色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、指針4の回転中心近傍に複数個配置され、枠体10の後述する筒状部内に収納され指針4を赤色に発光させる発光体である。
【0028】
光源9は、例えば白色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、枠体10の後述する第1の反射部に対向配置され、計測値表示部51を白色に発光させると共に、透光部材6を青色に発光させる発光体である。
【0029】
枠体10は、例えば白色系の合成樹脂からなり、表示板5や導光部材11を保持する保持体としての機能、指針用光源8や光源9を収納するハウジングとしての機能、指針用光源8や光源9の光を前方側に反射させる反射体としての機能を有している。
【0030】
また枠体10は、指針用光源8を収納し指針4の前記回転中心部に指針用光源8の光を供給するための筒状部101と、この筒状部101を取り巻くように表示板5側に傾斜して延び光源9と対向する第1の反射部102と、この第1の反射部102と表示板5とに対向し導光部材11に近づくに従って表示板5に近接する皿形状の環状壁からなる第2の反射部103とを有している。
【0031】
また、第1の反射部102は光源9からの光を主に外周に向けて放射状に反射する反射面を構成し、第2の反射部103は第1の反射部102を通じて外周に反射された光を表示板5及び透光部材6側に反射する反射面を構成している。
【0032】
また、第1,第2の反射部102,103,筒状部101,表示板5の反射層54によって囲まれた空間部Sは光源9の光を計測値表示部51及び透光部材6に導く照明室としての機能を有しており、この照明室(空間部S)と前記照明室内に配置される光源9とで計測値表示部51及び透光部材6を照明する照明手段Lが構成される。この際、表示板5の反射層54は、この反射層54により光源9の光を前記照明室内に再反射させ、照明効率を高める機能を有している。
【0033】
導光部材11は例えば透光性のアクリル樹脂からなり、図3に示すように透光部材6に対応した断面略三角形状からなる円環リング状に形成され、空間部S内であって透光部材6の基部61に対応する表示板5の背面箇所に位置している。この導光部材11は、第1の反射部102と対向配置され空間部S内に供給された光を受光する受光面111と、この受光面111を通じて導光部材11内に入光した光を基部61側に反射導光させるための反射受光部112とを有している。なお、113は透光部53と対向配置され反射受光部112からの光を透光部53に導入する導光面である。
【0034】
このような構成において、指針用光源8,光源9が発光すると、指針用光源8から発せられた光によって指針4が照明され、指針4が線状に発光する。また、光源9から発せられた光は前記照明室(空間部S)を通じて反射・拡散され、表示板5の計測値表示部51に対応する基材55内に供給される光と、導光部材11の受光面111に供給される光とに大別される。
【0035】
計測値表示部51に対応する基材55内に供給される光は基材55を通過して、この基材55を通過した光が計測値表示部51の数字51a,目盛51b内を透過することにより数字51a,目盛51bが白色に発光する。この際、目盛51bの白色光は透光部材6の露出部62内に供給され、この露出部62に供給された光が傾斜面64から出光することで観察者側に目盛51bの白色光が視認されるようになっている。
【0036】
また、導光部材11の受光面111に供給される光は導光部材11内に入光し、この導光部材11に入光した光は受光反射部112を通じて導光面113側に反射導光される。そして、この導光面113側に反射導光された光は着色手段Tを通過する際に青色に着色され、この青色光が透光部材6の基部61に導入される。さらに、基部61内に導入された光は反射壁63を通じて露出部62側に反射され、これにより透光部材6の露出部62は青色を帯びたリング状発光部Rを形成する(図1参照)。
【0037】
この際、目盛51b内を透過するの白色透過光は基部61を通じて露出部62側に反射される反射光に対して光量が多く供給されるため、基部61を通じて露出部62側に反射される前記反射光のうち目盛51bの前記白色透過光が露出部62内を直進する直進光に対応する箇所に供給される前記反射光は前記直進光によって吸収される。これにより、リング状発光部Rは目盛51bの下地を形成するようにぼやけた状態で視認されるようになっている。
【0038】
また、透光部材6(露出部62)にリング状発光部Rを形成するにあたって、空間部Sから透光部材6に至る照明経路中に導光部材11が配置され、この導光部材11には空間部Sを通じて照明ムラの抑制された反射・拡散光が入光する。このため、導光部材11には前記反射・拡散光が入光することによって導光部材11内を通過する光は全体が略均一化され、これにより透光部材6には着色手段Tを通じて透光部材6の全体に渡って略均一化された青色光が導入され、リング状発光部Rの照明ムラを抑制することができる。
【0039】
以上のように本実施形態では、計測値表示部51を有する表示板5と、この表示板5の前方側に配置される透光部材6と、表示板5の背後に配置され透光部材6を照明する照明手段Lとを備え、照明手段Lが光源9と、この光源9の光を放射状に反射する第1の反射部102と、この第1の反射部102及び表示板5に対向し光源9の光を表示板5側に反射する第2の反射103部と、これら第1,第2の反射部102,103間に設けられる空間部Sとを有し、この空間部S内であって透光部材6に対応する位置に空間部S内の光を透光部材6に導く導光部材11を設けたことにより、透光部材6には略均一化された光が導入され、リング状発光部Rの照明ムラを抑制することができる。
【0040】
また本実施形態では、光源9によって計測値表示部51が照明されることにより、計測値表示部51照明用の専用光源が別途不要となるためコストダウンを達成することができる。
【0041】
また本実施形態では、透光部材6と導光部材11との間に光源9の光を着色する着色手段Tを設けたことにより、透光部材6に導光される光を着色手段Tによって導光部材11とは異なる色に容易に着色することができ、計測値表示部51と透光部材6とを異なる色で発光させる際に有利である。
【0042】
また本実施形態では、着色手段Tが表示板5に連続形成されることにより、着色手段Tを備えた専用の着色部材が別途不要となるためコストダウンを達成することができる。
