JP3503596B2 - メータ装置 - Google Patents

メータ装置

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JP3503596B2
JP3503596B2 JP2000397921A JP2000397921A JP3503596B2 JP 3503596 B2 JP3503596 B2 JP 3503596B2 JP 2000397921 A JP2000397921 A JP 2000397921A JP 2000397921 A JP2000397921 A JP 2000397921A JP 3503596 B2 JP3503596 B2 JP 3503596B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオートバイ
や自動車をはじめとする各種車両に搭載されるメータ装
置に関し、詳しくはその照明構造に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】各種車両に搭載されるメータ装置は、回
路基板に駆動軸を突設した計器本体を装着し、駆動軸の
先端に指針を装着し、この指針の背後に、指針に対応し
て複数配列される透光性の計測値表示部とこれら透光性
表示部の背景となる遮光性の地部とを有する前面パネル
を配置し、この前面パネルの背後に配置した光源によ
り、前面パネルの計測値表示部を透過照明する構造が一
般的である。
【0003】この種メータ装置は、通常、複数種の計測
値の指針式表示を可能とするため、複数の計器本体にて
駆動される複数の指針とこれら各指針に応じた複数の計
測値表示部とでなる複数種の指針式表示部、例えば速度
計,回転計,水温計,燃料計からなる指針式表示部を有
し、これら複数種の指針式表示部を照明する際、その視
認性、識別性、デザイン性等を向上させる目的から、各
指針式表示部の外側をリング状に発光させ、各指針式表
示部の輪郭を照明表示するものが、例えば特開平9−2
87980号公報や特開平11−118537号公報に
て知られている。
【0004】これら公報に開示のものは、リング状導光
体と、このリング状導光体に対応する光源と、この光源
あるいは導光体に付随するケースや反射板とを使用し、
光源を通じてリング状導光体を発光させて、指針式表示
部の輪郭を照明表示するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報開示の構造は、リング状導光体を発光させるために専
用の光源を必要とする。また光源からの光をダイレクト
にリング状導光体に取り込んで発光させる構造であり、
リング状導光体の発光ムラを抑えるために、多くの光源
が必要である。さらに均一発光を得るべく、リング状導
光体の形状設定や例えばしぼ付けなどに多くの工数がか
かる。これらの事情から、指針式表示部の輪郭を照明表
示するに際してコスト的に不利である。本発明はこれら
の点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、少
ないコストで指針式表示部を輪郭照明することが可能な
メータ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、駆動軸が前方に延びる計器本体と、前記駆
動軸によって回転駆動される指針と、この指針に対応し
て複数配列される計測値表示部と、これら計測値表示部
と前記指針とでなる指針式表示部を取り巻く帯状または
環状の透光部とを有する前面パネルと、この前面パネル
の背後に配置される光源と、この光源と前記前面パネル
との間に配置され前記光源の光を前記計測値表示部及び
前記透光部に反射する反射部を有する枠体と、前記前面
パネル上に設けられ、前記透光部からの光を受けて発光
し前記指針式表示部の輪郭を形成する透光体とを備える
ことを特徴とする。
【0007】また本発明は、前記目的を達成するため、
駆動軸が前方に延びる複数の計器本体と、前記駆動軸に
よって回転駆動される複数の指針と、これら指針の各々
に対応して複数配列される計測値表示部と、前記各指針
とそれに対応する前記計測値表示部とでなる複数種の指
針式表示部の各々を取り巻く帯状または環状の透光部と
を有する複数または単数の前面パネルと、この前面パネ
ルの背後に配置される複数の光源と、これら光源と前記
前面パネルとの間に配置され前記各光源の光を対応する
各々の前記各計測値表示部及び前記各透光部に反射する
反射部を有する枠体と、前記前面パネル上に設けられ、
前記透光部からの光を受けて発光し前記指針式表示部の
各々の輪郭を形成する透光体とを備えることを特徴とす
る。
【0008】また本発明は、前記光源が前記計測値表示
部及び前記透光部の直下を外れた位置に配置されること
を特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】また本発明は、前記光源が前記計測値表示
部及び前記透光部よりも前記駆動軸側に配置され、前記
反射部が前記光源と対向し前記光源からの光を外周に反
射する第1の反射部と前記前面パネルとは適宜空間を空
けて外側に延長し前記第1の反射部側からの光を前記前
面パネル側に反射する第2の反射部とでなることを特徴
とする。
【0012】また本発明は、前記反射部の背後に回路基
板が配置され、前記計器本体は前記駆動軸が前記回路基
板を貫通するように前記回路基板の背後に配置されるこ
とを特徴とする。
【0013】また本発明は、前記反射部は前記駆動軸と
前記光源との間に位置して前方側に延びる壁部を有し、
この壁部に前記第1の反射部が形成されることを特徴と
する。
【0014】また本発明は、前記光源が前記駆動軸を中
心とした同心円上に複数個配置されることを特徴とす
る。
【0015】また本発明は、前記枠体が白色系の合成樹
脂材料からなることを特徴とする。
【0016】また本発明は、前記前面パネルに白色系の
反射層を設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によるメータ装置は、駆動
軸が前方に延びる計器本体と、駆動軸によって回転駆動
される指針と、この指針に対応して複数配列される目
盛、文字等の透光性を備えた計測値表示部と、これら計
測値表示部と前記指針とでなる指針式表示部を取り巻く
帯状または環状の透光部とを有する前面パネルと、この
前面パネルの背後に配置される光源と、この光源と前面
パネルとの間に配置され光源からの光を計測値表示部及
び透光部に反射する反射部を有する枠体とで構成され
る。これにより指針式表示部の一部を構成する計測値表
示部と指針式表示部の輪郭を形成する透光部とが、枠体
に形成した反射部を通じて共通の光源にて照明されるの
で、輪郭照明を行うにあたり専用光源が不要となり、コ
スト低減が可能となる。また透光部にて輪郭を形成する
場合は、導光体等の透光体をも不要にでき、さらなるコ
スト削減が可能となる。
【0018】また透光部にて直接輪郭照明を行うのでは
なく、前面パネル上に透光部からの光を受けて発光する
例えば帯状または環状の透光体を設け、この透光体を発
光することで輪郭照明を行ってもよく、この場合であっ
ても、枠体の反射部並びに透光部を通じて透光体を発光
させる構造であるので、透光体の顕著な発光ムラが抑え
られ、従来のように光源からの光を直接透光体に取り込
む構成と比較して、透光体の形状設定、加工等が容易と
なり、コスト低減を達成することができる。なお透光体
への光導入効率を高める目的で透光部と反射部との間に
導光体を別途配置することも可能である。
【0019】またメータ装置が複数種の指針式表示部を
有する場合、特定の指針式表示部または各々の指針式表
示部に対応して輪郭照明を行ってもよく、このようにす
ることで、メータ全体の視認性やデザイン性、特定もし
くは各指針式表示部の識別性を向上させることができ
る。この場合、前面パネルは指針式表示部と対応する透
光部の数に応じて、複数に分割してもよいし、単一パネ
ルに指針式表示部と対応する透光部を複数設けてもよ
い。
【0020】また枠体の反射部を通じて計測値表示部及
び透光部を照明するに際しては、これら計測値表示部及
び透光部の直下を外れた位置に光源を配置すると、照明
ムラを低減しやすく、照明バランスを保つ上で有利であ
る。この際、光源を計測値表示部及び透光部よりも駆動
軸側に配置し、枠体の反射部に、光源と対向しその光を
外周に反射する第1の反射部と前面パネルとは適宜空間
を空けて外側に延長し第1の反射部からの光を前面パネ
ル側に反射する第2の反射部とを設けると、照明効率を
高めることができると共に照明の均一化を図る上で有利
である。
【0021】また枠体の背後に回路基板が配置され、こ
の回路基板に計器本体が配置される構成で、第1,第2
の反射部からなる反射部を採用する場合、計器本体を駆
動軸が回路基板を貫通するように回路基板の背後に配置
すると、計器本体が照明時の障害物となるのを防ぐこと
ができ、スペース効率と照明効率を向上することができ
る。
【0022】また反射部が駆動軸と光源との間に位置し