【0043】
図4は本発明の第2実施形態を示しており、本実施形態では枠体10の第1の反射部102を廃止して、光源9の真上に位置し、光源9から前記照明室に至る照明経路中に配置される専用の導光体12によって光源9の光を空間部Sを通じて導光部材11側に反射(照射)させる構成を示している。
【0044】
この場合、照明手段Lは光源9と、空間部S(前記照明室)と、導光体12とから構成され、この導光体12は例えば透光性のアクリル樹脂からなり、断面略「L」字状に形成され、光源9の光を受光する入光部121と、この入光部121に入光した光を外側(導光部材11側)に反射させる反射部(第1の反射部)122と、導光部材11と対向する照射部123とを有している。
【0045】
かかる実施形態においても、入光部121に入光した光源9の光が反射部122を通じて照射部123側に反射導光され、照射部123から照射する光が空間部Sを通過する際に拡散・反射されて導光部材11の受光面111に供給されるようになっている。従って、導光部材11には前記拡散・反射光によって照明ムラの抑制された光が供給され、これにより透光部材6によって形成されるリング状発光部Rの照明ムラを抑制することができる。
【0046】
また前記第1,第2実施形態では、リング状発光部Rが計測値表示部51と異なる色で発光する例について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、リング状発光部Rを計測値表示部51と同色で発光させるようにしてもよい。
【0047】
また前記第1,第2実施形態では、導光部材11が透明のアクリル樹脂からなり、導光部材11に供給された光源9の光が導光部材11から透光部材6に至る際に着色手段Tによって透光部材6が着色される例について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、着色手段Tを廃止して導光部材11自体を着色することにより、この着色された導光部材11により透光部材6を着色させるようにしてもよい。
【0048】
なお前記第1,第2実施形態では、導光部材11を通じてリング状発光部Rを形成する例について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば空間部Sを通じて導光部材11に受光された光を液晶またはインジケータ等の表示器にダイレクトに供給し、前記表示器を照明するようにしてもよい。
【0049】
図5は本発明の第3実施形態を示しており、本実施形態では着色手段Tを廃止して、透光部材6が導光部材11と一体に形成される構成を示している。すなわち、この場合、透光部材6は表示板5を越えて枠体10(空間部S)側に延長され、空間部Sに対応する箇所には空間部S内の光を内部に導入する受光部13が形成されており、かかる実施形態においても空間部Sからの光が受光部13を通じて透光部材6内に供給されることでリング状発光部Rの照明ムラを抑制することができる。
【0050】
なお、本実施形態においても、例えば計測値表示部51に適宜色を有する透光性インクを印刷形成するか、または透光部材6自体を適宜色を有する着色部材として形成することにより、リング状発光部Rを計測値表示部51と異色または同色で発光させることができる。
【0051】
また前記各実施形態では、リング状発光部Rが指針4の外周を取り巻くと共に、計測値表示部51の目盛51bの下地を形成している例について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えばリング状発光部Rは指針式表示部Dの輪郭を形成するように設けてもよい。
【0052】
なお前記各実施形態では、透光部材6の形状が略台形形状に形成されている例について説明したが、リング状発光部Rを形成するにあたって透光部材6の形状は任意であり、例えば目盛51bと対向する透光部材6の露出部62の背面箇所に例えば断面形状が略凹状の肉抜き部を設けるか、あるいは目盛51bに対応する露出部62の傾斜面64の前面箇所に例えば断面形状が略凸状の突出部を設け、これら肉抜き部または突起部に到達した光を乱反射させることにより独特の発光意匠を形成するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、リング状発光部の照明ムラを抑制することが可能なメータ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるメータ装置の正面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】本発明の第2実施形態によるメータ装置の断面図。
【図5】本発明の第3実施形態によるメータ装置の要部断面図。
【符号の説明】
1 回路基板
2 回転軸
3 駆動装置
4 指針
5 表示板
6 透光部材
9 光源
10 枠体
11 導光部材
12 導光体
13 受光部
51 計測値表示部
51a 数字
51b 目盛
53 透光部
56 着色部
61 基部
62 露出部
63 反射壁
64 傾斜面
102 第1の反射部
103 第2の反射部
112 受光反射部
122 反射部(第1の反射部)
L 照明手段
S 空間部
T 着色手段

Claims (3)

  1. 計測値表示部を有する表示板と、この表示板の前方側に配置される透光部材と、前記表示板の背後に配置され少なくとも前記透光部材を照明する照明手段とを備え、前記照明手段が光源と、この光源の光を受光する入光部とこの入光部に入光した前記光源の光を放射状に反射する第1の反射部とを有する導光体と、この導光体から照射される前記光源の光を前記表示板側に反射する第2の反射部と、前記導光体と前記第2の反射部との間に設けられる空間部とを有し、この空間部内であって前記透光部材に対応する位置に前記空間部内の光を前記透光部材に導く導光部材を設け、前記導光部材は前記空間部内に供給される光を受光する受光面を備え、且つ前記受光面を通じて前記導光部材内に入光した光を前記透光部材側に反射導光させる機能を備えてなることを特徴とするメータ装置。
  2. 前記光源によって前記計測値表示部が照明されることを特徴とする請求項1記載のメータ装置。
  3. 前記透光部材と前記導光部材との間に前記光源の光を着色する着色手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のメータ装置。
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