て前方側に延びる壁部を有する場合、この壁部に第1の
反射部を設けると、枠体構成をシンプルにできる。
【0023】また第1,第2の反射部からなる反射部を
採用する場合、光源は駆動軸を中心とした同心円上に複
数個配置すると、照明効率を向上させることができる。
【0024】また枠体を白色系の合成樹脂材料から形成
すると、照明効率、軽量化、コスト削減の点で有利であ
る。
【0025】また前面パネルに白色系の反射層を設ける
と、照明効率の点で有利である。
【0026】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明によるメー
タ装置の実施例を説明する。
【0027】図1から図3は本発明の第1の実施例を示
し、図1はメータ装置の外観を示す正面図、図2は図1
のA−A線に沿った部分断面図、図3は図2中B領域の
詳細構造を示す一部を断面にて示した要部斜視図であ
る。
【0028】図1及び図2において、本実施例によるメ
ータ装置は、回路基板1と、この回路基板1に導通装着
され駆動軸2が前方に延びる複数個の計器本体3と、各
駆動軸2にて回転駆動する指針4と、この指針4の背後
に位置して回路基板1上に配置される前面パネル5と、
この前面パネル5の前方に配置され後述する指針式表示
部を露出する見返し板6と、回路基板1の前方側であっ
て駆動軸2の周囲に集中的に配置された複数の光源7,
8と、前面パネル5と回路基板1との間に配置される枠
体9とから構成される。
【0029】回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基
材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板か
らなり、光源7,8と、例えば計器本体3の駆動・制御
を行う駆動手段(図示せず)や例えば抵抗、コンデンサ
等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導
通接続されている。
【0030】計器本体3は、可動磁石式計器またはステ
ッピングモータからなり、駆動軸2が回路基板1を貫通
するように、その主要部が回路基板1の背後に装着さ
れ、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パタ
ーン(前記駆動手段)に電気接続される。
【0031】指針4は、透光性の合成樹脂からなり、駆
動軸2の先端に連結され、その回転中心部には遮光性カ
バーが装着されている。そしてこの指針4は光源7から
の光を受けて発光する発光式指針である。
【0032】前面パネル5は、指針4の回動軌道に沿っ
た円弧状の配列形状を有して複数個配置され、指針4の
指示対象となる目盛や文字等の計測値表示部51と、こ
の計測値表示部51の背景を形成する地部52と、計測
値表示部51の地部52を隔てた外側で計測値表示部5
1を取り巻く環状形状に形成された透光部53と、地部
52に対応して形成される反射層54とを有している。
【0033】これら計測値表示部51〜反射層54は、
図3にも示すように、計測値表示部51が適宜色を有す
る透光性インクにより、地部52が例えば黒色の遮光性
インクにより、それぞれ前面パネル5の母材となる透光
性の板材55の前面側に印刷形成され、また反射層54
は、光反射率の高い半透光性の白色系インクにて計測値
表示部51と透光部53の対応範囲を除く板材55の背
面に印刷形成され、また透光部53は、地部52の一部
を環状に抜き印刷することで板材55が部分的に露出し
た透光エリアに、適宜色を有する透光性インクを印刷す
ることで形成されている。また計測値表示部51、地部
52、反射層54は、基材55の背面に形成することも
できるし、反射層54を基材55の前面で地部52の背
後に形成することもできる。
【0034】また計測値表示部51は、対応する各指針
4と組み合わされて各々の計測表示対象に応じた複数種
の指針式表示部Dを構成し、これら指針式表示部Dは、
本実施例の場合、速度計表示部、回転計表示部、水温計
表示部、燃料計表示部となるものである。
【0035】前面パネル5にはまた、駆動軸2に対応し
た位置に貫通孔が設けられ、この貫通孔を通じて駆動軸
2と指針4とが連結できるようになっている。
【0036】見返し板6は、指針式表示部Dとこれを取
り巻く透光部53との各組を露出し、それ以外の所要領
域を隠蔽するもので、指針式表示部Dとこれに対応する
透光部53との各組よりも径大な露出用窓部61を備え
ている。
【0037】光源7,8は、共に例えば表面実装型の発
光ダイオードからなり、これら光源7,8のうち、光源
7は駆動軸2に近接配置され指針4を照明し発光させる
発光体であり、光源8は光源7の外側に配置され計測値
表示部51と透光部53とを照明し発光させる発光体で
ある。光源8は透光部53を含む各計器表示部Aにおい
て、透光部53及び計測値表示部51の直下を外れた回
路基板1上であって、透光部53及び計測値表示部51
よりも内側(駆動軸2)側に3個、駆動軸2を中心とし
た同心円上に略等間隔に配置されている。
【0038】枠体9は、例えば白色系の合成樹脂よりな
り、前面パネル5と回路基板1との間に位置して前面パ
ネル5を支持するケース体である。この枠体9には、各
指針式表示部Dと対応する透光部53に応じて反射部9
1,92が形成され、これら反射部91,92は、光源
8に対向し光源8からの光を主に外周に反射する第1の
反射部91と、光源8の周囲から外周に向けて次第に前
面パネル5に近接するように延び光源8側及び第1の反
射部91側からの光を前面パネル5側に反射する第2の
反射部92とからなり、第1の反射部91は駆動軸2を
取り巻いて指針4側に延びる筒状部(壁部)93から連
続して光源8に対向するよう前面パネル5に向けて傾斜
する円錐壁からなり、第2の反射部92は、前面パネル
5に近接するに従って急傾斜となる椀または皿形状の環
状壁からなる。そして主に第1,第2の反射部91,9
2、筒状部93、前面パネル5によって、光源8からの
光を計測値表示部51及び透光部53に導く空洞部から
なる照明室を形成している。この際、前面パネル5の背
面側には反射層54が形成されており、この反射層54
により光を前記照明室内に再反射させ、照明効率を高め
ている。
【0039】このような構成において、光源7,8が発
光すると、光源7から発せられた光によって指針4が照
明され、指針4が線状に発光し、また光源8から発せら
れた光は、前記照明室を通じて反射・拡散され、主とし
て間接光により計測値表示部51及び透光部53に導か
れ、これらが発光する。これによって、各指針式表示部
Dは発光する透光部53よってそれらの輪郭が形成され
る。
【0040】以上のように本実施例によれば、駆動軸2
が前方に延びる計器本体3と、駆動軸2によって回転駆
動される指針4と、この指針4に対応して複数配列され
る目盛、文字等の透光性を備えた計測値表示部51と、
これら計測値表示部51と指針4とでなる指針式表示部
Dを取り巻く環状の透光部53とを有する前面パネル5
と、この前面パネル5の背後に配置される光源8と、こ
の光源8と前面パネル5との間に配置され光源8からの
光を計測値表示部51及び透光部53に反射する反射部
91,92を有する枠体9とを備えることにより、指針
式表示部Dの一部を構成する計測値表示部51と指針式
表示部Dの輪郭を形成する透光部53とが、枠体9に形
成した反射部91,92を通じて共通の光源8にて照明
されるので、輪郭照明を行うにあたり専用光源が不要と
なり、コストを削減することができる。
【0041】また本実施例では、透光部53それ自体に
て輪郭を形成し照明されるので、導光体等の専用部品を
も不要にでき、さらなるコスト削減が可能となる。
【0042】また本実施例では、複数種の指針式表示部
Dを有する構成で、各々の指針式表示部Dに対応して輪
郭照明を行っており、こうすることで、メータ全体の視
認性やデザイン性、特定もしくは各指針式表示部Dの識
別性を向上させることができる。
【0043】また本実施例では、枠体9の反射部91,
92を通じて計測値表示部51及び透光部53を照明す
るに際して、これら計測値表示部51及び透光部53の
直下を外れた位置に光源8を配置したことにより、照明
ムラを低減しやすく、照明バランスを保つ上で効果的で
ある。
【0044】また本実施例では、光源8を計測値表示部
51及び透光部53よりも駆動軸2側に配置し、枠体9
の反射部91,92を、光源8と対向しその光を外周に
反射する第1の反射部91と前面パネル5とは適宜空間
を空けて外側に延長し第1の反射部91からの光を前面
パネル5側に反射する第2の反射部92とから設けたこ
とにより、照明効率並びに均一度を高めつつ薄型化、軽
量化を達成することができる。
【0045】また本実施例では、駆動軸2が回路基板1
を貫通するように回路基板1の背後に計器本体3を配置
したことにより、計器本体3が照明時の障害物となるの
を防ぐことができ、特に第1,第2の反射部91,92
からなる反射部を採用する場合、スペース効率と照明効
率を向上することができる。
【0046】また本実施例では、枠体9が筒状部93を
有しておりする場合、この筒状部93に第1の反射部9
1を設けたことにより、枠体9の構成をシンプルにでき
る。
【0047】また本実施例では、第1,第2の反射部9
1,92を有する構成で駆動軸2を中心とした同心円上
に複数個の光源8を配置したここにより、照明効率を向
上させることができる。
【0048】また本実施例では、枠体9を白色系の合成
樹脂材料から形成したことにより、照明効率、軽量化、
コスト削減の点で有利である。また本実施例では、前面
パネル5に白色系の反射層54を設けたことにより、照
明効率を向上させている。
【0049】図4は本発明の第2の実施例を示す要部正
面図であり、本実施例では、透光部53の形状が部分的
に破断した不連続の環状形状に設定されている。このよ
うに構成することでも、前記第1の実施例と同様の効果
を期待できる。なお透光部53の形状は指針式表示部D
の輪郭を照明表示するものであれば任意である。
【0050】図5は本発明の第3の実施例を示す一部を
断面で示した要部斜視図であり、本実施例では、透光部
53にて直接輪郭照明を行うのではなく、前面パネル5
上に透光部53からの光を受けて発光する環状の透光体
100を設け、この透光体100を透光部53を介して
導入される光によって発光させ輪郭照明を行うものであ
る。なお透光体100は透明な合成樹脂により形成する
ことができる。
【0051】かかる構成によっても、枠体9の反射部9
1,92を通じて透光体100を発光させる構造である
ので、前記各実施例と同様の効果を期待でき、透光体1
00の顕著な発光ムラが抑えられ、従来のように光源か
らの光を直接透光体(導光体)に取り込む構成と比較し
て、透光体100の形状設定、加工等が容易となり、コ
スト低減を達成することができる。
【0052】また本実施例では、透光体100を採用す
ることで、立体的な輪郭照明像を形成でき、デザイン性
を向上させることができる。なお透光体100の形状
は、指針式表示部Dの輪郭を照明表示するものであれば
任意であり、例えば不連続な環状形状であってもよい。
【0053】図6は本発明の第4の実施例を示す一部を
断面で示した要部斜視図であり、本実施例では透光体1
00に突部形状の目盛部101からなる計測値表示部を
形成したものである。かかる構成により、前記各実施例
と同様な効果を期待でき、また突部形状の目盛部101
を透光体100に付加したことによりデザイン性を向上
させるができる。なお本実施例では透光体100に目盛
部101を付加したが、文字や指標からなる計測値表示
部を付加することもできる。
【0054】なお前記第1,第2の実施例では、計測値
表示部51と透光部53とを分離したが、両者を融合さ
せてもよく、例えば環状の透光部53中に遮光性を有す
る計測値表示部51を配置してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、駆動軸
が前方に延びる計器本体と、前記駆動軸によって回転駆
動される指針と、この指針に対応して複数配列される計
測値表示部と、これら計測値表示部と前記指針とでなる
指針式表示部を取り巻く帯状または環状の透光部とを有
する前面パネルと、この前面パネルの背後に配置される
光源と、この光源と前記前面パネルとの間に配置され前
記光源の光を前記計測値表示部及び前記透光部に反射す
る反射部を有する枠体と、前記前面パネル上に設けら
れ、前記透光部からの光を受けて発光し前記指針式表示
部の輪郭を形成する透光体とを備えることにより、少な
いコストで指針式表示部を輪郭照明することが可能なメ
ータ装置を提供できる。
【0056】また本発明は、駆動軸が前方に延びる複数
の計器本体と、前記駆動軸によって回転駆動される複数
の指針と、これら指針の各々に対応して複数配列される
計測値表示部と、前記各指針とそれに対応する前記計測
値表示部とでなる複数種の指針式表示部の各々を取り巻
く帯状または環状の透光部とを有する複数または単数の
前面パネルと、この前面パネルの背後に配置される複数
の光源と、これら光源と前記前面パネルとの間に配置さ
れ前記各光源の光を対応する各々の前記各計測値表示部
及び前記各透光部に反射する反射部を有する枠体と、
記前面パネル上に設けられ、前記透光部からの光を受け
て発光し前記指針式表示部の各々の輪郭を形成する透光
体とを備えることにより、少ないコストで指針式表示部
を輪郭照明することが可能なメータ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるはメータ装置の外
観を示す正面図。
【図2】図1のA−A線に沿った部分断面図。
【図3】図2中B領域の詳細構造を示す一部を断面にて
示した要部斜視図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す要部斜視図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す一部を断面にて示
した要部斜視図。
【図6】本発明の第4の実施例を示す一部を断面にて示
した要部斜視図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 駆動軸 3 計器本体 4 指針 5 前面パネル 6 見返し板 7,8 光源 9 枠体 51 計測値表示部 52 地部 53 透光部 54 反射層 55 板材 61 露出部 91 第1の反射部(反射部) 92 第2の反射部(反射部) 100 透光体 101 目盛部(計測値表示部) D 指針式表示部

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸が前方に延びる計器本体と、 前記駆動軸によって回転駆動される指針と、 この指針に対応して複数配列される計測値表示部と、 これら計測値表示部と前記指針とでなる指針式表示部を
    取り巻く帯状または環状の透光部とを有する前面パネル
    と、 この前面パネルの背後に配置される光源と、 この光源と前記前面パネルとの間に配置され前記光源の
    光を前記計測値表示部及び前記透光部に反射する反射部
    を有する枠体と、前記前面パネル上に設けられ、前記透光部からの光を受
    けて発光し前記指針式表示部の輪郭を形成する透光体と
    を備えることを特徴とするメータ装置。
  2. 【請求項2】 駆動軸が前方に延びる複数の計器本体
    と、 前記駆動軸によって回転駆動される複数の指針と、 これら指針の各々に対応して複数配列される計測値表示
    部と、 前記各指針とそれに対応する前記計測値表示部とでなる
    複数種の指針式表示部の各々を取り巻く帯状または環状
    の透光部とを有する複数または単数の前面パネルと、 この前面パネルの背後に配置される複数の光源と、 これら光源と前記前面パネルとの間に配置され前記各光
    源の光を対応する各々の前記各計測値表示部及び前記各
    透光部に反射する反射部を有する枠体と、前記前面パネル上に設けられ、前記透光部からの光を受
    けて発光し前記指針式表示部の々の輪郭を形成する透
    光体とを備えることを特徴とするメータ装置。
  3. 【請求項3】 前記光源が前記計測値表示部及び前記透
    光部の直下を外れた位置に配置されることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のメータ装置。
  4. 【請求項4】 前記光源が前記計測値表示部及び前記透
    光部よりも前記駆動軸側に配置され、前記反射部が前記
    光源と対向し前記光源からの光を外周に反射する第1の
    反射部と前記前面パネルとは適宜空間を空けて外側に延
    長し前記第1の反射部側からの光を前記前面パネル側に
    反射する第2の反射部とでなることを特徴とする請求項
    1から請求項3のうち何れか一つに記載のメータ装置。
  5. 【請求項5】 前記反射部の背後に回路基板が配置さ
    れ、前記計器本体は前記駆動軸が前記回路基板を貫通す
    るように前記回路基板の背後に配置されることを特徴と
    する請求項4記載のメータ装置。
  6. 【請求項6】 前記反射部は前記駆動軸と前記光源との
    間に位置して前方側に延びる壁部を有し、この壁部に前
    記第1の反射部が形成されることを特徴とする請求項4
    または請求項5記載のメータ装置。
  7. 【請求項7】 前記光源が前記駆動軸を中心とした同心
    円上に複数個配置されることを特徴とする請求項1から
    請求項6のうち何れか一つに記載のメータ装置。
  8. 【請求項8】 前記枠体が白色系の合成樹脂材料からな
    ることを特徴とする請求項1から請求項7のうち何れか
    一つに記載のメータ装置。
  9. 【請求項9】 前記前面パネルに白色系の反射層を設け
    たことを特徴とする請求項1から請求項8のうち何れか
    一つに記載のメータ装置。
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